以前にPinot d'Alsaceという白を試したアルザスのマルセル・ダイスです。
今日は基本の赤、アルザス・ルージュ(Alsace Rouge)をいただきます。
アルザスに「テロワール」の概念を持ち込んだマルセル・ダイスですから、
これも畑がわかるといいんですが、アルザス・ルージュだけではね~。(笑)
マルセル・ダイスは、テロワール(畑の個性)を訴え続け、AOC法の改正
(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなった)を成し遂げています。(2005年)
今日のルージュもピノ・ノワール100%なんですが、ラベルには表示なしです。
公式ページはあっさりとしてますが、最小限の情報はありそう。
AOC法改正のくだりや、ビオディナミを実践するその哲学が語られています。
アルザス・ルージュについては、畑名やその詳しい場所は書かれていませんが、
Bergheim、Saint-Hippolyte、Beblenheimのテロワールと書かれています。
ベルクハイムはマルセル・ダイスがある町です。他の畑も近隣なんでしょうね。
インポーターのサイトにもう少し詳しい記述がありました。
・ベルグハイム、サン・イポリット、ベブランハイムのピノ・ノワールが50%
・プルミエ・クリュのBurlenbergの樹齢10年未満のピノ・ノワールが50%
若木とは言え、プルミエ・クリュ(ビュルランベルグ)が50%もブレンドされてる?
公式ページにはそんなこと書いてないので真相はわかりませんが。(笑)
赤は約80%除梗の上、木製開放槽で発酵だそうです。樽熟は不明。
ベルクハイムにあるマルセル・ダイスを訪問。
新しめできれいな建物ですね。
アルザスの中での位置関係をおさらいしておきましょう。
マルセル・ダイスはトリンバックやヒューゲルと共にオー・ラン県にあります。
オー・ラン(Haut-Rhin)とはライン川の上流という意味ですから、
ストラスブールのあるバ・ラン(Bas-Rhin)県はライン川下流側の意味ですね。
先ほど、Bergheim、Saint-Hippolyte、Beblenheimのテロワールとありましたが、
畑はわからないにしても、その3つの町はここになります。
サン・イポリットもベブランハイムもマルセル・ダイスのあるベルクハイムから、
車で10分とかからない距離です。
エチケット平面化画像。
ユーロリーフのマークがありますね。ビオ・ワインをうたっています。
マークこそないですが、ECOCERTもAB(Agriculture Biologique)も取得です。
さあ、抜栓。
コルクも平面化。
AOC Alsaceとミレジムとドメーヌ名、元詰めと基本事項は書いてます。
今日は基本の赤、アルザス・ルージュ(Alsace Rouge)をいただきます。
アルザスに「テロワール」の概念を持ち込んだマルセル・ダイスですから、
これも畑がわかるといいんですが、アルザス・ルージュだけではね~。(笑)
マルセル・ダイスは、テロワール(畑の個性)を訴え続け、AOC法の改正
(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなった)を成し遂げています。(2005年)
今日のルージュもピノ・ノワール100%なんですが、ラベルには表示なしです。
公式ページはあっさりとしてますが、最小限の情報はありそう。
AOC法改正のくだりや、ビオディナミを実践するその哲学が語られています。
アルザス・ルージュについては、畑名やその詳しい場所は書かれていませんが、
Bergheim、Saint-Hippolyte、Beblenheimのテロワールと書かれています。
ベルクハイムはマルセル・ダイスがある町です。他の畑も近隣なんでしょうね。
インポーターのサイトにもう少し詳しい記述がありました。
・ベルグハイム、サン・イポリット、ベブランハイムのピノ・ノワールが50%
・プルミエ・クリュのBurlenbergの樹齢10年未満のピノ・ノワールが50%
若木とは言え、プルミエ・クリュ(ビュルランベルグ)が50%もブレンドされてる?
公式ページにはそんなこと書いてないので真相はわかりませんが。(笑)
赤は約80%除梗の上、木製開放槽で発酵だそうです。樽熟は不明。
ベルクハイムにあるマルセル・ダイスを訪問。
新しめできれいな建物ですね。
アルザスの中での位置関係をおさらいしておきましょう。
マルセル・ダイスはトリンバックやヒューゲルと共にオー・ラン県にあります。
オー・ラン(Haut-Rhin)とはライン川の上流という意味ですから、
ストラスブールのあるバ・ラン(Bas-Rhin)県はライン川下流側の意味ですね。
先ほど、Bergheim、Saint-Hippolyte、Beblenheimのテロワールとありましたが、
畑はわからないにしても、その3つの町はここになります。
サン・イポリットもベブランハイムもマルセル・ダイスのあるベルクハイムから、
車で10分とかからない距離です。
エチケット平面化画像。
ユーロリーフのマークがありますね。ビオ・ワインをうたっています。
マークこそないですが、ECOCERTもAB(Agriculture Biologique)も取得です。
さあ、抜栓。
コルクも平面化。
AOC Alsaceとミレジムとドメーヌ名、元詰めと基本事項は書いてます。
Alc.13%。
ルビー。すっきりクリアではないですね。澱っぽいものも…。
フランボワーズ、チェリー、梅。
複雑な佃煮(?)香もかすかにあります。
複雑な佃煮(?)香もかすかにあります。
辛口アタック。
味の薄さを感じますね。
滋味っぽい旨味はあるんですが、
いつも飲んでいるようなピノの濃さはないような気がします。
タンニンでしょうか、舌触りに何か残ります。
余韻は凡庸。
オリがけっこうありますね。
ビオっぽいっちゃ~ビオっぽい。(笑)
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Domaine Marcel Deiss
Alsace Rouge 2015
RRWポイント | 88点 |
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