Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Casablanca

Veramonte Carménère 2018 Reserva

今日は日本カルメネール振興協会の活動日ですのでカルメネールです。(笑)
ネットで懐かしのベラモンテのカルメネールを発見したのでゲットしてました。
昔とは随分デザインも変わりましたし、ユーロリーフ、ECOCERT付きで、
オーガニックワインをうたってますね。お味はどんなもんでしょ?


IMG_1736
Viñedos Veramonteという生産者のはずですが、 Alto de Casablancaという名前で、
「Veramonte」「Primus」「RITUAL」などのブランドを使い分けています。


公式ページはこれで、「Veramonte」ブランドとして独立しています。

珍しくミレジムごとにデータシートがありました。
・カルメネール 100%
熟成はフレンチオーク樽で8ヶ月となっています。
しかし、Carménèreの表記はいいですね。
日本カルメネール振興協会ではアクサンテギュとアクサングラーヴ両方付き推奨です。(笑)


さて、ワイナリー訪問ですが、場所はカサブランカ・ヴァレー。
サンティアゴから海岸沿いのバルパライソへ向かう幹線道路沿いです。
Vera01
かなり大きな施設です。「Casona」はBig Houseの意味です。

昔、ここは訪れてるんですよね。
Vera02
2001年撮影。(笑)当時からCasonaだったのがわかります。


実は、カサブランカ・ヴァレーは白品種とピノ・ノワールだけで、
カベソーやカルメネールはかなり離れたコルチャグア・ヴァレーからです。
Chilesub
車で2~3時間は離れているので、現地で醸してるのかなと考えてしまいます。


ラベル平面化画像。
IMG_1717
裏ラベルを見ると、ゴンサレス・ビアス(González Byass)とあります。
「ティオ・ペペ」のシェリーで有名なスペインの生産者です。
どうやらベラモンテはゴンサレス・ビアスの傘下のようですね…。
González Byassnewsの公式ページでも紹介があり、1992年創業とあるので、
ゴンサレス・ビアスがチリで立ち上げたパターンかもしれませんね。

インポーターシールは別撮り。
IMG_1718
裏ラベルを隠さず、控えめなのがいいですね。


さあ、抜栓。
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キャップシールはCasonaのイラストがエンボスになっててカッコいいですね。
コルクはラベルに合わせた幾何学模様のような感じ。平面化はしません。

Alc.14.5%。
濃いガーネット。
IMG_1735

ブラックベリー、ブルーベリージャム、シナモン…。
メトキシ野菜香も見つかります。
オーガニックの影響かとも思いますが、
いずれにせよカルメネールっぽいです。(笑)
辛口アタック。
薄っすら酸のベールに包まれるも、しっかり厚みのある味。
酸はフレッシュな果実味となって、
タンニンと一緒に喉越しにアクセントを与えてくれます。
余韻も長い。

オーガニックなカルメネール、
悪くないだろう。(ぺこぱ風に)


*****


Veramonte
Carménère 2018
Reserva
RRWポイント 91点


Indómita Late Harvest 2016

以前、カリニャンのモノセパージュをいただいた、
チリのカサブランカ・ヴァレーにあるインドミタです。
小ぶりのボトルで神々しく金色に輝くコレを見つけました。
極甘口だそうで。ソーテルヌみたいなのでしょうかね。


IMG_6751
実はムートン・カデのソーテルヌでガツンとやられまして、
その時白の最高点80点をつけたように、極甘口大変気に入りました。

BUT、今日のインドミタ、1,000円ほどでリカマンに売ってるやつです。
どれほどのものか興味津々です。

さて、甘口ワインにはいくつか作り方がありまして、
要は、いかに原料のブドウの糖度を上げるかということです。

1)貴腐ワイン
 言わずと知れたソーテルヌで有名なヤツです。
 ボトリティス・シネレア菌(貴腐菌)が水分を蒸発させ、
 糖度が凝縮したブドウができるわけです。

2)アイスワイン
 寒い地方で収穫せずに置いておくと、凍結・解凍が繰り返され、
 水分が抜けて糖度が高まるという、寒い地方限定の作り方。
 ドイツやカナダなんかが有名なんだそうです。

3)ストローワイン
 完熟したブドウを収穫後、わらの上なんかで干して乾燥させます。
 要するに干しブドウでワインをつくるようなものですね。
 イタリアでアパッシメントって言ってるやつですね。

4)遅摘みワイン
 これが今日のワインの作り方ですね。
 その名も「Late Harvest」(遅摘み)ですからね。
 収穫せずにブドウを放っておいて樹上乾燥させるわけです。


ラベル平面化画像。ボトルが透けてきれいですね。
IMG_6706
アルコールも12度まで上がってますから相当糖度も凝縮させたんでしょう。
500mlの細いビンです。


公式ページで情報を見てみます。
セパージュは、
・ゲヴュルツトラミネール 50%
・ソーヴィニヨンブラン 50%
ゲヴュルツトラミネールはライチやバラなどの花の香りを与え、
ソーヴィニヨンは酸味と繊細さに貢献しているそうです。
総量の20%は6ヶ月の樽熟もしているとのこと。
残糖は驚異の85グラム/リットルです。


さて、抜栓。
Alc.12%。
ゴールド、ちょい黄色味。
桃かな?
やっぱりライチですね。
50%でもゲヴュルツトラミネールの個性が出ます。
花の香りも確かにします。ユリかな?
糖度はあるのに、ディスク、涙なくサラサラなのが印象的です。
粘性の現れはアルコールから来るってことなんでしょう。
とても甘いのですが、
味の奥に苦味っぽいのがあっていいアクセントです。
ソーテルヌほどの感動はなかったですが充分楽しめました。


*****


Indómita Late Harvest 2016
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Viña Emiliana O Reserva Carmenere 2016

エミリアーナは早くからオーガニックを打ち出しているところです。
昔からアメリカの酒屋でもよく見かけましたが、
実は今回初めてのエミリアーナです。
なんとなく前からオーガニックとか敬遠していたんですよね。


IMG_4792


オーガニックやらビオ・ディナミやらでおいしくなるの?
と、どこかで懐疑的になっていたんでしょうね。

特にビオ・ディナミなんて、
太陰暦に基づいた「農業暦」にしたがって種まきや収穫を行い、
牛の角や水晶粉などを撒くという、
もう、もはや農法じゃなくて、宗教です。

健康にいいのはいいとして、
ワインはやっぱり「おいしい」が一番でないとね。

じゃあ何で今回これを手に取ったのか?
それはイオンリカーのお店で、
「カルメネール」の名前を見かけてしまったからです。
(笑)

ラベルもおしゃれなデザイン。
大きな「O」の文字に動物たちが乗っています。
「O」はオーガニックであったり循環を表してるんでしょう。

エミリアーナの公式ページにはこのワインが載っていません。
昔よくみかけた「Natura」も載っていないので、
ラインナップ刷新中でしょうか。

また、ワイナリーはカサブランカにあるんですが、
このワインの産地はコルチャグア(D.O. Colchagua)で、
やはりカサブランカはもっぱら白ワイン品種のようです。


Google Mapではワイナリー近くの道まで入れません。
おそらくエミリア―ナの畑と思われる所を高速道路から。
Emiliana03

Google Mapではこんな写真が上がっていました。(笑)
Emiliana01
のどかですね。

場所的には、サンティアゴから海岸沿いのバルパライソまで結ぶ、
高速68号線沿いの真ん中あたりにカサブランカ・ヴァレーはあります。
Emiliana02


裏ラベルは、日本貼り替え版。最低限の情報のみ。
IMG_4793
「有機農産物加工酒類」表示ですね。


さて、スクリューキャップ回転。
Alc.13.5%。
濃いルビー、エッジはメリハリない感じ。
黒ベリー、生野菜のなま風味。
フレッシュな口当りです。
酸味・タンニン・甘み、バランス良好ですが、
すべてにおいて弱め、軽めな感じです。
あっさりでカルメネール感は希薄ですが、
総合点は高いと思います。

エミリアーナのもう少し上等ラインも試してみようかな、
と思うようなお味でした。


*****


Viña Emiliana
O Reserva Carmenere 2016
RRWポイント 88点


Morandé / Pionero Soñador Pinot Noir 2014

最近、Amazonでいろんなカルメネールを試していて、
安いのにとってもおいしいのを見つけました。

Morandé(モランデ)というワイナリーで、
今まで知らなかったところでしたが、
バリエタルのカルメネールを飲んで、
その実力が只者でないとすぐにわかりました。

そのバリエタル、ピオネロ(先駆者)という名前で、
サブタイトルのようにソニャドール(夢見る人)とついていて、
おしゃれな感じの星を眺める人のイラストが描いてあります。
かっこいいラベルはワインのおいしさを倍増させると思います。(笑)

このカルメネール、あまりにおしいので何度もリピートし、
ついには僕のせいで(笑)品切れになってしまいました。
一応お店には再入荷をリクエストしましたが、
ちょっとネットで探しても、もうどこにもないようです。

そこで、きっとカルメネール以外もうまいに違いないと、
同じピオネロ・ソニャドールのカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、
ピノ・ノワールの3本を一気に注文しました。
で、最初にメルローを試したのですが、
これはちょっと残念、カルメネールのほうがメッチャおいしいです。
そして本日、ピノ・ノワールのお試しです。


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うん。これはおいしい。
ピノですからカルメネールとの比較は難しいですが、
ピノとしてはかなりハイレベル。バリエタルとは思えません。

やはりすごいかもモランデ。

実はもうちょっと前にもモランデのカルメネールを飲んでいました。


IMG_4085


Edición Limitada、リミテッド・エディションのカルメネールです。
これも超絶おいしかったのですが、ピオネロで再確認した次第です。

するとこのワイナリーが興味津々です。
公式サイトでしらべますと、なんと1996年創業。
ぜんぜん新しい新興ワイナリーなんですね。
カサブランカ・ヴァレーとマイポ・ヴァレーに畑を持っているようです。

将来、またチリに行く機会があればここは必須かもしれません。


*****


Morandé / Pionero Soñador Pinot Noir 2014
RRWポイント 87点


Morandé / Edición Limitada Carmenère 2010
RRWポイント 92点


Veramonte / Primus Carmenere 2010

チリのサンチアゴから海岸の町バルパライソまで車を走らせると、
道すがらCasablancaというワインの産地を通り抜けます。


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そこの代表的なワイナリーがこの「Veramonte」です。
Casablancaはもっぱら白ワイン用のブドウが作られていますが、
Veramonteは黒ブドウ産地のColchaguaヴァレーにも畑を持っていて、
Primus」ブランドで良質な赤ワインもたくさん作っています。


chl008
(2001年9月・SF撮影)


このPrimusは僕のお気に入りでして、
当然ながらカルメネールが一番好きです。
Alc.14.5%。
ブラックベリー、プラム、モカとカルメネールの王道。
フレッシュな中に絶妙な凝縮感。
それはそのまま余韻まで心地よく続きます。
うまい。


IMG_0973


アメリカでは簡単に手に入ったのですが、
日本では残念ながらネットでさえ見かけません。
なつかしいよ~。飲みたいよ~。


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アメリカ生活でよく通っていた、
ワイン持ち込み可のステーキ屋、「Christian's」の写真です。

Primusと合わせるリブアイステーキ、おいしそうだよ~。
最高のマリアージュですよ。(笑)

そうそう、このステーキ屋の大将はなんとチリ人。
いつも僕がチリワインを持ち込み、
注文もスペイン語でするもので意気投合。
いっしょにお店のワインをいただいたことなど懐かしい思い出です。


chl001
(2001年9月・SF撮影)


Veramonte、遠景です。
チリのテロワール、やっぱりすばらしいです。


*****


Veramonte / Primus Carmenere 2010
RRWポイント 93点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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