Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

アルバリーニョ

Paco & Lola Rías Baixas Albariño 2014

またまたスーパーでリアス・バイシャスのアルバリーニョを見つけました。
今度は何やら派手な水玉模様です。一瞬たじろぎましたが、
アルバリーニョにハズレなしという経験則からゲットしてお試しとなりました。


IMG_1012
パコ・イ・ロラと読みます。「&」はスペイン語で「Y」(イ)です。
見慣れるとなんだかオシャレなデザインにも見えてきます。(笑)


公式ページはトップページがやっぱり一面の白黒水玉模様。

「水玉模様のワイン」って呼んでね、とも書いています。(笑)
2005年創業の新しいワイナリーで、430の作り手からなる協同組合が母体。
畑の総面積は220haにも及び、リアス・バイシャスでは最大級だそうです。
赤ワインもラインアップにはありますが、やはり主力はアルバリーニョです。
・アルバリーニョ 100%
ステンレスタンクで21日の発酵のあと、3ヶ月シュールリーの放置プレイです。
だいたいどこもそんな感じですね。


早速、ガリシア州リアス・バイシャスのワイナリー訪問。
Paco&Lola01
やはりここも大きな水玉模様の看板で期待に応えてくれます。

裏ラベルにDO Rías Baixasと共にVal do Salnés(Salnes Valley)とあるので、
調べてみると、Val do SalnésはDO Rías Baixasのサブリージョンらしいです。
DOリアス・バイシャスの公式ページにそのあたりが詳しく書いてあります。

アルバリーニョ自体の原産地が、Val do Salnés(Salnes Valley)なんですってね。
今日のワインはアルバリーニョ発祥の地のアルバリーニョってことですね。

その公式ページにはサブリージョンの地図がありました。
Paco&Lola02
Val do Salnés含め5つのサブリージョンがあるようですが、
やはりVal do Salnésが一番古く、オリジナルであり中心地であるようです。

Val do SalnésをGoogle Mapに転記しつつ、パコ・イ・ロラの場所も確認。
RiasBaixas0
いつもながら見事なリアス式海岸。海風や地質の影響の強い複雑なテロワールです。

そのせいかリアス・バイシャスのアルバリーニョは棚作りでの栽培が特徴です。
Paco&Lola04
これはパコ・イ・ロラの公式ページから拝借した写真ですが、解説もしてあり、
約1.8mの棚作りは、ブドウの枝が支柱に沿って広がり最大限の太陽光を受け、
地表から遠ざけることで地面の湿気の影響を回避、さらに風通しもよくする、
という必然から生まれたものだそうです。
日本のブドウ栽培の棚作りもアジアの湿潤気候の湿気対策だというのが頷けます。


ラベル平面化画像。
IMG_0918
しかし、ケンカを売るかのようなインポーターシールの裏ラベル隠し。

剥がしにくかったですが、がんばって削り取りました。
IMG_0919
なんと、醸造方法がスペイン語と英語で記され、正式な会社名もあります。
やってくれるな、日本酒類販売株式会社。名前よ~く覚えとくからな!


さあ、抜栓。
IMG_1008
コルクにも水玉か!横にはなぜかキャップと共に「&」の文字。

Alc.12.5%。
緑がかった、しっかりしたイエロー。
IMG_1009

ライム、青リンゴ、レモン、ナッツの香ばしさも。
樽はないですから樽香由来ではないんでしょうが。
辛口アタックに酸がついてくる感じ。
味の芯がしっかりあって、緑のニュアンスも感じます。
ちょっと酸強めでしたが、カニ鍋にバッチリ合いました。(笑)
魚介専用ワインとうたっていたアルバリーニョもありましたね。

過去飲んだアルバリーニョはなぜかほとんど79点をつけてます。(微妙~。笑)
しかし、数ある白ワインの中ではかなり好みです。
アルバリーニョ、やっぱ好っきゃわ~。


*****


Paco & Lola
Rías Baixas Albariño 2014
Val do Salnés
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

AB Valley Wines Opação Alvarinho 2017

ポルトガル北部のワイン産地、ミーニョ地方の作り手です。
実はここのAvessoという品種のワインを以前に飲んでいます。
そうです。その時はアルバリーニョを買ったつもりが間違えたのです。
晴れて今日はそのリベンジと相成りました。


IMG_9752
なぜかアルザス型の長~いボトル。冷蔵庫に入らなくて困るんですよね。


はい、これがAB Valley Winesのラインアップ。
AB01
アルバリーニョ、アヴェッソ、アリント、アザルの4種類に、
ダイヤ、ハート、クローバー、スペードのマークが充てられています。
逆に言うと、ぱっと見同じように見えるのです。(見えたのです。笑)


公式ページは最小限のワイン情報。

アルバリーニョ100%で作るワインは高級で輸出用と言いますし、
このサイトでも一番最初に載ってますのでイチ押しなんでしょうが、
他が「DOC Vinho Verde」なのにアルバリーニョだけ「GI Minho」なんですよね。

「DOC Vinho Verde」は日常的な安価なワイン向けのDOCなんじゃないかと。
上等な方が「GIミーニョ」って何だか違和感がありますが…。


前回使った写真を再掲しておきます。
AB02

場所的にはこんな感じ。
AB04

「DOC Vinho Verde」はこの地図で確認できます。
AB03
ポルトガル最大のDOCだそうですね。


ラベル平面化画像。
IMG_9650
1枚もののカッコいいデザインのラベルです。
ラベルのテイストを合わせようとしたインポーターの努力は買います。


さあ、抜栓。
IMG_9746
キャップシールに「AB」。コルクにもデザインがなされています。
前回飲んだAvessoのコルクが無印だったことを考えると、
やはりアルバリーニョは上等ラインという位置づけなのでしょう。

コルクを平面化撮影しておきます。
IMG_9747

Alc.13%。
レモンイエロー。かすかに緑味がかってます。
IMG_9750

ライム、柑橘系、青リンゴ。
甘み感じるアタックです。
果実感たっぷりの味はいいですね。
やっぱりアルバリーニョは上等ラインなのでしょうか、
アヴェッソより厚みのある味な気がします。


*****


AB Valley Wines
Opação - Alvarinho 2017
Vinho Regional Minho
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Pazo das Bruxas 2016 Rías Baixas

リアス・バイシャスのアルバリーニョです。
が、カタルーニャのペネデスに本拠地を置くトーレスのワインです。
トーレスからの方を迎えての生産者イベントでの1本ですが、
ほんと、各地いろんなところのワイン造りに挑戦している生産者ですね。


IMG_9540
このアルバリーニョ、2014年が初リリースとまだ新しいシリーズです。


公式ページにもこのワイン載ってるんですが、結構探しました。(笑)

・アルバリーニョ(Albariño)100%
スキンコンタクトの後、16日の発酵。熟成にオーク樽は使いません。


そのページに「Rías Baixas: wines of sea and fog」という表現がありました。
当然海岸近くで、霧も出やすいんでしょうかね。
調べると結構高温多湿で降雨量も日本と同レベルだそうです。
なので、日本と同じ、通気性の良い棚仕立てが主流なんですね。

畑の場所は不明なので、ボトル裏ラベルに住所らしき記載があるのですが、
例によってエノテカのラベルで隠れて見えません。こんちくしょー!
なんとか「Salvaterra de Miño(Pontevedra)」という町名を読み取ったので、
Google Mapで行くと、ミーニョ川を挟みポルトガルと国境を接する町でした。
Mino01
どこだかわからない畑を適当にスクショしています。
確かに棚仕立てだな~と確認。ちょっと低めですが。


DOリアス・バイシャス(ガリシア語: Denominación de Orixe Rías Baixas)
Rias_Baixas01
ガリシアには他にもDOがあるので位置関係を見ておきます。


これが裏ラベル。「Pazo das Bruxas」のネーミング解説があります。
IMG_9542
「魔法使いの小屋」という意味のガリシア語ですね。
スペイン語では「Pazo de Brujas」となります。しかし、エノテカ邪魔。


さあ、いただきます。クリアーなイエロー。
IMG_9538

か細い青リンゴ風味、レモン風の香りも。
芯のしっかりした清涼感あるボディで素直においしい。
アルバリーニョって自分的にかなり好きかもしれません。

トーレスの人の解説では、ガリシアの蛸に合うんだそうで。
「海のワイン」なんて宣伝してるアルバリーニョを前にも飲んだのを思い出します。
そうそう、公式ページのデータシートには記載なかったのですが、
トーレスの人は11ヶ月熟成してるって言ってましたね。
樽は使ってないんでしょうが…。


*****


Familia Torres
Pazo das Bruxas 2016
Rías Baixas
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

AB Valley Wines Opção Vinho Verde Avesso 2017

グランマルシェの閉店セールで、とうとう残った全ワイン半額に!
慌てて目ぼしいワインをカゴに次々と投入していきました。
そこで見つけたのがDOC Vinho Verdeのアルバリーニョ。
前に飲んだスペインのリアス・バイシャスのアルバリーニョと同じ品種。
ポルトガル vs. スペインで比べるのも楽しいなと早速カゴに投入です。


IMG_8956
で、抜栓の日にラベルを見て驚愕。「Alvarinho」と書いていません!
「Avesso」って書いてあります。間違えた~!(笑)
ラベルのきれいなのを選んでたら横にあった違う種類のを取っちゃったようです。

公式ページでラインアップを見ると、こんな感じ。
AB01
「Alvarinho」と「Avesso」と書いてある以外は、ハートとダイヤのマークの違い。
品種違いでスペード(Azal)やクローバー(Arinto)もありますね。
みんな試したことのない品種です。にわかな興味で全部試したくなりますが、
買いに行こうにもグランマルシェはすでに閉店です。(笑)

公式ページにはワインの詳細数値データはあるものの醸造法など記述なし。
今日のワインもモノセパージュでしょうから、品種を調べておきましょう。

◇アヴェッソ(Avesso)
産地:ヴィニョ・ヴェルデ
ヴィニョ・ヴェルデの主要品種で地域の南部で栽培され、
香り高く、果実味が強く濃厚な味わいのワインを生み出すそうです。
アルバリーニョ(Alvarinho)、すなわちスペインの「Albariño」と違い、
アヴェッソはヴィニョ・ヴェルデ特有の品種のようですね。
これはこれで、ヴィニョ・ヴェルデを知るためには結果オーライです。(笑)
他の品種も見ておきましょう。

◇アリント(Arinto)
これはリスボン周辺の「Ribatejo」やスペイン「Extremadura」他でも栽培され、
酸味が特徴で、長期熟成で芳香と柑橘類の風味を持ったワインとなるそうです。

◇アザル(Azal)
これはヴィニョ・ヴェルデの品種で、酸味が強く若々しいワインになるそう。

◇ロウレイロ(Loureiro)
これもヴィニョ・ヴェルデの品種で、語源がローレル(月桂樹)とされるように、
月桂樹、オレンジ、ライムなど花の香りや、リンゴや桃を思わすアロマが特徴だそう。


さて、ワイナリー訪問。実はこのワイナリー2016年創業だそうで、
Googleストビュー画像は2009年のためまだ影も形もありません。
AB02
仕方がないので、これは住所にアップされていた写真を拝借。
地元の醸造家2人が共同で興した会社のようです。


DOC地図で産地の場所を確認しておきます。
AB03
DOC Vinho Verdeの産地は、ミーニョ(Minho)地方と呼ばれ、
ポルトガルの国土の14%と広大です。白ワインが70%を占めます。

で、AB Valley Winesはこのあたりです。
AB04


ラベル平面化画像。
IMG_8951
横一枚もののカッコいいデザインです。
DOC Vinho Verdeの認証マークとインポーターのシールが縦になってます。
ラベルのテイストを合わせようとしたインポーターの努力は買います。


さあ、抜栓。
IMG_8953
キャップシールに「AB」とあります。コルクは無印。

Alc.13%。
薄いゴールド。ライム、甘い桃が香ります。
IMG_8954

フレッシュな味わいを感じる辛口アタック。
酸味はキレが良く、味の邪魔をしません。
バランスいいですね~。
ムール貝のガーリック煮込みと合いまくりました。


*****


AB Valley Wines
Opção Vinho Verde Avesso 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Bodegas Vionta Albariño 2014 Rías Baixas

スーパーで「魚介専用白ワイン」という派手なPOPで売られてました。
よく見ると、リアス・バイシャスのアルバリーニョじゃないですか。
スペインのガリシア地方、大西洋側のリアス式海岸が続く所の白という
前知識だけはあるのですが、売り出し方も含め(笑)興味がわいてきます。
たまには白もいってみましょう。


IMG_8323
税抜き2,400円也。スーパーではそれほど安い部類ではありません。


公式ページを見ると、最新ヴィンテージでしょうか、
ラベルデザインが変わっていますが載ってはいました。
アルバリーニョ100%、シュール・リーで醸してると書いてます。

アルバリーニョはガリシア地方原産の品種。
DOリアス・バイシャスの主要品種ですね。
お近くのポルトガル北部でも栽培されてます。

日本のインポーターはサントリーです。
どうりでスーパーで売ってるわけですね。
日本語サイトで詳しい説明が見られます。


リアス・バイシャスの位置を確認。リアス式海岸の本家ですかね。
RiasBaixas01
ちなみにリアス・バイシャスは「低い入り江」と言う意味のガリシア語。
スペイン語はリアス・バハス(Rías Bajas)となりますが、地名ですからね。


さあ、ワイナリー訪問。
近代的で立派な建物ですが、Google Mapでは近づけませんでした。
Vionta01
海岸まで近く海風の影響の濃い花崗岩土壌の畑なんだそうです。

近くの畑を散策してみましたが、ここは棚づくりが多そうですね。
Vionta02
気持ちのいいテロワール、という感じです。


ラベル平面化画像。
IMG_8226
DOリアス・バイシャスの認定シールがありますね。


さあ、スクリュー回転。
IMG_8325
これが噂の「魚介専用白ワイン」POPです。
「海のワイン」とまで言ってます。(笑)


濃い黄色、黄金色でしょうか。
IMG_8322
あまり、白ワインでこの写真は意味なさそうですね。

Alc.12.5%。
青リンゴ、梅の風味。
甘み感じるアタックながら、
正体は爽やかな酸でした…と言う感じ。
ミネラル感あるキリッとした味は、
魚介に限らず和食など薄味系の食事に合わせやすそう。
フィニッシュもカラッとしてていい感じです。


*****


Bodegas Vionta
Albariño 2014 Rías Baixas
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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