Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

California

Beringer Main & Vine Cabernet Sauvignon 2017

今日は「いきなり!ステーキ」のグラスワインを試したのでメモっておきます。
前に試した時は確かグラスでも3種類くらいから選べた様な気がするんですが、
フードコート形式の簡易「いきなり!ステーキ」だからなのか、これ1択でした。
レジの優しいお姉さんに無理言って、ボトルを撮影させてもらいました。(笑)


IMG_0155
その昔、ナパを巡ったワイン旅行で訪問したベリンジャーじゃないですか。
Main & Vine というシリーズのようです。しかしフードコートのグラスワインです。
安物シリーズには違いないでしょう。(笑)

今年の夏は、Go Toなんかに踊らされず、予てから予約してあった温泉旅行もキャンセル。
連日の猛暑から逃れることだけを目的に、日帰りで奈良の吉野方面に出かけました。
年間通じ8℃という面不動鍾乳洞と日本一の長い谷瀬の吊り橋(水面54m)を訪問。
ひんやり&冷や冷やさせていただきました(笑)。で、帰りに夕食を取ったのが、
モールの中のフードコートという訳です。


Main & Vineシリーズの公式ページがあります。明確に本家とは別物として分けてますね。

立派なサイトなんですがワインについての詳しい情報はなし。
ネットも調べましたが、向こうじゃ6ドルくらいで売ってるくらいしかわからず。(笑)

一応、本家の公式ページもリンクしておきます。

1869年にもさかのぼる150年もの歴史のあるナパじゃ古参のワイナリーなんですが、
次々とオーナーが変わったり、お手頃別ラインのシリーズを出したりと大変そうですね。
そう言えば、ロバート・モンダヴィもプライベート・セレクションとかやってましたね。


ナパのワイン街道になるセント・ヘレナ・ハイウェイ(CA-29号線)を北上し、
セント・ヘレナの市街を越えてすぐのところにあるベリンジャーを訪問。
Beringer01
テイスティングに立ち寄ったので、このヨーロッパ風の建物覚えています。


ラベル平面化撮影してないので、ネットで拾った写真を貼っておきます。
Beringer02
裏ラベルにシリーズ名「Main & Vine」の意味のヒントが書いてました。
セント・ヘレナ・ハイウェイがセント・ヘレナの市街を通るとき、
「Main Street」という名前になるようです。
そのメイン・ストリートが町を抜けるとベリンジャーのところで終わり、
そこからベリンジャーのブドウ畑が始まることから、そのポイントを指す
「メイン&ブドウの木」と名付けたようです。
うまいんだか、うまくないんだか。(笑)


さあ、いただきます。定番のリブロース300gです。
IMG_0157
ご飯もついて何だかファミレス然としていますが…。(笑)

Alc.13%。ガーネット。(写真の色味、ちょっとおかしいですが。)
IMG_0158

カシス…。黒ベリーの印象は弱い香りです。
味は…深みがなく、さらに甘めに仕上げられています。
これはまさに「居酒屋飲み放題系」のフレーバーです。(笑)
このレンジなら、同じ飲み放題系でもチリワインの方が上手ですね。
ベリンジャーも「安物だからこんなもん」と割り切らずに、
もう少し何とかして欲しかったところです。

で、やっぱり、
いきなり!ステーキは BYO(Bring Your Own)がいいですね。(笑)


*****


Beringer
Main & Vine Cabernet Sauvignon 2017
RRWポイント 81点



Hess Shirtail Ranches Cabernet Sauvignon 2016 North Coast

カリフォルニアのカベソーです。ライオンマークでお馴染みのヘス(Hess)。
先日飲んだナパがすごく甘く感じられ、アメリカ出張で連日飲んでいた時も、
カリフォルニアのはどれも甘く感じた記憶が思い起こされました。
これはカルフォルニアの特徴なのか、体調とか環境のせいなのか、正直不安。
今日はあえて選んだ甘そうな(笑)カリフォルニアで確かめてみます。


IMG_2864
お気づきかもしれませんが、実は先日のナパ以来、テイスティング前に、
ワインのpH値と糖度(Brix値)を測るようになりました。(笑)
これを続ければ、自分が感じる甘さや酸味との因果関係がわかるかも。
まあ、ごく個人的な研究ですので皆さまお気になさらぬよう…。(笑)

そんなわけで今日選ばれたヘスですが、1970年代に先代のドナルド・ヘスさんが、
ナパの山の手、マウント・ヴィーダー(Mt.Veeder)に開いたワイナリーで、
世間からの高い評価もありナパのトップ・ワイナリーのひとつとなってます。


公式ページはアメリカらしい感じですが、ワイン紹介含め情報はしっかりしてます。

今日の「Shirtail Ranches」というシリーズですが、裏ラベルにも書かれていますが、
レストラン専用シリーズなんだそうです。35~45ドルでオンリストされる想定だそう。
スクリューキャップなのも安物だからではなく、レストランでの扱いやすさのため。
じゃあ、なんで日本では酒屋で売ってんだ?となりますが、まあ、気にしない。(笑)
・カベソー 86%
・プチシラー 11%
・シラー 3%
出ました、カリフォルニア名物、プチシラー&シラー攻撃です。(笑)
樽熟は、新樽率27%のフレンチオークで12ヶ月です。悪くないだろう。(ぺこぱ風)


ワイナリー訪問。ナパとはいえマウント・ヴィーダーは山間になります。Hess03
やはりストビューは入り口までですが、中の施設は立派な感じです。

今日のワインはノース・コースト(North Coast)AVAになります。
銘醸地ナパやソノマを擁するカリフォルニア州北部の広域です。
今日のワイナリー、The Hess Collectionの場所も黄丸で示しました。
Hess02
「Shirtail Ranches」シリーズは、レイク・カウンティ(Lake County)の
Red Hills」という地域からだそうです。これも地図上に示しました。

ご参考までに拾い物のノース・コーストの地図も貼っておきましょう。
Hess01
この地図で気を付けないといけないのは、上が真北じゃないことです。
結構、傾かせてあるので気を付けてくださいね。
HessのあるMount VeederAVA(American Viticultural Area)ですね。


ラベル平面化画像。
IMG_2849
インポーターラベルが裏ラベルを隠していますが、剥がしてみると、
警告表示だけでしたので今日は責めないでおきましょう。(笑)


さあ、スクリュー回転です。
IMG_2862
レストラン仕様の敢えてのスクリューキャップ。(笑)
エンボスのライオンマークはええ感じです。


Alc.13.5%(データシートでは13.9%とありましたが…)。
ガーネット。(pH:3.92、Brix:7.2)
IMG_2863

ブラックベリー、スパイス、黒糖、なまっと濡れ木。
辛口アタック。
上等ワインの風格。
味の厚みは十分、構造感もありますね。
甘みはけっこうあるようなんですが、出過ぎてはいません。
酸味とのバランスなんだろうと思います。
単に糖度だけで甘さを語れない部分なんでしょうね。
その甘味と酸の絶妙なバランスの味わいを続けながら余韻へ。
フィニッシュでやはり甘みが残るんですが、
全く問題なく楽しめました。
いや、逆にうまく効かせる甘みもあるんだなって感じ。

やはり、数値での糖度で甘さは判断できない気がしますね。
結局バランスなんですよ。バランスが崩れてると、酸が目立ったり、
甘味が目立ったりする、そんな気がします。
まだまだこの探求は続きそうですね。(笑)


*****


The Hess Collection
Hess Shirtail Ranches
Cabernet Sauvignon 2016
North Coast
RRWポイント 92点


Cycles Gladiator Pinot Noir 2017 California

カリフォルニアのピノで面白いのないかなとネットでゲットしたものです。
いわゆるジャケ買い(ラベル買い?)というやつで、気持ちはわかるでしょ?
お値段も1500円ほど。これでおいしけりゃ儲けモンです。(笑)


IMG_2370
2004年が初リリースというこのブランドは、新しいしまだ無名ではありますが、
元ハーン・ワイナリーの注目の醸造家、アダム・ラザールさんが立ち上げました。
ラベルはベル・エポック時代の現存するポスターで、当時の発明品である自転車と、
それによって自由を得た女性が「Gladiator(剣闘士)」として描かれています。


公式ページは非常にシンプルでワイン情報はラインアップしかわかりません。

ネット情報は割とあって、
・ピノ・ノワール 100%
新樽率20%のフレンチオーク樽で12ヶ月の熟成をします。除梗有無は不明。

アダム・ラザール(Adam LaZarre)さんの言葉:
「その値段の2倍も3倍もおいしいワインを作るのが好きなんだ。
みんなが楽しんで飲んでくれてるのを想像しながらね。」

公式サイトからリンクも貼られてますが、このワイナリー、
Wine Hooligans(ワイン・フーリガンズ社)というところに属するようです。

Cycles Gladiatorはここの代表的ブランドとして載っています。
アダム・ラザールもワインメイキングのディレクターになっているようです。
こういう小さなワインブランドを集めて流通させる会社のようですね。
こっちのサイトには今日のピノの詳しいデータシート(PDF)がありました。(笑)

驚くのは、このピノの缶バージョンがあることです。
can0
ビールみたいにピノを流し込むんでしょうか。(笑)
アメリカっぽいっちゃ~アメリカっぽい。


Cycles GladiatorWine Hooligansの住所は同一で、Google Mapで訪れると、
Sonoma Estate Vintnersで登録されていて、URLがAW Direct USA.com
そしてそのサイトに行くとSonoma 980という会社にリダイレクトされます。
IMG_2247
ここで実際ワインは作られているようですが、同じ住所でいくつもの会社。
実体は一つのような気はしますが、とにかくソノマの中心サンタ・ロサにあります。
アメリカのこういうビジネス形態ってなかなか理解不能ですね。

先ほどのデータシートにピノのブドウの出どころが書いてありました。
・モントレー(Monterey)60%
・ソノマ・カウンティ(Sonoma County)20%
・クラークスバーグ(Clarksburg)20%
お膝元のソノマが20%しかないんですね。だからAVAがカリフォルニアです。
Sebast03
いつものソノマ・カウンティAVAの地図ですが、ここからは20%のみ。

モントレー(60%)、クラークスバーグ(20%)の位置関係はこんな感じです。
Sono01
海岸あり、内陸あり、いろんなところでピノが栽培されてるみたいです。
缶入りピノも作らないといけませんからね。たくさん収穫しないとです。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_2246
裏ラベルに「Winemaker: Adam LaZarre」とサインがありますね。


さあ、スクリュー回転です。
IMG_2367
一応キャップは無印ではないです。「CG」はCycles Gladiatorの頭文字。

Alc.13.5%。
透け感あるルビー。
IMG_2368

ラズベリー、あんず…のジャム。
フッとかすかな青草メトキシ?
酸を少し感じる辛口アタック。
味の中心はペラペラじゃなく、しっかりと味わいはあります。
甘み、苦味、酸味が絶妙なバランスで感じられますね。
複雑味を求めるのは酷かもしれませんが、十分な立体感です。
余韻はサラッと終わりますが、いい感じの軽さです。

しかし、なかなかおいしいピノです。
これを缶で飲むとどんな感じでしょう。
興味がわきます。(笑)


*****


Cycles Gladiator Wines
Cycles Gladiator Pinot Noir 2017
California
RRWポイント 91点


Into Vineyards Into Cab Cabernet Sauvignon 2016 California

リカマンの店頭でひと際目立つラベルがありました。INTO CAB
よく見ると、同じシリーズでINTO PINOTINTO ZINなんかもあります。
アメリカ人がよく略して言うように、CABはカベソー、ZINはZinfandelですね。
「Into~」は「~にゾッコン」みたいな意味でアメリカらしいネーミング。
なんとなく面白いので、とりあえずカベソーをゲットしてお試しします。


IMG_2104
裏ラベルにURLあり。その「www.intovineyards.com」にアクセスしてみます。
するとすぐにリダイレクトされ、前に飲んだOak Ridgeのサイトに着きます。
れれれ、これってオーク・リッジが出すシリーズだったわけね。


というこうとで、公式ページはこれになります。

ところが、なんということか、このINTOシリーズが載ってません。(笑)
リダイレクトしておいてそれはないでしょう。
インポーターのサイトや他の情報も見ますが大した情報はなかったです。
安物シリーズというほど爆安でもなかったんですが…。
・カベソー 100%
アメリカンオーク樽(70%)フレンチオーク樽(30%)で熟成だそうで。


ワイナリー訪問となると、ローダイのオーク・リッジということになります。
Oak_Ridge01
マッジオ&レイノルズ家が1934年に設立のローダイ最古のワイナリー。
Lodi AVA内に7,500エーカー(3,000ha=東京ドーム650個分)の畑を所有。
自社名「Oak Ridge」以外にも、この「INTO」含め多種のブランドで出してます。

今日のは「California」なのでローダイとは限りませんが、とりあえず、
Lodi AVAの地図でオーク・リッジの場所だけ確認しておきましょう。
Oak_Ridge03

ローダイは大括りではセントラル・ヴァレーAVAです。
Oak_Ridge02
この地図で言うと、Sacramento郡とSan Joaquin郡にまたがります。


ラベル平面化画像。
IMG_1908
あくまで「Into Vineyards」名で「Oak Ridge」とは一切書いてません。


さて、スクリュー開栓。
IMG_2101
無印~。

Alc.12.7%。
ガーネット。涙の形はっきりしませんね。
IMG_2102

ブラックベリー、ブラックチェリー、青臭さもあります。
チョコ、黒糖あたりはカベソーの雰囲気。
甘み乗った口当たりです。
酸味とも感じますが…やはり甘い。
味の厚みはまあまああり、
鉄っぽい風味もあって味わい深いんですが、
余韻でも舌の上に甘酸っぱい風味が残ります。

こういうもんだと思えば楽しめないことはないんですが、
甘いのはな~。もう少し重みのあるカベソーがいいな。


*****


Into Vineyards
Into Cab
Cabernet Sauvignon 2016
California
RRWポイント 88点


The Scholium Project 1MN Bechtold Ranch 2016

リカマンの店頭で変なワインを見つけました。
作り手はスコリウム・プロジェクト。プ、プロジェクト!?
ラベルにもカリフォルニア赤ワインとしか書いていません。
怪しい。怪しすぎる。こういうワインは調べて試してみなきゃです。(笑)


IMG_1175
味もそっけもない幾何学模様のラベル。ワインとして楽しまれるのを拒否するかのようです。


公式ページはお世辞にもよく出来た作りではありません。

コンタクトページで所在を調べようとしたら、メールフォームのみ。
「私達は小さなチームなので全員忙しい。電話もらっても誰も出られません。
メールには頑張って答えます。」とのメッセージ。
ネットで調べると、オーナーのAbe Schoener(エイブ・ショーナー)さんが、
何だかんだあって(笑)2006年に独立して作ったワイナリーらしいです。
旧来のカリフォルニアワインではなく、自分が美味しいと思うワインを実験的に追求し、
それを一般的にリリースしてしまう驚きのワインメーカーなんだそうで。(笑)

ショップサイトへ行くと今日のワイン情報がありました。

ローダイ(Lodi)にある樹齢140年の自根のサンソー(Cinsault)100%だそうです。
除梗を一切しない全房発酵。オーク樽で12ヶ月の熟成。
「ローダイのワインと思うな。ヴォルネイだと思え。」なんて書いてます。
ブルゴーニュのピノみたいな味になってるんでしょうかね。(笑)

この畑を受け継いだ時「Malvasia Nera」が植えられていると説明を受けたそうですが、
ローダイ周辺に入植したドイツ系移民がMalvasia Neraと呼んでいた品種が、実は、
サンソーであると2年後にわかったそうです。
それに因んでワイン名を「最初のマルヴァジーア・ネラ」と言う意味で、

First Malvasia Nera = 1MN

と名付けたらしいっす。ギャフン!わかんね~って!(笑)
ネットには、この作り手の詳しい解説もありましたのでリンクしておきます。

INFO 情報 情報


さて、ワイナリー訪問を試みます。
ナパ近くのソラノ郡、Suisun Valleyにあるとの情報からここがヒット。
Scholium01
Google Map上は「閉鎖」となっているのが気になりますが…。

Suisun Valleyは1982年にAVA(American Viticultural Area)に認定されてます。
The Scholium Projectの場所と一緒に位置関係を見ておきましょう。
Scholium02
しかし、カリフォルニアはいろんな産地がありますね。課題多し。


ラベル平面化画像。
IMG_0935
このデザイン、情報で、初見で買おうと思う人少ないと思います。

その上、これです。キャップシールなしでコルクむき出し。
IMG_1172
で、また変な模様が。ここにはミレジムを打ってくださいね。(笑)

コルクも平面化しました。
IMG_1173
で、また、意味不明の図形。数学の問題を思いだします。

さあ、お味はいかに? ヴォルネイのピノのようでしょうか?(笑)
Alc.12.81%。(細かっ。)クリア感あるガーネット。
IMG_1174

香り立つチェリー、プラム、カシス。
フレッシュ&ふくよかな黒ベリーって感じ。
不思議な酸と甘みをかすかに感じましたが、辛口アタック。
奥に苦味もあり、ハーブ感も絡んだ複雑な味ですね。
余韻も不思議な爽やかさで続きます。
酸多めだからかと思いますが。
程よくLingeringな余韻。
苦味の後味が残りますが、でも嫌じゃない。

面白いな~。ワインの可能性を感じます。
スコリウム・プロジェクト、覚えておきましょう。


*****


The Scholium Project
1MN Bechtold Ranch 2016
RRWポイント 88点


Beaulieu Vineyard California Cabernet Sauvignon 2016

BVのロゴが特徴的なボーリュー・ヴィンヤード。
赤いラベルのバージョンをコストコで発見。
創業は1900年に遡るナパヴァレーはラザフォードにあるBeaulieu Vineyard
1920年からの禁酒法の時代も教会用としてワインを製造が認可された、
ナパ・ヴァレーでも数少ないワイナリーのひとつなんだそうで。


IMG_0386
Beau-lieuはフランス語で「美しい場所」の意味です。


公式ページは立派なんですが、今日のワインが載ってないようです。

AVAがナパヴァレーのレベルまではあるんですが、カリフォルニアはなし。
お手頃レンジが網羅されてないのは残念です。
インポーターサイトの情報なんかによると、カベルネ・ソーヴィニヨン主体。
熟成はフレンチオーク樽にて10ヶ月のようです。


さて、ワイナリー訪問。やはりセント・ヘレナ・ハイウェイ沿いです。
BV01
オーパスワンとかがあるオークヴィルから5分ほど北上。ラザフォードです。


ラベル平面化画像。
IMG_0185
ボーリュー・ヴィンヤード・ソノマになってるのが気になります。
やはりこのカリフォルニアはナパじゃないところで作ってるんでしょうかね。


さあ、抜栓。
IMG_0383
キャップシールにマーク入り。コルクに大きく「1900」。

コルクも平面化してみましょう。
IMG_0384
創業1900年がかなり自慢のようです。(笑)

Alc.13.8%。
ガーネット。
IMG_0385

ブラックベリー、ブラックチェリー、プラム。
辛口アタック。
味を探る前に甘みが先に見えてきました。
味に厚みはあるんですけどね。
余韻前のタンニンは穏やかです。
先ほどのじんわり出てきた甘味はクールな甘みなんですが、
フィニッシュまで残るのがちょっと残念かな。
カリフォルニアのカベソーの王道ではありますが。


*****


Beaulieu Vineyard (BV)
California
Cabernet Sauvignon 2016
RRWポイント 88点


Stonehedge Cabernet Sauvignon 2016 California

ヴィノスやまざきの偵察で手に入れた1本。
蔵直とやらで自社輸入イチ押しの作り手のようで、
カベソーでもいくつかのレンジを扱ってました。
で、いつものごとく一番下のカベソーをチョイス。


IMG_0014
まずは入門ワインから。これでおいしければ上を試せばいいのです。


公式サイトはトップページに「工事中」の表示がありましたが、
そこそこちゃんとした情報が完備されてそうです。

と思いきや、ワイン紹介は外部のショップにつながって今日のワイン見つからず。

仕方がないのでヴィノスやまざきの裏ラベルに頼ります。
オリジナルをベタっと隠してますが情報は豊富で許せます。
IMG_9998
セパージュは、
・カベソー 95%
・メルロー 5%
樽熟は仏・米樽混合で12ヶ月。
こういう裏ラベルだと助かります。


ラベル平面化画像。
IMG_9999
ヴィノスやまざきの裏ラベルは剥がしてみました。


そうそう、ワイナリー訪問。
Napa01
なんとナパの市街地の中です。ショップ&テイスティングルームですね。

ワインとしては、これだけ広範囲の畑の供給を受けているそうです。
Napa02
生産拠点はカリフォルニア中にちらばってるんでしょうかね。


さあ、抜栓。
IMG_0011
無印コルクは逆に珍しいです。(笑)

Alc.14%。
ガーネット、透け感あり。
IMG_0012

ブラックベリー、ブラックチェリー。
メトキシピーマン、樽感、これは王道〜。
辛口のアタック、いいですね。
最近ナパでは変に甘いのありますからね。
果実味感じつつ、味の構造感を探せば、悪くはない感じ。
しかしながら少し薄めかな。
喉越しのタンニンはシルキー。
余韻もそこそこ続きます。
バランスのいい定番カベソーって感じでオッケーです。


*****


Stonehedge
Cabernet Sauvignon 2016
California
RRWポイント 91点


Kendall-Jackson Vinter’s Reserve Chardonnay 2017

これもジャクソン・ファミリー・ワインズ来日イベントでの1本。
1982年にジャクソン家が創業の比較的新しいワイナリーで、
ケンダル・ジャクソンはそのオリジナル、かつ中核ブランドです。
連投してましたラ・クレマは1993年にここが傘下に収めました。


IMG_9562
ジャクソン・ファミリー・ワインズ公式ページを見ると、
ナパ、ソノマのみならず、カリフォルニア各地、オレゴン州、さらに、
国外にも、オーストラリア、チリ、フランス・ボルドー、イタリア、
南アフリカに合計40ものワイナリーを所有。
短期間で世界有数のワイングループとなったようで、ゴイゴイスー。

ジャクソン・ファミリー・ワインズの公式ページもあり、この辺り、
家族紹介や詳しい解説(各ワイナリーへのリンク付き)があります。


Kendall-Jacksonの公式ページはアメリカ式ショップ兼用の紹介です。

・シャルドネ 100%
92%を樽で発酵させ、熟成は新樽率5%の仏樽と、新樽率6%の米樽を組み合わせ、
6ヶ月やってるそうです。


ワイナリー訪問。さすがに立派ですね。
Kendall01
庭園も広くてテイスティング・ツアーも受け入れてます。

場所はここ。ソノマの北の方、フルトンという町。
km
傘下のラ・クレマは車で10分とすぐ近くです。


ラベル平面化画像。
IMG_9578
やっぱりエノテカシールが裏ラベル隠してくれます…。


さあ、いただきましょう。
Alc.13.5%。ゴールドイエロー。
IMG_9564

青リンゴ、爽やかな果実を感じる香りです。
味も爽やかなんですが軽くてあっさりしてます。
甘みもあるんですが、酸味もあって余韻にかけて残ります。

各要素はあるんですが、
なぜか深みのような存在感が希薄かな?


*****


Kendall-Jackson
Vinter’s Reserve Chardonnay 2017
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Robert Mondavi Private Selection Pinot Noir 2016

ロバート・モンダヴィの名を冠しながら、
なんだかちょっとセカンド風情のプライベート・セレクション。
そのピノ・ノワールをいただきます。
本家のナパとは別に、少し冷涼な地域からのブドウのようなので、
ピノなんかは逆にベストマッチなんじゃないかという推測があります。


IMG_9164
ラベルはカッコいいんですが、何やらロバモンの建物が霧に隠れています。
これは、産地が霧の影響を受ける冷涼な地域を表してるんだとか。


ロバート・モンダヴィ公式サイトとは別に、
プライベート・セレクションの専用サイトがあります。
昔は本家サイトにも載ってたような気がするんですが、
今はプライベート・セレクションは完全に別扱いのようです。

しかし、ワイン紹介はありますが情報はほとんどなし。
困ったなと思ってネットを探すとあるもんです。データシート発見。
RMPNPS01
驚きなのは、ピノ・ノワール100%ではないということ。
シラーとグルナッシュをブレンドしてます。比率は不明。
おそらくピノ・ノワールが80%くらいと思われます。
(2015年はピノ80%で、残りはシラーとプティシラーとの情報があったので)

AVAはカリフォルニアですが、ブドウは「主にセントラルコーストから」です。
地図で確認すると、ナパやソノマよりは南側、かなり広大な地域です。
この辺りは山脈と海岸の位置関係から、太平洋から霧や冷たい空気を引き込み、
山間の日陰による日照時間などの影響で生育期間が長くなるのがいいようです。
california_map2
確かにセントラルコーストには著名なピノの作り手が多いです。
カレラやオー・ボン・クリマなんかもそうでしたね。


ラベル平面化画像。
IMG_9038
しかしメルシャンのシールはひどい。オリジナルを丸隠しです。
剥がしたバージョンも撮影しておいたぜ~。(ワイルドだろ~?)
ロバート・モンダヴィの有り難いお言葉が隠れてしまってました。
『秘密なんかありはしない。偉大なワインは畑から始まるんだ。』


さあ、抜栓ですよ。合成コルク。
IMG_9168
ここにもロバート・モンダヴィの有り難いお言葉が。
『いいワインを作るのは技術だが、洗練されたワインを作るのは芸術だ。』


Alc.13.5%。
ルビー。完全除梗でしょうね。しっかり色づいてる。
IMG_9163

フランボワーズ、チェリー。茎感あります。
若干酸味が乗った辛口アタック。
微妙な苦味もあり複雑味を与えています。
喉越しからフィニッシュまで何の欠点もありません。

高級ブルゴーニュのような説得力は乏しいですが、
何の不足もない優秀ピノだとは言えるでしょう。


*****


Robert Mondavi Private Selection Pinot Noir 2016
RRWポイント 91点


Fetzer Valley Oaks Cabernet Sauvignon 2016

スクリューキャップのいかにもお手頃なカリフォルニアワインですが、
POPに「コンチャ・イ・トロが贈る…云々」と書かれているのを発見。
全米TOP10の生産量を誇り、50年の歴史を持つ加州の老舗ワイナリーを、
2011年にチリのコンチャ・イ・トロが238百万ドルで買収したということのようです。


IMG_9010
チリもアメリカに進出しますか。ワインの世界もグローバルですね。


公式ページはアメリカの大手らしくしっかりしたもの。
コンチャ・イ・トロについては全く記述がなく、平常運転。
買収されたなんてことを少しも感じさせません。

残念ながらワイン情報は最小限。
アぺレーションもただのカリフォルニアですから、
本拠地のメンドシーノ以外の畑からも来てるんでしょうね。
・カベソー 100%
と思われます。
熟成は、ステンレスタンクとフレンチ/アメリカンオーク樽の両方。
各々の比率が気になりますが樽は軽めの風味付けくらいってことですね。


一応、ワイナリー訪問。
Fetzer01
ノースコーストのメンドシーノ郡、ホップランドという町にあります。
さすがの大きな施設です。


地図で位置を確認しておきます。
Fetzer02
ソノマのすぐ北側がメンドシーノ郡。その南側なのでソノマに近いということ。


ラベル平面化画像。
IMG_8887


さあ、抜栓ならぬ、スクリューキャップ回転です。
IMG_9012

Alc.13.5%。濃いガーネット。
IMG_9009

黒ベリー、プラム。
味はまあまあしっかりしてます。
酸味が若さを感じさせますが、
ダメ出しするほどバランスは悪くないです。
コーヒー的なフレーバーも少し感じたかな。
値段なりですが、おいしい方ですね。


*****


Fetzer
Valley Oaks Cabernet Sauvignon 2016
RRWポイント 88点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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