Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

2011年

Carmen Gold Reserve Cabernet Sauvignon 2011

おなじみチリのカルメンですが、今日はトップエンドのゴールドです。
カベルネ・ソーヴィニヨンのモノセパージュになっています。(たぶん…)
カルメンならカルメネールのゴールドを常々出してほしいと思っていますが、
Winemaker's Blackというメチャうまのカルメネールがあるので許します。(笑)


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カルメンはチリ大手のひとつですが、1850年から続くチリ最古のワイナリー。
失われた品種カルメネールが1994年に再発見されたのがカルメンの畑なので、
Carmenereからカルメンという名前になったのかなと思ってしまいますが、
1850年の創業者Christian Lanzさんの妻の名がカルメンだったとのことで、
カルメンと名付けられています。
これも日本カルメネール振興協会では、ひとつの常識になっています。(笑)


公式ページは何度も訪問済み。言語切替に、チリ版、スペイン語版、国際版があります。

一見立派そうなんですが、情報は薄い…。

今日のGOLDの単独ページがこれですが、畑がマイポ以外の情報なし。(笑)

・カベソー 100%
ではなく、プチヴェやカルメネールなんかブレンドしてるんじゃないかと疑いますが、
真相は書いてないのでわかりません。
他、1957年植樹の樹齢54年の古木を使用してるのがわかるんですが、樽熟は不詳。
トップキュヴェですから贅沢にしてると思うんですけどね。困るな~。

カルメンは1987年にクラロ・グループ(Grupo Claro)傘下になっています。
この情報発信の弱さは、クラロ・グループのせいなのかなと思っています。(笑)


本拠地はサンティアゴの南、Padre Hurtado道路沿い、Buinというところ。
CarmG01
なかなか大きな施設なんですが、ストビューで近寄れず、いい写真もなし。

3Dで見ると位置関係がよくわかります。真ん中を東西に流れるのがマイポ川。
Carmenere03
で、今日のカベソーは、D.O. Valle de Maipo(Maipo Valley)なので、
当然この辺りもマイポなのですが、DOマイポ・ヴァレーは首都州全域です。

この地図で見るとマイポ・ヴァレーの範囲がよくわかります。
CarmG02
要は州境が産地の区分けにもなってるわけで、サンティアゴにも近い、
カサブランカやサン・アントニオがマイポに入らないのも州が違うのです。
逆にラペル川ぎりぎりまでマイポになっているのもわかりますね。


ラベル平面化画像。今ではデザインが変わって黒ラベルになっています。
IMG_2888
よく読むと「Carneros 288」という区画からの単一畑ということがわかります。
そんなことより、セパージュや樽熟情報をおくれ!

インポーターシールのバーコードだけ隠すという涙ぐましい努力は買います。
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で、このシールは割と剥がしやすい。コルドンヴェールえらい。(笑)


さあ、抜栓。
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マーク入りですが、特別ゴールド用というわけではなく、下のラインと同じ。

一応、コルク平面化。
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Alc.14%。(pH:3.29、Brix:7.3)
濃いインキーなガーネット。涙割とはっきりしてます。
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黒ベリー、ナッツ、黒糖、古木。
辛口アタック。
酸はかすかに主張してます。
きめ細かいストラクチャーがきれいです。
それをさっきの酸がふわっと底支えします。
シルキーなタンニンは喉越しで感じますが、
収斂性というほどの影響はありません。
おいしいではありますが、最初の酸の評価が難しいのと、
Winemaker's Blackほどの傑出した感がないのが少々残念。

最新ヴィンテージでしょうか、2017年に、
パーカーおじさんは92点を付けたようです。そんな感じ。(笑)


*****


Carmen
Gold Reserve
Cabernet Sauvignon 2011
RRWポイント 92点


La Fleur de Boüard Cabernet Franc 2011 Lalande de Pomerol

サン・テミリオンPremier grand cru classé (A)(第一特別級A)に2012年昇格した、
シャトー・アンジェリュス(Château Angélus)のオーナー、ユベール・ド・ブアール氏
(Hubert de Boüard de Laforest)が、1998年にラランド・ド・ポムロールのシャトーを購入。
ラ・フルール・サンジョルジュ(La Fleur Saint Georges)というところでしたが、
氏の名前を付けてラ・フルール・ド・ブアール(La Fleur de Boüard)に改名したそうです。


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ここのワインは通常メルロー主体にカベフラ、カベソーをブレンドという、
ボルドー右岸タイプなのですが、今日のワインは「CABERNET FRANC」。
2010~2012年の3年だけ、通常のブレンドとは別に、カベフラ他3品種を、
モノセパージュで醸したシリーズを限定生産したそうです。
そう、その限定生産のカベフラの2011年が今日のワインという訳です。
年間生産2400本の稀少な限定版なので、おいしくてもリピート難しそう。(笑)


公式ページシャトー・アンジェリュス同様カッコよくできています。

残念ながら限定リリースの今日のカベフラ・モノセパージュは載っていません。
仕方ないのでネット情報から。
・カベフラ 100%
樹齢25年、区画ごとにステンレスタンクで発酵。
新樽率75~80%で18~24ヶ月熟成。(MLFは樽内で行う。)


さあ、ラランド・ド・ポムロールのシャトー訪問です。
Fleur01
ネアック側にあり、この前飲んだシャトー・シオラックもご近所。(車で5分。)
立派な建物を建てて、ここでホテルもやってるようです。

はい、恒例、Google Mapで位置関係を確認。
Fleur02
ラランド・ド・ポムロールでもモンターニュ・サン・テミリオンとの際です。
また、同じオーナーであるサン・テミリオンのシャトー・アンジェリュス
(Château Angélus)も書き込んでます。ご確認を。


エチケット平面化画像。
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通常ブレンドは「Cabernet Franc」の所が「Lalande de Pomerol」になってます。
それ以外のデザインは同じです。


さあ、抜栓。
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上等ワインの部類ですから、キャップもコルクもシャトー専用品。

コルクも平面化。
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ミレジムはちゃんと横に入ってます。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。エッジがかすかにオレンジ。2011年ですからね。
IMG_1348

黒ベリー、なめし革、腐葉土…ブレタノマイセスですね。
果実香は飛んじゃってる感じなのでダメな人はダメかも。
パーカーおじさんは好きな感じかもしれません。(笑)
辛口アタック。
重厚なくらいの構造感と複雑味を感じます。
なめらかなタンニンながら喉元に軽い収斂性あり。
後味も引き続き重厚感ある重みが続き、いい感じなのですが、
やはり、ちょっとブレタノマイセス感も続くのが気になります。

評価が人によって分かれるでしょうが、僕はOK。(笑)


*****


La Fleur de Boüard
Cabernet Franc 2011
Lalande de Pomerol
RRWポイント 92点


Château Latour Pauillac 2011

新年明けましておめでとうございます。
今年も偉いワインを求め、ひたすら試したワインを記録していこうと思います。
さて、2020年一発目はメドック格付け第1級、シャトー・ラトゥールです。
泣く子も黙るラトゥールですが、今年も平常運転、サードワインに相成ります。(笑)


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その昔ワインを嗜み始めたころ、シャトー・ラトゥールにあこがれ、
なんとかレ・フォール・ド・ラトゥールというセカンドで満足してましたが、
20年近くたった今、すべて倍以上のお値段になってますね。
当時から、このポイヤックというサードワインもありましたが、
シンプルなラベルや当時5000円という値段でバカにして眼中にありませんでした。
令和の現在、そのバカにしていたサード、もうおいそれと手が出ません。(笑)


公式ページは偉大なワインに相応しいカッコいいデザインですが情報少なし。

ファーストやセカンドと同じ畑の若木や、少し格の落ちる区画からのブドウで、
醸造後ファースト、セカンドのレベルに達してないものがサードにまわされます。
サードの新樽率はそれでも20%だそうです。
セパージュは、ネットでいろんな情報が出回ってますが、公式サイトによると、
おおよそ例年、カベソー55%、メルロー45%で出来ているとあります。
カベフラやプチヴェルドはブレンドしないということですから、
2011年のデータとして、
・カベソー 62.5%
・メルロー 37.5%
としてあったいくつかのサイトの情報がおそらく正解なんだと思われます。


シャトー訪問は以前Château Latour 2005を試したときに試みています。
Pauillac03
ワイン街道と呼ばれる県道2号線(D2)沿いですが畑の向こうへ入れません。
サードのポイヤックのラベルのイラストは現存するドームが描かれています。
ファーストやセカンドは今はなき塔(La Tour)や砦(Les Forts)ですから、
何だかサードのポイヤックの方が親しみが湧きます。(笑)

公式サイトの動画から画像切り出しをしてお茶を濁しておきます。
Pauillac02
ポイヤックの際々なのでサンジュリアンに隣接しています。
境界の向こうは、2級シャトー・レオヴィル・ラス・カーズの畑です。

ポイヤック全体と格付けシャトーとの位置関係もおさらい。
Pauillac01
ポイヤックは名だたる第1級が3つもありますし、第2級も2つ。
ところが第3級がゼロで、第4級がデュアール・ミロンのみです。
あとは第5級が12もあります。

まとめておきます。
<第1級>
・Ch. Lafite-Rothschild(ラフィット・ロートシルト)
・Ch. Mouton Rothschild(ムートン・ロートシルト)
Ch. Latour(ラトゥール)
<第2級>
・Ch. Pichon-Longueville-Baron(ピション・ロングヴィル・バロン)
・Ch. Pichon-Longueville-Comtesse-de-Lalande(ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド)
<第3級>なし
<第4級>
・Ch. Duhart-Milon(デュアール・ミロン・ロートシルト)
<第5級>
・Ch. d’Armailhac(ダルマイヤック)
・Ch. Clerc-Milon(クレール・ミロン)
・Ch. Batailley(バタイエ)
・Ch. Haut-Batailley(オー・バタイエ)
・Ch. Haut-Bages-Libéral(オー・バージュ・リベラル)
・Ch. Croizet-Bages(クロワゼ・バージュ)
・Ch. Lynch-Bages(ランシュ・バージュ)
・Ch. Lynch-Moussas(ランシュ・ムーサ)
・Ch. Grand-Puy-Ducasse(グラン・ピュイ・デュカス)
・Ch. Grand-Puy-Lacoste(グラン・ピュイ・ラコスト)
・Ch. Pédesclaux(ペデスクロー)
・Ch. Pontet-Canet(ポンテ・カネ)
合計18シャトーです。


エチケット平面化画像。
1620年代に元あった要塞の石を使い再建されたという丸い建物の絵。
鳩小屋だったらしいですが、今は立派なシャトーのないラトゥールのシンボルです。
IMG_0896
裏に、シャトーからのリリースが2015年と書いてあります。
以前のChâteau Latour 2005は2017年リリースとなってましたから、
ファーストは12年、サードは4年シャトーから出さずに寝かしておくわけです。
ポイヤックは早飲み仕様なんでしょうが、それでも4年飲ませないわけです。
シャトー・ラトゥールのポリシーを感じますね。

インポーターシールは別撮り。
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最近格付けシャトーによくある本物認証システムのシールを発見。
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公式サイトの本物認証ページにこの記号を(手間ですが)打ち込みます。すると...

銀色のブツブツシールのパターンを聞いてきますので、なんとか選びます。
PCL
するとどうでしょう。「PAUILLAC 2011で間違いありません。本物です。」
というわけ...。えっ? それだけ?
シャトー・ベイシュヴェルはQRコード一発で詳細な情報ページにリンクしてたので、
ラトゥールのこのシステムは目的は達してますが、あまりにもお粗末ですね。


さあ、気を取り直して抜栓です。
IMG_0915
キャップシールもコルクもPauillac専用。例のドームの絵があります。

コルク平面化撮影もしました。
IMG_0909
コルクの横にはミレジムではなく、なんとまた例のドームのイラスト。
いやあ、ここに絵を入れるならミレジムを打ちましょうよ。(笑)

Alc.13%。
濃い濃いガーネット。しっかり涙も色付いてます。
Latour00
コルクの裏も墨のように真っ黒でした。(最後のオリも結構ありました。)

ブラックベリー、ブラックチェリー、
焦がしたチョコ、ドライフルーツ…。
辛口アタック。
酸味を軽く感じますが、味の構造はしっかりあります。
シルキーなタンニンが例の酸と拮抗してくると、
絶妙のバランスとなってきます。
余韻はうまみのかたまりがパレットを占領する感じ。
至福の瞬間ですね。

若さはありますね。絶対もっとおいしくなりそう。
まだまだ熟成させられるポテンシャルを感じます。
これは傑出してるワインです。(あまり偉くないですが…)


*****


Château Latour
Pauillac 2011
RRWポイント 97点


Alain Voge Cornas “Les Chailles” 2011

北部ローヌのコルナスをいただきますよ。
作り手はアラン・ヴォージュ。コルナスきっての生産者です。
調べると、今日の2011年、パーカーおじさんは94点つけてますね。
なんでもトップキュヴェの2010年は100点満点だったみたいです。
ゴイゴイスー。どおりで偉いワインの値段じゃなかったわけだ。


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AOCコルナスはシラー100%。何も混ぜてはいけません。キッパリしてます。
北ローヌの赤はシラー主体ですが、たいてい白品種を混醸できます。
コート・ロティにはヴィオニエ、(クローズ)エルミタージュ、
サン・ジョセフにはルーサンヌ・マルサンヌを加えてもいいわけです。
いかにコルナスの個性が際立っているかってことですね。


公式ページは正直かっこいいです。今風。

2011年のミレジムのデータこそないですが、畑の位置や解説が充実しています。
2003年から「レ・シャイユ」と名付けたとか、他のシリーズより早飲み可とか。
手摘み収穫、ほぼほぼ除梗。自然酵母でステンレスタンクで発酵。
樽熟はバリックで18ヶ月、新樽は使いません。熟成のポテンシャルは10年。


さて、ドメーヌ訪問します。コルナスのコミューンの真ん中です。
Cornas01
アラン・ヴォージュは数世代続く家族経営のドメーヌですが、
1958年に当主アラン・ヴォージュさんが実家に戻りワインの品質を高めました。
大学時代はラグビーをやっていたそうです。その精神でワイン作りしてるとか。

コルナスをGoogle Mapで確認しましょう。
Cornas02
左下の地図は今日のLes Chaillesの畑の位置を示したものです。
何ヶ所かの畑からのブレンドってことですね。

最後に北部ローヌを俯瞰して、コルナスの位置関係を把握しましょう。
Northern_Rhone01
アラン・ヴォージュはサン・ペレ(Saint-Péray)にも畑を所有。
AOCサン・ペレはルーサンヌ・マルサンヌからの白のみのAOCです。
スパークリングも認められていて、アラン・ヴォージュはどっちも出してます。
(サン・ペレの泡は、シャンパーニュと同じ伝統的方式です。)


エチケット平面化画像。
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裏ラベルはなく、インポーターのラベルだけでした
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さあ、抜栓といきましょう。
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コルク、キャップとも汎用品です。

でもコルク平面化しておきました。(笑)
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Alc.13.5%。
ガーネット。
涙は粘性ありそうですが輪郭ははっきりしません。
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ブラックベリー、ブラックチェリー、
スパイス、鉄分、ヴァニラ…。
辛口アタック。
フレッシュな感じの酸と舌にザラつきが残ります。
そこにタンニンが絡み合って味の正体が掴みにくいんですが、
そこそこの厚みはあるようです。
余韻からフィニッシュにかけてまた酸は主張してきますね。
これはちょっと減点なんですよね。
食事に合わすと気になりにくく、真価を発揮しそうです。
2日目も試してみようっと。

まあまあイケてるうまさなのはわかりましたが、
パーカーおじさんの94点は残念ながら出ないですね。



***** 


Alain Voge
Cornas “Les Chailles” 2011
RRWポイント 89点


Podere Fortuna Fortuni Pinot Nero 2011

トスカーナIGTのピノ・ネロです。
つまりはイタリアピノ・ノワールをいただこうという訳です。
イタリアは伝統的な品種の偉大な(笑)ワインも多いですが、
スーパータスカンなんかで国際品種も積極的に作られてますからね。
しかし今日のこれ、イタリアを代表するぐらいのピノ・ネロなんですって。
どおりで、あまり偉いワインの値段ではなかったです。(笑)


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2004年初ヴィンテージという新進ワイナリー、ポデーレ・フォルトゥーナですが、
創業からコンサルを務めるのがアンドレア・パオレッティ(Andrea Paoletti)。
かつてはアンティノリの全栽培を担い、フリーのコンサルになってからは、
オルネライア、イゾレ・エ・オレーナ、カイアロッサなど有名どころを手掛け、
手いっぱいだとフランシス・フォード・コッポラの依頼は断ったという、
なんだかんだで超有名なおじさんの手によるのが、今日のピノ・ネロってわけです。


公式ページはサラッとしてますが、要点は押さえてあるようです。なんでも、
フィレンツェを支配しトスカーナ大公国をも牛耳ったメディチ家が所有する、
Cafaggiolo Castle estateというワイナリーの一部がPodere Fortunaだそうで。

ブドウはIGTトスカーナ「FORTUNI vineyard」からだそうです。
・ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)100%
かなり詳しく醸造法は書いていますが、除梗の有無は書いていません。
そういう時は普通に除梗してるんでしょうね。
自然酵母でフレンチオークの開放桶にて発酵。
酸やタンニンの性質を変えることを一切排除し自然にまかせ、
フレンチオーク樽(バリック)で12ヶ月熟成です。
その後、6ヶ月間セメントタンクで冬を越させ、冬霜の凍結によって、
清澄・ろ過に代え、フィルターを使わずに済ませるんだそうです。


さあ、トスカーナへ行ってみますよ。まずはメディチ邸です。
Fortuni00
フィレンツェの北方、ビランチーノ湖の畔、山の裾野にある大邸宅です。

ポデーレ・フォルトゥーナはそのすぐ近く、車で5分のところでした。
Fortuni01
フィレンツェ市街からは山ひとつ越えて小1時間てな感じですね。


エチケット平面化画像。
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IGTトスカーナについてまとめておきましょうかね。
対象はトスカーナ州全域です。赤(Rosso)についてのみ書きますが、
認められた品種(後述)を使えばOKです。ゆるゆる~。(笑)
バリエタルの場合は表示する品種が85%以上使われないといけません。
最低アルコール量は11%。で、使える品種を以下に列記します。
Aleatico、Alicante、Ancellotta、Barbera、Barsaglina、Cabernet Franc、
Cabernet Sauvignon、Canaiolo Nero、Cesanese、Ciliegiolo、Gamay,
Groppello、Malvasia Nera、Merlot、Montepulciano、Nero d’Avola (Calabrese)、
Petit Verdot、Pinot Nero、Pugnitello、Refosco、Sangiovese、Schiava、
Syrah、Teroldego、Vermentino Nero、などなど。
国際品種から聞いたことのないイタリア土着品種まで、ほぼ何でもありです。
今日のワイン、余裕で条件クリアですね。(笑)


さあ、抜栓。
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キャップシールに「F」。コルクの横のミレジムにも「F」ですね。

コルクも平面化。
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あんまり面白くなかったですね。(笑)

Alc.14%。
ルビー。クリア感あり。全房かなと思わせる透け感がありますね 
8年熟成ですか…全体的に褐変してます。涙も粘性ありです。
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フランボワーズ、チェリー、プラム。
酸性の香りとも取れる香りですが、
フレッシュで生き生きとした印象を与えてるとも考えられます。
辛口アタック。
複雑味ありありの味わいにニンマリします。
酸もタンニンも穏やかに溶け込んで、
余韻にかけて、たおやかな時が流れる…気がします。
ある意味穏やか過ぎてドラマがないとも言えますが。
もともとの(若いうちの)要素はもう少し主張していた片鱗は感じられて、
熟成が進み過ぎて各要素が弱まってしまったような印象があります。

充分傑出した感があって、さすがとは思うんですが、
もう少し果実味あったら高得点だったのに…って感じです。


*****


Podere Fortuna
Fortuni Pinot Nero 2011
Toscana IGT
RRWポイント 91点


Cravanzola Cascina San Pietro Nebbiolo d’Alba 2011

バローロ、バルバレスコは確かに素晴らしいです。
でも、同じネッビオーロで醸す他のDOCも実はおいしいんじゃないかと。
てなわけで、今日はネッビオーロ・ダルバDOCを試します。
作り手次第で上等バローロなんかに迫るんじゃないかと予想。


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1930年創業のクラヴァンツォーラという作り手です。
タナロ川左岸(バローロ、バルバレスコの反対側)のロエロ地区にある、
カステッリナルド(Castellinaldo d'Alba)という町にあります。


公式ページはなかなかのもんです。

今日のワインは、Nebbiolo d’Alba DOC。当然ながらの、
・ネッビオーロ 100%
樽はなく、ステンレスタンクで12ヶ月熟成の後、ボトルで6ヶ月寝かせ、
トータル18ヶ月でリリースされるそうです。
今日のは2011年ですから、すでに8年の熟成の時を経てます。

しかし「樽熟はないんだ~」と少し不安になります。(笑)
Nebbiolo d’Alba Superiore DOCになると「18ヶ月熟成、内6ヶ月は樽」が、
DOC規定になるようですが、この作り手はスペリオーレは作っていませんね。


さて、ワイナリー訪問しておきます。
Cravanzola01
Castellinaldo d'Albaの集落はこじんまりしていますが、周りは一面ブドウ畑。

地図で場所を確認しておきます。(黄マルが所在。)
Cravanzola02
バローロ、バルバレスコとの位置関係もご確認ください。
(Asti以外黄色四角で囲ったコミューンはNebbiolo d’Alba DOC対象です。)

Nebbiolo d’Alba DOCの正確な範囲はこうなっています。
IMG_3293
地図上部にその他のDOC(G)の小さな地図もあるので注目してほしいのですが、
地図のグレー部分は最大範囲のLanghe DOCを示しているがわかりますね。
で、各DOCの範囲は微妙に違うのもわかります。
Nebbiolo d’Alba DOCは面白いことに、ロエロ地区からタナロ川を越え、
バローロとバルバレスコの間を通り、ぐるっとバローロを取り囲んでいます。
う~ん、これはテロワールも銘醸地と近しいんじゃないでしょうか。(笑)

Nebbiolo d’AlbaとLangheは同じかと思っていましたが随分違いますね。
IMG_3390
やはりLanghe DOCの範囲は一番広いです。54コミューンですって。

Nebbiolo d'Albaの対象コミューンはここに載っています。30くらいあるようです。

ランゲ、ロエロのコンソーシアム団体のページのようですね。


エチケット平面化画像。
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インポーターシールは裏ラベルを避けて貼ってありました。偉い。


さあ、抜栓といきましょう。
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キャップシールは無地ですが、コルクは横にもワイナリーのマークあり。

コルクの平面化撮影もしました。
IMG_0054
おっ、テクニカルコルク、DIAM3ですね。

Alc.13.5%。
クリア感がある薄めのガーネット。全体的に褐変してますね。
IMG_0056

黒ベリー、ブラックチェリー、黒胡椒、スパイス、
リコリス、鞣し革...複雑な香りです。
樽を使わなくても8年も経つとこの熟成香ですか。いいですね。
辛口アタック。
涼しい感じですが、複雑味ある滋味にうっとりします。
喉越しの淡いタンニンがこれまた心地いい。
余韻も同じ旨味で長く続きます。
長熟のポテンシャルのあるワインは寝かせるもんですね。

しかしこれは、非の打ち所がないネッビオーロです。
これがあればバローロやバルバレスコは要らないくらい。
偉い、偉すぎる。


*****


Cravanzola
Cascina San Pietro
Nebbiolo d’Alba 2011
RRWポイント 97点


Viña Mayor Ribera del Duero Crianza 2011

(特に意味はなく)テンプラニージョを飲まなくっちゃとゲット。
リベラ・デル・ドゥエロでいきましょう。


IMG_9669
シンプルなエティケタ(エチケット)が好印象です。


公式ページは最新ヴィンテージしか載っていないショップ兼用です。

ただ、年ごとに変わりはないようです。
・テンプラニージョ 100%
樽熟は、フレンチ/アメリカンオーク混合で12ヶ月です。

スペインの熟成区分についておさらいです。

<クリアンサ(Crianza)>
(赤)24ヶ月(内、6ヶ月は樽)
(白・ロゼ)18ヶ月(内、6ヶ月は樽)

<レセルバ(Reserva)>
(赤)36ヶ月(内、12ヶ月は樽)
(白・ロゼ)24ヶ月(内、6ヶ月は樽)

<グラン・レセルバ(Gran Reserva)>
(赤)60ヶ月(内、18ヶ月は樽)
(白・ロゼ)48ヶ月(内、6ヶ月は樽)

リオハ含め、実際の樽熟期間は規定より長めが多いですね。
今日のも12ヶ月やってますから。
ボトル熟成含め計24ヶ月に満たないからクリアンサなんでしょう。

ところで、スペイン語では「熟成」自体を「Crianza」といいます。
現地の人との会話でこの熟成区分のCrianzaと混同しないように注意です。


このビニャ・マジョール、Bodegas Palacioグループだそうで、
本体はリオハのボデガス・パラシオです。

ルエダやトロにもグループのワイナリーを所有。銘醸地ばかり手広いです。
1894年にリオハ・アラベサで創業。125年の老舗ですね。
1986年にリベラ・デル・ドゥエロに進出。それがこのビニャ・マジョール。


ビニャ・マジョールを訪問です。
Mayor01
残念、ストビューでは近づけません。しかし立派な施設です。
場所はドゥエロ川の畔。近くにあのベガ・シシリアがありました。
前に飲んだFinca Villacrecesもご近所でした。

いつもの地図を上げておきます。リベラ・デル・ドゥエロご確認ください。
SpainMap


エティケタ平面化画像。
IMG_9661
うぬぬ、インポーターシールが何かを隠しています。

隠れていたのはコレです。DOリベラ・デル・ドゥエロ認証シール。
IMG_9665
ダメじゃんか。こんな大事なもの隠しちゃ!
せめて剥がしやすいシールにするとか、気を使ってほしいものです。


さあ、抜栓です。
IMG_9670
VM(Viña Mayor)のシンボルマークがこれでもかと入っています。
3年耐用テクニカルコルク、DIAM3ですね。

Alc.14%。
濃いガーネット。透けにくい感じ。
IMG_9668

黒ベリー、ブラックチェリー。
酸味を感じさせる香りもします。
辛口アタック。
味の厚みは十分ありますね。
やはり酸味がかすかに乗っていますが、
複雑味を与えてるのでいい酸です。
余韻も同じバランスで続いて心地いいですね。
タンニンもいい具合に効いています。


*****


Viña Mayor
Ribera del Duero Crianza 2011
RRWポイント 91点


Domaine Gérard Raphet Bourgogne 2011

モレ・サン・ドニにあるドメーヌ・ジェラール・ラフェです。
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの最高の生産者の一人と言われ、
パーカーおじさんから4つ星を与えられたジャン・ラフェの息子で、
2002年にドメーヌを引継いだのがこのジェラール・ラフェさんだそうです。


IMG_9302


公式ページがありません。たぶん。
ブルゴーニュはたまにこういう所があるんですよね。
困ったのでネット情報に頼りますが…。
AOC Bourgogneの畑は1haで、グランクリュに隣接なんて情報もありますが、
どこだかさっぱりわかりません。


まあ、とにかくモレ・サン・ドニのドメーヌ訪問。
Raphet01
うまく中がのぞけません。エチケットの建物を確認したかったのですが。

モレ・サン・ドニではこんな場所にあります。
GER_4
特級畑、1級畑、村名畑をマークしました。
それ以外の県道D974号線の東側はAOC Bourgogneになります。
モレ・サン・ドニ内ですが、結構な畑がありそうです。この辺かな?


エチケット平面化画像。
IMG_8585

エチケットの写真は敷地内のこの建物ですね。
GER_3


さて、抜栓。
IMG_9303
一応、横ミレジム入り。

そのコルクも平面化撮影。ドメーヌの汎用品のようですが。
IMG_9297

Alc.12.5%。
ルビー。色づきはしっかりめ。
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プラム、チェリー、かすかな茎感も。
微量のブレタノマイセス?
ちょっとヤバい雰囲気です。(笑)
酸味のアタック!
味の中心も弱くつかみ所がないです。
酸味にかき消され、バランス悪いまま終わります。
後味も酸味の嫌味が残る始末。

素性が酸味がちだとしても、
2011年ならもう少しこなれていてもいいのにな~。
これは保管状態を疑っておきましょう。
残念。


*****


Domaine Gérard RAPHET Bourgogne 2011
RRWポイント 82点


Château Duhart-Milon 2011

ラフィット・ロートシルトが所有するもう一つのポイヤックのシャトー、
格付け第4級、シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルトです。
エチケットには最後に「ロートシルト」とは書いていませんが、
ロートシルト家の所有は1962年からで、同じ醸造チームだそうですね。


IMG_9292
梅田のハービスにあるエノテカ大阪店のバイザグラスでの試飲ですが、
ここはボトルがサーバーにセットされているため平面化撮影ができません。
これでは記録にならないので二度と来るかと思ってたのに…来ちゃいました。(笑)
しかし、今日は撮影さえ拒否される始末で、露骨に嫌な顔をされました。
いつもここは、けったくそ悪い思いをするので本当に二度と行くかと誓いました。
(同じ梅田のエノテカでも、グランフロント大阪店はそんなことなく、
いつも気持ちよく接客してくれます。みなさん、お間違えなきよう。)


公式ページラフィットのホームページの中です。

セパージュは、
・カベソー 75%
・メルロー 25%
樽熟は明記ないですが、新樽率50%で18ヶ月のようです。
古樽の方はラフィットで使った1年落ちだそうです。
今日の2011年はパーカーおじさん89-91点です。


シャトー訪問。なんとポイヤックの町の中にあります。
Duhart-Milon01
その昔にはジロンド川の港からのワインの出荷・積み出しには、
便利よかったんだろうなとは想像します。

しかし、肝心の畑はどこなんだろうと思いますよね? 公式ページには、
ラフィットの西側、ミロンの丘のカリュアド台地に沿った所と記載があります。
となると、下の地図に四角で囲った辺りなんだと思われます。
Duhart-Milon02
例によってポイヤックの他の格付けシャトーも記してますので、
合わせて確認しておきましょう。

ポイヤックは名だたる第1級が3つもありますし、第2級も2つ。
ところが第3級がゼロで、第4級が今日のデュアール・ミロンのみです。
あとは第5級が12もあります。

まとめておきます。
<第1級>
・Ch. Lafite-Rothschild(ラフィット・ロートシルト)
・Ch. Mouton Rothschild(ムートン・ロートシルト)
・Ch. Latour(ラトゥール)
<第2級>
・Ch. Pichon-Longueville-Baron(ピション・ロングヴィル・バロン)
・Ch. Pichon-Longueville-Comtesse-de-Lalande(ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド)
<第3級>なし
<第4級>
・Ch. Duhart-Milon(デュアール・ミロン・ロートシルト)
<第5級>
・Ch. d’Armailhac(ダルマイヤック)
・Ch. Clerc-Milon(クレール・ミロン)
・Ch. Batailley(バタイエ)
・Ch. Haut-Batailley(オー・バタイエ)
・Ch. Haut-Bages-Libéral(オー・バージュ・リベラル)
・Ch. Croizet-Bages(クロワゼ・バージュ)
・Ch. Lynch-Bages(ランシュ・バージュ)
・Ch. Lynch-Moussas(ランシュ・ムーサ)
・Ch. Grand-Puy-Ducasse(グラン・ピュイ・デュカス)
・Ch. Grand-Puy-Lacoste(グラン・ピュイ・ラコスト)
・Ch. Pédesclaux(ペデスクロー)
・Ch. Pontet-Canet(ポンテ・カネ)
合計18シャトーです。


コルク平面化。(抜栓したコルクは置いてありました。笑)
IMG_9282

Alc.13%。
濃いガーネット。
IMG_9290

黒ベリー、ブラックチェリー。
若干果実味残りますが熟成香の強さを感じますね。
胡椒系スパイスも香ります。
辛口アタック。
味の中心はドライな感じ。
もう少しふくらみが欲しい気がする味です。
苦味にも似たパサっとした味わいは、
特にドラマが始まるでもなく、余韻へ終息していきます。

無難ですがエレガントな感じはしませんね。
これはラフィットにも似ています。(笑)


*****


Château Duhart-Milon 2011
RRWポイント 88点


Château Carbonnieux 2011 Pessac-Léognan

グラーヴの格付けシャトー、シャトー・カルボニューを試します。
赤・白共に格付けされる歴史あるシャトーではありますが、
エチケットに見つかる「ファミーユ・ペラン」の文字。
南ローヌのシャトー・ド・ボーカステルで有名なところと同じ名前?


IMG_8802
1956年にこのシャトー・カルボニューを入手したペラン家は別物ですね。
フランスじゃ、よくある名前なんでしょうか。


さすがに公式ページはミレジムごとに整理され情報豊富。
2011年のセパージュは、
・カベソー 60%
・メルロー 35%
・カベフラ 5%
(親切に裏ラベルにも書いてますが。)
樽熟は新樽率35%で16~18ヶ月となっています。


シャトー訪問。
Carbonnieux02
ちょっと天気イマイチですが、立派なところなのは確認。

以前、マラルティック・ラグラヴィエールのときに作った地図再利用。
Carbonnieux01
グラーヴの格付けシャトー全部一枚の地図に記していますが、
今回シャトー・カルボニューにもマル印をつけました。

以下に、グラーヴ格付けシャトーの一覧を記します。(2度目です。笑)
1953年に最初の格付けが行われ、1959年に修正、全16シャトーが認定されています。

<赤>のみ:7シャトー
・シャトー・オー・ブリオン(Château Haut-Brion / Pessac)[メドック第1級]
・シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(Château La Mission-Haut-Brion / Talence)
・シャトー・パプ・クレマン(Château Pape-Clément / Pessac)
・シャトー・ド・フューザル(Château de Fieuzal / Léognan)
・シャトー・スミス・オー・ラフィット(Château Smith-Haut-Lafite / Martillac)
・シャトー・オー・バイィ(Château Haut-Bailly / Léognan)
・シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン(Château La Tour-Haut-Brion / Talence)
 (※2005年にラ・ミッション・オー・ブリオンに統合)

<赤・白>両方:6シャトー
・ドメーヌ・ド・シュヴァリエ(Domaine de Chevalier / Léognan)
・シャトー・ラトゥール・マルティヤック(Château Latour-Martillac / Martillac)
・シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール(Château Malartic-Lagravière / Léognan)
シャトー・カルボニューChâteau Carbonnieux / Léognan)
・シャトー・ブスコー(Château Bouscaut / Cadaujac)
・シャトー・オリヴィエ(Château Olivier / Léognan)

<白>のみ:3シャトー
・シャトー・クーアン(Château Couhins / Villenave-d’Ornon)
・シャトー・クーアン・リュルトン(Château Couhins-Lurton / Villenave-d’Ornon)
・シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン(Château Laville-Haut-Brion / Talence)
 (※2009年からラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランとしてリリース)

メドックのように等級はありません。
しかし、メドック第1級のシャトー・オー・ブリオンは別格でしょうし、
赤・白両方で認定されたシャトーのほうが格上という考えもありそうです。
実際、赤・白両方格付けされた6シャトーは、異口同音に自身のサイトなどで、
「我は赤・白とも認定された6シャトーのひとつなり」と高らかにうたっています。


エチケット平面化画像。
IMG_8718


キャップシールも特徴的だったので激写。
IMG_8797
空きスペースに剥がしたインポーターのシールを貼っておきます。


さて、抜栓です。
IMG_8803
横んちょにちゃんとミレジムが入ってるタイプですね。

コルクも平面化撮影しておきます。
IMG_8799

Alc.13.5%。
濃いガーネット。褐変感じるエッジです。
IMG_8801

ブラックベリー、ブラックチェリー、生野菜香も。
スワリングでフレッシュな香りが増えてきます。
辛口アタック。
味の構造感はありますが、厚みが少し弱いかな。
カルボニューはブルゴーニュ的とも言われるほど軽めなんだそうで。
それがこの厚みの弱さなんでしょうね。
喉越しで感じるタンニンは柔らか。
余韻は深く長いです。

全体的に非常にエレガントでいいんですが、
味の中心の何かが不足しているような気もします。

そうそう、酸味もあるんですが、
これはフレッシュネス以外の何ものでもないのでマイナスにならず。


*****


Château Carbonnieux 2011
Pessac-Léognan
Famille Perrin
RRWポイント 90点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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