何となくプロヴァンスのワインが飲みたいとネットで物色してゲットしたワインをいただきます。
ロゼのイメージが強いプロヴァンスですが、やはり赤がいいなということで、バンドールを選びました。売り文句が「ロマネ・コンティの樽で熟成したワイン」ですと。何だか変わったのを選んじゃったようです。(笑)

ローラン・バレラさんとカナダ人の醸造家エマニュエル・デュペレさん夫妻が、プロヴァンスで1番おいしい赤ワインを造ろうと決意し1997年に立ち上げたのがこの「デュペレ・バレラ」。
DRCの使用樽を譲り受けているのは本当のようで、何度も掛け合って口説き落としたそうです。まあ、旧樽を使うなら一流のがいいってのはわかりますが、少々マーケティング臭い感じもします。(笑)
プロヴァンスを中心に、ローヌやラングドックのワインもネゴシアンとして扱ってますが、プロヴァンスの「ロゼ」ではなく「赤」にこだわりを持ってるそうで、その作り手のバンドールですから、これは面白そうです。
公式ページはシンプルで少々情報少なし。なのでショップサイト等を参考にします。
セパージュは以下の通り。
・ムールヴェードル 85%
・グルナッシュ 10%
・カリニャン 5%
例の樽を使って18~24ヶ月も熟成させるようです。
バンドールと言えばムールヴェードル。原産はスペインで、モナストレル(Monastrell)という名前でしたね。オーストラリアやアメリカではマタロー(Mataró)というシノニムで呼ばれます。

生産量もスペインがダントツですが、このバンドールではムールヴェードルが主要品種です。
AOC Bandol の規定をINAOのサイトで確認しておきます。主要品種が以下。
・ムールヴェードル
・グルナッシュ
・サンソー
さて、プロヴァンスはエクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)にほど近い作り手訪問。

実はバンドールからは少し離れています。まあ、車で1時間くらいですが。
なので、自社畑なのか買いブドウなのかは不明です。
Google Mapで AOC Bandol を俯瞰しておきましょう。バンドールを含むヴァール(Var)県の8つのコミューンが対象地域です。

地図中にも書き込みましたが、以下の8コミューンになります。
・Bandol
・Saint-Cyr-sur-Mer
・La Cadière-d'Azur
・Le Castellet
・Le Beausset
・Évenos
・Ollioules
・Sanary-sur-Mer
近くのAOC カシ(Cassis)と同じく地中海に面しています。
エチケット平面化画像。

表裏とも印刷の品質はあまりよくないですね。(笑)
そして、ネックにはこんなPOPが。

なんとDRCの樽らしき写真をあしらってます。何だか…うける~。(笑)
さあ、抜栓。

キャップシールにはここのシンボルマークのトカゲ(ヤモリ?)ですね。
コルク平面化。

ここにもトカゲが!(笑)DIAM3の合成コルクを採用。
なぜかコルク横には花?のマーク。ここにはミレジムを入れましょう。

ロゼのイメージが強いプロヴァンスですが、やはり赤がいいなということで、バンドールを選びました。売り文句が「ロマネ・コンティの樽で熟成したワイン」ですと。何だか変わったのを選んじゃったようです。(笑)

ローラン・バレラさんとカナダ人の醸造家エマニュエル・デュペレさん夫妻が、プロヴァンスで1番おいしい赤ワインを造ろうと決意し1997年に立ち上げたのがこの「デュペレ・バレラ」。
DRCの使用樽を譲り受けているのは本当のようで、何度も掛け合って口説き落としたそうです。まあ、旧樽を使うなら一流のがいいってのはわかりますが、少々マーケティング臭い感じもします。(笑)
プロヴァンスを中心に、ローヌやラングドックのワインもネゴシアンとして扱ってますが、プロヴァンスの「ロゼ」ではなく「赤」にこだわりを持ってるそうで、その作り手のバンドールですから、これは面白そうです。
公式ページはシンプルで少々情報少なし。なのでショップサイト等を参考にします。
セパージュは以下の通り。
・ムールヴェードル 85%
・グルナッシュ 10%
・カリニャン 5%
例の樽を使って18~24ヶ月も熟成させるようです。
バンドールと言えばムールヴェードル。原産はスペインで、モナストレル(Monastrell)という名前でしたね。オーストラリアやアメリカではマタロー(Mataró)というシノニムで呼ばれます。

生産量もスペインがダントツですが、このバンドールではムールヴェードルが主要品種です。
AOC Bandol の規定をINAOのサイトで確認しておきます。主要品種が以下。
・ムールヴェードル
・グルナッシュ
・サンソー
この内、ムールヴェードルだけは50%以上使わないといけませんが、この3種から最低2種類を使う必要があります。つまり、ムールヴェードル100%はダメってことです。スペインはモナストレル100%があるのに何だか変な決まりですね。
これ以外の補助品種にシラーとカリニャンが認められています。一応、今日のワインはこの規定クリアですね。(笑)
因みに、AOCバンドールはロゼと白もあります。ロゼの決まりは上記の赤と同じ。
これ以外の補助品種にシラーとカリニャンが認められています。一応、今日のワインはこの規定クリアですね。(笑)
因みに、AOCバンドールはロゼと白もあります。ロゼの決まりは上記の赤と同じ。
白は、Bourboulenc、Clairette、Ugni Blancが主要品種で、 Sauvignon Blancが補助品種です。
さて、プロヴァンスはエクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)にほど近い作り手訪問。

実はバンドールからは少し離れています。まあ、車で1時間くらいですが。
なので、自社畑なのか買いブドウなのかは不明です。
Google Mapで AOC Bandol を俯瞰しておきましょう。バンドールを含むヴァール(Var)県の8つのコミューンが対象地域です。

地図中にも書き込みましたが、以下の8コミューンになります。
・Bandol
・Saint-Cyr-sur-Mer
・La Cadière-d'Azur
・Le Castellet
・Le Beausset
・Évenos
・Ollioules
・Sanary-sur-Mer
近くのAOC カシ(Cassis)と同じく地中海に面しています。
エチケット平面化画像。

表裏とも印刷の品質はあまりよくないですね。(笑)
そして、ネックにはこんなPOPが。

なんとDRCの樽らしき写真をあしらってます。何だか…うける~。(笑)
さあ、抜栓。

キャップシールにはここのシンボルマークのトカゲ(ヤモリ?)ですね。
コルク平面化。

ここにもトカゲが!(笑)DIAM3の合成コルクを採用。
なぜかコルク横には花?のマーク。ここにはミレジムを入れましょう。
Alc.14.5%。(pH:3.99、Brix:7.0)
濃いガーネット。

黒ベリー、プラム、スパイス。
青野菜もかすかに。
芳ばしい樽香、DRCですね。
効果出てるじゃん。(笑)
効果出てるじゃん。(笑)
辛口アタック。
薄っすらと酸が敷かれていてフレッシュさを演出してますが、
味は貫禄の厚みと複雑味があり、なかなかいいですよ。
喉越しで少々の収斂性感じ、タンニンも主張してますね。
最終的にいい感じのハーモニーで続く余韻は好印象。
ムールヴェードルの野性的な特徴を酸でうまくバランス取ってる気がします。
もっと熟成させてみたいとも感じる味でした。
何気に現状ムールヴェードルの最高点が付きました。
何気に現状ムールヴェードルの最高点が付きました。
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Dupéré Barrera
Bandol Cuvée India 2016
Bandol Cuvée India 2016
RRWポイント | 93点 |
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