このワイン、過去に2015年を試してるんですが、おいしくてまたストックしていたというわけではありません(笑)。また近所の百貨店のワインくじで当たった(ハズレた)ものです。今日はたまたま料理酒のワインが切れたもので、どれか赤ワインを供出せよとの命が下り、これを抜栓したという経緯です(笑)。半分残ったので味見をしておこうと思います。
漫画「神の雫」で持ち上げられて、ちょっといいワインぶってるモン・ペラ。そのモン・ペラの作り手がデスパーニュです。デスパーニュの公式サイトによると、フラッグシップはモン・ペラではなく、このシャトー・トゥール・ド・ミランボーの方だそうですね。そもそも1769年から代々ワイン作りをしてきたデスパーニュ家の創業の地に、Tour de Mirambeau(ミランボーの塔)があるそうで、まさに創業のシンボル。エチケットのイラストでわかるように「塔」というような建物ではなくて、元は風車小屋だったそうです。そこが家族の当初の住居だったようです。で、ワインは名付けてシャトー・トゥール・ド・ミランボー。なるほど…です。
デスパーニュの公式ページはこれですが、ほぼショップしかありません。
今日のワインも載ってはいますが10ユーロということしかわかりません(笑)。
・メルロー 70%
・カベルネ・フラン 20%
・カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
これはインポーターのモトックスの情報。醗酵はステンレスタンク。熟成は80%をステンレスタンクにて12ヶ月、残り20%をフレンチオーク樽(1~2年落ち)にて6ヶ月。申し訳程度のかなり軽めの樽のようですね。ミレジムは2016と1年進んでいますが基本は変わらないようです。
アントル・ドゥ・メール(Entre-Deux-Mers)にあるデスパーニュ訪問。
アントル・ドゥ・メール中心にボルドーを俯瞰して、位置関係を確認します。
デスパーニュ(シャトー・トゥール・ド・ミランボー)は、サンテミリオン他ボルドー右岸銘醸地のドルドーニュ川を挟んだ反対側ですね。
ドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれたところを一般にアントル・ドゥ・メール(Entre-Deux-Mers)と言いますが、AOC Entre-Deux-Mers というと辛口白のみのAOCになるので注意しましょう。かのジャンシス・ロビンソンはデスパーニュをして「アントル・ドゥ・メールのスーパースター」と評したそうですが、この場合のアントル・ドゥ・メールはAOCではなく場所を指すわけです。デスパーニュはアントル・ドゥ・メールの各地にシャトーを持っており、合計300haにもなります。ただ白でもなぜか全部AOCボルドーとして出しているようですが。
エチケット平面化画像。
さて、抜栓です。
Despagne
漫画「神の雫」で持ち上げられて、ちょっといいワインぶってるモン・ペラ。そのモン・ペラの作り手がデスパーニュです。デスパーニュの公式サイトによると、フラッグシップはモン・ペラではなく、このシャトー・トゥール・ド・ミランボーの方だそうですね。そもそも1769年から代々ワイン作りをしてきたデスパーニュ家の創業の地に、Tour de Mirambeau(ミランボーの塔)があるそうで、まさに創業のシンボル。エチケットのイラストでわかるように「塔」というような建物ではなくて、元は風車小屋だったそうです。そこが家族の当初の住居だったようです。で、ワインは名付けてシャトー・トゥール・ド・ミランボー。なるほど…です。
デスパーニュの公式ページはこれですが、ほぼショップしかありません。
今日のワインも載ってはいますが10ユーロということしかわかりません(笑)。
・メルロー 70%
・カベルネ・フラン 20%
・カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
これはインポーターのモトックスの情報。醗酵はステンレスタンク。熟成は80%をステンレスタンクにて12ヶ月、残り20%をフレンチオーク樽(1~2年落ち)にて6ヶ月。申し訳程度のかなり軽めの樽のようですね。ミレジムは2016と1年進んでいますが基本は変わらないようです。
アントル・ドゥ・メール(Entre-Deux-Mers)にあるデスパーニュ訪問。
デスパーニュの創業の地はローザン(Rauzan)という町で、シャトー・トゥール・ド・ミランボーなるところになります。Google Mapでは「Vignobles DESPAGNE」と表示されます。シャトー名は「Tour de Mirambeau(ミランボーの塔)」から来ており、インポーズしたのが「ミランボーの塔」の写真ですが、このように現存はするようです。
アントル・ドゥ・メール中心にボルドーを俯瞰して、位置関係を確認します。
デスパーニュ(シャトー・トゥール・ド・ミランボー)は、サンテミリオン他ボルドー右岸銘醸地のドルドーニュ川を挟んだ反対側ですね。
ドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれたところを一般にアントル・ドゥ・メール(Entre-Deux-Mers)と言いますが、AOC Entre-Deux-Mers というと辛口白のみのAOCになるので注意しましょう。かのジャンシス・ロビンソンはデスパーニュをして「アントル・ドゥ・メールのスーパースター」と評したそうですが、この場合のアントル・ドゥ・メールはAOCではなく場所を指すわけです。デスパーニュはアントル・ドゥ・メールの各地にシャトーを持っており、合計300haにもなります。ただ白でもなぜか全部AOCボルドーとして出しているようですが。
エチケット平面化画像。
さて、抜栓です。
Alc.13.5%。
エッジ微かに褐変のガーネット。
黒ベリー、ダークチェリー、スパイス
コク、熟成感、いい感じに出ています。
が、メルロー由来の心許なさも。
次第に水臭く感じるのは化けの皮が剥がれたかな(笑)。
バランスは悪くないんですが…余韻もあっさり。
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Despagne
Château Tour de Mirambeau
Réserve 2016
Bordeaux Rouge
Réserve 2016
Bordeaux Rouge
RRWポイント | 87点 |
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