Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

2012年

Vesevo Taurasi DOCG 2012

南イタリアのバローロとも言われるタウラージDOCGです。
以前、Beneventano IGTのアリアニコをいただいたVesevoのタウラージ。
レベルの高い作り手と思います。タウラージも過去飲んだのはどれもおいしく、
Vesevo+タウラージという組み合わせは最強じゃないかと期待が高まります。


IMG_1853
タウラージDOCGは、1970年DOCとして制定、1993年にDOCGに昇格。
アリアニコを85%以上使うのが規定。15%は何を混ぜてもいいのが?ですが。(笑)
熟成は3年。内1年は木樽を使用します。上級のリゼルバも設定されていて、
こちらは4年、内木樽で1.5年と、気の遠くなるような熟成期間です。(笑)


Vesevoはイタリアのワイナリー大手ファルネーゼ傘下でしたね。
ファルネーゼとカンパーニア州の生産者が2000年に共同経営で設立しました。
近くのヴェスヴィオ火山(Vesuvio)のラテン語名を名前にしています。
よって、ワイナリー&ワイン情報はファルネーゼ公式ページ内にあります。

木樽での熟成を規定より長い16ヶ月やってるそうです。
インポーター(稲葉)のサイトにもこの作り手の情報はあります。


恒例の訪問ですが、前回ワイナリー訪問しようとしたときも発見できませんでした。
公式サイトに住所も地図も載ってるんですが、どうも不正確な情報のようです。
仕方がないので、タウラージDOCGと共に凡その位置を示すのみにしておきます。
Vesevo01
カンパニア州都ナポリの東、アヴェリーノ地方。標高は400mから500mと高め。
ヴェスヴィオ火山が近くにありますね。

これはネットで拾ったアリアニコ品種のDOC/DOCG地図なんですが、
なんとななくタウラージの位置がおかしいです。少し南にずれてるような。
よく見ると拡大地図は斜めに切り取ってありますね。気をつけないと。
Vesevo02
FianoGrecoなど白のDOCGも書いてあるのは位置関係がわかり助かりますが。
また、アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ(Aglianico del Vulture)はDOCGではありません。
2010年にDOCGに昇格したのは「Aglianico del Vulture Superiore」です。
共にカンパニア州ではなくバジリカータ州(土踏まずの部分)になります。


ラベル平面化画像。
IMG_1813
裏ラベルには、伊・英語両方で、VesevoがVesuvio火山の古い名前だとか、
火山の噴火によってミネラル豊富な土壌の恩恵があるとか書かれています。


さあ、抜栓です。
IMG_1849
シンプルに「TAURASI」とだけ書かれています。

コルクを平面化しても「TAURASI」だけでした。
IMG_1851
5年耐用のDIAM5を採用。長熟タイプですからね。

Alc.14%。
濃い濃いガーネット。粘性の涙がはっきりしてます。
IMG_1852

黒ベリー、カシス、ブラックチェリー、リコリス。
ヌルッと樽香もきます。
辛口アタック。
深み・厚み・構造感…。
タウラージ の深淵に入ったような満足感がある味です。
乾いたような味わいはアリアニコの個性ですね。
過去に飲んだアリアニコとも共通の特徴です。
この感じ、嫌いじゃないです。
喉越しで霞のような酸を感じますが、
これはこれで重々しくさせなくていいです。
余韻からフィニッシュでタンニンの収斂性も楽しめます。

やはりタウラージにハズレなしって気がします。
バローロとは別モノですが、バローロより好きかも。


*****


Vesevo
Taurasi DOCG 2012
RRWポイント 94点


Château de Chambert Grand Vin 2012 Cahors Malbec

フランス南西地方、AOCカオールのマルベックです。
このシャトー・ド・シャンベールというのは歴史が10世紀にも遡るという、
カオールの始祖のような存在で、そもそもカオール自体のワインの起源が古く、
百年戦争以前の中世ではボルドーより栄えてたとか。
しかし、このワイン、ワインくじの小当たりだったのは内緒。(笑)


IMG_1702
実際の10世紀の書物には、今もシャトー・ド・シャンベールがある町、
フロレッサ(Floressas)の丘に広大なブドウ畑があったという記述があります。
その後、一帯300haにも畑は広がって栄えたそうですが、19世紀の病害虫
(ウドンコ病・ベト病・フィロキセラ)で壊滅し、荒廃していったそうです。
1974年には全面植え替えでオーガニック栽培に転換、現在に至ります。

シャトー・ド・シャンベールはECOCERT認証を受けたカオール最大の生産者で、
DEMETER認証を受けた南西地方最大のビオディナミ生産者でもあります。


公式ページはなかなかよくできていて情報豊富。


ヒストリーのページに面白いものがあったので拝借しました。
1867年に描かれたシャトーの見取り図面。8LDKらしいっす。(笑)
11
この写真は1900年頃のシャトーから見たフロレッサの町だそうで。
当時のブドウ畑ってなんだか大らかですね。(笑)

さて、今日のワイン「Grand Vin」はここのフラッグシップらしいです。
・マルベック 100%
シャトーの一番古い畑の古木からだそうで、当然オーガニックでビオディナミ。
熟成は新樽率20%(残りはセカンドユース)のフレンチオーク樽で12ヶ月。

因みにAOCカオールは赤ワインのみ、マルベックを70%以上使用が条件です。
マルベックは、コ(Côt)、オーセロワ(Auxerrois)とも呼ばれてます。


シャトー訪問です。小高い丘の上で畑に囲まれなかなか立派。
Chambert01
しかし、ポツンと一軒家状態でストビューでは近づけませんでした。
これはGoogle Mapにアップしてあった写真から拝借。

カオールの地図でいうと、この辺りにシャトー・ド・シャンベールがあります。
CahorsB
何となくピンと来ない地図ですね…。

例によって、Google Map上にAOCカオールとシャトーの場所を転記。
CahorsA
フロレッサの町のすぐ横、周辺の畑がシャトー・ド・シャンベールになります。
カオール全体をガロンヌ川の支流ロット川が蛇行して貫いてるのがわかります。

南西地方は「川」で理解せよ、でしたね。
SudW01
川がどこをどの方向に流れてるか理解したら、あとはその流域に注目です。


エチケット平面化画像。シャトーは1690年設立のようです。
IMG_1622
しかし、このインポーターシール、ひどい貼り方です。

そして、非常に剥がしにくい。結局ビリビリになりました。
IMG_1623
大事なユーロリーフのマークが隠されてました。困りますね~。


さあ、抜栓。
IMG_1698
コルクは横ミレジムでいい感じですよ。

平面化したらこうです。
IMG_1700
シャトーのイラスト入りです。

Alc.14%
濃い濃い、黒いくらいのガーネット。そう、カオールの異名は「黒ワイン」。
涙は細かいんですが、輪郭がハッキリしていて色付きです。
IMG_1701

黒ベリー、チョコ、スモーキーです。
かつ、微妙に動物的ニュアンス…ブレタノマイセスかな?
辛口アタック。
少し酸も感じるんですが、圧倒的な厚みで迫力あります。
スパイシー、濃い複雑な味わいが続きます。
タンニンも相当ある感じながら見事に溶け込んでいますね。
余韻も重々しくじんわり続くと思いきや、
最初の酸が少し軽く感じさせてくれるのがナイスプレー。

ビオワイン的な雰囲気もあるにはありますが、美味しけりゃOKです。
ビオディナミ、実はいいんじゃない?(笑)


*****


Château de Chambert
Grand Vin 2012
Cahors Malbec
RRWポイント 94点


Château Rauzan Gassies 2012

久しぶりのボルドー格付けワインをいただきます。
メドック格付け第2級、シャトー・ローザン・ガシーです。
以前ロルム・ド・ローザン・ガシーなるオー・メドックを試してますが、
今日のはファースト・ラベルでございます。


IMG_9792
でかくて、なかなか迫力あるエチケットです。わくわく。


公式ページはなんと工事中。

よって、ネット情報です。
・カベソー 71%
・メルロー 29%
カベフラとプチヴェルドも少量ブレンドされる年の方が多いようですが。
樽は新樽率50%で12ヶ月。若干軽めでしょうか。
パーカーおじさんの評価は88+点だそうです。


シャトー訪問。隣はローザン・セグラ。もとは同じシャトーです。
Gassies01
後方にちらっと見えるのは位置関係から言ってマルキ・ド・テルム。

過去何度もやってますが、マルゴー格付けシャトーまとめをします。
Margaux01
今回は外れにあるドーザックとデュ・テルトルも1枚に収めました。
おかげで、右下が北になります。ご注意を。


エチケット平面化画像。
IMG_9781


さて、抜栓。
IMG_9790
キャップシール、コルク共、さすがに格付けシャトー仕様ですね。

コルク平面化画像もどうぞ。
IMG_9789
ここではエチケットのように2級とわざわざ書いてません。(笑)

Alc.13%。
濃い、透けにくいガーネット。
IMG_9791

黒ベリー、スパイス…。あまり特徴的な香りではありません。
ソフトな口当たりの辛口アタック。
味の構造感は充分ながら、
全体的にはソフトで主張が少ない気がします。
これまたソフトなタンニンの軽い収斂性を感じた後、
余韻はバランスのいい味わいで続きます。

こじんまりと美味いんですが、傑出した感はないかな~。
パーカーおじさんの88+点はわかります。


*****


Château Rauzan Gassies 2012
RRWポイント 91点


Domaine A. et P. de Villaine Bouzeron 2012

DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の共同経営者、
オベール・ド・ヴィレーヌ(Aubert de Villaine)氏が自ら手掛ける、
Domaine A. et P. de VillaineのAOC Bouzeronをいただきます。
品種は、ブルゴーニュ全体の6%というアリゴテ(Aligoté)です。


IMG_9607
「AOC Bouzeron」はブルゴーニュで唯一アリゴテ種の白ワインに認められたもの。
「AOC Bouzeron」の制定をINAOに働きかけたのがオベール氏なんですね。
(1998年、地域名Bourgogne Aligoté Bouzeronから村名Bouzeronに昇格。)

オベール氏の頭文字「A」とパメラ夫人の「P」をとって、
ドメーヌ名が「Domaine A. et P. de Villaine」ということなんですが、
2015年より「Domaine de Villaine」としています。
今日のは2012年なので改名前ですね。

公式ページはこのBouzeronの画像。フラッグシップなんですかね。

データもミレジム毎完備。
アリゴテには2種類あり、アリゴテ・ドレ種が使われています。
アリゴテ・ドレは「Aligoté doré」、金色のアリゴテという意味です。
もう1種はアリゴテ・ヴェール(Aligoté vert)、緑色のアリゴテです。
アリゴテ・ドレの方が小粒で酸味が穏やか且つ芳香が豊かなんだそうです。

以前、Bourgogne Côte Chalonaise La Fortuneを試していますので、
その時の画像を再掲しながらおさらいしましょう。
これがドメーヌ・ド・ヴィレーヌです。
Villaine01

コート・ドールの南端のすぐ隣です。コート・シャロネーズの始まり。
carte
(公式サイトにあった地図を拝借してます。)

ブーズロン村の真ん中あたりにあります。
VillaineBouzeron01
以前飲んだ赤はブーズロンのLa Fortuneという畑からでしたが、
今日のブーズロンはどこだか不明。
Les Clous(モノポール)とLa Digoineにも畑を持ってますので、
この辺り何でしょうかね。

コート・シャロネーズも以前作成の地図でおさらいです。
CotesChalonaise01
モンタニーは4つの村にまたがり、白(シャルドネ)だけでしたね。


エチケット平面化画像。
IMG_8228
ブーズロンにあるドメーヌがブーズロンと名乗るワイン。
トップページやワイン紹介の一番目に載せて誇らしげです。


さて、抜栓。
IMG_9603
横ミレジム入り。白キャップもドメーヌ名入り、いい感じです。

コルク平面化撮影しました。
IMG_9609
「Bouzeron」だけ後で入れてるような気がしますが、一応専用品。

Alc.12.5%。
濃い黄金色。
IMG_9604

柑橘系、梅酒の香りも。
すえた香り。(かすかですが欠陥臭?)
酸味ではあるのですが、独特な酸のアタックです。
この酸味がアリゴテの個性でしょうか。
味は濃さを感じ、厚みはあります。
しかし、不思議な風味…。
個性的と言えば許せなくもないんですが、
古さ、痛んだ臭いとも感じます。

もっと若いうちに飲むべき?
アリゴテの個性?
微妙だな~。


*****


Domaine A. et P. de Villaine
Bouzeron 2012
WWWポイント 75点



RRW02

Alejandro Fernández Tinto Pesquera Crianza 2012 Ribera del Duero

Ribera del Dueroのテンプラニージョの巨匠アレハンドロ・フェルナンデス。
パーカーおじさんも「スペインのペトリュス」とベタ褒めだそうです。
(Gran)Reservaもありますが、そこは若干お手頃のCrianzaをチョイス。(笑)
以前、同じ作り手のデエサ・ラ・グランハが結構よかったので楽しみです。


IMG_9143
独特のラベルデザイン(フォント含む…笑)。ボトルにも同じ門の浮彫。


公式ページは「Familia Fernández Rivera」名になっています。
前に覗いた時は「Grupo Pesquera」だったような気がしますが…。
傘下に4つのワイナリーを運営してるんでしたね。
本拠地リベラ・デル・ドゥエロの「Pesquera」と「Condado de Haza」、
Zamoraに「Dehesa la Granja」、Campo de Criptanaに「El Vínculo」。

ワイン情報となると、最新ヴィンテージの2016年しか載っていません。
・テンプラニージョ 100%
これは変わらないと思います。
熟成もアメリカンオーク樽で18ヶ月で変わらないようですね。
+6ヶ月ボトルで熟成とも書いてます。


さあ、ワイナリー訪問。
TintoPesquera01
ラベルと同じ門がありますね。これがシンボルになってるわけですか。
この前の道を隔てた向かい側がすぐドゥエロ川になってます。
川沿いにずっと行くと、前に飲んだFinca Villacrecesやベガ・シシリアに到達。

いつもの地図でリベラ・デル・ドゥエロの位置を確認しておきましょう。
TintoPesquera02
バジャドリー(一般にはバリャドリードとも)の東側のドゥエロ川沿いです。


エチケット平面化画像。
IMG_8432
インポーターのシールが見事に裏ラベルを隠してるので剥がしました。(笑)
一部下のラベルが剥がれたりしましたが何とか見られる状態にしました。
スペイン語ではありますが、アレハンドロ・フェルナンデスのメッセージが。
「いかに頑張ってこのワインを作ったか」という大事なメッセージです。
ほんと、何度も言いますが、裏ラベルの件に関してはインポーターの皆さん、
よく考え直していただきたいものです。

さてさて、抜栓。
IMG_9144
専用コルクにキャップシール。横ミレジムも入っています。

コルクも平面化撮影しておきます。
IMG_9138
ここにもシンボルの門のイラストがありました。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_9139

黒ベリー、生っと熟成香を感じます。
辛口アタック。
味の厚み、滋味、なかなかなものです。
ちょっとブレタノマイセス風味がある気がしますが、
うまさが帳消しにしてくれるので気にしない。(笑)
タンニンはシルキーで、
最後まで味の厚みをキープしてくれています。
やはり巨匠の醸すテンプラニージョは美味しいです。


*****


Alejandro Fernández
Tinto Pesquera Crianza 2012
Ribera del Duero
RRWポイント 94点


Cave de Lugny Mâcon-Lugny 2012 La Carte Lieu-Dit

最近ちょっとづつ、白ワインの合わせ方がわかってきました。
なので、Red Red Wineとうたいながら、白が増えつつあります。(笑)
今日はブルゴーニュ、マコン・リュニー(Mâcon-Villages)です。
以前、ルフレーヴのMâcon-Verzéをいただきましたね。おさらいです。


IMG_9024
カーヴ・ド・リュニーは1926年リュニーの地で創業。
1400ヘクタールの膨大な畑を持つ、大規模ワイン生産者協同組合でもあります。
全ブルゴーニュの白ワイン生産量の約10%を占める最大級の生産者です。


公式ページにそこそこワイン情報はありました。
「La Carte」という畑はカーヴ・ド・リュニーのモノポールだそうで。
地域名AOC、Mâcon-Villagesの主力だそうです。
(Mâcon-Verzéでも見ましたが、Villagesに代わりに村名を入れられます。)
当然のシャルドネ100%。樹齢は40年。
手摘みと機械で収穫。熟成に樽は使いません。


畑の場所はわかりませんが、同じリュニーですからワイナリーの近くでしょう。
Lugny02
確かに規模は大きそうな建物です。


マコネ地域とリュニーの位置を把握するため拾い物の地図を見ましょう。
carte-vin-bourgogne
う~ん。わかりやすいような、わかりにくいような…。

え~い!やっぱりGoogle Mapに書き込みしてみましょう。
Lugny01
うん、やっぱりこの方がイメージしやすく頭に入ります。
ルフレーヴのマコン・ヴェルゼよりも北寄りにリュニーはありました。
他のAOCも書き込みました。
南の「ソリュトレの奇岩」の周辺にプイィ・フュィッセ他AOCが集中してます。
プイィ・フュィッセには1級畑があります。


エチケット平面化画。
IMG_8915


さあ、抜栓。
IMG_9025
うん、普通です。

でも、コルクも平面化撮影しておきます。
IMG_9026
5年耐用のDIAM5を使用。

Alc.13%。イエロー。
IMG_9022

ライム、バニラ、バターっぽくも。
爽やかな酸味が先に到達するアタック。
ミネラル感も豊富でバランスを取ってますね。
凝縮感ありありのまま余韻に入ります。
最後まで酸味は主張するのですが、
これはこれでフレッシュ感あって美味しいです。


*****


Cave de Lugny
Mâcon-Lugny 2012 
La Carte Lieu-Dit
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Château La Croix Toulifaut 2012 Pomerol

値段からすると割と上等なポムロールではないかと思いますが、
正月に買った、ちょっと高めのワインくじのハズレなのは内緒です。(笑)
これで美味しかったら結果オーライなんですが。


IMG_8710


公式ページはここ。
ポムロールのシャトー・ラ・クロワ・サンジョルジュなど18のシャトーを有する、
歴史あるジャヌックス家(Joseph Janoueix)のシャトーです。
セパージュは、
・メルロー 85%
・カベフラ 15%
旧サイトとやらを見ても、それ以上の情報はなし。
とにかくユーロリーフとAB認証のビオであります。(不安…。)


恒例のワイナリー訪問しようと思いましたが、住所不明。
あとの手掛かりは、公式ページに載っている外観写真と、
ポムロールのChâteau BeauregardとサンテミリオンのChâteau Figeacの間に位置するという記述です。
そのあたりのそれらしい所をシラミつぶしに探すと…ありました。
laCroixT02
ポムロールとサンテミリオンの際々でした。

外観も一致したので間違いはないでしょう。
laCroixT01
右手に見える畑はぎりぎりポムロールに入っています。


エチケット平面化画。
IMG_8428


さて、抜栓。
IMG_8707
コルク、キャップシールはやはり上等ワイン風情です。

コルク平面化画像。
IMG_8706

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_8709

ブラックチェリー。
濡れた木の樽香、もしくはブレタノマイセス(笑)
微妙にですが、ハーブ、シナモンとも言えます。
フレッシュ感ある辛口アタックです。
味はしっかりしてそうですが、軽さも感じます。
メルローらしいといえばメルローらしいです。
かすかなブショネも疑う余韻の風味…。

ビオだからなのかな?
そう思い込めば飲めないでもないですが、
薄っぺらさと、ブショネ疑惑の味が評価を下げます。


*****


Château La Croix Toulifaut 2012
Pomerol
RRWポイント 85点


Josef Biffar Pax Veritas Spätburgunder Trocken 2012

近所のグランマルシェが6月いっぱいで閉店しました。
非常に残念でしたが、閉店間際はワインどれでも半額セールとなり、
ここぞとばかりにたくさん買い込ませていただきました。(笑)
そんな中の1本、ドイツのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)です。
この「Josef Biffar」なるワイナリー、グランマルシェのインポーター、
「徳岡」の所有ワイナリーと知ったのは今回買い込んだ後でした。


IMG_8874
2013年からは日本人醸造家の徳岡史子さんが社長兼醸造責任者だそうで。
当然ながら、インポーター「徳岡」の創業家の方ですね。

公式ページはドイツ語ですが、やっぱりですが日本語表示できます。
しかしながら今日のワインの情報は皆無。
徳岡のサイトにも紹介はありますが、大した情報なし。
まあ、しかたがないのでワイナリー訪問へ移ります。


ううっ!
ファルツにあるダイデスハイム(Deidesheim)という町ですが、
何ということか、ストリートビューがありません!!
JosefBiffar01
上空写真でお茶を濁します。建物の写真はYoutubeからのキャプチャー。(笑)

昔描いた地図でドイツ内の位置関係を見ておきましょう。
Pfalz01
ドイツワイン辞典様より拝借した地図を使用しております。)


ラベル平面化画像。
IMG_8830
いわゆるQbA(Qualitätswein)、特定産地上質ワインですね。


さて、抜栓。
IMG_8872
キャップシール、コルクは無味乾燥…。

Alc.13.5%。
クリア過ぎるルビー。全房発酵でしょうか?
IMG_8873

ラズベリー、やはり茎っぽさも感じます。
辛口アタック。
酸味は感じないくらい穏やかです。
味の厚みはまあまあ。
微かな苦味はいいアクセントになってます。
甘みや果実味は少なく、冷たい感じでもあります。
しかし、
昔飲んだ独特な風味のドイツのシュペートブルグンダーとは違い、
辛口の上等ピノの雰囲気があります。

最初はゲロまずじゃなかったらいいのにな~くらいに思ってましたが、
どっこい、なかなかなもんです。


*****


Josef Biffar
Pax Veritas
Spätburgunder Trocken 2012
RRWポイント 89点


Feudi del Pisciotto 'Versace' Nero d'Avola 2012

ネロ・ダーヴォラを物色していたら、こんなのがありました。
ワインとイタリア・ファッションのコラボレーションということで、
ヴェルサーチのマークがエチケットにでかでかと描かれています。


IMG_8839
ヴェルサーチ所有のワイナリーというわけでもなく、ただのコラボ。
ただ、ヴェルサーチの専任デザイナー、ドナテラ・ヴェルサーチさんは、
このネロ・ダーヴォラという品種をこよなく愛してらっしゃるそうで。


公式ページは、「Domini Castellare di Castellina」というグループ名で、
1978年にキヤンティ・クラシコで始まったカステラーレのサイト内にあります。
今ではトスカーナとシチリアに4つのワイナリーを所有しているようです。
今日の「Feudi del Pisciotto Nero d'Avola」は情報も十分載ってました。

・ネロ・ダーヴォラ 100%
熟成は新樽率50%のバリックで10ヶ月+ボトルで8ヶ月です。
「Feudi del Pisciotto」の取得は2002年だそうで、
ファースト・ヴィンテージが2007年になっています。


早速、ワイナリー訪問。シチリア島へGO!
Versace01
きれいで立派な建物です。周りを畑で囲まれています。
ホテルもやっているようです。

別アングルで遠目にながめてみます。
Versace02
島の南側のニシェーミ( Niscemi)という町にあります。


エチケット平面化画像。
IMG_8447
「IGT Terre Siciliane」ですね。
2011年にSiciliaがIGTからDOCに格上げされ「DOC Sicilia」になった際、
その下に従来のIGT Siciliaの代わりに設定されたのが「IGT Terre Siciliane」。
シチリア島全域に適用されます。


インポーターのシール剥がしました。で、隠れていたのがコレ。
IMG_8856
生産者の正確な名称と所在都市。これ結構重要な情報なんですよ。
アルコール度数もシールが本当かどうか確認がしたいですしね。


さて、抜栓。
IMG_8840
キャップシール、コルクはショボめです。

Alc.14%。
ガーネット。クリア感があります。
IMG_8837

涙が細かいですが、ねっとり太めです。
黒ベリー、ブラックチェリー、青草。
樽熟10ヶ月ですから樽香もしっかり出ています。
酸味を感じる辛口アタック。
深みのある、ちょっと重めの味を、スキッとさせてるいい酸です。
若干酸味が出過ぎなくらいのバランスがちょうどいいパターンですね。
喉越しから余韻、フィニッシュとグッドバランスが続きます。
やっぱり、ネロ・ダーヴォラは好きですね。
シシリーのテロワールも感じられますし…。


*****


Feudi del Pisciotto
'Versace' Nero d'Avola 2012
Terre Siciliane IGT
RRWポイント 91点


ドメーヌ・ルバイヤート 2012(蔵出しワインバーIN大阪)

今年も行ってきました蔵出しワインバーIN大阪
大阪のシテ島(?)とも言うべき中之島で開催される、
山梨から24社ものワイナリーが参加するイベントです。
まずは、日本ワイナリーアワード5つ星のルバイヤートから。


IMG_8778
ボトルにはラップがぐるぐる巻いてあって、写真写りはよろしくないです。


実はこのイベント、今年はまったくノーマークでした。
昨年は前売り券まで買って、はりきって行ったんですがね。
IMG_8777
京阪中之島線に乗ってたら、車内の広告に目が留まりました。
「ふ~ん、今年もやるのか...。」「えっ!今日じゃん!」
車内広告で現在開催中なのを知り、そして二駅向こうが会場です。
時間はあまりなかったんですが、思わず途中下車しましたとさ。(笑)


ドメーヌ・ルバイヤート 、丸藤葡萄酒工業は明治23年創業の老舗です。
公式ページはなかなかおシャレな感じでいいのすが、
ショップ兼用のワイン紹介はやはり情報が少ないようです。

2012年のセパージュは結局ネットで調べました。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 60%
・メルロー 20%
・プチヴェルド 20%
ここはプチヴェルドに重きを置いてるようです。
2013年にはなんと40%もプチヴェルドをブレンドしています。
樽熟は新樽率40%で12ヶ月だそうです。


一応、裏ラベルも撮りましたが、ラップぐるぐるです。
IMG_8783
セパージュと樽熟は裏ラベルに記載がありましたね。失礼。


さあ、いただきますよ。Alc.13.5%。ガーネット。
IMG_8779

黒ベリー。カベソーでしょうか、青野菜のぬるっと香。
熟成感もある香りです。
少し酸味ある辛口アタック。
喉元にも酸味が広がりますが、
きれいなタンニンでまとめられた味はしっかりしています。
余韻で発見する苦味もいいアクセントになってます。
なかなかやるな、って感じです。


*****


丸藤葡萄酒工業
ドメーヌ・ルバイヤート2012
RRWポイント 89点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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