Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

2013年, Bordeaux を含む記事

Château d’Issan Blason d’Issan Margaux 2013

メドック格付け第3級、シャトー・ディッサンのセカンドラベル。
Haut-MédocBordeaux Supérieurのサードワインも出していますが、
(「Le Haut-Médoc d'Issan」と「Moulin d'Issan」という名前です。)
このBlason d’IssanはAOCマルゴーの正真正銘のセカンドです。(笑)


IMG_1729
以前ファーストラベルの2013を試してまして、今日は同じミレジムのセカンド。
ボルドーでは厳しかった2013年ですが、ファーストはなかなかの出来でした。
セカンドの2013年にも期待がかかります。(笑)


公式ページは格付けシャトーの貫禄があってよく出来ています。

ワインの紹介はラインアップそれぞれにしっかり情報量があります。

ブラゾン・ド・ディッサンの専用ページもなかなかの出来です。

ミレジムごとにデータシートがダウンロードできます。
・メルロー 57%
・カベソー 43%
シャトーの作付けは70:30でカベソー主体ですが、これはメルロー若干多め。
樽熟は新樽率35%で14~16ヶ月です。


公式ページで畑の所在を示す地図を発見したのでGoogle Mapに転記します。
Issan02
ただちょっと解せないのが、シャトーの前の畑がBordeaux Supérieurなのと、
Haut-Médocの畑がMargauxの畑に挟まれているようにも描かれています。
この地図ではそれがどこかはっきりわかりませんが、AOCマルゴーの域内でも、
格が落ちるHaut-MédocやBordeaux Supérieurの区画があるってことでしょうか?
誰か詳しい人、教えて~!


シャトー訪問は周辺の格付けシャトーとの位置関係も含めて見てみましょう。
Issan03
シャトー・マルゴーやパルメに隣接し、ジロンド川の近い方に位置します。
立地的には申し分ないとは思いますが、なぜそこがBordeaux Supérieur?(笑)

ファーストラベルのエチケットはシャトーの絵が描かれていましたが、
セカンドのBlason d’Issanは門のような建造物が描かれています。
Blasonは「紋章」の意味ですが、こういう門のことも指すんでしょうかね。
とにかくその場所を発見しましたのでスクショを貼っておきます。
Issan04
うん、ピッタリ一致です。若干前の草刈りが足りないようですが。(笑)

いつもの「マルゴーまるごと地図」も貼っておきます。(右下が北なので注意)
Issan01
シャトー・ディッサンはシャトー・マルゴーのお隣ではありますが、
マルゴー村ではなくカントナック村になります。
地図上に村ごとにリストを書き込んでますのでご確認を。


エチケット平面化画像。先ほど挙げたイラストはこれの原画です。
IMG_1691
セカンド、サードは描かれる建造物が違うだけでラベルの体裁は似せてあります。

インポーターラベルは裏ラベルを隠してませんでした。
IMG_1692
偉いぞ、ファインズ。別撮りで上げておきます。


さあ、抜栓。
IMG_1725
コルクは横ミレジム入り、Blason d’Issan専用品ですね。

コルク平面化しておきます。
IMG_1727
同じ門が描かれています。セカンドでも手抜きなしって感じです。

Alc.13%。
濃いガーネット。
黒ベリー、ダークチェリー、モカ、濡れた木…複雑です。
IMG_1728

辛口アタック。
渇いた灰のようなスモーキーさの後、
なかなかの厚みのある味が味わえます。
複雑味も十分。
逆に少し果実味が抜けてしまっている感じが、
少し寂しい気もします。灰と感じたのはそれかな?
シルキーなタンニンは余韻にいざなってくれます。
フィニッシュまでいいバランスが続き、楽しめますね。

う~ん、ファーストラベルも軽く超えてる気がします。
2013年のボルドーはいろいろ飲んでますが、確かにひどいのが多かったです。
ラフィットのセカンドとか、ラグランジュ2013とか)
このブラゾン・ディッサン2013は2013年では最高レベルかも。
シャトー・ディッサン2013も優秀で93点つけましたが、今日のは95点です。


*****


Château d’Issan
Blason d’Issan Margaux 2013
RRWポイント 95点


Château Lagrange 2013

メドック格付け第3級のシャトー・ラグランジュです。
過去に2014年を試して、そこそこ美味しかったやつです。
なぜかリカマンで大量の2013年が安売りしてましたので、
比較用に手を出してしまいました。(笑)


IMG_8148
1983年にサントリーが取得してから、畑も醸造施設も大改革をし、
品質が大々的に向上したんでしたね。


公式ページは、サントリーのサイトもありますが、
日本語表示もできる本家の方がまだ内容は充実してます。
セパージュは、
・カベソー 75%
・メルロー 21%
・プチヴェルド 4%
樽熟は新樽率60%で18~20ヶ月。

ミレジム違いを飲み比べるにあたり、
パーカーおじさんの評価の推移を見てみましょう。
・2012年 86点
・2013年 87-89点
・2014年 92点
・2015年 93点
・2016年 95点
ものの見事に毎年着実に点数が上がってきています。
特に2014年からはなかなかの点数で、
前回いただいた2014年は確かにおいしかったわけです。
2016年の95点なんて結構なものですね。
ということは…
今日の2013年ってイマイチってことですかね。


とりあえず、シャトー訪問。
Lagrange01
そうそう。近寄れなかったんでした。入口からずっと向こうです。

サン・ジュリアン全体から見るとこのあたり。
Lagrange02

上記Google Map上に書き込んでますが、
AOCサン・ジュリアンの格付け11シャトーをおさらいしておきます。
(第2級)Château Gruaud-Larose(グリュオ・ラローズ)
     Château Ducru-Beaucaillou(デュクリュ・ボーカイユ)
     Château Léoville-Barton(レオヴィル・バルトン)
     Château Léoville-Las-Cases(レオヴィル・ラスカーズ)
     Château Léoville-Poyferré(レオヴィル・ポワフェレ)
(第3級)Château Langoa-Barton(ランゴア・バルトン)
     Château Lagrange(ラグランジュ)
(第4級)Château Beychevelle(ベイシュヴェル)
     Château Branaire-Ducru(ブラネール・デュクリュ)
     Château Talbot(タルボ)
     Château Saint-Pierre(サン・ピエール)
以上、11シャトー。


エチケット平面化画像。
IMG_8138


さあ、抜栓です。コルク横にミレジム入り。上等ワインの証。
IMG_8149

コルク平面化撮影もしておきますよ。
IMG_8140
コルクにもシャトーのイラスト入りです。

Alc.13.5%。ガーネット。
IMG_8144

黒ベリー、スパイス、濡れた木、森の下草。
酸味立つアタック…?
味の実体はあるんですが酸が邪魔をします。
その後、少し粗めのタンニンが喉元に現れます。
その酸は再度現れ、酸味がちの余韻へ。
飲めなくはないんですが、かなり残念な味。
2013年はやはりボルドーの鬼門なんですかね。
パーカーおじさんの点数(PP87-89)も納得いきますが、
もっと低い評価になりました。

こうなったら、良年でリベンジだ!とばかりに、
その後2015年をゲットしました。
今は暫し寝かしてますが、いずれ試しますよ。

シャトー・ラグランジュにここまでこだわるのは、
以前なんとなく共通点を感じた、
サントリーのフラッグシップ「登美」との比較を
いずれやりたいからです。(笑)


*****


Château Lagrange 2013
RRWポイント 85点


Château Larose-Trintaudon Haut-Médoc 2013

シャトー・ラローズ・トラントドン、クリュ・ブルジョワです。
オー・メドックの格付けシャトーを(Google Mapで)訪問する際、
ちらちらと名前を見かけてましたので気にはなってました。(笑)
メドック最大の畑を持つというこのシャトーは近年品質も向上してるんだとか。


IMG_7758
こてこてで、あまりこのエチケットは好きじゃないです。


公式ページはこじんまりと情報はまとまってます。
セパージュは、
・メルロー 51%
・カベソー 45%
・プチヴェルド 4%
と、若干メルロー多めです。
樽熟は20~25%新樽で10~12ヶ月。
85%がフレンチオーク、10%がアメリカンオークと書いてます。
ん?残り5%は? 算数弱いのかな?(笑)


さて、シャトー訪問します。だいたい場所はわかってました。(笑)
Larose-Trintaudon02
オー・メドックですが、サン・ジュリアンにギリ接してます。

こんな感じです。
Larose-Trintaudon01
タルボー、ラグランジュ、ベルグラーブ、カマンサック、ラ・トゥール・カルネ、
このあたりがご近所ですので、訪問するときに目につくわけです。


エチケット平面化画像。
IMG_7754
やっぱり、裏ラベルも含めちょっと派手過ぎです。


さて、抜栓です。
IMG_7760
キャップ、コルクともしっかりしててボルドー上等ワインの風情です。

コルク平面化撮影をしておきました。
IMG_7755
こんなとこにこっそり「Gran Vin」と書いてます。(笑)

Alc.13%。
濃いガーネット。
IMG_7757
カシス、チェリー...若干の欠陥臭?
ブショネ特有の臭いはなさそうですが、何かがおかしい。
酸味から来るアタック?
妙な酸味が支配するボディ。ヤバい気がします。
タンニンや味の構造を探そうとしますが、
この変な酸が邪魔をします。
これがこの生産者の実力なのか、2013年という地雷なのか、
はたまた保管状態に起因する欠陥なのか、(購入はやまや)
いろんな可能性が頭の中をめぐります。
その微妙な酸味がちな味わいは余韻からフィニッシュまで続きます。
これは「アウト」です。

パーカーおじさんも近年すごく良くなってると褒め、
WineEnthusiastはこの2013年に91点をつけています。
今日のはおそらく欠陥でしょう。
ミレジム違いでも飲み直して再評価しないといけませんね。
また宿題が増えました。(笑)


*****


Château Larose-Trintaudon Haut-Médoc 2013
Cru Bourgeois
RRWポイント 73点


Château Gazin 2013

ペトリュスへ畑を売り渡した歴史を持つ偉大なシャトー。
ペトリュスの畑に隣接したポムロール最上の区画で造られるそうです。
まあ、ペトリュスはいただけませんから、
こういうやつをたまにはいただいてみるのです。グラスですが…。


IMG_7257


公式ページは日本語が選べますがちょっと変な日本語です。
シャトー・ガザンと書いてあったりガジンと書いてあったり。(笑)
セパージュはメルロー100%ですが、
これは、通常はブレンドするはずのカベフラとカベソーを、
この年いいものが収穫できなかったためにブレンドしてないのだそう。
樽熟は新樽率49%で15ヶ月。
あまりいい収穫ができなかった年なのに、
パーカーおじさんが90-92点をつけたのはすごいと自画自賛してます。(笑)


シャトー訪問です。
Gazin01
お隣同士なのでペトリュスも視界に入ってしまいます。

上空から見るとこんな位置関係。
Gazin02
リブルヌ、ポムロール、サンテミリオンの位置関係も把握しておきます。


エチケット平面化画像。
IMG_7261
表も裏も凝ったデザインです。
エノテカシールも遠慮してますが、どうせなら重ねるな!(笑)


さて、いただきましょう。
Alc.13%。
濃いガーネット。
カシス、チェリー。
リコリスかシナモンか?知らない香りがあります。
果実味乗ったアタックです。
メルロー様ではありますが複雑味ある味です。
喉越しでタンニンの収斂性がフッとくる。
うまいメルローです。
上等ポムロールだから当たり前か…。


*****


Château Gazin 2013
RRWポイント 92点


Château Lafite Rothschild / Carruades de Lafite 2013

昨日に引き続き、シャトー・ラフィット・ロートシルトですが、
セカンドのカリュアド・ド・ラフィットをいっしょにいただきました。
驚くのは、パーカーおじさんが77-79点という超低評価をしてること。
こんな低いパーカーポイントは初めて見ます。ある意味、興味津々。(笑)


IMG_6660
エチケットはファーストの風情が漂っています。
「超」1級、ラフィットのセカンドですからね。
ファーストより安く2万円ほどで買えますが、ぜんぜん偉くない。(笑)

公式ページによると、ファーストよりメルロー多めで、
専用区画で栽培されたブドウを使い、独自の個性を持たせてるとか。
ファーストのレベルに満たないのをセカンドに落とすわけではないようです。
セパージュは、
・カベソー 64%
・メルロー 29%
・カベフラ 4%
・プチヴェルド 3%
それほどメルロー多めでもないですね。
セカンドでもっと極端にメルロー主体にしてるシャトーもありますからね。
樽熟は、8割だけを18~20ヶ月。新樽率は10%です。

2013年の説明には、非常に天候が悪くて苦しんだと書いています。
加えてボトリティス菌が大発生して被害を受けたとあります。
2013年のボルドーはどこも出来が悪かったようですが、
ラフィットは特に悪いような印象を受けますね。
ちなみに、ボトリティス菌とは ボトリティス・シネレア菌という、
貴腐菌の一種ですかね?
もう、貴腐ワインにしちゃえばよかったかも。(笑)


エチケット平面化画像。イラストはファーストと同じですね。
IMG_6662


さて、いただきます。Alc.12.5%。
IMG_6658
濃いルビーですが、若干透明感もありますね。

ファースト(2014年ですが)と比べてみましょう。
IMG_6666
うん、やはりセカンドは色が薄めです。

黒ベリーですが、ナッツ?スパイス?のような風味も。
酸味が目立つアタックですね。
確かに味わいは薄っぺらく、酸味がパレットを支配します。
心地よいタンニンというものがほとんど感じられません。
余韻で、タンニンのなれの果てと思われる雑味をまとって、
最初の酸味がぶり返します。
おまけに、その嫌な感じが後味に残ります。
うわぁ、確かに最悪の部類です。

パーカーおじさんの77-79点とは言いませんが、
ラフィットともあろうもの、ここは勇気をもって、
「こんなのならセカンドは出さない」という決断もあったと思います。


*****


Château Lafite Rothschild /
Carruades de Lafite 2013
RRWポイント 83点


Château D’Aiguilhe 2013 AOC Castillon-Côtes de Bordeaux

シャトー・カノン・ラ・ガフリエールやラ・モンドットを、
世界的高評価ワインに押し上げたナイペルグ伯爵のワイナリーです。
シャトー・デギーユと読むのがよさそうです。
伯爵がブルガリアに所有するベッサ・ヴァレーには驚きましたから、
同じくナイペルグ家の紋章がついたこれも期待大ですね。


IMG_5666


公式ページは、やはりwww.neipperg.com内にあります。
ちゃんとミレジム毎の仕様が載っています。
セパージュは、
・メルロー 90%
・カベフラ 10%
の、サンテミリオン仕様ですね。
40%を新樽にて15ヶ月熟成だそうです。

ナイペルグ伯爵はサンテミリオンを飛び出し、
いくつものワイナリーを所有していますが、
1998年に取得されたこのワイナリーは、
AOCカスティヨン・コート・ド・ボルドー(Castillon-Côtes-de-Bordeaux)です。

2009年まではAOCコート・ド・カスティヨン(Côtes-de-Castillon)
と呼ばれてましたが、コート・ド・ボルドー名付きに集約されたようです。
「ボルドー」が入っていた方が聞こえがいいですもんね。
マーケティングですね~。

以下の6つが赤の「コート・ド・ボルドー」軍団です。(笑)
AOC コート・ド・ボルドー
AOC ブライ - コート・ド・ボルドー
AOC カディヤック - コート・ド・ボルドー
AOC カスティヨン - コート・ド・ボルドー
AOC フラン - コート・ド・ボルドー
AOC サント・フォワ - コート・ド・ボルドー

それぞれのAOCの位置がわかる地図を「Vin de Bordeaux」から拝借。
CotesdeBordeaux01
クリックで画像拡大してご覧ください。


ワイナリーの場所も確認しておきましょう。
と、思いましたが、場所の記述がなく全くわかりません。
コート・ド・カスティヨンとサンテミリオンの境に位置する、
ということはわかりましたが、検索にも引っかからずお手上げです。
いろいろネット上の情報を吟味した結果、
スペルは違いますがこれではないかという場所を発見。
d'aiguilhe03
残念ながらストビューで近づけず、確証はないですが、
20世紀初頭に焼失した城の跡があるらしいことや、
公式ページの写真の建物となんとなく似ていることから、
たぶんこれではないかと思います。教えて、伯爵!

サンテミリオンのカノン・ラ・ガフリエールから車で20分ほど。
d'aiguilhe01
これなら伯爵も行きやすいですね。(笑)


この紋章はすでに「おいしさの目印」になってますね。(笑)
IMG_5665
所有全シャトーを束ねるのが「Vignobles Comtes von Neipperg」で、
紋章の下にグループ名として記されてます。

公式ページの他、公式facebookページもありますよ。


さて、抜栓。
Alc.13.5%。
濃いルビー。
黒ベリー、ダークチェリー、ぬるっと樽香。
酸味がちのアタック。
すぐにタンニンが舌に乗っかってきます。
喉に収斂性あり。
味の構造は貫禄ありですが、ちょっと辛口かな?
もう5年くらい寝かせられるポテンシャル有り、
と見ました。
メルロー90%で、この果実味少なさは?
まあ、総論として、かなり高いレベルではあります。
やはりナイペルグ伯爵は間違いない。

最近は南アフリカにも進出したと聞きます。
おいしくてお手頃なワインをどんどん作ってくださいね。


*****


Château D’Aiguilhe 2013
AOC Castillon-Côtes de Bordeaux
RRWポイント 91点


Château d’Issan 2013

セカンドばかりじゃなく、たまに試しますよ、
ボルドー格付けシャトーのファーストラベル。(笑)
今日は格付け第3級、シャトー・マルゴーともご近所、
シャトー・ディッサンです。


IMG_5334


公式ページは日本語表示も可でデータも充実しています。
この2013年のセパージュは、
・カベソー 74%
・メルロー 26%
と、ほぼ作付け通りです。
50%新樽で16~18ヶ月の熟成。

何よりもここは場所がいいです。
DIssan02
同じマルゴーでも、シャトー・マルゴーとパルメがお隣り。
ジロンド川寄りなのもいい感じです。
なのに、この2シャトーとはかけ離れてお手頃価格です。
(と言っても1万円近いですけど。)

かと言って、評価が低いかというと、そうでもありません。
何でもパーカーおじさん基準は良くないとは思いますが、
2010年からのパーカーポイントの推移を見てみましょう。

2010年 PP95
2011年 PP88
2012年 PP95
2013年 PP85-87
2014年 PP89-91
2015年 PP93
2016年 PP93-95

なかなか95点はつかないですから、かなりの高評価です。
今日の2013年が若干低いのが気になりますが。(笑)


Google Map訪問ですが、ダメです。敷地に入れません。
DIssan01
これは裏手から辛うじてシャトーを覗いたもの。

青マル地点から覗いた感じです。
DIssan00
たぶん、ストビュー人形君が居るあたりから見ると、
シャトーがエチケットの絵のアングルで望めると思うのですが。

いいイラストが公式ページにあったので拝借して貼っておきます。
DIssan03
なかなか立派なシャトーですよ。

手前の堀を挟んで斜めのアングル、橋の位置、間違いないですね。
IMG_5324


さあ、抜栓。
Alc.13%。(正確には12.83%だそうで。)
エッジが褐色がかった濃い赤紫。
涙が小ぶりで多いです。 繊細な感じです。
黒ベリー、カシス、かすかにミントかハーブ。
濡れ落ち葉も。
弱めですが良い熟成香と思います。
アタックから厚みを感じますね。
酸味が多目なのもすぐに気が付きます。
構造がしっかりしているので、
フレッシュ感を演出するいい酸と感じます。
弱めの余韻ながら、
舌にじわっとタンニンが絡み、
エレガントなフィニッシュです。

重々しくないのが好みです。
これはおいしい。
シャトー・マルゴーやパルメに負けてないと思います。
「偉い」ボルドー格付けシャトーです。


*****


Château d’Issan 2013
RRWポイント 93点


Château Kirwan 2013

メドック格付け第3級、シャトー・キルヴァンです。
今日はセカンドラベルじゃありませんよ。
マルゴーの3級はかのシャトー・マルゴーに迫るのか?


IMG_4946


例によって公式ページを確認しておきます。
ミレジムごとの詳細情報があっていいですね。
2013年のセパージュは、
・カベソー 61%
・メルロー 18%
・カベフラ 11%
・プチヴェルド 10%
うん、シャトーマルゴーっぽい感じです。(笑)
樽熟は40%だけ新樽で18ヶ月と、
新樽を抑えめにしているのが特徴ですね。


マルゴーのシャトーはさんざん訪問してますが、
一応お決まりですから見ておきましょう。
Kirwan00
キルヴァンはプリューレ・リシーヌのお向かいです。
ディッサン、デスミライユも超ご近所。

ズームアウトして、シャトーマルゴーとの位置関係を見ます。
Kirwan01
名だたるマルゴーのシャトーの名前が並びます。

ストリートビューで正門の前まで行きます。
Kirwan02
右手奥にシャトーが見えますが近寄れません。

敷地の左手横からのぞきます。
Kirwan03
畑が見えていい感じです。


なにやら他のサイトの情報を見ていると、
1991年からあのミシェル・ロランがコンサルしてるようです。
1995年から品質が良くなったとパーカーおじさんが言ってますので、
コンサルの効果が出ているとも言えますが、
このおじさんはミシェル・ロランが手を入れたワインは褒める傾向にあるようですので、
ある意味少々心配です。(笑)


IMG_4948


さて、抜栓。Alc.13%。
濃いルビー。
涙は少ないですが、しっかり色づき。
離れていても香りが来る香りの多さです。
黒ベリーの奥に赤ベリー、チェリー。
スパイス、湿った樽木が来ます。
辛口アタックです。
酸味・タンニンのバランスはいいですが、
こじんまりしていて奥まっている感じで、
甘味を思わせる旨味があまり感じられません。
開いてない可能性あるので翌日残りを飲みましたが、
やはりドライな感じのままでした。
余韻もなかなかなので「うまい」のは確かですが、
「甘み」がもう少し欲しくなるので、
採点は少し厳しめになります。


*****


Château Kirwan 2013
RRWポイント 89点


Château Pichon-Longueville Baron / Les Griffons de Pichon Baron Pauillac 2013

ボルドー。第2級の「Château Pichon-Longueville Baron」です。
ただ単にシャトー・ピション・バロンとも呼ばれるようで、
公式サイトもシャトー・ピション・バロンとしか書いていません。
で、やっぱりのセカンドラベル、
「レ・グリフォン・ド・ピション・バロン」をいただきます。(笑)


IMG_4545


「ピション・ロングヴィル」というのは、
その昔の所有者の名前から来ているそうで、
隣りの、これまた第2級格付けの
「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」
(Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande)は、
は同じ畑を分割したものだそうです。

例によって、Google Mapで位置関係を確認してみましょう。
CHPichonBaronLocation

やはり、道を隔てた斜め向かいが「コンテス・ド・ラランド」ですね。
その向こうに第1級のシャトー・ラトゥールが見えます。
画像には入ってませんが、
ラトゥールのその向こうはすぐジロンド川の川岸です。
せっかくなので、Street Viewであたりを散策してみます。

「シャトー・ピション・バロン」
PichonBaron02
道に面してますので正面から撮れますね。

「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」
Comtesse
はい、お向かいさんです。ちょっとショボめでしょうか。

ちょっと北へ500mほど行くとシャトー・オー・バージュ・リベラル
(Château Haut Bages Libéral・格付け第5級)がありました。
そういえば、ここもポイヤックのシャトーでした。

今度は南側に20分ほど歩くと、(約1.8km)
サン・ジュリアンの集落がありました。
そこのカトリック教会の隣りに、
レオヴィル・ポワフェレ(Chateau Léoville Poyferré)と
レオヴィル・ラス・カーズ(Château Léoville-Las Cases)を発見。
(共に第2級格付けです。)

おっと、ピション・バロンに戻りましょう。
この「レ・グリフォン」なるセカンドは2012年登場で比較的新しいです。
それまでにも、「レ・トゥーレル・ド・ロングヴィル」
(Les Tourelles de Longueville)というセカンドがあるのですが、
メルロー多め(60%)で味わいの違う早飲みタイプのようです。
「レ・グリフォン」の方は同じセカンドでも、
・カベソー 60%
・メルロー 40%
と、カベソーの味わいを大切にしたバージョンのようです。
公式サイトでも、「レ・グリフォン」は、
「カベソーに理想的なジロンド川沿いの区画から作ってます。」
と説明があり、保存耐用年数が、
「レ・トゥーレル・ド・ロングヴィル」で10年、
「レ・グリフォン・ド・ピジョン・バロン」で20年、
ファーストは40年(!)と、カベソー由来のタンニン量が伺い知れます。
セカンドでファーストの味を類推するなら「レ・グリフォン」ですね。

ちなみに、シャトーとしての作付面積は、
・カベソー 65%
・メルロー 30%
・カベフラ 3%
・プチヴェルドー 2%
と、公式サイトに書いてありました。


IMG_4546


さて、抜栓。
Alc.13%。
結構濃いガーネット。
カシス、ブルーベリー、ブラックベリーと香りは豊富です。
スパイス、微かな樽香も来ます。
(新樽率60%で18ヶ月熟成だそうです。)
まず酸味が来て、
後にタンニンがゆっくりと広がる爽やかな口当たり。
余韻に収斂性がありますが、長くないですね。
まだ開いてないのかもしれません。
残りは1日置いてみようと思います。

(翌日)ちょっとおいしくなってます。
5年寝かしただけじゃ足らないポテンシャルですね。
たぶん、もう何年か置けば90点になったはず。


*****


Château Pichon-Longueville Baron /
Les Griffons de Pichon Baron Pauillac 2013
RRWポイント 89点


Château Montrose / La Dame de Montrose 2013

ボルドー、メドック格付け2級のシャトー・モンローズです。
そして、やはり例によってセカンドラベルです。(笑)
AOCサンテステフ。サンテステフのラトゥールなんて呼ばれ、
1級格付けに並ぶ評価を受けているようです。
パーカーさんが何度も100点満点をつけています。
(最近では、2009年と2010年が連続で100点です。)


MontroseD


さあ、そのセカンドです。
どんな性格付けがされているのかセパージュを見てみましょう。
公式サイトファーストセカンド、どちらも詳細データが出ています。

<ファースト>
・カベソー 68%
・メルロー 29%
・カベフラ 3%

<セカンド>
・カベソー 18%
・メルロー 69%
・カベフラ 13%

何、このちがい。
ファーストは7割がカベソー、セカンドは7割がメルローです。
軽さや早飲みを特徴づけたいのでしょうが、もうサンテミリオンですね。
一応、解説ではブドウはファーストの畑と同じもののようですが、
セパージュがこう違うと味わいは別物かもしれませんね。

Google Mapでシャトー訪問。
MontRose


パーカーおじさんはこのセカンドは86点の評価です。さてさて。

抜栓。Alc.13%。
割と透明感のある赤紫。
カシス、ブルーベリーと香りは量もあり華やかです。
少し青ピーマンのヒント。
口当たり、爽やかです。
タンニンが強く目立つのですが、なめらかなので気になりません。
余韻は短めながら、タンニンだけが残る感じ。
いいタンニン(?)なのでこれはこれでよしです。
バランスはすごくよく、旨さも十分出ていると思います。
ただ、メルロー主体のためか軽めで、
もう少しパワフルさが欲しい気がします。
ただ、この軽さは作り手の狙いなんでしょうけど。
となると、ファーストが気になるなあ。(笑)


*****


Château Montrose
La Dame de Montrose 2013
RRWポイント 90点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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