Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Carmenere

Viña Ventisquero Root:1 Carmenere 2017

本日は日本カルメネール振興協会の活動日。ビニャ・ベンティスケロのルートワンです。
このシリーズはお手頃で且つそつなくおいしい。過去から何度も試してますが、カルメールだけでもこのブログで3度目の登場になります。過去、2014年2016年をいただきました。今日は1つ進んで2017です。少しボトルデザインがかわったようですが、お味は…はてさて。


IMG_3646
このルートワン(根っこは一つ)というのは、フィロキセラ禍を受けなかった接ぎ木していないチリの自根のブドウのことを意味しています。ヨーロッパの人が聞いたらムッとしそうですが、基本はアメリカ向けから始まったようです。(笑)最近は日本でも出回ってますが、ひと昔前はアメリカでしか売ってなかったですから。

あまりでかでかと書いていませんが、Root:1Viña Ventisquero が出しています。ベンティスケロはチリの総合食品企業アグロスーパー・グループによって1998年に創設された新しいワイナリーで、規模はかなりのものです。いくつかのブランドを複数展開しています。

ビニャ・ベンティスケロの公式ページはこちら。

ここから傘下のブランドへのリンクが貼られています。

ルートワンは専用の公式ページがあります。

スペイン語に切り替えられないアメリカ向けのサイトになっています。
で、得てして、こういうサイトにはワイン情報がありません。(笑)
日本のインポーターサイトの情報を頼ります。
・カルメネール 85%
・シラー 15%
あと、産地がコルチャグア・ヴァレーの自社畑。樽使いはわかりません。


ビニャ・ベンティスケロ自体は、境界ギリギリなんですが、マイポ・ヴァレーにあります。
Ventisquero01
首都州(Región Metropolitana)とリベルタドール・ベルナルド・オイギンス州(Región del Libertador General Bernardo O'Higgins)の州境でマイポ・ヴァレーとラペル・ヴァレー(コルチャグア・ヴァレー)が切り替わります。

コルチャグア・ヴァレーとカチャポアル・ヴァレーが合わさってラペル・ヴァレーになります。
Chile _Rapel_Valley
ティンギリリカ川流域がコルチャグア・ヴァレー。カチャポアル川流域がカチャポアル・ヴァレー。ちゃんと2つの川が合流するとラペル川という名前の川になります。ティンギリリカ川もコルチャグア川って名前だと完璧なんですが、少し残念。(笑)

チリ全体での産地の位置関係はこんな地図で確認しましょう。
Chile03


ラベルではないのでボトル平面化画像。
ボトルに直接印刷されていても平面化して剥がしますよ。
IMG_3643
2016までは、根っこの両側にびっしりとフィロキセラ禍を受けなかった接ぎ木しないチリの自根のブドウの説明がありましたが、きれいさっぱりなくなっています。

これが2016年のボトルです。よく見ると「Rootstock: Original Ungrafted」(台木:接ぎ木なしのオリジナル)の表示も消えています。
Root1Carmenere2016
ことさらに自根を強調するのを控えたんでしょうか。それとも台木をするようになったんでしょうか。(チリでも病害対策や樹勢コントロールで台木を採用することが増えているそうです。)

せっかくなので、根っこの両側に書いてあったメッセージを訳しておきます。

『チリはワインの世界において正に類まれな地域です。独特の地形と気候の力によって、非常に希少なブドウが育つ地域になっているのです。そこでは、世界中のワイン生産者に汎用の台木への接ぎ木を余儀なくしたフィロキセラの害を受けなかった、ヨーロッパ種のオリジナルの台木が生き残っています。
チリは、東側を偉大なアンデス山脈に、西側を広漠とした広がりの太平洋に守られ、隔離された環境です。おかげで、真に純粋な形でブドウの木は本来の根っこと共に生き残ったのでした。この地形的な好条件は、チリの肥沃な中央地域に、最高の気候と土壌条件を与え、毎年一貫して傑出したブドウを生み出させるのです。
このルートワン・カルメネールは、我々のワイン生産のマイスターに手入れされた、接木されないオリジナルの根を持つ木から取れたブドウのみで丹念に醸造されます。このことにより、ワインは純粋な果実味と芳香を持っているのです。』

まあ、ざっとこんな意味がボトルにびっしり書かれていたわけです。
これらがなくなったのは、日本カルメネール振興協会としてはなんとなく残念な気持ちです。(笑)


さあ、スクリュー回転。
IMG_3652
キャップにルートワンのイラスト入り。

Alc.13%。(pH:4.08、Brix:7.3)
ガーネット。
IMG_3644

黒ベリー、カシス、青菜、モカ。
辛口アタック。
酸のクールな印象もありますが、
黒糖シナモン風の滋味ある味わいで、いい厚みです。
ごくごくかすかな収斂性のタンニンはシルキー。
酸味のせいで余韻があっさり終わる気がするものの、
重々しくない爽やかな果実味を演出していると考えましょう。
とにかくカルメネールの正しい表現だと満足しました。


*****


Viña Ventisquero
Root:1
Carmenere 2017
RRWポイント 92点


Concha y Toro Casillero del Diablo Carmenere 2017 Reserva

コンチャイトロ、カシジェロ・デル・ディアブロのカルメネールです。
最近ではすっかり安モノ風情でスーパーなんかで売ってますね。
2年以上前に2015年を試したきりですが、2017年はどんなもんでしょう。
ラインナップ上はプレミアム扱いですが、スクリューキャップになったり、
年々品格を落としてきているのが気になります。(笑)


IMG_2814
スーパーで1000円ちょっとですから、ワンコインのアルパカやガトネグロよりは
上等なのかもしれませんが、昔はもう少し上のレンジだったような気がします。
といっても、一番飲んでいた頃はアメリカ在住だったのでドル建てですが。(笑)

当時の画像が残っていました。これは2010年ですね。
IMG_0088
公式サイト情報では、今日のカルメネールはDOセントラル・ヴァレーですが、
この当時はDOラペル・ヴァレーだったことがわかります。随分広域になりました。
産地も含め全然別物になってしまっているのかもしれません。
(DO=Denominación de Origen)


コンチャイトロの公式ページはこれです。

一応ここにはコンチャイトロの全ラインナップがカバーされてますが、
カシジェロ・デル・ディアブロのようなヒットシリーズは専用サイトがあります。

カシジェロ・デル・ディアブロ専用ページはこれになります。

ここには2017のデータシートもありましたが、情報量は貧弱です。
・カルメネール 100%
だと思います。それすらはっきり書いていません。(笑)
熟成も「オーク樽」とだけ書いてます。


「Casillero del Diablo」は「悪魔のワインセラー」の意味です。
130年も前、うますぎるワインということで盗難が絶えなかったところ、
ドン・メルチョール(コンチャイトロ創設者)が「悪魔が住んでいる」と、
うわさを流すことでワインを守った逸話からきてるネーミングです。
Casillero01
コンチャイトロを見学すると、こんな風にこの悪魔が見られるようです。(笑)

コンチャイトロはチリ各地に畑や拠点をたくさん持っていますが、
この逸話は創設の地サンティアゴ郊外のピルケにある畑であった話で、
ブロック22というマイポ川から数メートルという場所になるそうです。
Casillero00
そうなると場所はここしかなさそうです。マイポ川河畔にある拠点です。
観光客も受け入れてる施設で、ストビューで敷地内もぐるぐる回れます。


さて、チリでDOセントラル・ヴァレー(Valle Central)というと、
マイポ・ヴァレーからマウレ・ヴァレーまでの非常に広範囲になります。
Casillero03
この地図も一応点線で行政区分(州境)らしきものを示していますが、
チリの産地は「川の流域 x 州区分」でおおよそ把握できると思います。
少々見にくいですが、キーになる川もしっかり書き込まれていますね。

これはワインの産地地図に州の名前も入った珍しいパターンです。
Casillero04
セントラル・ヴァレーはDOで言うと、マイポ、ラペル、クリコー、マウレですが、
州で言うと、首都州(Región Metropolitana)、リベルタドール・ベルナルド・オイギンス州
(Región del Libertador General Bernardo O'Higgins)、マウレ州(Región del Maule)
となるわけです。DOの区分けが州境になっているのがポイントです。

ご参考までに、チリの州区分を示した地図も上げておきます。
Casillero05
しかし、リベルタドール・ベルナルド・オイギンス州も長いですが、
アイセン・デル・ヘネラル・カルロス・イバニェス・デル・カンポ州
(Región de Aysén del General Carlos Ibáñez del Campo)というのと、
マガジャネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレナ州(Región de
Magallanes y de la Antártica Chilena)という更に長いのが2つもありますね。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_2783
大手メルシャンの輸入ですか。裏ラベルもメルシャンになってます。
こういう需要に応えていくために、ラペル・ヴァレーだけでは足りなくなり、
セントラル・ヴァレーへ産地が拡大したんじゃないかと疑ってしまいます。


さあ、スクリュー回転。
IMG_2811
昔はコルクでしたが。一応、悪魔さんの顔のエンボスは入ってます。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。涙ははっきりしてますが細かいです。
IMG_2812

ブラックベリー、黒糖、モカ。
ここはカルメネールの個性が出ています。
クールな若めの樽香は本当に樽詰めしてるのかな?
オークチップで香り付けなんじゃないかと疑ってしまします。
辛口アタック。
少し安物風情を感じますが、バランスはいいです。
味の厚みはさすがに弱いかな。
値段なりなんですが、悪くないんですよ。
余韻にかけて複雑な苦味様の味も加わってきていい感じ。

やはり、昔と比べると少々落ちてきてる気がしますが、
「うまい判定」のギリギリのところで踏みとどまってますね。(笑)


*****


Concha y Toro
Casillero del Diablo
Carmenere 2017 Reserva
RRWポイント 88-89点


Emiliana Coyam 2016 Los Robles Estate

チリのビオワインの草分けと言ったらこのエミリアーナじゃないでしょうか。
以前このブログでも、お手頃入門シリーズのカルメネールを試していますが、
エミリアーナはその随分前から「ビオ」や「オーガニック」で売り出してます。
10年以上前ビオなんて珍しかった頃にも、若干敬遠気味に何度かいただいてましたが、
(笑)今日はそのエミリアーナのフラッグシップ「コヤム」をいただきますよ。


IMG_2529
COYAMというのはチリの先住民族マプチェ族の言葉で「オークの木立」の意味です。
何だか樽をガンガンに効かせたワインかなと想像しますが、なんのことはない、
コヤムが作られるビオディナミの畑がオークの古木に囲まれていたからだそうで。

インポーターの情報ですと、エミリアーナは1986年にギリサスティ家が設立、
90年代後半から有機栽培を実践、2001年にチリ初のオーガニック認証ワイン、
Coyam 2001をリリース。今日のワイン、その15年目のヴィンテージって訳ですね。


公式ページは大手らしく立派。ビオな画像があふれてます。(笑)

データシート完備ですが2017のものしかありません。
しかし、裏ラベルにセパージュがあって助かりました。
・シラー 49%
・カルメネール 22%
・カベソー 16%
・ムールヴェードル 5%
・マルベック 4%
・グルナッシュ 3%
・テンプラニージョ 1%
シラーがベースにがっつりカルメネール、いい感じです。
しかし、なんとたくさんの種類のブレンドでしょう。
これでもすごいですが、2017年のヴィンテージではこの上さらに、
プチヴェルドとカリニャンもブレンドしています。(笑)
醸造もグラヴィティ・フローや樽内でのMLFなど自然な方法を取っています。
樽熟は75%がフレンチオークの新樽、20%がフードル(2000Lと5000Lの大樽)で、
残り5%はセメントタンクで、14ヶ月間になります。

パーカーおじさんの評価はと調べると、2012年が91+点、2013年が92点。
過去もだいたい90点以上ですから好評価は安定してそうです。


エミリアーナは、カサブランカ・ヴァレーを中心に、マイポ、カチャポアル、
コルチャグア、ビオビオなど各地に自社畑を922ha所有、契約畑は334haを管理し、
内オーガニック認証受けた畑はほとんどの1200haにもなるそう。ゴイゴイスー。
今日のCoyamの畑は、最初に有機栽培化した所有畑の内で最良のところで、
Los Robles Estateと呼ばれます。Robleはスペイン語でオーク。即ちコヤムです。
コルチャグア・ヴァレーの、そのLos Robles Estateに行ってみましょう。
Coyam01
ナンカグアとサン・フェルナンドの間のティンギリリカ川沿いです。
この周りの木がオークの古木ですね。Coyam専用の畑&ワイナリーです。

いつもの広域地図でColchagua Valley他の位置関係を見ておきます。
Chile _Rapel_Valley
見にくいですが、ティンギリリカ川沿いの四角い黄色印がLos Robles Estateです。

カチャポアル川流域が、カチャポアル・ヴァレー。ティンギリリカ川流域が、
コルチャグア・ヴァレー。合わせてラペル・ヴァレーになるんでしたね。
ちゃんと2つの川が合流するとラペル川という名前になります。
ティンギリリカ川もコルチャグア川って名前だと完璧なんですが、少し残念。(笑)
ついでなので、ティンギリリカ川とはどんな川なのか見ておきましょう。
Coyam02
Los Robles Estate近くの橋から覗いてみました。普通の川です。(笑)


ラベル平面化画像。
CoyamY
ユーロリーフのマークがありますが、このマークをつけるときには必ず、
管理団体のコード番号と農業原料が生産された場所を併記する必要があります。
このワインの場合、CL-BIO-001Chilean Agricultureと書いています。
最初の「CL」は管理が行われる国のISO国名コード、すなわちチリです。
「BIO」は明白ですね。そして「001」はおそらく認証第1号なんでしょう。

EcocertもEcocert Chileの認証となってます。Ecocertはフランス発ですが、
世界80ヶ国に認証機関を置いています。チリにも当然あるってことですね。

尚、ラベルにはありませんが、エミリアーナは2005年に中南米で初めて、
厳しいビオディナミの認証機関であるDemeterから認証を受けています。


さあ、抜栓。
IMG_2526
キャップシール、コルク共にCOYAM専用品ですね。

コルクも平面化。
IMG_2527
あんまり大したことなかったですね。

Alc.14.5%。
濃いインキーなガーネット。
IMG_2528

ブラックベリー。
黒糖、モカ、ビターなチョコ…。
酸か甘みか、そんな風味がしっとり乗った辛口アタック。
味の厚み、ボリューム、構造感はありありです。
それでいて重々し過ぎずエレガントなのは、
酸+甘みのアクセントが始終効いているからでしょう。
ただちょっと甘味成分が少々くどい気もしてきます。
新世界のカベソーなんかで感じる、果実味というか…「甘さ」です。
これをサラッとドライに仕上げてくれたらバッチリ好みなんですが。
パーカーおじさんと同じくらいの点数になりました。(笑)


*****


Emiliana
Coyam 2016
Los Robles Estate
Valle de Colchagua
RRWポイント 91点


Concha y Toro Marques de Casa Concha Carmenere 2017

本日は日本カルメネール振興協会の活動日です。(笑)
過去から何度も飲んで安定のうまさがあるマルケス・デ・カサ・コンチャです。
チリの大手コンチャ・イ・トロの中~上級クラスですが、2千円台とお手頃。
前回は2015年をいただきましたが、ミレジムは2年進んで2017年をお試し。


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ワインメーカーはマルセロ・パパ(Marcelo Papa)さん。1998年に入社し、
翌1999年以降ずっとマルケス・デ・カサ・コンチャを担当されてますが、
2017年より会社全体統一のテクニカル・ディレクターに就任されています。
ゴイゴイスーな人がやってるシリーズってことですね。


公式ページはこちら。Fine Wine Collectionの中に今日のワインの紹介があります。

残念ながら最新2018年のデータしか載っていないようですが…。
必殺URL打ち換え(2018→2017)で2017年のデータを取り出しました。(笑)
・カルメネール 90%
・カベソー 10%
やはり若干2018とは違ってまして、2018年はカルメネールが95%になっていました。
樽熟もフレンチオーク樽で14ヶ月ですが、2018年は12ヶ月となってます。
年ごとにちょこちょこ変えてるんですね。

Marques de Casa Conchaには専用ページがあります。
Etiqueta Negra(ブラック・ラベル)というのもあるんですね。
日本には入ってきてなさそうですが、試してみたいです。


ワイナリー訪問しますよ。
コンチャ・イ・トロは各地に拠点を持っていますが、今日のはペウモからです。
Chile002
ペウモはカルメネール主体の拠点ですが、門も建物もなかなか立派です。
カチャポアル川に囲まれたカチャポアル・ヴァレーの中心地ですね。

Marques de Casa Concha専用サイトには産地の地図がありました。
MdCCMapa
カチャポアルのViñedo Peumoという畑でカルメネールは栽培されています。
プレフィロキセラからのカルメネール株で、1994~1996年に植えられたとのこと。
わかりやすいし、親切ですね。

でも、
やっぱりGoogle Mapでも見てみましょう。ペウモ(Peumo)わかりますか?
Rapel01
カチャポアルはコルチャグアと合わせてラペル・ヴァレーとなるんでしたね。
カチャポアル川とティンギリリカ川に着目しましょう。合わさるとラペル川~。


ラベル平面化画像。
IMG_2150
裏ラベルはインポーターの日本仕様。


さあ、抜栓。
IMG_2380
ラベルと同じ紋章がキャップにありますね。
コルクは写ってる刻印がすべてなので平面化はなし。

Alc.14%。
濃いガーネット。涙ははっきりしてますが細かいです。
IMG_2381

黒ベリー、ブラックチェリー、青ネギ、モカ。
滋味感じる辛口アタックです。
きめ細やかな美しいストラクチャーを感じます。
シルキーで程よい収斂性が心地よいタンニンです。
このタンニンが感動の余韻にエスコートしてくれる感じ。
う~ん、非の打ち所がないカルメネールですね。
2015年よりおいしくなったんじゃないでしょうか。


*****


Concha y Toro
Marques de Casa Concha
Carmenere 2017
D.O. Peumo
RRWポイント 98点


Nativa Carmenere 2018

スーパーの500円ワインです。しかし、思いっきり注目してしまいました。
「まぼろしのブドウ品種 CARMENERE」の特大POP。「旨味の原点」とまで。
裏ラベルにも「1994年にチリで再発見されたカルメネールにこだわった」とあり、
かつてこれ程、カルメネール押しのワインがあったでしょうか?
日本カルメネール振興協会としてはこれは見過ごせません。早速お試しです。(笑)


IMG_2290
カルメネールはご存知のように、かつてボルドーの主要品種であったものの、
(カルメネールの原産地であるボルドー地方では、18世紀頃まで主要品種は、
現在のカベソーやメルローではなく、カルメネールであったとも言われています。)
1863年から19世紀末まで続いたフィロキセラ被害で欧州中のブドウが壊滅し、
カルメネールもボルドーから消え去ります。
チリなど新大陸に移植されていた品種をボルドー他欧州へ戻すと同時に、
フィロキセラに耐性のあるアメリカ産の野生ブドウの台木に接木することで、
ヨーロッパ中のワイン産業がその後なんとか復活を遂げました。
しかし、晩熟で害虫にも弱いカルメネールだけはボルドーに戻されませんでした。
そして一旦ワインの歴史からはカルメネールは消え去ってしまったのでした。

そして、1994年にフランス人ブドウ品種学者のJean Michel Boursiquotが、
チリのマイポで、失われた品種と思われていたカルメネールを再発見します。
この畑がViña Carmenであり、1996年には初のカルメネールのワインをリリース。
その後のチリのワインを特徴づける代表品種になったのはご存知の通りです。
以上、日本カルメネール振興協会では常識となっています。(笑)


チリの本家公式ページは見つかりませんでしたが、インポーターの日本酒類販売が、
気合の入った公式ページと見紛うサイトを作っています。(URLもなんと、nativa.jp

このサイト、さすがにカルメネールの解説がすごいです。
しかしながら、今日のワインの情報は極少。
・カルメネール 85%
・その他 15%
とのことですが、その他って何?
チリでは、カベソーやメルロー、シラー、カリニャン、プチヴェルド他、
いろんなものとブレンドするパターンが多いですからね。でも何?


作り手訪問しようと裏ラベルを見るとSur Andinoという名前と住所がありました。
この住所を調べると、なんと大手のViña Santa Ritaと同じでした。
なるほど、実体はサンタ・リタか~と思ってたら、上記Nativa.jpにこんな記述が…。

「フランス人研究者であるジャン・ミッシェル・ブルシコ氏がここ、
ナティバ・エステーツ(別名ヴィニャ・カルメン)にてカルメネールを再発見…」

な、なに!?
別名、ビニャ・カルメン(Viña Carmen)!?
今日の作り手がカルメネールを発見し、チリの代表品種となる礎を築いたなんて、
えらそ~なことが書いてあったので、もしかしてと思ったら、やっぱそうでしたか。

じゃあ、住所の件はどうなるんでしょう。調べると、なんと…。
Carmenere02
サンタ・リタとカルメンは隣接していて同じ道路に面しているため、
番地のない場合、同じ住所になってしまうようです。

サンティアゴの南、マイポ・ヴァレーになります。
Carmenere03
ここが、カルメネールの第2の故郷ということですね。

しかし、なぜカルメネールがチリで消えてしまったのか。
メルローと混植されて時間と共に混同され、メルローとして生き残っていたのです。
その昔は葉の形で品種を特定していたので、メルローと特徴が似ていたからだとか。
実際、90年代後半(まだカルメネールが再発見される前)のチリのメルローは、
他地域産と比べて飛びぬけておいしかった記憶があり、なるほどと頷きます。
実はカルメネールとメルローのブレンドを飲んでいたんですね。

そんなにメルローに似てるんだと信じていましたが、今日のナティバのサイトに、
カルメネールとメルローの違いが解説してあり、ちょっと驚きました。
Carmenere01
外観は全くと言っていいほど似ていません。

カルメネールのブドウは色が黒っぽくてメルローより大粒です。また、
粒を押すとカルメネールはメルローのように果汁が外に飛び出さないんだそうで。
カルメネールは果皮と果肉がひっついて、じわじわと流れ出るそうです。へぇ~。

例の葉の形も、カルメネールは葉脈の中心に向かって切れ込みが浅く、
全体的にロールがかっているのに対して、メルローはより深い切れ込みがあり、
葉はフラットなんですと。どうしてチリ人は混同したんでしょう?(笑)

晩熟であるカルメネールをメルローとして早く収穫してしまうと、
メトキシピラジンによる青臭い風味が強く出るということもあります。
でも、おいしかったんですよね~、昔のチリのメルロー。


ラベル平面化画像。Est 1994はミレジムではなく発見された年です。(笑)
ノンヴィンテージかと思ったら、裏ラベルに極小文字で2018とありました。
IMG_2283
で、このイラストにも注目です。粒は先ほどの解説のように黒っぽい。
葉が赤く描かれていますが、これこそカルメネールの名前の由来である、
赤く紅葉する葉です。(フランス語:Carmin=洋紅色)
実際、カルメネールをチリで再発見した前出のJean Michel Boursiquotさんは、
紅葉するメルローの葉を見て「これ、カルメネールちゃうか?」と気づいたとか。

このPOP。日本カルメネール振興協会としては表彰モンです。
IMG_2285
よって、別撮りして貼っておきます。(笑)


さあ、スクリュー回転。
IMG_2288
まあ、無印スクリューキャップですよね。500円ですから。


Alc.13%。
ガーネット。
IMG_2289

ブラックベリー、スパイス、鉛筆の芯、青野菜、モカ。
僕の知ってるカルメネールの要素をちゃんと持ってます。
安いけどカルメネールで間違いないでしょう。(笑)
辛口アタック。
酸は若さから来るんでしょうね。仕方なし。
厚みは当然弱いんですが、複雑味・構造感はしっかりしてます。
POPどおり、スパイシーってやつです。(笑)
タンニンは嫌味じゃない程度の収斂性。
余韻もそこそこしっかりあって味わい深いです。

500円の味を超えて、しっかりカルメネールしてるです。
さすがビニャ・カルメンです。よし!


*****


Sur Andino S.A.
Nativa Carmenere 2018
RRWポイント 90点


Viña Aquitania Carménère 2017

去る11月24日は、なんと「カルメネールの日」でした。
こんな大切な日を忘れるとは日本カルメネール振興協会としては大失態です。(笑)
少々遅ればせながら、カルメネールを飲んでその奇跡の品種を祝いましょう。
1994年にフランス人ブドウ品種学者のJean Michel Boursiquotが、
チリのマイポで、失われた品種と思われていたカルメネールを再発見します。
それがこの11月24日で、20周年の2014年に「カルメネールの日」に制定され、
今年25周年のこの日を迎えたわけです。チリでは盛り上がってるようですが…。


IMG_0594
ストックしてあるカルメネールの中で、ビニャ・アキタニアをチョイス。
シャトー・マルゴーの醸造家(現CEO)であるポール・ポンタリエと、
シャトー・コス・デストゥルネルのオーナー、ブルーノ・プラッツが、
1984年に共同でチリの素晴らしいテロワールの畑を探し求めたのが、
このビニャ・アキタニアの始まりでしたね。


公式ページは一見いい感じなんですが、情報少なし。

リンク切れのようで、カルメネール紹介ページ自体は存在していました。
それによると、セパージュは、
・カルメネール 85%
・カベソー 15%
熟成はフレンチオーク樽とありますが、期間は不詳です。
ブドウ樹は1993年植樹とありますが…あれ?
カルメネールの再発見は1994年なので辻褄が合いませんね。
メルローとして植えたのが1993年で、
それが全部カルメネールと後で判明したんでしょうかね。(笑)

インポーター徳岡のサイトも詳しいです。



ワイナリー訪問は以前の画像を再掲。
Aquita02
サンティアゴのかなり町中にあるんでしたね。

カルメネールの畑はMaipoのPeñaleónであると書いてありますが、
それはこのビニャ・アキタニアの周りの畑です。
Aquita01
背後にアンデス山脈が見えますが、エチケットに描かれた線は、
このアンデスの山の稜線なんでしょうね。


エチケット平面化画像。
IMG_0590
シャトー・マルゴーとコス・デストゥルネルの二人は、その後、
仏系チリ人醸造家フィリップ・ド・ソルミニアックをパートナーに加え、
さらに、シャンパーニュ地方からギラン・ド・モンゴルフィエールを迎え、
4人組でこのワイナリーを育ててきたんでしたね。
彼らは自らをアレクサンドル・デュマ・ペールの三銃士になぞらえ、
「四銃士」と呼んでいまして、エチケットにも4人のサインがあります。

このエチケットには大文字でCARMENEREと書いてますからわかりませんが、
ビニャ・アキタニアのサイト上ではCarménèreで表記しています。
2音節目のeにアクサンテギュ、3音節目のeにアクサングラーヴがついているのは、
日本カルメネール振興協会推奨の表記です。(笑)
過去にこの件について記事を書きましたね。


さあ、抜栓。
IMG_0597
コルクはこれだけしか書いてなかったので、平面化はなし。

Alc.13.5%。
ガーネット。クリア感もあります。
IMG_0593

黒ベリー、青野菜、モカ、
カルメネール王道の香りです。
辛口アタック。
最初から厚みを感じる味わい。
かすかな酸も感じるんですが、
味の構造感がそこそこあって、
酸をひとつの構成要素にさせてくれますね。
余韻にかけてごくごくシルキーなタンニンが、
フィニッシュまでいざなってくれます。
いい感じのカルメネールでした。

¡Viva Carménère! 


*****


Viña Aquitania Carmenere 2017
RRWポイント 93点


Concha y Toro Carmín de Peumo 2007

コンチャイトロのカルメネール最高峰、カルミン・デ・ペウモです。
2万円コースなので偉いワインではないのですが、昔飲んだ感動が甦り、
最新のヴィンテージを試してみたくなり、ネットで探してみました。
2009年とか2013年はあるのですが、狙ってる2016年あたりが見つからず。
その昔飲んだ2007年の記録を頼りにエア・テイスティングをします。(笑)


IMG_0344
(写真はアメリカ在住時代に懐かしのiPhone4で撮ったものです。笑)
なかなかチリのトップエンドのクラスは日本に入ってきませんね。
セーニャやアルマビバなど有名どころはあるんですけどね。
ましてや、カルメネールのモノセパージュはまだまだ市民権を得てないか…。


公式ページはすでに慣れ親しんでいるいつものです。今日のワインを探してみます。


ワインの分類では、Fine Wine Collectionという上等カテゴリーに入っています。

Don Melchorというカベソーブレンドだけ別格扱いなのが気になりますが、
少なくともカルメネールではコンチャイトロの頂点であると言えます。

最新ヴィンテージが2017年のはずですが、2013年のデータしか載ってません。
仕方がないので2007年は当時のメモから。
・カルメネール 90%(91%)
・カベソー 6.5%(5%)
・カベフラ 3.5%(4%)
(*カッコ内は2013年のデータです。)
樽熟は、フレンチオークの新樽で18ヶ月+ボトルで12ヶ月。
2013年はエノロゴも変わってるようですし、仏樽で13ヶ月のみとなってます。
最近のヴィンテージは質を落としてるんでしょうか?

過去のパーカーおじさんの評価から考察してみると…
2003年 97点
2005年 97点
2007年 96点
2008年 95点
若干下降傾向なのが気になりますが、錚々たるもんです。
2007年の96点はなかなかなもんですよ。

その後はこんな感じ。
2010年 93点
2011年 94点
2013年 95点
2014年 93点
十分高評価ではありますが、落ちてきている気がします。
2016年を見つけてもガッカリしそうですね。


カルメネールはコンチャイトロのペウモの畑からで、
醸すのもカチャポアル・ヴァレーのペウモの施設です。ここです。
Chile002
混醸するカベソーとカベフラはマイポの方から持ってきているようです。

ペウモをワイン・マップ上で確認しておきましょう。
Chile001


ラベル平面化画像…ではなく、当時は剥がしてスクラップしていました。(笑)
IMG_0305
スクラップブックに丁寧に貼っていたんですよ。
今は簡単に平面化撮影でデジタル化、スクラップブックもブログとなりました。
便利な世の中になりましたね。

アメリカ在住中はほぼチリワイン、カルメネール一辺倒でしたけど、
一冊まるまるチリワインのスクラップブックは今見ても圧巻ですが…。

そのスクラップブックを見るとドン・メルチョールもいただいてましたね。
IMG_0307

当時はあまりテイスティングコメントはなく、「うま」とかしか書いてません。(笑)
しかし、カルミン・デ・ペウモ2007の記憶はなんとなく残っています。
抜栓したのが2011年でしたが、まだ少し若い印象の味でしたね。
しかしながら、カルメネールの本質を突き詰めた味は決して重苦しくなく、
いわば現代風の「おしゃれな」味わいに仕上げてあったような気がします。
爽やかなうまさを堪能できた忘れがたい1本となっています。



*****


Concha y Toro
Carmín de Peumo 2007
RRWポイント 95点


Carmen Gran Reserva Carmenere 2015

なんだかんだでよくいただくカルメンです。
やまやに結構なラインアップが置いてあるからなんですが。
カルメネールのグラン・レセルバ、前回は2014年をいただいてます。
今日の2015年はいかがでしょうかね。


IMG_9008
1996年にチリで初めてカルメネールのワインを出しました。
それがこの「カルメン」なんですよね。


公式ページは最初のエイジゲートでチリとインターナショナルを選びます。
当然ながらチリの方が本国向けで種類が多いですから、ご注意を。
しかし、いつもながらこのサイト、ワイン情報が貧弱です。
よって、以下ネット情報です。
・カルメネール 95%
・カベソー 5%
樽熟はフレンチオークのバリックで12ヶ月。

ワイナリー訪問したいのですが、公式サイトには情報なし。
仕方ないので、畑の場所の説明ページをキャプチャー。
Carm01
英語ページもあるので安心してください。


エチケット平面化画像。
IMG_8888
おい!なんだこのインポーターシールは⁉ 裏ラベル丸隠しじゃんか。

剥がしてやったぜ~。ワイルドだろ~?
IMG_8889
手摘み収穫であることや、畑が「El Peñasco」という名前で、
コルチャグアのアパルタ・ヴァレーの丘陵地の麓にあることがわかります。
何でこんな重要な情報を隠すかな~?

さて、抜栓。
IMG_9005

Alc.14%。
濃い透けないガーネット。
IMG_9006

黒ベリー、チェリー、モカ。
カルメネールらしい、よく知ってる香りです。
うま味予感させる辛口アタック。
フレッシュネス感じさせる酸味ですが、
酸味が絶妙に味を包んできます。
味の厚みは充分、果実味ありありと評価はできました。

もう少し落ち着いた重さも欲しい所でしたが、
やはり最近ちょっと味が落ちてるんじゃないでしょうか。


*****


Carmen Gran Reserva Carmenere 2015
RRWポイント 90点


Viña Errázuriz KAI 2011

2001年にチリのワイナリーをまわってから、
カルメネールのワインをかなり飲んできました。
いろんな作り手別に試してきたわけですが、
チリの主要ワイナリーはプレミアムクラスのラインアップに、
必ずカルメネールのモノセパージュを持っています。
日本カルメネール振興協会としては(笑)、
そんなトップエンドもたまには試さないとと考える次第です。


IMG_7971
セーニャなんかでも有名なチリのトップ生産者エラスリス。
そこが醸す最高レベルのカルメネール、「KAI」です。


ファーストヴィンテージが2005年ですが、翌2006年のヴィンテージが、
2010年ニューヨークで開かれた 「ベルリン・テイスティング」にて、
世界の名だたるワインを下し頂点に輝きます。
ボルドー5大シャトーやオーパスワン、サッシカイアなど相手にしてです。

これがその時の順位です。
1位:KAI 2006(エラスリス)
2位:Opus One 2006
3位:Château Haut-Brion 2006
4位:Don Maximiano Founder’s Reserve 2006(エラスリス)
5位:Château Lafite Rothschild 2006
6位:La Cumbre 2006(エラスリス)
7位:Seña 2006(エラスリス+ロバートモンダヴィ)
8位:Stag’s Leap 2006
9位:Viñedo Chadwick 2006(エラスリス)
9位:Sassicaia 2006
これが「KAI」のデビュー戦とすればすごい登場の仕方です!
しかし、トップ10の半分がエラスリスというのもゴイゴイスー。


公式ページで素性を確認します。
セパージュは、
・カルメネール 95%
・プチヴェルド 5%
新樽率95%のフレンチオーク樽で22ヶ月熟成です。


エチケット平面化画像。
IMG_7964
赤く紅葉したブドウの木の葉っぱがマークになっています。
カルメネールは、フィロキセラ禍で本国フランスから消え去ったあと、
チリでメルローと混同されて生き残ってきました。
カルメネールが「再」発見されるきっかけとなったのが、
この「紅葉する」という特徴でした。
「Carmenere」はCarmin(カーマイン、紫がかった濃い赤)が語源です。


実はKAIを抜栓するのは2回目です。
KAI-1
日本で2万円以上する、あまり偉くないワインですが、
カルメネール愛と好奇心から2013年をゲットして飲んでみました。

その素晴らしい味わいをもう一度試したく、今回2011年もゲット。
KAI-2
これら写真は2013年を飲んだ時の記念撮影です。(笑)


さて、何度も行ってますがワイナリーを訪問しておきます。
Errazuriz01
さすがに立派な施設です。新館もすごそうです。

エラスリスは、サンティアゴの北、アコンカグア・ヴァレーにあります。
Errazuriz02
創業者ドン・マキシミアーノ・エラスリスは、アコンカグアを、
チリで最も優れたテロワールとして見抜いたと言います。


さて、抜栓です。
IMG_7976
コルクにもブドウの葉が。

Alc.14.5%。
濃い濃いガーネット、深紅、透けないです。
IMG_7969

黒ベリー、トリュフ、モカ。
かすかに生野菜…森の下草かな。
涙は中サイズながらくっきり。
味わい乗った辛口アタックです。
味の構造感が素晴らしい。
すごい迫力です。
タンニンも深み与えるアクセントで効いてます。
先細らない余韻が心地いいままフィニッシュさせてくれます。
その昔見て回ったチリのテロワールが脳裏に蘇ります。

今回はオーパスワンに似てるうまさと感じました。
傑出したワインは黒糖のような甘さをかすかに感じますね。

パーカーおじさんは、ベルリン・テイスティングの勝者、
KAI 2006に96点をつけています。
僕はこの2011年に99点をつけましょうぞ。


*****


Viña Errázuriz KAI 2011
RRWポイント 99点


Balduzzi Carmenere Reserva 2014

高級スーパーのいかりスーパーで見つけたカルメネールのワインです。
バルドゥッツィ。初めていただく生産者ですね。
マウレ・ヴァレーの真ん中、サン・ハビエルという町にある、
300年の歴史があるイタリア系移民の家族経営ワイナリーだそうで。


IMG_7825
Balduzzi、以前に雑誌で見かけたことがある気がします。


公式ページは、まあ普通です。
セパージュは、
・カルメネール 100%
熟成は、新樽率25%で6ヶ月+ボトルで6ヶ月のようです。


ワイナリー訪問。マウレ州のサン・ハビエルという小さな町です。
BALDUZZI01
右手奥に大きなタンク群も見えますがGoogle Mapでは入口までです。


チリ最大・最古のワイン産地、マウレ・ヴァレーを確認。
BALDUZZI02
Balduzziのあるサン・ハビエルはマウレの真ん中にあるのがわかります。


エチケット平面化画像。
IMG_7822


さて、抜栓。キャップシールだけ名前入り。

IMG_7826


Alc.13.5%。
ガーネット、褐変気味?
BALDUZZI03

黒ベリー、ハーブ。生野菜香はないです。
フレッシュな感じの甘みと酸を感じるアタック。
芯はしっかりした味ですが、甘い酸味が少し邪魔。
全体的には楽しめるんですけどね。


*****


Balduzzi Carmenere Reserva 2014
D.O. Maule Valley
RRWポイント 87点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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