Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

オーストリアワイン

Mayer am Pfarrplatz Beethoven Symphony No.9 Viennese White 2019

前にオーストリアのグリューナー・フェルトリナーの安いのを試しましたが、
可もなく不可もない印象で、まだまだ実体が掴み切れていないようなので、
今日はまたちょっと違うのを試してみます。ラベルにはベートーヴェンの顔?


IMG_2693
作り手は、首都ウィーンに1683年から続く老舗、Mayer am Pfarrplatz。
オーストリアらしく敷地内にあるホイリゲ(ワイン居酒屋)でも有名です。

なんでも、ここにかつてベートヴェン(1770-1827)が住んでいたそうで、
あの第九(交響曲第9番)を作曲したという屋敷が敷地内にあるということで、
ベートーヴェン・ハウスとして人気の観光地にもなっているとのこと。
なるほど、だからワインもベートーヴェンを前面に押し出してるんですね。


ワイナリーの公式ページホイリゲの公式ページもあります。

残念なのはワイン情報はショップサイトしかないことです。
このサイトによると、グリューナー・フェルトリナー100%ではなさそうです。
・Grüner Veltliner
・Riesling
・Weißburgunder(ピノ・ブラン)
比率は不明ですが、この3品種と書かれていました。
あとで裏ラベルを見るとGrüner Veltlinerとしか書いてないんですけどね。謎~。
醸造その他の情報もわかりませんでした。


ウィーン市街北側、ドナウ川近くにある作り手を訪問します。
Beethoven01
木の枝の束のついたホイリゲの看板があるように、この中が居酒屋です。
ワインの醸造をやってるのは左の道を奥に行くとある大きな建物です。


前に描いたドナウ川流域のDAC地図にウィーンがあるので、場所を追記。
Beethoven02
オーストリアのワイン産地としてウィーン(Wien)があります。
同じ地域で、ヴィーナー・ゲミシュター・サッツ(Wiener Gemischter Satz
混植混醸による白)はDACに認定されていますが、WienはDACではないです。
(DAC=Districtus Austriae Controllatus)
ヴァッハウ(Wachau)やヴァグラム(Wagram)の如くDACでない銘醸地があり、
必ずしもDACになってるのがいいわけではないようで、オーストリアあるあるです。


公式ページの畑紹介によると、Grüner VeltlinerはこのGrinzingからだそうです。
Beethoven03
場所を確認するとワイナリーからは車で10分とかからない距離にあります。
教会の近くにあるとのことですが、それ以前に、ウィーンのブドウ畑は、
街の中、それも市街地に隣接しています。これもオーストリアあるある。


ラベル平面化画像。
IMG_2665
ベートーヴェンが住んでいたのは1817年だと裏に書いてますね。
しかし、インポーターラベルが下半分がばっと隠しています…。

頑張って剥がしましたが、きれいに剥がせませんでした。チクショー。
IMG_2666
ねっ、「グリューナー・フェルトリナー2019」って書いてあるでしょ。
元詰めの会社名も書いていますが、これはMayer…と同じ場所にあります。
LandweinでなくÖsterreichischer Qualitätsweinというのも重要な情報です。
本当、無神経なインポーターラベルはいただけませんね。


さあ、スクリュー回転。
IMG_2691
いつものオーストリアの国旗カラーの認定マークが印刷されています。

Alc.12.5%。
薄いイエロー。
IMG_2692

白い花、微かに花梨か青リンゴ。
酸味が生き生きした辛口アタック。
軽くて爽やかな飲み口ながら、
塩味のようなものも感じ、
味がつまらなくなるのを抑えてくれています。

夏にキンキンに冷やしてクッといくのがいいですね。
残念ながら第九は聞こえてきません。(笑)


*****


Weingut Mayer am Pfarrplatz
Beethoven Symphony No.9
Viennese White 2019
Grüner Veltliner
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Winzer Krems Grüner Veltliner 2018

オーストリアのグリューナー・フェルトリナーです。
今まで甘口しか飲んだことのなかった品種ですが、これは単一品種の辛口。
表示も「Qualitätswein, trocken(辛口)」となってます。
経験値上げるためにお試しです。リカマンで1000円以下でしたけど…。(笑)


IMG_1056
透明ビンにスクリューキャップ。シンプルなラベルはいかにもお手頃風情。


公式ページは英語表示もできてしっかりしています。

見覚えのある名前だと思ったら、前にツヴァイゲルトを試したところでした。
オーストリアでは輸出で最も成功してるという大手の協同組合です。
所属の生産者は1,150、畑の総面積は990ヘクタールもありまして、
地域も、クレムスタールDAC、トライゼンタールDAC、ヴァッハウ、ヴァグラム、
カンプタールDACとドナウ川流域の生産地ほとんどをカバーするようです。
公式ページに各種ワインは載っていますが、醸造方法などの記載はなく情報は貧弱。
・グリューナー・フェルトリナー 100%
産地表示はニーダーエスタライヒ(Niederösterreich)州と広域になっており、
傘下の複数の畑にまたがっていることは想像つきますね。


Winzer Kremsを訪問しておきます。さすが立派な施設と規模です。
Krems01
オーストリアはストビューがないのでGoogle Mapにあった写真を拝借。
名前の通り、クレムス(Krems an der Donau)というドナウ川畔の町にあり、
クレムスタールDACの中心地になっています。

ニーダーエスタライヒ州は「Lower Austria」(下オーストリア)の意味で、
地図上、北(上の方)に位置しますが、国内では比較的標高が低い地域のため、
このように呼ばれるようです。その他DACとともに地図で確認します。
Krems02
やはり、ネットで拾い物の地図ではピンときませんね~。

例によって、Google MapにWinzer Kremsの周辺の産地を転記します。(笑)
Krems00
これら銘醸地はドナウ川流域に集中してるのがわかります。
有名なヴァッハウ(Wachau)やヴァグラム(Wagram)が、
DAC(=Districtus Austriae Controllatus)ではないのですが、
DACは品種をある程度規定してしまいますので、多種多様な品種や、
珍しい品種を使ってる名醸地はなかなかDAC認定しにくい実情があるようです。


ご存知かもですが、オーストリアのワインの情報については
Austrian Wineというオーストリアワインの公式ページがあります。

少々使いにくいですが日本語表示できるのがありがたいです。


ラベル平面化画像。
IMG_1033
透明ボトルは撮影が難しいんですよ。


さあ、抜栓ならぬスクリュー回転。
IMG_1053
いつものオーストリアの国旗カラーの認定マークが印刷されています。

Alc.12.5%。
緑がかったイエロー。
IMG_1054

シトラス、レモン的。青リンゴ。
かすかに甘み乗ったトロッケンです。
メトキシ青いニュアンスも感じます。
酸はあくまで爽やかにやさしく、
軽めの味を支えてくれる感じ。

嫌味なく楽しめるんですが、
値段相応の味わいでもあります。(笑)


*****


Winzer Krems Grüner Veltliner 2018
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Zahel Bio Wiener Heuriger Zweigelt 2019

今年も新酒の季節がやってきました。
今年のボジョレー・ヌーヴォー解禁は11月21日(第3週の木曜)です。
しかし、オーストリアの新酒ホイリゲ(Heurige)なら11月11日です。
ひと足先にという訳ではなく、毎度のボジョレーには飽きてきたので、
今年はウィーンからやって来たホイリゲの赤で新酒を祝おうと思います。
因みに11月11日は「聖マーティン祭の日」なんだそうで、収穫祭が行われ、
暦上の冬が始まる日ということらしいです。いい感じですね。


IMG_0379
ホイリゲの定番は辛口白をジョッキで飲んだりするそうですね。
ウィーンでは、ヴィーナー・ゲミシュター・サッツ(Wiener Gemischter Satz)、
いわゆる混植混醸による白ですね。白も試したくなりますが、
Red Red Wineとしては、まずは赤です。(笑)


「今年」を意味する「heuer」がホイリゲの語源で、1年未満の新酒を指し、
それを提供する居酒屋も同じくホイリゲと呼ばれるのでややこしいですね。
Heuriger01
新酒を提供するホイリゲは「ホイリゲ(新酒)ありますよ」の意味で、
軒先に松やモミの木の枝の束をつるします。(上の写真)
これで、このホイリゲは営業中で、ホイリゲを出してるんだとわかります。(笑)

ホイリゲ文化はオースリア東部のワインの産地ならどこにでもあるそうですが、
発祥は首都ウィーンです。230年の歴史がありユネスコの世界無形文化遺産です。
実はウィーンは欧州の中でも、市内のワイン畑面積が最大の首都なんですってね。


今日の作り手もやっぱりのウィーンです。公式ページはなかなかおシャレ。

しかしながら、今日のワインは季節モノだからか載ってないようですね。
仕方がないのでネットで情報確認をすると、
・ツヴァイゲルト 100%
ツヴァイゲルトは、1922年にオーストリアで開発された、
ブラウフレンキッシュとサン・ローラン(ザンクト・ラウレント)の交配種で、
オーストリアで栽培される赤ワイン品種として最も栽培面積が広いそうです。
このワインは、2017年にユーロリーフを取得、2018年にはDemeter認証も取得し、
ビオ・ウィーナー・ホイリゲと「Bio」がついているようです。
醸造は、ステンレスタンクでマセラシオン・ナチュレ(*)し、
2週間のスキンコンタクトの後、プレスしてタンクで熟成だそうです。
<(*)マセラシオン・カルボニックでも、発酵時の自然発生した炭酸ガスのみで、
人工的な炭酸ガス注入などを行なわないやり方のこと>


ウィーンの作り手訪問。やはり、ホイリゲ(居酒屋)が併設です。
Heurige01
ウィーンの割と端っこにあり、近くに畑もあるようです。

今日のツヴァイゲルトはマウアーにある畑かららしいのですが、
Zahelマークもありますし、おそらくこの畑ではないかと思います。
Heurige02
山裾まできれいな畑が広がっていますが、道を隔てた前はマンションで、
首都ウィーンの町の中にある畑って感じです。


オーストリアの産地とDAC(Districtus Austriae Controllatus)を俯瞰します。
Halfnar02
しかし、首都がワインの銘醸地なんてすごいですね。


ラベル平面化画像。今回お初の2019です。新酒~って感じ。
IMG_0362
オーストリアのQualitätsweinのカテゴリーに入っていますね。
Qualitätsweinの規定は、最低KMW15°、アルコール9.0%以上となっています。
(オーストリアはKMW糖度(Klosterneuburger Mostwaage)を基準にします。
これは1869年開発の純粋な糖のみの重量%を示す方法だそうです。)
しかし、これ見よがしのデメテール認証マークですね。


さて、スクリュー回転です。
IMG_0377
オーストリアはこの国旗カラーが認定証になってます。

Alc.13%。
ルビー。エッジから赤紫色がわかります。
IMG_0378

ラズベリー、カシス、青草のニュアンス。
酸とかすかな甘み乗ったアタック。
ツヴァイゲルトらしいハーブ、薬草の風味が少しあります。
若い酸が中にあるんですが、出過ぎてないのでいいアクセントです。
2019・新酒とは思えないコクがあって驚きました。

縁起物だからと我慢して飲むことなくスルスル楽しめます。(笑)
ボジョレー・ヌーヴォーなんかよりホイリゲだな…と思いました。


*****


Zahel
Bio Wiener Heuriger
Zweigelt 2019
RRWポイント 88点


Hafner B.A. Cuvée 2017

オーストリアの極甘口ワインをいただきます。
ベーレンアウスレーゼですからそこそこ上のランクですよ。
ドイツと似ているようで、ちょっと違うという不思議な国。
銘醸地が集中する東側にはご縁なく、ザルツブルグ方面ばかりですが、
わりと馴染みがある国です。


IMG_8498


公式ページはドイツ語オンリーかつ、ガッツリとショッピングページ。
で、このベーレンアウスレーゼが見当たりません。
仕方がないので、リカマンのショップサイトを参照。

ブルゲンラント州、ノイジードラーゼー(Neusiedler See)、
いわゆるノイジードル湖のほとりにある家族経営ワイナリー。
スウェーデン王室ご用達だそうで、日本の天皇陛下を招いての晩餐会で、
出されたのがなんと、今日のベーレンアウスレーゼだなんて書いてます。

この辺りは湖からの霧によって貴腐ワインの産地となってます。
今日のベーレンアウスレーゼは、
グリューナー・フェルトリーナー(Grüner Veltliner) 88%
ショイレーベ(Scheurebe) 12%
だそうです。
グリューナー・フェルトリーナーはオーストリアの固有品種で、
全栽培面積の1/3を占め、黒最大のツヴァイゲルトの倍以上でダントツ。


さて、ワイナリー訪問。この辺りストビューがないのですが…
Halfnar01
どなた様かが360°写真を上げてましたのでラッキー。拝借。


さあ、少しオーストリアのワインの分類をまとめておきましょう。
ドイツと同じく、QualitätsweinとPrädikatsweinがありますが、
ドイツではPrädikatsweinの一番下のランクであったKabinettが、
なんとQualitätsweinのカテゴリーに入っています。
また、KMW糖度(Klosterneuburger Mostwaage)を基準にします。
これは1869年開発の純粋な糖のみの重量%を示す方法だそうです。

Tafelwein :最低KMW10.7°(地理的表示なし)
Landwein:最低KMW14°(地理的表示可)

Qualitätswein:最低KMW15°、アルコール9.0%以上
 ⇒ Kabinett:上記に加え、残糖9g/l・潜在アルコール13%まで。補糖なし。

Prädikatswein
 ⇒ Spätlese:最低KMW19°(完熟したブドウから)
 ⇒ Auslese:最低KMW21°(粒選りしたブドウから)
 ⇒ Beerenauslese:最低KMW25°(過熟または貴腐ブドウから)
 ⇒ Eiswein:最低KMW25°(収穫時に凍結したブドウから)
 ⇒ Strohwein / Schilfwein:最低KMW25°(最低3ヶ月は藁や葦の上で乾燥)
 ⇒ Trockenbeerenauslese:最低KMW30°(貴腐化等で乾燥したブドウから)
  → (Ruster) Ausbruch:アウスブルッフ、自由都市ルスト産のTBAが名乗れる

あと、
・Bergwein:(傾斜が26度を超える斜面のブドウから)
なんてのもあります。


オーストリアの産地とDAC(Districtus Austriae Controllatus)を俯瞰します。
Halfnar02
DACがDACじゃない所より上等かというとそうじゃないんですよね。
DACは品種をある程度規定してしまいますので、多種多様な品種や、
珍しい品種を使ってる名醸地はなかなかDACが導入しにくいのです。
Wachau(ヴァッハウ)、Rust(ルスト)なんかそんな感じですね。


瓶が細いので平面化撮影はあきらめました。
IMG_8502
表ラベルは上下二つに分かれてるし…。

裏ラベル。
IMG_8504
まあ、なんとか読めますね。


さあ、抜栓。おっとノマコルクです。
IMG_8500
キャップシールにはQualitätswein以上のワインに貼られる、
オーストリア国旗カラーのシール(承認番号入り)がありますね。

Alc.11%。
綺麗なゴールド。
青リンゴ、花梨。
梅っぽい酸っぱい甘さです。
スッキリしててクセはないんですが、
少し苦味のような雑味だけが気になります。


*****


Hafner B.A. Cuvée 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Meinklang Eiswein Traminer 2012

極甘口ワインもいろいろ試しましたが、アイスヴァインがまだでした。
ちょうどグランマルシェの閉店セールでちょっとお安かったのがこれ。
オーストリアですし、過去いろいろ試したMeinklangなのもご愛敬。
ここはガチガチのビオディナミなのが気になるところですが…。


IMG_8314
見慣れた牛さんマークです。極甘ワインなので細身のハーフボトル。


残念ながら公式ページにはこのアイスヴァインの情報が載ってません。
インポーターの徳岡のサイトをのぞきます。
トラミナー(Traminer)100%となっていますが、
調べるとゲビュルツトラミネール(Gewürztraminer)の原種らしいですね。
しかしながら、ドイツ、イタリア、オーストリア、ルーマニアあたりでは、
ゲビュルツトラミネールのシノニムとして使っているようです。

アイスワインは、自然の氷結で樹上のぶどうがシャーベット状になったものを圧搾して造ります。貴腐ワインやTBAよりさっぱりした味になると言います。

また、解説によると、
「マインクラングの畑のすぐ西に位置する巨大なステップ湖『ノイジードラー湖』 (南北に36km、最大水深2m)一帯はその湖に起因する高い湿度の恩恵を受け、アイスワインや貴腐ワインの銘醸地として知られている。」
とありまして、この辺りオーストリアでも銘醸地だったんですね。


ノイジードラー湖の位置関係をMeinklangの所在と共に確認します。
オーストリアの西端、ハンガリーとの国境沿いですね。
Meinkl01
この辺りはなぜかストリートビューがぜんぜんありません。
Meinklang近くの湖畔に行けず、ポダースドルフ灯台の画を貼っておきます。


ラベル平面化画像。一枚ものがぐるっとボトルを覆っています。
IMG_8261
やはりデメテール(ビオディナミの認証)マークがあります。(笑)


さて抜栓。キャップはオーストリア国旗カラーです。
IMG_8315
コルクには「ビオディナミのワイン」と書かれています。

う~ん、この手の撮り方は赤ワインだけにしましょうかね。
IMG_8316
白はグラスを横から撮るだけでいい気がします。

Alc.15.5%。
黄色、黄金色。
花梨、黄桃の缶詰シロップのような…。
ライチは…極甘口ともなるとないですね。
甘いんですがナッツっぽい風味も感じます。
苦味を結構はっきり感じます。
デメテール(ビオディナミ)のせいかしら?


*****


Meinklang Eiswein Traminer 2012
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

MEINKLANG Pinot Noir 17

以前にも試したオーストリアの「ビオディナミ」な作り手、
ブルゲンラント州のマインクラングです。
前回はオーストラリアの代表品種ツヴァイゲルトでしたが、
今日は国際品種のピノ・ノワールをいただいてみましょう。


IMG_6774


早速、公式ページでこのワインを調べようとしましたが載っていません。
2017なら最新のヴィンテージだと思うんですが見当たりませんね。
Meink01
いろんな種類を手掛けているのはわかるのですが…。

仕方がないのでインポーターのサイトなんかを見てみると、
ピノ・ノワール100%、50%だけ樽熟してるとわかりました。


エチケット平面化画像。表・裏一体型です。
IMG_6650
「demeter」のロゴがビオディナミを表しています。
ユーロリーフやオーストリアのビオ認証も受けているようですね。


ワイナリーに行ってみたいのですが、
残念ながらオーストリアはストビューがあまりありません。
前回もブルゲンラント地方とパムハーゲン村の位置を確認しただけでした。
仕方がないので今回は上空からの村の様子でお茶を濁しておきます。(笑)
Meink03
建屋は結構大きそうです。ビオディナミな畑は近くにあるんでしょうね。


さて、抜栓。
IMG_6776
牛マーク入りの「ノマコルク」。コルクも自然に優しいです。

Alc.12%。
暗めのルビー。
カシス、黒ベリーっぽくもあり。
酸味が立ちますが、味わいはありそうです。
炭酸?をかすかに感じます。
嫌味、くせはないので結構イケますね。
おいしいビオのパターンです。
ですが、余韻に酸味は結構残ります。
産地的にしかたがないんでしょうね。


*****


MEINKLANG Pinot Noir 2017
RRWポイント 85点


Meinklang Burgenlandred 2015

久々のオーストリアワインをいただきます。
マインクラングというこの作り手、
牛を飼ったり小麦を作ったりと家族経営の複合農園で、
当然のように「ビオディナミ」を実践しています。


IMG_5587
やはりエチケットは牛なんですね。


ビオディナミって、普通のビオと違い占星術や魔術めいた農法です。
プレパラシオン(調合薬)ってやつを畑に撒いたりするんですが、
これが牛の角に詰めた牛糞や水晶の粉なわけです。
多分ビオディナミ用に一緒に牛飼ってるんですね。(笑)

で、このビオディナミの国際認証機関というのがありまして、
内容が内容だけに認証を受けるのが非常に難しいと言われている、
ドイツの「デメテール」。
マインクラングはここの認証を受けているのです。さすが。

エチケット平面化画像。表・裏ラベル一体化タイプですね。
IMG_5507
右上に「demeter」のロゴがちゃんとあります。

ワイナリーの所在は、ウィーンの南西、
ブルゲンラントという産地になります。
Mein02
このワインがまさに「ブルゲンラント・赤」という名前です。

パムハーゲン(Pamhagen)という小さな村ですが、
Mein01
その集落の真ん中にありまして、すぐそこがハンガリーとの国境。


さて、公式ぺージでこのワインを調べてみます。
農園の説明もあるのでわかりにくい構成ですが、
「Download」のところにデータシートがあります。

セパージュは、
・ツヴァイゲルト(Zweigelt) 50%
・ブラウフレンキッシュ(Blaufränkisch) 40%
・ザンクト・ラウレント(Sankt Laurent) 10%

すべてオーストリア原産の品種です。
ザンクト・ラウレントはピノ・ノワールの亜種らしいです。
で、ツヴァイゲルトが、他の2品種、
ブラウフレンキッシュとザンクト・ラウレントの交配種。
「もうツヴァイゲルト100%でいいじゃんか!」って感じです。(笑)


では、抜栓。
いや、スクリューキャップ回転です。
Alc.12.5%。
端は透明感ありますが、ちょっとくすんだ赤紫です。
ビオっぽいですね。
ラズベリー、ハーブ、かすかに青草。
嫁はブルーベリーだそうです。(笑)
やはり酸が前に出たアタックですね。
味の厚みはあるので、結構イケそうな気がします。
嫌味のない酸は、余韻まで残りますが邪魔ではないです。
ミントっぽい爽やかさの真ん中にしっかりした味があって、
なかなかなもんです。
やっぱり自然派はおいしいのかな。


*****


Meinklang Burgenlandred 2015
RRWポイント 88点


Winzer Krems / Kremser Schmidt Blauer Zweigelt 2015

以前、日本の新しい品種のアルモノワールを試しました。
これはカベルネ・ソーヴィニヨンとツヴァイゲルトの交配種です。
その辺りから、このツヴァイゲルト、ちょっと気になっていました。
ツヴァイゲルトはオーストリア原産の品種で、
寒冷な気候にも耐えるとのことで北海道なんかでも栽培されてます。
じゃあ、本場オーストリアのツヴァイゲルトを試してみましょう。


IMG_4530


いつものごとく、手ごろなやつをAmazonでゲット。
ウィーンの北西、ドナウ川のほとりにあるワイナリーです。
Google Mapで調べてみました。
ブドウ畑に囲まれた、なかなか大きなところです。


AustriaKrems


オーストリアのこの辺りは、Street Viewがあまり充実してませんが、
ワイナリーの近くで360°ビューを投稿した人がいたようで、
これくらいは寄れました。


AustriaKrems2


公式サイトも情報豊富で、
かなりのラインアップを出しているのがわかります。
赤はツヴァイゲルト中心でいくつも出しています。
「Blauer Zweigelt」と書かれていますが、
「Zweigeltrebe」、「Zweigelt」も同じ意味のようですね。
日本でも「ツヴァイゲルトレーベ」としているところも多いですが、
このブログのカテゴリーは「ツヴァイゲルト」にしておきます。


裏ラベルはドイツ語のため意味不明ですが、
おそらく公式サイトの情報と同じでしょう。(英語あり)
IMG_4529


さて、抜栓ならぬスクリュー回転。
Alc.13%。
濃いめですがクリアな透明感あるルビーです。
ピノっぽい赤ベリーが来ます。
チェリーかブルーベリーのような華やかな感じ。
タンニン穏やか、甘味のような酸味とのバランスは良好。
独特の風味はありますが嫌じゃないです。
余韻は弱め。
独特の風味と甘味っぽい感じが残りますが、
なぜかスルスルいただけます。
特にタレの効いたローストビーフとばっちり合いました。
試してみた価値あり、でした。


*****


Winzer Krems
Kremser Schmidt Blauer Zweigelt 2015
RRWポイント 86点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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