なかなか旅行に出かけにくい今日この頃、JALやANAの貯まったマイルも残ったまま。有効期限を延長する措置は取ってくれるようですが、それでも消化しきれるような気がしないので、まずはANAのマイルを専用のショップサイトでモノ(ワイン)に変えようと思いつきました。
見るとワインだけでも世界各国から150種類と結構選べそうです。久しぶりにギリシャワイン、クシノマヴロをいってみようとこれをポチッとな。

公式ページはさすがしっかりしています。ギリシャ語以外に英・独・仏語に対応。
ワイン情報もヴィンテージ毎に完備。(2016年まででしたが。笑)
・クシノマヴロ 100%
熟成はシュールリーで、2~3年落ちのフレンチオーク樽で14ヶ月です。
瓶詰め後、ボトルで1年寝かすというのもやってます。
このワインのクシノマヴロは、PDO(=Protected Designation of Origin)Amyndeon とあるように、アミンデオン地区の古樹(Vieilles Vignes)からのものです。
クシノマヴロはギリシャ北東部の土着品種で、ナウサPDOとアミンデオンPDOが主な生産地です。ネメアPDOのアギオルギティコと並ぶギリシャの代表的な黒品種になっていますね。

「Xino」は「酸」。「Mavro」は「黒」の意味だそうで、名前からして酸味が多く色の濃い品種だと想像できそうです。その特徴からネッビオーロやピノ・ノワールの近親ではないかと疑われていますが判明はしていません。2013年のDNA鑑定ではグエ・ブラン(Gouais Blanc)と何らかの品種との自然交配であるという結果が出ているようです。(いや、これは結果出てるとは言わんじゃろ?笑)
ワイナリーの所在は、やはりクシノマヴロの銘醸地として名高い、ギリシャ北部のナウサとアミンデオン。まずは本拠地らしきナウサのワイナリーに訪問してみましょう。

ナウサの町のすぐ北に広がる畑の中にあります。キリ・ヤーニのシンボルマークの塔(小屋?)が畑の中にありました。ストビューでワイナリー本体には近づけず、また大した建物ではないのか外観の写真も上がっていませんでしたので、上空写真で感じ取ってください。(笑)
今日のワインはPDOアミンデオン(アミンテオ)ですから、キリ・ヤーニのアミンデオンの拠点に行ってみます。アミンデオの町の北東すぐのところで、ヴェゴリティダ湖の畔になります。

ギリシャ語から英語のアルファベットに直すからか、AmynteoやAmyndeonなど表記が一定じゃないですね。PDOとしてはAmynteoが一般的のようですが、キリ・ヤーニはAmyndeonを使っています。
PDO Amynteo(Amyndeon)を地図上で確認します。(色付きのエリア)

いつものギリシャ全体のPDO地図もインポーズしてあります。ナウサ含めたギリシャ北部のPDOの位置関係をご確認ください。またキリ・ヤーニのアミンデオンとナウサの拠点の場所も示しておきました。(黒字)
ラベル平面化画像。

おいおい、インポーターシールの貼り方よ。ギリシャ語だからいいかってなもんですかね。うまく剥がせなかったのでオリジナルの裏ラベルの画像はないですが、キリ・ヤーニのURLがしっかり隠されていました。
さあ、抜栓。

キャップシールには例のシンボルマークの塔。
コルク平面化。

シンプル~。

見るとワインだけでも世界各国から150種類と結構選べそうです。久しぶりにギリシャワイン、クシノマヴロをいってみようとこれをポチッとな。

キリ・ヤーニは数世紀に渡り家族経営でワインを作ってきた名門ブタリス家のヤーニス・ブタリス氏が1997年に立ち上げたワイナリーです。
ヤーニス氏は1960年代後半、35haの畑に土着の黒品種であるクシノマヴロ(Xinomavro)を植樹。当時としては画期的なことで、これを機にギリシャワインの新しい時代が始まったんだそうです。
また氏は、ギリシャワイン協会の立ち上げなどギリシャワイン業界に多大な貢献を果たし、「現代ギリシャワインの父」とも呼ばれてるそうな。キリ・ヤーニが作るワインの品質は国際的にも評価され、ギリシャ最高峰のワイナリーの1つとして知られているんだそうで。知りませんでしたが。(笑)
ヤーニス氏は1960年代後半、35haの畑に土着の黒品種であるクシノマヴロ(Xinomavro)を植樹。当時としては画期的なことで、これを機にギリシャワインの新しい時代が始まったんだそうです。
また氏は、ギリシャワイン協会の立ち上げなどギリシャワイン業界に多大な貢献を果たし、「現代ギリシャワインの父」とも呼ばれてるそうな。キリ・ヤーニが作るワインの品質は国際的にも評価され、ギリシャ最高峰のワイナリーの1つとして知られているんだそうで。知りませんでしたが。(笑)
公式ページはさすがしっかりしています。ギリシャ語以外に英・独・仏語に対応。
ワイン情報もヴィンテージ毎に完備。(2016年まででしたが。笑)
・クシノマヴロ 100%
熟成はシュールリーで、2~3年落ちのフレンチオーク樽で14ヶ月です。
瓶詰め後、ボトルで1年寝かすというのもやってます。
このワインのクシノマヴロは、PDO(=Protected Designation of Origin)Amyndeon とあるように、アミンデオン地区の古樹(Vieilles Vignes)からのものです。
クシノマヴロはギリシャ北東部の土着品種で、ナウサPDOとアミンデオンPDOが主な生産地です。ネメアPDOのアギオルギティコと並ぶギリシャの代表的な黒品種になっていますね。

「Xino」は「酸」。「Mavro」は「黒」の意味だそうで、名前からして酸味が多く色の濃い品種だと想像できそうです。その特徴からネッビオーロやピノ・ノワールの近親ではないかと疑われていますが判明はしていません。2013年のDNA鑑定ではグエ・ブラン(Gouais Blanc)と何らかの品種との自然交配であるという結果が出ているようです。(いや、これは結果出てるとは言わんじゃろ?笑)
ワイナリーの所在は、やはりクシノマヴロの銘醸地として名高い、ギリシャ北部のナウサとアミンデオン。まずは本拠地らしきナウサのワイナリーに訪問してみましょう。

ナウサの町のすぐ北に広がる畑の中にあります。キリ・ヤーニのシンボルマークの塔(小屋?)が畑の中にありました。ストビューでワイナリー本体には近づけず、また大した建物ではないのか外観の写真も上がっていませんでしたので、上空写真で感じ取ってください。(笑)
今日のワインはPDOアミンデオン(アミンテオ)ですから、キリ・ヤーニのアミンデオンの拠点に行ってみます。アミンデオの町の北東すぐのところで、ヴェゴリティダ湖の畔になります。

ギリシャ語から英語のアルファベットに直すからか、AmynteoやAmyndeonなど表記が一定じゃないですね。PDOとしてはAmynteoが一般的のようですが、キリ・ヤーニはAmyndeonを使っています。
PDO Amynteo(Amyndeon)を地図上で確認します。(色付きのエリア)

いつものギリシャ全体のPDO地図もインポーズしてあります。ナウサ含めたギリシャ北部のPDOの位置関係をご確認ください。またキリ・ヤーニのアミンデオンとナウサの拠点の場所も示しておきました。(黒字)
ラベル平面化画像。

おいおい、インポーターシールの貼り方よ。ギリシャ語だからいいかってなもんですかね。うまく剥がせなかったのでオリジナルの裏ラベルの画像はないですが、キリ・ヤーニのURLがしっかり隠されていました。
さあ、抜栓。

キャップシールには例のシンボルマークの塔。
コルク平面化。

シンプル~。
Alc.13.5%。(pH:3.41、Brix:7.0)
ガーネット。

黒ベリー、ダークチェリー。
鉄や青草の感じも。
鉄や青草の感じも。
酸味がちな辛口アタックです。
刺すような酸ではなく、お菓子系の酸味なんですが、
結構特徴的な酸が目立ちます。
「Xino」は「酸」でしたからね~。(笑)
「Xino」は「酸」でしたからね~。(笑)
VVだけあって複雑味・深みはしっかり出ています。
喉越しから余韻にかけてドラマチックなんですが、
やはり最初の酸味が始終騒がしい感じがします。
前に飲んだクシノマヴロの方がおいしかった気がします。
前に飲んだクシノマヴロの方がおいしかった気がします。
少し残念な感じでした。
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Kir-Yianni
Kali Riza 2017
Kali Riza 2017
Xinomavro Vieilles Vignes
PDO Amyndeon
RRWポイント | 85点 |
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