Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

>> その他の白品種

Feudo Arancio Inzolia 2018 Sicilia DOC

フェウド・アランチョというのはよく見かけますね。種類もいろいろ。
シチリア島の作り手ですが、ネロ・ダーヴォラやこのインツォリアのみならず、
カベソー、メルロー、ピノ・ネロ、シャルドネなど国際品種何でもやってます。
まあ、そういう節操のない感じに加え、趣味の悪い(失礼!)ラベルと、
1000円程のお値段で、何となく敬遠してましたが、本日初アランチョです。(笑)


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フェウド・アランチョは2001年にシチリア島の西、Sambuca di Siciliaに設立。
インポーター情報では、フェウド・アランチョは「最高のコスパ・ワインの提供」と
「料理と相性の良いワインを造る」というコンセプトの下設立されたらしいです。
北イタリア、トレント近くが本拠地のGruppo Mezzacorona傘下のようですが、
公式ページを見る限り、シシリー、シチリア島のワインというアイデンティティーを
かなり前面に押し出してるように思えます。


公式ページは、さすが大手、カッコよくできています。

一応、各ワインのデータシートもあります。
・インツォリア 100%
当然のように樽はなく、シュール・リーで4ヶ月の熟成です。

インツォリアはシチリア島原産のシチリアを代表する白品種です。
Feudo04
アンソニカ(Ansonica)という名前でトスカーナでも栽培されていますが、
シチリアDOCの主要品種となるほどシチリアでは重要な品種のようです。

今日のワインはSicilia DOCですが、2011年にIGTから昇格したDOCです。
(IGT=Indicazione Geografica Tipica、DOC=Denominazione di Origine Controllata)
同時に従来のIGTカテゴリーとして、IGP Terre Sicilianeが新設されています。
Sicilia DOCは、Bianco(白)の場合、指定品種を50%以上使う必要があります。
Inzolia(=Ansonica)、 Catarratto、Chardonnay、Grecanico Dorato(=Garganega)、
Grilloがその指定品種です。
今日のワインのようにInzoliaを表示するには、Inzoliaが85%以上必要です。
今日のは100%インツォリアなのでOKですね。


さあ、Sambuca di SiciliaにあるFeudo Arancioを訪問しますよ。
Feudo02
すごい。さすがに立派な施設と周辺の畑です。

敷地総面積が280ha。ここ周辺の所有畑は内240haにのぼるそうです。
その上、創設から2年後の2003年、島の東側のワイナリーを取得します。
ラグーザ県のアカーテ(Acate)というところにあります。これが入り口。(笑)
Feudo05
ここはさらに大きく、総敷地面積が690ha、畑が450haあるそうです。
2拠点の畑を合わせると700ha近くを所有していることになります。
今日のインツォリアはアカーテの畑からとありますから、ここからですね。

シチリア島を俯瞰して、全体の位置関係や距離感を見ましょう。
Feudo03
創業の地のSambuca di SiciliaとAcateは車で3時間の距離になります。
また、Sambuca di Siciliaの市街地からフェウド・アランチョへ行く途中、
アランチョ湖という小さな湖を発見。なるほどここから来た名前ですね。


ラベル平面化画像。
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イスラームな雰囲気のラベルデザイン。
地中海の真ん中にして最大の島、シチリア。古来より交通と通商の要地で、
諸勢力が交替し、地中海における「文明の十字路」と言われるくらいです。
いつぞやの何らかの文明のデザインをモチーフにしてるんでしょうね。


さあ、抜栓。
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無印キャップシールですが、ネックには紋章がついてました。(冒頭写真参照)

コルク平面化。
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名前、デザイン入り。2年耐用のDIAM2を採用してますね。

Alc.13%。(pH:3.53、Brix:6.0)
ゴールドイエロー。
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みずみずしい梨、レモンのシャーベット、白い花。
酸味を感じる辛口アタック。
ライム味のかき氷が溶けたあとのような味わいです。(笑)
しかし、中にミネラル感や青い苦味様の風味があり、
味に膨らみを持たせてくれています。
薄っぺらくないのはいいですね。

キンキンに冷やして飲むのに最高です。
行ったことないけど、シチリア島が思い浮かびます。(笑)


*****


Feudo Arancio
Inzolia 2018
Sicilia DOC
WWWポイント 78点



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Marc Deschamps Pouilly-Sur-Loire Les Loges 2017

AOCプイィ・シュル・ロワールをいただきますよ。品種はシャスラ100%。
ソムリエのお勉強した人はわかりますよね。プイィ・フュメと一緒に覚えます。
最近、知識でしかないワインを飲んでおきたくて、課題として取り組んでます。
お勉強で終わらせたらもったないくらいの驚きと発見があり楽しいです。(笑)


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マルク・デシャンさんは、1978年に地元の古いドメーヌ、フィジェ家に就職。
ワインメーカーとして働いていましたが、1991年にオーナーのポールさんが急逝。
マルク・デシャンさんはフィジェ家からドメーヌを引き継いで運営しています。
棚ボタなんて言ったら怒られますね。(笑)

AOC Pouilly-Fuméの地域のど真ん中、Pouilly-sur-Loireのコミューンにある、
ロワール川の畔のレ・ロジュ(Les Loges)というところにドメーヌはあります。
今日のワインも「Les Loges」とありますから、そこの畑なんでしょうね。

AOC Pouilly-Fuméの地域でソーヴィニヨン・ブランプイィ・フュメですが、
シャスラで作るとAOCプイィ・シュル・ロワール(Pouilly-sur-Loire)になります。
しかし、ソーヴィニヨン・ブランのプイィ・フュメ(Pouilly-Fumé)の名前は絶大で、
高く売れるもんですから、シャスラの畑ははどんどんソーヴィニヨン・ブランに
植え替えられているそうです。
栽培面積はソーヴィニヨン・ブランの1,300haに対しシャスラが30haだそうで、
Pouilly-sur-LoireはPouilly-Fuméに対し、実に2.3%しかないということになります。

歴史的には、古来シャスラが栽培されパリなどへの供給地だったりしたようです。
やはり、フィロキセラ禍の後、ソーヴィニヨン・ブランへの転換が起こりました。
今なお、こうやってシャスラを続けている作り手にはこだわりを感じます。
ただ、今日の作り手も年間3,000本の極少生産らしいですが…。


公式ページはあるにはありますが、ブログ形式で今一つ使いにくいです。

プイィ・シュル・ロワールも2014年が載っていますが、
・シャスラ 100%
くらいしかわかりません。
インポーターの情報では、機械収穫、発酵・熟成ともにステンレスタンクで、
MLFはなし、熟成期間は8ヶ月です。
畑は、ドメーヌのあるレ・ロジュ(Les Loges)の南西向き斜面だそうで。


レ・ロジュはPouilly-sur-Loireのコミューンの北の端っこです。
ロワール川のすぐ畔の小さな集落です。ドメーヌ訪問してみましょう。
MarcDeschamps01
素朴な村です。集落の周辺はブドウ畑が広がっています。

シャスラの畑なんてプイィ・フュメ全体の2%ですから、
見分けられるわけないですが、一応これがレ・ロジュの畑です。(笑)
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9月の写真です。収穫前ですかね、いい雰囲気です。

見分けようとは思いませんが(笑)一応こういう写真も上げておきましょう。
MarcDeschamps02
見た感じですが、シャスラは軽くてフレッシュな味のような気がします。(笑)
サヴォワやアルザスでも使われますが補助品種ですね。あとは、スイス。


さて、いつものトゥーレーヌ/サントル・ニヴェルネ地図です。
MarcDeschamps03
クール・シュヴルニーも前に試しましたから、今日もひとつ課題クリア。

因みに、このGoogle Mapはフランス全体のこの部分(赤四角)を切り取ってます。
MarcDeschamps04
サントル・ニヴェルネはブルゴーニュのグランオーセロワやシャブリに近いです。
こうして位置関係を見るとオルレアンでシャルドネなのもうなずけたりします。


エチケット平面化画像。
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いつもながら、ネックのミレジムシールの平面化は難儀します。

裏ラベルはなくインポーターシールのみ。
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さあ、抜栓。
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コルク短っ!! 当然、汎用品。

要らないけど平面化しちゃいました。
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Alc.12%。
ゴールドイエロー。
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青いリンゴ、みずみずしい梨。
奥に蜜もありそうな香り。
きれいな酸が乗った辛口アタック。
爽やかなみずみずしいフルーツは…なんだろう。
やはり梨っぽいですね。
夏ミカンのような酸味が少々。
喉越しに苦味っぽいのが来て、これまたいい感じ。
後味で、やはりきれいな酸が帰ってきます。
これも夏にいいなあ。


*****


Marc Deschamps
Pouilly-Sur-Loire Les Loges 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Mayer am Pfarrplatz Beethoven Symphony No.9 Viennese White 2019

前にオーストリアのグリューナー・フェルトリナーの安いのを試しましたが、
可もなく不可もない印象で、まだまだ実体が掴み切れていないようなので、
今日はまたちょっと違うのを試してみます。ラベルにはベートーヴェンの顔?


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作り手は、首都ウィーンに1683年から続く老舗、Mayer am Pfarrplatz。
オーストリアらしく敷地内にあるホイリゲ(ワイン居酒屋)でも有名です。

なんでも、ここにかつてベートヴェン(1770-1827)が住んでいたそうで、
あの第九(交響曲第9番)を作曲したという屋敷が敷地内にあるということで、
ベートーヴェン・ハウスとして人気の観光地にもなっているとのこと。
なるほど、だからワインもベートーヴェンを前面に押し出してるんですね。


ワイナリーの公式ページホイリゲの公式ページもあります。

残念なのはワイン情報はショップサイトしかないことです。
このサイトによると、グリューナー・フェルトリナー100%ではなさそうです。
・Grüner Veltliner
・Riesling
・Weißburgunder(ピノ・ブラン)
比率は不明ですが、この3品種と書かれていました。
あとで裏ラベルを見るとGrüner Veltlinerとしか書いてないんですけどね。謎~。
醸造その他の情報もわかりませんでした。


ウィーン市街北側、ドナウ川近くにある作り手を訪問します。
Beethoven01
木の枝の束のついたホイリゲの看板があるように、この中が居酒屋です。
ワインの醸造をやってるのは左の道を奥に行くとある大きな建物です。


前に描いたドナウ川流域のDAC地図にウィーンがあるので、場所を追記。
Beethoven02
オーストリアのワイン産地としてウィーン(Wien)があります。
同じ地域で、ヴィーナー・ゲミシュター・サッツ(Wiener Gemischter Satz
混植混醸による白)はDACに認定されていますが、WienはDACではないです。
(DAC=Districtus Austriae Controllatus)
ヴァッハウ(Wachau)やヴァグラム(Wagram)の如くDACでない銘醸地があり、
必ずしもDACになってるのがいいわけではないようで、オーストリアあるあるです。


公式ページの畑紹介によると、Grüner VeltlinerはこのGrinzingからだそうです。
Beethoven03
場所を確認するとワイナリーからは車で10分とかからない距離にあります。
教会の近くにあるとのことですが、それ以前に、ウィーンのブドウ畑は、
街の中、それも市街地に隣接しています。これもオーストリアあるある。


ラベル平面化画像。
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ベートーヴェンが住んでいたのは1817年だと裏に書いてますね。
しかし、インポーターラベルが下半分がばっと隠しています…。

頑張って剥がしましたが、きれいに剥がせませんでした。チクショー。
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ねっ、「グリューナー・フェルトリナー2019」って書いてあるでしょ。
元詰めの会社名も書いていますが、これはMayer…と同じ場所にあります。
LandweinでなくÖsterreichischer Qualitätsweinというのも重要な情報です。
本当、無神経なインポーターラベルはいただけませんね。


さあ、スクリュー回転。
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いつものオーストリアの国旗カラーの認定マークが印刷されています。

Alc.12.5%。
薄いイエロー。
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白い花、微かに花梨か青リンゴ。
酸味が生き生きした辛口アタック。
軽くて爽やかな飲み口ながら、
塩味のようなものも感じ、
味がつまらなくなるのを抑えてくれています。

夏にキンキンに冷やしてクッといくのがいいですね。
残念ながら第九は聞こえてきません。(笑)


*****


Weingut Mayer am Pfarrplatz
Beethoven Symphony No.9
Viennese White 2019
Grüner Veltliner
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Domaine des 13 Lunes Une Hirondelle Rousette de Savoie 2018

ちょっと前にジュラの赤を試しましたが、今日はその少し南のサヴォワの白です。
サヴォワ(Savoie)では生産量の70%が辛口白で、ジュラ同様土着品種が豊富。
アルテス、シャスラ(スイス原産とも)、ジャケールが代表的なサヴォワの品種。
今日のワインはAOC Roussette-de-Savoie。アルテス100%で作られるAOCです。
ルーセットというのがアルテスのシノニム、と言うっか、現地での呼称です。
AOC名になるくらいですから、現地呼称の方が一般名称より通りがよさそうです。


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作り手はDomaine des 13 Lunes。「ドメーヌ・13の月」という意味です。
何やらビオディナミくさい名前だなと思ったらその通りでした。(笑)
DRCやルフレーヴにビオディナミを伝授した巨匠ピエール・マッソンの後継ぎ、
ヴァンサン・マッソンに師事したシルヴァン・リオタールさんが、
2016年にサヴォワに設立した超新星自然派ドメーヌなんだそうです。


公式ページはシンプルで必要最小限の情報のみ。

よってインポーター情報に頼ります。
・ルーセット(アルテス) 100%
白は除梗せず、80%をグラスファイバー製タンクで、20%を228リットルの樽
(オーク50%、アカシア50%)で発酵後、そのまま10ヶ月間熟成だそうです。

AB (Agriculture Biologique) 認証をFR-BIO-15にて、ビオディナミのデメテール
(Demeter) 認証も2020年取得予定だそうです。認証って時間かかるんですね…。


さて、サヴォワとイゼールの県境の「Abymes」という所にある作り手訪問。
後ほど地図で確認しますが、峡谷の間の一面ブドウ畑の超田舎です。(笑)
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畑の向こうにドメーヌを確かに発見しましたが、やはりストビューでは近づけず。
しかし、このテロワール、雰囲気、好きだな~。


例によって、謎に包まれた(?)サヴォワをGoogle Map上に表しますよ!
一応、該当コミューンなど調べつつ線を引いたのでそんなに悪くないです。(笑)
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まず、Vin-de-SavoieRoussette-de-Savoieはサヴォワほぼ全域が対象です。

Vin-de-Savoieは、ジャケール(Jacquière)、ルーサンヌ(Roussanne)
<サヴォワではBergeronというシノニムで呼びます。>、ルーセット
(Roussette=Altesse)、シャスラ(Chasselas)、グランジェ(Gringet)
<オート・サヴォワ県原産のローカル品種>などを使った辛口白が主体。
モンデュース(Mondeuse)、ペルサン(Persan)などのローカル品種や、
ガメ、ピノ・ノワールを使った赤・ロゼもこのAOCで作られます。

Roussette-de-Savoieは今日のワインですが、Roussette (=Altesse) 100%。
名前からしてルーセットですから当然ですよね。逆にルーセットは、
どれだけサヴォワ全域に広く栽培されているんだってことですよね。

で、Vin-de-SavoieRoussette-de-Savoieは、それぞれ後ろに村名を付け、
そのコミューン単独のAOCを作ります。Roussette-de-Savoie ~ は、
品種がルーセットに決まっていていいんですが、Vin-de-Savoie ~ の場合は、
主要品種が微妙に違ったりとその地域の特色があるのでややこしいです。
全部調べて書きませんが(笑)、例えば、Vin-de-Savoie Ayzeの場合、
主要品種がサヴォワ全体ではマイナーなグランジェ(Gringet)になります。
これら後ろにコミューン名がつくAOCは地図に書き込んでますのでご確認を。

今日の作り手Domaine des 13 Lunesは、Vin-de-Savoie Abymesにあります。
このAOCではジャケール(Jacquière)の白が主流だそうですが、確かにここは、
ジャケール100%のVin-de-Savoie la Mise en Abymesというのも出しています。

~ de Savoieが付かない村名単独のAOCが2つあります。一つがレマン湖近く、
クレピー(Crépy)です。ここはシャスラ(Chasselas)主体(大抵100%)の白。

もう一つがセイセル(Seyssel)で、Roussette (=Altesse) 主体の辛口白です。
ローカル品種のモレット(Molette)100%にするとSeyssel Moletteが表示できます。
セイセルはスパークリングの方が主流でSeyssel Mousseuxという単独AOCです。
モレット(Molette)主体のシャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)ですが、
ルーセットを10%以上ブレンドする規定があります。ややこしや~。

地図を描いていて気づきましたが、セイセルはローヌ川を挟んで2つあります。
アン県(Ain)側とオート・サヴォワ県(Haute-Savoie)側どちらもセイセル。
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もちろん、どちらもAOC Seysselになりますからご安心を。(笑)


いっぱいローカル品種やら初耳のブドウが出てきたのではないでしょうか。
これ見ても仕方がないですが(笑)一応どんな品種だか雰囲気だけでも…。
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ねっ。違いなんてわかんないよね~。(笑)

ええい!ついでにこれも行っときますか!
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とにかく、サヴォワはローカル品種が多くてユニークということだけ、
覚えておきましょう。(笑)


エチケット平面化画像。
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裏ラベルはないですが、よく見ると裏に書くお約束事のようなことは、
表ラベル下の青い部分に書かれていますね。AB、Demeter申請中とも。

裏はインポーターラベルのみでしたので別撮り。
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ヌーヴェル・セレクション公式サイトに今日の作り手の紹介があります。


さあ、抜栓。
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一応コルクは13 Lunes専用品ですが、表面ボロボロ。

コルク平面化しておきます。
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あまり上等なコルクではなさそう。これがビオディナミ?(笑)

Alc.12%。
ゴールドイエロー。
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青リンゴ、花梨、ネーブル。
キラキラした白い花を想像する香り。
爽やかな甘みを感じさせますが、辛口アタック。
白桃、黄桃両方を連想する味わいです。
後味に花梨風味も来ますね。

よく冷やして夏に飲むと最高って気がしました。
サヴォワ、なかなか面白いじゃないの。


*****


Domaine des 13 Lunes
Une Hirondelle
Roussette de Savoie 2018
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Clos Sainte Magdeleine Cassis 2017

プロヴァンスの白と言えば、やはりカシ(Cassis AOC)じゃないでしょうか。
カシはプロヴァンス地方で最初のAOCで、1936年に認証を受けていますが、
AOC法自体が1935年制定なので、いかに昔から銘醸地とされてきたかがわかります。
またプロヴァンスらしく赤やロゼも認められてますが、やはり白が67%を占め、
ロゼは30%、赤に至っては3%しかないです。(そう言われると赤も試したい...笑)


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で、カシで有名な白のひとつがこのクロ・サント・マグドレーヌです。
サック・ザフィロプロ家の4代目ジョナサンさんがワインメーカー。
畑名のSte Magdeleineはフランス各地にあるマドレーヌ寺院のマドレーヌのこと。
いわゆるキリスト教のマグダラのマリアですが、脱線するので詳細は割愛。(笑)


公式ページは写真がいっぱいで見ごたえありますが、ワイン詳細はほぼなし。

仕方がないので、インポーターサイト他の情報に頼ります。
セパージュは、
・マルサンヌ(Marsanne) 45%
・ユニブラン(Ugni Blanc) 30%
・クレレット(Clairette) 20%
・ブールブラン(Bourboulenc) 5%
となっています。マルサンヌとクレレットがAOCカシの主要品種です。
主要品種60%以上、30%以上はマルサンヌでないといけませんが、一応クリアですね。
Ugni BlancもBourboulencも補助品種として当然認められています。
他にPascal Blanc、Sauvignon Blanc、Terret Blancもカシの補助品種です。
Terret Blancだけはなぜか5%以上使っちゃダメとAOCの規定には書いてます。
発酵後、14~18ヶ月間温度管理のできるタンクとコンクリートで貯蔵だそうです。

マルサンヌ。ご参考まで。
Marsanne

クレレット。ご参考まで。
Clairette
だから、何なんだ…でしょうけど。(笑)


カシはマルセイユとバンドールの間の海岸沿いにあります。ドメーヌ訪問します。
SteClos02
地中海に面した海岸沿いのすごいところにドメーヌと畑がありました。
トゥーロンから向こうイタリア国境までがコートダジュール(Côte d'Azur)ですが、
手前のカシでも相当海がきれい。作り手訪問で初めて住みたいと思いました。(笑)


公式ページにあまりにきれいな空撮写真があったので貼っておきます。
SteClos03
やはり海風の影響は大きく、毎日塩分をスプレーされるとあります。
作られるワインに独特のヨード化された風味を加えるそうです。


位置関係把握のためプロヴァンスのAOC地図を貼っておきます。
SteClos04
南部ローヌとプロヴァンスを一緒に載せた地図もあったので併せてご紹介。
昔、アヴィニョンからリュベロンの村々経由、コートダジュールに沿った電車で、
ニース、モナコまで旅行をしましたが、その頃から南部ローヌとプロヴァンスは、
同じような雰囲気を持ってるな~と個人的に感じてました。
こういう一体の地図を発見すると、あながち自分の印象は間違ってない気がします。


エチケット平面化画像。
IMG_0018
ユーロリーフとABマーク取得のビオワインですね。

裏ラベルの解説はフランス語なのでGoogle翻訳の画像を貼っておきます。
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「リアルタイムカメラ翻訳」というやつです。ちょっと日本語変ですが。
しかし、便利な世の中ですな~。て言うっか、このブログどんだけGoogle頼り?(笑)


さあ、抜栓。
IMG_2548
いやあ、キャップシール、コルクともに立派です。「13」の意味は不明。

コルク平面化。
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きっちり横にミレジムが打ってあるのでインポーズしておきました。

Alc.13%。
しっかりイエロー。
IMG_2552

パイン、トロピカルフルーツ、黄桃。
香りは多くないんですが南国風の香りです。
微かに甘みを感じる辛口アタック。
フルーティな風味と共にやって来る味は、
しっかりペラくないテクスチャーを感じます。
後味で微妙に苦味も感じるんですが、
雑味ではなく深みを与えてくれています。
これが例の塩味かヨードなのかもしれませんね。

ああ、
これをニースの海岸でブイヤベースに合わせて飲みたいな。
しかし、なぜか我が家の今日の夕食はチャプチェ。(笑)
(これも合うけど…。笑)


*****


Clos Sainte Magdeleine
Cassis Blanc 2018
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Domaine Cauhapé Chant des Vignes 2018 Jurançon Sec

先日AOCイルレギーのワインを試した時、自作マップの足らずを延長しました。
その時「まだまだ南西地方の端っこの方のワインは試してないな~」と気づき、
甘口白で有名と聞いているジュランソンをいただいてみようと思いつきました。
ところが、ゲットしたのがAOC Jurançon Secという辛口白ワイン。
いつもながら中途半端に課題が残った感じになってしまいましたが(笑)、
まずは辛口のジュランソン・セック、お試しです。


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ドメーヌ・コアペという作り手、やはり甘口で世界的に高評価なんだそうですが、
「辛口でも素晴らしいものが作れるということを示したい」との思いから、
辛口ワイン造りにも本格的に力を入れているそうです。そりゃ、楽しみです。
ちなみに辛口のセック(Sec)に対し甘口白はモワルー(Moelleux)と言います。


公式ページは必要十分。写真も多くて楽しいです。ただしフランス語のみ。
Jurancon03
今日の辛口白、裏ラベルにもセパージュはありましたが、
・グロ・マンサン(Gros Manseng) 60%
・カマラレ(Camaralet) 40%
となっています。
グロ・マンサンはプティ・マンサン(Petit Manseng)とともに、南西地方、
特にジュランソン、ベアルンでの主要品種ですね。
カマラレはこの地域の補助品種。補助品種にはクルビュ(Courbu)というのもあります。
除梗後、スキンコンタクト12時間、発酵後、ステンレスタンクで5ヶ月熟成。
このとき澱は取り除かず、いわゆるシュール・リー(Sur Lie)で行います。

一応、グロ・マンサンの写真を貼っておきます。
GrosManseng
だからと言ってね~。


ジュランソンの作り手を訪問しますよ。まわり何もないすごい田舎です。(笑)
Cauhape01
立派な門がありますが、奥までの一本道はストビューでは行けませんでした。

AOCイルレギー入れて延長した自作マップでジュランソンの位置関係を確認。
Jurancon01
ポー川(Gave de Pau)とオロロン川(Gave d'Oloron)の間になります。
ベアルン(Béarn)も同じ2川に挟まれていますが、もう少し下流です。
とにかく川に注目すれば生産地の位置関係や広がりが理解しやすいです。

南西地方の正しい(?)地図もお口直しに貼っておきます。
Jurancon02
しかし、南西地方と一括りにできないぐらい広範囲かつ多様性がありますね。


エチケット平面化画像。
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サインが入ってますが、現当主のHenri Ramonteuさんです。
公式ページに氏の考え方や意気込みが書かれていました。


さあ、抜栓。
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キャップシール、コルク、専用品でカッコいいです。

コルク平面化。
IMG_2511
ブドウと手はドメーヌのマークですね。「JURANÇON」も誇らしげ。

Alc.14%。
イエロー。かすかに緑っ気。
IMG_2512

グレープフルーツ、ネーブル、リンゴ。
甘みのように感じましたが辛口アタックですね。
フルーティさを湛えた穏やかな酸味がそう感じさせたのかも。
香りに呼応して、絞ったグレープフルーツという味がします。
けっして奥深い味わいではないんですが薄っぺらくはなく、
トロりとした舌触りがおもしろいです。
奥の方に微妙な苦味も発見しました。

世の一般的な国際品種の白とは明らかに違いますね。
そういう意味で新発見な味わいです。


*****


Domaine Cauhapé
Chant des Vignes 2018
Jurançon Sec
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Bodega Andrés Iniesta Finca El Carril Minuto 116 Blanco

元FCバルセロナのMFにして、スペイン代表チームのメンバーで、
2018年5月にヴィッセル神戸に移籍したアンドレス・イニエスタ選手は、
DOマンチュエラにワイナリーBodega Iniestaを所有しています。
以前そこのテンプラニージョのブレンドを試しましたが、なかなかでした。
今日はお手頃白ワインの新商品を発見したので、まずはお試しです。


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なんだか知らないうちにサッカーがらみのラインナップが増えてます。(笑)
今日の ’116(ミヌート116)は、2010年ワールドカップ南アフリカ大会決勝で、
延長後半の116分、イニエスタが決勝点を決めた記念すべき数字に因んでいます。
これでスペインは史上初のW杯制覇を果たしたので、ご自慢のゴールということ。
まあ、ワイン自体はカッコいいんですが、ノンヴィンテージというのと、
公式サイトで税込4.75ユーロのセール品(10%OFF)なのが気になります。(笑)


公式ページは立派ですが、ワイン情報等の内容はあっさり。

今日のワインも、
・マカベオ
・モスカテル
のブレンドですが、比率は不明。
マカベオ(Macabeo)は別名(シノニム)でビウラ(Viura)とも呼ばれ、
白品種として国内生産量2位。1位はアイレン(Airén)でしょうね。
チャレッロ(Xarello)、パレジャーダ(Parellada)と並び、スペインの誇る泡、
カバ(Cava)の3大主要品種の1つですね。
モスカテル(Moscatel)はいわゆるマスカット(Muscat of Alexandria)です。


再訪ですが、フエンテアルビージャ(Fuentealbilla)にあるワイナリー訪問。
Iniesta01
カスティージャ・ラ・マンチャ州アルバセーテ県にある小さな町です。
今日のワインはフエンテアルビージャの自社畑からとのことですので、
この周辺からでしょう。よって、DOマンチュエラ(Manchuela)です。

スペインのDO地図で見るとこのあたりです。
Iniesta02

周辺のDOとの位置関係はこの方が見やすいですね。
Iniesta00

気になるのは、
今日のワインのようにノンヴィンテージ(NV)でもDOが名乗れるのかということ。
DO Manchuela公式ページというのがあったので調べてみます。

2004年に認められたDOで、赤・白あって、使える品種が規定されてはいますが、
醸造法他は不詳です。ま、いいんでしょう。Que será, será~♪♪
ちなみに白はマカベオが一番多く(75%)、赤はボバル(Bobal)が主流(42%)。


ラベル平面化画像。
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さあ、スクリュー回転。いつものワイン娘ではなくイニエスタご本人登場。(笑)
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今日の「'116」を持ってうれしそうですね。写真のように赤もあります。

Alc.12.5%。
薄い黄色。
IMG_2413

リンゴ。ライム、というか甘夏みかん。
甘さを感じますが辛口アタックです。
フレッシュでライトな酸のおかげかな。
フルーティでもあるとも言えます。
節操のない軽さですが(笑)楽しく飲めそうです。

決勝ゴール!というほどではないですが、
お手頃だし、いいんじゃないでしょうか。(笑)


*****


Bodega Andrés Iniesta
Finca El Carril
Minuto 116 Blanco
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Domaine des Huards Romo 2015 Cour-Cheverny

ワインエキスパート受験をしていた頃、気になったワインがいくつかあります。
飲んだこともないワインを無理やり覚えたりする空しい作業がいけないんですが、
大抵マイナーなワインで、ネーミングに興味を覚えるパターンが多いです。(笑)
そんな中で、今日はAOCクール・シュヴルニーを試してみます。
希少なローカル品種、ロモランタン(Romorantin)100%で作られますが、
NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で昔やっていた(2000~2009年)、
ぐ〜チョコランタン」を連想したのは僕だけじゃないはず。(笑)


IMG_2245
ロモランタンはこの地区のみで50haほど栽培されるだけなので本当に希少。
そのうちの8haを今日の作り手、ドメーヌ・デ・ウアーが所有しています。
ドメーヌは1846年から続くこの地の老舗で、7代目ミシェル・ジャンドリエ
(Michel Gendrier)さんが家族経営でロモランタンに情熱を燃やしています。


公式ページはそこそこいい感じ。ロモランタンについても語られています。

AOC Cour-Chevernyは3種類あり、今日のは一番下のレンジ。松竹梅の梅です。(笑)
・ロモランタン 100%
は、このAOCの必須条件です。それをビオディナミを実践して栽培しています。
醸造法については特に触れていません。
インポーターの情報ページを貼っておきます。ついでにご確認を。
テラヴェール

一応、ロモランタンのお姿をば。
Romorantin
葉っぱに切れ目が全然ないですね。


まさにクール・シュヴルニーのコミューンにあるドメーヌ訪問。
Domaine_Huards
まわりも畑です。ここはピノの赤やソーヴィニョンの白も作ってますから、
どれがロモランタンの畑かわかりませんね。


さあ、受験時はいい加減に覚えていた位置関係をしっかり調べますよ~。
対象地域をコミューンで押さえてあった地図を発見したので(地図中右下)、
参考にしながらAOC Cour-ChevernyとAOC Chevernyを書き込みます。
Cheverny_Cour01
AOC Cour-ChevernyはCour-Chevernyのコミューン自体よりかなり広範囲です。
またAOC ChevernyがAOC Cour-Chevernyを内包しているのがわかります。
こうなると品種の違いがAOCを決定します。AOC Cour-Cheverny地域でも、
ソーヴィニヨン・ブランで作るとAOC Chevernyになるわけです。

実際AOC Chevernyはソーヴィニヨン・ブラン主体で、シャルドネ、
シュナン・ブランを補助的に使います。トゥーレーヌでもこの辺りから西へ、
シュナン・ブラン主体からソーヴィニヨン主体へと切り替わっていきますね。
また、このAOCは赤とロゼもあり、ガメとピノ・ノワールが主体です。


いつもの、トゥーレーヌとサントル・ニヴェルネを一枚にした地図。
今回(クール)シュヴルニーのエリアがはっきりしたので修正してます。
ChevernyWRONG
ロモランタンが1519年にブルゴーニュから最初にもたらされたというのが、
その名もロモランタン・ラントネ(Romorantin-Lanthenay)という町で、
クール・シュヴルニーの南西30km。現在そこにはロモランタンはありません。

この地図、フランス全体のこのあたりを切り取ったものです。(四角印)
Loire_C_Nivernais02
エリア毎にAOCを押さえてると、それぞれの位置関係や全体像がわかりません。
たまにこうやってフランス地図を眺めないといけませんね。


エチケット平面化画像。
IMG_2221
ユーロリーフと共にビオディヴァン(BIODYVIN)のマークもありますね。
ビオディヴァンはデメテールと並ぶ厳格なビオディナミ認証機関です。


さあ、抜栓。ぬぬぬ!キャップシールなしです。
IMG_2241
ビオワインっぽいですが、衛生的にどうなんでしょう。(笑)


コルク平面化。
IMG_2242
ドメーヌのシンボルマークですね。

Alc.13%。
蜜のようなゴールド。オレンジ気味かな。
IMG_2243

梨、黄桃、と、それらのシロップ漬け。
かすかにゼラニウムっぽいものも。
総じて爽やかなフルーツを思わせます。
若干酸の乗った辛口アタック。
レモン味のお菓子、カバヤの「ジューC」?(笑)
生き生きした酸がきめ細やかにパレットに広がります。
喉越しからフィニッシュにかけて苦味が出てきますが、
グレープフルーツのようなおいしい酸です。
ロモランタンは酸が特徴的とのことですが、
こういうことなんですね。おもしろい。

しかし、今まで飲んだ数少ない白の中でですが、
例えるものを思いつきません。個性的なんですね。



*****


Michel-Gendrier
Domaine des Huards Romo
2015 Cour-Cheverny
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Pasqua PassioneSentimento Veneto IGT 2016

スーパーで見つけたヴェネトIGPのお手頃白ワインです。
なんだかすごいラベルデザインですが、面白そうということでゲット。
調べると割とまともな作り手で、ワインもまともだったりするわけで、
こういう発見があるのでワイン選びは楽しいわけです。


IMG_1903
パスクアというこの作り手、1925年設立の3代に渡る家族経営のワイナリー。
ヴェローナに居を構え、Valpolicella及びVenetoに根差したワインづくりをするも、
そのネーミングはとってもユニーク。今日のだって読めたもんじゃないです。
裏ラベルを見ると日本のインポーターは「パッシメント」と紹介していますが、
Passione Sentimento(情熱の気持ち)」が正しいようです。
アマローネの製法の「アパッシメント(陰干し)」にかけてるんでしょうね。

これがわかりやすいロゴです。
Pasqua03
落書きのような表ラベルじゃ、読めね~っつ~の。(笑)

普通のアマローネなんかも出してますが、トップキュヴェらしきのが面白い名前。
その名も「Hey French. You could have made this but you didn't」と言います。
「おい、フランス人。お前らこんなの作れたはずだけど、作んなかったよね。」って感じ?
非常に飲んでみたくなるネーミングです。(笑)長すぎだけど...。


公式ページは今どき風によくできています。

最新ヴィンテージの2018年になりますがデータシート完備です。
・ガルガーネガ 100%
ということなので、ほぼSoaveのようですね。
(Soave DOCは、Garganegaが70%以上であればよく、Trebbiano di SoaveやChardonnayをブレンド可。)
ただ、収穫・選果後、ドライルームにて陰干しし、糖度や香りを高めるそうです。
これがたぶん名前の「Passi Mento」で言わんとするところですね。
搾汁後、12時間のスキンコンタクトで複雑味や構造感を出すのだそう。
ステンレスタンクで発酵後、一部はフレンチオーク樽で香りづけも行い、
最終ブレンドしてできあがり。結構手間がかかってます。


さて、ヴェローナの市街からも近いワイナリー訪問。
Pasqua01
大きな建物なのですが、門からのアプローチが長く、ストビューではここまで。
まわりは一面ブドウ畑ですが、案外ヴェローナの市街地から近いです。


ヴェローナ周辺のDOC/DOCG地図で位置関係を見ておきます。
Pasqua02
パスクアも書き込みましたのでヴェローナのすぐ北東を見てください。
Valpolicellaエリアのすぐ東側がSoave DOCのエリアです。


エチケット平面化画像。
IMG_1824
ワイナリー訪問でヴェローナ市内のジュリエットの家までのルートを示しましたが、
実はこのワインはそこにあるロミオとジュリエットの壁がモチーフなのです。
壁と言っても落書きだらけでひどいもんですが、うまく再現できてはいます。(笑)

これがジュリエット家。「あ~ん、これか~!」でしょう?(笑)
Juliet01
シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」は実話というか、
モデルになった実在の人物がいたということらしいのですが、
ここはもう恋人同士の観光客向けスポットとして大人気なんだそうで。

ヴェローナのワイナリーとして、地元ネタのワインを作ったってことなんでしょう。
IMG_1918
ネックには「ロミオとジュリエットの壁、1日に3000メッセージ書き込まれる」とな。
(ネックの平面化に失敗し、複数の写真を貼ってつなげました。笑)

そうそう、ところで、インポーターシールは剥がしたので別撮りしてます。
IMG_1823
日本語で説明してくれるのはいいのですが、原文と内容が違います。
原文ではガルガーネガを使ってることや、醸造前に陰干しすることも書いています。
こういう中途半端な裏ラベル対応が多いですね。嘆かわしい。

ネックにはこんなポップ(?)が付いてました。
IMG_1897
メッセージ書いて恋人同士で贈ってもらおうってことですね。イラネ~。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_1907
キャップは無印ですが、コルクは銘入りですね。

コルクも平面化します。
IMG_1900
テクニカルコルク、DIAM2です。2年耐用ってことでしょう。
もう4年経ってますが。(笑)

Alc.13%。イエロー。
IMG_1901

梨、白桃、白い花、かすかにライム。
酸味と甘味が拮抗したようなアタック。
でも、辛口に分類できるでしょう。
フレッシュでクリアな柑橘系の味わいながらライチ感もあり?
かすかに苦味があるのがいいアクセントです。
余韻は最初の酸と甘みの拮抗が続きます。

うん、やっぱりソアヴェの印象ですね。
軽く行きたい時にいい感じです。


*****


Pasqua
PassioneSentimento 2016
Veneto IGT
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

La Gascogne d’Alan Brumont Gros Manseng Sauvignon 2018

アラン・ブリュモンのお手頃「ラ・ガスコーニュ」シリーズの白です。
このシリーズの赤はお膝元マディランの主要品種タナにカベソーのブレンドでした。
白はやはり、ジュランソンのグロ・マンサン&プチ・マンサンでおなじみの、
グロ・マンサン(Gros Manseng)にソーヴィニヨン・ブランのブレンドです。
面白いじゃないですか、アランさん。


IMG_1807
いかにもローエンドって感じのラベルデザインでスーパーで売ってます。
1000円そこそこですが、やっぱり腐ってもアラン・ブリュモンです。
こういうのを気軽に楽しめるというのはいいことです。


公式ページにはちゃんとこのワインも紹介されています。

しかし、日本のインポーター(三国ワイン)の方が情報は少し多いです。
セパージュは、
・グロ・マンサン 50%
・ソーヴィニヨン・ブラン 50%
のようです。機械収穫って正直に書いてます。(笑)
樽はなく、タンクでシュール・リーの6ヶ月熟成です。

一応、これがグロ・マンサン。
GrosManseng
と言われてもね~。


作り手訪問ですが、Google Mapでは何度行っても建設中です。(笑)
Brumont01
アドゥール川沿い、マディランとサン・モン(Saint-Mont)の間に、
このドメーヌ・アラン・ブリュモンと所有シャトーのモンテュスがあります。

ネットで拾った南西地方の地図で全体を見渡します。
Brumont03
一応、AOCIGPは色分けしてありますね。まあまあ、わかりやすい。
マディランはコート・ド・ガスコーニュIGP(Côtes de Gascogne)に包括されます。
グロ・マンサン&プチ・マンサンのジュランソンも近いですね。
これも試してみたい。甘口のモワルーと辛口のセックがあるようです。

恒例のGoogle Map転記バージョンです。
Brumont02
産地を理解するために「川」にしっかり色を付けてあります。
アドゥール川(Adour、ガスコーニュ語ならAdor)は見つかりましたか?


エチケット平面化画像。
IMG_1794
裏ラベルはインポーター貼り替え版ですが、ちょっと解像度が悪いですね。
三国ワインさん頼みますよ。


さあ、スクリュー開栓。
IMG_1804
まあ、無印なのは仕方なし。

Alc.12.5%。
ゴールドイエロー。
IMG_1805

ライムというか夏ミカン。青リンゴ。
甘みを感じたかと思ったら実は酸味だったというアタック。
ソーヴィニヨンの性格が出てる気がしますね。
半分ソーヴィニヨンですからね。
この酸を楽しめればいい味だと思います。
味わいも夏ミカンっぽく、
ミントっぽい爽やかさも発見しました。
サクッと白をいただくには大変よろしい。


*****


Alain Brumont
La Gascogne d’Alan Brumont
Gros Manseng Sauvignon 2018
Côtes de Gascogne IGP
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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