やまやで買ったAOCボルドーのワインですが、エチケットにはドメーヌ・ド・シュヴァリエ(Domaine de Chevalier)/ ベルナール家とあり、裏ラベルを見てもドメーヌ・ド・シュヴァリエの元詰めとなっています。ドメーヌ・ド・シュヴァリエはペサック・レオニャンのグラーヴ格付けシャトーで、赤・白共に格付けされている6シャトーのひとつです。AOCボルドーですから、サードワインかそれ以下だと思いますが、デザイン含めなんとなく気合が入ってそうです。試してみましょう。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエは1953年にグラーヴの格付けをされているわけですから昔から評価が高かったことは想像できます。1983年に大手酒造メーカーを所有していたベルナール家がここを取得します。現当主のオリヴィエ・ベルナール氏というのがかなりのやり手のようで、ボルドー最大の生産者協会組織であるUGCB(ユニオン・デ・グラン・クリュ・ボルドー)の会長でもあるそうです。以下の画像を見てください。今日のワインを仕掛けたのもこのお方のようですよ。
ボトルのネックについていたPOPです。(開いて撮影しています。)
ネット情報も加味して要約すると(笑)、オリヴィエ・ベルナール氏が、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのコンサルであるステファン・ドゥルノンクール氏に「ボルドーのあんまり有名でないところのテロワールを活かしてワインを作りたいな~。いっちょ、ええボルドー作ったって~や。」と頼んだような感じです。(笑)
もう一つこのワインで特筆すべきは、「La Petite Lune(小さい月)」という名前や、エチケットの月をあしらったデザインです。これは、これまたオリヴィエ・ベルナール氏が最高の辛口ボルドー・ブランを作るためにソーテルヌで始めた「Clos des Lunes」のプロジェクトのコンセプトを継承しているのが見てわかります。これはただのAOCボルドーやサードワインなんかじゃなさそうですよ…。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエの公式ページはこれ。
しかし、今日のワインが載ってるわけもありません。
一応、グラーヴ地区レオニャンにあるドメーヌ・ド・シュヴァリエを訪問。
入り口からかなり奥まったところにあり、ストビューでは入れません。周りが自社畑に囲まれた非常にきれいな建物が奥にあります。
前述のように、ソーテルヌに新しいシャトーを2011年から始めています。その名を「Clos des Lunes」といいます。ここは辛口白のみのところですが、今日のワインのコンセプトはここから来てると思われます。公式ページはこちら。
しかし、ここにも今日のワインは載っていません。プチ・リュンヌって名前なのにね。
一応、ここも訪問してきましょう。
ソーテルヌのど真ん中、シャトー・ディケムに隣接するというすごい立地です。
と言うわけで、ワイン情報はネットに頼ります。
・メルロー 70%
・カベフラ 30%
ボルドー右岸っぽいセパージュですね。コンサルのステファン・ドゥルノンクール氏がセレクトしたブドウを(アントル・ドゥ・メールあたりと思われ)実際にドメーヌ・ド・シュヴァリエのチームが醸造してるそうです。
今日のワインはドメーヌ・ド・シュヴァリエそのものではありませんが、一応訪問はしたので(笑)ドメーヌ・ド・シュヴァリエの所在をいつもの地図に追記しておきます。
グラーヴ格付けシャトーもまだまだ攻略しないといけませんね。課題多し。
エチケット平面化画像。
デザインのテイストは「Clos des Lunes」のものと酷似しています。
さあ、抜栓。
なんとキャップシールにもミレジムが入っています。このデザインも Clos des Lunes 譲りです。
コルク平面化。
プチ・リュンヌ専用品、かつ横にミレジム入り。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエは1953年にグラーヴの格付けをされているわけですから昔から評価が高かったことは想像できます。1983年に大手酒造メーカーを所有していたベルナール家がここを取得します。現当主のオリヴィエ・ベルナール氏というのがかなりのやり手のようで、ボルドー最大の生産者協会組織であるUGCB(ユニオン・デ・グラン・クリュ・ボルドー)の会長でもあるそうです。以下の画像を見てください。今日のワインを仕掛けたのもこのお方のようですよ。
ボトルのネックについていたPOPです。(開いて撮影しています。)
ネット情報も加味して要約すると(笑)、オリヴィエ・ベルナール氏が、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのコンサルであるステファン・ドゥルノンクール氏に「ボルドーのあんまり有名でないところのテロワールを活かしてワインを作りたいな~。いっちょ、ええボルドー作ったって~や。」と頼んだような感じです。(笑)
もう一つこのワインで特筆すべきは、「La Petite Lune(小さい月)」という名前や、エチケットの月をあしらったデザインです。これは、これまたオリヴィエ・ベルナール氏が最高の辛口ボルドー・ブランを作るためにソーテルヌで始めた「Clos des Lunes」のプロジェクトのコンセプトを継承しているのが見てわかります。これはただのAOCボルドーやサードワインなんかじゃなさそうですよ…。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエの公式ページはこれ。
しかし、今日のワインが載ってるわけもありません。
一応、グラーヴ地区レオニャンにあるドメーヌ・ド・シュヴァリエを訪問。
入り口からかなり奥まったところにあり、ストビューでは入れません。周りが自社畑に囲まれた非常にきれいな建物が奥にあります。
前述のように、ソーテルヌに新しいシャトーを2011年から始めています。その名を「Clos des Lunes」といいます。ここは辛口白のみのところですが、今日のワインのコンセプトはここから来てると思われます。公式ページはこちら。
しかし、ここにも今日のワインは載っていません。プチ・リュンヌって名前なのにね。
一応、ここも訪問してきましょう。
ソーテルヌのど真ん中、シャトー・ディケムに隣接するというすごい立地です。
と言うわけで、ワイン情報はネットに頼ります。
・メルロー 70%
・カベフラ 30%
ボルドー右岸っぽいセパージュですね。コンサルのステファン・ドゥルノンクール氏がセレクトしたブドウを(アントル・ドゥ・メールあたりと思われ)実際にドメーヌ・ド・シュヴァリエのチームが醸造してるそうです。
今日のワインはドメーヌ・ド・シュヴァリエそのものではありませんが、一応訪問はしたので(笑)ドメーヌ・ド・シュヴァリエの所在をいつもの地図に追記しておきます。
グラーヴ格付けシャトーもまだまだ攻略しないといけませんね。課題多し。
エチケット平面化画像。
デザインのテイストは「Clos des Lunes」のものと酷似しています。
さあ、抜栓。
なんとキャップシールにもミレジムが入っています。このデザインも Clos des Lunes 譲りです。
コルク平面化。
プチ・リュンヌ専用品、かつ横にミレジム入り。
Alc.13.5%。(pH:4.36、Brix:7.1)
濃いガーネット。
カシス、ブルーベリー、スパイス。
華やかながら軽めの香り。
華やかながら軽めの香り。
辛口アタック。
重々しくないですが、味の厚み・構造感はしっかりしてます。
かすかな酸が果実味も与えてます。
余韻もあっさりして、すべてが軽めなんですが、
全体が絶妙のバランスで作られてる気がします。
全体が絶妙のバランスで作られてる気がします。
そういうのって「うまい!」って思うんですよ。
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Domaine de Chevalier
La Petite Lune 2015
La Petite Lune 2015
RRWポイント | 92点 |
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