Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Carménère

Odfjell Armador Carménère 2018

ちょうど2年程前、同じ作り手の同じワインの2016年を試しています。
京阪百貨店のワイン特設コーナー物色中、やっぱりカルメネールに惹かれ、
前回の2年前の評価がイマイチだったのを薄っすら思い出しつつもゲット。
ラベルデザインもガラッと変わってるし、味も進化してるといいんですが…。


IMG_3278
元はノルウェーの大手船会社だそうで、Odfjellはオッドフェルと読むようです。
なぜこの会社がチリでワインを作っているのか、前回調べています。
かいつまんで言うと、オーナーのダン・オッドフェルさんが25年前チリを訪れ、
チリのマイポ・ヴァレーを大変気に入ったから。(笑)
ダンさんの故郷、ノルウェーのベルゲンでは雨が多かったそうで、
太陽サンサンのチリの気候に惚れ込んだみたいです。(笑)


公式ページはカッコよく出来ていて、情報豊富。助かる~。

今日のワインもヴィンテージごとのデータシート完備。
・カルメネール 89%
・シラー 7%
・カベソー 4%
除梗あり、破砕なしで醸造。樽はなくステンレスタンクのみだそうで。

畑は本拠地のあるマイポ・ヴァレーとマウレ・ヴァレーの2ヶ所から。
どちらも大括りではセントラル・ヴァレー(Valle Central)の範疇となり、
DO(Denominación de Origen)もセントラル・ヴァレーになります。


サンティアゴ郊外にあるオッドフェルを訪問します。
Odfjell00
なかなか施設は立派そうですが、ストビューではここ入り口まで。

公式ページに写真がいろいろ上がっていたので拝借します。
Odfjell01
なんと、創業者ダンさんの息子、ローレンスさんが設計したんだそうで、
しかも南米で最初のグラビティ・フロー・システムを採用した最新設備で、
その後のチリの他のワイナリーに大きく影響を与えたそうです。ゴイゴイスー。

拠点(畑)はここを含め3ヶ所。これも公式ページにいい地図がありました。
セントラル・ヴァレーが内包する産地が主要河川と共にしっかり描かれてます。
Odfjell02
3ヶ所ともデメテール(ビオディナミ)とエコセール(有機)の認証を取得。
重ねてゴイゴイスーなところですね。

いつものチリ全体の地図も見比べておきましょう。
Odfjell03
サブゾーンはこっちの方が詳しいですね。


ラベル平面化画像。
IMG_2825
畑のブレンド比率が書いてます。マウレからは15%だけなんですね。
「カルメネール」は日本カルメネール振興協会(笑)が推奨する表記
Carménère(2音節目のeにアクサンテギュ、3音節目にアクサングラーヴ)です。

2年前の2016年のラベルには「Armador」の意味の説明がありましたが、
新デザインでなくなってます。スペイン語で「船のオーナー」の意味です。


さあ、抜栓。
IMG_3275
キャップシールはマーク入りですが、コルクは汎用品。

Alc.14%。(pH:3.81、Brix:6.8)
濃いガーネット。
IMG_3276

黒ベリー、カシス、生っと野菜、黒糖風味も。
甘み乗った辛口アタック。
フレッシュな果実感を纏った味の芯には、
しなやかなストラクチャーを感じます。
先ほどの甘みは気にならず、
薄っすらとした酸かもしれないです。
これは、もはやフレッシュ感の演出になってます。
タンニンはシルキーでソフト。
余韻は静かに続く…。最後に「うま」とつぶやいてしまいます。

樽なしでうまくカルメネールの良さを出してると思われます。
2年の間にすごく進化したんじゃないかと…。


*****


Odfjell
Armador Carménère 2018
Valle Central
RRWポイント 94点


Viña Ventisquero Queulat Carménère Gran Reserva 2015

今日は日本カルメネール振興協会の活動日。(笑)ベンティスケロです。
最近はベンティスケロでも、ルート1などサブ・ブランドを試してましたので、
本家ベンティスケロのカルメネールをいただくのは楽しみです。
Queulatというのは7年前に飲んだきり。当時はとてもおいしかったです…。


IMG_2757
ベンティスケロは、チリの総合食品企業アグロスーパー・グループによって、
1998年に創設された新しいワイナリーですが、規模はかなりのものです。
アメリカ在住中はRoot:1含めよく見かけるブランドだったので馴染みがあります。
今日はベンティスケロ自体を少々掘り下げながら、いただくとしましょう。


公式ページは大型画像でドーンとカッコいいです。

Ventisqueroのみならず、Root:1、Ramirana他、ブランド別にサイトがあり、
ワインのところにリンクがあります。

ベンティスケロ専用ページがこれ。今日のワイン情報はここにあります。

今日のQueulatというのもヴィンテージ毎のデータシート完備でありがたいです。
・カルメネール 100%
フレンチオーク樽(80%)とアメリカンオーク樽(20%)の併用で、
新樽率25%で12ヶ月の熟成をしています。
しかし、一貫して「Carménère」表記なのは、日本カルメネール振興協会としては、
押してる表記なので、好感が持てますね。(笑)


所有畑の紹介ページに非常に詳しい情報がありました。
カルメネールはマイポ・ヴァレーのトリニダーという畑からだそうです。
ここがベンティスケロの最初の畑であり、拠点のようですね。
Ventisquero02
このページから畑の詳細資料(PDF)が見られます。

しかし、正確な所在が載っていないので訪問できないかと思いましたが、
畑の略図があったので、それを手掛りに場所を見つけ出しました。(笑)
例によって、Google Mapに転記しつつ訪問してみます。
Ventisquero03
残念ながら冬の畑でしたが、奇跡的にストビューがあって近寄れました。
しかし、品種ごとの区画地図は臨場感あって、なんとなくうれしいです。

さて、ここがマイポ・ヴァレーのどのあたりかということですが、
Map上は、一見ラペル(コルチャグア)・ヴァレーと思ってしまいました。
マイポ・ヴァレーは首都サンティアゴ周辺の広範囲ですが、その区切りは、
行政区、この場合は首都州(Región Metropolitana)になるようです。
ご覧のように、ベンティスケロは首都州のギリギリ端っこでもマイポです。
Ventisquero01
マイポ川流域と思っていましたが、行政区が区切りになってるわけで、
おそらく、サン・アントニオ・ヴァレーとマイポの境も行政区でしょうね。
これで、境目がわかりにくかったカチャポアル・ヴァレーとマイポ・ヴァレー、
コルチャグア・ヴァレーとクリコー・ヴァレーの切り分けもスキッとします。


ラベル平面化画像。
IMG_0040
表も裏もマイポ・ヴァレーのTrinidad Vineyard単一畑からと書いています。

インポーターラベルはオリジナルの外側に貼ってました。エライ。
IMG_0042


さあ、抜栓。
IMG_2755
キャップシールにVのマーク。コルクも名前入りではあります。
ただ、Viña Ventisqueroと3回繰り返してるだけなので平面化はしません。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_2756

カシス、ブラックベリー。
黒糖、シナモン少々。これはカルメネールっぽい。
濡れ木の樽香もしっかりついてます。
クールな印象の香り。酸味を予感させます。
やはり、軽い酸味から入る辛口アタック。
厚みは少しもの足りないですが、複雑味・構造感はあります。
おまけに…甘みもありますね。
前に試したラミラナもこんなでした。
タンニンはシルキーで、スモーキーな感じはいいんですが、
酸と甘みが減点ポイントですね。

7年前に飲んだ記憶では、
もっとおいしかったんですが…。


*****


Viña Ventisquero
Queulat Carménère
Gran Reserva 2015
RRWポイント 89点


Veramonte Carménère 2018 Reserva

今日は日本カルメネール振興協会の活動日ですのでカルメネールです。(笑)
ネットで懐かしのベラモンテのカルメネールを発見したのでゲットしてました。
昔とは随分デザインも変わりましたし、ユーロリーフ、ECOCERT付きで、
オーガニックワインをうたってますね。お味はどんなもんでしょ?


IMG_1736
Viñedos Veramonteという生産者のはずですが、 Alto de Casablancaという名前で、
「Veramonte」「Primus」「RITUAL」などのブランドを使い分けています。


公式ページはこれで、「Veramonte」ブランドとして独立しています。

珍しくミレジムごとにデータシートがありました。
・カルメネール 100%
熟成はフレンチオーク樽で8ヶ月となっています。
しかし、Carménèreの表記はいいですね。
日本カルメネール振興協会ではアクサンテギュとアクサングラーヴ両方付き推奨です。(笑)


さて、ワイナリー訪問ですが、場所はカサブランカ・ヴァレー。
サンティアゴから海岸沿いのバルパライソへ向かう幹線道路沿いです。
Vera01
かなり大きな施設です。「Casona」はBig Houseの意味です。

昔、ここは訪れてるんですよね。
Vera02
2001年撮影。(笑)当時からCasonaだったのがわかります。


実は、カサブランカ・ヴァレーは白品種とピノ・ノワールだけで、
カベソーやカルメネールはかなり離れたコルチャグア・ヴァレーからです。
Chilesub
車で2~3時間は離れているので、現地で醸してるのかなと考えてしまいます。


ラベル平面化画像。
IMG_1717
裏ラベルを見ると、ゴンサレス・ビアス(González Byass)とあります。
「ティオ・ペペ」のシェリーで有名なスペインの生産者です。
どうやらベラモンテはゴンサレス・ビアスの傘下のようですね…。
González Byassnewsの公式ページでも紹介があり、1992年創業とあるので、
ゴンサレス・ビアスがチリで立ち上げたパターンかもしれませんね。

インポーターシールは別撮り。
IMG_1718
裏ラベルを隠さず、控えめなのがいいですね。


さあ、抜栓。
IMG_1734
キャップシールはCasonaのイラストがエンボスになっててカッコいいですね。
コルクはラベルに合わせた幾何学模様のような感じ。平面化はしません。

Alc.14.5%。
濃いガーネット。
IMG_1735

ブラックベリー、ブルーベリージャム、シナモン…。
メトキシ野菜香も見つかります。
オーガニックの影響かとも思いますが、
いずれにせよカルメネールっぽいです。(笑)
辛口アタック。
薄っすら酸のベールに包まれるも、しっかり厚みのある味。
酸はフレッシュな果実味となって、
タンニンと一緒に喉越しにアクセントを与えてくれます。
余韻も長い。

オーガニックなカルメネール、
悪くないだろう。(ぺこぱ風に)


*****


Veramonte
Carménère 2018
Reserva
RRWポイント 91点


Torreón de Paredes Reserva Carménère 2013

今日は「日本カルメネール振興協会」の活動です。
新たなカルメネールの作り手を探して試すだけですが。(笑)
トレオン・デ・パレデスのカルメネールをいただきます。
1979年にカチャポアル・ヴァレーで創業の家族経営ワイナリーだそうで。


IMG_9409
あまり日本には入って来ていないのか、あまり見かけませんね。

公式ページは「www.torreondeparedes.cl」らしいんですが、今ひとつ貧弱。
すると、もう一つ、「torreon.cl/」という立派な公式サイトを発見しました。

なぜ2つあるのか不明ですが、情報がしっかりあるのは助かります。
ミレジムごとにデータシート完備で素晴らしいです。
セパージュは、
・Carménère 95%
・Cabernet Sauvignon 5%
となってます。
樽熟はフレンチオークの新樽で6ヶ月だそうで。 

D.O.は、「Rengo – Valle del Alto Cachapoal」となってます。
D.O.のリストでは、カチャポアルのサブリージョンとしてレンゴはありますが、
「Valle del Alto Cachapoal」までうたってるのはこの作り手だけのようですね。


まずは、ワイナリー訪問します。
Torreon_de_Paredes01
なかなか立派な門構えですがGoogle Mapでは入れません。(笑)
施設や敷地は広大で、周りの畑も美しいのはわかります。

場所はD.O. Rengoだけあって、レンゴの町のすぐ東側です。
Torreon_de_Paredes02
カチャポアル周辺含めて俯瞰して位置関係を把握しておきましょう。


ラベル平面化画像。
IMG_9101
あまり聞かないインポーターですね。
しかし、カルメネールを日本に入れてくれるのはありがたいです。


さて、抜栓。
IMG_9406
ワイナリーオリジナルのコルク、キャップシールです。

Alc.13.5%。
ガーネット。涙はあっさりめ。
IMG_9408

黒ベリー、モカ、生野菜...カルメネールの王道です。
辛口アタック。
甘み・酸味が微妙に包み込む味は、
フレッシュネスを感じるものの、
味の実態は厚みを感じにくく弱めです。
ちょっと黒糖っぽいのを感じるのはいいのですが。
余韻もちょっと凡庸ですね~。
もうちょっと頑張って欲しかったな~。


*****


Torreón de Paredes Reserva Carménère 2013
RRWポイント 88点


Château Le Puy Emilien 2014

400年の歴史を持つシャトー・ル・ピュイです。
アモロー家が13代に渡り所有、ずっとビオディナミなんですって。
少量ですがカルメネールをブレンドしてるので気になってました。
台北空港の免税で見つけたので思わずゲット。


IMG_8932
う~ん、由緒正しいと言うか、古臭いデザインです。(笑)
漫画「神の雫」21巻で登場したそうです。


公式ページは日本語表示可能。変な日本語ですが。(笑)
ワインはミレジムごとのページはあるんですが、大した情報なし。
2014年のブレンド比もわからないので作付けを記します。
・メルロ 85%
・カベルネ・フラン 14%
・カルメネール 1%
1%ですが、カルメネールが入ってそうですね。
熟成は大樽とバリック(ユーズド)混合で24ヶ月だそうです。


さあ、シャトー訪問の前にエチケット平面化画像を確認。
LePuy01
AOCフラン・コート・ド・ボルドーです。前にも同じところのありましたね。
このAOCは公式サイトがあり、情報が豊富で助かります。
フラン(Franc)、タヤック(Tayac)、サン・シバール(Saint Cibard)の
三つのコミューンにまたがっています。

ル・ピュイはサン・シバール村にありました。(ピュイゲローも同じ村です。)
LePuy01
Google Mapのストリートビューの変化を見ていると、
この新しい門と塀は2010年以降にリニューアルしたことがわかります。
まとまったお金が手に入ったんでしょうか、
ちょうど「神の雫」で紹介されて人気が出た頃と符合します。(笑)


AOCフラン・コート・ド・ボルドーは赤も、白も、甘口白も作られます。
赤はメルローが50~60%と大多数。残りはカベフラとカベソーです。
白はセミヨンが60%。あとはミュスカデルとソーヴィニヨン・ブランです。
さあ、気合を入れてボルドー右岸のAOCの位置関係を見ていきます。
LePuy03
こういうことなんですが、やはりネットで拾った地図だと頭に入りません。

やはり、横着をしてはいけません。恒例のGoogle Mapに書き込みを断行します。
LePuy02
結構大変なんですが、何回かこんな地図を作っていると、
そらでAOCの地図が書けるようになります。(笑)


さて、抜栓です。
IMG_8983
カッコいいけど開けにくいロウキャップです。

コルク平面化撮影もしておきましょう。
IMG_8930
しっかり横と両端にミレジム入った上等仕様です。(笑)

Alc.13%。
濃いガーネット。
IMG_8931

黒ベリー弱めです。
微かに黒糖の香りとブレタノマイセス? っぽい何かが…。
熟成樽香の木の香りと混ざって判別難しいです。
辛口ながら、味薄めの予感をさせるアタックです。
やはり味の厚みが弱いですね。よって酸が目立ちます。
メルローらしいと言えばそんな感じ。
タンニンもこなれてない風情です。

う~ん、結局、欠陥か何らかの変質の疑いありです。
台湾の免税だからなぁ。(リーファーコンテナじゃないのかな?)
ん?待てよ。これが400年続いたビオディナミの味か?(笑)


*****


Château Le Puy Emilien 2014
RRWポイント 82点


Bisquertt Ecos de Rulo Carménère 2015

ビニャ・ビスケルトのカルメネールをいただきます。
1978年創業、コルチャグア・ヴァレーの家族経営の作り手です。
マルチグエ(Marchigüe)にあるエル・チェケン(El Chequén)という
150ヘクタールもの畑を所有。この地域のパイオニア的存在だそう。


IMG_8191
「Ecos de Rulo」は「ブドウ畑のこだま」的な意味と思います。


公式ページは、ホームページが畑のドローン動画で迫力ありです。
Bisquertt02
大きなため池のようなのが敷地の真ん中にあるようです。
トップページ画像をここに貼ったのは、Google Mapで近づけず、
ワイナリーの写真が撮れなかったからです。悪しからず。


ワイン情報は充実しており、データシートも完備。
「Ecos de Rulo」の名前は2015年ヴィンテージまでで、
2016年から「La Joya / Single Vineyard」に名称変更のようです。
(Joyaは宝石の意味です。)
セパージュはカルメネール100%。
樽熟は、フレンチオークの大樽・小樽で12ヶ月です。


前述のようにワイナリー訪問できませんでしたので、位置確認だけでも。
Bisquertt01
マルチグエの町もショボいですから、かなり不便なところですね。
でもサンティアゴまでは車で2時間半くらいですから、まあいいか。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_8186
裏ラベルの解説はどうなんでしょう?エル・ルーロという地名はなく、
表ラベルにあるように、マルチグエのエル・チェケンという畑です。


さて、抜栓です。
IMG_8192

Alc.14%。
濃い濃いガーネットです。
IMG_8190

黒ベリー、生っぽい野菜感、スパイス、モカ。
辛口アタック。
少し酸味を感じますが、味の深みはそこそこです。
喉越しから余韻にかけてバランスよくなってくる気がします。
フィニッシュでもう一度酸を感じますが、
爽やかさの演出と思えば許せる範囲。
タンニンは始終ビロードのように、
一連の流れを下支えする優秀な裏方さんです。
パーカーおじさんは2014年に90点をつけたようです。
うん、そんな気がします。(笑)


*****


Bisquertt Ecos de Rulo Carménère 2015
RRWポイント 90点


Bodega Volcanes de Chile Carménère Reserva 2017

Amazonで見つけたカルメネールです。
ボルカネス・デ・チレ(チリの火山)なんてワイナリー初めてです。
カルメネールを見るとなんでも試していますので、これも探求。
しかし、そろそろ絶対うまいカルメネールも飲みたくなってきますが。
(エラスリスのKAIとか、コンチャイトロのCarmín de Peumoとか…)


IMG_7582
雪を頂いたチリの火山がエチケットのデザインになってます。


公式ページにはこれの実写版のような写真があり、カッコいいです。
Volcanes03
サイトの内容は非常にシンプル。ワイン情報も最小限。
ワイナリーの成り立ちも詳しい話は載っておらず、
チリの火山性の土壌を活かしていいワインを作るプロジェクトとだけ。
一応、セパージュは、
・カルメネール 85%
・カベソー 15%
樽熟は、フレンチ&アメリカンオークで6~8ヶ月です。


さて、公式ページにある住所へ行ってみます。あれれ?
Volcanes01
同じ住所にはビニャ・ウンドゥラガがあります。
サンティアゴから南西にあるタラガンテという町にあります。
同一ワイナリーなのか、施設を借りてるのか、真相はわかりません。


今日のワインはD.O.ラペル・ヴァレーです。(黄丸がタラガンテ)
Volcanes02
カチャポアルとコルチャグアを合わせてラペルと呼びます。
通常、両方の地域のブドウを混醸した時にラペルとしているようです。
でないと、両方にまたがった畑じゃないとラペルにならないですもんね。


ラベル平面化画像。
IMG_7289
裏ラベルを読むと「Almahue-Rapel」の畑からとあります。

Google Mapで調べると、ここらしいです。
malhue
なんと、コルチャグアとカチャポアルの境界線上です。
両方のリージョンにまたがって「ラペル」というのもありそうです。
(笑)


さて、抜栓。
IMG_7583
キャップシールにロゴマークがありますが、コルクは普通。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
コンポート様の黒ベリー、生野菜か草っぽさ、
胡椒かスパイス、カルメネールチックです。
辛口アタック。
味の奥行きは弱めかな。
酸やタンニンなど各要素も弱めだからかな~。
これらが混然とすると薄っすら甘みにも感じます。
しかしバランスはいい感じ。

まとまりはいいし、
カルメネールの良さは出ているんですが、
もう少し重めでもいいかな~。


*****


Bodega Volcanes de Chile
Carménère Reserva 2017
RRWポイント 90点


Cousiño Macul Carménère 2015

このブログの1回目に書いたのと同じワインです。
去年ドイツのスーパーで2本買ったうちの1本です。
そこそこおいしかったと評価していたんですが、
今日いただいた残りの1本はどうもおかしいのです。


IMG_5849


同じところで買った同じミレジムの2本。
味に差はないはずですが、保存が悪かったのか、
異様に甘味が前に出た味に変わっていました。
それとも、僕の好みの味が変わってしまったんでしょうか。
開けるのを楽しみにしていただけに非常に残念。


IMG_5812
 

公式ページでは、カルメネールのバリエタルがラインアップされてますが、
日本に入ってきていないので旅先で見つけてゲットしてあったのです。
よって、さらに買い足して試すことができません。
この作り手は、カベソーブレンドなんかもとてもおいしいので、
間違いないと思っていたんですがね~。


一応、テイスティング結果をば。
Alc.14%。
濃いガーネット。
涙数多く細い。粘性はある。
奥深い黒ベリー、しっとり樽香。
青野菜、その後次第にモカも出てきた。
甘みあるアタック!?
厚みのある味だが甘みが邪魔。
こんなだったっけ?
保存悪かった?

よ~し、こうなったら、ストックしてある、
おいしいカルメネールをどんどん開けるぞ~!


*****


Cousiño Macul Carménère 2015
RRWポイント 85点


Haras de Pirque Reserva Carménère 2014

またあのイタリアのアンティノリが、チリで手掛けるワインです。
サラブレッド馬の飼育もしているアラス・デ・ピルケと、
2002年から始まったジョイントベンチャーだそうです。
そこのカルメネールのレセルバをいただきます。


IMG_5391


2年前にも同じ2014年をいただいた記録がありましたが、
あまり記憶がありません。(笑)
その時は5つ星をつけているのでかなり高評価だったと思われ。

2014年にはアンティノリがワイナリーを100%取得しました。
公式ページには「アンティノリ・チリ」と社名が入ってまして、
今ではアンティノリの完全子会社ということがわかります。

アンティノリのサイトでも、
例のルーマニアのメタモルフォシスなんかと一緒に紹介されています。


Google Mapでは全く近づけず、ワイナリー訪問断念。
HDP01
上空から見ると、なんと馬の蹄鉄型の建物です。
元のアラス・デ・ピルケはサラブレッド牧場もやってましたから、
その名残りというかアイデンティティを感じますね。

もうちょっとまともな写真を公式サイトから拝借。
Q1gvWjpWrnl1Cw6LNWkB
すごい。行ってみたいです。

場所はサンティアゴの南方、マイポ・ヴァレーの北端。
HDP02
サンティアゴの中心地まででも1時間もかからない距離です。


セパージュは、輸入者のエノテカ情報ですが、
・カルメネール 85%
・カベソー 15%
のようです。


エチケット平面化画像。
IMG_5348
いつものごとく、エノテカは裏ラベルにほとんど情報がありません。


さて、抜栓。
Alc.14%。
濃いガーネット。
黒ベリー、カシス、チェリー、
果実味多い香りです。
何も突出しないですが、フレッシュな口当たりです。
バランスのよさか、
軽めのタンニンでエレガントさが演出されいる印象。
と思うと、余韻でちょっと苦味が残ります。
雑味と言えなくもないのでちょっと残念かな。
温度が上がると、舌触りが少々ざらつく気がします。
気になる点はありますが、総じておいしいです。
カルメネールの良さが出ていると思います。
さすがアンティノリ、いいとこ突いてる。


*****


Haras de Pirque Reserva Carménère 2014
RRWポイント 92点


Viña Ventisquero Ramirana Carménère 2014

ベンティスケロはおいしいカルメネールを作ると、
過去の経験から思っています。(経験1)(経験2)
記憶の中の「バリうま」は「Queulat」ってやつなんですが、
これが日本では売ってないのか、探しても見当たりません。
そこで、別ブランド「Ramirana」で出しているカルメネールを、
Amazonで発見したので本日お試しです。


IMG_4641


公式ページのReservaのラインナップには、
このカルメネールのバリエタルが載っていませんね。
カベソー/カルメネールのブレンドはあるのですが。
よってセパージュは不明。
わりとカルメネールは、少量のシラーやカベソー、
カリニャンなどをブレンドされることが多いです。


IMG_4643


抜栓。Alc.13.5%。
濃いルビー。
カシス、ブラックベリー、酸味を感じる香りです。
アタックで果実味。
酸味とタンニンは奥まっていて主張しません。
なので、前面に甘味が出てきます。
余韻も、この甘味に邪魔されます。
期待したんですが、ちょっと残念。


*****


Viña Ventisquero Ramirana Carménère 2014
RRWポイント 87点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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