Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

アリゴテ

Kir (avec Lécheneaut Bourgogne Aligoté 2015)

予告通り、レシュノーのアリゴテの残り半分で本式キールを作ります。
ルジェのカシスリキュールも、保存してあったのは古そうなので新調しました。
写真はちょっとカシス入れすぎたかな。アリゴテ:カシスは2:1ともいいますが、
カシスもう少し薄目が見た目もきれいですし、美味しいと思います。


IMG_2829
やはり、普通の白ワインでやるより、アリゴテが一番おいしいと思います。
独特の軽い風味がそう思わせるんだと思います。

というか、キールを世に広めたのが、ディジョン市の市長だったキールさん
(Canon Félix Kir 1876-1968)
で、この時使ったのがブルゴーニュのアリゴテ。
このカクテルをキール(さん)と呼ぶ限りはアリゴテがデフォルトなわけですね。

カシスもディジョンの名産品ですから、地元の名産品どうしのマリアージュ。
ディジョン市長としては素晴らしいアイデアと組み合わせ。やり手ですね。(笑)
DP3M4198_0
ディジョンの町にあったレリティエ・ギュイヨ(L'Héritier-Guyot)の店頭。
ここのクレーム・ド・カシスがフランスではシェアNo.1なんだそうです。


カシスリキュールはブーディエのもおススメです。
これもディジョン産の本物ですからね。
IMG_2828
あと、フランボワーズやピーチなどいろんなリキュールも出てますから、
変わりキールを作ってみるのも一興です。(笑)



DP3M4198

Domaine Lécheneaut Bourgogne Aligoté 2015

半分はカシスリキュールで割って、本式キールを楽しもうとアリゴテを物色。
どうせなら有名な作り手がいいなと思い、レシュノーのアリゴテをチョイス。
カシスのリキュール(クレーム・ド・カシス)の本場もブルゴーニュです。
有名なルジェ(Lejay)やブーディエ(Boudier)もディジョン産ですから、
キール(Kir)はブルゴーニュの地カクテルと言えますね。


IMG_2797
ドメーヌ・レシュノーは1986年にPhilippeとVincentのLécheneaut兄弟が興した、
ニュイ・サン・ジョルジュにある、まだ歴史の浅いドメーヌです。
しかしながら、評価はじわじわ高まり、2002年のクロ・ド・ラ・ロッシュは、
なんとパーカーおじさんが98-100点をつけ、DRCやルロワ他と並んで最高評価
(5つ星)にしたそうです。


ブルゴーニュあるあるですが、公式ページが見当たりません。(笑)
まあ、あってもアリゴテの情報なんか極少だったりするんですが。
とにかく、ネット情報を総合するとこうです。
・アリゴテ 100%
樹齢25年から手摘み収穫。ステンレスタンクで1年の熟成。
畑はジリ・レ・シトー(Gilly-lès-Cîteaux)にある区画だそうで、
シャンボール・ミュジニーの県道D974号線をまたいだすぐ東になります。


ニュイ・サン・ジョルジュにあるドメーヌ訪問。
Lecheneaut01
なんと、以前試したジャン・マルク・ミヨの1軒はさんだお隣でした。

ニュイ・サン・ジョルジュのAOC地図上に示すとここになります。
Lecheneaut02
厳密にいうとAOCニュイ・サン・ジョルジュはこの地図だけではありません。

南隣のプルモー(Premeaux)もAOCニュイ・サン・ジョルジュを名乗るんでしたね。
Lecheneaut03
行政区としてはプルモー・プリセ(Premeaux-Prissey)といいます。


今日のアリゴテはニュイ・サン・ジョルジュではないのでちょっと脱線ですね。
先ほどの情報の、ジリ・レ・シトー(Gilly-lès-Cîteaux)の区画へ行ってみます。
Lecheneaut04
どこがレシュノーのアリゴテ畑かわかりませんが(笑)、一応これも、
シャンボール・ミュジニーから県道D974号をまたいだAOCブルの畑です。
当たらずとも遠からじと眺めておきましょう。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_2656
裏ラベルに書くような情報が左端にあって1枚ものです。
最近このパターン多いですね。

よって、裏はインポーターシールだけだったので別撮りして貼っておきます。
IMG_2658


さあ、抜栓。
IMG_2793
汎用品は仕方なし。アリゴテはお手頃ですからね。

一応、コルク平面化。
IMG_2791
テクニカルコルク、DIAM5を採用です。

Alc.12.5%。(pH:3.3、Brix:6.0)
レモンイエロー。
IMG_2795

青リンゴ。
フッとシーチキン的なものが香ります。(笑)
水で溶いたレモン。
氷菓子の風味とでも言いましょうか。
酸がキレがよく、爽やかではありますが、
喉越しを刺激するくらいのものです。
お陰でフィニッシュまで涼しい風が吹く…。(笑)
うん、夏に冷やして飲むと絶対おいしい。

水くさいという個性。(笑)
ブルゴーニュにはちゃんとシャルドネの対極があります。

半分残したので、後日カシスリキュールを投入しますよ。


*****


Domaine Lécheneaut
Bourgogne Aligoté 2015
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Alain Hudelot-Noellat Bourgogne Aligoté 2017

以前、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ(Domaine de Villaine)のAOC Bouzeron、
アリゴテ種のワインをいただきました。正直、う~んだったので(欠陥かも…)、
アリゴテの印象はあまり良くないんですが、このままではいかんと、
違う作り手のアリゴテを試してみたいと思います。結構著名な作り手は、
どこもアリゴテを出してますね。そして今日いただくのはユドロ・ノエラ。
珠玉の畑を所有、評価も高い、シャンボール・ミュジニーに居を構える名門です。


IMG_2378
ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラ(Domaine Alain Hudelot-Noellat)は、
シャンボール・ミュジニー生まれのアラン・ユドロ(Alain Hudelot)さんと、
ヴォーヌ・ロマネに本拠を置いた名門ドメーヌ・シャルル・ノエラ(Domaine 
Charles Noellat)の孫娘オディル(Odile)さんが、結婚後1964年に創設しました。
つまり、ユドロ+ノエラ=ユドロ・ノエラ。バンザ~イ!

このオディルさんが、シャルル・ノエラの所有する珠玉の畑の1/4を相続したため、
ユドロ・ノエラはヴォーヌ・ロマネの錚々たる偉大な畑をラインアップするに至ります。
嫁入り道具って大切!(笑)

現在ドメーヌを仕切るのがアラン・ユドロさんの孫、シャルル・ヴァン・カネットさん。
各所で修業の末、2008年にドメーヌ参画。短いキャリアながら高評価を得ています。


公式ページはなかなかカッコいいです。あまり見やすくはないですが。
nise
今日のワインはデータシートもありますが、畑の場所が不明。
他の銘醸畑のワインは地図で区画まで示されているんですが…。
AOC Bourgogne Aligotéの定義はブルゴーニュ全域が対象。
品種がアリゴテであれば、グラン・オーセロワからボジョレーまでOKです。
ブルゴーニュ全体の6%がアリゴテなんですってね。割と多い感じです。
とにかく今日のアリゴテは樹齢80年のVVで畑の面積が0.26haとのことです。
(で、畑はどこやねん?謎~。笑)
・アリゴテ 100%
熟成はステンレスタンクで2年だそうです。


さあ、ドメーヌ訪問。ヴージョの集落の近く、民家風情のたたずまいです。
Hudelot01
クロ・ド・ヴージョに近いですが、行政区分ではシャンボール・ミュジニーになります。

公式ページではこの地図で所有畑の区画位置までわかるようになってます。
Hudelot-NoellatCarte
ユドロ・ノエラの場所を書き込みました。クロ・ド・ヴージョはじめ、
ロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブールに区画があるのがわかります。


エチケット平面化画像。
IMG_2353
裏ラベルはなくインポーターシールのみでした。

これが別撮りのインポーターシール。
IMG_2363
グランマルシェの徳岡ですね。


さあ、抜栓。
IMG_2372
キャップシールもコルクもドメーヌ名入り。

コルクも平面化。
IMG_2373
何気にDIAM5を採用。ブショネないのでいいことです。

Alc.12%。
輝くゴールド、かすかに緑。
IMG_2374

熟してない青いリンゴ。ライムっぽいのも微妙に。
香りは少な目です。
特徴的な酸をまとった辛口アタック。
酸の中に果実味のある味わいが居るのはわかります。
ペラペラとは言わないですが、
構造感とはまた違う厚みではあります。
ライムぶっ込んだコロナビールに通ずるものがある、
というのはちょっと言い過ぎかな? 
夏に合う感じです。(笑)

カシスリキュールと白ワインで作るキール(Kir)は、
正式にはアリゴテで作るんですってね。
残りにルジェのカシスリキュールを投入してみました。
酸味が功を奏してかなりうまし。 キール最高!


*****


Alain Hudelot-Noellat
Bourgogne Aligoté 2017
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Domaine A. et P. de Villaine Bouzeron 2012

DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の共同経営者、
オベール・ド・ヴィレーヌ(Aubert de Villaine)氏が自ら手掛ける、
Domaine A. et P. de VillaineのAOC Bouzeronをいただきます。
品種は、ブルゴーニュ全体の6%というアリゴテ(Aligoté)です。


IMG_9607
「AOC Bouzeron」はブルゴーニュで唯一アリゴテ種の白ワインに認められたもの。
「AOC Bouzeron」の制定をINAOに働きかけたのがオベール氏なんですね。
(1998年、地域名Bourgogne Aligoté Bouzeronから村名Bouzeronに昇格。)

オベール氏の頭文字「A」とパメラ夫人の「P」をとって、
ドメーヌ名が「Domaine A. et P. de Villaine」ということなんですが、
2015年より「Domaine de Villaine」としています。
今日のは2012年なので改名前ですね。

公式ページはこのBouzeronの画像。フラッグシップなんですかね。

データもミレジム毎完備。
アリゴテには2種類あり、アリゴテ・ドレ種が使われています。
アリゴテ・ドレは「Aligoté doré」、金色のアリゴテという意味です。
もう1種はアリゴテ・ヴェール(Aligoté vert)、緑色のアリゴテです。
アリゴテ・ドレの方が小粒で酸味が穏やか且つ芳香が豊かなんだそうです。

以前、Bourgogne Côte Chalonaise La Fortuneを試していますので、
その時の画像を再掲しながらおさらいしましょう。
これがドメーヌ・ド・ヴィレーヌです。
Villaine01

コート・ドールの南端のすぐ隣です。コート・シャロネーズの始まり。
carte
(公式サイトにあった地図を拝借してます。)

ブーズロン村の真ん中あたりにあります。
VillaineBouzeron01
以前飲んだ赤はブーズロンのLa Fortuneという畑からでしたが、
今日のブーズロンはどこだか不明。
Les Clous(モノポール)とLa Digoineにも畑を持ってますので、
この辺り何でしょうかね。

コート・シャロネーズも以前作成の地図でおさらいです。
CotesChalonaise01
モンタニーは4つの村にまたがり、白(シャルドネ)だけでしたね。


エチケット平面化画像。
IMG_8228
ブーズロンにあるドメーヌがブーズロンと名乗るワイン。
トップページやワイン紹介の一番目に載せて誇らしげです。


さて、抜栓。
IMG_9603
横ミレジム入り。白キャップもドメーヌ名入り、いい感じです。

コルク平面化撮影しました。
IMG_9609
「Bouzeron」だけ後で入れてるような気がしますが、一応専用品。

Alc.12.5%。
濃い黄金色。
IMG_9604

柑橘系、梅酒の香りも。
すえた香り。(かすかですが欠陥臭?)
酸味ではあるのですが、独特な酸のアタックです。
この酸味がアリゴテの個性でしょうか。
味は濃さを感じ、厚みはあります。
しかし、不思議な風味…。
個性的と言えば許せなくもないんですが、
古さ、痛んだ臭いとも感じます。

もっと若いうちに飲むべき?
アリゴテの個性?
微妙だな~。


*****


Domaine A. et P. de Villaine
Bouzeron 2012
WWWポイント 75点



RRW02
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

ワインBLOGランキングへ

にほんブログ村 ワインへ
にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

メール:
saikin.photo の gmail.com

カテゴリー
タグ絞り込み検索
記事検索
最新記事 50(画像付)
月別アーカイブ
アクセス(ユニーク数)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:



PVアクセスランキング にほんブログ村
© All Rights Reserved.
無断複製転載禁止します。
  • ライブドアブログ