大手ルイ・ラトゥールのコート・シャロネーズ、ジヴリをいただきます。
ルイ・ラトゥールはインポーターがアサヒビールということもあって、
比較的スーパーなんかでも手に入りやすく、ハーフボトルも結構選べるので、
今日のように、サクッとピノを合わせたいときに重宝しますね。(笑)
ルイ・ラトゥールの歴史を紐解くと、フランス革命以前の1731年に始まります。
ルイ・ラトゥール家がコート・ド・ボーヌに最初の畑を取得したんだそうです。
「Maison Louis Latour」が設立されたのが1797年。それでも200年以上前ですね。
現在はブルゴーニュ一円に48haの畑を所有し、内27haがグラン・クリュといいます。
これはコート・ドール最大のグラン・クリュ所有者になります。
公式ページは変な効果がいっぱいで非常に使いにくいです。(笑)
一応、全ラインナップ(多すぎて壮観です)、ミレジム毎にデータがあります。
・ピノ・ノワール 100%
ステンレスタンクで発酵、ステンレスタンクで熟成(10~12ヶ月)。
MLFは100%行います。
ただし、ジヴリの畑はどこだか明示がありません。残念。
とりあえず、ボーヌの中心街にあるルイ・ラトゥールの本部へ行きます。
17世紀からの古いマンションらしいのですが、本部はずっとここだそうで。
ただし活動拠点はアロース・コルトンにある「Château Corton Grancey」に、
1891年に取得してから移っています。
コルトンの丘のふもと、周囲はグラン・クリュ畑のなかなかすごいところ。
1895年には、ここであのコルトン・シャルルマーニュを誕生させたそうです。
スーパーで売っていて親しみやすいブランドですが、実はなかなかゴイゴイスー。
とはいうものの、今日いただくのはコート・シャロネーズのジヴリでした。
まずはコート・シャロネーズとジヴリの位置関係を確認しましょう。
コート・ドールからの続き、ブーズロンに始まり、マコネまでに5つのAOCがあります。
リュリー(Rully)、メルキュレ(Mercurey)、ジヴリ(Givry)までは、
赤・白両方のAOCで、1級畑もありますから、レベルは高そうです。
さらに南側のモンタニー(Montagny)は白(シャルドネ)のみのAOCです。
ジヴリ(Givry)のAOC地図を貼っておきます。1946年にAOC認定です。
プルミエ・クリュ(1級畑)があることと、Givryのコミューンだけでなく、
一部、JamblesとDracy-le-Fortにまたがっていることも覚えておきましょう。
栽培面積は265haで、赤・白ありますが、赤が圧倒的に多いです。(約85%)
エチケット平面化画像。
おなじみのデザインですね。
さあ、抜栓。
キャップシール、コルクとも紋章入り。
コルク平面化。
テクニカルコルク、5年耐用のDIAM5を採用です。
熟成ポテンシャルは3~5年としてますので十分ですね。
ルイ・ラトゥールはインポーターがアサヒビールということもあって、
比較的スーパーなんかでも手に入りやすく、ハーフボトルも結構選べるので、
今日のように、サクッとピノを合わせたいときに重宝しますね。(笑)
ルイ・ラトゥールの歴史を紐解くと、フランス革命以前の1731年に始まります。
ルイ・ラトゥール家がコート・ド・ボーヌに最初の畑を取得したんだそうです。
「Maison Louis Latour」が設立されたのが1797年。それでも200年以上前ですね。
現在はブルゴーニュ一円に48haの畑を所有し、内27haがグラン・クリュといいます。
これはコート・ドール最大のグラン・クリュ所有者になります。
公式ページは変な効果がいっぱいで非常に使いにくいです。(笑)
一応、全ラインナップ(多すぎて壮観です)、ミレジム毎にデータがあります。
・ピノ・ノワール 100%
ステンレスタンクで発酵、ステンレスタンクで熟成(10~12ヶ月)。
MLFは100%行います。
ただし、ジヴリの畑はどこだか明示がありません。残念。
とりあえず、ボーヌの中心街にあるルイ・ラトゥールの本部へ行きます。
17世紀からの古いマンションらしいのですが、本部はずっとここだそうで。
ただし活動拠点はアロース・コルトンにある「Château Corton Grancey」に、
1891年に取得してから移っています。
コルトンの丘のふもと、周囲はグラン・クリュ畑のなかなかすごいところ。
1895年には、ここであのコルトン・シャルルマーニュを誕生させたそうです。
スーパーで売っていて親しみやすいブランドですが、実はなかなかゴイゴイスー。
とはいうものの、今日いただくのはコート・シャロネーズのジヴリでした。
まずはコート・シャロネーズとジヴリの位置関係を確認しましょう。
コート・ドールからの続き、ブーズロンに始まり、マコネまでに5つのAOCがあります。
リュリー(Rully)、メルキュレ(Mercurey)、ジヴリ(Givry)までは、
赤・白両方のAOCで、1級畑もありますから、レベルは高そうです。
さらに南側のモンタニー(Montagny)は白(シャルドネ)のみのAOCです。
ジヴリ(Givry)のAOC地図を貼っておきます。1946年にAOC認定です。
プルミエ・クリュ(1級畑)があることと、Givryのコミューンだけでなく、
一部、JamblesとDracy-le-Fortにまたがっていることも覚えておきましょう。
栽培面積は265haで、赤・白ありますが、赤が圧倒的に多いです。(約85%)
エチケット平面化画像。
おなじみのデザインですね。
さあ、抜栓。
キャップシール、コルクとも紋章入り。
コルク平面化。
テクニカルコルク、5年耐用のDIAM5を採用です。
熟成ポテンシャルは3~5年としてますので十分ですね。
Alc.13%。(pH:3.56、Brix:6.0)
クリア感あるルビー。割と粘性のある涙です。
フランボワーズ、チェリー。青茎っぽさ。
この色味からして除梗はしてるんでしょうけど。
この色味からして除梗はしてるんでしょうけど。
辛口アタック。
控えめな酸はいいですね。
落ち着きのある味わいに果実味を添えます。
落ち着きのある味わいに果実味を添えます。
複雑味も感じます。これは「あり」ですね。
余韻はあっさりでしたが。
前に飲んだルイ・ラトゥールのサントネが、
酸がキツめだったのを考えると、ジヴリはいいです。
酸がキツめだったのを考えると、ジヴリはいいです。
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Louis Latour
Givry 2015
Givry 2015
RRWポイント | 91点 |
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