Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Margaux

Château du Tertre Les Hauts du Tertre 2012 Margaux

メドック格付け第5級、ちょっと影が薄いシャトー・デュ・テルトルです。
で、例によって、そのセカンド・ワインをお試しするのであります。
世間的評価は、1978年以降ムラがなく、1998年に現オーナーになってからは、
畑の整備や醸造設備の刷新に資金が投入され更なる高品質化がされてるとか。
まあ、今日はその高評価のファーストではなくセカンドなんですが…。(笑)


IMG_2715
オランダ人のエリック・アルバダ・イェルヘルスマ(Eric Albada Jelgersma )
氏がオーナーなのですが、この人、シャトー・ジスクールを1995年に取得、
3年後の1998年にシャトー・デュ・テルトルも買っちゃってるわけです。
オランダでスーパーマーケットチェーンを持つ実業家で資金は潤沢そうですが。
ネット記事を見ていると、2018年に79歳で亡くなられたそうです。合掌…。


公式ページは、さすがにシャトー・ジスクールのと体裁が似ています。

セカンドもちゃんと載ってますが、情報が薄いのも似ていて、これは困ります。
以下のシャトーの作付け割合のみで、個々のワインのセパージュが載ってません。
・カベソー 43%
・メルロー 33%
・カベフラ 19%
・プチヴェルド 5%
ファーストは作付けに近いかもしれませんが、セカンドはかなり違うはずです。

ネット情報を集め、それらしいのを比較検討し、結果これが一番確からしい。
・カベソー 40%
・メルロー 30%
・カベフラ 30%
どうやって確からしいか判断してるかというと、正確な情報を載せてそうな(笑)
(ミレジム毎にデータが整理されアルコール度数他も正確)欧州のショップの、
複数の情報が一致した場合に採用します。あとは勘。(笑)
熟成も一致した意見が、新樽率30%で12ヶ月になってます。


さあ、マルゴーAOCでも外れになるアルサック村にあるシャトー訪問。
ストビューでは敷地内に入れず。代わりに空撮写真をつけておきます。
Tertre01
シャトー名の「Tertre」は高台のこと。マルゴーでは一番高い丘にあるそう。
アルサック村はジロンド川から遠いですが、ムーリナ川という小川があり、
シャトーの所有畑をぐるっと囲むように流れています。
また、マルゴー村やカントナック村のシャトーのように区画が分断されず、
シャトーの周辺に整然とかたまってあるのも好感が持てます。


さて、今日はいつもの「マルゴーまるごと地図」ではなく新作です。
シャトー・デュ・テルトル目線で作り直し。ちゃんと上が北です。(笑)
MarMargaux
マルゴー村は少々混みあってますが(笑)全格付けシャトーを明記してます。
以下にリストアップしますので、地図で位置(所在村)確認しましょう。

<MARGAUX マルゴー村>(9シャトー)
(第1級)Château Margaux(マルゴー)
(第2級)Château Durfort-Vivens(デュルフォール・ヴィヴァン)
     Château Lascombes(ラスコンブ)
     Château Rauzan-Ségla(ローザン・セグラ)
     Château Rauzan-Gassies(ローザン・ガシー)
(第3級)Château Ferrière(フェリエ―ル)
     Château Malescot-Saint-Exupéry(マレスコ・サン・テグジュペリ)
     Château Marquis-d’Alesme(マルキ・ダレーム)
(第4級)Château Marquis-de-Terme(マルキ・ド・テルム)

<CANTENAC カントナック村>(9シャトー)
(第2級)Château Brane-Cantenac(ブラーヌ・カントナック)
(第3級)Château Boyd-Cantenac(ボイド・カントナック)
     Château Cantenac-Brown(カントナック・ブラウン)
     Château Desmirail(デスミライユ)
     Château d’Issan(ディッサン)
     Château Kirwan(キルヴァン)
     Château Palmer(パルメ)
(第4級)Château Pouget(プージェ)
     Château Prieuré-Lichine(プリューレ・リシーヌ)

<LABARDE ラバルド村>(2シャトー)
(第3級)Château Giscours(ジスクール)
(第5級)Château Dauzac(ドーザック)

<ARSAC アルサック村>(1シャトー)
(第5級)Château du Tertre(デュ・テルトル)

以上の合計21シャトーになります。


エチケット平面化画像。
IMG_2599
裏ラベルにプチヴェルドも混ぜてるって書いてますね。(汗)
じゃあ、第二候補のこれかな?
・カベソー 33%
・メルロー 32%
・カベフラ 30%
・プチヴェルド 5%

インポーターシールは裏ラベルを隠さない偉いタイプです。
IMG_2716


さあ、抜栓。
IMG_2710
セカンド・ワインでも手抜きのない感じのコルク。

平面化しておきましょう。
IMG_2711
セカンド専用デザイン、横ミレジム入り、完璧です。

Alc.12.5%。
濃いガーネット。エッジが結構褐変しています。ねっとり系の涙。
IMG_2714

黒ベリー、スパイス、なめし皮、森の下草。
スモーキーな感じプンプンです。
辛口アタック。
でも、薄っすらと酸が健在ですね。
枯れることなく生き生き感を与えてます。
圧倒的な複雑味と構造感がパレットに迫ります。
タンニンもしっかりこなれシルキー。
余韻に入っても、これら同じバランスで続き、
おさらいができますよ。
最初の酸はまろやかで最後までいい仕事してます。

これはなかなか傑出してるワインじゃないでしょうか。
ファーストが気になりますね。


*****


Château du Tertre
Les Hauts du Tertre 2012
Margaux
RRWポイント 94点


Château Prieuré Lichine 2015

メドック格付け第4級、マルゴーのシャトー・プリューレ・リシーヌです。
以前、セカンドのConfidences de Prieuré Lichine 2009を試しています。
なかなか良かったので今日はファースト。良年の2015年ならどうでしょう。
期待は高まりますね~。


IMG_2618
12世紀にヴェルタイユ修道院の僧侶たちが建てたカントナック小修道院で、
ブドウ栽培が始められたのが、シャトー・プリューレ・リシーヌの始まり。

その後、ワインの権威で評論家の故アレクシス・リシーヌ氏が1952年に取得し、
実際そこに住みながらシャトーを育て上げたとして知られています。
それまでプリューレ・カントナック(カントナック小修道院)だったシャトー名を、
自身の名前を付けて、今のプリューレ・リシーヌに改名もしています。

1999年にはバランド・グループ(Ballande Group)が取得、ミシェル・ロラン氏や、
ステファン・デュルノンクール氏をコンサルに招き、畑と醸造の更なる改良をしています。


公式ページは工事中。これは痛い。


代わりにインスタグラムに誘導され、写真はいいんですが、ワイン情報はなし。

仕方がないのでネット情報に頼るしかありません。

所有畑は70ha(78haとも)。作付けは複数のソースが以下としています。
(作付け)Cabernet Sauvignon 50%、Merlot 45%、Petit Verdot 5%

しかし、違うソースでは最新と思われる次の比率になってます。
(作付け)Cabernet Sauvignon 56%、Merlot 41%、Petit Verdot 3%
なぜこのデータが最新だと思うかというと、ミレジム毎のセパージュが、
一緒に2015年まで載ってたからです。(2012~2013は他データとも一致)

(2015)Cabernet Sauvignon 66%、Merlot 30%、Petit Verdot 4%(今日の)
(2014)Cabernet Sauvignon 65%、Merlot 30%、Petit Verdot 5%
(2013)Cabernet Sauvignon 70%、Merlot 25%、Petit Verdot 5%
(2012)Cabernet Sauvignon 65%、Merlot 30%、Petit Verdot 5%

熟成は、どこの情報もだいたい新樽率50%、16ヶ月という感じでした。


さあ、久しぶりにシャトー訪問。大きな壁に囲まれ中が見えません。
Prieure00
敷地の中にはエチケットに描かれている前庭付きのシャトーがあります。

ポイヤックにも続く県道D2号線(通称ボルドーワイン街道)沿いですね。
Prieure02
シャトーの背後にはカントナック小修道院の名残と思われる教会があります。
すぐ近くに、シャトー・キルヴァンとシャトー・デスミライユがあります。
シャトー・ディッサンの敷地の南端も隣接してるようです。

さて、いつもの「マルゴーまるごと地図」で位置関係を確認しましょう。
Prieure01
ジロンド川が下になってますから北が右下側なので気を付けてください。
(マルゴーの格付けシャトーを全部1枚に収めるための苦肉の策です。)
地図にも書き込んでますが、リストで照らし合わせられるよう下記します。

<MARGAUX マルゴー村>(9シャトー)
(第1級)Château Margaux(マルゴー)
(第2級)Château Durfort-Vivens(デュルフォール・ヴィヴァン)
     Château Lascombes(ラスコンブ)
     Château Rauzan-Ségla(ローザン・セグラ)
     Château Rauzan-Gassies(ローザン・ガシー)
(第3級)Château Ferrière(フェリエ―ル)
     Château Malescot-Saint-Exupéry(マレスコ・サン・テグジュペリ)
     Château Marquis-d’Alesme(マルキ・ダレーム)
(第4級)Château Marquis-de-Terme(マルキ・ド・テルム)

<CANTENAC カントナック村>(9シャトー)
(第2級)Château Brane-Cantenac(ブラーヌ・カントナック)
(第3級)Château Boyd-Cantenac(ボイド・カントナック)
     Château Cantenac-Brown(カントナック・ブラウン)
     Château Desmirail(デスミライユ)
     Château d’Issan(ディッサン)
     Château Kirwan(キルヴァン)
     Château Palmer(パルメ)
(第4級)Château Pouget(プージェ)
     Château Prieuré-Lichine(プリューレ・リシーヌ)

<LABARDE ラバルド村>(2シャトー)
(第3級)Château Giscours(ジスクール)
(第5級)Château Dauzac(ドーザック)

<ARSAC アルサック村>(1シャトー)
(第5級)Château du Tertre(デュ・テルトル)

以上の合計21シャトーになります。


エチケット平面化画像。
IMG_2608
格付けワインらしい貫禄の裏ラベルと、それを隠さないインポーターラベル。


さあ、抜栓。
IMG_2613
キャップシール、コルク、ファーストですもの抜かりはないです。

コルク平面化。
IMG_2614
紋章、2015のミレジム表示、さすがにちゃんとしてます。(笑)

Alc.14%。
濃いガーネット。涙は細かいけど輪郭がはっきりせず。
IMG_2617

黒ベリー。モカ、スパイス。
しっとりした樽香です。
辛口アタック。
構造感、凝縮感、申し分ないですね。
喉越しで、シルキーなタンニンとさりげない酸味が、
心地よく続く余韻のうまい導入部分になってる感じ。
「傑出してる」域にあと少し…かな。

パーカーおじさんは88-90点評価とちょっと厳しいです。
もうちょっといいと思うんだけどな~。(笑)


*****


Château Prieuré Lichine 2015
RRWポイント 94点


Château Cantenac Brown Brio de Cantenac Brown 2015 Margaux

メドック格付け第3級、マルゴーのシャトー・カントナック・ブラウンですが、
例によってそのセカンドワインをお試し。ファーストと同じくシャトーの図柄。
ただ、でかでかと「Brio」と書かれており、その名もBrio de Cantenac Brown
「Brio」とはイタリア語でもあるんですが、生気とか活気の意味があります。
早飲みフレッシュで生き生きとした飲み口を想像しますね。さてさて…。


IMG_2544
19世紀初頭にスコットランド出身のワイン商であり動物画家でも有名だった、
John-Lewis Brown (1769-1851)さんがこのシャトーを取得したため、
 カントナック・ブラウンという名前になってます。じゃあ、その前は?
とも思いますが、格付けされたのが1855年ですから、まいいっかです。(笑)
ブラウンさんが今のスコットランド調のシャトーとイギリス式庭園を造りました。

その後いく度となく所有者が変わってますが、1989年に保険会社アクサの子会社、
アクサミレジムの所有となってからシャトーの改革がなされ品質が向上したそうです。
2006年には英国の投資家サイモン・ハラビ氏に所有権が変わっていましたが、なんと、
2019年末にはヘルスケアのUrgoグループを持つル・ルース家( Le Lous )が取得。
まあ、引き続きレベルアップのための投資をするようですから心配はないでしょう。


公式ページは英・仏語の他、中国語と日本語に完全対応。ビジネス魂ですね。(笑)

Brio~のデータを見るとミレジム毎にはなく、セパージュも作付け比率しか書いてません。
その作付け比率は、
・カベソー 65%
・メルロー 30%
・カベフラ 5%
ですが、ファーストはこの比率に近いでしょうが、セカンドはどうなんでしょうね。
ということで、ネット情報では以下のようでした。
・カベソー 47%
・メルロー 42%
・カベフラ 11%
やはり、メルローの比率を高めて、早飲みフレッシュを演出するんですね。
樽熟は新樽率20~25%で12ヶ月です。


さあ、マルゴーはカントナック村にあるシャトーを訪問。
Brio01
門の外からですがバッチリとエチケットと同じシャトーと前庭がのぞけます。
隣にはカントナック仲間(笑)のシャトー・ブラーヌ・カントナックがあります。

いつもの「マルゴーまるごと地図」で位置関係を確認しましょう。
Brio051
黄色四角がカントナック・ブラウン。その他シャトーも書き込んでますが、
久々にマルゴー格付けシャトーのおさらいをしてみましょう。

<MARGAUX マルゴー村>(9シャトー)
(第1級)Château Margaux(マルゴー)
(第2級)Château Durfort-Vivens(デュルフォール・ヴィヴァン)
     Château Lascombes(ラスコンブ)
     Château Rauzan-Ségla(ローザン・セグラ)
     Château Rauzan-Gassies(ローザン・ガシー)
(第3級)Château Ferrière(フェリエ―ル)
     Château Malescot-Saint-Exupéry(マレスコ・サン・テグジュペリ)
     Château Marquis-d’Alesme(マルキ・ダレーム)
(第4級)Château Marquis-de-Terme(マルキ・ド・テルム)

<CANTENAC カントナック村>(9シャトー)
(第2級)Château Brane-Cantenac(ブラーヌ・カントナック)
(第3級)Château Boyd-Cantenac(ボイド・カントナック)
     Château Cantenac-Brown(カントナック・ブラウン)
     Château Desmirail(デスミライユ)
     Château d’Issan(ディッサン)
     Château Kirwan(キルヴァン)
     Château Palmer(パルメ)
(第4級)Château Pouget(プージェ)
     Château Prieuré-Lichine(プリウレ・リシーヌ)

<LABARDE ラバルド村>(2シャトー)
(第3級)Château Giscours(ジスクール)
(第5級)Château Dauzac(ドーザック)

<ARSAC アルサック村>(1シャトー)
(第5級)Château du Tertre(デュ・テルトル)

以上の合計21シャトー。地図と照らし合わせると簡単に覚えられますよ。


エチケット平面化画像。
IMG_2536
「Brio de Cantenac Brown」名のセカンドは2001年からリリースされています。
微妙にラベルデザインも変わっているようで、以前は「de Cantenac Brown」の文字が、
大きな「O」の中に書いてありました。(裏ラベルはまだ「O」の中ですね。)


さあ、抜栓。
IMG_2539
おっ、コルクはセカンド専用仕様、手抜かりなさそうです。

コルクも平面化。
IMG_2540
ミレジムもコルク横にも打ってあるタイプ。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_2543

ブラックベリー、プラム、スパイス、スギ。
辛口アタック。
厚み・構造感しっかりしてますね。
微かな酸のお陰か、それでいて軽快感もあり、
セカンドらしい作られ方がされているのがわかります。
余韻にかけてシルキーなタンニンも楽しめます。

格付けワインの貫禄はちゃんとあるし、
セカンドらしい性格付けとお手頃価格も相まって偉いワインです。
因みにパーカーおじさんはファースト2015に90+点つけてます。


*****


Château Cantenac Brown
Brio de Cantenac Brown 2015
Margaux
RRWポイント 93点


Château d’Issan Blason d’Issan Margaux 2013

メドック格付け第3級、シャトー・ディッサンのセカンドラベル。
Haut-MédocBordeaux Supérieurのサードワインも出していますが、
(「Le Haut-Médoc d'Issan」と「Moulin d'Issan」という名前です。)
このBlason d’IssanはAOCマルゴーの正真正銘のセカンドです。(笑)


IMG_1729
以前ファーストラベルの2013を試してまして、今日は同じミレジムのセカンド。
ボルドーでは厳しかった2013年ですが、ファーストはなかなかの出来でした。
セカンドの2013年にも期待がかかります。(笑)


公式ページは格付けシャトーの貫禄があってよく出来ています。

ワインの紹介はラインアップそれぞれにしっかり情報量があります。

ブラゾン・ド・ディッサンの専用ページもなかなかの出来です。

ミレジムごとにデータシートがダウンロードできます。
・メルロー 57%
・カベソー 43%
シャトーの作付けは70:30でカベソー主体ですが、これはメルロー若干多め。
樽熟は新樽率35%で14~16ヶ月です。


公式ページで畑の所在を示す地図を発見したのでGoogle Mapに転記します。
Issan02
ただちょっと解せないのが、シャトーの前の畑がBordeaux Supérieurなのと、
Haut-Médocの畑がMargauxの畑に挟まれているようにも描かれています。
この地図ではそれがどこかはっきりわかりませんが、AOCマルゴーの域内でも、
格が落ちるHaut-MédocやBordeaux Supérieurの区画があるってことでしょうか?
誰か詳しい人、教えて~!


シャトー訪問は周辺の格付けシャトーとの位置関係も含めて見てみましょう。
Issan03
シャトー・マルゴーやパルメに隣接し、ジロンド川の近い方に位置します。
立地的には申し分ないとは思いますが、なぜそこがBordeaux Supérieur?(笑)

ファーストラベルのエチケットはシャトーの絵が描かれていましたが、
セカンドのBlason d’Issanは門のような建造物が描かれています。
Blasonは「紋章」の意味ですが、こういう門のことも指すんでしょうかね。
とにかくその場所を発見しましたのでスクショを貼っておきます。
Issan04
うん、ピッタリ一致です。若干前の草刈りが足りないようですが。(笑)

いつもの「マルゴーまるごと地図」も貼っておきます。(右下が北なので注意)
Issan01
シャトー・ディッサンはシャトー・マルゴーのお隣ではありますが、
マルゴー村ではなくカントナック村になります。
地図上に村ごとにリストを書き込んでますのでご確認を。


エチケット平面化画像。先ほど挙げたイラストはこれの原画です。
IMG_1691
セカンド、サードは描かれる建造物が違うだけでラベルの体裁は似せてあります。

インポーターラベルは裏ラベルを隠してませんでした。
IMG_1692
偉いぞ、ファインズ。別撮りで上げておきます。


さあ、抜栓。
IMG_1725
コルクは横ミレジム入り、Blason d’Issan専用品ですね。

コルク平面化しておきます。
IMG_1727
同じ門が描かれています。セカンドでも手抜きなしって感じです。

Alc.13%。
濃いガーネット。
黒ベリー、ダークチェリー、モカ、濡れた木…複雑です。
IMG_1728

辛口アタック。
渇いた灰のようなスモーキーさの後、
なかなかの厚みのある味が味わえます。
複雑味も十分。
逆に少し果実味が抜けてしまっている感じが、
少し寂しい気もします。灰と感じたのはそれかな?
シルキーなタンニンは余韻にいざなってくれます。
フィニッシュまでいいバランスが続き、楽しめますね。

う~ん、ファーストラベルも軽く超えてる気がします。
2013年のボルドーはいろいろ飲んでますが、確かにひどいのが多かったです。
ラフィットのセカンドとか、ラグランジュ2013とか)
このブラゾン・ディッサン2013は2013年では最高レベルかも。
シャトー・ディッサン2013も優秀で93点つけましたが、今日のは95点です。


*****


Château d’Issan
Blason d’Issan Margaux 2013
RRWポイント 95点


Château Dauzac D de Dauzac 2015

メドック格付け第5級、マルゴーのシャトー・ドーザックです。
以前2008年を試し、他の格付けマルゴーよりお手頃なのに、
なかなかおいしいという好印象のシャトーです。
今日はそこのサード・ワインに相成ります。スーパーでゲット。(笑)


IMG_9924
AOCボルドーであり、すでにマルゴーでもメドックでもないのですが、
公式サイトではファースト、セカンド他と並んでちゃんと紹介されてます。
AOCマルゴーのセカンド、Aurore de DauzacLabastide Dauzacと、
オー・メドックのHaut-Médoc de Dauzacの後ですから序列的には5番目。
サード・ワインは言い過ぎでしたね。フィフス・ワイン?(笑)


公式ページではフィフス・ワイン(笑)もミレジム毎にデータありますよ。

しかしながら、他のワインは2018年のミレジムまで載っているのに、
この「D de Dauzac」は2015年以降のデータが載っていません。
最近は作ってないことも考えられますね。
・カベソー 56%
・メルロー 44%
熟成は「ステンレスタンクと樽」と書いてあるだけで、比率・期間不明。


ラバルド村のシャトー訪問。
Dauzac01
AOCマルゴーの外れで、割とマイナーな印象のシャトーですが、
敷地の広さや庭園の優雅さなどかなり立派な感じです。


お約束なので、全マルゴー格付けシャトー地図を貼っておきます。
Dauzac02
ドーザックとデュ・テルトルも1枚に収めるために北が右下なのでご注意。


エチケット平面化画像。
IMG_9847
八角形のラベルは全ラインアップで踏襲されてますね。


さて、抜栓。
IMG_9925
キャップの「D」はカッコいいですね。

コルクはつまらない汎用品ですが、一応平面化。
IMG_9921

Alc.13%。
ガーネット。
IMG_9922

黒ベリー、ナツメグのようなスパイス。
はっきりした樽香を感じます。
上等ボルドーの雰囲気ありますね。
ドライな風味の辛口アタック。
味の厚みはあるんですが、
少し風味に「乾燥した感」があるのが気になります。
まあ、変な甘みをつけられるよりは好感持てますが。
タンニンは穏やかでシルキー。
余韻、フィニッシュ、ほぼほぼ上等ボルドーの貫禄あり。

ドライな素っ気なさは仕方ないですかね。
これで2千円しませんから、偉いワインです。


*****


Château Dauzac D de Dauzac 2015
RRWポイント 90点


Château Rauzan Gassies 2012

久しぶりのボルドー格付けワインをいただきます。
メドック格付け第2級、シャトー・ローザン・ガシーです。
以前ロルム・ド・ローザン・ガシーなるオー・メドックを試してますが、
今日のはファースト・ラベルでございます。


IMG_9792
でかくて、なかなか迫力あるエチケットです。わくわく。


公式ページはなんと工事中。

よって、ネット情報です。
・カベソー 71%
・メルロー 29%
カベフラとプチヴェルドも少量ブレンドされる年の方が多いようですが。
樽は新樽率50%で12ヶ月。若干軽めでしょうか。
パーカーおじさんの評価は88+点だそうです。


シャトー訪問。隣はローザン・セグラ。もとは同じシャトーです。
Gassies01
後方にちらっと見えるのは位置関係から言ってマルキ・ド・テルム。

過去何度もやってますが、マルゴー格付けシャトーまとめをします。
Margaux01
今回は外れにあるドーザックとデュ・テルトルも1枚に収めました。
おかげで、右下が北になります。ご注意を。


エチケット平面化画像。
IMG_9781


さて、抜栓。
IMG_9790
キャップシール、コルク共、さすがに格付けシャトー仕様ですね。

コルク平面化画像もどうぞ。
IMG_9789
ここではエチケットのように2級とわざわざ書いてません。(笑)

Alc.13%。
濃い、透けにくいガーネット。
IMG_9791

黒ベリー、スパイス…。あまり特徴的な香りではありません。
ソフトな口当たりの辛口アタック。
味の構造感は充分ながら、
全体的にはソフトで主張が少ない気がします。
これまたソフトなタンニンの軽い収斂性を感じた後、
余韻はバランスのいい味わいで続きます。

こじんまりと美味いんですが、傑出した感はないかな~。
パーカーおじさんの88+点はわかります。


*****


Château Rauzan Gassies 2012
RRWポイント 91点


Château Brane Cantenac Baron de Brane 2015

メドック格付け第2級、シャトー・ブラーヌ・カントナックです。
過去、ファーストからサードまでいくつも試していますが、
どれもかなり美味しい。お気に入りのシャトーでもあります。
サードの2015年がよかったので、今日のセカンドの2015年も期待です。


IMG_8477


公式ページは何度も見ていますが、なかなかカッコいいです。
今日の2015年のセカンドのセパージュは、
・メルロー 57%
・カベソー 39%
・カベフラ 4%
過去に飲んだ2012年からするとかなりメルロー多めですね。
因みに2012年はこうでした。
・カベソー 60%
・メルロー 33%
・カベフラ 7%
樽熟は新樽率30%で12ヶ月。これは変わらず。


何度も行ってますが、マルゴーにあるシャトー訪問です。
MDB01
シャトーはエチケットのイラストの建物と同じことを確認。
ご近所にカントナック・ブラウンとボイド・カントナックがありますが、
カントナック村から来た名前で、それぞれ関連はありません。
カントナック村には格付けシャトーは9つあって、以下の通りです。

<CANTENAC カントナック村>(9シャトー)
(第2級)Château Brane-Cantenac(シャトー・ブラーヌ・カントナック)
(第3級)Château Boyd-Cantenac(シャトー・ボイド・カントナック)
     Château Cantenac-Brown(シャトー・カントナック・ブラウン)
     Château Kirwan(シャトー・キルヴァン)
     Château Desmirail(シャトー・デスミライユ)
     Château d’Issan(シャトー・ディッサン)
     Château Palmer(シャトー・パルメ)
(第4級)Château Pouget(シャトー・プージェ)
     Château Prieuré-Lichine(シャトー・プリウレ・リシーヌ)

マルゴー全体のシャトーはこちらで触れました。


エチケット平面化画像。
IMG_8484
ちょっと撮影精度悪かったです。ロゴの字体が細くなってしまいました。


さて、いただいてみます。
Alc.14%。濃いガーネット。
IMG_8474

ブラックベリー、プラム、カベソーの野菜香。
辛口アタック。
味の芯がちょっと軽めです。
メルロー多めのせいでしょうか。
酸をまとったタンニンが喉に軽い収斂性。
2015年でこの厚みの無さは、ある意味意外です。
余韻はそこそこながらタンニンは若い感じの刺激性。
残念ながら評価はそんなにあげられませんね。
ファースト2015年にパーカーおじさんは92点をつけていますから、
セカンドもそんなに悪くないと思うんですがね…。

これは以前書いたシャトー・ペデスクローと一緒に試飲してるんですが、
実はお店での抜栓後、丸2日経ってからいただいています。
IMG_8486
さすがにここまで経つと、正常な評価はできないのかもしれません。


*****


Château Brane-Cantenac
Baron de Brane 2015
RRWポイント 89点


Château Brane-Cantenac Margaux de Brane 2015

メドック格付け第2級、シャトー・ブラーヌ・カントナックです。
今日はそのサードをいただきます。その名もマルゴー・ド・ブラーヌ。
過去、ファーストセカンド(2回)を試してますので、これで、
金・銀・銅をコンプリートです。
(ファーストは金ラベル。セカンドは銀。サードはブロンズです。)


IMG_8020


公式ページは何度も訪れています。シンプルですがかっこいい。
情報もサードまでミレジムごとのデータシート完備です。
マルゴー・ド・ブラーヌ2015のセパージュは、
・メルロー 55%
・カベソー 45%
程よいメルロー多めです。
樽熟は、樽とは書いておらず、セラーで12ヶ月となっています。
タンクのみで樽は使ってないんですかね。


「MARGAUX」というサードらしきものは過去から出ていたのですが、
2014年より「MARGAUX DE BRANE」と名前とエチケットが変わり、
公式ページで3本並んで正式なサードに昇格したようです。
BDB3
金、銀、銅というカラーリングがうまいですね。


何度も行ってますが、マルゴーにあるシャトー訪問です。
MDB01
シャトーはエチケットのイラストの建物と同じことを確認。
ご近所にカントナック・ブラウンとボイド・カントナックがありますが、
カントナック村から来た名前で、それぞれ関連はありません。
カントナック村には格付けシャトーは9つあって、以下の通りです。

<CANTENAC カントナック村>(9シャトー)
(第2級)Château Brane-Cantenac(シャトー・ブラーヌ・カントナック)
(第3級)Château Boyd-Cantenac(シャトー・ボイド・カントナック)
     Château Cantenac-Brown(シャトー・カントナック・ブラウン)
     Château Kirwan(シャトー・キルヴァン)
     Château Desmirail(シャトー・デスミライユ)
     Château d’Issan(シャトー・ディッサン)
     Château Palmer(シャトー・パルメ)
(第4級)Château Pouget(シャトー・プージェ)
     Château Prieuré-Lichine(シャトー・プリウレ・リシーヌ)

マルゴー全体のシャトーはこちらで触れました。


エチケット平面化画像。
IMG_7794
日本語のシールは撮影から省きましたが、因みにインポーターは、
「コルドンヴェール」です。


さて、抜栓。サードでも手抜かりないコルク・キャップです。
IMG_8022
ご覧のようにオーナーはアンリ・リュルトン(1993年取得)です。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_8017

カシス、ブラックベリー。
果実味ある熟成香もあります。
ほんとに樽熟してないのかな~?
フレッシュな辛口アタック。
程よい厚みの味わいが楽しめます。
酸味、タンニン、軽めですがバランスは絶妙。
余韻も軽快ですが「うまい」と感じる余韻です。

2015年が超優良年というのもありますが、
素晴らしいサードです。
サードでも手抜きがないのがわかります。
軽さはありますが、いいバランスで成立しています。
ファースト、セカンドに匹敵する評価となりました。
(オリはけっこうありました。)


*****


Château Brane-Cantenac
Margaux de Brane 2015
RRWポイント 94点


Château Durfort-Vivens 2005

メドック格付け第2級、シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンです。
ファーストラベルはバイザグラスばかりですが、
格付けシャトーもかれこれだいぶんやっつけてきましたね。
たいしたもんだな~といつも感心するのは、160年以上前の格付けでも、
やはり格付けワインの貫禄とクオリティーを感じることです。


IMG_7695
ここはパーカーおじさんの解説を読むとあまり褒めてないようです。
品質というよりはオーナーの態度が気に食わんといった論調ですが。(笑)


公式ページはオーナーのゴンザーグ・リュルトン(Gonzague Lurton)
所有の他シャトーへのリンクも貼られています。
3級のシャトー・フェリエ―ルや5級のオー・バージュ・リベラルなどです。
ゴンザーグ・リュルトン(Gonzague & Claire Lurton)は別サイトもあります。

デュルフォール・ヴィヴァンのサイト自体は情報豊富で合格です。(笑)
セパージュは、
・カベソー 67%
・メルロー 25%
・カベフラ 8%
樽熟は45%新樽で22ヶ月。


さて、マルゴー村のシャトーを見に行きます。
Durfort01
このあたりはマルゴーの格付けシャトー密集地帯です。

こんな感じです。マルゴー村に9シャトーあります。
Margaux1
パルメとディッサンは近所ながらカントナック村に入ります。

AOCマルゴーを俯瞰してみましょう。
Margaux2
北はシャトー・マルゴー、南はラバルト・アルサック村まで広がってます。
全部で21シャトー。それぞれ名前と場所とコミューン名ご確認ください。


エチケット平面化画像。
IMG_7697
割とバックヴィンテージ。しかもボルドー優良年の2005年物。


さて、抜栓。いただきます。
IMG_7714
「G.LURTON」名入りキャップ。

今までこういう写真をあまり上げてませんでしたね。
IMG_7699
光源やカメラの設定によっては正確ではない気がしてたもので。
これからは、このQRコードを透かして見るようなパターンで、
できるだけ載せていこうかなと思っています。(笑)

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
熟したもしくはコンポート様のブラックベリー。
スパイス、濡れた木・オークが香ります。
辛口アタックです。
凝縮感あるんですが広がり弱めな感じがします。
奥行きと言うべきでしょうか、
それがマルゴーの銘酒からすると足りない気がします。
この辺りの感じをパーカーおじさんは言ってるのかもしれませんね。
タンニンはシルキーながら控えめ。
余韻で力尽きたのか酸味が顔を出してきます。
うまいんですが期待を上回ってはくれなかったな~。


*****


Château Durfort-Vivens 2005
RRWポイント 91点


Château Brane-Cantenac Baron de Brane 2012

かれこれ1年以上前ですが、同じものを飲んでいます。
本日2回目の登場、ブラーヌ・カントナックのセカンド。
前回、なかなかのうまさに感動し、もう一本買ってありました。
果たして今回も同じ印象で楽しめますでしょうか?


IMG_7182
2013年ですがファーストラベルも試しています。
メドック格付け第2級の貫禄はありました。


公式ページは相変わらずかっこいいです。
セパージュは当然前と同じ。
・カベソー 60%
・メルロー 33%
・カベフラ 7%
樽熟は新樽率30%で12ヶ月。
シャトー訪問はファーストの時にやってますから割愛。


エチケット平面化画像。
IMG_6919
ファーストのゴールドに対してシルバーです。


因みにサードのマルゴー・ド・ブラーヌはブロンズです。
1、2、3で金・銀・銅って美しいラインアップですね。
BDB3
キャップシールも含めたカラーリングは絶妙じゃないでしょうか。


さて、抜栓。
IMG_7183
キャップシールの「BDB」が何気にかかっこいいです。

コルクのデザインがわかりにくいので、平面化撮影を敢行。
IMG_7186
コルクの平面化もだいぶうまくなってきました。(笑)
こうしないと見えてこないものもあるのもわかってきました。
アンリ・リュルトン名が入ってますね。

Alc.13%。
濃いガーネット。
黒ベリー、スパイス様の樽香も。
うま口アタックです。
果実味しっかり、重くなく、
軽やかさを感じます。
凝縮感、バランスは申し分ないですね。
酸を薄っすらまとったタンニンが喉に心地よい。
余韻もじんわり続きます。

軽いながらも素性のいいうまさと申しましょうか、
セカンドのお手本だと思います。
前回より+1点で94点。
しかし、パーカーおじさんは84点とちょっときびしめです。


*****


Château Brane-Cantenac
Baron de Brane 2012
RRWポイント 94点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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