ありがたいことにカルメンはガッツリやまやに置いてあるので、過去に大抵のラインナップは試しています。…と思っていたら、一番ローエンドのバリエタルシリーズ「Insigne」のカルメネールをまだ試していないことに気がつきました。これはいけません。急いで試します。
公式ページはよく出来ていて、今日のローエンドのインシグネもちゃんと載っています。
一応、最新ヴィンテージ(2022)のデータシートまで完備です。
・カルメネール 85%
えっ?残り15%は何なの?という書き方になっていますが、チリの輸出用ワインが品種や生産年を表示する際、当該ブドウを85%以上使うことになっているため、その規則をそのまま書いたのかと思われます。(チリ国内向けは75%でもいいことになっています。)結局100%なんじゃないかと思います。フレンチオークで3ヶ月の熟成です。(「樽」とは書いていない。笑)
カルメンを訪問したいんですが、幹線道路から奥まっていてストビューがありません。
facebook にあった写真を拝借しましたが、これ以上のいい写真が見当たらないんですよね。幹線道路側に入り口もなく、どうやら同グループのサンタ・リタの方からアクセスするようです。右側の地図を見ると、カルメンとサンタ・リタは同じ敷地内にあるようです。いずれにしてもこの辺りはマイポ川の流域になり、ブイン、イスラ・デ・マイポ、プエンテ・アルト、ピルケなどマイポ・ヴァレーのサブゾーンが集中しているエリアになります。
ご参考ですが、これはカルメンの畑にある「カルメネール発見の記念碑」です。
日本カルメネール振興協会としては是非ここを訪れたいと願っています(笑)。
首都サンティアゴ周辺(首都州:Región Metropolitana de Santiago)を俯瞰します。
今日のワインはD.O.(Denominación de Origen)セントラル・ヴァレー(Valle Central)となっていますが、さらに南のマウレ・ヴァレーまで含む広域になります。
ラベル平面化画像。
カルメネールの綴り(アクセント記号の有無)について、表ラベルは「Carménère」なのに裏ラベルは「Carmenère」となっています。そしてHPを見ると「Carmenere」とアクセント記号なしです。一体どうなっとんねん?
カルメネールの綴りについては過去に考察していますのでご確認ください。日本カルメネール振興協会では、フランス語とスペイン語の発音が「カルメネール」で両立する「Carménère」表記を推奨しています(笑)。
恒例、インポーターシールの裏ラベル隠しです。
さあ、スクリューキャップ回転。
カルメンはチリ大手のひとつですが、1850年から続くチリ最古のワイナリーです。失われた品種カルメネールが1994年に再発見されたのがカルメンの畑なので、Carmenereからカルメンという名前になったのかなと思ってしまいますが、1850年の創業者Christian Lanzさんの妻の名がカルメンだったとのことで、カルメンと名付けられています。
1987年には、すぐ隣のこれも古参のワイナリー、サンタ・リタ(1880年創業)がカルメンを買収します。その翌年の1988年には大企業グループ、グルーポ・クラロ(Grupo Claro)にサンタ・リタごと買収され、現在サンタ・リタもカルメンも同じクラロ・グループの傘下となっています。
公式ページはよく出来ていて、今日のローエンドのインシグネもちゃんと載っています。
一応、最新ヴィンテージ(2022)のデータシートまで完備です。
・カルメネール 85%
えっ?残り15%は何なの?という書き方になっていますが、チリの輸出用ワインが品種や生産年を表示する際、当該ブドウを85%以上使うことになっているため、その規則をそのまま書いたのかと思われます。(チリ国内向けは75%でもいいことになっています。)結局100%なんじゃないかと思います。フレンチオークで3ヶ月の熟成です。(「樽」とは書いていない。笑)
カルメンを訪問したいんですが、幹線道路から奥まっていてストビューがありません。
facebook にあった写真を拝借しましたが、これ以上のいい写真が見当たらないんですよね。幹線道路側に入り口もなく、どうやら同グループのサンタ・リタの方からアクセスするようです。右側の地図を見ると、カルメンとサンタ・リタは同じ敷地内にあるようです。いずれにしてもこの辺りはマイポ川の流域になり、ブイン、イスラ・デ・マイポ、プエンテ・アルト、ピルケなどマイポ・ヴァレーのサブゾーンが集中しているエリアになります。
ご参考ですが、これはカルメンの畑にある「カルメネール発見の記念碑」です。
日本カルメネール振興協会としては是非ここを訪れたいと願っています(笑)。
首都サンティアゴ周辺(首都州:Región Metropolitana de Santiago)を俯瞰します。
今日のワインはD.O.(Denominación de Origen)セントラル・ヴァレー(Valle Central)となっていますが、さらに南のマウレ・ヴァレーまで含む広域になります。
ラベル平面化画像。
カルメネールの綴り(アクセント記号の有無)について、表ラベルは「Carménère」なのに裏ラベルは「Carmenère」となっています。そしてHPを見ると「Carmenere」とアクセント記号なしです。一体どうなっとんねん?
カルメネールの綴りについては過去に考察していますのでご確認ください。日本カルメネール振興協会では、フランス語とスペイン語の発音が「カルメネール」で両立する「Carménère」表記を推奨しています(笑)。
恒例、インポーターシールの裏ラベル隠しです。
さあ、スクリューキャップ回転。
Alc.13%。
赤味がかったガーネット。
黒ベリー、ダークチェリー、青草。
カルメネールの特徴は出ています。
カルメネールの特徴は出ています。
辛口アタック。
軽めネールながら味の実体、厚みはしっかりあります。
でもやっぱり軽いかな。
ローエンドですから仕方ないですね。
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Viña Carmen
Insigne
Carménère 2022
Insigne
Carménère 2022
RRWポイント | 88点 |
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