Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Domaines_Barons_de_Rothschild(Lafite)

Château Lafite Rothschild / Carruades de Lafite 2013

昨日に引き続き、シャトー・ラフィット・ロートシルトですが、
セカンドのカリュアド・ド・ラフィットをいっしょにいただきました。
驚くのは、パーカーおじさんが77-79点という超低評価をしてること。
こんな低いパーカーポイントは初めて見ます。ある意味、興味津々。(笑)


IMG_6660
エチケットはファーストの風情が漂っています。
「超」1級、ラフィットのセカンドですからね。
ファーストより安く2万円ほどで買えますが、ぜんぜん偉くない。(笑)

公式ページによると、ファーストよりメルロー多めで、
専用区画で栽培されたブドウを使い、独自の個性を持たせてるとか。
ファーストのレベルに満たないのをセカンドに落とすわけではないようです。
セパージュは、
・カベソー 64%
・メルロー 29%
・カベフラ 4%
・プチヴェルド 3%
それほどメルロー多めでもないですね。
セカンドでもっと極端にメルロー主体にしてるシャトーもありますからね。
樽熟は、8割だけを18~20ヶ月。新樽率は10%です。

2013年の説明には、非常に天候が悪くて苦しんだと書いています。
加えてボトリティス菌が大発生して被害を受けたとあります。
2013年のボルドーはどこも出来が悪かったようですが、
ラフィットは特に悪いような印象を受けますね。
ちなみに、ボトリティス菌とは ボトリティス・シネレア菌という、
貴腐菌の一種ですかね?
もう、貴腐ワインにしちゃえばよかったかも。(笑)


エチケット平面化画像。イラストはファーストと同じですね。
IMG_6662


さて、いただきます。Alc.12.5%。
IMG_6658
濃いルビーですが、若干透明感もありますね。

ファースト(2014年ですが)と比べてみましょう。
IMG_6666
うん、やはりセカンドは色が薄めです。

黒ベリーですが、ナッツ?スパイス?のような風味も。
酸味が目立つアタックですね。
確かに味わいは薄っぺらく、酸味がパレットを支配します。
心地よいタンニンというものがほとんど感じられません。
余韻で、タンニンのなれの果てと思われる雑味をまとって、
最初の酸味がぶり返します。
おまけに、その嫌な感じが後味に残ります。
うわぁ、確かに最悪の部類です。

パーカーおじさんの77-79点とは言いませんが、
ラフィットともあろうもの、ここは勇気をもって、
「こんなのならセカンドは出さない」という決断もあったと思います。


*****


Château Lafite Rothschild /
Carruades de Lafite 2013
RRWポイント 83点


Château Lafite Rothschild 2014

シャトー・ラフィット・ロートシルトの2014年をいただきます。
メドック格付け第1級でもその筆頭と言われる「偉大な」ワインです。
ボトルで10万円ほどの価格は決して「偉いワイン」ではありませんが、
「偉いワイン」探しのためにも「偉大なワイン」の味を知っておきましょう。


IMG_6659


この超絶シャトーの運営母体である、
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR)のワインはいくつか試しています。
ドメーヌ・ド・オーシエールなんかおいしかったですね。
しかし、ボルドー左岸の王者とも言えるこのワインは別格でしょう。
たぶん…。

公式ページは過去にも何度も見ている勝手に日本語表示になるやつです。
今日の2014年の情報を確認しておきましょう。
セパージュは、
・カベソー 87%
・メルロー 10%
・カベフラ 3%
樽熟は100%新樽で18~20ヶ月。
パーカーおじさんは95点をつけています。


エチケット平面化画像。シンプルですね。貫禄とも言えます。
IMG_6663
このイラストのシャトーを見に行きましょう。

この門から敷地に入るようですが、Google Mapでは入れません。
Lafite00
畑はきれいですね~。

反対側にまわってみます。
Lafite01
結構、中まで入れましたが、シャトーは見当たらず。

結局、ちょっと離れた県道D2号線から遠目に見えました。
Lafite02
う~ん、これこれ。しかし、さすがに敷地が広い。

上空から周りの位置関係を見ておきます。
青マル3ヵ所がGoogle Mapで行った上記の写真ポイントです。
Lafite03
ポイヤックでもサンテステフの際々にあります。
なので、シャトー・コス・デストゥルネルがご近所だったりします。

ポイヤック全体を見ると、こんなに端っこです。
Lafite04


さて、いただきましょう。Alc.12.5%。
IMG_6657
濃いガーネット、若干透けますかね。
涙が太く大きい、少し色づきがあります。
フレッシュな黒ベリー、花の様な香りがしたかと思うと、
なめし皮のような重めの香りも来て、複雑です。
酸味をかすかに感じるアタック。
その酸は、タンニンと化して喉の奥に残る感じがします。
さすがに味の構造感はしっかりありますね。
余韻もじんわりいい感じなのですが、
酸味のベールをまとったタンニンがまた主張してきます。
喉の奥に残る感じは少々しつこいかな?

残念ながら、
期待したようなエレガントさは感じませんでした。
95点はちょっとあげられないですね~。(笑)


*****


Château Lafite Rothschild 2014
RRWポイント 88点


Château D’Aussières 2015 AOC Corbières

過去、ボルドー、ポイヤック、チリ、アルゼンチン、
数多飲んできました、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト。
そう言やあ、ラングドックのこれを飲んでませんでした。


IMG_6188


サントリーが輸入しているので、他のシリーズと同じく、
比較的簡単にスーパーなんかで手に入ります。

しかしながら、過去に飲んだやつはチリ以外、
あまり褒められたものであはありませんでした。

期待感はないですが、公式ページで今日のを調べてみましょう。
セパージュは、
・シラー 59%
・ムールヴェードル 28%
・グルナッシュ 13%
ラングドック~な感じですね。(笑)
年によってはカリニャンも10%ほど入るようです。
樽熟は、新樽率40%で12~16か月と結構贅沢にやってます。

Google Mapで訪問です。
Aussieres02
多分ここ。ラフィット所有にしては少々ショボいですかね。

畑越しに遠目に見てみます。
Aussieres01
よく見えないのでアップされてた写真を拝借してインポーズ。
(エチケットのイラストと同じアングルですね。)
素朴な建物、色味も地味ですが、規模は大きそうです。

場所はナルボンヌの近く。AOCコルビエールですね。
Aussieres03
コルビエール中心に付近のAOCリムーやフィトーをいれると、
こんな風にオード県全景のようになります。

ラッグドック、IGP Pays d'Ocとなるともっと広範囲で、
町で言うと、ニームあたりからペルピニャン、カルカッソンヌあたりまで。
旅行だと南仏ばかりが注目されますが、
ラングドックのあたりも旅してみたいものですね。
(ニームまでは行ったことがあります。あとは電車で素通り…。)


エチケット平面化画像。
IMG_6053
サントリーさん、でっかいシールで裏ラベルのメッセージが読めませんよ!
「南部のグラン・クリュのような畑からAOCコルビエールを代表する、
シラー、グルナッシュ、カリニャンのブレンドでラフィットが作ってます。」
みたいなことが(シールを剥がすと)書かれています。


さて、抜栓。
Alc.14.5%。
濃い、黒いくらいのガーネット。
黒ベリー。あまり特徴のない香りです。
うま味と一緒に来るアタック!
味の厚みいいぞ!
タンニンも酸もシルキーに融合してます。
果実味のフレッシュ感を保ったままフィニッシュ。
理想的!

意外や意外。これは偉いワインでした。


*****


Domaines Barones de Rothschild [Lafite] 
Château D’Aussières 2015 AOC Corbières
RRWポイント 95点


Bodegas Caro Aruma Malbec 2016

近所のスーパーで購入。
アルゼンチンのマルベックですが、
見覚えのあるラフィットのマークにひかれました。


IMG_6101

ボルドー第1級シャトー・ラフィット・ロートシルトを擁する、
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)は、
南仏ラングドックのドメーヌ・ド・オーシエール
チリのヴィーニャ・ロス・ヴァスコス
そして、このアルゼンチンのボデガス・カロを運営しています。
アルゼンチンでは、ニコラス・カテナと手を組んでスタート。
Bodega Catena Zapata」とのジョイントベンチャーというわけです。

カベソーブレンドの「カロ」が2000年初ヴィンテージで登場。
2003年にマルベック比率を上げた「アマンカヤ」を追加、
2010年にはマルベック100%のこの「アルーマ」が出ました。

ところで、この「カロ」という名前は、
アルゼンチンの「Catena」と「Rothschild」の頭を取って、
「CA」+「RO」なんだそうで。(笑)


そのボデガス・カロを訪問してみると、
メンドーサの町の真ん中にありました。
Caro01
立派な建物ですが、まわりは完全な市街地で畑はありません。

パートナーのカテナは郊外の畑の中。車で30分の距離です。
Caro02
そして西にそびえるアンデスを越えればチリのサンティアゴです。

エチケット平面化画像。
IMG_5843


さて、抜栓。
Alc.13%。
濃い濃いルビーです。
フランスのカオールでは、
「黒ワイン」と言われるマルベックですからね。
黒ベリー、しっとりした樽香あり。
甘、酸味感じるアタックですね。
味わいはあるんですが構造感は弱い感じがします。
余韻にも最初の甘、酸味が残りますね。
これは苦手なタイプかも。
飲んでる間に薬草の香りもしてきました。
ちょっと期待外れですね。

ラフィットマークに釣られたこっちも悪いですが、
これ見よがしのラフィットの名前でこのレベルはいただけません。
そういや、安物ラフィットシリーズのポイヤックもダメでしたね。

2015年モノにはパーカーおじさんは89点をつけています。
ちょっとラフィットに忖度しすぎじゃないかい?


*****


Bodegas Caro
(Domaines Barons de Rothchild [Lafite] and 
Nicolas Catena)
Aruma Malbec 2016
RRWポイント 84点


Los Vascos Carmenere Grande Reserve 2016

ホームポジションのカルメネールへ戻る日です。
ずいぶん昔から何度か飲んでいるロス・バスコス。
前回飲んだのが2012年物。これもおいしかったです。
さて、最新ヴィンテージの2016年はいかがでしょうか。


IMG_5805


これ近所の大型スーパーで売ってました。
昔はけっこう探したもんですが、
カルメネールが近くで売ってるというのは助かります。

公式ページは、シャトー・ラフィット・ロートシルトのサイト内にあります。
しっかり日本語表示もされています。
カルメネール100%であることや仏樽で12ヶ月熟成などがわかります。


ラベル平面化画像です。
IMG_5802
何ということか裏ラベルを丸隠しです。
サントリーさん、頼みますよ。

このラベルを剥がすと、ロス・バスコスのメッセージがありました。
「ラフィット・ロートシルトの監督の元、
プレフィロキセラの自根のカルメネールから、
素晴らしいワインをお届けします」とか書いてありました。
大事なメッセージを隠してはいけませんね。


Google Map訪問では近づけなかったのでアップされてた写真を拝借。
LosVascos01
なかなか立派な建物です。

畑の雰囲気がわかる写真もいただきました。
LosVascos02

だいたいの場所も確認しておきましょう。
LosVascos03
サンティアゴから車で2時間半、コルチャグア・ヴァレーになります。


さて、抜栓。
Alc.14%。
濃いルビー。
カシス、黒ベリー、
青ピーマンは来ませんね。
モカの香りはありました。
辛口アタック。
構造感ある味ですが、
前に飲んだ記憶ほど良くはなかったです。 
なんだか残念。


*****


Los Vascos Carmenere Grande Reserve 2016
RRWポイント 89点


Domaines Barons de Rothschild (Lafite) / Réserve Spéciale Pauillac 2014

昨日のランシュ・バージュのセカンドがピンと来なかったリベンジではないですが、
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトが醸すポイヤックを抜栓。
ここの安物シリーズはAOCボルドーで残念な経験がありますが、
今回は範囲も狭まりポイヤック。期待は高まります。


pauillaclafite
 

格付け第1級の「シャトー ラフィット ロートシルト」と
第4級の「シャトー デュアール ミロン」の畑からとれたぶどうを一部使用した
と、うたっていますが、「一部」っていうのがいかほどのものか。(笑)

公式サイトによるブレンド比は、
・カベソー 70%
・メルロー 30%
と、定番比率ですね。

色はルビー。カシス・チェリーの香り。
うまい?が、タンニンが大人しめな分、酸味が立ちます。
故に、残る余韻も酸味の印象が強く、全体として浅い仕上がり。
悪くはないけど、値段ほどの味ではない印象。(チリワイン比)

ボルドー、やっぱり結論ダメダメか?
う~ん、もう少しボルドー再探求の旅は続けましょうかね。


*****


Domaines Barons de Rothschild (Lafite) /
Réserve Spéciale Pauillac 2014
RRWポイント 88点


Domaines Barons de Rothschild (Lafite) / Los Vascos Carmenere Grande Reserve 2012

この記事は、
Domaines Barons de Rothschild (Lafite) つながりで、
Réserve Spéciale Bordeaux Rougeと、
チリワインのLos Vascos Carmenere Grande Reserveを、
飲み比べした時のチリワイン用ページです。

ブログの検索性のため便宜的に作成したページですので、
テイスティング詳細はこちらのフランスワインページをご覧ください。


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IMG_4173



*****


Domaines Barons de Rothschild (Lafite) /
Los Vascos Carmenere Grande Reserve 2012
RRWポイント 92点


Domaines Barons de Rothschild (Lafite) / Réserve Spéciale Bordeaux Rouge(Los Vascosと飲み比べ)

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト

あのボルドー、メドックの格付け第一級、シャトー・ラフィット・ロートシルト
(Château Lafite-Rothschild)を擁するワイナリーグループです。

もちろん、ラフィット・ロートシルトのワインは、
セカンドラベルのカリュアド・ド・ラフィット・ロートシルトでさえ
僕は口にしたことはありませんが、(笑)
運営母体のドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトはフランス国内外に
いくつかのシャトーやワイナリーを所有しており、
自社の技術を投入してお求めやすいワインもたくさん出しています。

なんといっても、これらどのワインにもラフィット・ロートシルトと同じ
5本の矢のマークが入っているので何とも気分は盛り上がります。


ChRothschild


チリやアルゼンチンにもワイナリーを所有していて、
新大陸でも最高のワインを作るべくチャレンジをしているとのことです。

そんなラフィット・ロートシルトのチリワインが「LOS VASCOS」です。
今日は幻のボルドー品種、チリにしかないカルメネールをいただきます。
ラフィット・ロートシルトのカルメネール。因縁を感じますね~。

そして、飲み比べとして、ラフィット・ロートシルトのボルドーですが、
お求めやすい「レゼルヴ・スペシャル・ボルドー・ルージュ」を同時抜栓!


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どちらも、3,000円以下で買えますから、そんなに高級ではないのですが、
普段は2,000円超えのを飲むのは稀なので、この2本同時はすごいのです。(笑)

LOS VASCOSは過去に何度も飲んでいるので味は良く知っています。
言っておきますが、とてもおいしい。
チリのカルメネールの中でもピカイチと思います。

対するボルドーは、何とヴィンテージが2016年。
ブレンドもメルロー80%、カベソー20%と少々定石破りな感じです。
なにやら、ブドウはボルドーと言っても、アントル・ドゥ・メール産とのこと。
多少心配ですが、口に含むと、やはり若い味、よく言えばさわやか。
酸味も少し立っていますし、余韻も少なめ。


IMG_4173


LOS VASCOSはさすがと言うか、まったりとしたフルボディーで、
2012年というヴィンテージらしい熟成を感じますね。

まあ、今日は厳密な飲み比べではなく、
5本矢マークのドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトつながりという、
因縁というか運命のような取り合わせを肴にワインを楽しむ、
それだけでおいしいという企画なのです。(笑)


*****


Domaines Barons de Rothschild (Lafite) /
Réserve Spéciale Bordeaux Rouge 2016
RRWポイント 82点


Domaines Barons de Rothschild (Lafite) /
Los Vascos Carmenere Grande Reserve 2012
RRWポイント 92点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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