Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Baron_de_Brane

Château Brane Cantenac Baron de Brane 2015

メドック格付け第2級、シャトー・ブラーヌ・カントナックです。
過去、ファーストからサードまでいくつも試していますが、
どれもかなり美味しい。お気に入りのシャトーでもあります。
サードの2015年がよかったので、今日のセカンドの2015年も期待です。


IMG_8477


公式ページは何度も見ていますが、なかなかカッコいいです。
今日の2015年のセカンドのセパージュは、
・メルロー 57%
・カベソー 39%
・カベフラ 4%
過去に飲んだ2012年からするとかなりメルロー多めですね。
因みに2012年はこうでした。
・カベソー 60%
・メルロー 33%
・カベフラ 7%
樽熟は新樽率30%で12ヶ月。これは変わらず。


何度も行ってますが、マルゴーにあるシャトー訪問です。
MDB01
シャトーはエチケットのイラストの建物と同じことを確認。
ご近所にカントナック・ブラウンとボイド・カントナックがありますが、
カントナック村から来た名前で、それぞれ関連はありません。
カントナック村には格付けシャトーは9つあって、以下の通りです。

<CANTENAC カントナック村>(9シャトー)
(第2級)Château Brane-Cantenac(シャトー・ブラーヌ・カントナック)
(第3級)Château Boyd-Cantenac(シャトー・ボイド・カントナック)
     Château Cantenac-Brown(シャトー・カントナック・ブラウン)
     Château Kirwan(シャトー・キルヴァン)
     Château Desmirail(シャトー・デスミライユ)
     Château d’Issan(シャトー・ディッサン)
     Château Palmer(シャトー・パルメ)
(第4級)Château Pouget(シャトー・プージェ)
     Château Prieuré-Lichine(シャトー・プリウレ・リシーヌ)

マルゴー全体のシャトーはこちらで触れました。


エチケット平面化画像。
IMG_8484
ちょっと撮影精度悪かったです。ロゴの字体が細くなってしまいました。


さて、いただいてみます。
Alc.14%。濃いガーネット。
IMG_8474

ブラックベリー、プラム、カベソーの野菜香。
辛口アタック。
味の芯がちょっと軽めです。
メルロー多めのせいでしょうか。
酸をまとったタンニンが喉に軽い収斂性。
2015年でこの厚みの無さは、ある意味意外です。
余韻はそこそこながらタンニンは若い感じの刺激性。
残念ながら評価はそんなにあげられませんね。
ファースト2015年にパーカーおじさんは92点をつけていますから、
セカンドもそんなに悪くないと思うんですがね…。

これは以前書いたシャトー・ペデスクローと一緒に試飲してるんですが、
実はお店での抜栓後、丸2日経ってからいただいています。
IMG_8486
さすがにここまで経つと、正常な評価はできないのかもしれません。


*****


Château Brane-Cantenac
Baron de Brane 2015
RRWポイント 89点


Château Brane-Cantenac Baron de Brane 2012

かれこれ1年以上前ですが、同じものを飲んでいます。
本日2回目の登場、ブラーヌ・カントナックのセカンド。
前回、なかなかのうまさに感動し、もう一本買ってありました。
果たして今回も同じ印象で楽しめますでしょうか?


IMG_7182
2013年ですがファーストラベルも試しています。
メドック格付け第2級の貫禄はありました。


公式ページは相変わらずかっこいいです。
セパージュは当然前と同じ。
・カベソー 60%
・メルロー 33%
・カベフラ 7%
樽熟は新樽率30%で12ヶ月。
シャトー訪問はファーストの時にやってますから割愛。


エチケット平面化画像。
IMG_6919
ファーストのゴールドに対してシルバーです。


因みにサードのマルゴー・ド・ブラーヌはブロンズです。
1、2、3で金・銀・銅って美しいラインアップですね。
BDB3
キャップシールも含めたカラーリングは絶妙じゃないでしょうか。


さて、抜栓。
IMG_7183
キャップシールの「BDB」が何気にかかっこいいです。

コルクのデザインがわかりにくいので、平面化撮影を敢行。
IMG_7186
コルクの平面化もだいぶうまくなってきました。(笑)
こうしないと見えてこないものもあるのもわかってきました。
アンリ・リュルトン名が入ってますね。

Alc.13%。
濃いガーネット。
黒ベリー、スパイス様の樽香も。
うま口アタックです。
果実味しっかり、重くなく、
軽やかさを感じます。
凝縮感、バランスは申し分ないですね。
酸を薄っすらまとったタンニンが喉に心地よい。
余韻もじんわり続きます。

軽いながらも素性のいいうまさと申しましょうか、
セカンドのお手本だと思います。
前回より+1点で94点。
しかし、パーカーおじさんは84点とちょっときびしめです。


*****


Château Brane-Cantenac
Baron de Brane 2012
RRWポイント 94点


Château Brane-Cantenac / Baron de Brane 2012, Margaux

昨日は、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトつながりで、
ボルドーとチリを比べてみたわけですが、
ボルドーのワインが、ロートシルト(ラフィット)とは言うものの、
味・質ともに安物レンジ然としていたことが残念なポイントでした。

リベンジという訳ではないですが、
もう少しいいボルドーを飲んで名誉挽回をしておきたいなと、
予算ギリギリで(笑)コレをチョイスしました。


FullSizeRender


ボルドー、メドックの格付け第2級、
Château Brane-Cantenacのセカンドラベル、
Baron de Braneです。
その昔、ボルドーを追いかけていた頃、
飲みたいなと気になっていたマルゴーのシャトーです。
ブラーヌ・カントナックという名前から、
なんとなっくですけど。(笑)

Google Mapでシャトー訪問。
BraneCantenac
夕陽と畑の感じがよかったので貼っておきます。

セカンドラベルというと、同じ畑ながら若い木であったり、
選別もれの樽だったりと、若干の違いはあるものの、
ファーストラベルに迫る可能性を秘めているものが多いです。

ブレンド比率は、
・カベルネ・ソーヴィニヨン 60%
・メルロー 33%
・カベルネ・フラン 7%

で、お味はと言うと、
フルボディーでしっかりしたうまみがあり驚きです。
果実味のある香りは同時に土臭さも感じさせ、
ファーストラベルを想像させるに十分な貫禄です。
タンニンも酸味も絶妙なバランスで、且つまろやか。
余韻も長くお上品。

やはりそれなりのボルドーは、やっぱりボルドーなんですね。
チリワインもいい線いってますが、
本家も負けてはいないことを再認識しました。

金額に糸目をつけなければという前提がありますが…。


*****


Château Brane-Cantenac /
Baron de Brane, Margaux 2012
RRWポイント 93点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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