Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

丹波ワイン

丹波ワイン 酸化防止剤無添加 てぐみ Petit 白

久しぶりの丹波ワインです。今回はワイナリーでゲットしたのではなく、どこで注文したのかいつの間にか家にあった(笑)パターンです。この酸化防止剤不使用で濾過もせずに生詰めする「てぐみ」シリーズは人気のようで、いろんなバージョンが出ています。今日のはサイズ違いのプチ(Petit)で500mlサイズです。プー(Peu)という330mlサイズもあります(笑)。

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最近訪問していない丹波ワイン。この今日のワインを家で発見して、このところご無沙汰なのを思い出しました。「そろそろ思い出してよ」という神様のいたずらでしょうか(笑)。


さて、いつもの公式ページ。ワイン情報はショップサイト、日々の更新はブログを読みましょう。

やっぱり今日のワインの詳細はショップページが詳しいですね。

・デラウェアなど 100%

「など」は困りますが(笑)。一応、山形産となっています。デラウェアの生産量一番が山形ですからね。日本産のブドウ100%なのでいわゆる「日本ワイン」が表示できます。

説明によると、「てぐみ」シリーズは、発酵終了直前(狙い通りのガス圧になるように少し残糖がある状態)のワインを瓶詰めし、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生み出した炭酸ガスがワインに溶け込んだ発泡ワインになり、瓶内二次発酵ワインのようにデゴルジュマン(澱引き)をしていない無濾過のため、ブドウ由来の澱が残り、そのにごりが独特の風味を醸し出すんだそうです。

さらに「てぐみ…とは?」の説明が以下に様に載ってます。敵は「とりあえずビール」なんだ。(笑)

『打倒!「とりあえずビール」。暖簾をくぐって発せられるその一言。うらめしい・・・いや、うらやましい。シンプルでいて、ビールに取って代われる、飲みやすいけれどしっかりしたワインができないものか? 最初の乾杯から楽しめるワインが造りたい! 酸化防止剤(亜硫酸塩)無添加のおいしいワインを造りたい!!そんな思いから試行錯誤を繰り返し構想から二年、亜硫酸塩無添加の微発泡にごりワインの「てぐみ」が生まれました。』


いつぞや訪問した時の丹波ワイン。冬の空です…。
丹波ワイン


自社畑をGoogle Mapに転記したいつもの地図です。
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デラウェアはここではやっていません。山形からやってきます。


ラベル平面化画像。
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キャップの上にかけられたシールに解説があります。
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さあ、スクリュー回転。
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Alc.10%。
緑がかったイエローがすぐに白濁していきます。
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リンゴ、酵母の香り。
辛口アタック。
やっぱりフルーティなビール(笑)。
酵母の苦味のようなのがまさにそれ。

ギョーザや青椒肉絲をあてにぐびぐび行きました。
やっぱり、これは夏に合うような気もしました(笑)。


*****


丹波ワイン
酸化防止剤無添加 てぐみ Petit 白
WWWポイント78点



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丹波ワイン KYOTO-ROSÉ 2018

去る6月11日(6月第2土曜)はロゼワインの日ということをツイッターで知り、慌ててこのワインを開けました。調べると、アメリカでロゼ専門の会社が提唱して2014年から始まったようです。そんなに国際的に普及している記念日ではなさそうです。ニュージーランドにもロゼの日があるらしく、こちらは2月5日だそうです(アメリカから一年遅れの2015年からだそうで)。北半球と南半球でロゼがおいしい季節が違うってことでしょうかね。

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このブログではお馴染み、丹波ワインです。いろいろやってますね~。

丹波ワインは定期的に偵察に行ってるので(笑)、ワイナリー直でゲットです。
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京都亀岡産のカベルネ・ソーヴィニヨンを使った日本ワインになります。


公式ページはいつものとおり。ワイン紹介はショップサイトを見ることになります。

ショップサイトにワイン情報を見に行きますが、あまり詳しく書いていません。

・カベルネ・ソーヴィニヨン
・メルロー

カベソー100%かと思いきや、メルローもブレンドしてるようです。比率は不明。同じロゼの2019もあるんですが、そちらはメルローのみのようです。ショップページのコメントをコピペします。『黒ブドウで赤ワイン専用品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンをあえてロゼワインにしました。京都亀岡で栽培するカベルネ・ソーヴィニヨンはタンニン(渋み)分が穏やかで酸味の切れが良いため、赤よりも白やロゼが適していると考えました。醸し期間は1日で極力タンニンを出さずに、かつカベルネ・ソーヴィニヨンの持つ複雑味をワインに持たせるために、白ではなくロゼワインにしています。インパクトは白ワイン、じわじわとロゼや品種の個性を感じていただけるロゼワインです。』

ロゼにはだいたい以下の3つの製法があるんですが、以上のコメント(醸し期間は1日…)から察するにセニエ法ではなかろうかと思います。

直接圧搾法(ダイレクト・プレス)>
名前の通り、黒ブドウをそのまま直接破砕・圧搾し、淡く色の付いた果汁を得ます。その果汁を白ワインの様に発酵させると、透明感と輝きのある色合いの美しいロゼワインができます。プロヴァンスのロゼがこのスタイルで生産されることから「プロヴァンス・スタイル」とストレートに呼ぶことが多いです。

セニエ法
黒ブドウを赤ワインと同じ製法で、果皮・種子・果汁を一緒に破砕、浸漬(マセラシオン)までします。果汁に色がついてきたら、醸造の途中で果汁のみを抜き取り、あとは白ワインのように発酵を継続させていきます。セニエ(saignée)とはフランス語で「出血、血抜き」の意味で、果皮に浸した状態から果汁だけを抽出することから名付けられたものです。もともとは果汁を抜くことで濃い赤ワインを得るための方法でした。つまりこの方法ですと、濃い赤ワインと薄い色の(ロゼ)ワインの両方が同時にできるということになります。ボルドーの赤ワインの品質向上にも使われる技法なのでボルドーのロゼはセニエ法が多いわけです。

混醸法
黒ブドウと白ブドウを混ぜて仕込み、製造工程は白ワインと同じです。白・黒混ぜるからロゼの色になるというごく簡単な理屈ですが、EUの規定で出来上がった赤ワインと白ワインを混ぜてロゼとする事は禁じられているので、仕込み前に混ぜるわけです。
ただし、シャンパーニュのロゼだけは出来上がりを混ぜてロゼにすることが認められています。大方のシャンパーニュ・ロゼはセニエ法らしいですが、赤と白を混ぜて作っているかもしれないということです。シャンパーニュって複数年を混ぜてもいいし、赤白混ぜてもいいとか、なにかと優遇されてると思いません? その一方で、シャンパーニュ地方以外はシャンパーニュと名乗るなとか偉そうです。(笑)

ブドウは京都府亀岡市の曽我部町寺という所の契約農家からだそうで。
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Google Mapで調べると丹波ワインのある京丹波までは30分ほど距離ですね。生食用ぶどうを栽培する傍ら、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネを契約栽培されているとのこと。畑を拝ませてもらおうと行ってみましたが(Google Mapで)どこだかよくわかりませんでした。

代わりにと言ってはなんですが、こちらは丹波ワインの自社畑の平林圃場。
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まだツルが伸びていなかったタイミングの写真ですが、ここではカベソー、メルロー、ピノ・ノワールを栽培されています。


ラベル平面化画像。
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京都ロゼという名前もいいし、デザインもいいですね。


さあ、抜栓。
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コルク平面化。
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Alc.11%。
オレンジがかったサーモンピンク。
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ラズベリー、チェリー。
 不思議な風味の辛口アタック。
フルーティというほどフルーティでもなく、
しかし、ペラッペラというほど軽くもないですね。
酸もほどほどにある。
飲み飽きるかなと思うと、なんとなく飲めてしまう。
カベソー感はどこにあるかな?


*****

丹波ワイン
KYOTO-ROSÉ 2018
京都亀岡産カベルネ・ソーヴィニヨン
RRWポイント 82点


丹波ワイン Traditional 2013 京都丹波産瓶内二次発酵スパークリング

日本ワインも、トラディショナル方式、いわゆる瓶内二次発酵で作ったスパークリングが多くなってきてますね。日本ワイン市場もどんどん価値が上がり活性化するんではないでしょうか。そういう状況を応援するためにも(泡はあまり得意ではないですが…笑)積極的にいただいてみようということで、いつもの丹波ワインの瓶内二次発酵スパークリングをお試しです。

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実はこのスパークリング、暑い夏にいただこうと夏前に買っていたんですが、結局こんな時期になってしまいました。もっと場数を踏んでおいしい泡に出会って、頻度を上げていこうとは思っています。いろいろ課題は多いですな~。


公式ページはいつものとおり。ワイン紹介はショップサイトを見ることになります。

ただし、今日のスパーリングはネットショップからは消えており、店頭のみのようです。近くのワイナリーで直接訪れることができるので問題ないですが、実は日本ワインはこういう情報収集という点でまだまだ不都合が多いんですよね。数多く作って情報と共に広く流通させてもらわないと、北海道やら山梨・長野やら遠隔地からは手が出せないワインも多く存在します。


今日は実際の店頭のPOPでワイン情報を見ていきましょう。
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セパージュについてはなんと雑誌「ワイン王国」の記事に記述があります。

・シャルドネ 36.1%
・ピノ・ブラン 21.1%
・ピノ・グリ 19.1% ほか

「ほか」って…小数点以下まで%を書いておいて「ほか」はないですよね(笑)。

店頭には上級ラインならこのように通常こんなスペック表が置いてあります。
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見にくいかもしれませんが、非常に詳細の情報ですので、これでいつものワイン情報に代えさせていただきます。(笑)
注目ポイントは、デゴルジュマン(Dégorgement=澱抜き)が2021年3月となっているところ。
・2013年収穫で一次発酵(通常のワイン醸造)の後、
・上記セパージュでブレンド(アッサンブラージュ / Assemblage)し、
・糖と酵母等の混合物(リキュール・ド・ティラージュ / Liqueur de Tirage)を添加、
・そして瓶詰め(ティラージュ / Tirage)され、
・その後「瓶内二次発酵」が起こり、
・そのままオリと共に長期「瓶内熟成」された後、
・出荷前にデゴルジュマン(澱抜き)です。
つまりその熟成期間が7年になっていることがわかります。このあたり結構本格的です。丹波ワインの本気が伺えますね。

HPから拝借した丹波ワインのルミアージュ(Remuage=動瓶)の写真を貼っておきます。
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瓶内二次発酵のあと熟成の終盤に、澱を瓶口に集めるため横に寝かせていた瓶を少しずつ揺らしながら瓶口を下にして倒立(シュール・ポワント / Sur Pointe)させていく作業がルミアージュです。この後、瓶口を凍らせて澱だけを取り出し(デゴルジュマン=澱引き)コルクを打栓して出来上がります。
穴の開いた専用の木製の板「ピュピトル(Pupitre)」を使ってますね。シャンパーニュでは自動でルミアージュを行うジャイロパレット(Gyropalette)という機械が使われるのが普通です。日本では本数も限られるのでこのあたりはまだまだ手動の伝統的(笑)製法なわけですね。


丹波ワイン訪問です。これ本当に数日前に訪問した時の写真です。
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いつも同じアングルで変わり映えなくてスミマセン。ショップ&レストランはこの右手にあります。畑は冬の風情で殺風景なので上げません。


ラベル平面化画像。
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いつもながらいいデザインです。


さあ、抜栓。
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ミュズレ(Muselet)もコルクも無印です。ちょっとつまらないですね。

Alc.10%。
こってりとオレンジイエロー。
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今回はシュワシュワを動画にしてみました。泡の立ち上がり方が見たいので。


柑橘系というより、花梨、梅っぽい香り。
パン、酵母、シーチキン(?)などの熟成香。
辛口アタック。
香り通りの味、梅っぽいライムの味わい。
複雑味、コクがあっていいですね。
7年の熟成感もしっかり感じます。


*****


丹波ワイン
Traditional 2013
京都丹波産瓶内二次発酵スパークリング
WWWポイント79点



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丹波ワイン Dela Gris 2020

丹波ワインが昨年新発売したデラ・グリです。Dela Gris というのは丹波ワインの造語でして、通常白ワインが作られるデラウェア種のブドウをオレンジワインの製法で作ったものになります。ずっと気にはなっていたんですが、やっとお試しです。因みにオレンジワインとはオレンジで作ったワインではなく(笑)、白ワインにするブドウを赤ワインの要領で果皮も一緒に醸すことで、独特の色や風味を出すようにしたもので、多くはオレンジ色になることからそう呼ばれています。

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少ないとはいえ関西圏でもすぐ訪問できるワイナリーはいくつかあるんですが、ダントツで丹波ワインに行くことが多いです。いいワイン、面白いワイン、いろいろ作ってることもありますが、個人的には京丹波のテロワールがツボで、天気がいいとついつい京都縦貫道で丹波ワインに向かっています。(笑)


さて、いつもの公式ページ。ワイン情報はショップサイト、日々の更新はブログを読みましょう。

ブドウは山形産となっています。
・デラウェア 100%
果皮や種子を果汁に漬け込んで醸しますが、逆に白ワインを作るときは果汁のみってことです。当然樽はありません。


生食用でお馴染みのデラウェア。外観は白ブドウというより元々からグリ(Gris)ですね。
Delaware
一番の生産地は山梨とかじゃなく、山形なんですってね。なので今日のワインもその山形のデラウェアというわけか。ワイン用のデラウェアってのがあるのかと思いましたが、生食用と同じものだそうです。しいて言えば、ワイン用はジベルリン処理をしないので「種あり」になるぐらいの差だそうです。オレンジワインにするなら種も味わいに影響するので、この差は大事かもしれません。あとジベルリン処理しないと生育が1ヶ月ほど遅くなるんだそうです。へぇ~。

アメリカ原産のデラウェア(Delaware)の名前ですが、東海岸にあるデラウェア州のデラウェアではなく、オハイオ州コロンバスの近くにあるデラウェアという町の名前から来ています。1794年にアメリカに入植したスイス人の Paul Henri Mallet-Prevost さんが、ニュージャージー州で交配させて作り出したという話があります。ポールさんは Benjamin Heath という人に木を分けてあげるのですが、1837年にそのベンジャミンさんがオハイオ州へ引っ越しし、その時そのブドウの木を持って行ったようで、ご近所の Abraham Thompson さんにまた木を分けてあげます。エイブラハムさんはなぜかそのブドウを気に入り、1855年にマサチューセッツ園芸協会に送って「オハイオ州デラウェア・シティのブドウ」として紹介しました。その後、全米各地に「デラウェア」として広まっていきました。…と、来歴は調べた限り、こんな感じなんですが、日本のサイトでは、1855年にオハイオ州デラウェアで発見されたとか、命名されたとか、いい加減な情報になってるようです。(笑)ここに書いた情報が正しければ、1855年よりはるか以前にニュージャージー州で誕生していたことになります。因みに、日本に入ってきたのは、1872年(明治5年)頃です。
2015年のDNA分析で、デラウェアは、Vitis Aestivalis と Vitis Labrusca の交雑種と Vitis Vinifera を掛け合わせたということが確認されたそうです。これが、Paul Henri Mallet-Prevostさんの仕業ってことですね。どうりでデラウェアにはラブルスカ種の特徴であるフォクシー・フレーバーがない(少ない)わけです。


丹波ワインに訪問しショップで買っています。
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購入直後、丹波ワインをバックに新芽と共に記念撮影(笑)。


ラベル平面化画像。
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いつもの和風っぽい絶妙なデザイン。色調がオレンジワインっぽいのもいいです。


さあ、抜栓。
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コルク平面化。
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DIAMっぽいけど無印。

Alc.12%。(pH:4.00、Brix:6.0)
ピンクっぽさもあるオレンジ。
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いちご、黄桃かな。おいしそうな香り。
穏やかで柔らかな酸の辛口アタック。
コクといいましょうか、複雑な味の芯があります。
かすかな苦味様の後味が残るのが評価に困ります。
スモーキーと言ったら言い過ぎかな。
まさに、果皮や種の風味が出ているんでしょうけどね。
ちょっとくどいかもしれません。


*****


丹波ワイン
Dela Gris 2020
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

丹波ワイン てぐみ35 京都丹波 2020

2ヶ月ぶりくらいに丹波ワイン訪問。ピノ・ノワールVVをリピートしようか悩んでいたら、ブルゾンちえみのイラストのPOPが目に入ります。35億ならぬ35品種をブレンドしたワインですと⁉ 「てぐみ35」という、亜硫酸塩無添加・無濾過の微発泡にごりワイン「てぐみ」シリーズ最新作のようです。この「てぐみ」も気にはなっていましたが初めてお試しです。これは楽しみ。

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このブレンドの35品種というのは、なんと全て自社畑からです。丹波ワインでは試験栽培含め現在は全部で48種類の品種を栽培しているそうで、西日本最多だそうです。(東日本はどこだろう?)

衝撃の(笑)POPがこれです。関西のノリでいいですが、イラストのブルゾンもイケてます。
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「てぐみ」シリーズにはこれ以外に、デラウェアの白、MBA・巨峰・キャンベルなどからのロゼ、兵庫県播磨産のシャルドネを使用した「てぐみシャルドネ」があります。しかし、自社畑のブドウというのもさることながら、「てぐみ35」が35品種もブレンドしたらどんな複雑味を感じられるのか興味津々です。

さて、いつもの公式ページ。ワイン情報はショップサイト、日々の更新はブログを読みましょう。

説明によると、「てぐみ」シリーズは、発酵終了直前(狙い通りのガス圧になるように少し残糖がある状態)のワインを瓶詰めし、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生み出した炭酸ガスがワインに溶け込んだ発泡ワインになり、瓶内二次発酵ワインのようにデゴルジュマン(澱引き)をしていない無濾過のため、ブドウ由来の澱が残り、そのにごりが独特の風味を醸し出すんだそうです。

さらに「てぐみ…とは?」の説明が以下に様に載ってます。敵は「とりあえずビール」なんだ。(笑)

『打倒!「とりあえずビール」。暖簾をくぐって発せられるその一言。うらめしい・・・いや、うらやましい。シンプルでいて、ビールに取って代われる、飲みやすいけれどしっかりしたワインができないものか? 最初の乾杯から楽しめるワインが造りたい! 酸化防止剤(亜硫酸塩)無添加のおいしいワインを造りたい!!そんな思いから試行錯誤を繰り返し構想から二年、亜硫酸塩無添加の微発泡にごりワインの「てぐみ」が生まれました。』

今日の「てぐみ35」は、2020年が豊作で品質も非常に良いことから、一部を酸化防止剤無添加スパークリング「てぐみ」スタイルで仕上げたもので、35種類の品種を混醸し、醗酵直後の酵母などをそのままボトリングすることにより、非常に複雑味のある味わい深い「てぐみ」になったんだそうです。

さあ、セパージュというか、比率は不明ですが、35品種を列挙します。

・Pinot Noir
・Pinot Blanc
・Chardonnay
・Aligoté
・Chenin (= Chenin Blanc)
・Riesling
・Muscadelle
・Petit Menseng
・Carignan
・Trebbiano
●Gewurtz (= Gewürztraminer)
・Scheurebe
●Nebbiolo
・Silvaner
・Osteiner ( ← Riesling x Silvaner)
・Pinot Meunier
・Zinfandel
・Roter Gutedel (= Chasselas)
・Melon ( ← Gouais Blanc / Heunisch Weiß x Pinot 70742)
Schönburger
・Malvasia
・Barbera
・Garganega
・Sémillon
●Cortese
●Albariño (= Alvarinho)
・Kai Noir (= 甲斐ノワール)
・Grenache
・Mourvèdre
・Savagnin
・Petit Verdot
・Aglianico
●Viognier
Ehrenfelser ( ← Riesling x Knipperlé)
●Malbec

壮観ですね。丹波ワインって聞いたことのない品種もいろいろと栽培してるんですね。
ところで、これ、公式サイトやPOPに載っていた「使用品種」のリストからかなり手直しをしました。アクセント記号やウムラウトはいいとして、恥ずかしいレベルの誤字がたくさんありました。ひどかったのは頭の黒丸を大きくして示しています。丹波ワインに置かれましては早々に修正されることを希望します。(笑)

今日のワインを買った時の丹波ワインです。冬の空…。
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自社畑をGoogle Mapに転記したいつもの地図です。
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48種類もこの中でやってるんですかね。


ラベル平面化画像。
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絞りの入った和紙調のラベルです。

実はネックのシールに35品種のリストがあります。
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コピペなんでしょう。スペルミスはそのままです。(笑)


さあ、スクリュー回転。
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Alc.12%。(pH:4.62、Brix:6.1)
濁ってます。玉ねぎの皮っぽい黄色。
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ピノ・ノワールが主体なんでしょうか。
赤ベリー系の香りにリンゴの感じも。
辛口アタック。
酵母入りって感じがビンビン来ます。
というっか、ビールみたい。(笑)
複雑味は確かにすごいです。
パッションフルーツ、トロピカルな感じの味わい。
しかし酵母感すごいな~。
ビールの代わりになる、というか、
これはもうフルーティなビール。
打倒「とりあえずビール」は成功してると言えるでしょう。

白ワインの範疇なので、80点満点のWWWポイントで評価します。
これは…満点です。


*****


丹波ワイン
てぐみ35
京都丹波 2020
WWWポイント 80点


丹波ワイン 京都丹波 Pinot Noir Vieille Vigne 2018

明けましておめでとうございます。2021年の幕開けは昨秋にリリースされた丹波ワインのピノ・ノワールです。社内で先行試飲をした中の人いわく、今回出すピノは超絶いい出来で全数VV(Vieille Vigne)なんだそうです。(VV化は自社畑のピノ・ノワールがすべて樹齢30年に達したからだそうですが。)過去から丹波ワインはいろいろ試していますが、特にここのピノ・ノワールは「日本ワインとしては」というような注釈をつけずとも、相当レベルが高いと毎回唸っています。さて、満を持して登場した2018VV。過去の高評価を超えてくるのでしょうか?

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雑誌「ワイン王国」の2020年7月号の特集で「日本ワイン 注目のグラン・クリュ」と銘打ち、全国から11ヶ所の産地を選び、日本の「グラン・クリュ級」のすごい産地とする、すごい企画がありました(笑)。そこになぜか(失礼!)京丹波の丹波ワインが選ばれていました。その時の評価の対象となっていたのがピノ・ノワール 2017です。そして今日の2018VVも当然ながら同じ畑の同じブドウです。特級畑ですからね…。(笑)


公式ページはこれ。ワイン情報はショップサイト、日々の更新はブログを読みましょう。

・京都丹波の樹齢30年以上の古木のピノ・ノワール 100%
手摘み収穫、木樽で15ヶ月の熟成です。
生産本数1633本。2016VVの時はわずか263本の生産でしたから、すべてのピノ・ノワールが一挙に樹齢30年に達した感じですね。


冬の丹波ワイン訪問です。実際に行ってます。ストビューじゃないですよ(笑)。
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四季折々、ブドウの生育がのぞけるワイナリーが近くにあるというのは楽しいです。

これが丹波ワインの自社畑を俯瞰して見た地図です。
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ピノ・ノワールがあるという平林圃場は少し離れていますので、タナが植えられている千原圃場を横目で見ながら黄色の矢印の方へ行ってみます。この道中もすごくのどかでいいんですよ。

冬の畑を見てもつまらないので、夏に撮った写真を再掲しておきます。
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ここはカベソーやメルローも植えられていて、これがピノなのかはわかりません(笑)。


ラベル平面化画像。
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シリアルNo.250。いつもながらナンバーは選んで買ってます。


さあ、抜栓。
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いつもながらのキャップシールのエンボス。

コルク平面化。
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ノマコルク風の合成コルクもいつもどおりです。

Alc.13%。(pH:4.32、Brix:7.2)
クリアなルビー。
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フランボワーズ、プラム。
佃煮香をまとった樽感もしっかりあります。
辛口アタック。
穏やかな酸がいい感じの導入になり、
しっかりとした厚みのある優美な味へ連なります。
前に試したVVと比べても、VVの貫禄がすごく出てる気がします。
そして、割とタンニン成分が主張していて複雑味が出ていいです。
余韻も心なしか長く楽しめました。

これはいい。また一つ上のステージへ上がったような印象。
やったね丹波ワイン!さすがグラン・クリュだ!(笑)


*****


丹波ワイン
京都丹波 Pinot Noir Vieille Vigne 2018
RRWポイント 94点


丹波ワイン 京丹波 Sauvignon Blanc 2019

最近行きつけのワイナリーとなっています丹波ワインです。また行ってしまいました。
ここは試験的なものを含め40種類以上の品種を栽培しているということもあって、自社農園産の元詰めで数多くのバリエタルが揃っています。赤はだいたい試したので、今は白を攻略中。ピノ・ブランも評判いいんですが、前回のシャルドネに続き、ソーヴィニヨン・ブランをチョイス。


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あまり白の評価能力はないんですが、前回のシャルドネで感じましたが、丹波ワインの白、実は日本ワインでもかなりレベルが高い方なんじゃないかと思っています。今日のソーブラで再確認をしてみましょう。

カベソーやメルローは今ひとつかなと思いますが(笑)、ここのピノ・ノワールは驚くべきクオリティと思っています。雑誌「ワイン王国」では「日本ワインのグラン・クリュ」に選ばれてましたからね。(笑)
秋には大本命のそのピノ・ノワールが出てきます。耳寄りな情報を聞いたのですが、今年出すピノは超絶いい出来で、全数VV(Vieille Vigne)として出すそうです。
VV化は、自社畑のピノ・ノワールがすべて樹齢30年に達したからだそうです。社内で試飲をした中の人が教えてくれたので間違いないです。これは楽しみ~。


公式ページはブログ形式の四季情報もなかなか読みごたえがあります。

ワイン情報はショップサイトを見ることになりますが、それでも情報は少なし。
・京都丹波産ソーヴィニヨン・ブラン 100%
2019年は収量が減ったものの品質は例年以上の出来だったそうです。


丹波ワイン訪問。毎度のことなので、前と同じ写真。(笑)
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ショップは右手、駐車場は左手にあるので、いつもこの前を横切るわけです。

丹波ワインの自社畑をGoogle Map上に示すとこうなります。
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今日のソーヴィニヨン・ブランはどこだかわかりませんね。鳥居野圃場かな?

これはショップのすぐ横、鳥居野圃場になります。
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収穫祭なんかのイベントではここらへんをもがせてもらいます。ピノ・ブランかもね。


ラベル平面化画像。
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限定醸造2,100本です。京みやびなソーヴィニヨン、はんなりしてますな。


さあ、抜栓。
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見慣れたキャップシールですが、エンボスのマーク入り。

コルク平面化。
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ノマコルクっぽい無印コルクですね。

Alc.13%。(pH:3.99、Brix:7.0)
淡いイエロー。
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ライム、洋梨、緑のニュアンスも。
ミネラル感が塩味に感じた辛口アタック。
酸はきれいで爽やかさでしかないです。キレがいい。
しっかり立体感ある味で薄っぺらくないのが秀逸。

京都らしいソービニヨン・ブランってこうなんでしょうか。
畑は褐色森林土だそうですが、ただのソービニヨンではない個性を感じます。
ニュージーランドというよりサンセールな感じ。(笑)


*****


丹波ワイン
京丹波 Sauvignon Blanc 2019
WWWポイント 79点



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丹波ワイン 京丹波 Chardonnay 2018

旅行や遠出がしづらい今日この頃ですが、つい京丹波へ足が向いてしまいます。
夏の田舎風景を堪能するというのもありますが、やはり丹波ワインへ寄ります。
白を試してなかったなということで、今回はシャルドネを買い求めました。
丹波ワインはいろんな品種をやってるので、リピーターとしてはありがたいです。


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漫画「神の雫」では丹波ワインのピノ・ブランが登場(39巻)してましたね。
なんでも丹波ワインは試験栽培も含め48種の品種をやってるそうです。
その内、ワインになるのは現在10種類ほどだそうですが、それでも多いですね。

秋には大本命のピノ・ノワールが出てきます。耳寄りな情報を聞いたのですが、
今年出すピノは超絶いい出来で、全数VV(Vieille Vigne)として出すそうです。
VV化は、自社畑のピノ・ノワールがすべて樹齢30年に達したからだそうです。
社内で試飲をした中の人が教えてくれたので間違いないです。これは楽しみ~。


公式ページです。ブログ形式の四季情報もなかなか読みごたえがあります。

ワイン情報はショップサイトを見ることになります。
・京都丹波産シャルドネ 100%
フランス産小樽で樽発酵、樽熟成をし、MLF(マロラクティック発酵)を行い、
シュール・リーを行っているとのこと。熟成期間は不詳。


丹波ワイン訪問。毎度のことなので、前と同じ写真。(笑)
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ショップは右手、駐車場は左手にあるので、いつもこの前を横切るわけです。

丹波ワインの自社畑をGoogle Map上に示すとこうなります。
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今日のシャルドネは向上野圃場からですね。サンジョヴェーゼも同じ畑です。

その向上野圃場(Mukaino Vineyard)へ行ってみましょう。
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いい天気でしたが、暑い、暑い、暑すぎる日でした…。

これかな~っと寄りの写真も撮ってみました。
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べレゾン前のサンジョヴェーゼかもしれませね。(笑)


エチケット平面化画像。
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1,092本の生産でシリアルナンバー入り。一応いつもナンバーは選んでます。(笑)


さあ、抜栓。
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最近はもっぱらテクニカルコルクですね。

コルク平面化。
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ノマコルクっぽいんですが、どこのメーカーでしょうか?

Alc.12%。(pH:4.01、Brix:5.9)
軽くオレンジ味帯びたイエロー。
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青リンゴ、バニラ、バター。
シャルドネの王道のような香り。
きれいな酸がある辛口アタック。
果実味は控えめながら、豊かなボディー。
ミネラルもうまく絡んでバランスはいいです。
エレガントというのはこういうのでしょうね。
微量の苦味も最後までいい仕事しています。

京都の熱い夏を癒やしてくれる、極上のシャルドネでした。
やはり、日本ワインとして丹波ワインはレベル高し。


*****


丹波ワイン
京丹波シャルドネ 2018
WWWポイント 79点



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丹波ワイン 京都丹波 Pinot Noir 2017

久しぶりに京都・京丹波の丹波ワインを訪れ、ピノ・ノワール 2017を購入。
すぐに冷やして夕食に抜栓。今日まさに見てきたテロワールを思い出しながら…。
自宅から行けるワイナリーとしてよく訪れ、昔からいろいろ試していますが、
ここのピノ・ノワールはピカイチだと思っています。さて、2017はいかに?


IMG_2740
奇しくも、雑誌「ワイン王国」の最新号の特集で丹波ワインが紹介されてました。
「日本ワイン 注目のグラン・クリュ」と銘打って、全国11ヶ所の産地を選び、
日本のグラン・クリュ級のすごい産地とする、すごい企画です。(笑)
そこになぜか(失礼!)京丹波の丹波ワインが選ばれ、紹介されていました。
それも今日のこのワイン、ピノ・ノワール 2017がです。特級畑なんだ…。(笑)


公式ページはここですが、公式ブログの方が面白いです。(笑)

で、さらにワイン情報はショップサイトの方を見ることになります。
しかし、木樽で熟成以外の情報はないんですがね。
2017年は過去5年で一番日照時間が長かったそうです。ただ病害虫の被害で、
収量は減ったそうですね。


さあ、丹波ワイン訪問です。Google Mapじゃないですよ。(笑)
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昔、見学ツアーも行きましたが、今はコロナでやってないんでしょうね。

沿道にもブドウが植えてあって、花芽が出ているのが間近で観察できました。
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そうそう、今日はピノ・ノワールの畑に行ってみようと思ってたんでした。

これが丹波ワインの畑をGoogle Map上に示した地図です。
Tamba01
ワイナリーに隣接した畑はピノ・ブランやセミヨンが植えられてますね。
今日は黄色の矢印のように、タナが植えられている畑を横目で見ながら、
少し離れた平林圃場まで行ってみました。

中には入れないので外から眺めていますが、いい景色です。
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ここはカベソーやメルローも植えられていて、どれがピノかわかりません。(笑)

しかし、快晴の上天気に、葉や花芽の緑、美しいです。何気に感動。
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この青と緑のコントラストを脳裏に焼き付け、ピノ・ノワールをいただくとしましょう。


ラベル平面化画像。
IMG_2717
2016のヴィンテージは「京都丹波」ではなく「丹波鳥居野」になってました。
平成30年から「日本ワイン」の表示基準が適用になったのと関係あるのかな?
限定1,918本。2016は2,239本でしたから、14%も収量が減ったんですね。


さあ、抜栓。
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キャップシールはカッコいいです。コルクはいつもの合成コルク。

コルク平面化。
IMG_2735
見た感じ、ノマコルクのような気がするんですが、表示はなし。

Alc.12%。(2016は13%でした。)
クリアに澄んだ薄いルビー。
IMG_2738

フランボワーズ、かすかにフレーズ。
複雑なノリの佃煮香。(笑)いいことですよ。
酸味を先に感じますが、辛口アタック。
2016VVの記憶との比較ですが、少し味の貫禄が減った気がします。
苦味に似た複雑味はあって、素性はやはりよさそうです。
余韻は短めながら、いいバランスで続きますね。

いやあ、うまい。やはりいい線行ってますよ、これは。
京丹波のテロワール〜!!!



*****


丹波ワイン
京都丹波 ピノ・ノワール 2017
RRWポイント 91点


丹波ワイン 京都丹波 Cabernet Sauvignon & Merlot 2017

京都の食文化に根ざしたワインを1979年から造り続けている丹波ワイン。
自宅から1時間、定期的に訪れワインを購入している馴染みのワイナリーです。
ここの近年の進化は目覚ましく、ピノ・ノワールVVなんか驚愕のうまさでした。
カベソーについて言うと、2009年や2015年を過去に試しています。
さあ、今日は最新ヴィンテージ2017です。進化のほどはいかがなもんでしょう。


IMG_1630
和紙調のラベルに雅なデザインのブドウのイラスト。いつもながら秀逸。


公式ページにはワイン情報はなくワイナリーの紹介のみ。

しかし、四季折々の丹波ワイン情報ほか読むところは多いです。
情報ブログ含め英語とフランス語に切り替えられるのが志が高いです。

公式ショップにワイン情報がありますが、最新ヴィンテージのみです。

2017年は、病害があったものの日照時間長めで比較的豊作の良い年だったようです。
セパージュ他情報はショップに掲示してあったものです。(上記サイトより多分正確。)
・カベソー 58%
・メルロー 25%
・タナ 17%
丹波ワインの得意技のタナがブレンドされているのがミソです。
例年よりタナ多めのようです。(2016年はタナ11%でした。)
樽熟は新樽率25%のバリックで16ヶ月です。


このワインを買い求めたときに撮った写真を貼っておきます。
TB
まあ、冬の畑なんですが…。

公式ページにあった情報から、いつものGoogle Map転記を敢行。
BB
畑の場所と栽培品種がわかります。今日のワインは平林&千原圃場から。
AOC京都丹波ということです。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_1539
これくらいの畑の規模だと限定1,723本ってことになるんでしょうね。


さて、抜栓。
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丹波ワインロゴ、マーク入り。ノマコルクのような人口コルク。

コルクも平面化。
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プラスチックなんだ。

Alc.12%。(正確には11.7%らしい。)
透け感あるガーネット。
IMG_1629

カシス、ブラックベリー、チェリー。
樽香しっかり感じます。
新樽率25%の16ヶ月ですからね。
辛口アタック。
厚みは若干弱いですが、
複雑味はそこそこ感じますね。タナのお陰かな。
タンニンは極めてシルキー、柔らかに余韻を盛り立てます。

濃さはない分ピノ的に飲める気がします。
和食に合うカベソーってことでしょうか。
やはり毎年徐々にレベル上がってきてる気がします。


*****


丹波ワイン
京都丹波
Cabernet Sauvignon & Merlot 2017
RRWポイント 90点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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