Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

ポルトガルワイン

Porta 6 Reserva Vinho Regional Lisboa 2016

以前ジャケ買いして意外においしかったPorta 6というポルトガルのワインですが、
その上級バージョンか、レセルバ(Reserva)というのを発見しました。
ボトルがなで肩になって、スクリューキャップがコルクになってます。
これはきっと、さらに美味しいんじゃないかと即買いです。(笑)


IMG_1422
同じイラストが使われてますが、前のようにボトル全体を覆うのではなく、
オシャレに小さくなってます。名前が金文字になったのも上等感出てますね。


公式ページは通常バージョンの「Porta 6」押しですが、Reservaもちゃんと載ってました。

しかし、セパージュを確認すると、通常バージョンとは随分違ってました。
・シラー 40%
・アリカンテ・ブーシェ 20%
・カベソー 20%
・トウリガ・ナシオナル 20%
アラゴネス(テンプラニージョ)主体だったのがシラー主体になってます。
それで、このボトル形状(ローヌ風?)になったのでしょうかね。

アリカンテ・ブーシェ(Alicante Bouschet)はポルトガルではよく見ます。
フランス原産で、プティ・ブーシェとグルナッシュの交配種です。
「タンテュリエ」という果肉が赤いという特徴があります。
スペインでは「Garnacha Tintorera」で知られてますが、
ポルトガルではアレンテージョで多く栽培されているとのこと。

トウリガ・ナシオナルはご存知ポルトガルを代表する黒品種でしたね。

完全除梗でステンレスタンクで醸造・熟成のようです。
「レセルバ」というなら樽を使ってると思ったのですが意外です。



ワイナリー訪問します。
リスボン県のすぐ北、レイリア県(Distrito de Leiria)のVidigal Winesです。
Vidigal01
ラインアップも多く、生産量も大量でしょうから、施設も大きいです。

公式ページに載っていた地図だと位置関係がわかりやすいです。
Vidigal02
この地図にあるポルトガル中のだいたいの産地を手広く扱っているようです。

ついでですが、DOCとIGがわかる詳しい地図を貼っておきます。
Portugal_DOCs_IG
DOC(Denominação de Origem Controlada)は原産地呼称統制。
IG(Indicação geográfica)は、いわゆるVinho Regional(生産地表示ワイン)。


ラベル平面化画像。
IMG_1314
Vinho Regional Lisboa = IG Lisboaがわかりますね。


さあ、抜栓。キャップは無地ですね。
IMG_1423
コルクは横にも刻印ありますが、ミレジムでなくワイナリー名でした。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_1444

黒ベリー、ダークチェリー。
辛口アタック。
苦味と旨味が絡み合った複雑でボディーのある味わい。
爽やかさの酸も感じますが、
余韻からフィニッシュまで衰えないボリュームでうまさが続きます。

セパージュは全然違いますが、通常バージョンと似た味わいで、
レセルバの名前通り、ちょっとだけこっちの方が美味しい気がします。
(笑)


*****


Vidigal Wines
Porta 6 Reserva
Vinho Regional Lisboa 2016
RRWポイント 92点


Porta 6 Vinho Regional Lisboa 2016

たまに飲みたくなるポルトガルのワインですが、今日は完全にジャケ買い。
CDじゃないですが、ラベルデザインで買いたくなる時ありませんか?
リスボンの街角でしょうか、おしゃれで雰囲気のあるイラストです。
ラベルデザインでワインが2割増しくらい美味しくなることがあります。(笑)


IMG_0519
で、また、ラベルがでかいです。ネックの猫のイラストもかわいい。
作者はドイツの有名なイラストレーターHauke Vagtという方だそうです。


このワインは、リスボン県のすぐ北、レイリア県(Distrito de Leiria)にある
Vidigal Winesというところが出しています。
たくさんの種類を扱ってますが、公式ページは何気にこの「Porta 6」押しです。

ワイン紹介ページでは「お手頃価格なので箱買いしてね!」なんて書いてます。(笑)
データシートもあって情報は豊富です。セパージュは以下になってます。
・アラゴネス(テンプラニージョ)50%
・カステラン 40%
・トウリガ・ナシオナル 10%
AragonezTempranilloのシノニムで、ダンや北部ではTinta Rorizと呼ばれます。
Aragonezは中央部やアレンテージョなどの南部での呼び名です。
近くAragonezに統一されるなんて情報もありますが、やはり首都圏が優位なんでしょうか。
Castelãoはリスボン含む南方に多い黒品種でタンニン分が豊富なんだそうです。
Touriga Nacionalはご存知ポルトガルを代表する黒品種でしたね。
ワイン作りは完全除梗・破砕、ステンレスタンクのみでの熟成です。


ワイナリー訪問します。
Vidigal01
ラインアップも多く、生産量も大量でしょうから、施設も大きいです。

公式ページに載っていた地図だと位置関係がわかりやすいです。
Vidigal02
この地図にあるポルトガル中のだいたいの産地を手広く扱っているようです。

ついでですが、DOCとIGがわかる詳しい地図を貼っておきます。
Portugal_DOCs_IG
DOC(Denominação de Origem Controlada)は原産地呼称統制。
IG(Indicação geográfica)は、いわゆるVinho Regional(生産地表示ワイン)。


ラベル平面化画像。裏ラベルも表の雰囲気を踏襲して秀逸です。
IMG_0257
Vinho Regional Lisboa = IG Lisboaがわかりますね。


さあ、スクリュー回転。
IMG_0516
「Porta 6」のロゴがエンボスになってます。いい感じ。

Alc.13.5%。
赤みの濃いガーネット。
IMG_0517

ブラックベリー、プラム、ダークチェリー。
辛口アタック。
甘み・酸味などの雑味を感じないスキッとした味は、
厚みもそこそこあって安っぽくないです。
喉越しで、やっぱりの酸味が顔を出すんですが、
フレッシュさ演出してくれるいい酸です。
余韻で軽い収斂性のタンニンもわかります。
後味に少しその酸味が残るのは仕方ないとして、
全体評価として「フレッシュうまい」です。
減点ポイントは少なく、上出来じゃないでしょうか。
価格からすると偉いワイン認定です。


*****


Vidigal Wines
Porta 6 Vinho Regional Lisboa 2016
RRWポイント 91点


Herdade da Malhadinha Nova Monte da Peceguina 2016 Vinho Regional Alentejano

リカマンでお手頃にゲットしたポルトガルの赤です。
リカマン(傘下の都光酒販)の直輸入らしいですね。
リカマンのサイトで「怪物級の掘り出し物!」とかすごい持ち上げよう。
ポルトガルにハズレは少ないと思ってますので期待値上がりますね。


IMG_0194
ヘタウマなイラストはハチドリらしいです。オーナーの幼少期の作品。
毎年イラストが変わるらしく、2015年は変なトカゲ男でした。(笑)


公式ページは立派そうですが、ワインがショップ兼用で情報少なし。

1998年からの家族経営で、2002年に20haの畑から始めたとあります。
かなり新しいですが、すでにリゾートホテルやレストランが併設されています。

ワイン情報はリカマンのサイトから。セパージュは…

・トウリガ・ナシオナル 25%
・シラー 23%
・アラゴネス 22%
・アリカンテ・ブーシェ 20%
・カベルネ ・ ソーヴィニヨン10%

ポルトガル代表品種トウリガ・ナシオナル他いろいろ入ってますね。
アラゴネス(Aragonez)はスペインで言うテンプラニージョでしたね。
アリカンテ・ブーシェ(Alicante Bouschet)はよく出くわしますが、
フランス原産で、プティ・ブーシェとグルナッシュの交配種です。
「タンテュリエ」という果肉が赤いという特徴があります。
スペインでは「Garnacha Tintorera」で知られてますが、
ポルトガルの(正に)アレンテージョで多く栽培されているとのこと。

樽熟は本家サイトもリカマンも明記がないですが、UKのショップによると、
フレンチオークで7ヶ月とのこと。


さて、ワイナリー訪問。上空から見ると広大な敷地に展開しています。
Nova01
ストビューでは中へ入れないのでこういうまとめにしました。(笑)
奥の施設がプール付きの立派なリゾートホテルです。
しかし、見事なまでに周辺には何もないです。


ポルトガルの非常にいいワインマップを見つけました。
その上に今日のワイナリーの場所を書き込んでます。
Nova02
ポルトガルのDOCのやIG(広域)の範囲がきっちり示されています。
アレンテージョに色を付けました。
DOCアレンテージョは濃い黄色です。かなり限定地域ですね。
逆にIGアレンテジャーノ(Vinho Regional Alentejano)はかなり広範囲。

いつものイベリア半島地図でスペインと一緒に見ましょう。
Nova03
今日のワイナリーの場所はマルのあたりです。


エチケット平面化画像。
IMG_9358
ポルトガル語のオリジナル裏ラベル。セパージュと簡単な歴史の説明。


さあ、抜栓。
IMG_0192
横ミレジム入りコルク。キャップシールともにシンボルマーク入り。

Alc.14.5%。
ガーネット。
IMG_0193

黒ベリー、黒胡椒、リコリス…
メトキシ生野菜っぽいのもかすかに感じます。
酸味感じる辛口アタック。
味の骨格はしっかりしてますね。
タンニンは喉越しシルキー。
あとはこの酸をどう評価するかです。

余韻でもこの酸は続くんですが、
味にメリハリをつけてくれて、
合わせる食事を引き立てる効果がありそうです。
トマトソースのパスタと最高に合いました。


*****


Herdade da Malhadinha Nova
Monte da Peceguina 2016
Vinho Regional Alentejano
RRWポイント 92点


AB Valley Wines Opação Alvarinho 2017

ポルトガル北部のワイン産地、ミーニョ地方の作り手です。
実はここのAvessoという品種のワインを以前に飲んでいます。
そうです。その時はアルバリーニョを買ったつもりが間違えたのです。
晴れて今日はそのリベンジと相成りました。


IMG_9752
なぜかアルザス型の長~いボトル。冷蔵庫に入らなくて困るんですよね。


はい、これがAB Valley Winesのラインアップ。
AB01
アルバリーニョ、アヴェッソ、アリント、アザルの4種類に、
ダイヤ、ハート、クローバー、スペードのマークが充てられています。
逆に言うと、ぱっと見同じように見えるのです。(見えたのです。笑)


公式ページは最小限のワイン情報。

アルバリーニョ100%で作るワインは高級で輸出用と言いますし、
このサイトでも一番最初に載ってますのでイチ押しなんでしょうが、
他が「DOC Vinho Verde」なのにアルバリーニョだけ「GI Minho」なんですよね。

「DOC Vinho Verde」は日常的な安価なワイン向けのDOCなんじゃないかと。
上等な方が「GIミーニョ」って何だか違和感がありますが…。


前回使った写真を再掲しておきます。
AB02

場所的にはこんな感じ。
AB04

「DOC Vinho Verde」はこの地図で確認できます。
AB03
ポルトガル最大のDOCだそうですね。


ラベル平面化画像。
IMG_9650
1枚もののカッコいいデザインのラベルです。
ラベルのテイストを合わせようとしたインポーターの努力は買います。


さあ、抜栓。
IMG_9746
キャップシールに「AB」。コルクにもデザインがなされています。
前回飲んだAvessoのコルクが無印だったことを考えると、
やはりアルバリーニョは上等ラインという位置づけなのでしょう。

コルクを平面化撮影しておきます。
IMG_9747

Alc.13%。
レモンイエロー。かすかに緑味がかってます。
IMG_9750

ライム、柑橘系、青リンゴ。
甘み感じるアタックです。
果実感たっぷりの味はいいですね。
やっぱりアルバリーニョは上等ラインなのでしょうか、
アヴェッソより厚みのある味な気がします。


*****


AB Valley Wines
Opação - Alvarinho 2017
Vinho Regional Minho
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Quinta do Vallado Vallado 2015 Douro

DOCドウロのいかにもポルトガル~なワインです。
これもグランマルシェ閉店セールの戦利品なのですが、(笑)
1716年創業のドウロでも最古参の実力派の作り手のようです。
例によってそこの最ローレンジ、そんなのがお試しにはいいのです。


IMG_9251
創業から最初の200年はポートワイン(*)がメインだったそうです。
(*ドウロで造られる酒精強化ワイン。甘口、高アルコール。)
その後、その事業を売却、元詰め・自社ブランドのワイン造りに転向。
ここ数十年は畑の大改造も行い、高品質ワインを連発してるようです。


公式ページには、パーカーおじさんの点数まとめページがあり、
錚々たる成績で、この作り手の実力が伺えます。

ワイン情報のページは、エントリー/ミディアム/トップ・レンジに分類され、
当然ながら今日のはエントリーレンジです。(笑)
しかし、エントリーレベルのクオリティで全体像が推し量れることもありますからね。

セパージュは、
・トウリガ・フランカ 25%
・トウリガ・ナシオナル 25%
・ティンタ・ロリス 25%
・ソウサン(Sousão) 5%
・その他古い畑からいろいろミックス 20%
最後の「いろいろミックス」は「おいおい!」ですが、
とにかくポルトガル品種のオンパレードです。

トウリガ・フランカはポルトガル固有品種で、
ポートワインにも使われるためドウロ渓谷で広く栽培されてるそうです。
なるほど、もともとポートワインを生業にしてましたしね。

トウリガ・ナシオナルはご存知ポルトガル代表品種ですね。
過去からよく試してるので「トウリガ・ナシオナル」のカテゴリーを新設しました。

ティンタ・ロリス(Tinta Roriz)はポルトガル南部ではアラゴネス、
スペイン語ではテンプラニージョと呼ばれるんでしたね。

ソウサン(Sousão)もポルトガル固有品種で、これもポートワインに使われます。
ドウロの北側ミーニョ(Minho)地方ではヴィニャン(Vinhão)と言うそうです。
オーストラリアでも使われるそうで、Souzão/Souzaoと書くようです。
スペインではソウソン(Sousón)です。

樽熟は、30%だけフレンチオークのバリック(3~4年落ち)で16ヶ月。
残り70%はステンレスタンクで同じく16ヶ月寝かせ、最終的にブレンドです。


さあ、ワイナリー訪問です。
QdV01
ドウロ川にも近い、まわりは畑の丘陵地にあります。
さすが歴史ある作り手。敷地も広く、モダンなホテルも併設。
ポルトの町からはドウロ川沿いに車で1時間半くらいの距離です。

DOCドウロもおさらいしておきましょう。
QdV02
ドウロ(Douro)川はスペインに入るとドゥエロ(Duero)川に名を変え、
リベラ・デル・ドゥエロなどにつながります。


ラベル平面化画像。
IMG_8834
なんとインポーターシールがDOCドウロの認証マークを隠していました。
こういう無神経なインポーターは困りますね。
速攻、剥がしてやったぜ~。ワイルドだろ~?


さあ、抜栓。
IMG_9253
コルク横にミレジム入りでうれしいですが、キャップシールにも!
最初、「15」って何かな~って思ってました。

面白いデザインなので、コルクも平面化撮影します。
IMG_9249
5年耐用、テクニカルコルクのDIAM5です。
「Free TCA」って書いてます。ブショネの心配要らずってことですね。
TCAはトリクロロアニソール、ブショネ臭の原因物質です。

Alc.13.5%。濃い透けないガーネット。
IMG_9250

黒ベリー。スミレの香り。
辛口アタックです。
そこに酸味が乗ってるのに気づきますが、
すぐ味のしっかり感が来て一安心します。
エントリーですから仕方がないのでしょうが、
ちょっと、か細い気がします。しかし、うまいのは確か。
シャープな軽さをまとい、
余韻~フィニッシュへとこじんまりと(笑)進みますが、
バランスと旨味は申し分ないです。


*****


Quinta do Vallado
Vallado 2015 Douro DOC
RRWポイント 90点


AB Valley Wines Opção Vinho Verde Avesso 2017

グランマルシェの閉店セールで、とうとう残った全ワイン半額に!
慌てて目ぼしいワインをカゴに次々と投入していきました。
そこで見つけたのがDOC Vinho Verdeのアルバリーニョ。
前に飲んだスペインのリアス・バイシャスのアルバリーニョと同じ品種。
ポルトガル vs. スペインで比べるのも楽しいなと早速カゴに投入です。


IMG_8956
で、抜栓の日にラベルを見て驚愕。「Alvarinho」と書いていません!
「Avesso」って書いてあります。間違えた~!(笑)
ラベルのきれいなのを選んでたら横にあった違う種類のを取っちゃったようです。

公式ページでラインアップを見ると、こんな感じ。
AB01
「Alvarinho」と「Avesso」と書いてある以外は、ハートとダイヤのマークの違い。
品種違いでスペード(Azal)やクローバー(Arinto)もありますね。
みんな試したことのない品種です。にわかな興味で全部試したくなりますが、
買いに行こうにもグランマルシェはすでに閉店です。(笑)

公式ページにはワインの詳細数値データはあるものの醸造法など記述なし。
今日のワインもモノセパージュでしょうから、品種を調べておきましょう。

◇アヴェッソ(Avesso)
産地:ヴィニョ・ヴェルデ
ヴィニョ・ヴェルデの主要品種で地域の南部で栽培され、
香り高く、果実味が強く濃厚な味わいのワインを生み出すそうです。
アルバリーニョ(Alvarinho)、すなわちスペインの「Albariño」と違い、
アヴェッソはヴィニョ・ヴェルデ特有の品種のようですね。
これはこれで、ヴィニョ・ヴェルデを知るためには結果オーライです。(笑)
他の品種も見ておきましょう。

◇アリント(Arinto)
これはリスボン周辺の「Ribatejo」やスペイン「Extremadura」他でも栽培され、
酸味が特徴で、長期熟成で芳香と柑橘類の風味を持ったワインとなるそうです。

◇アザル(Azal)
これはヴィニョ・ヴェルデの品種で、酸味が強く若々しいワインになるそう。

◇ロウレイロ(Loureiro)
これもヴィニョ・ヴェルデの品種で、語源がローレル(月桂樹)とされるように、
月桂樹、オレンジ、ライムなど花の香りや、リンゴや桃を思わすアロマが特徴だそう。


さて、ワイナリー訪問。実はこのワイナリー2016年創業だそうで、
Googleストビュー画像は2009年のためまだ影も形もありません。
AB02
仕方がないので、これは住所にアップされていた写真を拝借。
地元の醸造家2人が共同で興した会社のようです。


DOC地図で産地の場所を確認しておきます。
AB03
DOC Vinho Verdeの産地は、ミーニョ(Minho)地方と呼ばれ、
ポルトガルの国土の14%と広大です。白ワインが70%を占めます。

で、AB Valley Winesはこのあたりです。
AB04


ラベル平面化画像。
IMG_8951
横一枚もののカッコいいデザインです。
DOC Vinho Verdeの認証マークとインポーターのシールが縦になってます。
ラベルのテイストを合わせようとしたインポーターの努力は買います。


さあ、抜栓。
IMG_8953
キャップシールに「AB」とあります。コルクは無印。

Alc.13%。
薄いゴールド。ライム、甘い桃が香ります。
IMG_8954

フレッシュな味わいを感じる辛口アタック。
酸味はキレが良く、味の邪魔をしません。
バランスいいですね~。
ムール貝のガーリック煮込みと合いまくりました。


*****


AB Valley Wines
Opção Vinho Verde Avesso 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Casa Santos Lima Cigarra Gran Passo 2016 Touriga Nacional Cabernet Sauvignon

KALDIの店頭で見つけました。
結構いろんなところに出回ってるカサ・サントス・リマです。
またこのワイナリーはラインアップも数多いので、
選んでから裏ラベルなどを見て、「またここか…」となります。
まあ、どれを選んでもそこそこ美味しいからいいんですけどね。


IMG_8527
ラベルデザインのちょっと変わったポルトガルを選んだんですが、
またもやカサ・サントス・リマでありました。


公式サイトのワイン紹介ページは圧巻。
数えたら138種類も載っています。
今日のワインもちゃんと載ってますが、情報は少な目。
セパージュは、
・トウリガ・ナシオナル
・カベルネ・ソーヴィニヨン
なのですが比率が不明。
トウリガ・ナシオナルはポルトガルの代表品種ですね。
樽熟は、仏・米樽混合で8ヶ月。


ワイナリー訪問は前回訪問時の画像を再掲しておきます。
Taram01
首都リスボンから車で北上、1時間ほどのところにあります。
今日のワインもVinho Regional(IGP)リスボンとなっています。


ラベル平面化画像。
IMG_7869
イラストからするとCigarraはバッタのことでしょうか。
Gran Passoは「大ジャンプ」の意味。


さあ、抜栓です。
IMG_8529
お手頃価格だからでしょうか、コルクは短め。

Alc.14%。
濃いインキーなガーネット。にごり系。
IMG_8526

カシス、チェリーと爽やか軽めの香りかと思ってると、
黒ベリー、野菜の風味も。後者はカベソーから来たのかな。
辛口アタックです。
濃い重い味わい、凝縮感あります。
「Spicy but dry」のいいバランスのままフィニッシュまで楽しめます。
ただ若干疲れてる味わいとも感じました。


*****


Casa Santos Lima
Cigarra Gran Passo 2016
Touriga Nacional Cabernet Sauvignon
RRWポイント 90点


Quinta de la Rosa La Rosa Reserva 2015 DOC Douro

ポルトガルはたくさん飲んでるわけではないですが、
なんとなくハズレが少ない気がしています。
ちょっと良さげなのをリカマンの平成最後の特価セールでゲット。(笑)
調べると、パーカーおじさんが93点をつけています。これはいいかも。


IMG_8390
DOCドウロですから、ポルトの町にも近い北の方ですね。
すると、やっぱりこの作り手はポートワインから始まったようです。
100年以上の歴史があるようですが、ドウロでのワイン造りは、
1990年代からだそうで、割と短期間で評価が上がったってことですね。


公式ページを見ると、ポートワインやワインだけでなく、
オリーブオイルやビールも作ってることがわかります。
ホテルやレストランも経営と、幅広いビジネス展開です。
ワイン情報はと言うと、最新ヴィンテージの2016年しか載ってません。
2016年のセパージュは、
・トウリガナシオナル 60%
・その他(Field Blend) 40%
だそうで、結構いい加減です。(笑)
主なのは、ポルトガルの代表品種「トウリガ・ナシオナル」です。
「Nacional(国の)」とはよく言ったものです。

実は、2015年に93点をつけた、
パーカーおじさんのコメント中に詳しい2015年の情報があるのを発見。
・トウリガナシオナル 40%
・トウリガフランカ 10%
・その他(古木からのField Blend)50%
やっぱり、その他でしたね。(笑)
トウリガフランカはドウロでよく栽培され、ポートワインに使われるそうです。
樽熟は新樽率40%のフレンチオークで18ヶ月だそうです。


さあ、ワイナリー訪問。
Quinta02
ドウロ川河畔の急な斜面にあります。ホテル併設だけあって立派です。
対岸の道路から撮っています。風光明媚ですね。

敷地内に入れたので、今度はドウロ川の方を眺めます。
Quinta01
ポルトガルの地図も貼っておきました。ポルトのすぐ東側の山間部です。
ポルトの町から車で2時間くらいでしょうか。

いつものイベリア半島の地図でドウロを見ておきましょう。
Quinta03
ドウロ川(Douro)はスペインに入るとドゥエロ川(Duero)となります。
DOリベラ・デル・ドゥエロ(Rivera del Duero)も貫いてます。


ラベル平面化画像。
IMG_8223


さて、抜栓。コルク横にミレジムが入っています。
IMG_8386
専用キャップシールもカッコいいです。

コルクの平面化撮影もしておきましょう。
IMG_8385

Alc.14.5%。
濃い濃いガーネット、透けない感じ。
IMG_8388

ブラックベリー、ブラックチェリー、
果実味とスパイシーさのある、うっとりする香り。
うま味辛口アタックです。
いいコクを感じますが、厚みとしては若干控えめな味わい。
タンニンと酸は柔らかに溶け込んでます。
余韻もいいバランスのままフィニッシュ。

なかなかいいんですが、全体的に若干軽めなのが気になります。
パーカーおじさんの93点とまではいきませんでした。


*****


Quinta de la Rosa
La Rosa Reserva 2015
DOC Douro
RRWポイント 91点


Julia Kemper Vinhas Selecionadas 2012

やまやの店頭で思わず手に取ったワインです。
ポルトガル、ダン(Dão)の、近年評価の高い作り手です。
パーカーおじさん90点のシールに惹かれたのは内緒。(笑)
(どうも、おじさんには振り回されてますね~。)


IMG_7856
元「Quinta do Cruzeiro」という名の何世代も続く家族経営ワイナリーです。
2008年に「Julia Kemper」と名を変えてリリースされてから評価も高まり、
ダン随一のワイナリーになったようです。


公式ページは困ったもので、ワイン情報がありません。
詳しくはブログを見ろとリンクが貼ってあるのですが、
そこへ行っても大した情報がありません。
よって、ネット情報に頼ります。
セパージュは、
・ティンタロリス(Tinta Roriz)40%
・アルフロシェイロ(Alfrocheiro)40%
・ジャエン(Jaen)20%
のようです。
「Tinta Roriz」はポルトガル南部ではアラゴネス(Aragonez)と呼ばれ、
いわゆる、スペインのテンプラニージョと同じものです。
「Alfrocheiro (Preto)」、「Jaen」はダンで使われる主要品種ですが、
ジャエンは、これまたスペインのメンシーア(Mencía)と同一です。

樽熟が不明なのですが、以下に引用するパーカーおじさんの記事によると、
樽熟成はしていないようですね。

"The 2012 Vinhas Selecionadas is a blend of Tinta Roriz 40%, Alfrocheiro 40% and Jaen 20%. This is organic, unoaked and comes in at 13.3% alcohol. Not yet released—even at this level, the winery releases wines late—it is headed for the marketplace at the end of the year. This is reasonably concentrated for an unoaked 2012, but it is even more impressive for its power, showing reasonable tannins even at this age and a fine, crisp edge that I rather adored. The fruit is dry, defined and serious." Robert Parker 90 points

おじさん、なかなかの褒めようです。


ワイナリーを訪問しましょう。おっと、ぜんぜん近寄れません。
JuliaKemper01
仕方がないので上空写真をば。


Julia Kemperがある、ダン(Dão)の位置を確認しておきます。
PortDao01

スペインも含めた位置関係はこちら。
JuliaKemper02
やっぱりこの方がわかりやすいですね。


エチケット平面化画像。
IMG_7665
パーカーおじさん90点シールもしっかり1枚に収めました。(笑)


さて、抜栓です。
IMG_7854
凝った感はないですが、一応生産者名入りデザインです。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
カシス、フルーティなチェリー。
辛口アタック。
おじさんが褒めるほど厚みのある味ではないですね。
酸味っぽさもありますし。
この酸味、喉越しから余韻まで残るんですよね。
ちょっと肩透かしかなとも思いましたが、
ステーキに合わせたら、甘みにも感じて悪くなかったです。
まあ、及第点って感じでしょうか。


*****


Julia Kemper Vinhas Selecionadas 2012
Dão
RRWポイント 87点


Point West Cabernet Sauvignon 2016

関空のANAラウンジです。
毎度たいしたワインは置いてないのでスルーしてもいいのですが、
ポルトガルというのが気になって、一応記録をしておきます。(笑)


IMG_7192 (1)


公式ページを見るとすごい種類のワインが並んでいます。
多品種大量販売でも個々のワイン情報がしっかりしてていいですね。
セパージュは当然のカベソー100%です。
樽熟はフレンチアリエのバリック樽で2ヶ月だそうです。


エチケット平面化画像。ラウンジ内でも頑張って撮影。
IMG_7187


さて、いただいてみます。
Alc.13%。
濃いガーネット。
黒ベリー、ブラックチェリー、プラム。
軽い果実味のアタック。
甘みと酸味が目立ちますが飲みやすくはあります。
居酒屋ガブ飲みワインには勝ったレベルですが…。
ポルトガルはどれでもうまいという印象でしたが、
やはり例外はあるようです。(笑)


*****


Point West Cabernet Sauvignon 2016
Vinho Regional Lisboa
RRWポイント 81点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

ワインBLOGランキングへ

にほんブログ村 ワインへ
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

メール:
saikin.photo の gmail.com

カテゴリー
タグ絞り込み検索
記事検索
最新記事 50(画像付)
月別アーカイブ
アクセス(ユニーク数)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:



PVアクセスランキング にほんブログ村
© All Rights Reserved.
無断複製転載禁止します。
  • ライブドアブログ