Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

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Cono Sur Bicicleta Reserva Gewürztraminer 2020

スーパーの駐車場を無料にするのにあと数百円。そういう理由で店頭の棚にあったコノスルのゲヴュルツトラミネールのハーフボトルをカゴに投入(笑)。3年前にも2017年を試してますが、巷でも人気の安ワイン。品種の深掘りも兼ねて久々にいただいてみましょう。

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コノスルは南米で革新的なワインをつくり、世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンを掲げ1993年に設立されたワイナリーです。コノスルとは「南向きの円錐 (Southern Corn)」という意味で 、南向きの円錐の形をした南米大陸を表しています。…と、日本の公式サイトにあった紹介文をコピペしておきます(笑)。

インポーターの SMILE CORP.が運営しているので公式ページのひとつだと思いますが、「Cono Sur Lovers」というサイトがあります。

実はこのサイトのブログ記事が素晴らしく、コノスルだけではなくチリワイン総論として非常に興味深く内容の濃いものになっています。

公式ページはこちら、チリの本家です。


インポーター「スマイル」による日本向けサイトがこちら。

ワイン情報としてはどちらも薄いのが残念なところ。日本向けサイトにはデータシートはあり。

・ゲヴュルツトラミネール(ゲヴェルツトラミナー) 100%

機械摘み30%、手摘み70%。熟成はステンレスタンクで3~12ヶ月。

ゲヴュルツトラミネールについて。ドイツ語読みならゲヴェルツトラミナーでしょうか。
名称未設定-1
人気の品種で、世界で12,823ha(2016年)も栽培されています。(最大はフランスの3,320ha。チリは371ha。)しかしながら、原産ははっきりしていませんし、「トラミナー(Traminer)」という括りで多くのバリエーションがあるという不可思議な品種です。ただし、圧倒的にゲヴュルツトラミネールが多く栽培されるので、トラミナーと言えばゲヴュルツトラミネールを指すことが多いようですが。

トラミナーは主に以下の3つに分類されますが、DNAプロファイルはほぼ同じで、遺伝子的には同一品種と見なすレベルだそうです。

(1)Savagnin Blanc (仏)
   = Traminer (独) / Weißer Traminer (独) / Gelber Traminer (独)

(2)Gewürztraminer (独以外では Gewurztraminer とも)
   = Savagnin Rose Aromatique (仏) / Roter Traminer (独)

(3)Savagnin Rose (仏)
   = Savagnin Rose Non Musqué (仏) / Klevener de Heiligenstein (独)

Weißer(白)、Gelber(黄)、Roter(赤)などからも特徴は色で分けられていることがわかりますね。(1)が白ブドウで、(2)と(3)が赤味がかった、もしくはピンクということのようです。(2)と(3)は「Aromatique」と「Non Musqué」という名称の差を見る限り同じピンクでも香りの有無で分けているようです。もちろん、ゲヴュルツトラミネールは香りのある方です。

サヴァニャン・ブラン(Savagnin Blanc)、いわゆるトラミナー(Traminer)が元々存在し、突然変異で果皮色がロゼのサヴァニャン・ローズ(Savagnin Rose [注]Roséではない)が生まれ、更なる突然変異でゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)が生まれたとされています。
名称未設定-10
写真の下に一緒に書いてあるアイダ(Heida)はスイスの品種ですが、結局サヴァニャン・ブラン、トラミナーと同じものということになります。ややこしいですが、以上、トラミナー関連をまとめてみました。


コノスルの本拠地を訪れてみましょう。場所的にはコルチャグア・ヴァレーです。
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チンバロンゴ(Chimbarongo)という町に隣接しています。ここはコルチャグア・ヴァレーのサブリージョンでもあります。名物チャリンコ部隊の写真も貼っておきました。

リベルタドール・ヘネラル・ベルナルド・オイギンス州(Región del Libertador General Bernardo O'Higgins)を俯瞰して位置関係を確認します。チンバロンゴは見つかりましたか?
Libertador_O'Hinggis_Rio
州全体がラペル・ヴァレーであり、カチャポアル川とティンギリリカ川の流域でカチャポアル・ヴァレーとコルチャグア・ヴァレーに分かれることになります。それぞれのサブリージョンにも名前を入れていますのでご確認を。


ラベル平面化画像。
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3年前とデザインは同じですが配色が変わってるので印象も変わってますね。D.O. の表示はないので広範囲からのブレンドでしょうか。


さあ、スクリュー回転。
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安ワインですが、キャップにシンボルマークのエンボスが入っています。カラーもゲヴュルツトラミネールのイメージカラーなんでしょうか。

Alc.12.5%。
薄めのイエロー。
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ライチ! わかりやすいです。
パイン、パッションフルーツ。
キリッとした酸を乗せた辛口アタック。
爽やかな南国風味を感じますね。
「サラッと行こう!」という時に良さそうです。
以前試したときほどのインパクトはなかったかな。


*****


Cono Sur
Bicicleta Reserva Gewürztraminer 2020
(375ml)
WWWポイント76点



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Cono Sur Biciclata Reserva Viognier 2021

安くて旨くてバリエタルの種類も豊富で人気の高いコノスルです。自分は同じような安ワインのガト・ネグロ(サンペドロ)やフロンテラ(コンチャイトロ)ほどピンと来てないので、それこそ「全種類制覇!」とかはやっていません(笑)。今日はたまたまスーパーで見かけたヴィオニエが気になってお試しとなりました。たぶん、自分の中ではリースリングの次に好きな白品種です。

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コノスルは南米で革新的なワインをつくり、世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンを掲げ1993年に設立されたワイナリーです。コノスルとは「南向きの円錐 (Southern Corn)」という意味で 、南向きの円錐の形をした南米大陸を表しています。…と、日本の公式サイトに紹介文があります(笑)。

インポーターの SMILE CORP.が運営しているので公式ページのひとつだと思いますが、「Cono Sur Lovers」というサイトがあります。

実はこのサイトのブログ記事が素晴らしく、コノスルだけではなくチリワイン総論として非常に興味深く内容の濃いものになっています。


公式ページはこちら、チリの本家です。


インポーター「スマイル」による日本向けサイトがこちら。

ワイン情報としてはどちらも薄いのが残念なところ。日本向けサイトにはデータシートはあり。

・ヴィオニエ 100%

D.O.は「Valle Central」なのでマイポからマウレまで広大なエリアが対象範囲となり、畑の場所は不詳みたいなものです。「機械摘み40%、手摘み60%」とあまり普通は書かれていないような情報はありました。6割は手摘み収穫だというのが言いたかったんでしょうか。

ヴィオニエはフランス・北部ローヌのコンドリューの村が原産。今でこそかなり人気の高いヴィオニエですが、1990年代になって世界中で栽培されるようになるまでは絶滅危惧種(笑)でした。
Viognier
世界中に広まったヴィオニエですが、その昔の1968年は14haまで生産量も落ち絶滅寸前だったといいます。1985年頃でも32haしかなく、ほぼローヌのみでフランス外に出ていない品種でした。その後、評論家に注目され人気が高まり、1990年代になって世界中で栽培されるようになったそうです。

フランス国内は2018年のデータで 6,740ha もの栽培面積があり、さすが本国、世界でダントツ(世界の半分以上)のヴィオニエ生産国です。フランス以外では、アメリカとオーストラリアがかなり多いですね。その他は、アルゼンチン、チリに南アってところでしょうか。フランス以外のヴィオニエの栽培面積比較です。

・アメリカ合衆国 1,374 ha
・オーストラリア 1,402 ha
・南アフリカ 892 ha
・アルゼンチン 816 ha
・チリ 753 ha

オーストラリア、アメリカがダントツですね。アメリカではカレラ、オーストラリアではやヤルンバが思い出されますものね。次が南アフリカか…。南米を合計するとナンバーワンになりますね(笑)。


コノスルの本拠地を訪れてみましょう。場所的にはコルチャグア・ヴァレーです。
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チンバロンゴ(Chimbarongo)という町に隣接しています。ここはコルチャグア・ヴァレーのサブリージョンでもあります。名物チャリンコ部隊の写真も貼っておきました。

リベルタドール・ヘネラル・ベルナルド・オイギンス州(Región del Libertador General Bernardo O'Higgins)を俯瞰して位置関係を確認します。チンバロンゴは見つかりましたか?
Libertador_O'Hinggis_Rio
州全体がラペル・ヴァレーであり、カチャポアル川とティンギリリカ川の流域でカチャポアル・ヴァレーとコルチャグア・ヴァレーに分かれることになります。それぞれのサブリージョンにも名前を入れていますのでご確認を。


ラベル平面化画像。
IMG_7646


さあ、スクリュー回転。
IMG_7694
キャップにはエンボスでマークが入ってるんですが、写す方向間違えてますね。

正しくはこの方向です。
Logo1
「Cono(円錐)Sur(南)」=「Southern Cone」ですから 、南向きの円錐の形をした南米大陸を表しているんでしたね。

Alc.13.5%。
ハチミツゴールド。
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白い花、青リンゴ。
華やかな風味の辛口アタック。
ジューシー(カバヤ)の味わいの酸味がち。
ミネラル感も喉越しに感じつつ、
後味まで果実味いっぱい。
かすかな苦味が残るのはいい感じです。

ヴィオニエに違いないんですが、
派手なヴィオニエって感じがします。


*****


Cono Sur
Biciclata Reserva Viognier 2021
WWWポイント79点



WhiteWhiteWine01

Cono Sur Reserva Espacial Cabernet Sauvignon 2017

コノスルのレセルバ・エスペシアルです。
知らないうちにラベルのデザインが変わってますね。
前より安っぽくなった気がします。
とにかくスーパーの棚で目についたので、思わず購入。(笑)


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レセルバ・エスペシアルのカルメネールもラインアップにあるのですが、
スーパーでは見かけませんね。


公式サイトは本家のconosur.comと日本向けconosur.jpがあります。
なぜか日本版の方が情報が豊富そうでした。
セパージュは、
・カベソー 85%
・その他 15%
いい加減な情報ですが、「その他」15%は、過去ヴィンテージから、
カルメネール:5%、シラー:5%、マルベック:3%、メルロー:2%、
のような感じと推察されます。
樽熟は、オーク樽で8~10ヶ月+ステンレスタンクで1か月。


ワイナリー訪問は過去もやってますが、近づけないのです。
ConoSur01
こんなのでお茶を濁しておきます。

場所はコルチャグア・ヴァレーのチンバロンゴ(Chimbarongo)。
ConoSVC
サンティアゴからルート5を南下、車で1時間40分です。


ラベル平面化画像。
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さて、抜栓。
IMG_8317
コルクにはURLが入っています。

Alc.14%。
濃いガーネット。
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黒ベリー、生野菜っぽさも。
味が乗った辛口アタック。
シルキーで爽やかなタンニンで味にコクが出てる感じです。
そこそこ厚みのある味で悪くないんですが、
余韻の舌の上に軽さを感じ、
熟成の足りなさがバレたような…。

普段飲みには十分なんでしょうが、
コクはあるのに薄っぺらさも感じ、
なんだか人工的にコクを出してるような気がします。


*****


Cono Sur Reserva Espacial  
Cabernet Sauvignon 2017 
Valley Collection Valle del Maipo
RRWポイント 88点


Cono Sur Bicicleta Carmenere 2017

昨日に引き続き、コノスル1000円以下バリエタルです。
今日は個人的に好きなカルメネールです。
最近、カルメネールが見つけやすくなってきています。
やっと世の中がチリワインのカベソー一辺倒から脱却してきたか?


IMG_7234


公式ページ日本語公式ともに情報少なし。
以下は日本ページにあった2013年のデータシートから。
セパージュ:
・カルメネール 85%
・カベソー 10%
・マルベック 2%
・シラー 2%
・アスピラン・ブーシェ 1%
アスピラン・ブーシェ? 聞いたことないです。
熟成はステンレスタンクで9ヶ月。

産地はセントラル・ヴァレー、スペイン語でバジェ・セントラルです。
これは、マイポからマウレまでの広大な地域を指すので、
結局のところ、いろんなところの混醸、どこ産かわからない感じです。

前回と同じ地図ですが、「VALLE CENTRAL」と入れてみました。(笑)
ConoSVC
マウレは切れてますが、だいたいセントラル・ヴァレーでしたので。
まとめると、
Valle Central =
 ・Valle del Maipo
 ・Valle del Rapel
          - Valle del Cachapoal
          - Valle de Colchagua
 ・Valle de Curicó
          - Valle del Teno
          - Valle del Lontué
・Valle del Maule
          - Valle del Claro
          - Valle del Loncomilla
          - Valle del Tutuvén
という構成になるようです。


エチケット平面化画像。
IMG_7233


さて、スクリュー回転
Alc.13.5%。
濃いガーネット。
黒ベリー、生っとピーマン、スパイス。
うん、カルメネール感あります。
かすかな酸味にソフトなタンニン。
いいバランスながら、味の厚みは弱いですね。
余韻にも酸味が残ります。
やっぱバリエタルですから仕方ないですね。
カルメネールの個性は出てるので、
そこはコノスルの面目躍如です。


*****


Cono Sur Bicicleta Carmenere 2017
RRWポイント 88点


Cono Sur Bicicleta Gewürztraminer 2017

毎日の夕食に特にリクエストすることはなく、
出たとこ勝負でストックの中から無理やりワインを選んでいます。
和食には残念系の(笑)日本ワインが合うとか、
中華にはピノ・ノワールが無難だとか、自分なりの法則があるわけですが、
やはり白ワインも使わないと厳しい状況に出くわします。(笑)


IMG_7231
今日はちゃんぽん。中華とも呼べなくはないですが、
フルーティな白はいかがなもんじゃろとこれをチョイス。

1000円以下のバリエタルの宝庫、チリのコノスルです。
公式ページであらためてライナップを確認すると、
ローエンドのビシクレタで、赤8種、白6種、ロゼ1種と壮観です。
インポーターが運営するコノスル日本語公式サイトというのもあって、
こちらは日本向けですから若干ラインアップが違ってますね。

ただ、個々のワインの情報はショボい印象。
今日のゲヴュルツトラミネールは、
・ゲヴュルツトラミネール 100%
熟成はステンレスタンクで4~12ヶ月。(幅が広すぎ...)

コノスルは北はリマリから南はビオビオまで、
7地域に渡って畑を持っていますので、
今日のゲヴュルツトラミネールはどこかはわかりませんが、
コルチャグア・ヴァレーのコノスルの本拠地を訪れてみます。
cono01
中は広大なのですが入口までしか行けません。
すぐ隣にコンチャ・イ・トロを発見しました。

コルチャグア・ヴァレー他、広域地図をおさらいしておきます。
cono02
毎回こんな地図を作っているとだいたい頭に入ってきました。(笑)

畑の管理をする自転車部隊の写真がGoogle Mapに上がってました。
cono03
ほんとに自転車でやってるんですね。


エチケット平面化画像。
IMG_7229


さて、スクリュー回転です。
Alc.13.5%。
やはり来ましたライチ!
ユリの花の香り、マスカットも。
味までライチ感があふれています。
酸味が控えめなのもうれしいです。
程よい甘みも感じます。

ちゃんぽんにはちょっと「?」ではありましたが。(笑)
あまりにも果実味満載で、ワインというより、
フルーツリキュール然としているのが少々気になりました。


*****


Cono Sur Bicicleta Gewürztraminer 2017
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Cono Sur Bicicleta Pino Noir 2016

チリワインが続きますが、
今日は「どうなんだ、ブルゴーニュ」の一環です。
お手頃なブルゴーニュとニューワールド・ピノの対決。
チリの1000円ピノです。


ConoSurPino


コスパには定評のあるコノスルです。
公式ページを見ますと、
この「ビシクレタ(自転車)」シリーズはいわばバリエタルですが、
順番で言うとトップラインの次に並んでいます。
バリエタルとは言え、それだけコノスルが力を入れている気がします。
ピノ・ノワールのデータシートによると、
収穫の80%は手摘み、50%は9ヶ月の樽熟成、こっそりとこだわりです。
これだからブルゴーニュはうかうかしていられないわけです。

さあ、抜栓ならぬスクリュー回転。
Alc.13%。
透き通ったルビーは順当。
ラズベリーから微妙にシーチキンが香った気が。
ちょっと嫌な予感。(笑)
口当たりでしっかり味わいを感じます。
ピノらしい味が楽しめます。
最高!とはいきませんが十分うまいです。


*****


Cono Sur Bicicleta Pino Noir 2016
RRWポイント 88点


Cono Sur Single Vineyard Carmenere 2015 (Block No.28 La Riconada)

この前、ポムロールと対決したチリのCono Surのメルローが健闘したので、
同じシリーズのカルメネールをお試し。
と言っても、去年も同じのを飲んだはずですが。(笑)


ConoSurCarm


濃いガーネット、ディスク・涙は中程度。
ブラックベリー、スパイス、しかしチョコ香はないです。
味わいはカルメネールのそれで、タンニン・酸味のまろやかなバランスが絶妙。
余韻も長いですが、少々果実味が立ち、まだまだ若い印象です。


*****


Cono Sur Single Vineyard Carmenere 2015
RRWポイント 89点


Cono Sur Single Vineyard Merlot 2015 (Block No.14 Suelo Blanco)

おなじみコノスルですが、
ちょっといいシリーズのメルローです。

前回のポムロールはカベフラとのブレンドっぽいですが、
こちらは正真正銘のメルロー100%です。
畑は、コルチャグア・ヴァレーにあるラス・ロマス葡萄園の
スエロ・ブランコ区画(白い地面という意味)限定だそうで、
カルシウム豊富な白い土壌とのこと。


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ポムロールのテロワールと対決するにふさわしい、
こだわりのメルローということです。

ヴィンテージが2015年とポムロールに比べて新しめですが、
どちらもアルコール14%でしっかり糖度の上がったブドウでしょうね。

香りは野菜系?
スワリング後、ちょっとラズベリーがきます。
口当たりは甘味とも取れるまろやかさの中にタンニンの存在感があります。
余韻に続く味わいはポムロールに比べて若干軽めか?
う~ん、これもメルロー起因かもしれませんね。
こっちはメルロー100%ですからね。
全体的には、この重さがないのが返って好印象。
飲みやすさからかグラスが進みます。


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この勝負、僅差でコノスル、チリの勝ちといたします。(笑)
フレンチオークの新樽で12ヶ月熟成とか、このコノスル、
結構贅沢なことしてるんですよ。


*****


Cono Sur Single Vineyard Merlot 2015
RRWポイント 87点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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