Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

2013年

Domaine Santa Duc Gigondas Aux-Lieux-Dits 2013

以前サンタ・デュックのエリタージュというVin de Franceをいただいてます。
なかなかのうまさだったので、もう少し上のレンジを試したくなります。
やはりジゴンダスの作り手ですから、ジゴンダスをいただいてみましょう。
パーカーおじさん91点ですって。これは楽しみ。


IMG_0671
1874年から6世代続く老舗。1984年イヴ・グラ(Yves Gras)さんが引き継ぎ、
それ以降、めきめきと頭角を現し、「ジゴンダスに君臨するチャンピオン」と、
パーカーおじさんをして言わしめるほどです。


公式ページはシンプルながら情報豊富。

今日のは3種類あるジゴンダスのラインアップ中一番下で、
「Aux Lieux-Dits」の名前が示すように複数の畑(8ヶ所)からです。
セパージュは、
・グルナッシュ 75%
・シラー 10%
・ムールヴェードル 13%
・サンソー 2%
手摘み収穫、一部除梗、自然酵母。
熟成は大樽とテラコッタのかめで18ヶ月だそうで。


ジゴンダスのワイナリー訪問。
SantaDuc01
立派な施設ですが、あまり近づけず。

公式ページの写真を拝借してコラージュしておきます。
Duc01


恒例、Google Mapからこんにちは。
SantaDuc02
ジゴンダス以外にもシャトーヌフやヴァケイラスなんかも作っています。


エチケット平面化画像。
IMG_0636
ABマーク、ユーロリーフ。


さあ、抜栓です。
IMG_0666
キャップのエンボスがカッコいいです。コルクも専用、横ミレジム入り。

コルク平面化しておきます。
IMG_0667
「Aux-Lieux-Dits」専用ということがわかりますね。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_0669

最初に来るのが酸の香り…ブショネ風…エッ!!
なんだか嫌な予感です。

黒ベリー、トリュフ、ゴム…?
飲めなくはない味ですが、明らかなブショネ臭も感じます。
ブショネ風味はつきまとうんですが、そんなにも強くない…。
まだまだ軽症のブショネの部類とは思いますが、
酸味も強めで、タンニンと拮抗していい効果は出てません。
とにかく「欠陥」確定。残念!

このブログをつけ始めてから850本ほど飲んでますが、
ブショネは疑い含め7本ありました。確率にして0.8%。
巷では2~3%といいますから、あまり高くないようですが、
全体の2割以上はスクリューキャップですから、
それを差し引いて計算すると、1%以上は出てますね。
いや、DIAMなど合成コルクも省くと…数えるのが大変ですが、
ザクっとコルクの1/3が合成コルクとして、1.7%くらいです。
世間で言う2~3%に近づいてきますね。

サランラップでブショネ臭が取れると聞いたことがあるので、
せっかくなのでこの際実験としてサランラップを投入してみました。
ポリエチレン製でないといけないという情報もあり、ポリエチレン袋も一緒に投入!
完全には無理ですがちょっと軽減された気がします。
ただ、うまくなるわけではありませんのでご注意を。(笑)


*****


Domaine Santa Duc
Gigondas Aux-Lieux-Dits 2013
RRWポイント 76点
(まだ飲めたので一応点数つけました。)

Prunotto Barolo 2013

ピエモンテを代表する老舗プルノットは以前からいろいろ試しています。
バルバレスコ、バルベーラ、ドルチェット…。今日はバローロといきましょう。
パーカーおじさんはこのバローロの2013年には91点をつけています。
アンティノリ傘下ということもあり、手堅い品質と言えると思います。


IMG_0402
プルノットが出しているバローロは3つあるようですが、これは一番下。
ただの(笑)バローロです。それでもバローロですからあまり偉くない価格です。


公式ページは昔見た時より刷新されている気がします。

バローロDOCGですから当然ながらの、
・ネッビオーロ 100%
熟成はいろんなサイズのオーク樽で18ヶ月となっています。
バローロDOCGの規定では「計38か月、内18ヶ月は木製の樽」なので、
一応クリアなんでしょうが、残り20ヶ月もボトルで置いておくんですね。


さて、久しぶりにプルノット訪問。
Prunotto01
アルバの町の外れにあります。まだまだ市街地といったところです。

バローロ、バルバレスコ含む広域の地図で位置関係をおさらいです。
Prunotto02
どの銘醸地にも等距離でいいロケーションな気がします。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_0395
プルノットはシンプルでいいですよね。ある意味カッコいい。


さて、抜栓。
IMG_0399
コルク、キャップもシンプルながらカッコいいです。

コルク平面化撮影。
IMG_0400

Alc.13.5%。
透明感のあるガーネット。
全体的に褐変気味です。粘性のある涙。
IMG_0401

黒ベリー、チェリー。
酸なのかフレッシュな感じ、プルーンとか。
スパイスもあります。
酸味乗った感ある辛口アタック。
収斂性のタンニンもいきなり来ます。
最初の一口めの風味にウットリします。
味の構造感はしっかりしていますが、最初の酸は健在ですね。
酸味含むそのままのバランスながら余韻は優雅で長いです。
飲み進めると酸はフレッシュネスと感じ、気にならなくなりますが…。
パーカーおじさんと同じ91点をつけましょう。(笑)


*****


Prunotto Barolo 2013
RRWポイント 91点


Cousiño Macul Finis Terrae 2013

出張帰りのヘルシンキ空港でコウシーニョ・マクルを発見。
同社のプレミアムワイン、フィニス・テラエじゃないですか。
チリの高級ワインは日本ではあまり見かけないので思わずゲットです。


IMG_9772
チリ滞在中に訪問し、チリワインにハマるきっかけになったワイナリーです。
チリでのワイン造りの黎明期まで遡る歴史を持っていますが、
Viña Cousiño Maculとしての創立は1856年。それでも160年前です。


公式ページはなかなか立派です。
CM0
ワイン紹介もミレジム毎ではないですが充実してます。
フィニス・テラエは、
・カベソー 65%
・メルロー 35%
DOは、サンティアゴ周辺のValle del Maipoになります。
樽熟は新樽で18ヶ月。


ワイナリー訪問。老舗だけあってサンティアゴの市街地にあります。
Cousino01
なんだか昔撮った写真と雰囲気は変わっていますね。


エチケット平面化画像。
IMG_9744
裏ラベルはフィンランドのインポーターのものです。(笑)


さて、抜栓。
IMG_9773
さすがの横ミレジム入り、Finis Terrae専用品です。

Alc.14%。
濃い透けにくいガーネット。粘性の涙です。
IMG_9771

黒ベリー、スパイス、青野菜。
カベソーブレンドの王道ですね。
ハツラツとした辛口アタック。
かすかな酸味がありますが、
さっぱりさせる効果になっています。
味の厚み、複雑味、貫禄あり。
シルキーなタンニンは、
喉越しでごく軽めの収斂性を感じます。
余韻で甘みも出て来て、仕上げのハーモニーでしょうか。
やはり、まずまずの満足いく1本でした。


*****


Cousiño Macul Finis Terrae 2013
RRWポイント 92点


Cavino Nemea Reserve 2013

先日ドイツで飲んだギリシャのクシノマヴロはなかなかでした。
すると、やまやにギリシャワインが入荷されているのを発見。
今度はネメアのアギオルギティコを試してみようとコレをゲット。


IMG_9733
ぺロポネソス半島にあるネメアはギリシャ最大の赤ワインPDOで、
ギリシャの代表黒品種アギオルギティコの原産地でもあります。
ネメアがヘラクレスの生誕地なことで「ヘラクレスの血」とも呼ばれるそう。


公式ページはよく出来ていて、なんと7ヵ国語に切り替えできます。

英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、中国語と、
当然ながらのギリシャ語で計7ヵ国語です。
「国外に輸出した~い」という姿勢の表れでしょうね。
実際、ウゾ(Ouzo)というアニス酒含め生産の75%は輸出なんだそうです。

今日のワインは、
・アギオルギティコ(Agiorgitiko)100%
熟成はフレンチオーク樽で1年、その後ボトル詰めされ、さらに最低1年です。
これはReserveの仕様ですが、さらに上にGrande Reserveがあり、
フレンチオーク樽で2年、ボトル詰め後にさらに最低2年となっています。
今日のが美味しければグランド・リザーヴも試してみたいですね。


さて、ワイナリー訪問です。
Cavino02
ペロポネソス半島の北端、エギオの町の近くに大きな施設があります。

ここはナウサPDOのクシノマヴロやマンティニアPDOの白ワインも作ってます。
Google Map上でCavinoの場所とネメアPDOの位置関係確認。
Cavino01
アテネから車で2時間。ネメアから1時間半ってな距離です。
ナウサに至っては5時間はかかります。


ギリシャの主要産地を見ておきます。
Tsantali04
ネメア、ナウサ、マンティニア、一緒に確認しておきましょう。
因みにマンティニアの白はモスコフィレロという品種です。


ラベル平面化画像。
IMG_9713
おっと、インポーターシールが裏ラベルを隠しています。

ギリシャ語ならまあ仕方ないですが、一応、剥がしてやりました。
IMG_9715
なんと、ドイツ語と英語でした。樽熟が14か月、瓶で2年とあります。
公式ページの情報と違いますね。重要な新情報が隠れてました。(笑)


さあ、抜栓です。
IMG_9735
コルクはCavino名入り。キャップシールにはNemeaと入ってます。

Alc.13%。ガーネットです。
IMG_9732

ラズベリー、プラム、フィーグ…かな。
いや、あずき、小倉あんの風味が…。(笑)
辛口アタック、甘みある酸もかすかに感じます。
ドライな味わい。薄っぺらさとも取れます。
でもスカスカではなく、味はしっかりある。
タンニンは喉元に穏やかに来ます。
味の芯の軽さのせいで余韻もあっさりしてるのが残念。

全体の下地にシナモンか黒糖風味の独特な感じがあります。
フランス、カオールのマルベックっぽい気がしました。(?)


*****


Cavino Nemea Reserve 2013
RRWポイント 88点


Weingut Dr. Heger MIMUS Spätburgunder 2013 Trocken

ドイツ出張のついでに地元バーデンのワインを物色しました。
ドイツ内でも南の方の産地。赤が多いのがうれしいです。
やはりシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)をゲット。
VDP等級のErste Lage(エアステ・ラーゲ)、1級畑ワインです。


IMG_9729
ドクター・ヘーガー(Weingut Dr. Heger)という1935年創業の生産者。
ドイツワイン辞典のバーデンの著名生産者の筆頭に上がっていました。


公式ページは立派なものですが、ワイン情報はショップ兼用。

50ユーロもするVDPのGrosse Lage(特級畑ワイン)も載ってますが、
今回行った一応ワイン専門店には26ユーロのこれしか置いてませんでした。
(トップの写真、値段が貼ったままです。…笑)
スーパーですと、種類は多いのですが10ユーロ以上のは見当たりません。
ドイツで上等ワインを買うには生産者直接かネットショップなんでしょうね。

肝心のワイン情報は貧弱です。よってネット情報から…。
イーリンゲン(Ihringen)にあるWinklerbergの畑の古木のピノ・ノワール100%。
新樽率50%のバリックで15ヶ月熟成だそうです。

VDP (ファーデーペー、Verband Deutscher Prädikatsweingüter)について、
おさらいをしておきましょう。
ドイツのQbAやPrädikatsweinの等級は甘さが基準で品質自体がわかりにくいですね。
そこで、VDP(ドイツ高品質ワイン醸造家協会)が1910年に独自に審査・認定を始め、
畑に格付けをしています。テロワール重視のフランス式ってことですね。
下の写真にあるように、キャップシールのVDPロゴ(鷲のマーク)を入れた上で、
以下の等級を表記することになります。
・Gutswein(グーツヴァイン)・・・地域名ワイン
・Ortswein(オルツヴァイン)・・・村名ワイン
・Erste Lage(エアステ・ラーゲ)・・・1級畑ワイン
・Grosse Lage(グローセ・ラーゲ)・・・特級畑ワイン
 この特級畑からの辛口ワインには、特に、
・Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェックス)・・・“Grand Cru”
 と表記され、Qualitätswein trockenが併記されます。
IMG_9728
今日のワインはErste Lage。Qualitätswein trockenも併記されてます。


さて、ワイナリー訪問。ストビューがないのでアップされてた写真です。
Heger01
バーデンのベライヒ、Kaiserstuhl(カイザーシュトゥール)にある、
イーリンゲン(Ihringen)の町中にあります。ライン川渡ればアルザス。
「Weinhaus Heger」はネゴシアンとしての名前のようです。


ドイツの13のワイン生産地の最南端バーデンを地図で確認しておきます。
Heger02
Tauberfranken(タウバーフランケン)からBodensee(ボーデンズィー)まで、
バーデンのベライヒも書き込んでいます。
今日の作り手はベライヒKaiserstuhl(カイザーシュトゥール)になります。


ラベル平面化画像。ドイツにしては洒落たデザインです。
IMG_9703
「Mimus」は現当主の御父上(2004年に他界)の幼少時の名前だそうで。


さて、抜栓です。
IMG_9724

コルクも平面化撮影しておきます。
IMG_9723

Alc.13.5%。
クリアなルビーです。
IMG_9725

フランボワーズ、スパイス。
しっかりした樽香が感じられます。
かすかな甘み感じるんですが、トロッケン(ドライ)なアタック。
出過ぎない酸と、シルキー過ぎるタンニンがいい具合です。
このいいバランスのまま至福の余韻へ突入。
まさに上等ブルゴーニュの風格。

ドイツのピノ・ノワールは独特の香りと味だと理解していましたが、
とんでもないです。激うまもありました。


*****


Weingut Dr. Heger
MIMUS Spätburgunder 2013
Trocken 
Ihringer Winklerberg
RRWポイント 94点


Familia Torres Mas La Plana 2013 DO Penedès

トーレスが本拠地ペネデスで醸すカベソー、マス・ラ・プラナです。
実は2012年を前に試してますので2回目になります。
1年の違いはあるんでしょうかね。


IMG_9556


公式ページでは、数々の賞に輝いたカベソーとして鼻高々な様子です。

トーレスの人もフランスのカベソー・コンテストで優勝したと自慢気に語ってました。
パーカーおじさんは2012年に93点、今日の2013年に93+点をつけてるそうです。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
樽熟は85%新樽のフレンチオークで18ヶ月です。


トーレスの施設は前に訪問してますので割愛。
マス・ラ・プラナの畑のショットを再掲しておきます。
Torres03

マス・ラ・プラナの畑はこんな位置関係です。
Torres04
本拠地のすぐ近くの畑であることがわかりますね。

最後に、DOペネデスの位置も確認しておきましょう。(再掲ですが)
Torres05
バルセロナから車で1時間。


ラベル平面化画像。
IMG_9558
2012年と比べると、「TORRES」が「FAMILIA TORRES」に変更されてます。


さて、いただきましょう。
Alc.14.5%。濃いガーネットです。
IMG_9555

黒ベリー、ブラックオリーブ、スパイス。
弱め香りです。
甘みと酸味を合わせて感じる辛口アタック。
味の芯は細めですね。
バランスはいいと思うんですが、もう少し厚みが欲しい。
酸味が軽く感じさせてることも一因ですね。
う~ん、2012年の時の印象とあまり変わりません。
傑出したカベソー感がないんですよね。
前と同じ88点になりました。


*****


Familia Torres
Mas La Plana 2013 DO Penedès
RRWポイント 88点


Familia Torres Altos Ibéricos Reserva 2013 Rioja

さて、いろんなところに進出してるトーレスのリオハです。
原産地呼称最上級のDOCa(Denominación de Origen Calificada)は、
Rioja(1991年)とPriorat(2000年)にしか認定されてませんので、
その二つともでワインづくりしてるってことですね。


IMG_9551
例によって生産者来日イベントで出てきた6本中の1本です。
久しぶりにスペイン語がしゃべれて、なかなか楽しかったです。
トーレスのおじさんが「スペインのどこのワインがお好み?」と聞くので、
嫌味で「Ribera del Duero」かなって答えると、困る様子も見せず、
「それもいいのあるよ。」とのお答え。トーレス、そこにもありました。(笑)


公式ページでこのワインを調べます。

2005年にリオハへ進出、エノテカの記事によると、2009年にクリアンサをリリース、
その8年後ですから2017年にこのレセルバが世に出たようです。

一部新樽のフレンチオークで16ヶ月の上、ボトルで最低20ヶ月の熟成を経ます。
レセルバが36ヶ月熟成(クリアンサは24ヶ月)なのはスペインに規定です。
・テンプラニージョ 100%


トーレスのリオハのワイナリーは「Soto de Torres」という名前であること、
「Rioja Alavesa」地区の「Labastida」の町にあることがわかりました。
早速訪問してみましたが、遠巻きにしか拝めませんね…。
RiojaTorres01
場所はエブロ川が蛇行して流れるところ。たくさんの畑が広がってます。

リオハ全体で言うと、赤い四角で囲ったのが上の地図になります。
RiojaTorres02
リオハと言っても、アルタやバハや、いろんな地域に分かれて結構広いです。


ラベル平面化画像。すごいです。全面ラベル。丸まる1周撮影です。
IMG_9550
ちゃんと、DOCa(Denominación de Origen Calificada)になってます。


さて、いただくとします。
Alc.14.5%。濃いガーネット。
IMG_9546

黒ベリー。香ばしい黒糖。煮詰まったブラックチェリー。
軽い甘・酸味を感じる辛口アタック。
フレッシュさはあるんですが重みは少々弱いかな。
安物然とはしてなくて、そこそこ楽しめる味ですが、
もっとすごいのを期待してましたからね。
少々肩透かし。


*****


Familia Torres
Altos Ibéricos Reserva 2013 Rioja
RRWポイント 89点


Torreón de Paredes Reserva Carménère 2013

今日は「日本カルメネール振興協会」の活動です。
新たなカルメネールの作り手を探して試すだけですが。(笑)
トレオン・デ・パレデスのカルメネールをいただきます。
1979年にカチャポアル・ヴァレーで創業の家族経営ワイナリーだそうで。


IMG_9409
あまり日本には入って来ていないのか、あまり見かけませんね。

公式ページは「www.torreondeparedes.cl」らしいんですが、今ひとつ貧弱。
すると、もう一つ、「torreon.cl/」という立派な公式サイトを発見しました。

なぜ2つあるのか不明ですが、情報がしっかりあるのは助かります。
ミレジムごとにデータシート完備で素晴らしいです。
セパージュは、
・Carménère 95%
・Cabernet Sauvignon 5%
となってます。
樽熟はフレンチオークの新樽で6ヶ月だそうで。 

D.O.は、「Rengo – Valle del Alto Cachapoal」となってます。
D.O.のリストでは、カチャポアルのサブリージョンとしてレンゴはありますが、
「Valle del Alto Cachapoal」までうたってるのはこの作り手だけのようですね。


まずは、ワイナリー訪問します。
Torreon_de_Paredes01
なかなか立派な門構えですがGoogle Mapでは入れません。(笑)
施設や敷地は広大で、周りの畑も美しいのはわかります。

場所はD.O. Rengoだけあって、レンゴの町のすぐ東側です。
Torreon_de_Paredes02
カチャポアル周辺含めて俯瞰して位置関係を把握しておきましょう。


ラベル平面化画像。
IMG_9101
あまり聞かないインポーターですね。
しかし、カルメネールを日本に入れてくれるのはありがたいです。


さて、抜栓。
IMG_9406
ワイナリーオリジナルのコルク、キャップシールです。

Alc.13.5%。
ガーネット。涙はあっさりめ。
IMG_9408

黒ベリー、モカ、生野菜...カルメネールの王道です。
辛口アタック。
甘み・酸味が微妙に包み込む味は、
フレッシュネスを感じるものの、
味の実態は厚みを感じにくく弱めです。
ちょっと黒糖っぽいのを感じるのはいいのですが。
余韻もちょっと凡庸ですね~。
もうちょっと頑張って欲しかったな~。


*****


Torreón de Paredes Reserva Carménère 2013
RRWポイント 88点


BANFI Chianti Classico Riserva DOCG 2013

過去にロッソ・ディ・モンタルチーノをいただいたBANFIです。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの作り手と思ってましたが、
今日のはキヤンティ・クラッシコ・リゼルヴァです。
大手だけに、なにやらいろいろやってそうですね。


IMG_9339


公式ページを見ると、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのオリジナル、
「Castello Banfi」の他、トスカーナの「Banfi Toscana」、
ピエモンテの「Banfi Piemonte」が載ってます。
Banfi Toscanaだけでもキヤンティから海岸沿いのボルゲリまで種類豊富です。
やはり、アンティノリやガヤのようにかなり手広くやってますね。

Banfiwinesという販売会社のサイトもあるようです。
創業者マリアーニ兄弟の一人、ジョン・マリアーニさんが立ち上げたそう。

作り手訪問は前回モンタルチーノのCastello BANFIへ行ってますので割愛。
というか、BANFI Toscanaを調べても所在が見つかりませんでした。


今日のワインは2015年ですが詳しい情報あり。
セパージュは、「ほとんどサンジョヴェーゼだけ」とあります。
「ほとんど」って…。(笑)
樽熟はスラヴォニアンオークの大樽で12ヶ月です。

ここでキヤンティ・クラッシコについてまとめておきます。
広域のキヤンティDOCが1967年にでき、1984年にDOCGに昇格します。
この時点で歴史的な地域ではキヤンティ・クラッシコを名乗れましたが、
1996年晴れてキヤンティ・クラッシコ単独でDOCGとなります。
キヤンティは最低70%のサンジョヴェーゼ使用が規定ですが、
キヤンティ・クラッシコは80%です。

熟成は、
Chianti Classico:12ヶ月(約1年)
Chianti Classico Riserva:24ヶ月以上(内3ヵ月はボトル)
Chianti Classico Gran Selezione:30ヶ月以上(内3ヵ月はボトル)
となっています。「樽使用」の規定はないことに注目です。

対象地域はこれら8つのコムーネに渡ります。
Toscana03
濃い色は全域が対象。薄い色は一部のみになってます。
キヤンティ・クラッシコ協会のページから拝借、加筆)

ついでにトスカーナ州のDOC・DOCGを地図で見ておきましょう。
Toscana02
ネットでの拾い物ですが、なかなかバッチリな地図が見つかりません。
2011年にIGTから昇格の「Maremma Toscana DOC」も載ってないですしね。


ラベル平面化画像。
IMG_9121
キヤンティ・クラッシコ協会の黒いニワトリマークがありますね。
当然、BANFIはキヤンティ・クラッシコ協会会員です。


さて、抜栓。
IMG_9341
シンプル。BANFI汎用タイプのようです。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_9338

黒ベリー、黒オリーブ、スパイス。
辛口アタック。
酸味強めな気がしますが、
味の厚みがあって気にはなりません。
同じバランスで、喉越し・余韻へスムーズに流れていきます。
酸も同じバランスで最後までついてくるんですが。(笑)

まあ、この酸もガリトマチキンに合わせると、
甘みに感じハーモニーでした。


*****


BANFI Chianti Classico Riserva DOCG 2013
RRWポイント 91点


Double Cove Marlborough Pinot Noir 2013

最近ピノ・ノワールをいただく頻度が上がっています。
自分的には中華や和食でも合わせられるので重宝しています。(笑)
せっかくなのでブルゴーニュ一辺倒でなく、いろんな国を試したいですね。
今日はある意味王道のニュージーランドです。ハズレないですからね~。


IMG_9068
お安くゲットした、多分無名のマールボロー産ピノ・ノワール。


ネットで情報探しますが、公式ページ他なかなか目ぼしい情報にヒットしません。
「Lawson's Dry Hills」というマールボローのワイナリーのチームが、
輸出用に作っているブランドが「Double Cove」だと突きとめました。
しかしながら、そこの公式ページには「Double Cove」はまったく載ってません。
仕方がないのでなぜか詳細が載っていたチェコのサイトを頼ります。
・ピノ・ノワール100%
・フランスとアメリカのオークの樽で14ヶ月

産地はマールボロー地方の真ん中のワイラウ・ヴァレー(Wairau Valley)。
Cove01
ワイナリーはマールボローの中心地、ブレナムの町にあります。
ワイラウ・ヴァレーはクラウディ・ベイに注ぎ込むワイラウ川沿いです。

一応、ワイナリーへ行っておきます。
Cove02


ラベル平面化画像。
IMG_9037


インポーターシールをはがしました。
IMG_9071


さあ、スクリュー回転でいただきます。
Alc.13%。割とクリアなルビー。
IMG_9067

ラズベリー、チェリー、かすかな茎感。
色味といい、全房発酵していたりして…。
辛口アタックです。
味は複雑味もあり、しっかりしています。
酸味、苦味がごく控えめでいいバランスですね。
喉越しから余韻も軽め浅めながら、
いいバランスは続きオールオッケー!

ピノらしいピノです。
またしてもニュージーランドピノの底力を見ました。


*****


Double Cove Marlborough Pinot Noir 2013
RRWポイント 91点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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