Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Malbec

Bodega Piedra Negra (Lurton) Finca Las Higueras Tinto 2017

アルゼンチンの、1000円でお釣りが来るブレンド赤ワインですが、
確かリュルトン家がアルゼンチンに建てたワイナリーという売り文句で、
この前飲んだミシェル・ロランのアルゼンチン・ワインからの連想もあり、
何かのついでにポチッと押してしまったようです。(笑)
そこらへんのアルゼンチン事情も探りつつ試してみることにしましょう。


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リュルトン一族のFrançois Lurtonがアルゼンチンに展開するワイナリー、
Bodega Piedra Negraというところのワインで、多分最ローエンド。(笑)
でも、どこかの雑誌の「ネットで買える1000円ワイン」かなんかで入賞とか…。


公式ページは立派です。ラインナップ見ると若干高級路線を狙ってますね。

そのせいか今日のワインは載っていません。情報ないのは困りますね〜。
ネット情報では、サンジョヴェーゼやボナルダとマルベックのブレンドだとか、
怪しいのが散見され、「サンジョヴェーゼが効いている」だの、まことしやか。

こういう時、信頼できるのがインポーター情報。インポーター飯田の情報では、
・シラー 80%
・マルベック 20%
とのことで、Bodega Piedra Negraのローエンドにも同じようなブレンドがあって、
信憑性は高そうです。シュールリーで3ヶ月熟成するも、当然のごとく樽はなし。


さあ、ワイナリー訪問。メンドーサの市街から車で南下すること1時間半。
FL02
さすが、リュルトン。近代的なカッコいいワイナリー施設です。
インポーズした畑の写真、マルベックでなくて(Côt)なのが面白いです。

ここは積極的にテイスティング・ツアーを受け入れていて好感が持てます。
いろんなコースがあり、この「月明りのテイスティング」なんて行ってみた~い!
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広域の地図で位置関係を見ます。Uco Valley、Tunuyánの町の近くですね。
FL01
おっと、ボデガ・ロランのあるClos de los Sieteがご近所ですね。
サンティアゴも一緒に収めましたが、アルゼンチンのメンドーサと、
チリのマイポは、アンデスを挟んで表裏一体な位置関係ですね。
どちらも銘醸地ですが、太平洋に面してる方が複雑性があると思います。
(カルメネール振興協会代表 談)


ラベル平面化画像。
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Bodega Piedra Negraを前面に出さないのは、お手頃シリーズだからでしょうか。


さあ、スクリュー回転。
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François Lurton名とマーク入り。やはり無地よりはいいです。

Alc.13%。
紫寄りのガーネット。
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カシス、プラム、ミント系、青野菜…。
深みのない酸味系の香りに感じます。
辛口アタック。
割と厚みのある味で安心します。
軽さを生む微かな酸に裏支えされているは仕方がないとして、
居酒屋ガブ飲みワインとは一線を画すレベルには到達しています。
余韻はサラッと安物風情が顔を出すんですが、
大失点ポイントは特になく、いい評価ができそうです。

食事と合わせてしっかり楽しめるお手頃ワインでした。
メンチカツに合いましたぞ!(笑)


*****


Bodega Piedra Negra (Lurton)
Finca Las Higueras Tinto 2017
RRWポイント 89点


Clos de los Siete 2013 by Michel Rolland

世界の名だたるワインをコンサルするミシェル・ロランおじさんが所有する、
フロンサックのChâteau Frontenilというシャトーのワインを以前に試しました。
その時、おじさんの公式サイトを見ていると、所有ワイナリーのリンクの中に、
アルゼンチンのワイナリーがあるのに気がつき、以来気にはなっていました。
たまたま店頭でそれらしきワインを発見。「by Michel Rolland」ですって。(笑)


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「Clos de los Siete」とはスペイン語で「7人の葡萄畑」の意味。
ラベルには七角形の星に「7」の文字。なにやらベンチャー事業のようです。
ミシェル・ロランおじさんと6人の仲間たちのアルゼンチンでの協業ですね。

<再掲>ミシェル・ロランおじさんのイメージはやはりこれです。(笑)
CastroRubra05(※)
ジョナサン・ノシター監督の2004年のドキュメンタリー映画、
「モンドヴィーノ」に出てきたミシェル・ロランおじさんの印象は強烈でした。
マフィアのボスのような風情がありましたからね。(笑)
(※注)マイクロ・オキシジェネーション(micro-oxygenation):
「醸造中のタンク内のワインに極微細な泡の酸素をエアーポンプで供給することにより、
酸化熟成を促すテクニック」


Rolland Collectionというおじさんのサイトを以前確認しています。


このサイトのアルゼンチン関連のリンクに行くと、おじさんの所有ワイナリーの紹介。
Mariflor、Val de Flores、Yacochuyaといったワイナリーを所有してるようです。
ただ、今日の「Clos de los Siete」とは関係なさそうですし、第一ここに載ってません。

と思ったら、Clos de los Sieteの公式サイトがありました。なんと横スクロール。

なるほど、わかってきました。メンドーサの南、ウコ・ヴァレー(Uco Valley)にある、
「Campo」という大きな敷地に4つのワイナリーが建てられ、それぞれ個別運営ながら、
「Clos de los Siete」の名のもとに、ミシェル・ロランがワインメイキングを担当し、
共同で一つのワインを生み出しているようです。

セパージュは、
・マルベック 53%
・メルロー 23%
・カベソー 12%
・シラー 8%
・プチヴェルド 4%
マルベックにメルローでボルドーブレンドを目指すわけですね。
樽熟は70%だけ11ヶ月熟成。新樽率は33%(新樽1/3、1年落ち1/3、2年落ち1/3)。
残り30%はステンレスタンク。なぜに?樽の効きを調整してるんでしょうか。


ワイナリー訪問試みますが、例によってストビューはなし。
上空から見ると整然とした広大な敷地に4つのワイナリー。(5つ?)
Siete02
それぞれに独自のワインを作ってますが、ミシェル・ロラン作の共同ワイン
(今日のClos de los Siete)も作ってるって感じのようです。
その名もBodega Rollandというミシェル・ロランおじさんのワイナリーが、
一番最後に建てられたということです。

上記の畑はUco Valleyにあります。恒例のGoogle Map書き込みで確認。
地図下方、トゥヌヤン(Tunuyán)の町の近く。(黄色の太四角印)
Siete01
大括りではMendozaですが、サブリージョンがUco Valleyってことですね。

さあ、南米のワインマップ(ネットの拾い物)で全体を見ておきます。
Siete03
Mendoza地区のUco Valley(Tupungato)って発見できましたか?
アンデスの山を越えればチリのサンティアゴっていう緯度ですね。


ラベル平面化画像。
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フランス語と英語でびっしり解説があります。しかし、なぜスペイン語なし?

で、インポーターシールは剥がしましたが、裏ラベル丸隠しでした。
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メルシャンかJALUXか知らないけど許しませんよ!(笑)


さあ、抜栓。
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キャップはラベルと同じ七角形の星に「7」。

コルク平面化。
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テクニカルコルク、DIAM5を採用です。

Alc.14.5%。
濃い、黒い、インキーなガーネット。コルクの先も真っ黒でした。
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黒ベリー、スパイス、メトキシ・ピーマンも微かに…。
滋味が乗った辛口アタックです。
複雑味、構造感ともに素晴らしい感じです。
が、マルベックの厚みの弱さ、きめの粗さもありますね。
こなれたタンニンは心地よい刺激です。
酸味も少々あるのが、ドラマチックな余韻の中で気づきますが、
爽やかさを与えるいい酸のようです。

やはり、やるなミシェル・ロラン。(笑)
確かに、このおじさんにかかるとハズレはなさそうです。


*****


Clos de los Siete 2013
by Michel Rolland
RRWポイント 95点


Château de Chambert Grand Vin 2012 Cahors Malbec

フランス南西地方、AOCカオールのマルベックです。
このシャトー・ド・シャンベールというのは歴史が10世紀にも遡るという、
カオールの始祖のような存在で、そもそもカオール自体のワインの起源が古く、
百年戦争以前の中世ではボルドーより栄えてたとか。
しかし、このワイン、ワインくじの小当たりだったのは内緒。(笑)


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実際の10世紀の書物には、今もシャトー・ド・シャンベールがある町、
フロレッサ(Floressas)の丘に広大なブドウ畑があったという記述があります。
その後、一帯300haにも畑は広がって栄えたそうですが、19世紀の病害虫
(ウドンコ病・ベト病・フィロキセラ)で壊滅し、荒廃していったそうです。
1974年には全面植え替えでオーガニック栽培に転換、現在に至ります。

シャトー・ド・シャンベールはECOCERT認証を受けたカオール最大の生産者で、
DEMETER認証を受けた南西地方最大のビオディナミ生産者でもあります。


公式ページはなかなかよくできていて情報豊富。


ヒストリーのページに面白いものがあったので拝借しました。
1867年に描かれたシャトーの見取り図面。8LDKらしいっす。(笑)
11
この写真は1900年頃のシャトーから見たフロレッサの町だそうで。
当時のブドウ畑ってなんだか大らかですね。(笑)

さて、今日のワイン「Grand Vin」はここのフラッグシップらしいです。
・マルベック 100%
シャトーの一番古い畑の古木からだそうで、当然オーガニックでビオディナミ。
熟成は新樽率20%(残りはセカンドユース)のフレンチオーク樽で12ヶ月。

因みにAOCカオールは赤ワインのみ、マルベックを70%以上使用が条件です。
マルベックは、コ(Côt)、オーセロワ(Auxerrois)とも呼ばれてます。


シャトー訪問です。小高い丘の上で畑に囲まれなかなか立派。
Chambert01
しかし、ポツンと一軒家状態でストビューでは近づけませんでした。
これはGoogle Mapにアップしてあった写真から拝借。

カオールの地図でいうと、この辺りにシャトー・ド・シャンベールがあります。
CahorsB
何となくピンと来ない地図ですね…。

例によって、Google Map上にAOCカオールとシャトーの場所を転記。
CahorsA
フロレッサの町のすぐ横、周辺の畑がシャトー・ド・シャンベールになります。
カオール全体をガロンヌ川の支流ロット川が蛇行して貫いてるのがわかります。

南西地方は「川」で理解せよ、でしたね。
SudW01
川がどこをどの方向に流れてるか理解したら、あとはその流域に注目です。


エチケット平面化画像。シャトーは1690年設立のようです。
IMG_1622
しかし、このインポーターシール、ひどい貼り方です。

そして、非常に剥がしにくい。結局ビリビリになりました。
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大事なユーロリーフのマークが隠されてました。困りますね~。


さあ、抜栓。
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コルクは横ミレジムでいい感じですよ。

平面化したらこうです。
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シャトーのイラスト入りです。

Alc.14%
濃い濃い、黒いくらいのガーネット。そう、カオールの異名は「黒ワイン」。
涙は細かいんですが、輪郭がハッキリしていて色付きです。
IMG_1701

黒ベリー、チョコ、スモーキーです。
かつ、微妙に動物的ニュアンス…ブレタノマイセスかな?
辛口アタック。
少し酸も感じるんですが、圧倒的な厚みで迫力あります。
スパイシー、濃い複雑な味わいが続きます。
タンニンも相当ある感じながら見事に溶け込んでいますね。
余韻も重々しくじんわり続くと思いきや、
最初の酸が少し軽く感じさせてくれるのがナイスプレー。

ビオワイン的な雰囲気もあるにはありますが、美味しけりゃOKです。
ビオディナミ、実はいいんじゃない?(笑)


*****


Château de Chambert
Grand Vin 2012
Cahors Malbec
RRWポイント 94点


Château Lamartine Prestige du Malbec 2016 Cahors

AOCカオールのマルベックです。適当にネットで購入。(笑)
南西地方のAOCの中では有名だしハズレも少なく好きなワインです。
AOCカオールは赤ワインのみ、マルベックを70%以上使用が条件です。
マルベックは、コ(Côt)、オーセロワ(Auxerrois)とも呼ばれてます。


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カオールのワインは黒ワインと呼ばれ、色濃く力強いのが特徴。
シャトー・ラマルティーヌは1883年から120年余りの伝統をもつ生産者で、
現在はアラン・ゲローさんが当主でワイン造りに勤しんでいるそうです。


公式ページは全面動画がホームだったりと凝った作りです。

60年代末、このシャトーを含むカオールの15の生産者が働きかけ、
1971年にAOCを獲得したというようなことが誇らしげに書いています。
ただ、今日のワインそのものズバリが載ってなさそうです。
ベーシックラインのマルベックのデータはこうです。
・マルベック 90%
・メルロー 10%
マルベック70%以上は当然ながらのクリア。
メルロー以外には、これまた南西地方の品種タナもブレンドするようです。
熟成は、60%がコンクリートタンクにて、40%がオーク樽にて、20ヶ月以上。

インポーターの稲葉のサイトが詳しいです。

このサイトには今日のワインが載ってました。一番お手頃なやつです。(笑)
・マルベック 80%
・メルロー 20%
熟成はステンレスタンクのみとなってますね。


さあ、作り手訪問です。ストビューでは近づけませんでした。
アップされてた写真を拝借。でっかいボトル型看板が目を引きます。
Cahors02
AOCカオールの西の端、ソトゥラックというところです。
ロット川の河畔に広がるテラス状の畑を35ha所有しているとのこと。

AOCカオール全体をGoogle Map上に示してみましょう。
Cahors03
AOCカオールはカオールの町の西側、ロット川流域に広がっています。
シャトー・ラマルティーヌは西の端、際々ですね。

ネットで拾ったこの地図を参考に書き込みました。
Cahors00
AOCカオール対象のコミューン名がよくわかります。

例によって、シュッド・ウェスト(南西地方)全体から俯瞰します。
Cahors01
南西地方は川に着目して捉えるのがいいですね。青で色付けしてます。
カオールのロット川はガロンヌ川の支流です。ガロンヌ川、長っ!


エチケット平面化画像。
IMG_9820


さあ、抜栓。
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シャトー名入りコルクです。

コルクも平面化して見てみましょう。
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合成コルク、3年耐用のDIAM3を採用です。

Alc.13%。
濃いガーネット。涙は太く色付きです。
IMG_0281

ブラックベリー、スパイス、カカオ、濡れ落ち葉。
樽なしとは思えない熟成香を感じます。
冷たい・涼しい系の爽やかさを感じるアタック。
シルキーなタンニンをまとった苦味系の味は複雑でいい感じ。
ですが、マルベックらしい(笑)薄っぺらさも感じるんですよね。
余韻もあっさり終わるんです。


***** 


Château Lamartine
Prestige du Malbec 2016
Cahors
RRWポイント 88点


Catena Malbec 2017

久々のアルゼンチンのマルベックをいただきます。
前からちょっと気になってたカテナです。
実はワインエキスパートの2次試験対策用に買い込んだ1本ですが、
既に試験は終わってしまいました。(笑)合格したからいいですが…。


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1902年創業のアルゼンチンのトップ生産者です。パーカーおじさんも、
トップエンドのNicolás Catena Zapata 2004に98+点をつけ、
「これはアルゼンチンのラフィット・ロートシルトだ!」とのたまってます。
今日のスタンダード・マルベックも2015年が91点、2016年が92点と、
パーカーおじさんの評価は悪くないです。
今日の2017年は未評価のようですが、この流れだと93点のはず。(笑)


公式ページは同じ内容で2つURLがありました。
catenawines.com
catenazapata.com

どちらも全く内容が同じで意味不明ですが、ワイン情報はしっかりしてます。
今日のワインもミレジム毎にデータあり。天然酵母を使用し、
今日のは違うようですが、一部全房で醸したりもしているようです。
・マルベック 100%
樽熟は12ヶ月で、新樽/1年落ち/2年落ちの比率は年ごとに変わるそう。
日本のインポーター情報では新樽率35%のフレンチオーク70%と、
アメリカンオーク30%で14ヶ月熟成となってます。

公式ページをよく見ていると、ワインによってワイナリー名を、
Bodega y Viñedos CatenaBodega Catena Zapataとで使い分けてますね。
まあ、なんとなく上等ラインが後者って感じでしょうか。


ワイナリー訪問を試みますが、ストビューで近づけません。
仕方がないのでアップしてあった写真を拝借。
Catena01
マヤのピラミッドを模したというシンボリックな建物です。
そこからの畑の眺めも素晴らしいですね。

場所的にはメンドーサの町の南側、メンドーサ川渡ったアグレロという所。
Catena00
メンドーサの南側とチリのサンティアゴはアンデスを挟んで同じ緯度。

ついでなので、アルゼンチンとチリのワイン生産地の地図を貼っておきます。
Sudamerica01
例のフリーマップですが、ウルグアイやブラジルも網羅してますね。


エチケット平面化画像。
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ピラミッドのイラスト。3代目ニコラス・カテナ・サパタさんと、
娘(4代目)のラウラ・カテナさんのサインが入っています。


さて、抜栓。
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キャップシール、コルク、Catenaネーム入りです。

コルクの平面化撮影。
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テクニカルコルク、DIAM5を採用です。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。涙くっきり。
IMG_0170

黒ベリー、ブラックチェリー、スパイス、野菜っぽさも。
酸味乗った辛口アタックです。
味の構造感は十分ですが、涼しい感じがします。
鉄分も感じますね。
タンニンは極めてシルキー。
余韻と共にフィニッシュへの仕上げにかかります。

重めの食事に合わせると真価を発揮するうまさですね。
アサード(焼肉料理)に合うクールな味としておきましょう。


*****


Bodega y Viñedos Catena
Catena Malbec 2017
RRWポイント 91点


Château Quattre “La Collection” 1999 Cahors

これもグランマルシェ閉店セールの戦利品ですが、
上等ワインでも、話題のワインでもありません。
カオールっていうのと、1999年というのが気になったもので、
思わずついで買いをしてしまった一品です。(笑)


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エチケットデザインは上等そうでいい感じなんですが…。


公式ページはあるにはあるんですが、内容貧弱。
現行品と思しき「Château Quattre Cahors AOC」の情報ならこうです。
・マルベック 80%
・メルロー 15%
・タナ 5%
しかし、裏ラベルにセパージュが書いてあるのに気づきました。
・マルベック 75%
・メルロー 20%
・タナ 5%
この20年あまり変わりがないようですね。
熟成に関しては「タンクと樽」と、超そっけないです。(笑)

マルベックはカオールではオーセロワ(Auxerrois)と呼ばれています。
コ(Cot)と呼ぶところもあるようですね。
アルザス・ロレーヌの白ブドウでもオーセロワ(Auxerrois)がありますが、
Auxerrois blancとも呼ばれる全く別品種です。

AOCカオールではマルベックを70%以上使わないといけません。
「黒ワイン」と言われるぐらい濃くタンニンの強い超熟タイプなのが特徴です。


とりあえず、シャトー訪問。Bagat-en-Quercyという場所です。
vinin2
小道の入口に看板がありますが、中には入れませんでした。
上空から見ると、そこそこしっかりした建物と敷地が見えます。


一応、シャトーはカオールAOCの中にあるようです。
カオールの町からは車で30分ほどの距離です。
ついでに「南西地方」を俯瞰してカオールの位置確認をします。
Vins _du_Sud-Ouest
シュッドウェスト、南西地方は広範囲で今一つ全体を掴めてなかったのですが、
今日大発見をしました。「川」に注目すればいいんです!

まず、カオールはロット川周辺の地域です。
ロット川自体がカオールの町中を蛇行しながら通っています。
ロット川はガロンヌ川に合流しボルドーまでつながっています。

タルン川という支流もガイヤック、フロントンをかすめ、
トゥールーズの町から流れてきたガロンヌ川に合流しています。
その後、左岸にビュゼなどをかすめ、先ほどのロット川との合流地点へ。

その観点で行くと、ドルドーニュ川上流はベルジュラックがあります。
周辺の小AOC含め規模の大きい一大生産地ですね。

バイヨンヌ(Bayonne)の町からビスケー湾に流れ込むアドゥール川も注目。
ピレネーから流れ出るアドゥール川はタナで有名なマディランを通過。
バイヨンヌ手前でポー川と合流します。
このポー川横には甘口白のジュランソン、ベアルンがあります。

「川」と一緒に覚えれば、南西地方もスッと頭に入りそうです。


エチケット平面化画像。
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さて、抜栓。
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Alc.12.5%。
濃い濃いガーネット、透け感ないです。さすが黒ワイン。
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黒ベリー、ブラックチェリー、トリュフ、森の下草、ココア…
複雑な香り。加えて、ブレタノマイセス(馬小屋臭)あり?
酸いアタック…これはヤバそうな予感。
味の中心がまったくないです。
水っぽい。
おお、20年で峠は過ぎてしまったんでしょうか。
まったく味の評価はできそうにありません。

ネットにも同じ目に会った人がいるようです。
vinin
保存が悪かったんだろうと言ってます。
味の要素がことごとく消え去った後のように無味だったそうで。
同じです。



*****


Château Quattre “La Collection” 1999 Cahors
RRWポイント 72点


Bodega Norton Barrel Select Malbec 2017

久々のアルゼンチン、マルベックです。
定番かもしれないボデガ・ノルトンです。
あのクリスタルガラスのスワロフスキーが運営しています。
どおりでノルトンのCEOはドイツ系オーストリア人で、
なんとかスワロフスキーさんの息子さんだそうで。


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1895年創業だそうで、120年以上の歴史があるトップ生産者です。


公式ページにはバレル・セレクト・シリーズはあるのですが、
カベソーとシャルドネだけで今日のマルベックが載ってません。
アルゼンチンならマルベック押しじゃないんですかね。
仕方ないのでインポーターのエノテカ情報です。
・マルベック 100%
新樽・旧樽混合で12ヶ月の熟成です。


ワイナリー訪問。立派な施設です。畑や周りの景色も美しい。
Norton01
メンドーサの町の南側、外れに位置します。

南米大陸でのメンドーサの位置も確認しましょう。
Norton02
アンデス山脈はさんでチリのサンティアゴの裏ですね。


エチケット平面化画像。
IMG_8001


さて、抜栓。
IMG_8012
合成コルク。キャップシールにはノルトンのシンボルマークが。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_8010

チェリー、プラム、茎っぽさも。
辛口アタック。
酸味が全体を覆ってきますが味の厚みはそこそこあり。
この酸は余韻までついてくるお節介なやつです。
安いラインはやっぱりサッパリしてます。
もう少し上のも試さねば、と思いました。


*****


Bodega Norton
Barrel Select Malbec 2017
RRWポイント 87点


Viu Manent VIU 1 Décima Cuarta Edición 2014

ビウ・マネントのアイコンワイン、VIU1をいただきました。
しかし、中国天津での中国人との夕食会にて、です。
いつものボトルとグラスのツーショット写真を撮り忘れました。(笑)


Viu01


でも、ちゃんとラベルは撮っています。ぐにゃぐにゃの手動ですが…。
IMG_6364
裏ラベルが中国仕様ですね。違和感~。


公式ページでこのワインを調べてみます。
「ワイナリー創設者のミゲル・ビウ・マネント氏」に捧げるみたいな、
トリビュートワインのようです。
樹齢100年にも達するマルベックから少量だけ作られ、(ナンバリングされてます。)
ビウ・マネントのマルベックの集大成のようなプレミアワインだそうで。

セパージュは、
・マルベック 97%
・プチヴェルド 3%
樽熟は新樽率80%の仏樽で16ヶ月。贅沢仕様ですね。


場所はコルチャグア。お馴染みのワイナリーもご近所にたくさん。
ViuM05
サンチアゴからは南に車で2時間と離れています。

ビウ・マネントはGoogle Mapで敷地の中まで入れました。
ViuM01

楽しくワイナリー訪問できたので、何枚か貼っておきます。
ViuM04

中庭を抜けると向こうは畑が見えます。ViuM03
ブドウ畑を眺めながらの試飲は楽しいでしょうね。

ViuM02
敷地の外に出て畑をじっくり見ておきます。コルチャグア~!


さて、いただきます。
すると…何やら変な臭い。
これは、まんま濡れたダンボール臭です!
Oh, My God! ブショネです!

こんなはっきりとしたブショネは久しぶりです。
中国人は「どこが?」って、気にならない様子。
それにも驚きました。(笑)

気を取り直して2本目を抜栓。
(かなり頑張ってブショネを説明しましたが。)

Alc.14%。

黒ベリーに濡れ落ち葉。
さすがアイコンワインです。
樽の効き方が上等な感じです。
アタックからうま味ありですね。
ちょっときつめのタンニンがアクセントになってます。
まだ若いかな。
まだまだ熟成しそうなポテンシャルを感じます。
デカンタが要る気がしましたが、会食なので勝手はできず。

ただ、1本目のブショネのインパクトが強かったのか、
2本目もかすかにブショネ風味…。
確率的にはありえないですが、
どうもそれが気になって点数は辛口になります。


*****


Viu Manent VIU 1 Décima Cuarta Edición 2014
RRWポイント 85点


Bodegas Caro Aruma Malbec 2016

近所のスーパーで購入。
アルゼンチンのマルベックですが、
見覚えのあるラフィットのマークにひかれました。


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ボルドー第1級シャトー・ラフィット・ロートシルトを擁する、
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)は、
南仏ラングドックのドメーヌ・ド・オーシエール
チリのヴィーニャ・ロス・ヴァスコス
そして、このアルゼンチンのボデガス・カロを運営しています。
アルゼンチンでは、ニコラス・カテナと手を組んでスタート。
Bodega Catena Zapata」とのジョイントベンチャーというわけです。

カベソーブレンドの「カロ」が2000年初ヴィンテージで登場。
2003年にマルベック比率を上げた「アマンカヤ」を追加、
2010年にはマルベック100%のこの「アルーマ」が出ました。

ところで、この「カロ」という名前は、
アルゼンチンの「Catena」と「Rothschild」の頭を取って、
「CA」+「RO」なんだそうで。(笑)


そのボデガス・カロを訪問してみると、
メンドーサの町の真ん中にありました。
Caro01
立派な建物ですが、まわりは完全な市街地で畑はありません。

パートナーのカテナは郊外の畑の中。車で30分の距離です。
Caro02
そして西にそびえるアンデスを越えればチリのサンティアゴです。

エチケット平面化画像。
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さて、抜栓。
Alc.13%。
濃い濃いルビーです。
フランスのカオールでは、
「黒ワイン」と言われるマルベックですからね。
黒ベリー、しっとりした樽香あり。
甘、酸味感じるアタックですね。
味わいはあるんですが構造感は弱い感じがします。
余韻にも最初の甘、酸味が残りますね。
これは苦手なタイプかも。
飲んでる間に薬草の香りもしてきました。
ちょっと期待外れですね。

ラフィットマークに釣られたこっちも悪いですが、
これ見よがしのラフィットの名前でこのレベルはいただけません。
そういや、安物ラフィットシリーズのポイヤックもダメでしたね。

2015年モノにはパーカーおじさんは89点をつけています。
ちょっとラフィットに忖度しすぎじゃないかい?


*****


Bodegas Caro
(Domaines Barons de Rothchild [Lafite] and 
Nicolas Catena)
Aruma Malbec 2016
RRWポイント 84点


Matayac AOC Cahors Malbec 2016

久々の、フランス南西地方はカオールのマルベックをいただきます。
リカマンの特価で890円だったからですが。(笑)


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作り手を調べようとしましたが、公式サイトも所在もわかりません。
裏ラベルから「Jean Matayac」という名前だけはわかるのですが。
カステルというボルドー近くにあるグループが、
流通させているらしいことは何となくわかりましたが、
それ以上はわからず、お手上げ状態です。

仕方ないのでリカマンのサイトから情報を転記します。
セパージュは、
・マルベック 85%
・メルロー 15%
・タナ 5%
となっており、当然ながらAOCカオールの規定通りです。
(マルベックは70%以上。メルロー、タナを30%までブレンド可。)

マルベックは、コ(Côt)、コ・ノワール(Côt Noir)、
もしくはオーセロワ(Auxerrois)とも呼ばれてるんでしたね。

6ヶ月の樽熟成と書いてあるサイトもありましたが真相は不明です。


間が持たないので南西地方の地図でも貼っておきましょう。
CarteSudOuest
カオールの場所を確認しておきましょう。
ロット川というのが真ん中を走っています。


エチケット平面化画像。
IMG_5828


さて、抜栓。
Alc.13%。
濃いガーネット。
が、「黒ワイン」の異名ほどではありません。
黒ベリー。あまり華やかな香りではないです。
重いアタック、酸味もタンニンもたっぷり感じます。
バランスは悪くないですね。
飲み進めると、フレッシュな果実も感じてきました。
余韻もいい。
マルベックの余韻は短めという先入観がありましたが、
どうやらそんなことはないようです。
1000円以下だったら大当たりではないでしょうか。


*****


Matayac AOC Cahors Malbec 2016
RRWポイント 89点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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