本日は日本カルメネール振興協会の活動日なり。コイレ(Viña Koyle)なる作り手は初めてですが、1885年から首都州ペニャフロールに続く歴史あるビニャ・ウンドゥラガ(Viña Undurraga)が、2006年にコルチャグア・ヴァレーに開いた新しいワイナリーなんですね。パーカーおじさんは2015年のこのワインを試し感銘を受けたと言って91点をつけています。いいかも。

ウンドゥラガ家が2006年にコルチャグア・ヴァレーのアンデスの麓の畑「Los Lingues」を購入したのがこのコイレの始まりなんですが、公式ページではウンドゥラガ家の歴史がコイレの歴史として語られていて、実際現在も6世代続くウンドゥラガ家によって運営されています。今日のワインは2006年に Los Lingues に植えられたカルメネールからのものですが、Royale Carmenere 2010 が Wine Spectator のTOP100ワインに選ばれるなど早々と名声を得ているようです。
公式ページは単独の立派なのがあります。Viña Undurraga についてはあまり語られてませんが。
ご参考までに、Viña Undurraga の公式ページはこちら。KOYLEについては載ってませんが。
公式ページにはセパージュが「カルメネール」としか書いてないんですが、ネット情報では2016年はこんな感じ。年ごとに微妙に変わるようです。
・カルメネール 85%
・プチヴェルド 9%
・マルベック 6%
熟成はフレンチオークのバリックで18ヶ月です。
公式ページには創業の畑「Los Lingues」の情報満載でした。そのスクショから。

上空写真がいい感じです。Google Mapで所在も示してあります。
さらにロス・リンゲスの区分けの図示もありました。Google Map上で確認します。

パーカーおじさんの記事によると、今日の「Royale Carmenere」は 2nd Terrace と 3rd Terrace からということです。標高は420~500mで、火山性の土壌だそうです。
コイレの立派な建物の写真を右下に貼りましたが、これはロス・リンゲスの畑から車で20分ほどサン・フェルナンドの町寄りの場所にあります。ストビューがないのでこれにてワイナリー訪問を兼ねます。(笑)
恒例ですが、リベルタドール・ベルナルド・オイギンス州(Región del Libertador General Bernardo O’Higgins)の地図でラペル・ヴァレー(=コルチャグア+カチャポアル)を確認。

ロス・リンゲスの畑とビニャ・コイレの場所も記しています。インポーターの情報によると、「ロス・リンゲス」は2016年に D.O.(Denominación de Origen)Colchagua Valley のサブリージョンに認定されているそうです。ビニャ・コイレの公式ページにも D.O. Los Lingues の誕生としてニュース記事を載せています。
ラベル平面化画像。

裏ラベル含め非常に情報量が多いです。1885年創業としていますね(笑)。Ecocert、Demeterも取得したビオディナミのオーガニックワインですね。Veganマークもあります。ゴイゴイスー。
さあ、抜栓。

キャップシールにはシンボルマークのコイレの花があしらってあります。ロス・リンゲスの土着の花だそうです。
コルク平面化。

ヴィンテージもちゃんと横に入ってます。


ウンドゥラガ家が2006年にコルチャグア・ヴァレーのアンデスの麓の畑「Los Lingues」を購入したのがこのコイレの始まりなんですが、公式ページではウンドゥラガ家の歴史がコイレの歴史として語られていて、実際現在も6世代続くウンドゥラガ家によって運営されています。今日のワインは2006年に Los Lingues に植えられたカルメネールからのものですが、Royale Carmenere 2010 が Wine Spectator のTOP100ワインに選ばれるなど早々と名声を得ているようです。
公式ページは単独の立派なのがあります。Viña Undurraga についてはあまり語られてませんが。
ご参考までに、Viña Undurraga の公式ページはこちら。KOYLEについては載ってませんが。
公式ページにはセパージュが「カルメネール」としか書いてないんですが、ネット情報では2016年はこんな感じ。年ごとに微妙に変わるようです。
・カルメネール 85%
・プチヴェルド 9%
・マルベック 6%
熟成はフレンチオークのバリックで18ヶ月です。
公式ページには創業の畑「Los Lingues」の情報満載でした。そのスクショから。

上空写真がいい感じです。Google Mapで所在も示してあります。
さらにロス・リンゲスの区分けの図示もありました。Google Map上で確認します。

パーカーおじさんの記事によると、今日の「Royale Carmenere」は 2nd Terrace と 3rd Terrace からということです。標高は420~500mで、火山性の土壌だそうです。
コイレの立派な建物の写真を右下に貼りましたが、これはロス・リンゲスの畑から車で20分ほどサン・フェルナンドの町寄りの場所にあります。ストビューがないのでこれにてワイナリー訪問を兼ねます。(笑)
恒例ですが、リベルタドール・ベルナルド・オイギンス州(Región del Libertador General Bernardo O’Higgins)の地図でラペル・ヴァレー(=コルチャグア+カチャポアル)を確認。

ロス・リンゲスの畑とビニャ・コイレの場所も記しています。インポーターの情報によると、「ロス・リンゲス」は2016年に D.O.(Denominación de Origen)Colchagua Valley のサブリージョンに認定されているそうです。ビニャ・コイレの公式ページにも D.O. Los Lingues の誕生としてニュース記事を載せています。
チリでは2011年に新しい原産地呼称表示の制度が導入されていまして、
●コスタ(Costa =海岸)
●エントレ・コルディジェラス(Entre Cordilleras =山脈の間の平地部分)
●アンデス(Andes =アンデス山脈)
の3つの地理条件をD.O.に付記できるようになっています。ロス・リンゲスは間違いなく「アンデス」ですね。コルチャグア・ヴァレーのサブリージョンで同じく「アンデス」に分類されるのは、San Fernando と Chimbarongo があります。地図でもご確認を。
ラベル平面化画像。

裏ラベル含め非常に情報量が多いです。1885年創業としていますね(笑)。Ecocert、Demeterも取得したビオディナミのオーガニックワインですね。Veganマークもあります。ゴイゴイスー。
さあ、抜栓。

キャップシールにはシンボルマークのコイレの花があしらってあります。ロス・リンゲスの土着の花だそうです。
コルク平面化。

ヴィンテージもちゃんと横に入ってます。
Alc.14.5%。(pH:4.08、Brix:7.9)
濃いガーネット。

黒ベリー、ダークチェリー、スギ。
カルメネール特有のモカ、青野菜はありますが、ごく微か。
辛口アタック。
酸も感じますが溶け込んでいて、
深い味わいのいい導入になっています。
構造感、複雑味、しっかり出てますね。
タンニンはとってもシルキー。
全てがいいバランスのまま悠遠の余韻へ…。
これはなかなかいいカルメネールに出会いました。
*****
Viña Koyle
Royale Carmenere 2016
Alto Colchagua
Royale Carmenere 2016
Alto Colchagua
RRWポイント | 95点 |
---|