ちょっと前にフランスに次ぐソーヴィニヨン・ブランの生産国、ニュージーランドとチリの新世界ソーブラ対決をやりましたが、選定を誤ったか、はたまた産地の実力か、ニュージーランドの圧勝でした。チリ贔屓としてはちょっと悔しいので、リベンジのチリのソーブラを探しました。バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレのバリエタルシリーズ、MAPUのソーヴィニヨン・ブランです。これならそこそこいけるんじゃないでしょうか(笑)。
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレ(Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile)というのは、フランスのバロン・フイリップ・ド・ロスチャイルドがチリに直営で展開するワイナリーです。エスクード・ロホ(Escudo Rojo)でお馴染みですね。「エスクード・ロホ」は「ロートシルト(赤い楯の意)」のスペイン語ですから、チリに本気で入れ込んでる訳です。
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルドは、いわゆるムートンの方です。ポイヤックのシャトー・ムートン・ロートシルト、クレール・ミロン、ダルマイヤックの他、ラングドックのドメーヌ・ド・バロナークを所有。ベンチャーであるナパのオーパス・ワンやチリのアルマビバをやってるのも、このムートンの方です。
シャトー・ラフィット・ロートシルトの方は、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR社)という別系統のロスチャイルド家でありまして、自ら Domaines Barons de Rothschild (Lafite) のようにわざわざ(ラフィット)って付記してます(笑)。こちらはメドック格付け第4級のシャトー・デュアール・ミロンであったり、ソーテルヌ第1級のシャトー・リューセック、ポムロールのシャトー・レヴァンジルなどを所有。ラングドックのオーシエール(Château d’Aussières)もこっちです。チリならロス・バスコス。アルゼンチンのカテナとのベンチャーでカロ(カテナ+ロスチャイルド)というのもやってます。なんだかロスチャイルド同士で張り合ってるみたいでおかしいですね。
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド社の公式ページはこれです。
傘下のシャトー、ワイナリーの紹介と共に、それぞれの専用サイトへのリンクがあります。
チリのバロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレ(Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile)はエスクード・ロホ(Escudo Rojo)と今日のマプ(Mapu)それぞれの専用サイトを持っています。マプの公式ページがこれ。
今日のソーヴィニヨン・ブランもヴィンテージ毎の解説が載ってます。
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
ですが、2023年は最新ヴィンテージなのでまだ載っていませんでした。このブログでは初の2023年ヴィンテージですね。去年、ボジョレーヌーボー飲んでないですからね(笑)。2022年の説明になりますが、大樽で6ヶ月の熟成をしているそうですし、早飲みではなく熟成のポテンシャルがあるワインに仕上がっているとのこと。
MAPUのシリーズにはレセルバ、グラン・レセルバと上級レンジがあるんですが白はシャルドネのみで、ソーヴィニヨン・ブランは今日のこれのみです。
さて、サンティアゴ郊外、マイポ川沿いのその名もマイポという町にあるバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレを訪問します。
なかなか立派な施設です。周辺もきれいな畑が広がっています。
建物に「Maipo Chile」って書いてしまってますが、HPでは単に「Baron Philippe de Rothschild Chile」となってますね。マイポがダサいから(笑)改名したのでしょうか。
ただ、今日のソーヴィニヨン・ブランはマウレ・ヴァレーからとなっています。公式ページにザックリとした地図で所有畑の説明がありました。
マイポの他、カサブランカ、コルチャグア、マウレの4ヶ所だそうです。
マイポ・ヴァレー周辺を俯瞰して、ワイナリーの所在を確認します。
そしてこちらがソーヴィニヨン・ブランの出どころ、マウレ・ヴァレー。
結局、HPのザクっと地図の方がわかりやすいですね(笑)。
ラベル平面化画像。
原住民の意匠なのかチリ風情でいい感じのデザインです。ヴィーガン。
さあ、スクリュー回転。
5本の矢のマークのエンボスがカッコいいです。
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレ(Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile)というのは、フランスのバロン・フイリップ・ド・ロスチャイルドがチリに直営で展開するワイナリーです。エスクード・ロホ(Escudo Rojo)でお馴染みですね。「エスクード・ロホ」は「ロートシルト(赤い楯の意)」のスペイン語ですから、チリに本気で入れ込んでる訳です。
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルドは、いわゆるムートンの方です。ポイヤックのシャトー・ムートン・ロートシルト、クレール・ミロン、ダルマイヤックの他、ラングドックのドメーヌ・ド・バロナークを所有。ベンチャーであるナパのオーパス・ワンやチリのアルマビバをやってるのも、このムートンの方です。
シャトー・ラフィット・ロートシルトの方は、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR社)という別系統のロスチャイルド家でありまして、自ら Domaines Barons de Rothschild (Lafite) のようにわざわざ(ラフィット)って付記してます(笑)。こちらはメドック格付け第4級のシャトー・デュアール・ミロンであったり、ソーテルヌ第1級のシャトー・リューセック、ポムロールのシャトー・レヴァンジルなどを所有。ラングドックのオーシエール(Château d’Aussières)もこっちです。チリならロス・バスコス。アルゼンチンのカテナとのベンチャーでカロ(カテナ+ロスチャイルド)というのもやってます。なんだかロスチャイルド同士で張り合ってるみたいでおかしいですね。
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド社の公式ページはこれです。
傘下のシャトー、ワイナリーの紹介と共に、それぞれの専用サイトへのリンクがあります。
チリのバロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレ(Baron Philippe de Rothschild Maipo Chile)はエスクード・ロホ(Escudo Rojo)と今日のマプ(Mapu)それぞれの専用サイトを持っています。マプの公式ページがこれ。
今日のソーヴィニヨン・ブランもヴィンテージ毎の解説が載ってます。
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
ですが、2023年は最新ヴィンテージなのでまだ載っていませんでした。このブログでは初の2023年ヴィンテージですね。去年、ボジョレーヌーボー飲んでないですからね(笑)。2022年の説明になりますが、大樽で6ヶ月の熟成をしているそうですし、早飲みではなく熟成のポテンシャルがあるワインに仕上がっているとのこと。
MAPUのシリーズにはレセルバ、グラン・レセルバと上級レンジがあるんですが白はシャルドネのみで、ソーヴィニヨン・ブランは今日のこれのみです。
さて、サンティアゴ郊外、マイポ川沿いのその名もマイポという町にあるバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレを訪問します。
なかなか立派な施設です。周辺もきれいな畑が広がっています。
建物に「Maipo Chile」って書いてしまってますが、HPでは単に「Baron Philippe de Rothschild Chile」となってますね。マイポがダサいから(笑)改名したのでしょうか。
ただ、今日のソーヴィニヨン・ブランはマウレ・ヴァレーからとなっています。公式ページにザックリとした地図で所有畑の説明がありました。
マイポの他、カサブランカ、コルチャグア、マウレの4ヶ所だそうです。
マイポ・ヴァレー周辺を俯瞰して、ワイナリーの所在を確認します。
そしてこちらがソーヴィニヨン・ブランの出どころ、マウレ・ヴァレー。
結局、HPのザクっと地図の方がわかりやすいですね(笑)。
ラベル平面化画像。
原住民の意匠なのかチリ風情でいい感じのデザインです。ヴィーガン。
さあ、スクリュー回転。
5本の矢のマークのエンボスがカッコいいです。
Alc.13%。
キラキラプラチナイエロー。
グレープフルーツ、パイナップル。
ニュージーランドっぽくグリーンのニュアンスもあり。
ニュージーランドっぽくグリーンのニュアンスもあり。
辛口アタック。
イキイキした酸も相まってジューC風味の夏みかん?
そして、酸が美味しい。(ビタミンC効果?)
この感じ好きなんですよね。
これはニュージーランドに一矢報いたんじゃないでしょうか。
この感じ好きなんですよね。
これはニュージーランドに一矢報いたんじゃないでしょうか。
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Baron Philippe de Rothschild
Mapu Sauvignon Blanc 2023
Valle del Maule
Mapu Sauvignon Blanc 2023
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