Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Chardonnay

Albert Bichot Pouilly-Fuissé 2016

マコネの白は過去多少は試してますが、やはりプイィ・フュイッセでしょうと、
大手アルベール・ビショーのプイィ・フュイッセ(Pouilly-Fuissé)をお取り寄せ。
ネットでは、ロワールのPouilly-Fuméと間違わないようになんて記事がちらほら。
確かにPouillyは同じですが、地域も違えば品種も違う。間違えないですよね~。(笑)


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Albert Bichotは1831年創業という歴史あるブルゴーニュの名門であり大企業。
ボーヌに本拠地を構え、コート・ドールは勿論、シャブリからボジョレーまで、
ブルゴーニュ地域全域に100haの畑と6つのドメーヌも所有ということです。
これで6代に渡る家族経営っていうんですから驚きですね。


公式ページはさすが大手です。情報豊富でよくできています。

圧巻は所有畑が示されているブルゴーニュ全体の1枚ものの地図。長い。(笑)
ワイン情報もミレジム毎ではないですが、全ラインアップの情報あり。
今日のプイィ・フュイッセは、こんな感じ。
・シャルドネ 100%
オーク樽が30%、温度調節付きステンレスタンクが70%で発酵を行い、
そのまま8ヶ月の熟成を行います。樽は軽そうですね。


さて、アルベール・ビショーを訪問。それこそ各地に拠点がありますが、
やはりボーヌが本拠地のようで、旧市街のすぐ横に広大な敷地があります。
AlbertBichot01
MaisonだったりDomainesだったりの表記がありますが、ドメーヌは6つ所有で、
なるほど「Domaines」と複数形になってるわけですね。


次はプイィ・フュイッセを確認。以前描いたマコネ(Mâconnais)の地図を見ます。
PouillyFuisse01
真ん中辺りのViré-Clessé以外の村名AOCはPouilly-Fuissé含めマコネ南端に集中。
ほぼボジョレーに隣接しています。地図にはMâcon-Verzéを書き込んでいますが、
これはルフレーヴのMâcon-Verzéを試したときの名残で、Mâcon-Villages
Mâcon AOC同様の、すなわち地域名(レジョナル)AOCになります。
(Mâcon-VillagesはVillages部分に村名を入れて表記が可能です。)

やはり今日は、プイィ・フュイッセを拡大せねばならないでしょう。(笑)
PouillyFuisse02
黄色の4村、ヴェルジソン(Vergisson)、ソルトレ・プイィ(Solutré-Pouilly)、
フュイッセ(Fuissé)、シェントレ(Chaintré)がPouilly-Fuisséを構成。

フュイッセ(Fuissé)の東側に、プイィ・ロシェ(Pouilly-Loché)と、
プイィ・ヴァンゼル(Pouilly-Vinzelles)の村名AOCがありますね。

サン・ヴェラン(Saint-Véran)が少しややこしいです。Saint-Vérandという、
「d」のついた村はありますが、AOCの範囲はその村よりはるかに北側に広く、
かつ、Pouilly-Fuissé AOCによって2つの部分に分断されています。

北側は、プリセ(Prissé)ダヴィエ(Davayé)の村からなり、Pouilly-Fuisséの
Solutré-PouillyもSaint-Véranが名乗れるそうですが、普通有名な方を名乗りますよね。

南側は、シャスラ(Chasselas)、レイヌ(Leynes)、シャンヌ(Chânes)、
サン・ヴェラン(Saint-Vérand)で構成されます。サン・タムール・ベルヴュ
(Saint-Amour-Bellevue)も白ならSaint-Véran AOCが名乗れるそうですが、
赤(ガメ)を作ればクリュ・ボジョレーのサン・タムール(Saint-amour)です。
この村はマコネとボジョレー両刀使いと言いうことですね。(笑)


エチケット平面化画像。
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裏ラベルに、冒頭で書いた作り手の説明と同じことが仏・英語で書かれてます。

しかし、これはインポーターのラベルを剥がしたからわかったことです。
なんと、メルシャンさん、こんな感じでベタ貼りしてありました。おい!
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さあ、抜栓。
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キャップシールは紋章入り。コルクは合成コルク。

コルク平面化。
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合成品ながらプイィ・フュイッセ専用でミレジムもきちんと入ってます。

Alc.13%。
しっかりとイエロー。
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蜜入りリンゴ、白桃、白い花。
辛口アタック。
後から甘み系の味が追って来ます。
シャルドネにしては濃くはないですね。
樽感も極々弱いものです。
苦味にも似た複雑味があり、
しっかり最後まで楽しめますが、
やはり思っていたのより若干軽め。

ブルゴーニュのシャルドネでも、
いろいろありまんな~。


*****


Domaines Albert Bichot
Pouilly-Fuissé 2016
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

William Fèvre Chile La Misión Reserva 2018 Chardonnay

本家ウィリアム・フェーヴルのシャブリは以前試してますが、これはチリです。
その名もWilliam Fèvre Chile。そこのシャルドネをたまたまスーパーで発見。
スーパーの店頭なのでとってもお手頃ですが、これでおいしけりゃ儲けもの。
フランスの一流の作り手は新世界、それもなぜかチリに多く進出してますね。


IMG_0027
ウィリアム・フェーヴルさんがチリでシャルドネに適した場所を探し、
マイポ・ヴァレーで通常の平地の畑ではなく、山の手の高地に適地を発見。
そこがパートナーともなったビクトル・ピノさんの畑だったということで、
これが「William Fèvre Chile」の始まり。1990年のことだそうです。


公式ページは今どきの大画像をスクロールさせるようなタイプ。

ワイン情報はしっかりしているんですが、今日のLa Misiónというのが載ってません。
やはりスーパー向けのローエンド・シリーズなのでしょうね。(笑)
・シャルドネ 100%
は当然として、シャブリ方式に樽は使わず、ステンレスタンクの熟成のようです。
これは上等ラインでも同じで、やはりシャブリが基本になってるんですね。


サンティアゴの南側、ピルケにあるウィリアム・フェーヴル・チレを訪問。
Fevre01
入り口はショボい感じですが、奥に施設は広がっており、裏手には畑も見えます。

マイポ・ヴァレーはサンティアゴ周辺の広域です。
ウィリアム・フェーヴル・チレの位置関係は以下の地図がわかりやすいです。
Fevre02
そのウィリアムさんが最初に見つけたというシャルドネに理想的な畑は、
San Juan de Pirqueと言うらしいんですが、地図の黄色い四角で囲った辺り、
マイポ川が通る山間にあるようです。公式ページではMountain Grownとも。

因みにWilliam Fèvre Chileはここの他、マジェコ(Malleco)ヴァレーにも畑を所有。
マジェコはビオビオ(Bio Bio)よりも更に南にあるチリ最南端の産地です。
南半球ですからチリで一番寒冷な産地ということで、何かこだわりがありそうです。


ラベル平面化画像。
IMG_2506


さあ、スクリュー回転。
IMG_0024
印刷がずれてますが一応エンボスになってます。

Alc.13.0%。
かすかな緑をまとうイエロー。
IMG_0025

リンゴ、白い花。
樽はないはずですが微かにバニラも感じます。
とろみを感じるミネラリ―な辛口アタック。
甘みの前にかなり鋭角の苦味を感じますね。
ミネラルっぽさと言うよりは雑味に近い感じ。
シャブリっぽいかと言われると微妙ですね。

しかしペラペラのシャルドネよりは個性のある感じで、
これはこれでありだと思います。


*****


William Fèvre Chile
La Misión Reserva 2018
Chardonnay
D.O. Maipo Valley
WWWポイント 77点


Outlot Wines Chardonnay 2016 Sonoma County

カリフォルニアの良さげなシャルドネ~と適当にゲットした1本。
ラベルデザインが気に入ったぐらいの理由で選んでいますので、
素性やらバックグラウンド情報は全くない状況でお試ししました。


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お試しした後に色々調べてみたんですが、なんともスキッとしない感じです。


公式ページはちゃんとありましたが、ワイナリーについてほとんど情報なし。
ソノマのHealsbergの「町外れ」の畑を「Outlot」と呼んだことが名前の由来。
地元では「Magnolia Peninsula」と呼ばれていた場所だそうで、その名前に因み、
Magnolia(モクレン)の花がラベルデザインになってるんだそうで。以上。(笑)

ラインナップはソーヴィニヨン・ブランとカベソーと今日のこのシャルドネのみ。
シャルドネは複数のクローンが植えられ、ブルゴーニュのディジョン・クローンや
フレッシュなクローン17、トロピカルなクローン4など。
それぞれのクローンの特徴を生かした醸造をして最終的にブレンドしてるそう。
全房をプレスしオーク樽で発酵させ、熟成はフレンチオーク樽で12ヶ月。

ワイン情報はありますが、ワイナリーの実態がわからないと思ったら、
大手ワイナリーグループが最近立ち上げたブランドのようです。

Accolade Wines(アコレード・ワインズ)というオーストラリア最大で、
かつ世界最大級のワイン会社がOutlet Winesを所有する親会社になります。

Accolade Winesは、Hardysを中核に、Grant Burgeなどのオーストラリアのブランドの他、
ニュージーランド、アメリカ、南アフリカ、チリの多数のブランドを傘下に持ちます。
実はこのアコレード、2018年にアメリカの投資会社Carlyle Group(カーライルグループ)
に買収されていて、本当にこのワイン業界というのはこんがらがっち―です。


とにかく、ワイナリー訪問しようとしましたが、「Outlot Wines」は見つからず、
「Magnolia Peninsula」という場所も検索にヒットしません。

ブドウの出所はデータシートにはSonoma County、Alexander Valleyとあります。
一応ソノマ・カウンティの地図で見ておきましょう。Healsbergの北側です。
Sebast03
まあ、それなりにちゃんとした畑からのブドウをそれなりにちゃんと醸してる、
大手グループが作ったコスパの高い優良ワインということなんでしょう。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_1768
所在が「Santa Rosa」となってますが、そこでも発見できませんでした。

インポーターはアコレード・ワインズの日本法人が直接やってるようです。
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このシールは裏ラベルを隠さずに上手に貼ってありました。


さあ、抜栓。
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しっかりと「OUTLOT」のロゴが入ってます。

コルク平面化。横にも「OUTLET」ロゴ。ここにはミレジムを入れようよ。
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情報のあまりないサイトのURLが書いてあります。DIAM10採用です。

Alc.14.5%。
濃いめのゴールドイエロー。
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リンゴ、白い花。
バニラ、バター。樽効いてます。
フレッシュな酸の乗った辛口アタック。
酸のお陰で軽さを感じますが、
芯にコクとミネラル感とも取れる凝縮感があってエレガント。
酸による軽めの感じのままフィニッシュしますが、
ソノマのちょっといいシャルドネ感が味わえて満足。


*****


Outlot Wines
Chardonnay 2016
Sonoma County
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

La Masel Chardonnay Viognier 2017 IGP Vaucluse

スーパーで目に留まった1本。シャルドネとヴィオニエのブレンド。
IGP Vaucluseか…。なんとなくローヌらしいことはわかりました。
Gilbert & Gaillardの金メダルのことでしょうが、日本語シールを追加して、
「フランスワインコンクール・金賞受賞」とこれ見よがしです。
うさん臭さ満載ですが、ブレンドが面白そうなのでいただきます。(笑)


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表のエチケットには書いてませんが、作り手はル・セリエ・デ・プランス
(Le Cellier des Princes)というシャトーヌフ・デュ・パプで唯一の協同組合。
1924年に設立され、現在は240もの生産者がメンバーとなっていて、
シャトーヌフを中心にメンバーの畑はトータル630haにものぼるそうです。


公式ページはなかなかカッコいいです。生産者の顔写真もいっぱい載ってます。(笑)

輸出用なのか今日の「La Masel」なるブランドは載ってなかったんですが、
シャルドネとヴィオニエのブレンドが載っていたので同じものだと思います。
(これも2017年がGilbert & Gaillardの金メダル取ってるそうなので。笑)
セパージュは半々のブレンドでした。
・シャルドネ 50%
・ヴィオニエ 50%
Châteauneuf du Pape周辺の畑からだそうですが、そりゃそうでしょう。(笑)
フレッシュさと酸味のコントロールのためMLF(マロラクティック発酵)は行わず。
熟成はステンレスタンクで2ヶ月。


生産者協同組合「セリエ・デ・プランス」を訪問します。
Vaucluse03
シャトーヌフ・デュ・パプの郊外の幹線道路沿いにあります。
さすが巨大協同組合、敷地も施設も規模が大きいです。

シャトーヌフ・デュ・パプの地図にその場所を書き込みました。
Vaucluse01
シャトーヌフ・デュ・パプからは結構離れていますね。

今日のワインはIGP(Indication Géographique Protégée)Vaucluseでしたね。
2009年までのVin de Pays de Vaucluse。ヴォークリューズ県が対象地域です。
Vaucluse02
かなり広範囲でシャトーヌフ、ジゴンダス他のAOCを内包します。
ヴァンソブル(Vinsobres)やリラック、タヴェルは外になりますね。

IGP Vaucluseの公式サイトも見つけましたが、内容は貧弱でした。
IGP Vaucluseに使っていい品種を調べたら、白だけでも腐るほどありました。
よって、ここには書きません。勿論、シャルドネとヴィオニエは含まれます。

公式ページに傘下の畑がどこに分布してるのかという地図がありました。
Vaucluse04
シャトーヌフ・デュ・パプ内にも畑があるのがわかります。


エチケット平面化画像。金メダルも一緒に入れておきました。(笑)
IMG_2037
裏はインポーターラベルのみです。


さあ、抜栓。
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無印の集成コルクですね。

つまんないですが平面化しておきます。
IMG_2169

Alc.13.5%。
濃いめのゴールドイエロー。
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青リンゴ、白い花。
味わいは苦味がかすかにあるライムって感じ。
ちょっと水臭いかな?
まあ、値段相応なんでしょう。
後から感じた酸はきれいで良かったです。


*****


Le Cellier des Princes
La Masel Chardonnay Viognier 2017
IGP Vaucluse
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Paradise Ridge Kanaye The Grape King Chardonnay 2015

リカマンの店頭で東洋人の古びた肖像写真のラベルが目に留まりました。
カナエ...ザ・グレープ・キングとな。長沢鼎(かなえ)とすぐにわかりました。
1865年の薩摩藩英国留学生の一人、後のカリフォルニアの葡萄王、長沢鼎です。
漫画「ソムリエール」の第8巻・第52話がこの「葡萄王」のエピソードでした。
印象深い話で、しっかりと記憶に残ってました。これは試さなきゃです。


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ソムリエールの第52話を読み返しました。かなり詳しく長沢鼎を解説しています。
当時13歳、薩摩藩英国留学生で最年少の長沢鼎(鎖国中のため本名は磯永彦助)は、
なんだかんだ(笑)でロンドンからカリフォルニアに行き着きワイナリーを興します。
ブドウ栽培やワイン作りを極め、そのファウンテングローブというワイナリーを、
カリフォルニア有数のワイナリーに育て上げます。
イギリスに最初に輸出されたカリフォルニアワインはナガサワ・ワインだそうです。
現在のカリフォルニアワインのルーツはなんと日本のサムライにあるという訳です。

1983年にレーガン大統領が来日した際、国会にて「侍から実業家になった長沢鼎は、
私たちの生活を豊かにし、日米友好の歴史の中で特筆すべき」と演説したそうです。
レーガンさんは元カリフォルニア州知事なので「The Grape King」はよく知ってたはず。

ファウンテングローブ・ワイナリーの跡地はナガサワ・パークとなってるそうですが、
畑の一部は今日のワインのパラダイス・リッジ・ワイナリーが継承しています。
パラダイス・リッジは長沢鼎の偉業を称えて、かつて長沢鼎がブドウを育て、
ワインを作ったロシアン・リヴァー・ヴァレーの畑から生まれるブドウを使い、
このワインをリリースしたんだそうで、2015年は1865年から数え150周年になります。

公式ページは「アメリカあるある」でワイン紹介はショップ兼用です。

在庫のあるラインアップしか載ってなくて、今日のワイン発見できず。
よってインポーターのHotei Winesの情報を見ます。と言っても、
・シャルドネ 100%
フレンチオーク樽で熟成くらいしか情報はないですが。(笑)

それよりも、このパラダイス・リッジ・ワイナリー、2017年の大火(山火事)で、
所在のSanta Rosaの町もろとも焼けてしまったんだそうです。
(現地ではこの大火を「Wine Country Wildfires」と呼んでいるとのこと。)
今ある建物(下写真)は先ごろやっと再建したものだそうです。
PRW01


お約束のGoogle Map訪問。これが入り口ですが、敷地は奥まっています。
ParadiseRidge02
この辺りがナガサワパーク含めファウンテングローブという地区になってます。
畑の中にある「LOVE」のモニュメントが有名らしいです。

Santa RosaからSonoma市街へ向かう途中のKenwoodというところに、
パラダイス・リッジのテイスティングルームも構えているそうです。
ParadiseRidge01
Santa Rosaの市街の北側がファウンテングローブになるわけですね。

Sonoma County AVA(American Viticultural Area)とそのサブリージョンの地図を見ます。
Sebast03
Santa Rosa市街を見つけてください。そのすぐ北がパラダイス・リッジ。
Russian River ValleyとFountaingroveのAVAの境界にあることがわかります。


ラベル平面化画像。
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裏ラベルにはしっかりカナエ・ナガサワの解説があります。


さて、抜栓。
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無印の集成コルクですね。

コルク平面化。URL、メアド、TEL番号入り。(笑)
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パラダイス・リッジはビック(Byck)・ファミリーがやっています。

Alc.13.2%。
ゴールドイエロー。かすかに緑がかってます。
IMG_2130

蜜入りリンゴ、梨。フルーティ。
パンドミ、バニラとしっかり樽香も。
きれいな酸がかすかに乗った辛口アタックです。
コクはあるんですが、酸のおかげで味わいは軽めに感じますね。
フィニッシュまで生き生きした果実感を感じられて楽しめます。

カリフォルニア葡萄王のシャルドネ。
そして薩摩藩士、侍の魂が息づくワイン。
なんとなく満足度が高いです。(笑)


*****


Paradise Ridge
Kanaye The Grape King
Chardonnay 2015
Russian River Valley
Sonoma County
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Luis Felipe Edwards Chardonnay Reserva 2016

チリのルイス・フェリペ・エドワーズのシャルドネをいただきます。
スーパーにもたくさん出回っていて安物風情が漂ってるブランドですが、
ちゃんと上等シリーズもあって、昔アメリカ在住中はいくつか試してました。
かなりレベルは高かったんですが、残念ながら日本ではとんと見かけません。


IMG_2001
というわけで、スーパーで売ってたシャルドネ、ハーフボトルです。
ゲロまずではないでしょうから、サクッと楽しむにはいいかもしれません。


公式ページには1976年創業からの歴史やバックグラウンドの解説があります。

しかしながら、肝心のワインの情報が載っていません。

ワイン紹介は別URLの別サイトという不思議なことになってます。

今日のレセルバもヴィンテージ毎にPDFのデータシート完備です。
・シャルドネ 100%
熟成はフレンチオーク樽で6ヶ月だそう。(同シリーズの赤は8ヶ月。)


今日のワインはマウレ・ヴァレーとなってるのでここではないのですが、
コルチャグア・ヴァレーにある本拠地を訪問。(ストビューなしでした。)
LFE03
サン・フェルナンドとサンタ・クルスの間のナンカグアの町に近いです。
例のティンギリリカ川がコルチャグア・ヴァレーを貫いています。

ルイス・フェリペ・エドワーズの所有畑は各地にあり、公式サイトの地図で確認。
LFE01
さっきの写真はこの地図の(4)のところですね。
マウレはずっと南、リナレスの近くに畑があるようですね。地図中の(6)です。
マウレ・ヴァレーはマウレ川が流れていますが、リナレスの方はマウレ川の支流、
ロンコミージャ川が流れています。


ラベル平面化画像。
IMG_1996
サインのところ、画像が欠けましたね。Nicolas Bizzarri/Winemakerです。


さて、スクリュー開栓。
IMG_1998
一応、キャップはワイナリー名入り。

Alc.13.5%。
イエロー。
IMG_1999

青リンゴ、ライム、バター。
6ヶ月ってことでしたが、割と樽は効いてますね。
辛口アタック。
味の芯はあって薄っぺらくないのがいいです。
喉越しから余韻にかけて、
酸が絶妙に喉をくすぐる感じがします。
これは、じゅうぶん楽しめましたよ。


*****


Viña Luis Felipe Edwards
Chardonnay Reserva 2016
Maule Valley
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Domaine de l’Arlot Côte de Nuits Villages Au Leurey 2017

ブルゴーニュ白の経験値を上げるため、ドメーヌ・ド・ラルロの白を開けましょう。
以前Côte de Nuits Villages Clos du Chapeauを試し、相当おいしかったところ。
きっと白もおいしくできる作り手に違いないと見込んでの抜栓であります。(笑)
Côte de Nuits Villagesですから、一応村名AOCであるわけだし…。


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ドメーヌはニュイ・サン・ジョルジュの南側のプルモー・プリセーにあり、
(プルモー・プリセーはAOCニュイ・サン・ジョルジュを名乗れます。)
周りが所有の1級畑クロ・ド・ラルロ(Clos de l'Arlot)に囲まれています。
ドメーヌ名はこの畑から来ています。(Arlotは元々地下を流れていた小川だそう。)


公式ページはカッコいいですが、無駄な効果が多くて少々めんどくさいです。(笑)

さて、今日のワインは道を挟んでドメーヌの真ん前という場所の畑からでした。
このオー・ルーリー(Au Leurey)はもともとはピノ・ノワールの畑でしたが、
2006年にシャルドネに植え替えられたんだそうです。
・シャルドネ 100%
新樽率20~25%の樽で12~15ヶ月の熟成です。


さあ、ドメーヌ訪問。立派な門というか壁ですが、この壁の延長が、
所有畑(モノポール)クロ・ド・ラルロをぐるっと囲う石垣に繋がってます。
Leurey01
そして今日の畑がドメーヌの真ん前です。

公式ページには所有畑の位置が示され、クリックでワイン紹介に飛びます。
Leurey03
畑名もちゃんと書いてあってとっても親切。
前に飲んだクロ・デュ・シャポーにもちゃんとピンが立ってますし、
ロマネ・サン・ヴィヴァンにも区画を持ってるようですね。

いつものLuc Corporation様の地図を拝借してドメーヌと畑の場所を確認。
Leurey02
1級、村名、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、AOCブルゴーニュ、
色分けで分布が非常にわかりやすい。斜面と地層の関係がわかりますね。

そうそう、そのオー・ルーリー(Au Leurey)の畑に行ってみなくては。
Leurey04
いやあ、いい感じです。遠目にドメーヌ・ド・ラルロが見えます。


エチケット平面化画像。
IMG_1988
インポーターシールは透明で控えめで裏ラベルを隠さない優等生。


さあ、抜栓。
IMG_1991
キャップシールのエンボスいい感じです。

コルクも平面化。
IMG_1992
オー・ルーリー専用品ですが横ミレジムはありません。

Alc.13.5%。
イエロー。
IMG_1993

梨、青リンゴ、バター、最初シーチキンっぽかった。(笑)
しっかりと樽が効いている印象です。
まったりとした辛口アタック。
酸も生き生きしてるのに気づきます。
芯は柑橘系のコンク。
苦味もかすかにあって全体的に複雑な感じがし、
エレガントと評してもいいようなまとまりに帰結します。
まったり余韻も長いです。
あとは酸の評価ですね。
もう少し寝かしてもよかったかもしれません。


*****


Domaine de l’Arlot
Côte de Nuits Villages
Au Leurey 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Domaine François Lumpp Givry 1er Cru Crausot 2017

昨日に引き続きコート・シャロネーズ、ジヴリのフランソワ・ランプです。
今日はジヴリの1級畑クロゾーからのシャルドネ、白をお試しです。
昨日の赤は状態が悪かったのか、少々残念な感じでしたが、白はどうでしょう。
この作り手が有名になったきっかけが白といいますから、期待は高まります。


IMG_1651
まだまだ未熟者のRed Red Wineでは、未だブルゴーニュ白のベンチマークがなく、
(出会っておらず?)白を評価する確たる基準を持ち合わせておりません。(笑)
なのでWWW(White White Wine)ポイントなる採点も赤以上にいい加減です。
もっと精進しなくてはだわ。


公式ページはシンプルで情報少なめですが、カッコいいです。

1977年からブドウ栽培を始め、1991年にドメーヌを設立していますが、
ジヴリを代表する優秀な生産者としてフランス国内で評価が高いそうです。
公式サイトは貧弱情報なのでネット情報ですが、
・シャルドネ 100%
を全収穫分を圧搾して直ぐに樽(新樽30%)に入れ、そのまま発酵。
熟成は不明ですが赤と同じく12ヶ月でしょうかね。
パーカーおじさんはこの2017年に92点をつけています。


ジヴリの市街地にあるドメーヌ訪問。新しそう。おしゃれな外観です。
Givry04
きれいな畑に囲まれていますね。所有畑でしょうか。

コート・シャロネーズからおさらいしていきます。Givryはここです。
Givry03
ジヴリはリュリー、メルキュレとともに赤・白OKのAOCです。
モンタニーだけ4つの村にまたがり、白(シャルドネ)のみのAOCでしたね。

ジヴリのAOC地図でプリミエ・クリュと村名の畑の分布を見ましょう。
Givry02
黄色の所が今回試した赤・白の1級畑です。ドメーヌの場所も印してます。
La Vigne RougeとLa Brûléeという1級畑も含め全部で約9.5ha所有してるそうです。
(地図上で探してみてください。La Brûléeはわかりにくかったです。笑)

例によって、Google Map転記をしてみました。
Givry01
それぞれの畑も訪れ、写真(スクショ)を撮ってみました。(笑)
なかなかきれいな畑です。コート・ドールと遜色ないような気がします。


エチケット平面化画像。
IMG_1661
裏ラベルのほうが立派で長い。(笑)


さて、いただきます。
Alc.13%。
イエロー。
GivW

白い花、白桃、洋梨。
酸味によって甘く感じましたが辛口アタック。
花梨、炭酸飲料のシトラスの風味。
総じてフルーティですね。

美味しいんですが、
ブルゴーニュに期待する味とはちょっと違う気がします。
まあ、ブルゴーニュ白の判断基準のない自分が言うのもなんですが。(笑)


*****


Domaine François Lumpp
Givry 1er Cru Crausot 2017
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Tinazzi Opera N°2 Vinum Italicum Chardonnay Malvasia Puglia 2018

ティナッツィというヴェネト州のワイナリーです。
以前、ここのOpera N°3 Vinum Italicum(オペラ第3楽章・イタリアワイン)
というのをいただいてます。イタリアを代表する3品種のブレンドで、
本拠地ヴェネト州のコルヴィーナ、プーリア州のプリミティーヴォ、
シチリア島のネロ・ダーヴォラの3品種という面白い試みのワインでした。
今日のこれは白、Opera N°2(オペラ第2楽章)だそうです。


IMG_1792
マルヴァジーアは地中海というかイタリアらしい品種ではありますが、
シャルドネはどうなんでしょうね。イタリア全域で広く栽培はされてますが。


公式ページには何とこのワインが載っていません。

それどころかネット上にほとんど情報がありません。
困りましたね~。

ポーランドのブログに「この料理にマッチしました!」的なのはありました。
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おいしそうな料理ですが、ワインについては全く触れず。(笑)

IGPプーリアなのでTinazzi傘下のプーリア州のワイナリーで作ってるんでしょう。
(Cantine San GiorgioとFeudo Croceというワイナリーを所有。)

とにかく、適当にFeudo Croceに訪問してみます。
Feudo01
プーリア州はイタリアのブーツのヒール部分でしたね。
2008年の画像に時を戻すとこの建物が跡かたもありません。
比較的新しく建てたみたいですね。

ついでなのでもう一つのプーリアのワイナリー(Cantine San Giorgio)も訪問。
Feudo02
先ほどのFeudo Croceからは車で10分くらいのご近所でした。

さて、せっかくなので(笑)IGPプーリア(Puglia)をおさらいしておきましょう。
(IGP = Indicazione Geografica Protetta;保護指定地域表示)
使用可能な品種が、黒品種26に対し白品種が31もあります。以下に列記。

Asprinio、Bianco di Alessano、Biancolella、Bombino Bianco、Chardonnay
Cococciola、Coda di Volpe、Falanghina、Fiano、Francavidda、Garganega、
Gewürztraminer、Greco、Grillo、Impigno、Malvasia、Manzoni Bianco、
Montonico Bianco、Moscato、Mostosa、Pinot Bianco、Pinot Grigio、Riesling、
Sauvignon Blanc、Semillon、Sylvaner Verde、Trebbiano、Verdeca、Verdicchio、
Vermentino、Welschriesling (Riesling Italico) の以上31種。ああ、しんど。

おなじみの国際品種やイタリア有名品種から聞いたことのないものまで勢揃い。
ちゃんと今日のシャルドネとマルヴァジーアも入ってます。

単なるBiancoなら何をどれだけ何種類ブレンドしてもOKですが、
品種表示するバリエタルは、その品種が85%以上含まれていないといけません。
ただ、今日のワインは「シャルドネ・マルヴァジーア」とダブル表示です。
こういう場合は「Dual varietals」というパターンが許されています。
(すなわち、第1品種が50~85%、第2品種が15~50%となります。)


ラベル平面化画像。ルカ・マローニ91点のシールが誇らしげです。
IMG_1704
裏ラベルはインポーター貼り替えパターン。上から貼って隠されるよりマシです。
しかし、大した情報はなし。


さあ、抜栓。おっ、久々のノマコルクです。
IMG_1790
一応ワイナリー名は入ってますが上に写っている通りなので平面化はなし。

Alc.13%。
薄いゴールドイエロー。割と粘性の涙。
IMG_1791

白い花、青リンゴ、かすかに柑橘系、アーモンドも。
一応樽は使ってる感じですね。
辛口アタック。
ミントっぽい甘さの印象も出てきます。
酸ではないですがクールな印象があります。
喉越しにミネラル感もありました。
悪くないだろう。(ぺこぱ風に…)


*****


Tinazzi
Opera N°2
Vinum Italicum
Chardonnay Malvasia
Puglia 2018
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Logodaj Selection Chardonnay & Vermentino 2015

以前、意外においしかったブルガリアのお手頃ワイン、ロゴダジです。
前のはカベソー・カベフラ・メルローのボルドー・ブレンドでしたが、
今日はロゴダジの白(シャルドネとヴェルメンティーノ)を試します。
「赤をおいしく作れる生産者は、白もおいしく作れるのか?」という、
命題の検証でもあります。(笑)


IMG_1710
ロゴダジは1994年創業で、ブルガリアではトップ10に入る生産量だそうです。

 
公式ページは相変わらずブルガリア~ンな雰囲気が漂っています。
Logbann
れれれ、シャルドネは載ってるんですが、ヴェルメンティーノとのブレンドではありません。
ヴェルメンティーノはサルデーニャ島などイタリアで多い品種ですが、ブルガリアでもやってるんですね。
とにかくセパージュはネット情報で、
・シャルドネ 60%
・ヴェルメンティーノ 40%
らしいので、ヴェルメンティーノは結構ガッツリ入ってますね。
熟成は、シャルドネがステンレスタンクで発酵・熟成なので同じでしょう。

 
さて、再度Google Mapで訪問。やっぱりのタンクしか見えません。ショボい…。
Logo02
反対側に事務所なりがあり試飲とかやってそうですが、ストビューで近寄れず。

ブルガリア南西部のストゥルマ・ヴァレー(Struma Valley)に位置し、
北マケドニアとの国境まで車で15分とすぐのところです。
Logo01
ボルドーの緯度と比べる線を入れましたが、割と南にあります。
イタリアのトスカーナくらい。


ラベル平面化画像。
IMG_1667


さて、スクリュー回転。
IMG_1709

Alc.12.5%。
ゴールドイエロー。
IMG_1708

洋梨、蜜入りリンゴ、ライム、華やかな香りです。
酸味が乗った辛口アタック。
薄めのライム系の味、薄っぺらさは否めなません。
う~ん、残念。

赤がおいしいところの白がおいしいとは限らない、
ということがわかりました。(笑)


*****


Logodaj
Selection
Chardonnay & Vermentino 2015
WWWポイント 76点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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