Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

>> 日本その他品種

サントリー 登美の丘 ビジュノワール 2017

サントリーの登美の丘ワイナリーが世界に誇る「登美の丘」シリーズ。
数あるラインアップの中から、ビジュノワールをいただきますよ。
ただ、積極的に聞いたこともない品種のワインを選んだわけではなく、
ふるさと納税(山梨県 甲斐市)の返礼品だっただけなんですが…。(笑)


IMG_1787
ビジュノワールはマルベックと山梨27号を交配した日本の赤ワイン用品種です。
山梨27号というのはメルローと甲州三尺の交配種なので、結局のところ、
50%がマルベック、25%がメルローといような味わいを想像しますね。(笑)


公式ページはこれ。登美の丘ワイナリーシリーズ専用になってます。

ワイン情報はしっかり載ってるように見えますが…
・ビジュノワール 100%
はいいとして、熟成に関して、
樽熟成:56%、タンク熟成:44%、新樽使用比率 0.0%、
とここまで細かく書いてあるのに、熟成期間が不明です。
新樽率0%っていう表現も珍しいですし。(笑)
MLFはありだそうです。


ワイナリー訪問は以前実際に行ってますから、その時の写真をば。
IMG_4562
登美の丘というだけあって高台にあり、甲府盆地が一望できます。

例によって、山梨のワイン産地をGoogle Map上で見ておきます。
Yamanasi02
サントリー登美の丘ワイナリーは甲斐市にありますから返礼品だったわけです。
フラッグシップの登美が欲しかったところですが。(笑)
「勝沼」は産地として有名なので地図上に無理やり「勝沼」も示しましたが、
2005年に「勝沼町」は塩山市・大和村と合併して甲州市になり、今はないです。


ボトルに直接印刷されてますから、ラベル平面化ではなくボトル平面化です。
こういう場合でも平面化して剥ぎ取れるわけですからいいですね。
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ボトル表面がマットに見えますが、冷やし過ぎたので水滴がついてます。
実際の表面はテカってますので、ご了承ください。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_1784
このブドウのマークはサントリーの日本ワインにつけてありますね。

コルク平面化するとこうです。
IMG_1785
テクニカルコルクのDIAM5を採用です。

Alc.13%。
濃いガーネット。
IMG_1786

プラム、カシス、梅酒?
マルベックぽくない独特の香りです。
辛口アタック。
かすかにフォクシーフレーバーですね。
なんだろう、甲州三尺の影響でしょうか。
味の芯はしっかりありますよ。
軽めの酸に、やはりですが、ブドウ風味が乗ってる気がします。
奥に甘みがありそうと思い甘味を探しますが、でもないって感じ。
タンニンはスムーズながら結構主張します。
これはマルベックぽいかもしれません。
余韻はタンニンのお陰でいい具合ですが、
フルーティな軽さと共に少々尻すぼみかな。

悪くないですが少々微妙かも。
う~ん、登美が飲みたい。(笑)


*****


サントリー
登美の丘ワイナリー
ビジュノワール 2017
RRWポイント 87点


ヒトミワイナリー RECOLTE Cabernet Suntory 2016

新酒出ましたよというお知らせメールをもらったので、
去る7月14日に滋賀県東近江市のヒトミワイナリーへ行ってきました。
エチケットやシリーズ名も一新してカッコよくなっていたので、
思わずこのカベルネ・サントリーとリースリング・リオンをお買い上げ。
今日は赤のカベルネ・サントリーを抜栓です。


IMG_5630
滋賀県の畑の風景と青空に雲。
すがすがしいエチケットデザインです。
雲の一つが琵琶湖の形なのが何ともニクい演出です。


正直ここのラベルはセンスが「?」なのが多かったのですが、
IMG_5410
今度のはいいですね。気に入りました。


公式ページを見ると、限定500本だったこともあって、
このカベルネ・サントリーはすでに完売のようです。

以前に試した、ヒトミワイナリーのTartar Wine Rouge 2014も、
カベルネ・サントリーを使っていました。
「ブラック・クイーン」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」の交配種で、
サントリーによって品種登録されたんでしたね。
当のサントリーはもう作ってないんですかね。

Tartar Wineはフレンチオークで10ヶ月熟成していましたが、
今度のは樽熟していないそうです。
詳しくは公式オンラインショップに説明があります。

ここの特徴である「にごりワイン」ですから、
清澄・濾過してませんし、酸化防止剤も無添加。
全房発酵もやってるそうです。


さて、抜栓。
Alc.11%。低っ。
ガーネット。
イチゴ、ブドウ、キャンディっぽいですね。
日本ワインはどうもこんな感じが多いです。
ちょっとメトキシピラジン?全房発酵の影響でしょうか。
さわやかな酸のアタック。
味は立体感あっていいですね。
喉に青臭い風味が残りますが、
余韻までの流れをじっくり楽しめる感じです。

にごりワインゆえ、最後のオリがすごいですが、
けっして味に悪影響はありません。


*****


ヒトミワイナリー
RECOLTE Cabernet Suntory 2016
RRWポイント 85点


TORIKI Rouge

焼鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」にあるカップワインです。
ここは298円(税抜)均一なので、このワインも同じ値段。
まあここに取り上げるのはどうかと思いましたが、
シャレということで・・・。


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鳥貴族オリジナルというのが面白いです。
ワンカップ型ながらラベルデザインは洒落ています。
ローソンでも売ってるらしいですね。


しかし、中身は居酒屋のがぶ飲みワインです。
IMG_5354
「輸入ワイン使用」とあるように、
濃縮還元ジュースのように作られるアレです。


便宜上、「日本ワイン」のカテゴリーに入れましたが、
日本産のぶどうを使わないと「日本ワイン」とは呼びません。
日本国内で作ったら「国産ワイン」と表示されたりしますが、
ぶどうは国産じゃないので紛らわしい表示ですね。

チリのカベルネソーヴィニヨンを使っていると、
どこかで見ましたが、味にその片鱗はありません。
ゲロまずではありませんが、標準的な居酒屋がぶ飲みワインです。

TORIKI Blancという白もあります。(笑)


*****


TORIKI Rouge(鳥貴族)
RRWポイント75点


ヒトミワイナリー Tartar Wine Rouge 2014

関西一円のワイナリーはだいたい訪問しましたが、
唯一課題として残っていたのが、ヒトミワイナリー。
ももクロもやって来た滋賀県東近江市にあります。
自然派「にごりワイン」のフラッグシップをいただきます。


IMG_4700


ヒトミワイナリーは1991年に東近江市(旧の永源寺町のあたり)で創業、
「にごりワイン」という清澄・ろ過をしないワインのみを作っています。
公式ページでは、にごりワインの誕生については説明すれど、
ことさら「自然派ワイン」的なことをうたっていません。
しかしながら、自社農園の減農薬栽培や、天然酵母による醸造、
補酸・補糖なし、など「自然派」なことは全てやってます。
その上での、清澄・ろ過をしない「にごりワイン」なんだそうで。
なにげにすごい。


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行ってみて驚いたのが、ワイナリー兼店舗がおしゃれ。
パン屋も併設されていて、下手したらこちらの方が評判いいようです。(笑)
ワインの説明も丁寧にしてくださり、とても気持ちよく買い物できました。


ももクロのコンサートには興味も用事もないものの、
名神高速道路の黒丸PAが「ももクロ丸」PAになっているというので、
それも見るついでのヒトミワイナリー訪問でした。(失礼!)
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無事、「ももクロ丸」PAの通行券ゲット!(笑)


で、本日のこのワイン、ヒトミワイナリーのトップキュヴェです。
フレンチオークにて10ヶ月熟成っていうのがそれっぽいです。
4,000円は安くありませんが、日本のワインづくりで低価格は難しいですからね。

自家農園産という「カベルネ・サントリー」は初耳。
お店でも聞き返してしまいました。(笑)
1974年「ブラック・クイーン」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」の交配により生まれ、
サントリーによって品種登録されたそうで、よって「カベルネ・サントリー」。
しかし、ブラック・クイーンとカベルネ・ソーヴィニヨンの交配というと、
「甲斐ノワール」が有名ですよね。
何が違うのかネットで頑張って調べましたが、
結局よくわかりませんでした。


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さて、抜栓。
補糖なしだけあってAlc.11%と軽め。
澄んだルビー。そんなに薄くないです。
んっ?
「にごりワイン」ですが濁っていません!
上澄みをすくうだけでこんなにクリアなんですね。
ラズベリー、カシス。いちごも?
ピノっぽい香りに思えます。
酸味がちですがボディも適度に感じ、
軽めながら薄っぺらくはないです。
余韻に酸味の中の弱いタンニンがまあまあ心地いい。

狙い通りで、今晩のカレーとうまく合いました。
おいしく頂けますが酸味が支配する感じがするので、
これは少々合わす料理を選びそうです。

今回、カベソー&メルローブレンドも買ってきましたので、
また後日試してみようと思います。
今度はもっと濁ってるとおもしろいんですが。


*****


ヒトミワイナリー
Tartar Wine Rouge 2014
RRWポイント 86点


飛鳥ワイン / 飛鳥 アルモノワール 2015

ぶどうの生産は山梨や長野などが有名ですが、
100年ほどさかのぼると、大阪が日本一の生産を誇っていました。
今でも柏原市や羽曳野市の山手には立派なブドウ畑が残っています。
そして、このあたりにはいくつものワイナリーがあるのです。

柏原ワインというのは昔試したことがありますが、
今日は「飛鳥ワイン」をお初に訪れ、おすすめワインをゲットです。


Asuka


民家+倉庫風に見えますが、
奥にはショップやテイスティングルームもあります。
写真左の方へ道を登っていくと、ブドウ園が続いています。

ショップでは、
残り3本という樽熟成のカベソー2012年をすすめられたのですが、
あまり見たことのない「アルモノワール」なるセパージュのものを購入。

ちょっと調べてみると、
山梨県果樹試験場が開発した赤ワイン専用ぶどう品種だそうで、
2008年に登録されたという比較的新しい日本の品種です。
カベソーに耐寒性のあるツヴァイゲルト・レーベを交配しており、
冷涼な日本の気候で育てやすく、
日本でそのまま育てたカベソーやメルローより質がいいそうです。
これはこれから広まっていくんではないでしょうか。


HarmoNoirAsuka


エチケットを見て驚いたのが、限定醸造215本という少なさ。
貴重なんだか、まだまだ実験的なのか。
とにかくいただいてみましょう。Alc.12%です。

まず、かなり濃いルビー色に驚き。
日本ワインじゃなかなかない濃さです。
香りは、カシス、プラム、まさにカベソーの風味です。
アタックはちょっとあっさり、メルローっぽいです。
このあたりはツヴァイゲルトの影響でしょうか。
酸味、タンニンはほどよく行儀がいい感じです。
ただ、メルローっぽさというか、コクや複雑味は弱いです。
そのため余韻も若干弱めです。
カベソーのコクは足りませんが、
かえってフレッシュかもしれません。
これは品種のポテンシャルを感じますね。
うまく熟成すればもっとコクを出せるはずです。

この飛鳥ワインのアルモノワール、
日本ワインではかなりいい線行ってると思います。


*****


飛鳥ワイン / 飛鳥 アルモノワール 2015
RRWポイント 88点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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