Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Mâconnais を含む記事

Albert Bichot Pouilly-Fuissé 2016

マコネの白は過去多少は試してますが、やはりプイィ・フュイッセでしょうと、
大手アルベール・ビショーのプイィ・フュイッセ(Pouilly-Fuissé)をお取り寄せ。
ネットでは、ロワールのPouilly-Fuméと間違わないようになんて記事がちらほら。
確かにPouillyは同じですが、地域も違えば品種も違う。間違えないですよね~。(笑)


IMG_2646
Albert Bichotは1831年創業という歴史あるブルゴーニュの名門であり大企業。
ボーヌに本拠地を構え、コート・ドールは勿論、シャブリからボジョレーまで、
ブルゴーニュ地域全域に100haの畑と6つのドメーヌも所有ということです。
これで6代に渡る家族経営っていうんですから驚きですね。


公式ページはさすが大手です。情報豊富でよくできています。

圧巻は所有畑が示されているブルゴーニュ全体の1枚ものの地図。長い。(笑)
ワイン情報もミレジム毎ではないですが、全ラインアップの情報あり。
今日のプイィ・フュイッセは、こんな感じ。
・シャルドネ 100%
オーク樽が30%、温度調節付きステンレスタンクが70%で発酵を行い、
そのまま8ヶ月の熟成を行います。樽は軽そうですね。


さて、アルベール・ビショーを訪問。それこそ各地に拠点がありますが、
やはりボーヌが本拠地のようで、旧市街のすぐ横に広大な敷地があります。
AlbertBichot01
MaisonだったりDomainesだったりの表記がありますが、ドメーヌは6つ所有で、
なるほど「Domaines」と複数形になってるわけですね。


次はプイィ・フュイッセを確認。以前描いたマコネ(Mâconnais)の地図を見ます。
PouillyFuisse01
真ん中辺りのViré-Clessé以外の村名AOCはPouilly-Fuissé含めマコネ南端に集中。
ほぼボジョレーに隣接しています。地図にはMâcon-Verzéを書き込んでいますが、
これはルフレーヴのMâcon-Verzéを試したときの名残で、Mâcon-Villages
Mâcon AOC同様の、すなわち地域名(レジョナル)AOCになります。
(Mâcon-VillagesはVillages部分に村名を入れて表記が可能です。)

やはり今日は、プイィ・フュイッセを拡大せねばならないでしょう。(笑)
PouillyFuisse02
黄色の4村、ヴェルジソン(Vergisson)、ソルトレ・プイィ(Solutré-Pouilly)、
フュイッセ(Fuissé)、シェントレ(Chaintré)がPouilly-Fuisséを構成。

フュイッセ(Fuissé)の東側に、プイィ・ロシェ(Pouilly-Loché)と、
プイィ・ヴァンゼル(Pouilly-Vinzelles)の村名AOCがありますね。

サン・ヴェラン(Saint-Véran)が少しややこしいです。Saint-Vérandという、
「d」のついた村はありますが、AOCの範囲はその村よりはるかに北側に広く、
かつ、Pouilly-Fuissé AOCによって2つの部分に分断されています。

北側は、プリセ(Prissé)ダヴィエ(Davayé)の村からなり、Pouilly-Fuisséの
Solutré-PouillyもSaint-Véranが名乗れるそうですが、普通有名な方を名乗りますよね。

南側は、シャスラ(Chasselas)、レイヌ(Leynes)、シャンヌ(Chânes)、
サン・ヴェラン(Saint-Vérand)で構成されます。サン・タムール・ベルヴュ
(Saint-Amour-Bellevue)も白ならSaint-Véran AOCが名乗れるそうですが、
赤(ガメ)を作ればクリュ・ボジョレーのサン・タムール(Saint-amour)です。
この村はマコネとボジョレー両刀使いと言いうことですね。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_2619
裏ラベルに、冒頭で書いた作り手の説明と同じことが仏・英語で書かれてます。

しかし、これはインポーターのラベルを剥がしたからわかったことです。
なんと、メルシャンさん、こんな感じでベタ貼りしてありました。おい!
IMG_2626


さあ、抜栓。
IMG_2642
キャップシールは紋章入り。コルクは合成コルク。

コルク平面化。
IMG_2644
合成品ながらプイィ・フュイッセ専用でミレジムもきちんと入ってます。

Alc.13%。
しっかりとイエロー。
IMG_2645

蜜入りリンゴ、白桃、白い花。
辛口アタック。
後から甘み系の味が追って来ます。
シャルドネにしては濃くはないですね。
樽感も極々弱いものです。
苦味にも似た複雑味があり、
しっかり最後まで楽しめますが、
やはり思っていたのより若干軽め。

ブルゴーニュのシャルドネでも、
いろいろありまんな~。


*****


Domaines Albert Bichot
Pouilly-Fuissé 2016
WWWポイント 78点



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Les Héritiers du Comte Lafon Mâcon-Milly-Lamartine 2014

ムルソーのトップ生産者、いえ、ブルゴーニュ最上の、
いえいえ、世界最高峰の白ワインの作り手とも言われるコント・ラフォン。
そのラフォン家がマコネ地区に1999年に設立したドメーヌが、
今日のレ・ゼリティエ・デュ・コント・ラフォンです。
ムルソーと同じ情熱を注いで作られてるとか。こんなのがお試しにいいです。


IMG_9931
レ・ゼリティエ~はミイィ・ラマルティーヌ村に設立されてます。
で、今日のワインはMâcon-Milly-Lamartine。本拠地の畑ってことですね。


公式ページは本家コント・ラフォンはあるのですが、
どうやらレ・ゼリティエ・デュ・コント・ラフォンのはなさそうです。
仕方ないのでインポーターサイトの情報に頼ります。
当然ながらのシャルドネ100%。
ムルソーの本家と同じくビオディナミを実践しています。
発酵は49%ステンレスタンク、49%木の大樽、2%オーク樽との情報も。

地域名AOC Mâcon-VillagesですがMâcon-Milly-Lamartineを名乗ります。
Mâcon-VerzéMâcon-Lugnyで見ましたが「Villages」を村名で表記可です。)
レ・ゼリティエ~はミイィ・ラマルティーヌ村にありますので、
この畑はワイナリーのすぐ後ろの斜面にあるんだそうで。
早速ワイナリー訪問して確認してみましょう。
MMillyLamartine01
確かに後ろが斜面で畑になってますね。いい感じの畑じゃないでしょうか。

ミイィ・ラマルティーヌ村の位置を以前描いたマコネの地図上に示します。
MMillyLamartine02
黄色のマル印です。だいぶんとプイィ・フュィッセにも近いですね。
そうそう、プイィ・フュイッセの22クリマがプルミエ・クリュに昇格するようです。
注目のマコネです。


エチケット平面化画像。
IMG_9903
拡大図案化されてますが、マークは本家コント・ラフォンと同じです。


さて、抜栓。
IMG_9928

キャップシールもコルクも専用品で高級感ありますね。

コルク平面化画像。
IMG_9927
合成コルクですが、なんと10年耐用のDIAM10を使ってます。
10年ぐらいの熟成のポテンシャルもあるってことなんでしょうね。

Alc.13%。
薄いイエロー。涙わりとはっきりしてます。
IMG_9929

いきなりの白い花が香ります。
リンゴ。バターも来ますね。
きれいな酸に導入された味は青リンゴっぽい。
ミネラル感もあります。
最後まで酸はつきまとう感じ。
これはなくてもいいかな。

というか、熟成ポテンシャルがあるようなので、
何年か寝かせて、こなれた酸でもう一度試してみたいです。


*****


Les Héritiers du Comte Lafon
Mâcon-Milly-Lamartinr 2014
WWWポイント 78点



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Cave de Lugny Mâcon-Lugny 2012 La Carte Lieu-Dit

最近ちょっとづつ、白ワインの合わせ方がわかってきました。
なので、Red Red Wineとうたいながら、白が増えつつあります。(笑)
今日はブルゴーニュ、マコン・リュニー(Mâcon-Villages)です。
以前、ルフレーヴのMâcon-Verzéをいただきましたね。おさらいです。


IMG_9024
カーヴ・ド・リュニーは1926年リュニーの地で創業。
1400ヘクタールの膨大な畑を持つ、大規模ワイン生産者協同組合でもあります。
全ブルゴーニュの白ワイン生産量の約10%を占める最大級の生産者です。


公式ページにそこそこワイン情報はありました。
「La Carte」という畑はカーヴ・ド・リュニーのモノポールだそうで。
地域名AOC、Mâcon-Villagesの主力だそうです。
(Mâcon-Verzéでも見ましたが、Villagesに代わりに村名を入れられます。)
当然のシャルドネ100%。樹齢は40年。
手摘みと機械で収穫。熟成に樽は使いません。


畑の場所はわかりませんが、同じリュニーですからワイナリーの近くでしょう。
Lugny02
確かに規模は大きそうな建物です。


マコネ地域とリュニーの位置を把握するため拾い物の地図を見ましょう。
carte-vin-bourgogne
う~ん。わかりやすいような、わかりにくいような…。

え~い!やっぱりGoogle Mapに書き込みしてみましょう。
Lugny01
うん、やっぱりこの方がイメージしやすく頭に入ります。
ルフレーヴのマコン・ヴェルゼよりも北寄りにリュニーはありました。
他のAOCも書き込みました。
南の「ソリュトレの奇岩」の周辺にプイィ・フュィッセ他AOCが集中してます。
プイィ・フュィッセには1級畑があります。


エチケット平面化画。
IMG_8915


さあ、抜栓。
IMG_9025
うん、普通です。

でも、コルクも平面化撮影しておきます。
IMG_9026
5年耐用のDIAM5を使用。

Alc.13%。イエロー。
IMG_9022

ライム、バニラ、バターっぽくも。
爽やかな酸味が先に到達するアタック。
ミネラル感も豊富でバランスを取ってますね。
凝縮感ありありのまま余韻に入ります。
最後まで酸味は主張するのですが、
これはこれでフレッシュ感あって美味しいです。


*****


Cave de Lugny
Mâcon-Lugny 2012 
La Carte Lieu-Dit
WWWポイント 79点



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Domaine Leflaive Mâcon-Verzé 2014

ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手ドメーヌ・ルフレーヴ。
世界最高峰の白ワインの造り手と言ってるところもありますね。
しかし、そこが作るマコンの地域名AOCです。
が、テロワールより作り手の実力がいいワインを生むのなら、
お手頃のこれも十分おいしいはずです。


IMG_5562


モンラッシェなんてとても気軽に家飲みなんかできません。
畑は本拠地のピュリニー・モンラッシェから車で1時間ほど南下しますが、
最高峰の作り手がお手頃価格で出してくれるコレはうれしいです。
MV002
実際、モンラッシェとどれくらいテロワールの差があるんでしょうね。

マコンのヴェルゼ村に降り立って、畑をながめてみます。
MV001
うん。割といいんじゃないの?(笑)

マコン(Mâcon)は地区名マコネ(Mâconnais)にある地域名(レジョナル)AOCです。
今日のマコン・ヴェルゼ(Mâcon-Verzé)は正確にはMâcon-Villagesなのですが、
「Villages」の代わりに生産地の村名を入れて名乗ることができるそうです。
なので、ヴェルゼ村のマコン・ヴェルゼなのであります。


エチケット平面化画像。
IMG_5208


公式ページでワインの詳細を見ます。
ヴェルゼの所有畑では他の特級畑と同じくビオディナミが実践され、
すべて手摘み収穫されます。
果汁を搾るまでの作業は畑の近くの施設で行います。
その後、ピュリニー・モンラッシェの本拠地に移され、
ドメーヌ・ルフレーヴの醸造チームが発酵・熟成を行うそうです。
ほ~ら、他の特級ワインと変わらない出来なんじゃないですか?

このヴェルゼにある施設は2004年にヴェルゼの畑を取得した時に、
一緒に買ったそうです。Google Mapで探しましたが、たぶんここです。
MV003

ということは、その取得した畑もすぐ近くのはずです。
MV005
黄色マルがその施設。
畑は左の山側と推察しますが、ストビューでは入れません。(笑)


さて、抜栓。
IMG_5565
コルク、キャップシールも上級タイプと比べても遜色なし。
わくわくしますね。
Alc.13%。
透明感の黄色、かすかに緑がかってます。
青リンゴ、柑橘系が香ります。
果実味ありあり、厚みのあるアタック。
酸はうまい酸ですね。
こういうのをエレガントと言うのでしょうか。
余韻はミネラル感もあって味わいが長く続くきます。
うん。白もうまいな〜。
満点です。

(注)80点は、このブログでは白ワインの最高点です。
パーカーおじさんはこれに90点をつけてますが。(笑)


*****


Domaine Leflaive Mâcon-Verzé 2014
WWWポイント 80点



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--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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