たぶん、人生初のポルトガルワインです。
先日、グランマルシェに寄った時に、
「ロバート・パーカー90点」の表示があったので衝動買い。(笑)
別にパーカーおじさんの信奉者ではないですが、
好みが似てることが多いので買う時の一応の参考になります。


CasadeSantar


ポルトガルワインの予備知識はほぼゼロですので、
まずはせっせとWEBを使って調べます。

カサ・デ・サンタールというのは、
GLOBAL WINESというところが扱うブランドだということがわかります。
DOCは「Dão」、「ダン」と読みます。(鼻母音で…)
ドウロと並ぶ歴史ある主要生産地のようですね。

セパージュは以下のようになっています。
・トウリガナシオナル 50%
・アルフロシェイロ 25%
・ティンタロリス(アラゴネス)25%

さあ、ローカル品種は訳がわかりませんね。
50%ブレンドされているトウリガナシオナル(Touriga Nacional)は、
ポルトガルを代表する黒ブドウ品種だそうで、
濃い色でタンニンの多い凝縮した味になるそうです。
25%入ってるティンタロリス/アラゴネス(Tinta Roriz / Aragonez)ですが、
スペインで言うところの「テンプラニージョ」だそうです。


さて、いただいてみます。
Alc.14%、仏樽で9ヶ月の熟成だそうで。
やはり濃い濃い赤紫です。ディスクも色づいてます。
黒ベリーからのトースト香とスパイス。
香りからすでにパワフルそうです。
アタックで若干の果実味を感じたと思ったら、
なめらかなタンニンが口に広がり、すぐ喉に収斂性が来ます。
酸味も合わさっているのがしばらくしてわかります。
余韻は普通にありますが、渋みが少し残る感じ。
フルボディーではありますが、
ボルドー品種の複雑味がないぶん比較的軽めにも感じます。
品種の違いなんでしょうね。
おいしいですが、もう少し寝かせてもいいような味です。
パーカーさんからマイナス1点でどうでしょう。


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Casa de Santar Reserva Tinto 2012
RRWポイント 89点