Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Indómita

Indómita Late Harvest 2016

以前、カリニャンのモノセパージュをいただいた、
チリのカサブランカ・ヴァレーにあるインドミタです。
小ぶりのボトルで神々しく金色に輝くコレを見つけました。
極甘口だそうで。ソーテルヌみたいなのでしょうかね。


IMG_6751
実はムートン・カデのソーテルヌでガツンとやられまして、
その時白の最高点80点をつけたように、極甘口大変気に入りました。

BUT、今日のインドミタ、1,000円ほどでリカマンに売ってるやつです。
どれほどのものか興味津々です。

さて、甘口ワインにはいくつか作り方がありまして、
要は、いかに原料のブドウの糖度を上げるかということです。

1)貴腐ワイン
 言わずと知れたソーテルヌで有名なヤツです。
 ボトリティス・シネレア菌(貴腐菌)が水分を蒸発させ、
 糖度が凝縮したブドウができるわけです。

2)アイスワイン
 寒い地方で収穫せずに置いておくと、凍結・解凍が繰り返され、
 水分が抜けて糖度が高まるという、寒い地方限定の作り方。
 ドイツやカナダなんかが有名なんだそうです。

3)ストローワイン
 完熟したブドウを収穫後、わらの上なんかで干して乾燥させます。
 要するに干しブドウでワインをつくるようなものですね。
 イタリアでアパッシメントって言ってるやつですね。

4)遅摘みワイン
 これが今日のワインの作り方ですね。
 その名も「Late Harvest」(遅摘み)ですからね。
 収穫せずにブドウを放っておいて樹上乾燥させるわけです。


ラベル平面化画像。ボトルが透けてきれいですね。
IMG_6706
アルコールも12度まで上がってますから相当糖度も凝縮させたんでしょう。
500mlの細いビンです。


公式ページで情報を見てみます。
セパージュは、
・ゲヴュルツトラミネール 50%
・ソーヴィニヨンブラン 50%
ゲヴュルツトラミネールはライチやバラなどの花の香りを与え、
ソーヴィニヨンは酸味と繊細さに貢献しているそうです。
総量の20%は6ヶ月の樽熟もしているとのこと。
残糖は驚異の85グラム/リットルです。


さて、抜栓。
Alc.12%。
ゴールド、ちょい黄色味。
桃かな?
やっぱりライチですね。
50%でもゲヴュルツトラミネールの個性が出ます。
花の香りも確かにします。ユリかな?
糖度はあるのに、ディスク、涙なくサラサラなのが印象的です。
粘性の現れはアルコールから来るってことなんでしょう。
とても甘いのですが、
味の奥に苦味っぽいのがあっていいアクセントです。
ソーテルヌほどの感動はなかったですが充分楽しめました。


*****


Indómita Late Harvest 2016
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Viña Indómita Gran Reserva Carignan 2016

チリのいくつかのブランドから、
カリニャンのモノセパージュが出てるのを見かけます。
そんなことに気づいたのはずいぶん昔ですが、
今と同じくカルメネール一辺倒だったので、
ずっと見向きもしていませんでした。
リカマンで特価だったこともあって今回つい手を出します。


IMG_5226


カリニャンはスペイン原産の黒ブドウで、
スペイン語のシノニムはマスエロとかカリニェナです。
フランスでは南仏で多く栽培され、酸味が強いため、
もっぱら補助品種としてシラーやグルナッシュとブレンドされます。
モノセパージュはフランス産でもたまに見かけるので、
今後の課題ですね。

さて、ビニャ・インドミタですが、
以前にも書いた通り、サンタ・アリシア(Santa Alicia)や、
Portaも擁するドス・アンデス(Dos Andes)とともに、
ベティア(Bethia)グループに属していましたが、
昨年、中国のワイン企業グループにまとめて売却されました。
「Yantai Changyu Pioneer Wine」というところだそうです。
中国資本ですか。なんだかな~ですね。


公式ページはしっかりした内容で今も健在ですから、
ワイナリの運営は問題ないようですね。


Google Mapでワイナリー訪問を試みます。
サンティアゴーバルパライソのハイウェイを通り、
そこから丘の上のインドミタを望みます。
Indomita01
ちょっと遠くて残念な訪問しかできませんね。
このすぐ近くに前に紹介したVeramonteのワイナリーがあります。


公式ページから夜景の写真を拝借しておきます。
Indomita02
なかなかカッコいいです。


公式ページのワイン情報はラインナップごとに詳しそうですが、
IMG_5161
実はあまり大したことは書いていません。
熟成は一部を樽に詰め、残りはタンクで約1年だそうで、
「軽めの樽」くらいしかわかりません。


さて、抜栓。Alc.13.5%。
濃い赤紫。
涙にかすかに色づきがあります。
カシス、チェリー、ミント。
爽快感のある香りです。
酸味が前面に出るフルーティな感じのアタック。
味わいはあるんですが酸味に隠れます。
余韻もそこそこですが、やはり喉に酸味が残ります。

カリニャンのモノセパージュは、他のも見ると、
古樹で凝縮感を出すようにしたものが多いようですが、
酸味を抑える工夫なんでしょうね。
これも一応「Old Vines」と書いてます。

でも、ものは考えようで、
フレッシュな軽めのが欲しい時にいいかもしれません。


*****


Viña Indómita Gran Reserva Carignan 2016
RRWポイント 86点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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