Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Languedoc

Les Vignobles Foncalieu Trésor Cathare Cabernet Sauvignon 2016 Cité de Carcassonne IGP

ラングドックのカベルネ・ソーヴィニヨンです。
リカマンの赤ワインくじのハズレというのは内緒ですよ。
年末のこの季節、福袋やワインくじのハズレを飲む機会が増えそう。(笑)
しかし、Cité de Carcassonne IGPとな。ついでに調べてみましょう。


IMG_0676
作り手は、カルカッソンヌの西のアルザン(Arzens)という町にある協同組合。
1967年創立で650のメンバーを擁するLes Vignobles Foncalieuというところ。


公式ページはよく出来ていて情報も十分。

・カベソー 100%
低温浸漬、MLFなどはありです。熟成は軽く木樽で熟成とあるだけで詳細は不明。
カベソーの畑の場所はコンク(Conques)という近くの村からだそうで、
粘土質土壌に石灰岩層が走り、うまく混じり合ってるところのようです。


ワイナリー訪問。カルカッソンヌの西、車で20分ほどでしょうか。
Foncalieu01
かなり規模の大きい施設になっていますね。まわりが畑なのがいいです。
カルカッソンヌはユネスコ世界遺産に登録された城壁都市で有名で、
その城壁都市はこのあたりのシンボルになっています。
本来この城壁に囲まれた都市をCité de Carcassonneと呼んでいたそうです。
(現在はカルカッソンヌ市のコミューン全体を指す)


さて、Cité de Carcassonne IGPを考察しますよ。
ラングドックはAOCも多くて複雑ですから、IGPまで押さえるのは骨が折れそうですが。
IGPはIndication géographique protégéeの略、地理的表示保護ワインです。
従来のVin de Paysと同義です。
フランスのAOC(Appéllation d’Origine Controlée)制度に倣って、
EUが制定したAOP(Indication Géographique Protégée)に準ずる規格ですが、
フランスではAOCが根強く使われるものの、Vin de PaysはIGPに取って代わられた感じですね。

まず、日本語で言うと「IGP カルカッソンヌ市」となりますので場所は想像つきますね。
Carcassonne02
まんま、カルカッソンヌ市周辺です。18のコミューンに渡るそうです。
今日のLes Vignobles Foncalieuの所在も追記しています。

Cité de Carcassonne IGPをいつものラングドックの地図に追記してみました。
Carcassonne01
AOCのCorbièresCabardèsMalepèreMinervoisに囲まれてるのがわかります。
というより、これらAOCに入れなかったカルカッソンヌ周辺地域ということですね。

このIGPは赤、白、ロゼが認められていますが、赤がほとんどのようですね。
品種は、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、コ(マルベック)、
メルロー、ピノ・ノワール、シラーの主要品種を20%以上使用の上、
補助品種(アリカント・ブーシェ、サンソー、カリニャン等)は40%を超えてはダメとか、
一応細かな決まりがあるようです。


エチケット平面化画像。
IMG_0491
裏ラベルには、ワインの名前「Cathareの宝」のいわれが書いてあります。


さあ、抜栓。
IMG_0674
短めの合成コルクです。一応、名前入り。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_0675

黒ベリー、アプリコット、黒糖…。
辛口アタック。
ちょっと味の厚みは薄いかな~とも思いますが、
雑味なくストレートに飲みやすいです。
少なくとも安モノっぽくないです。
タンニンもごくシルキー。
余韻もそこそこ。

非はまったく見当たらないので、
もう少し高得点でもいいかなと思いましたが、
なんとなく貫禄はない気がしてこの評価です。


*****


Les Vignobles Foncalieu
Trésor Cathare Cabernet Sauvignon 2016
Cité de Carcassonne IGP
RRWポイント 88点


Château Valmont Aventura 2017 Corbières

コストコで売ってるラングドック、AOCコルビエールです。
以前にここの2016年を試しています。
なんとアルザスの作り手がラングドックで始めたワイナリー。
2016年が初ヴィンテージで、これがなかなかおいしかったんですが、
はてさて、今日の2017年、2年目は進化したでしょうか。


IMG_9991
2016年はL’aventureleが付いていましたが、ただのAventureになり、
キャップシールも白から黒になってるなど、細かな変更があります。


公式ページは前回工事中感満載でしたが、今回は出来上がってました。 


と言うっか、本家サイトと合体していました。まあ、そうですよね。
Ruhlmann03
しかし、アルザスとラングドックって不思議な取り合わせですね。

ワイン情報を確認しますが、ショップサイト兼用で貧弱でした。
セパージュは以下とありますが、比率が不明。
・カリニャン
・グルナッシュ
・ムールヴェードル
・シラー
2016年は、カリニャン・シラー・ムールヴェードル・グルナッシュの順に、
40%、30%、20%、10%となってましたので、
同じ比率で順番が入れ替わったと思っておきましょうか。(笑)


再度、ワイナリー訪問を試みますが、やはりストビューで近づけず。
Valmont02
アップされてた写真を拝借してGoogle Mapをインポーズしました。
上空から見ると周りの畑がいい感じに囲っています。
場所はナルボンヌのすぐ南側、バージュ・シジャン池(Étang de Bages-Sigean)
という大きなラグーンの近くにあります。

さて、ここがAOCコルビエール(Corbières)なのを確認しましょう。
Valmont03
わかるかな? 黄色のマルで示しました。拡大して確認ください。


エチケット平面化画像。
IMG_9987
ジルベール&ガイヤールインターナショナルチャレンジ(Gilbert & Gaillard)
の金メダル受賞のようですね。期待できそう?


さて、抜栓。
IMG_0009

前と同じロゴ入りノマコルクです。
IMG_0002

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_9990

ブルーベリー、カシス、青野菜香も。
辛口アタック。
果実味あっていい感じなんですが…酸味が勝ります。
これはかなり前へ出る酸味ですね。
コクはOKなんですが。
タンニンはハーブな風味と絡んで特徴的に感じます。
余韻も長くていいはずなんですが、
例の酸味とタンニンが尾を引くので台無しです。
う~ん、どうしたんでしょう。
かなりレベルが下がったような気がします。


***** 


Les Vignobles Ruhlmann Schutz
Château Valmont Aventura 2017 Corbières
RRWポイント 85点


Talavent Grenache Noir Pays d’Oc 2017

KALDIでお求めのお手頃ワインです。
グルナッシュ・ノワールと言い切り、ペイドックIGPです。(笑)
1000円ほどですから、お得感満載のありがたい生産地ですよね。
これで美味しけりゃ、「偉いワイン」認定なんですが…。


IMG_9381
さて、得てしてこういう得体のしれないワインは情報が取れません。
四苦八苦しながらネットの中をあっちやら、こっちやら...。

KALDIのサイトはあるんですが、いつもながら情報は貧弱。
おそらくグルナッシュ100%なことと、女性醸造家マリリンさんくらいしかわからず。

ドイツ語のサイトですが、割と詳しくこの生産者を解説してるのを発見。
生産者は「Le Cellier d'Eole」というフランスワイン協同組合的なところと判明。
リュー・ミネルヴォワが拠点の協同組合でメンバーは205人、計1,500haの畑です。
これらの畑はロッククールブからラ・リヴィニエールとセスラを抜けミネルヴまで広がってるそう。

ワインメーカーは才能のあるマリリン・ラセールさんというのは共通の情報で、
ボルドーの醸造家のもとで修業をし、南アフリカ、オーストラリア、アメリカと
新世界のあちこちでも経験を積み、豊かなノウハウを融合させてるとのこと。
本当かどうかわかりませんが、どうでもいいっちゃ、どうでもいいです。(笑)


さて、今日のワインはIGP Pays d’Ocですが、ほぼAOC Minervoisの畑からとすれば、
AOC MinervoisやAOC Languedocが名乗れそうなものです。
お勉強も兼ねて調べてみましょう。
まず、畑は組合員が広範囲なのでAOC Minervoisの範囲は超えているんでしょう。
それからセパージュです。AOC Languedocは割とルールが厳しく(2009年施行)、
赤は少なくとも2種類以上ブレンドしなくてはならず、1つは主要品種が必須です。
さらに1品種が80%を超えてはいけません。これで今日のはアウトですね。
なので、消去法のようにIGP Pays d’Ocを名乗らざるを得ないということです。

ご参考に、AOC LanguedocとIGP Pays d’Ocの公式サイトのリンクを置いておきます。
・AOC Languedoc(http://www.languedoc-aoc.com/fr
・IGP Pays d’Oc(https://www.paysdoc-wines.com/


さあ、地図で確認です。
carte_du_vignoble_aoc_langu
AOC Languedocの各AOCが網羅されていてわかりやすいではあるんですが…

やはり、労を惜しまずGoogle Mapに転記しましょう。(笑)
今日の生産者の説明で出た地名も記してます。AOC Minervois辺りに注目。
Pays_d'Oc01
ラングドック・ルシヨンは複雑で、いっぱいAOCがあって大変です。
(赤・白・ロゼ)などの表示が書かれていないAOCは「赤のみ」です。
「赤のみ」が結構多いので、(赤・白)などのAOCを先に覚えればいいわけです。


エチケット平面化画像。
IMG_9329
Marilyn Lasserreさんですから「レセール」は間違いです。ラセール。
ネットで別の写真も拾いました…が、服同じ!(笑)
lassere_lgi
で、これ何飲んでるんでしょう?マッコリ?(笑)


さて、抜栓。
IMG_9379
いかにも安っぽい人口コルクです。

Alc.13%。
濃いガーネット。
IMG_9380

カシス、チェリー、プラム。
そしてかすかにジュース香しますね~。嫌な予感。
ちょい酸味の辛口アタック。
味の中心が弱いので軽い酸味でも結構目立ちます。
タンニン分が喉越し以降に効いてくれるのが救いですが、
最後にやっぱり酸っぱいです。
値段相応ということで。


*****


Talavent Grenache Noir Pays d’Oc 2017
RRWポイント 86点


Domaine Les Landes Muscat de Saint-Jean de Minervois 2012

天然甘口ワイン(Vin Doux Naturel)のフランス最大の生産地って、
ラングドック・ルシヨンって知ってました?
フランス全体の天然甘口ワイン生産量の約90%を占めるんだそうで。
それにしては日本の店頭ではあまり見かけませんね。
「AOC Muscat-de-Saint-Jean-de-Minervois」を成城石井で発見。


IMG_7462
AOC名も長いですが、ブドウの品種も「Muscat Blanc à Petits Grains」
(ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン)とこれまた長い。

Domaine Les Landesなる作り手の公式ページ含め情報がありません。
仕方ないので、
AOCミュスカ・ド・サン・ジャン・ド・ミネルヴォワを調べます。

Muscat01
こんなところにある小さなAOCですね。
この辺りには「ミュスカ・ドなんとか」という、
天然甘口ワインのAOCがいくつもあります。
Muscat-de-Frontignan
Muscat-de-Lunel
Muscat-de-Mireval…などなどです。

ミュスカ・ド・サン・ジャン・ド・ミネルヴォワをGoogle Map上で確認。
Muscat03

ついでにその地に降り立ってみましょう。
Muscat02
この建物は集落にある生産者の共同組合のようです。


エチケット平面化画像。
IMG_7450


さて、抜栓。
IMG_7464

Alc.15%。
黄色味のゴールド。
甘い花の香り。
マスカットと言うだけあって白ぶどうの香り。
セメダインっぽいのも香る?
甘い、けど甘ったるすぎ。
サラっとしてないのは好みじゃないですね。
甘いのはいいのですがサラっとしていてほしいです。


*****


Domaine Les Landes 2012
Muscat de Saint-Jean de Minervois AOC
Petit Grain Vin Doux Naturel
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

La Petite Gargotte Cabernet Sauvignon 2017 Pays d’Oc

音楽にジャケ買いがあるように、ワインにもラベル買いがあります。
コミカルで、フランスのエスプリをも感じさせるような粋なデザイン。
牛肉に合わせるカベソーですよ!と全力で表現している感じがツボです。
KALDIで1000円ほどで売ってたのですが、つい手を出してしまいました。


IMG_7392


Pays d’Ocとありますからラングドックのワインですね。
生産者は「Les Producteurs Réunis」(再結成された生産者たちの意)
とありますが、似たような名前はフランス中にいっぱいあります。
ついぞ、公式ページや所在は発見できずです。
KALDIのサイトも情報的には不十分ですし、困りました。
品種はカベソー、熟成はステンレスタンク(一部オーク使用)とのこと。
「一部オーク使用」って、樽って書いてないところがミソですね。
まあ、タンクにオークチップ少々ブッ込みましたって感じでしょうか。


エチケット平面化画像。おっ!裏ラベルに何やら写真が…。
IMG_7379
カルカッソンヌにあるミシュラン2つ星レストランのシェフだそうで。
その人が「ローストビーフにピッタリ!」とコメントしてます。
なんだよ~!生産者じゃないのかよ~!!
マクドナルドのルネかよ〜!(笑)


ラングドックの地図を貼っておきましょう。
Paysdoc
カルカッソンヌの場所もわかりましたね。


まあ、これでおいしければ儲けものです。
KALDIは置いてあるワインがどれもそこそこおいしく、
買い付けてる人はちゃんと飲んでるんだろなと想像してます。
なのでKALDIには多少の信頼感があるわけですが…。(笑)


さて、スクリュー回転。
Alc.13.5%。
ガーネット、若さの赤紫色ですね。
黒ベリー、カシス、ハーブっぽい爽やかな香り。
軽めの辛口アタック。
酸味も少しあり、余計に軽口に感じさせます。
バランスは悪くないんですが、酸味がちのため、
せっかくの良さげなタンニンは弱めに感じます。
余韻の後まで残るこの酸味は大きく減点ですね。

まあ、あまりサプライズはなかったですが、
ゲロまずでもなく適度に楽しめそうな気はします。
値段なりではありますが。

チリなら1000円以下のカベソーですごいのがありますから、
どうしても評価は上がりませんね。


*****


La Petite Gargotte Cabernet Sauvignon 2017
Pays d’Oc
RRWポイント 86点


Caramany Sous la Montagne 2016 Côtes du Roussillon Villages

ラングドック・ルシヨンのワインを物色していると、
「パーカーおじさん90点」の金ピカシールが目に留まりました。
別におじさんを盲信しているわけではないのですが、
好みが似ているような気がして、一定の尺度にはなってます。(笑)


IMG_7368
よく調べると、作り手は前に飲んだジェフ・カレル(Jeff Carrel)でした。
これもパーカーおじさん91-93点でした。なかなか上手な作り手なんでしょう。

「パーカーおじさん90点」の金ピカシール拡大。
IMG_7364
やまやで1000円代のお手頃価格なのがうれしいです。

公式ページには誇らしげに90点アピールがありました。
caramany01


公式ページでワイン情報を探ります。
セパージュは、
・シラー 66%
・カリニャン 34%
裏ラベルにも記述がありますが、70%が除梗なしです。
マセラシオン・カルボニックしてると書いてますね。
色味や香りを強く抽出したい時に行われる製法で、
ボジョレー・ヌーヴォーで有名ですね。
破砕しないブドウをタンクに入れ、炭酸ガスを充満させるやつ。
データシートによると半分は破砕してるようです。
なんだか変わったことやってますね。
熟成には樽は使っていません。


エチケット平面化画像。
IMG_7363
裏ラベルをよく見るとAOCコート・ド・ルシヨン・ヴィラージュじゃなく、
AOCコート・ド・ルシヨン・ヴィラージュ・カラマニーです。
(AOC Côtes du Roussillon Villages Caramany)

早速このAOCを調べると、こんな場所になります。
CotesdeRoussillon01
村名がつくとコート・ド・ルシヨン・ヴィラージュとは別なんですね。

結局、ルシヨンのAOCはこんな感じです。
Roussillon
14の地域AOCがあるそうです。上げませんが参考リンクをば。

ラングドック・ルシヨンとひとまとめにするとこうなります。
cr_lang
ここまで広域になると、いわゆるペイ・ドック(Pays d'Oc)です。
 AOCの下の「Vin de Pays」、IGPワインになります。

さて、ワイナリーの場所は不明ですが、カラマニーに行ってみます。
CotesdeRoussillon02
う~ん、いい雰囲気です。テロワ~ル!


それでは、抜栓。
IMG_7366
短めの合成コルクですが、端にミレジム表示があるのはいいですね。

Alc.14%。
濃いガーネット。
フランボワーズ?
全房のピノ・ノワールみたいな香りです。
これが、シラー?
除梗せずにマセラシオン・カルボニックだと、
こんな感じになるんですね。
果実味乗った辛口アタックです。
こなれたタンニンはいいアクセントで味に深みを与えてます。
余韻はまあ及第。
軽い果実味のシラー。
なんだか不思議で楽しいです。


*****


Caramany Sous la Montagne 2016
Côtes du Roussillon Villages
RRWポイント 91点


La Cuvée Mythique 2015

スーパーでよく見かけるラングドック(Pays d'Oc)のワインです。
神話(Mythique)という名前とフクロウのマーク。気になります。


IMG_7131
さて、このワインの素性を調べてみます。
日本のインポーターはサッポロです。
どおりでスーパーで見かけるわけだ。

サッポロのページを見ると、
南仏ラングドック地方の生産農家約2,500軒が加盟する、
共同組合組織「VINADEIS(ヴィナデイス)」が生産者だそう。
このワインは、毎年2500軒の中から出来のいい10軒を選りすぐって、
醸造・ブレンドするなんてことが書いてます。

VINADEISの公式ページも発見。
その中にミティークのページもありました。
サッポロのページと見比べると、どちらもセパージュ詳細が不明。
サッポロは、「シラー、カリニャン、グルナッシュ他」となってますが、
VINADEISは、「カリニャン、グルナッシュ、シラー、マルスラン、
ムールヴェードル」となっており、順番が全然違います。
最初に来るのが最大量ブレンドされてるとすれば、
おそらくですが年ごとに比率がかわるんじゃないでしょうか。
多少詳しめのVINADEISの方を信じて、
今日の記事のカテゴリーはカリニャンにしておきます。(笑)


ワイナリー訪問ですが、ナルボンヌにある大きな工場風情です。
Mythique01


エチケット平面化画像。
IMG_6927
生産者は「Les Vignerons de la Méditerranée」となってますね。
「Les Vignerons du Val d'Orbieu」とも言うらしいです。
ワイナリー訪問の写真に「VINADEIS」の表札が確認できるので、
ヴィナデイスでファイナルアンサーとしておきましょう。(笑)


さて、抜栓。キャップシールにもコルクにもフクロウがいます。
IMG_7130

Alc.13.5%。
濃いガーネット、エッジに少しオレンジ。
黒ベリー、スパイス、熟成香。
甘みまとったアタック...と思いましたが、
味は深みがあり、あまり甘さを感じません。
ソフトなタンニンがフワッと導く余韻もなかなかのもの。
これ、普段飲みにはいいんじゃないでしょうか。


*****


La Cuvée Mythique 2015
RRWポイント 89点


Château D’Aussières 2015 AOC Corbières

過去、ボルドー、ポイヤック、チリ、アルゼンチン、
数多飲んできました、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト。
そう言やあ、ラングドックのこれを飲んでませんでした。


IMG_6188


サントリーが輸入しているので、他のシリーズと同じく、
比較的簡単にスーパーなんかで手に入ります。

しかしながら、過去に飲んだやつはチリ以外、
あまり褒められたものであはありませんでした。

期待感はないですが、公式ページで今日のを調べてみましょう。
セパージュは、
・シラー 59%
・ムールヴェードル 28%
・グルナッシュ 13%
ラングドック~な感じですね。(笑)
年によってはカリニャンも10%ほど入るようです。
樽熟は、新樽率40%で12~16か月と結構贅沢にやってます。

Google Mapで訪問です。
Aussieres02
多分ここ。ラフィット所有にしては少々ショボいですかね。

畑越しに遠目に見てみます。
Aussieres01
よく見えないのでアップされてた写真を拝借してインポーズ。
(エチケットのイラストと同じアングルですね。)
素朴な建物、色味も地味ですが、規模は大きそうです。

場所はナルボンヌの近く。AOCコルビエールですね。
Aussieres03
コルビエール中心に付近のAOCリムーやフィトーをいれると、
こんな風にオード県全景のようになります。

ラッグドック、IGP Pays d'Ocとなるともっと広範囲で、
町で言うと、ニームあたりからペルピニャン、カルカッソンヌあたりまで。
旅行だと南仏ばかりが注目されますが、
ラングドックのあたりも旅してみたいものですね。
(ニームまでは行ったことがあります。あとは電車で素通り…。)


エチケット平面化画像。
IMG_6053
サントリーさん、でっかいシールで裏ラベルのメッセージが読めませんよ!
「南部のグラン・クリュのような畑からAOCコルビエールを代表する、
シラー、グルナッシュ、カリニャンのブレンドでラフィットが作ってます。」
みたいなことが(シールを剥がすと)書かれています。


さて、抜栓。
Alc.14.5%。
濃い、黒いくらいのガーネット。
黒ベリー。あまり特徴のない香りです。
うま味と一緒に来るアタック!
味の厚みいいぞ!
タンニンも酸もシルキーに融合してます。
果実味のフレッシュ感を保ったままフィニッシュ。
理想的!

意外や意外。これは偉いワインでした。


*****


Domaines Barones de Rothschild [Lafite] 
Château D’Aussières 2015 AOC Corbières
RRWポイント 95点


Jeff Carrel Les Darons Languedoc 2015

リカマンでお安く売っていたラングドックです。
たまにはグルナッシュもいいな~とゲット。
パーカーおじさん91-93点だそうで、いかがなもんでしょ?


IMG_6112
大胆なエチケットデザインですね。ラングドックを主張してます。


公式ページは、カッコいいですがフランス語のみ。
ワイン解説ページではセパージュがかろうじて分かるだけでした。
・グルナッシュ 75%
・シラー 20%
・カリニャン 5%

醗酵・熟成はコンクリートタンクのみで全て行ない、
樽は使用しないことは、パーカーおじさんの解説で知りました。


ワイナリーの住所に行ってみましたが、ナルボンヌの町中です。
ナルボンヌの駅からも徒歩10分ってな感じです。
つまらないのでGoogle Mapキャプチャー写真はなし。
いろんな所に畑や契約農家を持っているようですね。


ラベルはしっかり平面化しておきます。
IMG_5893
裏ラベルにはグルナッシュの古樹であることが書いてます。


さて抜栓。
Alc.13.5%。
濃いルビー。
黒ベリー、チェリー。
特徴はないですが、爽やかな香りです。
辛口アタック、フレッシュな味わいですね。
酸味っぽいですが嫌じゃない。
構造感あるうま味も感じます。
微妙に苦味も感じられて、
グルナッシュ感があるっちゃある。
全体として軽めの演出がされている気がします。
ラングドックならちょっと重めのを期待してしまいますが。
まあ、パーカーおじさんの採点は当たってますね。


*****


Jeff Carrel Les Darons Languedoc 2015
RRWポイント 90点


Château Valmont L’aventure 2016 Corbières AOC

コストコで発見したAOCコルビエール。
ラングドックのワインです。
まあ、たいていこういうのは、
見たことも聞いたこともないワインなんですが...さて。


IMG_6073


シャトー・ヴァルモンの公式ページを見ると、トップページ全面がYouTube。
本体がルールマン・シュッツ(Les Vignobles Ruhlmann Schutz)らしいので、
そちらのページを見ると、なんとアルザスの作り手でした。
ChValmont02

アルザスのドメーヌを訪れてみました。アルザス~といった街並みです。
ChValmont03

アルザスからはるばるラングドックへ進出していたようです。
ChValmont01
それが、シャトー・ヴァルモンというわけです。
(この地図は公式ページのYouTube動画から画像キャプチャー。)
なんと、今日いただく「2016年」が最初のヴィンテージだそうで。
設立されたばかりのワイナリーというわけです。

しかし、
白ワインのアルザスからラングドックで赤ワインにチャレンジするとは、
大胆なことをしますね。
だから、この初ヴィンテージの名前が「l’aventure」(冒険)というわけですか。
なんだか応援したくなってきます。(笑)

ラングドックのコルビエールにあるシャトー・ヴァルモンも訪問。
ChValmont04
ストリートビューでは近づけませんでしたが、
シャトーと敷地の感じは上空からでもわかると思います。

アップされてた写真を拝借して貼っておきます。
ChValmont05
何を思ってアルザスの作り手がこのシャトーを買ったんでしょうね。

AOCコルビエールとシャトー・ヴァルモンの位置関係を見ておきます。
ChValmont06
ザクっとマル印で示しただけですので、あくまで「だいたい」図です。
AOCフィトゥーやリムー、ナルボンヌやカルカッソンヌの町もチェック。


で、ワインの詳細ですが、例のYouTube公式ページではわかりません。
念のため、コストコの店頭で撮っておいた写真がこれです。
IMG_6039
セパージュはこれを信じましょう。
・カリニャン 40%
・シラー 30%
・ムールヴェードル 20%
・グルナッシュ 10%
樽使いはわかりません。
あっ、お値段わかっちゃいましたね。(笑)税込み1,098円なり。

インポーターは、コストコホールセールジャパン直接です。
IMG_6041



さて、抜栓。
おっと、ノマコルクです。
ChValmont07
やはり未来のコルクはこれで決まりのような気がします。

Alc13.5%。
濃い赤紫色、透けない黒です。
カシス、チェリー、キャンディ様の甘い香りも。
軽い果実味のアタック。
甘みを感じる気がしますが実は甘くないんですね。
厚みのない味ですが飲みやすくて悪くはないです。
タンニンもかすかに効いていていい感じ。
酸味が控えめなのもいい。
(経験上、カリニャンは酸味が多い気がしますので。)

2016年初ヴィンテージ、
なかなかいいスタートだと思いますよ。


***** 


Les Vignobles Ruhlmann Schutz
Château Valmont L’aventure 2016 Corbières AOC
RRWポイント 90点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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