Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

セミヨン

Clos Haut-Peyraguey 2010 Sauternes

ソーテルヌの貴腐ワインをいただきます。ソーテルヌ格付け第1級、
あのディケムのすぐお隣で境界も接してるというクロ・オー・ペラゲの、
それもボルドー当たり年2010年を今日はいただくというわけです。
やまやの店頭で発見し購入したものですが、一期一会を感じますね。(笑)


IMG_1080
エチケットの下に「Bernard Magrez」と鍵の紋章がありますが、
メドック格付け第4級、オー・メドックのラ・トゥール・カルネや、
グラーヴのシャトー・パプ・クレマン(Pape Clement)を所有する、
世界的ワイン商で現オーナーのベルナール・マグレ氏が2012年に取得。


公式ページはベルナール・マグレさんのサイトの中です。

残念ながらミレジム毎のデータはなく、2015年のセパージュだけこう書いてます。

・セミヨン 95%
・ソーヴィニヨン・ブラン 5%

作付けもセミヨンが95%だそうで、年々セミヨンの比率が上がってるといいます。
「テロワールが表現されるので必ずしもソーヴィニヨン・ブランをブレンドする必要はない」
というポリシーなんだそうですが、ネット情報では今日の2010年は、

・セミヨン 90%
・ソーヴィニヨン・ブラン 10%

と、まだ少しソーヴィニヨン・ブラン多めだったようです。
発酵は新樽か1年落ちの樽で行い、熟成は新樽率50%のオーク樽で18~24ヶ月だそうです。
2012年取得なのにBernard Magrez氏の名前が2010年のヴィンテージに入ってますが、
2010年を2年寝かせてから出荷ですから十分ラベルに名前入れられますね。


ボム(Bommes)にあるシャトー訪問です。(シャトーじゃないですが…)
Sauternes02
1855年の格付け制定の際に第1級に選出されたときは、シャトー・ペラゲといい、
近所のシャトー・ラフォリ・ペラゲの一部でしたが、1879年に分割され、
丘の最も高い位置にある畑がシャトー・クロ・オー・ペラゲとなったそうです。
そして、2007年に前所有者のマーティン・ラングレ・ポーリー女史が、
元々名前にあった「シャトー」を外し、今のClos Haut-Peyragueyになっています。


いつものディケムと格付けシャトーを書き込んだソーテルヌ・バルサック地図です。
Sauternes01
クロ・オー・ペラゲも黄マルで囲みましたのでご確認を。
ほんとディケムに一番近いです。


おさらいですが、AOCソーテルヌの格付けシャトーを列記します。

特別第1級(Premier Cru Supérieur):1シャトー
・CH.ディケム(Ch. d'Yquem)<Sauternes>

第1級(Premiers Crus):11シャトー
・CH.ラ・トゥール・ブランシュ(Ch. La Tour Blanche)<Bommes>
・CH.ラフォリ・ペラゲ(Ch. Lafaurie Peyraguey)<Bommes>
・クロ・オー・ペラゲ(Clos Haut Peyraguey)<Bommes>
・CH.ド・レイヌ・ヴィニョ(Ch. Rayne Vigneau)<Bommes>
・CH.ラボー・プロミ(Ch. Rabaud Promis)<Bommes>
・CH.シガラ・ラボー(Ch. Sigalas Rabaud)<Bommes>
・CH.クーテ(Ch. Coutet)<Barsac>
・CH.クリマン(Ch. Climens)<Barsac>
・CH.スデュィロー(Ch. Suduiraut)<Preignac>
・CH.ギロー(Ch. Guiraud)<Sauternes>
・CH.リューセック(Ch. Rieussec)<Fargues>

第2級(Deuxièmes Crus):15シャトー
・CH.ダルシュ(Ch. d’Arche)<Sauternes>
・CH.ブルーステ(Ch. Broustet)<Barsac>
・CH.カイユー(Ch. Caillou)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デーヌ(Ch. Doisy-Daëne)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デュブロカ(Ch. Doisy-Dubroca)<Barsac>
・CH.ドワジィ・ヴェドリーヌ(Ch. Doisy-Védrines)<Barsac>
・CH.フィロー(Ch. Filhot)<Sauternes>
・CH.ラモット・デスプジョル(Ch. Lamothe-Despujols)<Sauternes>
・CH.ラモット・ギニャール(Ch. Lamothe-Guignard)<Sauternes>
・CH.ド・マル(Ch. de Malle)<Preignac>
・CH.ド・ミラ(Ch. de Myrat)<Barsac>
・CH.ネラック(Ch. Nairac)<Barsac>
・CH.ロメール・デュ・アヨ(Ch. Romer-du-Hayot)<Fargues>
・CH.ロメール(Ch. Romer)<Fargues>
・CH.シュオー(Ch. Suau)<Barsac>

<>内は所在村ですが、<Barsac>(バルサック村)はAOCバルサックが名乗れます。


エチケット平面化画像。
IMG_0940
ベルナール・マグレ氏、絶対裏ラベルに顔写真を入れますね。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_1083
キャップシールもコルクもカッコいいです。「H」は「Haut」の「H」ですね。

コルクも平面化撮影。
IMG_1079
ミレジムはちゃんとコルク横に刻印。「ソーテルヌ第1級」と誇らしげ。

Alc.13.5%。
オレンジ入った濃い黄色。
IMG_1078

樽香か?ブショネか?
怪しい香りから来るのにちょっとビビりました。
花梨が奥にはあります。
なんだかんだでセメダインっぽくも感じて、
貴腐ワインってこんなもんだったっけ?と自分をごまかします。(笑)
濃厚な甘さは後味がスキッとして全体バランスはいい。
さすが第1級の気品を感じる味わいです。
2日目以降、香りは気にならなくなったので、
十分満足して楽しめました。

味わい、貫禄は満点の80点という感じなのですが、
疑わしい香りだけで1点減点しておきます。(笑)
ちなみにパーカーおじさんは91点です。


*****


Clos Haut-Peyraguey 2010
Sauternes
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Château Bouscaut Les Chênes de Bouscaut Blanc 2016 Pessac-Léognan

グラーヴで赤・白ともグラン・クリュ格付けされてるシャトーは6つだけ。
そのひとつがこのシャトー・ブスコー(Château Bouscaut)になります。
メドックは赤しかないですが、グラーヴは白も格付けがあるので面白そう。
ということで、グラーヴ格付けシャトーの白をいただいてみましょう。
例によって、そのセカンドラベルではあるのですが…。(笑)


IMG_0893
AOCはペサック・レオニャン。グラーヴの格付けシャトーはこのAOCです。

というのも、AOCグラーヴ自体はかなり範囲が広く(下の地図ご参照)、
AOCグラーヴという括りで一緒にされたくないという格付けシャトーさんたちが、
団結して1986年にAOCペサック・レオニャンとして独立させたんだとか。(笑)
0BORDEAUX_Graves_Sauternais
ソーテルヌあたりまでグラーヴですからね。確かに広すぎ。


公式ページはリュルトン家所有シャトーだけあってしっかりしています。

メニューの並びでは白の方が先になってるのが興味深い。白の方が自信ある?
今日のセカンドのレ・シェーヌ・ド・ブスコーもミレジム毎のデータシート完備。
セパージュは若干セミヨン(Sémillon)の方が多いです。
・セミヨン 54%
・ソーヴィニヨン・ブラン 46%
作付けは50%・50%なので、セパージュはファーストとの兼ね合いで年毎に変わります。
例えば、同じ2016年のファーストラベルは、
・ソーヴィニヨン・ブラン 55%
・セミヨン 45%
と、逆転しています。(各年の収穫状況にもよるので一概には言えませんが。)
発酵と熟成(シュールリー)をオーク樽にて(12ヶ月)行います。
ファーストは新樽率40%となってますが、セカンドは明記なし。旧樽でしょうね。

パーカーおじさんの評価が興味深く、
・Château Bouscaut Rouge 2016(赤) ⇒ 89点
・Château Bouscaut Blanc 2016 (白)⇒ 91点
・Les Chênes de Bouscaut Rouge 2016(赤) ⇒ 87点
Les Chênes de Bouscaut Blanc 2016(白) ⇒ 86点
赤も悪くないですが、白の方も割と高評価をしています。


さて、シャトー訪問。レオニャン近くのカドジャック(Cadaujac)にあります。
Bouscaut01
シャトー、周りの畑も整備され小ぎれい。一帯の雰囲気はいいですね。

いつものグラーヴ格付けシャトー地図に追記し、位置関係を見ます。
Bouscaut02
大きい画像ですから、クリックして拡大して、よ~くご確認ください。(笑)
この地図がカバーする範囲がだいたいAOCペサック・レオニャンですね。

以下に、グラーヴ格付けシャトーの一覧を記します。
1953年に最初の格付けが行われ、1959年に修正、全16シャトーが認定されています。

<赤>のみ:7シャトー
・シャトー・オー・ブリオン(Château Haut-Brion / Pessac)[メドック第1級]
・シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(Château La Mission-Haut-Brion / Talence)
・シャトー・パプ・クレマン(Château Pape-Clément / Pessac)
・シャトー・ド・フューザル(Château de Fieuzal / Léognan)
・シャトー・スミス・オー・ラフィット(Château Smith-Haut-Lafite / Martillac)
・シャトー・オー・バイィ(Château Haut-Bailly / Léognan)
・シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン(Château La Tour-Haut-Brion / Talence)
 (※2005年にラ・ミッション・オー・ブリオンに統合)

<赤・白>両方:6シャトー
・ドメーヌ・ド・シュヴァリエ(Domaine de Chevalier / Léognan)
・シャトー・ラトゥール・マルティヤック(Château Latour-Martillac / Martillac)
・シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール(Château Malartic-Lagravière / Léognan)
・シャトー・カルボニュー(Château Carbonnieux / Léognan)
シャトー・ブスコー(Château Bouscaut / Cadaujac)
・シャトー・オリヴィエ(Château Olivier / Léognan)

<白>のみ:3シャトー
・シャトー・クーアン(Château Couhins / Villenave-d’Ornon)
・シャトー・クーアン・リュルトン(Château Couhins-Lurton / Villenave-d’Ornon)
・シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン(Château Laville-Haut-Brion / Talence)
 (※2009年からラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランとしてリリース)

メドックのように等級はありません。
しかし、メドック第1級のシャトー・オー・ブリオンは別格でしょうし、
赤・白両方で認定されたシャトーのほうが格上という考えもありそうです。
実際、赤・白両方格付けされた6シャトーは、異口同音に自身のサイトなどで、
「我は赤・白とも認定された6シャトーのひとつなり」と高らかにうたっています。
(シャトー・ブスコー然り、トップページはまずそこから始まります…笑)


エチケット平面化画像。
IMG_0789
ルシアン・リュルトンが1992年に娘のソフィー・リュルトンに移譲。
ローラン・コゴンブルはその旦那さんで一緒に運営に当たってます。

裏ラベルはインポーターシールだけだったので別撮り。
IMG_0792


さあ、抜栓。
IMG_0889
キャップシールはBマークのエンボス。コルクは横ミレジムで抜かりなし。

コルクも平面化。ここにもブスコーの「B」。
IMG_0890
5年耐用のテクニカルコルク、DIAM5を採用。やっぱり安心のDIAM。

Alc.13.5%。
イエローゴールド。
IMG_0891

洋梨、ヴァニラ、ナッツ…リンゴ。
樽感はしっかりあります。
きれいな酸の辛口アタック。
奥にかすかな苦味のある味は、
コクをしっかり感じさせてくれます。

熟成した重めのボディーは貫禄ありますね。
グラタンにマッチしてグーでした。


*****


Château Bouscaut
Les Chênes de Bouscaut Blanc 2016
Pessac-Léognan
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Château Filhot Sauternes 2000

ソーテルヌの極甘口の貴腐ワインです。
ソーテルヌ格付け特別第1級のディケムではありませんが、(笑)
同じくAOCソーテルヌ格付け第2級のシャトー・フィローです。
しかもボルドー左岸の超優良年2000年のミレジムをいただきます。


IMG_9996
ソーテルヌ・バルサックの格付けは1855年メドックと同時に制定されました。
ナポレオン3世の要請自体が赤と甘口白ワイン両方の格付けだったわけですね。


公式ページはショボそうに見えて情報豊富。

セパージュは、
・セミヨン 60%
・ソーヴィニヨン・ブラン 36%
・ミュスカデル 4%
となっています。
熟成は樽とタンクで2年。
樽はアリエ産のオーク樽で新樽率は33%です。

パーカーおじさんの評価は87点だそうで、微妙ですね。(笑)
ソーテルヌはディケムという偉大なベンチマークがあるので大変です。


シャトー訪問しておきましょう。
Sauternes_Filhot02
柵があって勝手に中に入れません。(笑)1本道の奥にお城があります。

ソーテルヌ・バルサックの地図にディケムと格付けシャトーを書き込んでいます。
Sauternes_Filhot01
第2級は15シャトーあって、全部書き込んでるわけではないのですが、
今日のシャトー・フィローはディケムと同じく黄色のマルをつけました。
地図の一番下の端です。ですが、ディケムと同じソーテルヌ村です。(笑)


おさらいですが、AOCソーテルヌの格付けシャトーを列記します。

特別第1級:1シャトー
・CH.ディケム(Ch. d'Yquem)<Sauternes>

第1級:11シャトー
・CH.ラ・トゥール・ブランシュ(Ch. La Tour Blanche)<Bommes>
・CH.ラフォリ・ペラゲ(Ch. Lafaurie Peyraguey)<Bommes>
・CH.クロ・オー・ペラゲ(Ch. Clos Haut Peyraguey)<Bommes>
・CH.ド・レイヌ・ヴィニョ(Ch. Rayne Vigneau)<Bommes>
・CH.ラボー・プロミ(Ch. Rabaud Promis)<Bommes>
・CH.シガラ・ラボー(Ch. Sigalas Rabaud)<Bommes>
・CH.クーテ(Ch. Coutet)<Barsac>
・CH.クリマン(Ch. Climens)<Barsac>
・CH.スデュィロー(Ch. Suduiraut)<Preignac>
・CH.ギロー(Ch. Guiraud)<Sauternes>
・CH.リューセック(Ch. Rieussec)<Fargues>

第2級:15シャトー
・CH.ダルシュ(Ch. d’Arche)<Sauternes>
・CH.ブルーステ(Ch. Broustet)<Barsac>
・CH.カイユー(Ch. Caillou)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デーヌ(Ch. Doisy-Daëne)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デュブロカ(Ch. Doisy-Dubroca)<Barsac>
・CH.ドワジィ・ヴェドリーヌ(Ch. Doisy-Védrines)<Barsac>
・CH.フィロー(Ch. Filhot)<Sauternes>
・CH.ラモット・デスプジョル(Ch. Lamothe-Despujols)<Sauternes>
・CH.ラモット・ギニャール(Ch. Lamothe-Guignard)<Sauternes>
・CH.ド・マル(Ch. de Malle)<Preignac>
・CH.ド・ミラ(Ch. de Myrat)<Barsac>
・CH.ネラック(Ch. Nairac)<Barsac>
・CH.ロメール・デュ・アヨ(Ch. Romer-du-Hayot)<Fargues>
・CH.ロメール(Ch. Romer)<Fargues>
・CH.シュオー(Ch. Suau)<Barsac>

<>内は所在村ですが、<Barsac>(バルサック村)はAOCバルサックが名乗れます。

あと、
貴腐ワインについてはシャトー・ディケムを飲んだ時に触れてますので割愛。


エチケット平面化画像。
IMG_9309
2級とは言わずに「グランクリュ格付け」と書いてます。(笑)


さて、抜栓。
IMG_9993
さすが格付けソーテルヌと思わせるコルクとキャップシールです。

コルクの平面化撮影もしておきます。
IMG_9994

Alc.14%。
ゴールドイエロー。
IMG_0068

花、油類、花梨。
すっきりした甘さです。
サラッと感あるのはいいですね。
なんとなく感動がないのは2級故でしょうか?


*****


Château Filhot Sauternes 2000
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Lucien Lurton & Fils Garonnelles 2015 Sauternes

究極の貴腐ワイン、シャトー・ディケムはそりゃあ美味しいです。
しかし、庶民は毎日パカパカ飲むわけにはいきません。(笑)
そこで、やまやでお手頃だったルシアン・リュルトンのAOCソーテルヌ。
これがそこそこ美味しければ、ありがたいんですが…。


IMG_8876


ボルドーの名だたるシャトーを持つリュルトン家。
3代目ルシアン・リュルトンは多くの格付けシャトーを繁栄させましたが、
1992年に10人の息子・娘に引き継がせ今に至るとのこと。
今日のワインの「Lucien Lurton & Fils」を調べてみたものの実態よくわからず。
昔マルゴーに住所があったようですが、今はどこなのか突きとめられず。

Lurton家のホームページはそれぞれのリュルトンさんのことは詳しいんですが。

このページのそれぞれのリュルトンさんの写真をクリックすると所有シャトーがわかります。
すごいですよ。ここもあんたらのかいな~!ってなります。(笑)


しかたがないのでネットでワインを調べます。
・セミヨン(Sémillon)100%ということはわかりました。
畑その他は不明ですね。
AOCソーテルヌですから、ソーテルヌかバルサック、プレイニャック(Preignac)、
ファルグ(Fargues)、ボンム(Bommes)の5つの村のどこかでしょうけどね。
(バルサック村はAOCバルサックも名乗ることができます。)

参考に以前作ったソーテルヌの地図を再掲します。
Sauternes02
マル印のシャトー・ディケムは別格の特別第1級。ひとつしかありません。
普通の第1級は11シャトーあり、一応全部地図上に示しています。

第1級11シャトーを上げておきます。
・CH.ラ・トゥール・ブランシュ(Ch. La Tour Blanche)<Bommes>
・CH.ラフォリ・ペラゲ(Ch. Lafaurie Peyraguey)<Bommes>
・CH.クロ・オー・ペラゲ(Ch. Clos Haut Peyraguey)<Bommes>
・CH.ド・レイヌ・ヴィニョ(Ch. Rayne Vigneau)<Bommes>
・CH.ラボー・プロミ(Ch. Rabaud Promis)<Bommes>
・CH.シガラ・ラボー(Ch. Sigalas Rabaud)<Bommes>
・CH.クーテ(Ch. Coutet)<Barsac>
・CH.クリマン(Ch. Climens)<Barsac>
・CH.スデュィロー(Ch. Suduiraut)<Preignac>
・CH.ギロー(Ch. Guiraud)<Sauternes>
・CH.リューセック(Ch. Rieussec)<Fargues>

参考までに今回は第2級も上げておきましょう。(笑)
・CH.ダルシュ(Ch. d’Arche)<Sauternes>
・CH.ブルーステ(Ch. Broustet)<Barsac>
・CH.カイユー(Ch. Caillou)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デーヌ(Ch. Doisy-Daëne)<Barsac>
・CH.ドワジィ・デュブロカ(Ch. Doisy-Dubroca)<Barsac>
・CH.ドワジィ・ヴェドリーヌ(Ch. Doisy-Védrines)<Barsac>
・CH.フィロー(Ch. Filhot)<Sauternes>
・CH.ラモット・デスプジョル(Ch. Lamothe-Despujols)<Sauternes>
・CH.ラモット・ギニャール(Ch. Lamothe-Guignard)<Sauternes>
・CH.ド・マル(Ch. de Malle)<Preignac>
・CH.ド・ミラ(Ch. de Myrat)<Barsac>
・CH.ネラック(Ch. Nairac)<Barsac>
・CH.ロメール・デュ・アヨ(Ch. Romer-du-Hayot)<Fargues>
・CH.ロメール(Ch. Romer)<Fargues>
・CH.シュオー(Ch. Suau)<Barsac>

<>内は所在ですが、<Barsac>(バルサック村)はAOCバルサックが名乗れます。
ソーテルヌ・バルサックの公式サイトというのもあります。
ディケムとか載ってないので「何だかな~?」ですが。(笑)


実は甘口白のAOCはガロンヌ川対岸にも広がっています。
SweetWhite-2
ソーテルヌにこだわらず、こんなところで「偉い」甘口を探すのもいいかも。


エチケット平面化画像。
IMG_8870


さて、抜栓。
IMG_8879
横ミレジム入りはなんとなくうれしいです。

コルクも平面化撮影しました。
IMG_8878
これ自体はAOCソーテルヌの汎用品なんでしょうね。

Alc.13.5%。
オレンジがかった濃いイエロー。
IMG_8877

ハチミツ、花梨、ドライフルーツ。
極甘いんですが、ねっとり感なく喉越しサラリ。
ごくごく微かな苦味はいい効果を出してると思われます。
アルコール感と甘みのハーモニーが余韻でも続きます。
充分美味しいです。「偉い甘口白」ですね。
ディケムと比べてはいけませんが…。笑)


*****


Lucien Lurton & Fils
Garonnelles 2015 
Sauternes
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Château d'Yquem 2005

ムートン・カデのソーテルヌで美味しさを知ってから、
いろんな極甘口ワインを試し、それなりに楽しんではいますが、
やはり試さずにはいられない、避けて通れないのがこれでしょう。
シャトー・ディケム。世界の貴腐ワインの頂点とはいかなるもんでしょう。


IMG_8551
偉大なワインかもしれませんが偉くないワインなのでバイザグラスで試飲。
ディケムが本当の飲み頃になるまでには15~20年の年月が必要だそうで、
今日の2005年でもちょっと早いのかもしれません。


公式ページは凝った作りで操作に戸惑います。

やっと2005年のデータシートにたどり着いたと思ったら、
2005年の気候の具合のみ記述され、知りたい情報なし。
仕方ないのでネット情報。セパージュは、
・セミヨン 80%
・ソーヴィニヨン・ブラン 20%
新樽100%で3年以上樽熟成されます。

貴腐ワインの作り方をおさらい。
ブドウは貴腐菌(ボトリティス・シネレア菌)が付着すると、
果皮が溶け、表面に小さな穴が開いていきます。
ここから果実の水分が蒸発し、糖分だけが残り甘味が凝縮されます。
これを丁寧に選果して通常より高い圧力で搾汁、醸造します。
ただ、これが毎年できるというわけでなく、特殊な気候条件が必要です。
その条件とは、夏の晴天が多く、9月から収穫までの間に「朝もや」が発生、
午後になると晴れるというものです。
つまりは夜間の湿度が高く、昼の日照量が多いことです。
この条件は毎年揃うわけではないため、貴腐ワインは希少性が高いのです。

ディケムでは、6〜8週間かけて150人もの摘み手が最低でも4回の時期に分け、
完全に熟したブドウ果のみを収穫、さらに粒単位で丹念に手作業で選別され、
1本の樹からグラス1杯しか取れないとも言われています。
さらに、先ほどの気象条件もあって、20世紀に入ってからは、
1910年、1915年、1930年、1951年、1952年、1964年、1972年、1974年、
そして1992年にはディケムは造られていません。ゴイゴイスー。


エチケット平面化撮影に失敗。直撮り画像を貼っておきます。
IMG_8556
透明な裏ラベルも平面化撮影の敵です。(笑)


シャトー訪問。お初のソーテルヌへ行ってみますよ。
Sauternes02
ストビューで近づけず、アップされていた写真を拝借です。

ソーテルヌってガロンヌ川のかなり上流なんですね。
BordeauxMap

Google Mapにソーテルヌ・バルサックの格付けシャトーを書き込みます。
Sauternes01
シャトー・ディケムは別格の特別第1級。ひとつしかありません。
普通の第1級が11シャトーありますが、全部地図上に示しました。

一応、11シャトーを上げておきます。
・CH.ラ・トゥール・ブランシュ(Ch. La Tour Blanche)@Bommes
・CH.ラフォリ・ペラゲ(Ch. Lafaurie Peyraguey)@Bommes
・CH.クロ・オー・ペラゲ(Ch. Clos Haut Peyraguey)@Bommes
・CH.ド・レイヌ・ヴィニョ(Ch. Rayne Vigneau)@Bommes
・CH.ラボー・プロミ(Ch. Rabaud Promis)@Bommes
・CH.シガラ・ラボー(Ch. Sigalas Rabaud)@Bommes
・CH.クーテ(Ch. Coutet)@Barsac
・CH.クリマン(Ch. Climens)@Barsac
・CH.スデュィロー(Ch. Suduiraut)@Preignac
・CH.ギロー(Ch. Guiraud)@Sauternes
・CH.リューセック(Ch. Rieussec)@Fargues
ボム(Bommes)にかなり集中してますね。


さあ、いただきますよ。キャップがまぶしい。ミレジム入りです。
IMG_8639

Alc.13.5%。
黄金、輝くイエロー、麦藁色?
IMG_8547

煮詰まった蜂蜜、花梨。
濃い甘みではなく、弱めかなと一瞬思いますが、
これが甘ったるくないシャープな甘さとでも言いましょうか。
しかしこれは圧倒的です。キラキラした甘さと評しましょう。
喉越しにコクを感じますね。
口腔内恍惚の余韻も素晴らしい。
鼻からアルコール感が抜け、喉も熱く感じますが、
それがこの甘美な甘さを底支えしてる感じです。

白ワインの満点は80点と決めていたんですが…
今回だけは例外の点数をつけます。(笑)
ちなみにパーカーおじさんは97点。


*****


Château d’Yquem 2005
Sauternes

WWWポイント 90点



WhiteWhiteWine01

Mouton Cadet Réserve Sauternes 2014

甘口白ワイン、いわゆる貴腐ワインです。
AOCソーテルヌですから本格派ですかね。
でも、ムートン・カデですからね…。


IMG_6336

公式ページからの情報では、セパージュは、
・セミヨン 91%
・ソーヴィニョン・ブラン 6%
・ミュスカデル 3%

裏ラベル。
IMG_6402


ソーテルヌの場所は見ておきましょう。
Graves02


さあ、いただきますよ。
Alc.13%。
甘い柑橘系の香り。
ムートンからいらっしゃったアリス・アニュレ女史いわく、
ハチミツとアプリコットだって。
なるほど、そんな感じします。
しかし、甘甘なのにうまいな~。

なんでも、この貴腐ワイン、
シャトー・クーテからブドウを仕入れ、ムートン・カデで醸しているそうです。
シャトー・クーテと言えばバルサックのソーテルヌ格付け第1級シャトーです。
(特級<Premier Cru Supérier>はあのシャトー・ディケムです。)
なんとなくすごそうです。

ちなみに、これがシャトー・クーテ。
IMG_6405

これが貴腐ワインか~。
食後酒っていうのもわかるな~。
うま。


*****


Mouton Cadet Réserve Sauternes 2014
WWWポイント 80点



WhiteWhiteWine01

Mouton Cadet Réserve Graves Blanc 2016

ムートンの生産者来日イベントで一緒に試飲しました。
でなきゃ自分からは飲まないジャンルのワインです。
グラーヴの白ですって。へぇ~。


IMG_6339
ボトル写真を撮るのを忘れました。
よって、公式サイトから画像をいただきました。

で、情報もそのサイトから転記します。

セパージュは、
・セミヨン 53%
・ソーヴィニョン・ブラン 41%
・ミュスカデル 6%

グラーヴのだいたいの場所も確認。
Graves01


いただきますよ。
Alc.12.5%。
透明なゴールド。
油分な香り、柑橘系か洋梨。
フレッシュフルーティな香りが鼻を突く感じ。
ロワールやニュージーランドのソーヴィニョン・ブランの
軽快な爽やかさはなく、重い印象ですね。
セミヨンの個性でしょうか。
舌の上にブドウ感を感じたのが驚き。
ボルドー白もうまいな~。


*****


Mouton Cadet Réserve Graves Blanc 2016
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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