G.D.ヴァイラというバローロを代表する作り手ですが、そのランゲ・ロッソ。
バローロもいいですが、こういうのに作り手のポリシーが現れてたりします。
実際作り手のメッセージでは「ピエモンテ入門として多様な品種をブレンドし、
それぞれの個性を味わってもらえるようにした」なんて書いてありました。

G.D.ヴァイラは1972年に現当主のアルド・ヴァイラさんと奥様が立ち上げ、
息子たちと家族総出で経営しているとのこと。ランゲに40haものいい畑を所有。
バローロのみならず年間10万本の多様なワインを生産するそうです。
公式ページはいい感じなんですが、今日のランゲ・ロッソ2017の情報見当たらず。
ネットで調べると、結構年ごとに違いがありそうです。
2017年はネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットを主体にブレンドしており、
バローロもいいですが、こういうのに作り手のポリシーが現れてたりします。
実際作り手のメッセージでは「ピエモンテ入門として多様な品種をブレンドし、
それぞれの個性を味わってもらえるようにした」なんて書いてありました。

G.D.ヴァイラは1972年に現当主のアルド・ヴァイラさんと奥様が立ち上げ、
息子たちと家族総出で経営しているとのこと。ランゲに40haものいい畑を所有。
バローロのみならず年間10万本の多様なワインを生産するそうです。
公式ページはいい感じなんですが、今日のランゲ・ロッソ2017の情報見当たらず。
ネットで調べると、結構年ごとに違いがありそうです。
2017年はネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットを主体にブレンドしており、
そこに少量のフレイザとアルバロッサとピノ・ノワールを加えてるようです。
比率は不明なんですが、2015年のデータはあったので参考になるかもしれません。
(2015)
・バルベーラ 40%
・ドルチェット 25%
・ネッビオーロ 25%
・フレイザ 10%
これを見ると、ネッビオーロ少なめですね。
2017年の情報ではネッビオーロが先に書いてあるんで、一番多いのかと思いましたが、
おそらくバルベーラ多めなんでしょうね。なのでカテゴリーはバルベーラにしました。
熟成はおそらく、半分ステンレスタンク、半分が1~3年落ちの木樽で18~24ヶ月。
作り手のコメントで「ランゲ・ロッソはサッカーチームだ。」というのがありました。
「各々の品種が各ポジションの個性を発揮。少量入ってるアルバロッサはほぼ感じないが、
これはゴールキーパーなんだ。なぜなら彼がいないと試合ができない。」 …ぎゃふん!(笑)
はい、これがバルベーラとドルチェット。

どちらもピエモンテを代表する品種で、単品種のDOC/DOCGもありますが、
どうも自分はその酸味が苦手です。この2品種、どっちも同じ味がします。
おそらくブラインドでは利きわけられないです。(笑)
(DOCG=Denominazione d’Origine Controllata e Garantita)
で、これがフレイザとアルバロッサ。

Freisa d’Asti DOCなど、フレイザは単品種で使われることもあるようですが、
アルバロッサは補助品種のみですね。ゴールキーパーですもの。(笑)
作り手訪問。バローロ村の西側、ヴェルニェという村にあります。

実は、公式ページに所有畑の詳細な地図がほぼすべて載っていました。
Web登録しないと見れなくなってますが、メアド入れるだけなので簡単。
これが、その地図のうちのひとつですが(地図は全部で18ありました。)、
フレイザ、アルバロッサ、ピノ・ノワール畑があるのはこの地図だけなので、
今日のランゲ・ロッソはワイナリー(地図真ん中)近くの畑からと思われます。

ここはリースリングも作ってるんですよね。
あまり意味はないですが、Google Mapに重ねてみました。(笑)

労力かけた割には、あまり新たな発見はなかったです。(笑)
今日のワインはバローロ域内からが多そうですが、本来のLangheは広域です。

Roero DOCG、Barolo DOCG、Barbaresco DOCGなどを内包してますね。
そして、そのややこしさはこんな地図を見ればわかります。

ラベル平面化画像。

インポーターシールは裏ラベルを隠さず優秀です。
さあ、抜栓。

ワイナリー名、ロゴ入りです。コルクはこの繰り返しなので平面化はなし。

Azienda Agricola G.D. Vajra
比率は不明なんですが、2015年のデータはあったので参考になるかもしれません。
(2015)
・バルベーラ 40%
・ドルチェット 25%
・ネッビオーロ 25%
・フレイザ 10%
これを見ると、ネッビオーロ少なめですね。
2017年の情報ではネッビオーロが先に書いてあるんで、一番多いのかと思いましたが、
おそらくバルベーラ多めなんでしょうね。なのでカテゴリーはバルベーラにしました。
熟成はおそらく、半分ステンレスタンク、半分が1~3年落ちの木樽で18~24ヶ月。
作り手のコメントで「ランゲ・ロッソはサッカーチームだ。」というのがありました。
「各々の品種が各ポジションの個性を発揮。少量入ってるアルバロッサはほぼ感じないが、
これはゴールキーパーなんだ。なぜなら彼がいないと試合ができない。」 …ぎゃふん!(笑)
はい、これがバルベーラとドルチェット。

どちらもピエモンテを代表する品種で、単品種のDOC/DOCGもありますが、
どうも自分はその酸味が苦手です。この2品種、どっちも同じ味がします。
おそらくブラインドでは利きわけられないです。(笑)
(DOCG=Denominazione d’Origine Controllata e Garantita)
で、これがフレイザとアルバロッサ。

Freisa d’Asti DOCなど、フレイザは単品種で使われることもあるようですが、
アルバロッサは補助品種のみですね。ゴールキーパーですもの。(笑)
作り手訪問。バローロ村の西側、ヴェルニェという村にあります。

実は、公式ページに所有畑の詳細な地図がほぼすべて載っていました。
Web登録しないと見れなくなってますが、メアド入れるだけなので簡単。
これが、その地図のうちのひとつですが(地図は全部で18ありました。)、
フレイザ、アルバロッサ、ピノ・ノワール畑があるのはこの地図だけなので、
今日のランゲ・ロッソはワイナリー(地図真ん中)近くの畑からと思われます。

ここはリースリングも作ってるんですよね。
あまり意味はないですが、Google Mapに重ねてみました。(笑)

労力かけた割には、あまり新たな発見はなかったです。(笑)
作り手の所在をBarolo DOCGの地図で見るとこの辺りになります。
今日のワインはバローロ域内からが多そうですが、本来のLangheは広域です。

Roero DOCG、Barolo DOCG、Barbaresco DOCGなどを内包してますね。
そして、そのややこしさはこんな地図を見ればわかります。

DoglianiというのはDolcetto100%のDOCGです。2005年にDOCG昇格しました。
Diano d’Alba(Dolcetto di Diano d’Alba)も同じくDolcetto100%のDOCGです。
こちらは2010年にDOCGに昇格しました。
ラベル平面化画像。

インポーターシールは裏ラベルを隠さず優秀です。
さあ、抜栓。

ワイナリー名、ロゴ入りです。コルクはこの繰り返しなので平面化はなし。
Alc.13.5%。(pH:3.70、Brix:7.0)
ガーネット。

ブラックベリー、チェリー、プラム…。
生っと茎感もあり。
やっぱり酸味からくる辛口アタックです。
確実にバルベーラ・ドルチェットがどっさり入ってる感。
適度に複雑味のある味は奥行きもあっていい感じなんですがね~。
このあたりは作り手の実力というか手腕なんでしょう。
のど越しで収斂性のタンニンが襲ってきます。
この苦味と酸味が絡みあって、余韻はけっこう楽しめ、
味わい尽くしたなと思うとフィニッシュ。
味わい尽くしたなと思うとフィニッシュ。
う~ん、いいんだけど、やはり酸っぱさがね~。
この作り手のネッビオーロが試したくなるポテンシャルは感じました。(笑)
この作り手のネッビオーロが試したくなるポテンシャルは感じました。(笑)
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Azienda Agricola G.D. Vajra
Langhe Rosso 2017
RRWポイント | 89点 |
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