Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Carignan

Clos de Nit Criança 2015 DO Montsant

やまやの店頭で目を引きました。ジャケ買いならぬラベル買いの1本です。
Clos de Nit…見るからにカタルーニャ語。CrianzaじゃなくてCriançaだし。
「夜の畑」って意味です。確かに星空の下に夜の畑が広がっているデザイン。
カタルーニャとすればDOペネデスかプリオラートかと思うとDOモンサンとな。
DO Montsant、これはお試しして調べるしかないですね。(笑)


IMG_2504
この手のは当たればおいしかったりするんですが、とにかく得体が知れない。
裏ラベルにはスペイン語で「Embotellado para COFAMA Vins i Caves」と表示。
「COFAMA向けに瓶詰め」って意味ですから、COFAMAは作り手ではないですね。


COFAMA Vins i Cavesの公式ページがこちら。

一応、ワイン紹介とデータシートはありますが内容が薄い。
セパ―ジュが「Garnacha, Cariñena and Syrah」では比率不明。ネット情報では、
・グルナッシュ(ガルナチャ)40%
・カリニャン(カリニェナ)40%
・シラー 20%
のようです。当然どれもDO Montsantでは使用が認められた品種です。
赤はグルナッシュ、カリニャン、テンプラニージョ、シラー、メルロー、カベソーが可。
しかし、調べていると品種がカタルーニャ語のシノニムで書いてあり戸惑います。
グルナッシュはGarnatxa、カリニャンはCarinyena、テンプラニージョはUll de Llebre。
Ull de Llebreなんかはスペイン語で言うとOjo de Liebre、「うさぎの目」の意味です。
シノニムついでに因みにですが、カリニャンはアラゴン州やリオハではマスエロ(Mazuelo)と呼ばれます。

さて、データシートには「熟成が6ヶ月」とだけあります。
クラスが「Crianza」ですので木樽での熟成が6ヶ月以上というのがわかります。
クリアンサは出荷までにトータル2年の熟成が必要です。後は瓶で寝かします。
(リオハではクリアンサでも木樽は1年熟成が必要です。ややこしや…。)
Reserva (レセルヴァ)は3年熟成、内木樽で1年という決まりです。
Grand Reserva (グラン・レセルヴァ)は計5年熟成、内木樽が2年です。
クリアンサの下にJoven(英語でYoung)もしくはSin Crianza(英語でWithout Crianza)
というのがあって、これは樽熟成をしないタイプを指します。
今日のClos de NitというワインはCrianzaとJovenの2タイプあるようですね。

よく調べると、作っているのはCellers Unióというカタルーニャの巨大協同組合ですね。
公式ページはこれです。186もの共同組合の総元締めって感じです。

畑の総面積は4,400haをカバー、自社ワイナリーも6つ所有だそうです。

このサイトに扱いのDOを示す地図がありました。わかりやすいので貼っておきます。
Nit01
DO MontsantはDOCa Prioratをグルっと取り囲んでいますね。
この地図ではDOC Prioratと書いてますが、正しくはDOCa(Denominación 
de Origen Calificada)です。カタルーニャ語ではDOQ(Denominació
d'Origen Qualificada)ですから混同してるのかもしれません。

しかし、DO Montsantは不思議な形です。まんま「C」ですね。
Nit02
今回はそういうわけで、作り手訪問も、畑拝見も叶いませんでした。


ラベル平面化画像。
IMG_2315
しかし、なんで「夜の畑」なんだろう?…と思っていると、
昼の畑(Clos de Día)」というシリーズも出してました。(笑)


DO Montsantの認定シールは別撮りしました。
IMG_2316
DO Montsantの公式サイトもありますが、なんとカタルーニャ語のみ。


さあ、抜栓。
IMG_2500
キャップシールは専用デザイン。コルクは汎用の集成コルクです。

ネックにはこんなPOPが付いて売っていました。
IMG_2505
あまりたいした情報ではないですね。

Alc.13.5%。
エッジは若干クリアなガーネット。
IMG_2502

ブラックベリー、ダークチェリー、スパイス。
上品な樽香に感じます。
酸味が乗った辛口アタック。
味の芯はありますが酸味のせいか塩味に感じます。
嫌いな風味じゃないんですが、もう少し酸が大人しければ…。

そんなに悪くないんですが、
もう少しうまいガルナチャを知ってるだけに、評価は渋くなりますね。


*****


Clos de Nit
Criança 2015
DO Montsant
RRWポイント 86点


Cline Cellars Ancient Vines Carignane 2017

リカマンのちょっと品揃えの多い店舗でアメリカワインのコーナーを物色中、
カリニャンのバリエタルを発見。Contra Costa Countyとな。どこじゃろ?
これはお試しをして、チェックしてみないといけません。(笑)
カリフォルニアのジンファンデルやカベソーに飽きてたのでちょうどいいです。


IMG_1966
クライン・セラーズは1982年コントラ・コスタ郡のオークレー(後ほど確認)
でオーナーのフレッド・クレインさんが設立した家族経営のワイナリーです。
1880年代からその地に植えられていたムールヴェードルやジンファンデル、
そしてカリニャンからファーストヴィンテージをリリースしたとのこと。
そのカリニャンの畑から今日の「Ancient Vines Carignane」も作られてます。
よっぽどうまくいったのか、1989年にはソノマに350エーカーの土地を取得し、
あっさりワイナリーを移転しています。
ソノマのカーネロスにて、シラーやヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌを栽培、
ローヌ品種の普及促進する団体ローヌ・レンジャーズの創設メンバーなんだそうで。


公式ページはアメリカ式でワイン紹介はショップ兼用です。

オークレーの町の北西にある畑はイタリア他からの入植者が植えた当時からのもので、
樹齢は80~100年にも達するそうです。Ancient Vinesに偽りなしですね。
・カリニャン 100%
新樽率35%、ミディアムトーストのフレンチオーク樽で11ヶ月の熟成です。


さて、ソノマのクライン・セラーズを訪問します。
Cline01
かなり立派なところ。写真はテイスティングハウスのようです。
で、道を隔てた向かいにあるJacuzzi Family Vineyardsというワイナリーも、
2007年にフレッド・クラインさんが作ったそうです。
なんでもオークレーの畑も祖父のValeriano Jacuzziさんから受け継いだもので、
もともと1907年にアメリカに渡ってきたイタリアの移民家族なんだそうで。
ワイン作りもそのおじいちゃん譲りだそうで、なんかええ話や…。(笑)

コントラ・コスタ・カウンティ―AVAをGoogle Mapで確認します。
ContraCostaCountyAVA
オークレー(Oakley)もわかりますか?内陸ですがサン・ホアキン川岸です。
オークレー市街地の北西には確かにブドウ畑が点在しています。
ここからソノマに転地したわけです。かなりの移動距離(車で1時間)。
ちなみに右上のカリフォルニア地図でわかるように、ソノマはノース・コースト、
コントラ・コスタはセントラル・コーストAVAに属しています。


ラベル平面化画像。
IMG_1821
裏ラベル尊重のインポーターラベルは優秀です。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_1962
キャップ、コルク、ワイナリー名入りでカッコいいです。

コルク平面化はこんな感じ。
IMG_1963

Alc.15%。
濃いガーネット。
IMG_1964

ブラックベリー、カシス、プルーン。
果実感あるいい香りです。
スワリングでシダ、青野菜も出てきます。
クールな感じの甘みと酸の乗ったアタック。
味の本体は厚みもあって楽しめるんですが、
やはり甘みが始終付いて回り、余計だと感じます。
余韻も長くていいんですけどね~。
辛口に徹して欲しかったな。


*****


Cline Cellars
Ancient Vines Carignane 2017
Contra Costa County
RRWポイント 88点


Château Valmont Aventura 2017 Corbières

コストコで売ってるラングドック、AOCコルビエールです。
以前にここの2016年を試しています。
なんとアルザスの作り手がラングドックで始めたワイナリー。
2016年が初ヴィンテージで、これがなかなかおいしかったんですが、
はてさて、今日の2017年、2年目は進化したでしょうか。


IMG_9991
2016年はL’aventureleが付いていましたが、ただのAventureになり、
キャップシールも白から黒になってるなど、細かな変更があります。


公式ページは前回工事中感満載でしたが、今回は出来上がってました。 


と言うっか、本家サイトと合体していました。まあ、そうですよね。
Ruhlmann03
しかし、アルザスとラングドックって不思議な取り合わせですね。

ワイン情報を確認しますが、ショップサイト兼用で貧弱でした。
セパージュは以下とありますが、比率が不明。
・カリニャン
・グルナッシュ
・ムールヴェードル
・シラー
2016年は、カリニャン・シラー・ムールヴェードル・グルナッシュの順に、
40%、30%、20%、10%となってましたので、
同じ比率で順番が入れ替わったと思っておきましょうか。(笑)


再度、ワイナリー訪問を試みますが、やはりストビューで近づけず。
Valmont02
アップされてた写真を拝借してGoogle Mapをインポーズしました。
上空から見ると周りの畑がいい感じに囲っています。
場所はナルボンヌのすぐ南側、バージュ・シジャン池(Étang de Bages-Sigean)
という大きなラグーンの近くにあります。

さて、ここがAOCコルビエール(Corbières)なのを確認しましょう。
Valmont03
わかるかな? 黄色のマルで示しました。拡大して確認ください。


エチケット平面化画像。
IMG_9987
ジルベール&ガイヤールインターナショナルチャレンジ(Gilbert & Gaillard)
の金メダル受賞のようですね。期待できそう?


さて、抜栓。
IMG_0009

前と同じロゴ入りノマコルクです。
IMG_0002

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_9990

ブルーベリー、カシス、青野菜香も。
辛口アタック。
果実味あっていい感じなんですが…酸味が勝ります。
これはかなり前へ出る酸味ですね。
コクはOKなんですが。
タンニンはハーブな風味と絡んで特徴的に感じます。
余韻も長くていいはずなんですが、
例の酸味とタンニンが尾を引くので台無しです。
う~ん、どうしたんでしょう。
かなりレベルが下がったような気がします。


***** 


Les Vignobles Ruhlmann Schutz
Château Valmont Aventura 2017 Corbières
RRWポイント 85点


Familia Torres Salmos 2015 Priorat

最近トーレスが続きますが、生産者イベントでいくつもいただきましたので、
少しづつアップしてます。
しかしこのラインアップの多さは手広くやってる証拠ですね。
そう言えば、イタリアの有名どころも地元を飛び出して、
イタリア各地でいろんなワインに挑戦してましたね。
国は違えどワインの大物は考えることが似てるんでしょうか。


IMG_9554
これはプリオラート。地元ペネデスにはまだ近い方です。
プリオラートはリオハとともに2つだけのDOCa(特選原産地呼称認定)でしたね。


公式ページはデータシート完備ですが、セパージュの%が不明。

カリニェナ(カリニャン)主体というブレンドなのに比率がわからないのは残念。
エノテカのサイトでもセパージュの%の記述なしです。
あとはガルナチャ(グルナッシュ)とシラーがブレンドされています。
樽熟はフレンチオーク樽で14ヶ月です。


プリオラートはここ。カタルーニャですが、ペネデスの西方です。
priorat01

トーレスのプリオラート支店(?)を探すと「El Lloar」村にありました。
Priorat02
ビジターセンターとなってますが、他サイトの情報ですと、
ポレラ(Porrera)村とエル・ジョアール(El Lloar)村の畑だそうで、
この辺りからのブドウを使用してここで醸してるんじゃないでしょうか。

プリオラート全体から見るとこのあたりです。
Priorat01
タラゴナから行くと山ひとつ越えるあたりがプリオラートですね。
バルセロナ五輪の頃、タラゴナに遊びに行ったのを思い出します。(古っ!)


ラベル平面化画像。
IMG_9553
斜めラインのデザインも平面化撮影には大敵。(笑)


さて、いただきます。
Alc.14.5%。ガーネット。
IMG_9547

黒ベリー、青野菜、コーヒー。
少し尖ってるのは若いタンニンかな。
味の厚みは若干弱め。
フレッシュ感の酸なので気にならないのですが、
フィニッシュまで居座るのはどうでしょう。


*****


Familia Torres
Salmos 2015 Priorat
RRWポイント 89点


La Cuvée Mythique 2015

スーパーでよく見かけるラングドック(Pays d'Oc)のワインです。
神話(Mythique)という名前とフクロウのマーク。気になります。


IMG_7131
さて、このワインの素性を調べてみます。
日本のインポーターはサッポロです。
どおりでスーパーで見かけるわけだ。

サッポロのページを見ると、
南仏ラングドック地方の生産農家約2,500軒が加盟する、
共同組合組織「VINADEIS(ヴィナデイス)」が生産者だそう。
このワインは、毎年2500軒の中から出来のいい10軒を選りすぐって、
醸造・ブレンドするなんてことが書いてます。

VINADEISの公式ページも発見。
その中にミティークのページもありました。
サッポロのページと見比べると、どちらもセパージュ詳細が不明。
サッポロは、「シラー、カリニャン、グルナッシュ他」となってますが、
VINADEISは、「カリニャン、グルナッシュ、シラー、マルスラン、
ムールヴェードル」となっており、順番が全然違います。
最初に来るのが最大量ブレンドされてるとすれば、
おそらくですが年ごとに比率がかわるんじゃないでしょうか。
多少詳しめのVINADEISの方を信じて、
今日の記事のカテゴリーはカリニャンにしておきます。(笑)


ワイナリー訪問ですが、ナルボンヌにある大きな工場風情です。
Mythique01


エチケット平面化画像。
IMG_6927
生産者は「Les Vignerons de la Méditerranée」となってますね。
「Les Vignerons du Val d'Orbieu」とも言うらしいです。
ワイナリー訪問の写真に「VINADEIS」の表札が確認できるので、
ヴィナデイスでファイナルアンサーとしておきましょう。(笑)


さて、抜栓。キャップシールにもコルクにもフクロウがいます。
IMG_7130

Alc.13.5%。
濃いガーネット、エッジに少しオレンジ。
黒ベリー、スパイス、熟成香。
甘みまとったアタック...と思いましたが、
味は深みがあり、あまり甘さを感じません。
ソフトなタンニンがフワッと導く余韻もなかなかのもの。
これ、普段飲みにはいいんじゃないでしょうか。


*****


La Cuvée Mythique 2015
RRWポイント 89点


Agricola Punica (Sassicaia & Santadi) Barrua 2013

今日はイタリア・サルデーニャ島のワインをいただきます。
アグリコラ・プニカのフラッグシップ、バッルーアです。
アグリコラ・プニカはサルデーニャ島でのジョイントベンチャーで、
スーパータスカン・サッシカイアの「テヌータ・サン・グイド」、
サルデーニャの名門ワイナリー「サンターディ」と、
トスカーナの名醸造家ジャコモ・タキスが手を組んで誕生したとか。


IMG_6091
うーん、これ見よがしに「サッシカイア」シールが貼ってます。

早速ですが、サルデーニャ島のアグリコラ・プニカを訪問してみましょう。
AgriPunica01
看板は「サンターディ」となってるみたいですが、
ジョイントベンチャーで母体が母屋を貸すのはよくある話です。

場所はサルデーニャ島の南の端の方に位置してます。
AgriPunica02
以前コルシカ島のワインを飲みましたが、
サルデーニャのすぐ上の島ながら、こちらはフランスでしたね。

学校では「サルジニア島」と習った記憶がありますが、
これは英語表記の「Sardinia」から来てるんですね。
イタリア語がサルデーニャ(Sardegna)です。


公式ページはまあまあの情報量です。
セパージュは、
・カリニャーノ(カリニャン)85%
・カベソー 10%
・メルロー 5%
カリニャンって、古くからサルデーニャで栽培され、
今では島の代表品種となっているようですね。
(カリニャンの原産はスペイン。)
カベソー、メルローとのブレンドなのが、
スーパータスカンの片鱗を感じさせます。

ワインのクラスとしては広くサルデーニャ島産に適用される、
IGT(Indicazione Geografica Tipica)「Isola dei Nuraghi」です。
いわゆる原産地が名乗れるテーブルワインという分類です。
ここらへんもスーパータスカンの片鱗ですね。(笑)

樽は新樽率30%の仏樽で18ヶ月。
+ボトルで12ヶ月寝かして出荷となります。


エチケットは上下にでかく、平面化撮影は難儀しました。(笑)
IMG_6094
マーケティングでしょうが、サッシカイア・シールが目を引きます。


さて、いただきます。
Alc.14%。
濃いルビー。
カシス、ブルーベリー…のジャムっぽい感じ?
少なめの香りです。
うま味感たっぷりのアタックです。
これはいいぞと思わせますが、
酸味が顔を出し、ちょっと嫌味に感じます。
後味の舌の上にピリッと残る何か…やはり酸味かな?
カリニャンらしいといえばそうなんですが、
全体の印象は、実のところ「フレッシュうま」です。
重苦しい感じはなく、
食事と合わせればスルスルといけると思います。
(パーカーおじさんは93点つけてましたね。)

今回は有名どころをいただきましたが、
サルデーニャには他にも面白いワインがありそうです。
また探して試してみようと思います。


*****


Agricola Punica (Sassicaia & Santadi)
Barrua 2013
IGT Isola dei Nuraghi
RRWポイント 90点


Château Valmont L’aventure 2016 Corbières AOC

コストコで発見したAOCコルビエール。
ラングドックのワインです。
まあ、たいていこういうのは、
見たことも聞いたこともないワインなんですが...さて。


IMG_6073


シャトー・ヴァルモンの公式ページを見ると、トップページ全面がYouTube。
本体がルールマン・シュッツ(Les Vignobles Ruhlmann Schutz)らしいので、
そちらのページを見ると、なんとアルザスの作り手でした。
ChValmont02

アルザスのドメーヌを訪れてみました。アルザス~といった街並みです。
ChValmont03

アルザスからはるばるラングドックへ進出していたようです。
ChValmont01
それが、シャトー・ヴァルモンというわけです。
(この地図は公式ページのYouTube動画から画像キャプチャー。)
なんと、今日いただく「2016年」が最初のヴィンテージだそうで。
設立されたばかりのワイナリーというわけです。

しかし、
白ワインのアルザスからラングドックで赤ワインにチャレンジするとは、
大胆なことをしますね。
だから、この初ヴィンテージの名前が「l’aventure」(冒険)というわけですか。
なんだか応援したくなってきます。(笑)

ラングドックのコルビエールにあるシャトー・ヴァルモンも訪問。
ChValmont04
ストリートビューでは近づけませんでしたが、
シャトーと敷地の感じは上空からでもわかると思います。

アップされてた写真を拝借して貼っておきます。
ChValmont05
何を思ってアルザスの作り手がこのシャトーを買ったんでしょうね。

AOCコルビエールとシャトー・ヴァルモンの位置関係を見ておきます。
ChValmont06
ザクっとマル印で示しただけですので、あくまで「だいたい」図です。
AOCフィトゥーやリムー、ナルボンヌやカルカッソンヌの町もチェック。


で、ワインの詳細ですが、例のYouTube公式ページではわかりません。
念のため、コストコの店頭で撮っておいた写真がこれです。
IMG_6039
セパージュはこれを信じましょう。
・カリニャン 40%
・シラー 30%
・ムールヴェードル 20%
・グルナッシュ 10%
樽使いはわかりません。
あっ、お値段わかっちゃいましたね。(笑)税込み1,098円なり。

インポーターは、コストコホールセールジャパン直接です。
IMG_6041



さて、抜栓。
おっと、ノマコルクです。
ChValmont07
やはり未来のコルクはこれで決まりのような気がします。

Alc13.5%。
濃い赤紫色、透けない黒です。
カシス、チェリー、キャンディ様の甘い香りも。
軽い果実味のアタック。
甘みを感じる気がしますが実は甘くないんですね。
厚みのない味ですが飲みやすくて悪くはないです。
タンニンもかすかに効いていていい感じ。
酸味が控えめなのもいい。
(経験上、カリニャンは酸味が多い気がしますので。)

2016年初ヴィンテージ、
なかなかいいスタートだと思いますよ。


***** 


Les Vignobles Ruhlmann Schutz
Château Valmont L’aventure 2016 Corbières AOC
RRWポイント 90点


La Croisade Réserve Carignan Vieilles Vignes 2017

スーパーでまたカリニャンのモノセパージュを見つけたので、
思わずゲット。まあ、1000円なんですが。(笑)
チリのカリニャンがかなり酸味が強かったので、
これも酸っぱければカリニャンの個性ということですね。


IMG_5236


スーパーやコンビニでちょくちょく見かける「ラ・クロワザード」。
これにカリニャン100%があったとは。

輸入元の三国ワインのサイトには詳しい情報が書かれていますが、
本家のフランスのサイトはついぞ見つかりませんでした。

1998年にカルカッソンヌで設立された新しいワイナリーとのこと。
平均樹齢40年の古木のカリニャンを使用。いいですね。
でも、樽熟はしておらず、
タンクにオークチップを放り込んで香り付けをしていると、
ハッキリ書いています。
まあ、1000円ワインですし、正直でよろしい。

ラングドックからのワインで、IGP Pays D’Héraultです。
モンペリエのあるエロ―県のIGPだそうです。


IMG_5235


さて、抜栓。
Alc.12.5%。
濃い赤紫。
黒ベリー。かすかに、チョコかバニラ。
ラズベリーも少し。
フレッシュな軽い口当たりです。
味の厚みは弱く安物感はありますが、
まずくはないです。
チリのインドミタのカリニャンと違って、
酸味が控えめなのがありがたいです。
割とおいしくいただけました。


*****


La Croisade Réserve Carignan Vieilles Vignes 2017
Pays D’Hérault IGP
RRWポイント87点


Famille Perrin La Vieille Ferme 2016

以前、
コート・デュ・ローヌをいただいたファミーユ・ペランです。
今日はそこのさらにお安い最底辺ラインをいただきます。
コストコで普通よりもお安く買えましたのでうれしいです。
またうまけりゃ「偉いワイン」認定ですが・・・。


IMG_5154
こういうエチケットのデザインは好きです。


公式ページは以前にも紹介した通り、
ミレジムごとに見れるのに、あまり詳しい情報は載っていません。
このワインのセパージュも、

・カリニャン
・サンソー
・グルナッシュ
・シラー

と、4種類かいてあるだけでパーセンテージは不明です。
おそらく順番から言って、カリニャンが一番多いのでしょうね。

日本のインポーター(ジェロボーム)のサイトでは、
・グルナッシュ 50%
・シラー 20%
・カリニャン 15%
・サンソー 15%
となっています。
それらしい比率ではありますが、本当かな?

ラ・ヴィエイユ・フェルムの公式ページも発見しました。
ポップでカッコいいのですが、SNS対応みたいなサイトで、
ワインのデータはやはりなさそうです。


ラベル平面化画像も一応撮りました。
IMG_4977
ラベルが水滴で可哀そうな感じになってます。
これはボトルを冷やしていたからで、最近は気温も高い季節になり、
推奨賞味温度の17度にするには、冷蔵庫の力を借りないといけません。
冷えすぎたボトルを17度近くまで戻す間に写真を撮るのですが、
結露でボトルがすごいこと汗をかいてしまいます。


前回の記事で、
ファミーユ・ペランはシャトー・ボーカステル含め訪問済み。
よって本日はワイナリー訪問はなしです。


スクリューキャップではありますが、
ワイン名の浮彫があって凝ってますね。
IMG_5342
(画像はワイン娘アプリで加工しています。)


さて、スクリュー回転。
Alc.13%。
濃い目の赤紫。
ラズベリー、チェリー、キャンディ風の甘い香りも微かに。
酸味が先に出るアタックです。
タンニンもしっかり後から来るんですが、総じて深みは弱いです。
余韻で再度酸味が戻って来ます。
雑味も少しあり。
グルナッシュの影響か?
これがカリニャンなのかも?

いずれにせよ、
ここまでレベルを下げるとイマイチということです。
コート・デュ・ローヌは割と良かったんですけどね。
まあ、期待ほどではなかったというだけで、
おいしくいただけるレベルではありますよ。


*****


Famille Perrin La Vieille Ferme 2016
RRWポイント 85点


Viña Indómita Gran Reserva Carignan 2016

チリのいくつかのブランドから、
カリニャンのモノセパージュが出てるのを見かけます。
そんなことに気づいたのはずいぶん昔ですが、
今と同じくカルメネール一辺倒だったので、
ずっと見向きもしていませんでした。
リカマンで特価だったこともあって今回つい手を出します。


IMG_5226


カリニャンはスペイン原産の黒ブドウで、
スペイン語のシノニムはマスエロとかカリニェナです。
フランスでは南仏で多く栽培され、酸味が強いため、
もっぱら補助品種としてシラーやグルナッシュとブレンドされます。
モノセパージュはフランス産でもたまに見かけるので、
今後の課題ですね。

さて、ビニャ・インドミタですが、
以前にも書いた通り、サンタ・アリシア(Santa Alicia)や、
Portaも擁するドス・アンデス(Dos Andes)とともに、
ベティア(Bethia)グループに属していましたが、
昨年、中国のワイン企業グループにまとめて売却されました。
「Yantai Changyu Pioneer Wine」というところだそうです。
中国資本ですか。なんだかな~ですね。


公式ページはしっかりした内容で今も健在ですから、
ワイナリの運営は問題ないようですね。


Google Mapでワイナリー訪問を試みます。
サンティアゴーバルパライソのハイウェイを通り、
そこから丘の上のインドミタを望みます。
Indomita01
ちょっと遠くて残念な訪問しかできませんね。
このすぐ近くに前に紹介したVeramonteのワイナリーがあります。


公式ページから夜景の写真を拝借しておきます。
Indomita02
なかなかカッコいいです。


公式ページのワイン情報はラインナップごとに詳しそうですが、
IMG_5161
実はあまり大したことは書いていません。
熟成は一部を樽に詰め、残りはタンクで約1年だそうで、
「軽めの樽」くらいしかわかりません。


さて、抜栓。Alc.13.5%。
濃い赤紫。
涙にかすかに色づきがあります。
カシス、チェリー、ミント。
爽快感のある香りです。
酸味が前面に出るフルーティな感じのアタック。
味わいはあるんですが酸味に隠れます。
余韻もそこそこですが、やはり喉に酸味が残ります。

カリニャンのモノセパージュは、他のも見ると、
古樹で凝縮感を出すようにしたものが多いようですが、
酸味を抑える工夫なんでしょうね。
これも一応「Old Vines」と書いてます。

でも、ものは考えようで、
フレッシュな軽めのが欲しい時にいいかもしれません。


*****


Viña Indómita Gran Reserva Carignan 2016
RRWポイント 86点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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