Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

ソーヴィニヨン・ブラン

Te Henga Marlborough Sauvignon Blanc 2018

ずいぶん暑くなってきました。こんな時はニュージーランドのソーヴィニヨン。
ということで、やまやの店頭で適当にゲットしたのがコレ...。TE HENGA?
ラベルも変だし、少々気になりますがソーヴィニヨン・ブランに違いはないでしょう。
折りしもの夕食は親子丼にキツネうどん。黄色には黄色が合うの法則です。(笑)


IMG_2535
作り手の情報をネットで調べますが、今ひとつ詳しい情報がありません。
こうなると公式ページだけが頼りです。(笑)


公式ページはしっかりしたのがありました。

映像を交えながらぐだぐだ書いてるのですが、作り手の実体がつかめません。
所在はオークランドとしながら、マールボロとホークス・ベイのワインを出しています。
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
品種の特徴を出すため、いくつもの酵母を使い低温で発酵するそうです。
熟成はシュール・リーで2ヶ月です。

ワイナリーの住所がオークランドの「Babich Wines」気付(c/o)になってます。
で、よく調べると、Te HengaとBabich Winesのワインメーカーは同じ人でした。
Adam Hazeldineさんというお方。Babich WinesはBabich家の家族経営のようなので、
そこのワインメーカーがセカンドビジネス的に別ブランドを出したと推察します。(笑)


とにかくオークランドのTe Henga Wines c/o Babich Winesに行ってみましょう。
オークランド市街の西側、車で30分ほどのヘンダーソンという所にありました。
tenga01
実はこのワイナリーの西側に砂鉄性の黒っぽいビーチ、その名もTe Hengaがあります。
正式にはベセルズ(Bethells)ビーチと言うらしいので、Te Hengaは原住民語かな?


公式ページにあった動画がなかなか面白かったのでキャプチャーしました。
tenga02
ラベルデザインは、このビーチに吹く風が砂浜に生える草を砂に打ち付け、
できる跡にヒントを得てるそう。て言うっか、おじさん直接描いてるし。(笑)


最後に、産地のおさらいをしておきます。今日のはマールボロでしたね。
tenga03
マールボロのソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール、ピノ・グリの他、
ホークス・ベイからのシャルドネを作っていますが、いずれにしても、
オークランドからはとても遠いです。ワイン作りってそういうものかな~。(笑)


ラベル平面化画像。1枚ものですが、何という形!
IMG_2272
裏はインポーターのラベルと一体になってるわけですね。


さて、抜栓じゃなくて、スクリュー回転。
IMG_2531
一応、ワイン名入り。で、鳥はなぜ描かれているの?ビーチだから海鳥か。

Alc.12.5%。
薄い黄色。
IMG_2534

シトラスのような柑橘系とパッションフルーツ。
アスパラ? 緑のニュアンスはごく弱いけどあります。
ライムの辛口アタック。
やはり酸もフレッシュ生き生きです。
キンキンに冷やしてるのでグラスが曇ります。(笑)
ビール代わりのようにおいしくいただきました。


*****


Te Henga
Marlborough
Sauvignon Blanc 2018
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Castello della Sala Muffato della Sala 2014

アンティノリがウンブリア州に展開するCastello della Sala
前にシャルドネピノ・ネロ(ピノ・ノワール)を試していますが、
その時に極甘口の貴腐ワインも試していましたので記事にしておきます。
その名もムッファート・デラ・サラ(Muffato della Sala)といいます。
因みにパーカーおじさんはこの2014年に92点をつけています。


IMG_0539
貴重な貴腐ワインですからね。500mlの小ぶりのボトルになってます。


公式ページはアンティノリのサイトの中です。

一応ミレジムごとにデータシートもあるんですが、セパージュ詳細は不明。
主体は、
・ソーヴィニヨン・ブラン  60%
で、その他40%が以下のブレンドになっています。
・グレケット (Grechetto)
・セミヨン  
・ゲヴュルツトラミネール 
・リースリング
貴腐菌(Botrytis Cinerea)の付き具合にも依るでしょうから、
毎年比率は変わるんでしょう。でもこれだけの品種全部が貴腐化するのかな?
グレケットはウンブリアの土着品種でシャルドネにもブレンドしてましたね。


ワイナリー訪問は前にもやってますが、名前の通り「サラ城」でしたね。
Umbria00
2010年に一新された最新のGravity Flowシステムがこの中にあります。
醸造工程が進むにつれ建物の下へ降りていく構造で、
最終的にお城の地下30mのセラーにて熟成されるといいます。

アンティノリのサイトから、各地で展開するワイナリーの地図です。
Anti01

ウンブリア州とサラ城の位置関係はGoogle Map上に転記しておきました。
Umbria01
そろそろイタリア全州と主要都市が頭に入ってきましたよ。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_0535
裏ラベルのイタリア語を見ると貴腐菌はMuffa Nobileと言うみたいですね。
Muffaはカビですから、ワイン名のMuffatoもここから来てるわけですね。


さあ、いただきます。
Alc.12.5%。
蜜のようなゴールドです。
IMG_0544

花梨、白桃の香り。
上品な甘さですね。
かすかな苦味も深みに感じます。
単純に美味しいと感じますし、
甘さもソーテルヌなんかのように非常に上品です。
こういう気品を感じる極甘口には、
白ワイン(WWWポイント)の最高点80点がつきます。


*****


Castello della Sala
Muffato della Sala 2014
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Pascal Jolivet Attitude Sauvignon Blanc 2018

阪急で買った新春白ワインおみくじのハズレです。(笑)
しかし、今回はハズレワイン消費の記事ではありませんよ。
なにせ、敢えてこのハズレ(末吉)を狙って買ったんですからね。
大吉が出たらどうしようかとドキドキしながら開封しましたが、
よっしゃ~! 見事狙い通りの末吉をゲットしました。(笑)


IMG_0992
以前にパスカル・ジョリヴェのサンセールを試し、非常に高評価をしました。
「ソーヴィニヨン・ブランの魔術師」と呼ばれるパスカル・ジョリヴェ。
そのスタンダードキュヴェも試したいなと思っていたのです。

これが阪急うめだで売っていた新春白ワインおみくじのチラシです。
IMG_0993
末吉を狙いましたが、それでも27%OFFの2000円ポッキリで十分お買い得。
(コルトン・シャルルマーニュが出れば越したことはないのですが。笑)


公式ページはかっこいいです。

このアティチュードというシリーズは、2001年から始められた、
ソーヴィニヨン・ブランの理想的なのテロワールであるロワール域内から、
サンセールとはまた違った高品質なワインを開発するというのがコンセプトだそうです。
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
は当然ですが、自然酵母使用以外の情報は載ってませんね。


作り手訪問は、以前のものを再掲。サンセールの町のすぐ北側です。
PascalJolivet01
しかし、今日のワインはサンセールではなく広域のVal de Loire IGPになります。
公式サイトの説明では、畑はシュヴェルニー城シャンボール城との間とあります。

トゥーレーヌ地域とサントル・ニヴェルネ地域を1枚に収めた地図を見ます。
Attitude01
シュヴェルニー城とシャンボール城の間となるとAOC Chevernyのあたりですね。
サンセールの本拠地からは結構離れています。車でも2時間くらいの距離です。
2016年に30haまで拡大させたこの畑は石灰質のシレックス土壌なんだそうで、
ここが産み出すブドウでパスカル・ジョリヴェはそのノウハウを遺憾なく発揮しています。

もう少し拡大した地図で場所を確認しましょう。黄色の四角あたりです。
Attitude02
公式ページの「シュヴェルニー城とシャンボール城の間」という説明が、
「ロワールの美しい城の近くの畑だよ」と誇らしげに聞こえたので、
その2つの城と、その他周辺の城も載せておきます。ロワ~ルって感じですね。


エチケット平面化画像。
IMG_0974
スタンダードラインらしくシンプルなデザインです。
「100% ロワール」とありますが、単なるお手頃な入門ワインではなく、
サンセールやプイィ・フュメとは違うロワールのワインを提案してるようで、
パスカル・ジョリヴェの考えが分かるような気がします。


さて、抜栓。
IMG_0988
サンセールの時と同じキャップ、コルクのようですね。

コルクの平面化もしておきます。
IMG_0989
ここにもシンプルにパスカル・ジョリヴェのサインです。

Alc.12.5%。
イエローゴールド。
IMG_0990

梨、白桃、水飴、香り立つフレッシュフルーツ。
トロッと辛口アタック。
酸はあくまできれいでソフト。
お陰でコクのある味をじっくり味わえます。
ミネラル感は喉越しから後味で出てきますね。

確かにサンセールとは方向性が違う気がしますが、うまい。
やっぱこの人、ソーヴィニヨンの魔術師だわ。


*****


Pascal Jolivet
Attitude Sauvignon Blanc 2018
Val de Loire IGP
WWWポイント 79点


WhiteWhiteWine01

Hunky Dory Sauvignon Blanc 2017 Marlborough

過去プチシャブリをソーヴィニヨン・ブランと答えたトラウマからか、
ちょっとやそっとでソーヴィニヨン・ブランなんて答えないぞ…なんて思い、
ワインエキスパートの2次試験でNZのソーヴィニヨン・ブランが出たのに、
見事はずしてしまいました。(笑)
受かったから結果オーライですが、戒めと反省の意味も込めていただきます。
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン。お手頃だけど王道のマールボロ。


IMG_0352
ハンキー・ドリーはマールボロのHuia Vineyardsが手掛けるセカンドブランドです。
買いブドウを使いお手頃価格で出していますが、本家と同じくビオ認証されており、
オーガニック栽培にこだわる契約農家のものを使ってるそうですね。


公式ページは、データシートの置き場がわかりにくいですが、そこそこの情報量。

ワイナリーの周辺、ラパウラ地区の畑から。樽は使いません。

ワイナリーは、マイク&クレア・アラン夫妻がシャンパーニュで修行の末、
マールボロにたどり着き、1996年にスタート。
すでに高品質ブティック・ワイナリーとしてアメリカなんかで評価が高いようです。
Huia Vineyardsの「Huia」ってニュージーランド固有の伝説の鳥の名前なんだそうで、
100年以上前(1907年)に絶滅したとされています。(と、このサイトに書いてます。)

ハンキー・ドリーという名前は「Everything is OK.」を意味するスラングだそうで、
米口語でも「hunky-dory=hunkydory:申し分のない、すばらしい、最高の」となってます。
イギリス人もよく使う「Okey-Dokey」と同じような感じらしいですが、
語源を調べると、なんと日本語がルーツのようです。オドロキです。
ペリーの黒船が日本に来た時、港町で迷った時「本町通り(ほんちょうどおり)」に出れば、
港に戻れるということから「Honcho-Dori」が「全てうまくいく」という意味になり、
ほんちょうどおり、ほんきょうどーり、はんきょーどりー、Hunky Dory...バンザ~イ!!!
となったようです。(笑)


さあ、ワイナリー訪問してみます。
Huia01
ワイナリーがひしめくマールボロ中心地域です。詳しい地図はここ⇒ 情報地図

Google Mapで見るとこんな感じです。
Huia02

ニュージーランド全体からマールボロの場所も確認しておきましょう。
Huia03


ラベル平面化画像。
IMG_0151
Organic Wineとあり、ニュージーランドのビオ認証マーク付きですね。


さあ、スクリュー回転。
IMG_0353
無印。さすがお手頃レンジ、味も素っ気もありません。

Alc.13%。
淡いグリーンがかったイエロー。
IMG_0351

ライムの香り、緑のニュアンス。
これぞソーヴィニヨン・ブラン。(笑)

キレのある酸が気持ちいいアタックです。
これぞソーヴィニヨン・ブラン。(笑)

柑橘系の風味に軽い苦味。
爽やか、かつバランスがいいと思います。
サクッと飲むのにとても良さそう。
ホンチョードーリ!


*****


Hunky Dory
Sauvignon Blanc 2017
Marlborough
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

San Pedro GatoNegro 9 Lives Reserve Sauvignon Blanc 2018

チリ大手のサンペドロが出してるお手頃バリエタルのガトネグロ(黒猫)。
それのちょっといいバージョンがこの「9 Lives」です。
このシリーズのカベソーをよくいただくのですが、なかなかうまい。
780円(+税)の価格からするととっても偉いワインです。
今日は前から気になっていた白、ソーヴィニヨン・ブランをお試し。


IMG_0072
ガトネグロを初めて飲んだのは20年以上前。メルローがバリうまでした。
当時はまだカルメネールも発見されたてでラインアップにもなかった頃。
まだまだカルメネールがメルローと混同されてた頃のお話。

とにかくこのガトネグロというワインは長い付き合いというか印象深いです。
これもかなり前ですが、チリへ行った時に、ガトネグロの750mlが、
地元のスーパーでコカ・コーラみたいに6パックで売られていて驚き。
そして、コーラみたいな値段を見て2度驚きました。(笑)


公式ページは「9回生きた猫」の動画付きで健在です。

ただ、ワインの素性は、
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
しかわかりません。当然樽はないでしょう。
サンペドロ公式ページにもワイン紹介ありますが、データシートはリンク切れ。

今日はもう訪問しませんが、サンペドロの本拠地はクリコーにあります。


それより驚いたのが、ラインアップが増えていたことです。
GN1
なんと「9 Lives」のカルメネールの登場です。
これまだ店頭では見かけたことないんですよ。日本へ入ってないのかな~。
う~ん、試してみたい。日本カルメネール振興協会としては必須です。(笑)

で、こんなのもありました。
GN2
オーガニック・ブレンド白とついに出ましたシャルドネ。
そして、「アパシオナド(情熱的の意)」なる謎の赤ブレンド。
どれもメッチャ気になります!


エチケット平面化画像。
IMG_9967
1000円以下とは思えない高級感はあると思うんですが。


さて、スクリュー回転。
IMG_0073
キャップの「9」マークがカッコいいです。

Alc.12.5%。
淡い黄色。
IMG_0070

青リンゴ、グレープフルーツ、花梨…。
酸味がかすかに乗った辛口アタック。
味の実体は感じるんですがこの酸が目立ちます。
喉越し余韻で苦味っぽいものも感じますね。
つまらない味と言うまではひどくはないし、
ダメダメではないんですがね。まあ、飲めます。(笑)
値段なり、残念ながら驚きはありませんでした。


*****


San Pedro
GatoNegro 9 Lives Reserve
Sauvignon Blanc  2018
WWWポイント 76点



WhiteWhiteWine01

Carmen Insigne Sauvignon Blanc 2018

チリではお気に入りの作り手、カルメンです。
今日はソーヴィニヨン・ブランとシャルドネのバリエタル白2本を同時開栓。
シャルドネのお次はソーヴィニヨン・ブランをいただきます。


IMG_9829
実は先日ブラインドで飲んだシャブリ(酸味多めのプチシャブリでしたが)を、
ソーヴィニヨン・ブランと答える失態を演じてしまいました。
日頃から白はあまり飲まないので、それが言い訳ではあるのですが、
ソムリエのお兄さんを前に何とも言えない屈辱感を味わったわけです。

で、
一から勉強ということで(罰ゲーム兼ねて…笑)2種同時に開けるのです。
IMG_9826
ソーヴィニヨン・ブランのボトルは透明。シャルドネは色ガラスです。


カルメンの公式ページはいつもながら詳細データなし。

ピーマンやアスパラの香り、ライム、グレープフルーツの生き生きした酸味。
ソーヴィニヨン・ブランの特徴をよく表現している…なんて解説です。


ワイナリー訪問しておきましょう。
Carmen01
事務所含め拠点はいくつかあるようですが、これはサンティアゴ近く。
マイポやブインといった町の近くです。
創業は1850年。チリで最初の、そして最古のワイナリーということです。
写真に「1396」と書いてるのが不明ですが。年号なら新大陸発見前。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_9825


さあ、スクリュー回転。
Alc.13%。薄いイエロー。シャルドネよりクリアな感じ。
IMG_9827

この比較でわかりますかね? 微妙なんですが…。
CM0
外観での判断はあきらめましょう。(笑)

ライム、青草が香ります。
アスパラ、ピーマンというのがこれですね。
酸味イキイキ。
梨の味わい。野菜様のフレッシュな風味。
ミネラル感もしっかりあります。
喉越しでも引き続きソーヴィニヨンのベジタブル感を感じます。
これは間違えません。(笑)

フレッシュうま。
やはり、780円と思えないレベル。


*****


Carmen
Insigne Sauvignon Blanc 2018
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Domaine Félix Saint-Bris Sauvignon 2017

リカマンの店頭でAOCサン・ブリ(Saint-Bris)を発見。
ブルゴーニュで唯一ソーヴィニヨン・ブラン100%が認められてる所。
Sauvignon de Saint-Brisが2003年に村名AOC Saint-Brisとなってます。
そういったお勉強のみで頭に残っていたワインに出会うとは…運命かも。


IMG_9718
1690年まで遡る歴史のある家族経営の作り手です。
1990年代から投資をして畑を拡大、近代化してるようですね。


公式ページはそこそこいい感じ。

ワイン情報は申し訳程度で受賞歴に重きを置いてるようです。(笑)
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
土壌が粘土・石灰岩、キンメリジャンだと書いてます。


ドメーヌ訪問。
Domaine_Felix01
サン・ブリ・ル・ヴィヌー(Saint-Bris-le-Vineux)村の市街地です。

村の周り(5村にまたがるらしい)にAOCが広がっているのがわかります。
Irancy
ネットの拾い物地図ですが少し古い。サン・ブリが地域名AOCになってます。
すぐ南側のイランシー(Irancy)は1999年に村名AOCになってます。
因みにイランシーはピノ・ノワールからの赤ワインのAOCですが、
セザール(César)を10%までブレンドしてよいという独特なところです。

この辺り、グラン・オーセロワ(Grand Auxerrois)の位置を確認。
11577
トネロワ(Tonnerrois)やジョヴィニアン(Jovinien)、ヴェズリアン(Vézelien)、
シャティヨネ(Châtillonnais)を含め全部ブルゴーニュです。
シャブリやこの辺りをブルゴーニュで括るのは無理があるような気がします。(笑)

例によって、Google Mapに転記。
Domaine_Felix02
シャブリと2つの村名AOC(とそのセパージュ)を覚えておきましょう。


エチケット平面化画像。
IMG_9642
イラストはサン・ブリの町のシンボルの教会のようです。

Église Saint-Prix-et-Saint-Cot de Saint-Bris-le-Vineuxという長い名前。
Domaine_Felix03
ねっ。同じでしょ。


さあ、抜栓。
IMG_9720

汎用品コルクでしたが、平面化撮影してしまいました。
IMG_9721

Alc.12.5%。
薄いイエロー。
IMG_9717

ライムのような柑橘系と花の香り。ピーチっぽくも。
酸、甘みの融合した優しいアタックです。
味わいは、果実味ある酸の効いたグレープフルーツ的な味。
ミネラル感は乏しいですが、ソーヴィニヨン本来の味を感じます。
とってもバランスのいいソーヴィニヨンと思われます。
こんなとこにあるんですね~。


*****


Domaine Félix
Saint-Bris Sauvignon 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Château La Grande Métairie Entre-Deux-Mers 2017

はい、前回の続き。1000円ボルドー飲み比べ。
今日はアントル・ドゥ・メール(Entre-deux-Mers)です。
AOC Entre-deux-Mersは辛口白だけに認められたAOCでしたね。
見向きもしてなかっただけですが、初めていただきます。(笑)


IMG_9479
ソーヴィニヨン世界大会の金メダルシールが貼ってます。
調べると、2018年度は金メダルは107の生産者が受賞しています。
ナパやらチリやらニュージーランドやら錚々たる顔ぶれです。
受賞基準はよくわかりませんが…。(笑)


もう一度、前回の赤、AOC Bordeauxとのツーショットを上げておきます。
IMG_9463
こんな感じで2日目に赤白一緒に飲みました。何だか楽しいです。(笑)


作り手、Vignobles Buffeteauの公式ページでワイン情報確認。

セパージュは、
・ソーヴィニヨン 85%
・ミュスカデル 15%
「ソーヴィニヨン」の内、2/3がソーヴィニヨン・ブランで、
残り1/3はソーヴィニヨン・グリだそうです。
「Sauvignon Gris」というのは、ソーヴィニヨン・ブランの変種で、
ピンク色の果皮を持ち、ブラン単一より味が重厚になるということで、
ボルドーやロワールで栽培されてるようですね。
赤と同じく、樽は使わず数か月の熟成とあります。


前回、AOC Entre-deux-Mersとこの作り手の所在を示す地図を描きながら、
ゴルナックの村に印をつけて、ふと気が付きました。
これって、AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeじゃないの?

AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeは同じく辛口白のAOCですが、
AOC Entre-deux-Mersより狭域の9つの村に限定されます。
Arbis、Cantois、Escoussans、Gornac、Ladaux、Mourens、Soulignac、
Saint-Pierre-de-Bat、Targonの9村です。ほら、ゴルナック入ってますね。
AOCアントル・ドゥ・メール・オー・ブノージュを前回の地図に書き込んでみます。
Vignobles_Buffeteau_Haut_Benauge
ここでまたふと気が付きました。この作り手の所有畑は、
ゴルナックと隣のカステルヴィエル(Castelviel)に合計29haでした。
なるほど、一部域外のブドウですから「Haut-Benauge」が名乗れないんですね。
白品種は周囲の契約農家から7ha分買い足してるともありましたから、
ますます規定から外れるわけです。AOCって厳格ですね。

ついでのお勉強ですが、AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeと同一地域で、
「AOC Bordeaux Haut-Benauge」というのがありますが、
これは辛口白に加えて甘口白も認められたAOCです。
Bordeaux Haut-Benaugeの公式ページというのもあり、
今日の作り手Vignobles Buffeteauは、そこの協会メンバーになってますね。


エチケット平面化画像。
IMG_9403


さあ、抜栓です。
IMG_9475
赤のAOCボルドーと同じDIAM1のコルクです。

同じですが、平面化撮影しておきます。
IMG_9474
こっちの方が刻印が鮮明ですね。(笑)

Alc.12.5%。
明るい薄黄色。
IMG_9477

ライム、青リンゴ、香りの量は豊富です。
まろやかな味。酸味のキレはなさそうです。
安物感、水っぽさも感じないので、まずまずですね。

アントル・ドゥ・メール、あなどれないですよ。
充分楽しめそうです。


*****


Château La Grande Métairie
Entre-Deux-Mers 2017
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Old Coach Road Lighter Sauvignon Blanc 2018 Nelson

ニュージーランドのソーヴィニヨンブランですが変わったのを見つけました。
「Lighter in Alcohol」とシールがあり、Alc.10.5%しかありません。
通常バージョンもあるようで、そちらはAlc.13%あるようです。
このライトバージョンの意図はなんでしょうね。試すしかありません。(笑)


IMG_9066


公式ページはこのワインからは想像がつかないほどしっかりしています。
Seifried Estate Wineryという1973年にネルソンで創業の家族経営のワイナリーです。
ワイン情報も豊富なんですが、ライトバージョンの意味は書いてません。
果実味の甘さと酸のバランスがとっても素晴らしいんだそうで。

畑は2013年に新規購入した「Queen Victoria Vineyard」で、
樹齢が5年という若木です。もとはキーウィとリンゴ園だったようです。
おそらくこれがライトバージョンの真相ですね。


ワイナリー訪問。
Seifried01
なかなか美しい畑に囲まれたところ。レストランも併設しています。

ネルソンという地域はニュージーランド南島の最北端になります。
Seifried02
残念ながら畑の場所は不明。


ラベル平面化画像。
IMG_8949


抜栓、もとい黄色いスクリューキャップ回転。
Alc.10.5%でしたね。薄いレモン色です。
IMG_9065

柑橘系に緑の植物ニュアンス(ネギ系)、バニラ。
いきなり酸味から来るアタックです。
まさにレモン。
(「Lighter in Alcohol」のシールはレモンの絵か?)
ここまで酸っぱいのはどうでしょう?
おそらくあるはずのミネラル感も吹っ飛ぶぐらいです。
「誰かレモンスカッシュ入れた?」と思わず聞いてしまいます。(笑)

アルコールが低い分を酸味でカバーしてるようでもないです。
レモンのシールからするとこれは確信犯でしょうか。


*****


Old Coach Road
Sauvignon Blanc Light 2018
Nelson New Zealand
WWWポイント 72点



WhiteWhiteWine01

Emmolo Sauvignon Blanc 2016 Napa Valley

ケイマスのワグナーファミリーの生産者来日イベントでの試飲です。
当主チャック・ワグナー氏の長男はMer Soleilでシャルドネとピノを作り、
長女のジェニーさんはエモローのブランドでまた違うワインを作ってます。
これはそのジェニーさんの醸すソーヴィニヨン・ブランです。


IMG_8617
エモローではメルローとこのソーヴィニヨン・ブランをラインアップ。
一族郎党でいろんなワインに挑戦するワグナー家は興味深いですな。


公式ページは商品も2つだけなので至ってシンプル。
「エモロー」はお母様(イタリア系移民の娘)の方の旧姓だそうで。
畑はケイマスのあるラザフォードとオーク・ノール(Oak Knoll)の2ヵ所。
テロワールの異なるこの2ヵ所のソーヴィニヨン・ブランをブレンド。
熟成は主にステンレスタンクで、一部だけ旧樽で寝かせ特徴づけするそう。


ワイナリーの住所はケイマスと同一になってます。よって、訪問は割愛。


と、思っていると、ラベルに「Fairfield」と書いてます。
IMG_8607
ネットの写真ではケイマスと同じ「Rutherford」となってましたから、
ケイマスを出て引っ越したんでしょうか。
ただし、フェアフィールドはナパから少し離れますが。


さあ、いただいてみましょう。
Alc. 12.6%。薄いイエロー。
IMG_8630

軽いプラム。香りは少なめかな。ライムっぽくもあります。
深みのある甘みを微かに感じるアタックです。
ミネラル感はサンセールっぽいかも。
酸が表層でうまく引き締めてくれる感じです。

ロワールのソーヴィニヨン・ブランを目指してるそうですが、
うまさは実現され、ロワール感は出てる気がします。


*****


Emmolo Sauvignon Blanc 2016
Napa Valley
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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