スーパーの店頭で、IGP Comté Tolosan という南西地方の広域IGP(Indication Géographique Protégée)が目に付いて何となくカゴへ投入(笑)。マルベックですからカオール辺りかなとか考えつつ、南西地方の掘り下げ用のネタにいいなということで。1000円以下だったので楽しめたら儲けものです。(笑)
作り手は、以前フロントンAOCを試した時と同じところで、Vinovalieという協同組合でした。
公式ページは前にも見てますが、大手だけあってオシャレです。
今日の「Tarani」というワインは載ってるんですが、赤ブレンドの Rouge のみで、マルベックや、スーパーで並んでいたカベソーのモノセパージュは見当たりません。
・マルベック 100%
でしょうし、樽はまあ、ないでしょう。(笑)
マルベックは南西地方の土着品種で、コ(コット)やオーセロワというシノニムがあります。
新世界ではアルゼンチンで広まりましたが、フランス南西地方でもカオール中心に「黒いワイン」として個性を放っています。
以前訪問しましたが、Vinovalieの各拠点です。
さて、シュッドウェスト(南西地方)と、今日の Comté Tolosan IGP をおさらいしておきましょう。まず、南西地方ワインの公式ページというのがあるのでリンクを貼っておきます。
2009年までは「Vin de Pays du Comté Tolosan」であった広域IGP(Indication Géographique Protégée)で、12の県に渡る広大な地域です。ほぼ南西地方の全域ですね。
INAOのサイトにわかりやすい地図があったので貼っておきます。
Comté Tolosanの後に地域名をつけたサブリージョンがいくつかありますね。
赤・白・ロゼがOKで、品種も南西地方のローカル品種から国際品種までほぼ何でもOK。(笑)
いつもの南西地方の地図もついでに貼っておきます。
範囲が広くAOCだけでも大変ですから、IGPなんか相手にしてられませんね。(笑)
が、IGPも眺めるなら、こっちの地図の方がさらに細かいIGPまで載っています。
うん、なんとなく実感が湧いてきました。(笑)
Comté Tolosan IGP なんて Pays d'Oc IGP(ラングドック・ルシヨン)より広大ですね。
エチケット平面化画像。
「タラニ」のネーミングですが、紀元1世紀のガリアの陶芸家の名前だそうです。ガイヤックあたりで多数出土したアンフォラ(ワインの発酵・熟成に使用される容器)にはタラニの碑文が見つかるとのことで、ローマ時代この辺りにワイン貿易があったことの証明になっています。なるほどね。
さあ、スクリュー回転。
まあ、1000円ですから。(現地じゃ4.5ユーロみたいです。600円?)
作り手は、以前フロントンAOCを試した時と同じところで、Vinovalieという協同組合でした。
公式ページは前にも見てますが、大手だけあってオシャレです。
今日の「Tarani」というワインは載ってるんですが、赤ブレンドの Rouge のみで、マルベックや、スーパーで並んでいたカベソーのモノセパージュは見当たりません。
・マルベック 100%
でしょうし、樽はまあ、ないでしょう。(笑)
マルベックは南西地方の土着品種で、コ(コット)やオーセロワというシノニムがあります。
新世界ではアルゼンチンで広まりましたが、フランス南西地方でもカオール中心に「黒いワイン」として個性を放っています。
以前訪問しましたが、Vinovalieの各拠点です。
フロントン、ガイヤックに3つとカオールに1つの4つの協同組合から成ります。まあ、どれも立派な建物です。これら地域を中心に手広くたくさんの種類をラインアップしています。
さて、シュッドウェスト(南西地方)と、今日の Comté Tolosan IGP をおさらいしておきましょう。まず、南西地方ワインの公式ページというのがあるのでリンクを貼っておきます。
2009年までは「Vin de Pays du Comté Tolosan」であった広域IGP(Indication Géographique Protégée)で、12の県に渡る広大な地域です。ほぼ南西地方の全域ですね。
INAOのサイトにわかりやすい地図があったので貼っておきます。
Comté Tolosanの後に地域名をつけたサブリージョンがいくつかありますね。
赤・白・ロゼがOKで、品種も南西地方のローカル品種から国際品種までほぼ何でもOK。(笑)
いつもの南西地方の地図もついでに貼っておきます。
範囲が広くAOCだけでも大変ですから、IGPなんか相手にしてられませんね。(笑)
が、IGPも眺めるなら、こっちの地図の方がさらに細かいIGPまで載っています。
うん、なんとなく実感が湧いてきました。(笑)
Comté Tolosan IGP なんて Pays d'Oc IGP(ラングドック・ルシヨン)より広大ですね。
エチケット平面化画像。
「タラニ」のネーミングですが、紀元1世紀のガリアの陶芸家の名前だそうです。ガイヤックあたりで多数出土したアンフォラ(ワインの発酵・熟成に使用される容器)にはタラニの碑文が見つかるとのことで、ローマ時代この辺りにワイン貿易があったことの証明になっています。なるほどね。
さあ、スクリュー回転。
まあ、1000円ですから。(現地じゃ4.5ユーロみたいです。600円?)
Alc.12.5%。(pH:3.85、Brix:6.9)
濃いガーネット。
カシス、ブラックベリー、プラム、青草、鉄、黒胡椒…。
酸味の風味乗った辛口アタック。
コクはあっていい感じですが、酸は引きずる感じです。
やはり上等ワインの貫禄はなく頼りない味わいです。
ただ、飲み屋の飲み放題ゲロまずワインとは別格で、
ちゃんとマルベックの良さを楽しめるのが救いです。
ちゃんとマルベックの良さを楽しめるのが救いです。
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Vinovalie
Tarani Malbec 2017
Tarani Malbec 2017
Comté Tolosan IGP
RRWポイント | 85点 |
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