Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

2017年

Fontanafredda Ebbio Langhe Nebbiolo 2017

バローロ・エリアの大手、フォンタナフレッダのランゲ・ネッビオーロ。
ストライプスという縞々ラベルのカジュアルな雰囲気のシリーズです。
「EBBIO」なんて名前がついていますが、調べても意味は解らず。
多分ですが、Nebbioloの真ん中部分(N-ebbio-lo)を取ったと思われますが、
それでもその意味は不明。(笑)


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フォンタナフレッダと言えば、19世紀末にイタリアの初代国王の息子が、
その所有地を譲り受け設立した、バローロ作りの代表的ワイナリー。
全バローロ生産の6%をフォンタナフレッダが占めます。
(前は15%って書いていたような気がするんだけど…比率下がった?)


公式ページは何気にリニューアルされてるような気がします。

簡単ですが一応データシート完備です。
・Nebbiolo 100%
Langhe DOCは1994年にDOCになっています。
今日のように「Nebbiolo」と品種を表示する場合は85%以上必要です。
使用可能な黒品種は、ネッビオーロの他、バルベーラ、ドルチェット、カベソー、
メルロー、ピノ・ノワール、およびイタリアローカル品種のフレイザ(Freisa)。
ランゲDOCは熟成に関しての規定はないですが、今日のワインは木樽で8ヶ月、
更にボトルで2~3ヶ月やってるそうです。
ここで詳述はしませんが、シャルドネやアルネイスを使ったランゲ白もあります。


再訪ですが、
お城で有名なセッラルンガ・ダルバ(Serralunga d'Alba)のはずれにある、
フォンタナフレッダ村(!)に行ってみます。ちょっとした町ですね。
Fontanafredda02
施設がいろいろあり過ぎて、どこがワイナリーかわかりません。(笑)


前にも紹介したのですが、面白いフォンタナフレッダ周辺地図があります。
Fontanafredda01
今回は全体をフルでJPG化し転載させてもらいました。なんだか中世風。

今日はこの地図に近しいエリアのGoogle Mapで位置確認をします。
Fontanafredda03
わかりやすくするために若干イラストの建物も移設しました。(笑)


ラベル平面化画像。
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裏ラベルはインポーター貼り替えタイプです。


さあ、抜栓。
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コルクも平面化して全体デザインを見ます。
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ノマコルクですね。個人的にDIAMより好きです。

Alc.13.5%。
透け感ある若干茶味がかったガーネット。
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黒ベリー、ドライフルーツ、スパイス。
辛口アタック。
酸味は表に出てこないんですがフルーティな味わいです。
タンニンや苦味成分が味に複雑味を与えてくれてますね。
喉越しから余韻にかけて若い酸があるのにやっと気づきます。

バローロ、バルバレスコのようなのを期待するといけませんが、
それらとは違った方向で楽しめるネッビオーロでした。


*****


Fontanafredda
Ebbio Langhe Nebbiolo 2017
RRWポイント 90点


Jean-Marie Fourrier Bourgogne Pinot Noir 2017

ブルゴーニュ厨に人気で、生産量も少なく入手困難らしいフーリエです。
ドメーヌものではないAOCブルゴーニュですが、リカマンの店頭で発見。
これとてあまりお手頃ではないですが、一期一会を信じてお買い求めです。
ネゴスものですが、畑が買い足せないためドメーヌの延長でやってるそうで、
そういうAOCブルゴーニュがお試しには一番です。(笑)


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現当主ジャン・マリー・フーリエさんはボーヌのワイン農業学校を卒業後、
ブルゴーニュ大学で醸造を学び、1988年に半年間アンリ・ジャイエに師事します。
出ましたアンリ・ジャイエ。従って真面目に100%除梗を実践してるそうですよ。
その後、1993年にアメリカ・オレゴン州に渡りジョセフ・ドルーアンでも、
ピノ・ノワール作りを学んだそうです。所有畑は9.5haしかないですが、
ジュヴレ・シャンベルタン他、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、
ヴージョにあり、そのうちの70%が1級畑と特級畑というからすごいです。
醸造のスキルと、高レベルの所有畑、そりゃあ人気出ますでしょう。

まあ、こういう高品質な少量生産の作り手にありがちですが、公式ページがなし
宣伝しなくても、作っただけ捌けていくんですから、仕方ないですね。
しかし、ワインの情報が公開されないのは知りたがりの我々には少々つらいです。

ラインアップと生産量を広げるため、2011年から買いブドウを使って、
ドメーヌ・フーリエでなくジャン・マリー・フーリエ名でリリースしています。
買いブドウと言えど近隣のジュヴレ・シャンベルタンからヴォーヌ・ロマネの間限定で、
自分でワインを作っているドメーヌからしか買わず、醸造もドメーヌものと同じです。
グランクリュも今日のネゴスものも新樽率は20%程度で16~20ヶ月と少し長めの熟成。
こうなると上級キュヴェとの差は極少じゃんかと期待が膨らみますね。(笑)


とにかくジュヴレ・シャンベルタンにあるドメーヌへ行ってみましょう。
Fourrier01
集落からちょっと外れた県道D974号線沿いです。便利でいいですね。(笑)

しかし、所有畑はおろか、このAOCブルゴーニュの畑も全く特定できません。
仕方がないので、いつものジュヴレ・シャンベルタン地図にドメーヌの場所追記をば。
Fourrier02
いつものように畑捜索、畑訪問ができなくて今日は少しつまんないですね。


エチケット平面化画像。
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Domaine FourrierとなるところがJean-Marie Fourrierと入っています。
逆に、ここ以外は上級キュヴェとデザインはほぼ同じです。
裏ラベルないんですが、強いて言えば、この横に伸びた黒い部分かな。
Récolte, Vinifié(収穫と醸造)はジャン・マリー・フーリエと書いてます。

インポーターラベルは別撮り。
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さあ、抜栓。おっと、キャップシールではなくロウ封(ワックスキャップ)です。
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これも上級キュヴェと同じ仕様です。


コルク平面化。なんだこの図案。魔法の絨毯に乗ってワインを飲む天使?
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ミレジムが腹にも横にも入った、ちゃんとしたやつです。

Alc.13%。
きれいに澄んだルビー。
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フランボワーズ、フレーズ。
赤ベリーらしい香りに佃煮香。ミントっぽくも。
辛口アタック。
中に滋味のある複雑な味わいです。
甘さや酸味を直接感じないのに、それが効いてるような、
フルーティな軽快さも感じますね。
余韻でも複雑味を感じながらじんわり楽しめます。

うん、やはりレベルの高いAOCブルゴーニュですね。
ちなみにパーカーおじさんは85~87点ですって。微妙...。


*****


Jean-Marie Fourrier
Bourgogne Pinot Noir 2017
RRWポイント 92点


Clos Sainte Magdeleine Cassis 2017

プロヴァンスの白と言えば、やはりカシ(Cassis AOC)じゃないでしょうか。
カシはプロヴァンス地方で最初のAOCで、1936年に認証を受けていますが、
AOC法自体が1935年制定なので、いかに昔から銘醸地とされてきたかがわかります。
またプロヴァンスらしく赤やロゼも認められてますが、やはり白が67%を占め、
ロゼは30%、赤に至っては3%しかないです。(そう言われると赤も試したい...笑)


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で、カシで有名な白のひとつがこのクロ・サント・マグドレーヌです。
サック・ザフィロプロ家の4代目ジョナサンさんがワインメーカー。
畑名のSte Magdeleineはフランス各地にあるマドレーヌ寺院のマドレーヌのこと。
いわゆるキリスト教のマグダラのマリアですが、脱線するので詳細は割愛。(笑)


公式ページは写真がいっぱいで見ごたえありますが、ワイン詳細はほぼなし。

仕方がないので、インポーターサイト他の情報に頼ります。
セパージュは、
・マルサンヌ(Marsanne) 45%
・ユニブラン(Ugni Blanc) 30%
・クレレット(Clairette) 20%
・ブールブラン(Bourboulenc) 5%
となっています。マルサンヌとクレレットがAOCカシの主要品種です。
主要品種60%以上、30%以上はマルサンヌでないといけませんが、一応クリアですね。
Ugni BlancもBourboulencも補助品種として当然認められています。
他にPascal Blanc、Sauvignon Blanc、Terret Blancもカシの補助品種です。
Terret Blancだけはなぜか5%以上使っちゃダメとAOCの規定には書いてます。
発酵後、14~18ヶ月間温度管理のできるタンクとコンクリートで貯蔵だそうです。


カシはマルセイユとバンドールの間の海岸沿いにあります。ドメーヌ訪問します。
SteClos02
地中海に面した海岸沿いのすごいところにドメーヌと畑がありました。
トゥーロンから向こうイタリア国境までがコートダジュール(Côte d'Azur)ですが、
手前のカシでも相当海がきれい。作り手訪問で初めて住みたいと思いました。(笑)


公式ページにあまりにきれいな空撮写真があったので貼っておきます。
SteClos03
やはり海風の影響は大きく、毎日塩分をスプレーされるとあります。
作られるワインに独特のヨード化された風味を加えるそうです。


位置関係把握のためプロヴァンスのAOC地図を貼っておきます。
SteClos04
南部ローヌとプロヴァンスを一緒に載せた地図もあったので併せてご紹介。
昔、アヴィニョンからリュベロンの村々経由、コートダジュールに沿った電車で、
ニース、モナコまで旅行をしましたが、その頃から南部ローヌとプロヴァンスは、
同じような雰囲気を持ってるな~と個人的に感じてました。
こういう一体の地図を発見すると、あながち自分の印象は間違ってない気がします。


エチケット平面化画像。
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ユーロリーフとABマーク取得のビオワインですね。

裏ラベルの解説はフランス語なのでGoogle翻訳の画像を貼っておきます。
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「リアルタイムカメラ翻訳」というやつです。ちょっと日本語変ですが。
しかし、便利な世の中ですな~。て言うっか、このブログどんだけGoogle頼り?(笑)


さあ、抜栓。
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いやあ、キャップシール、コルクともに立派です。「13」の意味は不明。

コルク平面化。
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きっちり横にミレジムが打ってあるのでインポーズしておきました。

Alc.13%。
しっかりイエロー。
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パイン、トロピカルフルーツ、黄桃。
香りは多くないんですが南国風の香りです。
微かに甘みを感じる辛口アタック。
フルーティな風味と共にやって来る味は、
しっかりペラくないテクスチャーを感じます。
後味で微妙に苦味も感じるんですが、
雑味ではなく深みを与えてくれています。
これが例の塩味かヨードなのかもしれませんね。

ああ、
これをニースの海岸でブイヤベースに合わせて飲みたいな。
しかし、なぜか我が家の今日の夕食はチャプチェ。(笑)
(これも合うけど…。笑)


*****


Clos Sainte Magdeleine
Cassis Blanc 2018
WWWポイント 79点


Ch. igai Takaha Ofukuro Beauty 2017 Santa Barbara County

ワイン関連の本を読み漁っていた頃、新刊で発売されたので思わずゲットした、
「幸せになりたければワインを飲みなさい」という本があります。
カリフォルニアワインのおいしさを知り、外資系IT企業を辞め、なんだかんだで(笑)
現在カリフォルニアワインを自らリリースしてるという著者のお話。
それで、この方の出されているシャトー・イガイ・タカハのワインを知りました。
本はまだ読了してませんが(笑)一番お手頃なのをいただいてみようと思います。


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Ch.igai Takahaはラベルにもあるご自身の家紋「丸に違い鷹羽」のことだそうで、
「igai」の「i」の上の点が落っこちて「Ch.」となりChâteauの省略形になるという、
なんとも芸の細かいネーミングです。落ちる点は軌跡を描いてますし。(笑)


公式ページは、日本語です。(笑)

ワイン作りは、主にサンタ・バーバラ近辺のいくつかのワイナリーに依頼してるそうで、
Our Team」として作り手の紹介があります。
シャトー・イガイ・タカハの畑やワイナリーといった実体がない訳で驚きですね。
フラッグシップの「侍」はBrewer-Clifton WineryのGreg Brewer氏が担当という具合。
今日のオフクロ・ビューティーというのは家紋ワインというシリーズで、
Transcendence WineryのKenneth Gummere氏がワインメーカーだそうです。
・バルベーラ 50%
・ドルチェット 50%
というピエモンテの酸味の強い2大品種のブレンドですね。面白い。
オヤジ・ダンディーというのもあって、こちらは何と同じ黒品種を使った白ワインです。
醸造法など詳しいことは不詳。


実体のないワイナリーを訪問できないのですが、依頼された「作り手」を訪問。
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前出のBrewer-CliftonとTranscendenceのワイナリーはこんなところ。
サンタ・バーバラに近いロンポクという町の市街地の中にありました。
今日のワインはSanta Barbara County AVAなのでこの近辺の畑なんでしょう。
ロサンゼルスとサンフランシスコの間の海岸沿いCentral Coastに属します。


ラベル平面化画像。
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最近iPhone SEに変えたので、色味の調整がまだ不慣れでうまくいきません。(笑)


さあ、抜栓。
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見事な無印ですが(笑)コルクはCork Supply社製のテクニカルコルクVincですね。

Alc.14%。
オレンジがかったクリアなルビー。
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プラム、プルーン、ドライフルーツ…。
すでに酸味が香りに出てる感じがします。
やはり、酸味乗った辛口アタックです。
ピエモンテでもここまで酸なバルベーラは珍しいんじゃ?って感じ。
味の深みがあるのはわかるんですが、
レモンのタブレットが舌の上に置いてあるがごとしの酸にマスクされ、
そこまで到達できないという印象。(笑)
食事に合わせれば何とかなるかなと思いましたが、
その食事(ハンバーグでした)を邪魔するくらいの鋭角の酸…。
これは手ごわいです。


*****


Ch. Igai Takaha
Ofukuro Beauty 2017
Santa Barbara County
RRWポイント 82点


Feudi di San Gregorio Lacryma Christi del Vesuvio 2017

ラクリマ・クリスティ(キリストの涙)というワインがあるのは知っていましたが、
ある日やまやの店頭で売っているのを発見すると、試さずにいられなくなるもので…。
DOCとしてはタウラージで楽しませてもらっているカンパーニア州のVesuvio DOCで、
その中の1種がLacryma Christi del Vesuvioと名付けられているようです。白もありますが、
赤はカンパーニア州の土着品種ピエディロッソ(Piedirosso)を50%以上使います。


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作り手はカンパーニア州の大手、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ。
小さな四角いラベルデザイン、イタリアのおしゃれ系って感じがします。
南イタリアに広く進出してるので、老舗かと思いきや意外に創業は1986年。
その昔(6世紀頃)カンパーニア州イルピニア地方のワイン造りの伝統を築いた、
グレゴリオ教皇に敬意を表して社名をつけたそうです。
「Feudi di San Gregorio」=「聖グレゴリオの領地」の意味になります。


公式ページはモダンですが、いろんな効果で使いにくし(笑)。日本語表示もできます。

日本語のデータシートまであるんですが、セパージュの比率が不詳。
・ピエディロッソ
・アリアニコ
とだけ書いてます。Lacryma Christi del Vesuvio DOCの規定でいくと、
ピエディロッソは50%以上は使われています。逆にアリアニコは30%まで。
なので、70%以上はピエディロッソということになります。
(規定ではOlivellaやSciascinosoというローカル品種も20%まで使用可。)
熟成はステンレスタンクで4~5ヶ月とあっさりです。
ピエディロッソ他これら土着品種はキリストの涙から生まれたという伝説があり、
このDOCの名前の元になったわけですが、なぜキリストが涙を流したかは、
長くなるので割愛します。(笑)


アヴェッリーノ(Avellino)県にあるフェウディ・ディ・サン・グレゴリオを訪問。
Lacryma02
でっかい敷地に立派な建物ですが、なぜに入り口がこんなに小さい?
けっこうな丘陵地でまわりも葡萄畑ですね。


さて、カンパーニア州のDOC/DOCGを確認しつつ、Google Mapを見ます。
Lacryma01
Lacryma Christiを含むVesuvio DOCはまさにヴェスヴィオ火山の周辺です。
アヴェリーノとフェウディ・ディ・サン・グレゴリオの位置関係もご確認を。


ラベル平面化画像。
IMG_2196
裏ラベルからすると表はすごく小さいんですが、あえて拡大してます。
裏のインポーターシールは表とフォントを合わせているのがニクいですね。


さあ、抜栓。
IMG_0006
キャップもコルクもシンプルに名前入り。

コルク平面化。
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合成コルクDIAM3(3年耐用)を使っています。

Alc.13%。
ガーネット。
IMG_0009

カシス、チェリー。
ちょっとびっくりな独特の酸味のある辛口アタックです。
ずっとその酸に覆われつつも、味の芯はしっかりあります。
う~ん、これがキリストの涙の味か…。(笑)
食事に合わせるのが難しそうなくらい個性的な酸でした。
しかし、なぜかスルスル飲めて1本空いちゃったんですよね。
この酸だけウェルカムな人なら評価は高いかも。


*****


Feudi di San Gregorio
Lacryma Christi Rosso del Vesuvio 2017
RRWポイント 84点


Concha y Toro Marques de Casa Concha Carmenere 2017

本日は日本カルメネール振興協会の活動日です。(笑)
過去から何度も飲んで安定のうまさがあるマルケス・デ・カサ・コンチャです。
チリの大手コンチャ・イ・トロの中~上級クラスですが、2千円台とお手頃。
前回は2015年をいただきましたが、ミレジムは2年進んで2017年をお試し。


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ワインメーカーはマルセロ・パパ(Marcelo Papa)さん。1998年に入社し、
翌1999年以降ずっとマルケス・デ・カサ・コンチャを担当されてますが、
2017年より会社全体統一のテクニカル・ディレクターに就任されています。
ゴイゴイスーな人がやってるシリーズってことですね。


公式ページはこちら。Fine Wine Collectionの中に今日のワインの紹介があります。

残念ながら最新2018年のデータしか載っていないようですが…。
必殺URL打ち換え(2018→2017)で2017年のデータを取り出しました。(笑)
・カルメネール 90%
・カベソー 10%
やはり若干2018とは違ってまして、2018年はカルメネールが95%になっていました。
樽熟もフレンチオーク樽で14ヶ月ですが、2018年は12ヶ月となってます。
年ごとにちょこちょこ変えてるんですね。

Marques de Casa Conchaには専用ページがあります。
Etiqueta Negra(ブラック・ラベル)というのもあるんですね。
日本には入ってきてなさそうですが、試してみたいです。


ワイナリー訪問しますよ。
コンチャ・イ・トロは各地に拠点を持っていますが、今日のはペウモからです。
Chile002
ペウモはカルメネール主体の拠点ですが、門も建物もなかなか立派です。
カチャポアル川に囲まれたカチャポアル・ヴァレーの中心地ですね。

Marques de Casa Concha専用サイトには産地の地図がありました。
MdCCMapa
カチャポアルのViñedo Peumoという畑でカルメネールは栽培されています。
プレフィロキセラからのカルメネール株で、1994~1996年に植えられたとのこと。
わかりやすいし、親切ですね。

でも、
やっぱりGoogle Mapでも見てみましょう。ペウモ(Peumo)わかりますか?
Rapel01
カチャポアルはコルチャグアと合わせてラペル・ヴァレーとなるんでしたね。
カチャポアル川とティンギリリカ川に着目しましょう。合わさるとラペル川~。


ラベル平面化画像。
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裏ラベルはインポーターの日本仕様。


さあ、抜栓。
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ラベルと同じ紋章がキャップにありますね。
コルクは写ってる刻印がすべてなので平面化はなし。

Alc.14%。
濃いガーネット。涙ははっきりしてますが細かいです。
IMG_2381

黒ベリー、ブラックチェリー、青ネギ、モカ。
滋味感じる辛口アタックです。
きめ細やかな美しいストラクチャーを感じます。
シルキーで程よい収斂性が心地よいタンニンです。
このタンニンが感動の余韻にエスコートしてくれる感じ。
う~ん、非の打ち所がないカルメネールですね。
2015年よりおいしくなったんじゃないでしょうか。


*****


Concha y Toro
Marques de Casa Concha
Carmenere 2017
D.O. Peumo
RRWポイント 98点


Alain Hudelot-Noellat Bourgogne Aligoté 2017

以前、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ(Domaine de Villaine)のAOC Bouzeron、
アリゴテ種のワインをいただきました。正直、う~んだったので(欠陥かも…)、
アリゴテの印象はあまり良くないんですが、このままではいかんと、
違う作り手のアリゴテを試してみたいと思います。結構著名な作り手は、
どこもアリゴテを出してますね。そして今日いただくのはユドロ・ノエラ。
珠玉の畑を所有、評価も高い、シャンボール・ミュジニーに居を構える名門です。


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ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラ(Domaine Alain Hudelot-Noellat)は、
シャンボール・ミュジニー生まれのアラン・ユドロ(Alain Hudelot)さんと、
ヴォーヌ・ロマネに本拠を置いた名門ドメーヌ・シャルル・ノエラ(Domaine 
Charles Noellat)の孫娘オディル(Odile)さんが、結婚後1964年に創設しました。
つまり、ユドロ+ノエラ=ユドロ・ノエラ。バンザ~イ!

このオディルさんが、シャルル・ノエラの所有する珠玉の畑の1/4を相続したため、
ユドロ・ノエラはヴォーヌ・ロマネの錚々たる偉大な畑をラインアップするに至ります。
嫁入り道具って大切!(笑)

現在ドメーヌを仕切るのがアラン・ユドロさんの孫、シャルル・ヴァン・カネットさん。
各所で修業の末、2008年にドメーヌ参画。短いキャリアながら高評価を得ています。


公式ページはなかなかカッコいいです。あまり見やすくはないですが。
nise
今日のワインはデータシートもありますが、畑の場所が不明。
他の銘醸畑のワインは地図で区画まで示されているんですが…。
AOC Bourgogne Aligotéの定義はブルゴーニュ全域が対象。
品種がアリゴテであれば、グラン・オーセロワからボジョレーまでOKです。
ブルゴーニュ全体の6%がアリゴテなんですってね。割と多い感じです。
とにかく今日のアリゴテは樹齢80年のVVで畑の面積が0.26haとのことです。
(で、畑はどこやねん?謎~。笑)
・アリゴテ 100%
熟成はステンレスタンクで2年だそうです。


さあ、ドメーヌ訪問。ヴージョの集落の近く、民家風情のたたずまいです。
Hudelot01
クロ・ド・ヴージョに近いですが、行政区分ではシャンボール・ミュジニーになります。

公式ページではこの地図で所有畑の区画位置までわかるようになってます。
Hudelot-NoellatCarte
ユドロ・ノエラの場所を書き込みました。クロ・ド・ヴージョはじめ、
ロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブールに区画があるのがわかります。


エチケット平面化画像。
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裏ラベルはなくインポーターシールのみでした。

これが別撮りのインポーターシール。
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グランマルシェの徳岡ですね。


さあ、抜栓。
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キャップシールもコルクもドメーヌ名入り。

コルクも平面化。
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何気にDIAM5を採用。ブショネないのでいいことです。

Alc.12%。
輝くゴールド、かすかに緑。
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熟してない青いリンゴ。ライムっぽいのも微妙に。
香りは少な目です。
特徴的な酸をまとった辛口アタック。
酸の中に果実味のある味わいが居るのはわかります。
ペラペラとは言わないですが、
構造感とはまた違う厚みではあります。
ライムぶっ込んだコロナビールに通ずるものがある、
というのはちょっと言い過ぎかな? 
夏に合う感じです。(笑)

カシスリキュールと白ワインで作るキール(Kir)は、
正式にはアリゴテで作るんですってね。
残りにルジェのカシスリキュールを投入してみました。
酸味が功を奏してかなりうまし。 キール最高!


*****


Alain Hudelot-Noellat
Bourgogne Aligoté 2017
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Cycles Gladiator Pinot Noir 2017 California

カリフォルニアのピノで面白いのないかなとネットでゲットしたものです。
いわゆるジャケ買い(ラベル買い?)というやつで、気持ちはわかるでしょ?
お値段も1500円ほど。これでおいしけりゃ儲けモンです。(笑)


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2004年が初リリースというこのブランドは、新しいしまだ無名ではありますが、
元ハーン・ワイナリーの注目の醸造家、アダム・ラザールさんが立ち上げました。
ラベルはベル・エポック時代の現存するポスターで、当時の発明品である自転車と、
それによって自由を得た女性が「Gladiator(剣闘士)」として描かれています。


公式ページは非常にシンプルでワイン情報はラインアップしかわかりません。

ネット情報は割とあって、
・ピノ・ノワール 100%
新樽率20%のフレンチオーク樽で12ヶ月の熟成をします。除梗有無は不明。

アダム・ラザール(Adam LaZarre)さんの言葉:
「その値段の2倍も3倍もおいしいワインを作るのが好きなんだ。
みんなが楽しんで飲んでくれてるのを想像しながらね。」

公式サイトからリンクも貼られてますが、このワイナリー、
Wine Hooligans(ワイン・フーリガンズ社)というところに属するようです。

Cycles Gladiatorはここの代表的ブランドとして載っています。
アダム・ラザールもワインメイキングのディレクターになっているようです。
こういう小さなワインブランドを集めて流通させる会社のようですね。
こっちのサイトには今日のピノの詳しいデータシート(PDF)がありました。(笑)

驚くのは、このピノの缶バージョンがあることです。
can0
ビールみたいにピノを流し込むんでしょうか。(笑)
アメリカっぽいっちゃ~アメリカっぽい。


Cycles GladiatorWine Hooligansの住所は同一で、Google Mapで訪れると、
Sonoma Estate Vintnersで登録されていて、URLがAW Direct USA.com
そしてそのサイトに行くとSonoma 980という会社にリダイレクトされます。
IMG_2247
ここで実際ワインは作られているようですが、同じ住所でいくつもの会社。
実体は一つのような気はしますが、とにかくソノマの中心サンタ・ロサにあります。
アメリカのこういうビジネス形態ってなかなか理解不能ですね。

先ほどのデータシートにピノのブドウの出どころが書いてありました。
・モントレー(Monterey)60%
・ソノマ・カウンティ(Sonoma County)20%
・クラークスバーグ(Clarksburg)20%
お膝元のソノマが20%しかないんですね。だからAVAがカリフォルニアです。
Sebast03
いつものソノマ・カウンティAVAの地図ですが、ここからは20%のみ。

モントレー(60%)、クラークスバーグ(20%)の位置関係はこんな感じです。
Sono01
海岸あり、内陸あり、いろんなところでピノが栽培されてるみたいです。
缶入りピノも作らないといけませんからね。たくさん収穫しないとです。(笑)


ラベル平面化画像。
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裏ラベルに「Winemaker: Adam LaZarre」とサインがありますね。


さあ、スクリュー回転です。
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一応キャップは無印ではないです。「CG」はCycles Gladiatorの頭文字。

Alc.13.5%。
透け感あるルビー。
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ラズベリー、あんず…のジャム。
フッとかすかな青草メトキシ?
酸を少し感じる辛口アタック。
味の中心はペラペラじゃなく、しっかりと味わいはあります。
甘み、苦味、酸味が絶妙なバランスで感じられますね。
複雑味を求めるのは酷かもしれませんが、十分な立体感です。
余韻はサラッと終わりますが、いい感じの軽さです。

しかし、なかなかおいしいピノです。
これを缶で飲むとどんな感じでしょう。
興味がわきます。(笑)


*****


Cycles Gladiator Wines
Cycles Gladiator Pinot Noir 2017
California
RRWポイント 91点


Paul et Marie Jacqueson Rully “La Barre” 2017

コート・シャロネーズはコート・ドールに続いていて悪くはないはず、
という期待でジヴリのフランソワ・ランプを試しましたが「う~ん」でした。
コート・ドールに(ブーズロンを挟んで)隣接するリュリーはどうでしょう。
コート シャロネーズでも屈指のドメーヌとして知られるジャクソンです。
その本拠地リュリー(Rully)の村名畑からの1本をお試ししてみます。


IMG_2314
1946年にアンリ・ジャクソンさんがリュリーに創設した家族経営のドメーヌ。
Paul & Marie Jacquesonという名前になってますが、ポールさんは息子。
マリーさんはポールさんの娘で、アンリさんの孫ということになります。
2006年からマリーさんがドメーヌの仕事を任されています。親子の名前でした。
2015年からはポールさんの息子のピエールさんも加わったそうで、
またドメーヌの名前が変わるのかしら?(笑)


公式ページはこじんまりしてますが、かっこいいです。

ただ、ワインの詳細がほとんどない上に、今日の「La Barre」が載ってません。
しかしながら、赤は全部以下の同じ手法だそうで…。
・ピノ・ノワール 100%
完全除梗、熟成は新樽率25%のオーク樽で12ヶ月です。


まずは、リュリーのドメーヌ訪問。
Jacqueson01
教会に隣接したかなり大きな建物です。裏手が住居のようですね。
Domaine JacquesonやH.et P. Jacquesonといった表記も見られます。
運営する代によって名前を変えていくつもりでしょうか?(笑)

さて、 Côte Chalonnaiseの自作地図でリュリーの位置を確認します。
Rully03
Bouzeron、Rully、Mercureyと地続きになってますね。

RullyのAOC地図を見て、Rully AOCをおさらいします。
1939年にMercurey、Montagnyと共にAOC昇格。(Givryは1946年)
23のクリマがPremier Cruになっていますが、Grand Cruはないです。
Rully02
今日のワインの「La Barre」の畑を発見。ドメーヌとの位置関係も理解。

恒例、Google Map転記。うん、やっぱりわかりやすい。(笑)
Rully021
La Barreの畑に(ストビューで)行ってみましたが、季節が悪かったです。残念。

ジャクソンはリュリーの他、メルキュレとブーズロンにも畑を所有。
公式ページに詳しい所有畑の地図がありました。これは助かります。
Jacqueson02
区画位置や面積まではっきりわかりますね。60%が白、40%が赤だそうです。


エチケット平面化画像。
IMG_2305
スキッとしていて好感持てるデザインです。

裏はインポーターシールだけだったので別撮りです。
IMG_2306


さあ、抜栓です。
IMG_2308
キャップシールは、ネックに「Famille Jacqueson」と入ってますが、
てっぺんは普通にブドウのエンボス。

コルク平面化。
IMG_2309
テクニカルコルク、5年耐用のDIAM5を採用です。

Alc.13.5%。
澄んだルビー。
IMG_2310

フランボワーズ、フレーズ、スパイス、鰹出汁(笑)。
辛口アタック。
ほのかに甘みが着いてきます。
果実味が溢れる中に、
しっかりした味の芯はありますね。
程よい酸の演出だと思われ。
新大陸のうまいピノの雰囲気を感じます。
余韻もいいバランスが続き、好印象。

やっぱり、作り手によるのかな。
コート・シャロネーズもおいしいのがありました。


*****


Domaine Paul et Marie Jacqueson
Rully “La Barre” 2017
RRWポイント 92点


La Masel Chardonnay Viognier 2017 IGP Vaucluse

スーパーで目に留まった1本。シャルドネとヴィオニエのブレンド。
IGP Vaucluseか…。なんとなくローヌらしいことはわかりました。
Gilbert & Gaillardの金メダルのことでしょうが、日本語シールを追加して、
「フランスワインコンクール・金賞受賞」とこれ見よがしです。
うさん臭さ満載ですが、ブレンドが面白そうなのでいただきます。(笑)


IMG_2173
表のエチケットには書いてませんが、作り手はル・セリエ・デ・プランス
(Le Cellier des Princes)というシャトーヌフ・デュ・パプで唯一の協同組合。
1924年に設立され、現在は240もの生産者がメンバーとなっていて、
シャトーヌフを中心にメンバーの畑はトータル630haにものぼるそうです。


公式ページはなかなかカッコいいです。生産者の顔写真もいっぱい載ってます。(笑)

輸出用なのか今日の「La Masel」なるブランドは載ってなかったんですが、
シャルドネとヴィオニエのブレンドが載っていたので同じものだと思います。
(これも2017年がGilbert & Gaillardの金メダル取ってるそうなので。笑)
セパージュは半々のブレンドでした。
・シャルドネ 50%
・ヴィオニエ 50%
Châteauneuf du Pape周辺の畑からだそうですが、そりゃそうでしょう。(笑)
フレッシュさと酸味のコントロールのためMLF(マロラクティック発酵)は行わず。
熟成はステンレスタンクで2ヶ月。


生産者協同組合「セリエ・デ・プランス」を訪問します。
Vaucluse03
シャトーヌフ・デュ・パプの郊外の幹線道路沿いにあります。
さすが巨大協同組合、敷地も施設も規模が大きいです。

シャトーヌフ・デュ・パプの地図にその場所を書き込みました。
Vaucluse01
シャトーヌフ・デュ・パプからは結構離れていますね。

今日のワインはIGP(Indication Géographique Protégée)Vaucluseでしたね。
2009年までのVin de Pays de Vaucluse。ヴォークリューズ県が対象地域です。
Vaucluse02
かなり広範囲でシャトーヌフ、ジゴンダス他のAOCを内包します。
ヴァンソブル(Vinsobres)やリラック、タヴェルは外になりますね。

IGP Vaucluseの公式サイトも見つけましたが、内容は貧弱でした。
IGP Vaucluseに使っていい品種を調べたら、白だけでも腐るほどありました。
よって、ここには書きません。勿論、シャルドネとヴィオニエは含まれます。

公式ページに傘下の畑がどこに分布してるのかという地図がありました。
Vaucluse04
シャトーヌフ・デュ・パプ内にも畑があるのがわかります。


エチケット平面化画像。金メダルも一緒に入れておきました。(笑)
IMG_2037
裏はインポーターラベルのみです。


さあ、抜栓。
IMG_2167
無印の集成コルクですね。

つまんないですが平面化しておきます。
IMG_2169

Alc.13.5%。
濃いめのゴールドイエロー。
IMG_2170

青リンゴ、白い花。
味わいは苦味がかすかにあるライムって感じ。
ちょっと水臭いかな?
まあ、値段相応なんでしょう。
後から感じた酸はきれいで良かったです。


*****


Le Cellier des Princes
La Masel Chardonnay Viognier 2017
IGP Vaucluse
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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