Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Maipo

Carmen Gold Reserve Cabernet Sauvignon 2011

おなじみチリのカルメンですが、今日はトップエンドのゴールドです。
カベルネ・ソーヴィニヨンのモノセパージュになっています。(たぶん…)
カルメンならカルメネールのゴールドを常々出してほしいと思っていますが、
Winemaker's Blackというメチャうまのカルメネールがあるので許します。(笑)


IMG_2898
カルメンはチリ大手のひとつですが、1850年から続くチリ最古のワイナリー。
失われた品種カルメネールが1994年に再発見されたのがカルメンの畑なので、
Carmenereからカルメンという名前になったのかなと思ってしまいますが、
1850年の創業者Christian Lanzさんの妻の名がカルメンだったとのことで、
カルメンと名付けられています。
これも日本カルメネール振興協会では、ひとつの常識になっています。(笑)


公式ページは何度も訪問済み。言語切替に、チリ版、スペイン語版、国際版があります。

一見立派そうなんですが、情報は薄い…。

今日のGOLDの単独ページがこれですが、畑がマイポ以外の情報なし。(笑)

・カベソー 100%
ではなく、プチヴェやカルメネールなんかブレンドしてるんじゃないかと疑いますが、
真相は書いてないのでわかりません。
他、1957年植樹の樹齢54年の古木を使用してるのがわかるんですが、樽熟は不詳。
トップキュヴェですから贅沢にしてると思うんですけどね。困るな~。

カルメンは1987年にクラロ・グループ(Grupo Claro)傘下になっています。
この情報発信の弱さは、クラロ・グループのせいなのかなと思っています。(笑)


本拠地はサンティアゴの南、Padre Hurtado道路沿い、Buinというところ。
CarmG01
なかなか大きな施設なんですが、ストビューで近寄れず、いい写真もなし。

3Dで見ると位置関係がよくわかります。真ん中を東西に流れるのがマイポ川。
Carmenere03
で、今日のカベソーは、D.O. Valle de Maipo(Maipo Valley)なので、
当然この辺りもマイポなのですが、DOマイポ・ヴァレーは首都州全域です。

この地図で見るとマイポ・ヴァレーの範囲がよくわかります。
CarmG02
要は州境が産地の区分けにもなってるわけで、サンティアゴにも近い、
カサブランカやサン・アントニオがマイポに入らないのも州が違うのです。
逆にラペル川ぎりぎりまでマイポになっているのもわかりますね。


ラベル平面化画像。今ではデザインが変わって黒ラベルになっています。
IMG_2888
よく読むと「Carneros 288」という区画からの単一畑ということがわかります。
そんなことより、セパージュや樽熟情報をおくれ!

インポーターシールのバーコードだけ隠すという涙ぐましい努力は買います。
IMG_2890
で、このシールは割と剥がしやすい。コルドンヴェールえらい。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_2894
マーク入りですが、特別ゴールド用というわけではなく、下のラインと同じ。

一応、コルク平面化。
IMG_2895

Alc.14%。(pH:3.29、Brix:7.3)
濃いインキーなガーネット。涙割とはっきりしてます。
IMG_2896

黒ベリー、ナッツ、黒糖、古木。
辛口アタック。
酸はかすかに主張してます。
きめ細かいストラクチャーがきれいです。
それをさっきの酸がふわっと底支えします。
シルキーなタンニンは喉越しで感じますが、
収斂性というほどの影響はありません。
おいしいではありますが、最初の酸の評価が難しいのと、
Winemaker's Blackほどの傑出した感がないのが少々残念。

最新ヴィンテージでしょうか、2017年に、
パーカーおじさんは92点を付けたようです。そんな感じ。(笑)


*****


Carmen
Gold Reserve
Cabernet Sauvignon 2011
RRWポイント 92点


William Fèvre Chile La Misión Reserva 2018 Chardonnay

本家ウィリアム・フェーヴルのシャブリは以前試してますが、これはチリです。
その名もWilliam Fèvre Chile。そこのシャルドネをたまたまスーパーで発見。
スーパーの店頭なのでとってもお手頃ですが、これでおいしけりゃ儲けもの。
フランスの一流の作り手は新世界、それもなぜかチリに多く進出してますね。


IMG_0027
ウィリアム・フェーヴルさんがチリでシャルドネに適した場所を探し、
マイポ・ヴァレーで通常の平地の畑ではなく、山の手の高地に適地を発見。
そこがパートナーともなったビクトル・ピノさんの畑だったということで、
これが「William Fèvre Chile」の始まり。1990年のことだそうです。


公式ページは今どきの大画像をスクロールさせるようなタイプ。

ワイン情報はしっかりしているんですが、今日のLa Misiónというのが載ってません。
やはりスーパー向けのローエンド・シリーズなのでしょうね。(笑)
・シャルドネ 100%
は当然として、シャブリ方式に樽は使わず、ステンレスタンクの熟成のようです。
これは上等ラインでも同じで、やはりシャブリが基本になってるんですね。


サンティアゴの南側、ピルケにあるウィリアム・フェーヴル・チレを訪問。
Fevre01
入り口はショボい感じですが、奥に施設は広がっており、裏手には畑も見えます。

マイポ・ヴァレーはサンティアゴ周辺の広域です。
ウィリアム・フェーヴル・チレの位置関係は以下の地図がわかりやすいです。
Fevre02
そのウィリアムさんが最初に見つけたというシャルドネに理想的な畑は、
San Juan de Pirqueと言うらしいんですが、地図の黄色い四角で囲った辺り、
マイポ川が通る山間にあるようです。公式ページではMountain Grownとも。

因みにWilliam Fèvre Chileはここの他、マジェコ(Malleco)ヴァレーにも畑を所有。
マジェコはビオビオ(Bio Bio)よりも更に南にあるチリ最南端の産地です。
南半球ですからチリで一番寒冷な産地ということで、何かこだわりがありそうです。


ラベル平面化画像。
IMG_2506


さあ、スクリュー回転。
IMG_0024
印刷がずれてますが一応エンボスになってます。

Alc.13.0%。
かすかな緑をまとうイエロー。
IMG_0025

リンゴ、白い花。
樽はないはずですが微かにバニラも感じます。
とろみを感じるミネラリ―な辛口アタック。
甘みの前にかなり鋭角の苦味を感じますね。
ミネラルっぽさと言うよりは雑味に近い感じ。
シャブリっぽいかと言われると微妙ですね。

しかしペラペラのシャルドネよりは個性のある感じで、
これはこれでありだと思います。


*****


William Fèvre Chile
La Misión Reserva 2018
Chardonnay
D.O. Maipo Valley
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Viña Almaviva EPU 2015

あのムートンのBaron Philippe de RothschildConcha y Toroが手を組んで、
チリで1997年からスタートしたジョイントベンチャーがアルマビバAlmaviva)。
(スペイン語ではアルマィーァとは発音しないのでこう表記しておきます。)
1998年のファーストヴィンテージから世界中で絶賛なのはご存知ですよね。
今日はそのセカンドワインのエプ(EPU)を抜栓いたします。楽しみだにゃ~。


IMG_1609
同じ2015年のファーストはJ. サックリングさんが100点満点をつけたそうで。
しかし、ファーストに比べてラベルデザインがシンプル過ぎますね。
「2015」も「Dos Mil Quince」とスペイン語表記だけと愛想がないです。


公式サイトにはなんとEPUが載っていません。

ほんと探しましたが、影も形もありません。


Almaviva EPUについて触れてあるインタビュー記事だけ発見しました。

それによると興味深い内容がありました。
ファーストラベルのアルマビバはターゲット市場がアジア(日本?)だということ。
EUやアメリカでももっと増やしたいそうです。そこでインタビュアーが噛みつきます。
「セカンドワインのEPUは、なぜチリとブラジルでしか売ってないんですか?」
そのお答えを聞いて納得。EPUの生産量が極端に少なく(24,000本/年らしい)、
近隣の重要市場でほとんど消費されてしまうということでした。
EPUの人気は高まってるので、今後流通量を増やす可能性は否定しないということです。
ある意味、日本でEPUをいただけるのは貴重なわけですね。どおりであまり売ってない。

公式情報がないのでネット情報に頼ります。
・カベソー 77%
・カルメネール 12%
・カベフラ 6%
・メルロー 5%
カルメネール入りのボルドーブレンド。素晴らしい。
EPUは若木からとのことですが、所有の最古の畑でも樹齢40年ほどなので、
(アルマビバ創立時に取得した畑は1978年植樹)あまり差がない気がします。
それより若木(後に畑を追加取得)は接木してるそうなので、そっちの差が大きいかも。
熟成は、フレンチオーク樽で12ヶ月です。


前の訪問時の画像です。Puente Altoというサンティアゴの外れです。
車で15分くらいの所にコンチャイトロの本拠地もあります。
Almaviva01
ストビューでは敷地に入れないんですよね。

仕方がないので、公式サイトから写真をいくつかスクショします。
Almav00
建屋の設計イラストどおりに作られ、非常にカッコいいです。


ラベル平面化画像。
IMG_1590
確かに世界で売っていきたいという表ラベルではないですね。(笑)
裏ラベルに「EPU」はマプチェ語で「2(セカンド)」の意味という解説あり。
(Mapudungun:チリの先住民族マプチェ族が話す言語学的に孤立した言語)


さあ、抜栓。
IMG_1607
なかなか凝ったキャップシール。コルクも横ミレジム入りEPU専用品。

Alc.14.5%。
濃いガーネット。
IMG_1608

ブラックベリー、ブラックチェリー、モカ、スパイス。
辛口アタック。
上品なカベソーの味わい。(だって、カベソーだし。笑)
厚み、複雑味、酸味、タンニン、全ての要素が絶妙なバランス。
何一つ他を邪魔したり、出過ぎた真似をしないのに、
それぞれがしっかり主張をしている感じもします。
スルスル喉元を越えていく時のタンニンの収斂性は心地よいです。
余韻は長く、その間に最初のうまうま味のおさらいができます。
「こんなのが最高にうまいワインだ」と改めて感動してみます。(笑)

フィニッシュ後、チリワインを讃えたくなります。
なぜこれがチリにだけ可能なのか…。


*****


Viña Almaviva
EPU Dos Mil Quince (2015)
RRWポイント 98点


Carmen Vintages Blend Limited Edition

やまやのカルメンが置いてある棚を見ると、何やらちょっと変わったのが。
ヴィンテージズ・ブレンドとな。化粧箱もあって裏面に解説がありました。
2016年を主体に2013~2015年のカベソーをブレンドしてあるそうです。
なんだか面白そう。これは試さないという選択肢はないやろ?…ということで。(笑)


IMG_1050
同じような試みのワイン、以前ボルドーのシャトー・モンローズでありましたね。
Le Saint-Estèphe de Montroseというサードワインです。
これも尋常なくおいしかったので、チリのこいつも気になります。


公式ページニュース記事です。すごいの作りました的な内容です。

ストックしてあったワインの在庫処分かなとも疑いますが、(笑)
ブレンド比率はこんな感じ。
・カベソー2016年 75%
・カベソー2015年 10%
・カベソー2014年 7.5%
・カベソー2013年 7.5%
セパージュは結局カベソー100%ということですね。(笑)
ただ、ストックワインはフレンチオーク樽で熟成されてますので、
いろんな熟成期間のカベソーのブレンドということになります。
「これで複雑味が増すんだ」なんて記事には書いてますが、
ボルドーのようにヴィンテージ毎に出来不出来があると意味がありますが、
おそらく毎年結構均等に豊作であろう新世界では効果がどう出るんでしょうね。


畑はサンティアゴからも近いマイポ・ヴァレーです。(公式サイトより)
Car01
Alto Maipoという名前で、カルメンのカベソーはこことコルチャグアでもやってます。

セントラル・ヴァレーのサブリージョンがマイポ・ヴァレーです。
Chile022
「アルト・マイポ」というサブリージョンはなさそうですね。
なのでボトルの表示はマイポのみなわけです。

カルメン自体もサンティアゴの南側、マイポにありましたね。
Carmen01


これがそのボトルの平面化画像です。ボトルに直接印刷されてます。
IMG_0831
ラベルでなくても剥がせる平面化撮影はコレクションの強い味方です。
2016年の表示と共に、'13、'14、'15と小さく書いてますね。なるほど。

化粧箱とその箱の裏面はこんな感じです。
IMG_0835
決して高い値段ではないんですが、結構気合が入ってます。

そうそう、インポーターシールが元のバーコードを隠してました。
IMG_0829
下が元のシールではないので剥がしやすいからよかったですが。


さあ、抜栓。
IMG_1046
いつもの紋章入りキャップシールとコルクです。

コルクの平面化もしておきます。
IMG_1048
上等なやつでもDIAM5だったんですが、これにはDIAM10をおごってます。
10年耐用ですから、もっと寝かせろってことでしょうかね。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_1049

黒ベリー、生っと青野菜、モカ。
確かに上等なカベソーかカルメネールの雰囲気があります。
厚みと複雑味のある味は、苦味がちょっと特徴的ですが、
しっかり重厚でなかなかいけます。
この苦みは2013〜2016年ブレンドからくる複雑味と感じます。
おそらく意図してる感じは出てますね。
喉越しのタンニンはシルキーで心地よい収斂性。
余韻も、さっきの苦味は続くんですが、じんわりといい感じ。
この苦み、いい要素とも言えるんですが、
最後までついてくるとちょっと邪魔かな。(笑)

しかし、総合的にはかなりうまうまに出来ています。
あっぱれ、カルメン。


*****


Carmen
Vintages Blend (NV)
Limited Edition
RRWポイント 94点


Cousiño Macul Finis Terrae 2013

出張帰りのヘルシンキ空港でコウシーニョ・マクルを発見。
同社のプレミアムワイン、フィニス・テラエじゃないですか。
チリの高級ワインは日本ではあまり見かけないので思わずゲットです。


IMG_9772
チリ滞在中に訪問し、チリワインにハマるきっかけになったワイナリーです。
チリでのワイン造りの黎明期まで遡る歴史を持っていますが、
Viña Cousiño Maculとしての創立は1856年。それでも160年前です。


公式ページはなかなか立派です。
CM0
ワイン紹介もミレジム毎ではないですが充実してます。
フィニス・テラエは、
・カベソー 65%
・メルロー 35%
DOは、サンティアゴ周辺のValle del Maipoになります。
樽熟は新樽で18ヶ月。


ワイナリー訪問。老舗だけあってサンティアゴの市街地にあります。
Cousino01
なんだか昔撮った写真と雰囲気は変わっていますね。


エチケット平面化画像。
IMG_9744
裏ラベルはフィンランドのインポーターのものです。(笑)


さて、抜栓。
IMG_9773
さすがの横ミレジム入り、Finis Terrae専用品です。

Alc.14%。
濃い透けにくいガーネット。粘性の涙です。
IMG_9771

黒ベリー、スパイス、青野菜。
カベソーブレンドの王道ですね。
ハツラツとした辛口アタック。
かすかな酸味がありますが、
さっぱりさせる効果になっています。
味の厚み、複雑味、貫禄あり。
シルキーなタンニンは、
喉越しでごく軽めの収斂性を感じます。
余韻で甘みも出て来て、仕上げのハーモニーでしょうか。
やはり、まずまずの満足いく1本でした。


*****


Cousiño Macul Finis Terrae 2013
RRWポイント 92点


Viña Casablanca Céfiro Cool Reserve Cabernet Sauvignon 2017

スーパーでお買い求めの1本。チリカベです。
かなりお手頃なので期待はできないのですが、その昔、
このブランドのカルメネールがそこそこ美味しかった記憶がかすかに…。
最近カルメネールは見かけないので、カベソーをお試し。


IMG_9502
Cool Reserveってなんだ?昔はこんなの書いてなかったような…。


公式ページは見た目よくできています。

しかしながら、ワイン紹介のデータシートのリンクがエラーです。
インポーターサイトで若干の情報がありましたが、
・カベソー 100%
がわかるのみ。詰めが甘いな~。


ビニャ・カサブランカは1992年設立。サンタ・カロリーナ・グループらしいっす。
ワイナリー訪問。門から奥へ入れません。
Casablanca01
サンティアゴとバルパライソを結ぶ幹線道路沿いです。
サンティアゴから車で1時間、バルパライソまで30分ってとこでしょうか。

検索してると、もうひとつビニャ・カサブランカを見つけました。
vcvm
カサブランカの町を挟んで2拠点あるみたいですね。
Veramonteは全く関係ないですが、昔チリに行った時に訪問してるので。


ラベル平面化画像。
IMG_9361
DOマイポです。カサブランカじゃないんだ。一番下のラインですからね。


スーパーでネックに付いてたPOPです。
IMG_9503
ジェームス・サックリング、91点です。
しかし、「Céfiro」に「風の神」という意味はありません。
せいぜい「そよ風」です。


さあ、抜栓。
IMG_9504
キャップシールはビニャ・カサブランカのシンボルマーク。

合成コルク、3年耐用のDIAM3です。
IMG_9501

Alc.13%。
ガーネット。
IMG_9500

カシス、チェリー、煮詰まった甘い香り。
あまりカベソーっぽくないですね。
若い樽香、オークチップかな?
辛口アタック。ちょっと安心。
味の厚みはそこそこあります。
不思議な酸味が喉元でミントのようなクールさを出します。
これがクール・リザーブ!?(笑)

不思議な味ですが、まずくはないです。
しかしこの味は、ブラインドでカベソーとは当てられません。


*****


Viña Casablanca
Céfiro Cool Reserve
Cabernet Sauvignon 2017
RRWポイント 89点


Viña Aquitania LAZULI Cabernet Sauvignon 2015

シャトー・マルゴーの醸造家(現CEO)であるポール・ポンタリエと、
シャトー・コス・デストゥルネルのオーナー、ブルーノ・プラッツが、
1984年に共同でチリの素晴らしいテロワールの畑を探し求めたのが、
このビニャ・アキタニアの始まりでしたね。
ミドルレンジのカベソーを前に試しましたが、今ひとつピンとこず、
晴れて今日、トップレンジの「LAZULI」をいただくことに相成りました。


IMG_8329
チリの特産、ラピス・ラズリの石から名前が来てるのは想像つきますね。


公式ページは、前にも見てますが、ワイン情報は貧弱。
今日のもカベソー100%くらいしかわかりません。
インポーター徳岡のサイトなんかにも頼ります。
樽熟は新樽率30%で16~18ヶ月のようです。
しかし、シャトー・マルゴーとコス・デストゥルネルの融合、
もしくは理想のボルドーを具現化するのであれば、
セパージュはカベソー100%ではなく、
メルローやカベフラをブレンドすべきではと思ってしまいます。(笑)


ワイナリー訪問は以前の画像を再掲。
Aquita02
サンティアゴのかなり町中にあるんでしたね。

しかし、敷地には畑がドンとあり、背後にアンデス山脈が見えます。
Aquita01
エチケットに描かれた線は、このアンデスの山の稜線なんでしょうね。


エチケット平面化画像。
IMG_8301
シャトー・マルゴーとコス・デストゥルネルの二人は、その後、
仏系チリ人醸造家フィリップ・ド・ソルミニアックをパートナーに加え、
さらに、シャンパーニュ地方からギラン・ド・モンゴルフィエールを迎え、
4人組でこのワイナリーを育ててきたんでしたね。
彼らは自らをアレクサンドル・デュマ・ペールの三銃士になぞらえ、
「四銃士」と呼んでいまして、エチケットにも4人のサインがあります。


さあ抜栓です。
IMG_8330
凝ってはいませんが、一応専用デザインのコルク。
キャップシールはラピス・ラズリの青色です。

Alc.14.5%。
濃いガーネット。
IMG_8327

黒ベリー、スパイス、生野菜。カベソーに間違いない。
味わい乗った辛口アタックです。
味の構造感、凝縮感、さすがの貫禄です。
タンニンのベールに包まれ、じんわりと余韻に突入。
フィニッシュまでバランス崩れないのがスゴイ。

マルゴーとコスが融合した理想のボルドーは、
そこそこ実現されていると思われます。
パーカーおじさんは93点をつけたようですが、
それよりかなり上の評価になりました。


*****


Viña Aquitania
LAZULI Cabernet Sauvignon 2015
RRWポイント 97点


Cono Sur Reserva Espacial Cabernet Sauvignon 2017

コノスルのレセルバ・エスペシアルです。
知らないうちにラベルのデザインが変わってますね。
前より安っぽくなった気がします。
とにかくスーパーの棚で目についたので、思わず購入。(笑)


IMG_8312
レセルバ・エスペシアルのカルメネールもラインアップにあるのですが、
スーパーでは見かけませんね。


公式サイトは本家のconosur.comと日本向けconosur.jpがあります。
なぜか日本版の方が情報が豊富そうでした。
セパージュは、
・カベソー 85%
・その他 15%
いい加減な情報ですが、「その他」15%は、過去ヴィンテージから、
カルメネール:5%、シラー:5%、マルベック:3%、メルロー:2%、
のような感じと推察されます。
樽熟は、オーク樽で8~10ヶ月+ステンレスタンクで1か月。


ワイナリー訪問は過去もやってますが、近づけないのです。
ConoSur01
こんなのでお茶を濁しておきます。

場所はコルチャグア・ヴァレーのチンバロンゴ(Chimbarongo)。
ConoSVC
サンティアゴからルート5を南下、車で1時間40分です。


ラベル平面化画像。
IMG_8309


さて、抜栓。
IMG_8317
コルクにはURLが入っています。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_8311

黒ベリー、生野菜っぽさも。
味が乗った辛口アタック。
シルキーで爽やかなタンニンで味にコクが出てる感じです。
そこそこ厚みのある味で悪くないんですが、
余韻の舌の上に軽さを感じ、
熟成の足りなさがバレたような…。

普段飲みには十分なんでしょうが、
コクはあるのに薄っぺらさも感じ、
なんだか人工的にコクを出してるような気がします。


*****


Cono Sur Reserva Espacial  
Cabernet Sauvignon 2017 
Valley Collection Valle del Maipo
RRWポイント 88点


Viña Aquitania Cabernet Sauvignon 2016

シャトー・マルゴーの醸造家(現CEO)であるポール・ポンタリエと、
シャトー・コス・デストゥルネルのオーナー、ブルーノ・プラッツが、
1984年に共同でチリの素晴らしいテロワールの畑を探すことにしました。
それがこの、ビニャ・アキタニアの始まりです。その後…


IMG_7918
仏系チリ人醸造家フィリップ・ド・ソルミニアックをパートナーに加え、
マイポ・ヴァレーに18ヘクタールのビニャ・アキタニアを設立します。
2002年にシャンパーニュ地方からギラン・ド・モンゴルフィエールを迎え、
4人組でこのワイナリーを育ててきたそうです。
彼らは自らをアレクサンドル・デュマ・ペールの三銃士になぞらえ、
「四銃士」と呼んでいるようです。

エチケットに4人のサインがあるのはこのためです。


公式ページは立派そうなんですが、個々のワイン情報は貧弱。
・カベソー 100%
しかわかりません。樽熟はしてると書いてますが、期間は不明。


ワイナリー訪問。畑に囲まれた広大な敷地ですが…
Aquita02
サンティアゴのかなり町中になります。周りは住宅。(笑)

しかし、背後にアンデス山脈が控え、畑に囲まれた姿は圧巻です。
Aquita01
テイスティングツアーもあるようで楽しそうであります。


エチケット平面化画像。
IMG_7912
「四銃士」のサインが入ってますね。(各人の綴りはこれでご確認を)


さて、抜栓。合成コルクのDIAM5ですね。
IMG_7925
なんとインスタグラムのアカウントが書いてます。(@VinaAquitania

Alc.13.5%。
クリア感のあるガーネット。
IMG_7917

黒ベリー、モカか樽香か芳しい香り。
酸味感じる辛口アタック。
味の厚みは弱めかな。
お陰で酸味を実際以上に感じる気がします。
平均点ではあると思うのですが。

このワインの素性からすると少々肩透かし。
しかし、LAZULIというカベソーのプレミアムもありますし、
カルメネールも今後の課題として試してみたいですね。



*****


Viña Aquitania
Cabernet Sauvignon 2016
RRWポイント 88点


Santa Alicia Millantú 2015

サンタ・アリシアは昔からバリエタルなどはよく飲んでます。
まあ、カルメネール中心ですが。(笑)
今日のコレはおそらくサンタ・アリシアのフラッグシップです。
と言っても、チリですのでそんなに高くはないのですが、
京阪百貨店で少しお安く出ていたのでゲットです。


IMG_7500
「Millantú」はミジャントゥーと読みますが、最後にアクセント。
意味は公式ページにも書いてないので不明。


公式ページはなかなか立派です。
ワイン詳細はミレジムごとにはなっていませんが、
セパージュは、
・カベソー 50%
・カベフラ 35%
・カルメネール 15%
樽熟は、上等な仏樽で16~18ヶ月だそうです。
ブドウはマイポ・ヴァレーからとなってますが、
マイポと言ってもかなり広い地域です。
サンタ・アリシアはマイポ・ヴァレーのピルケ、マリア・プント、
アルエー、メリピージャといったいろんな地域に畑を持ち、
合計で700ヘクタールにもなるそうです。
さらに、ビオビオ・ヴァレーにソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、
ピノ・ノワールの畑も250ヘクタール、
カサブランカ・ヴァレーに50ヘクタールを所有しています。


さあ、ワイナリー訪問します。
SantaA01
サンティアゴのすぐ南、ピルケにあります。

公式サイトにはサンティアゴから車で行くための地図が載ってます。
SantaA02
なんだか手作り感満点ですね。(写真・矢印は勝手に追加しました。)


以前読んだニュースでは、いっしょにグループを形成していた、
インドミタやドス・アンデスと共に中国企業に買収されたとありました。
公式サイトを読む限りはそこらへんのことは全く書かれてませんね。


ラベル平面化画像。
IMG_7475
月と星でしょうか?


さて、抜栓です。
IMG_7501
瓶も肉厚で重く、キャップシールのアルミも分厚いです。
フラッグシップらしい貫禄がありますね。

Alc.14%。
濃いガーネット、ちょっとローズっぽい。
カシス、黒ベリー、チェリーに、
カルメネールの生野菜、モカもかすかに来ます。
甘みのあるアタック…。
残糖は2.5g/lとのことですが、ちょっと甘さが目立ちます。
クールな味で凝縮感はほどほどに感じます。

余韻もいい感じですが、やはり甘さが気になります。
James Sucklingは91点だと金ピカシールが貼ってますが、
「甘め」のワインには「辛め」の採点になります。(笑)


*****


Santa Alicia Millantu 2015
RRWポイント 87点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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