アルゼンチンのマルベック。カルディのワインくじのハズレです(笑)。まあ、こういう敗戦処理は往々にして起こっているわけです。あわよくばお手頃価格でお高いワインがゲットしたいと欲があったのは勿論ですが、自分では選ばないワインとの巡り合わせというのももう一つの楽しみということになっています。…と、強がりを言ってみる。
チャカナは2002年にペリツァッティ家(Pelizzatti)がメンドーサのルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)で立ち上げたまだ新しいワイナリー。どんどん畑も買い増し国際市場にも打って出たりしながら名声を得ていったようです。2012年にはビオディナミの専門家を招いてオーガニック・ワインに転換を図ります。オーガニックの認証も取りつつ、2016年には「Finca Nuna」がデメター(Demeter)の認証を取ったとのこと。今日のワインはヴィーガン認証(Vegan Society)が付いてますね。2019年には創業のペリツァッティ家は経営から退いたとのこと。ワイン業界あるあるですが何があったんでしょうね。
カルディの「サマーチャンスボックス」のチラシを貼っておきます。
なかなか末席のワインが当たるのは個人的には珍しいです(笑)。
公式ページは今どきのいい感じで情報も豊富。でも今日のワインは載ってなさそうです。
公式ショップにはありました。この2021はVINOUSで90点と評価も悪くないです。
・マルベック 100%
カルディのチラシには「ステンレスタンク」と書いていますが、本家の説明では2年落ちのフレンチオーク樽で8ヶ月の熟成とあります。カルディさんハズレだからといってテキトーなこと書かないでくださいね(笑)。
ワイン名が「Cueva de las Manos」で、ラベルに手の不思議なイラストがありますが、これはアルゼンチンのパタゴニア地方にある「ラス・マノス洞窟」の壁画から着想を得ているそうです。
「Cueva de las manos」は「(たくさんの)手の洞窟」の意味になります。ユネスコの世界文化遺産に指定されています。
さて、ワイナリー訪問。チャカナは Luján de Cuyo の Agrelo という所にあります。
ストビューでは近づけなかったので外観写真はネットから拝借。確かに新しくてきれいな建物です。
メンドーサ中心部のGoogle Mapで位置関係を確認しましょう。アンデス山脈をまたいだ向こう側のチリの産地もしっかり書き込んであるので2国の同緯度の産地が確認できます。
チャカナの場所も書き込んでいます。ルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)DOCのエリアに属します。アルゼンチンの原産地呼称制度はゆるゆるらしく、DOC(Denominación de Origen Controlado)と言われるものはルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)DOCとサン・ラファエル(San Rafael)DOCの2つだけだそうです。メンドーサ(Mendoza)やウコ・ヴァレー(Valle de Uco)の名前が有名ですが、これらは IG(Indicación Geográfica)であり、DOCとは言わないんですよね。
そのルハン・デ・クージョのエリアも今一つはっきりわからないので困ります。
これはルハン・デ・クージョ県(Municipalidad de Luján de Cuyo)の地図で(「県」は「Municipalidad」というようです。)、黄色の線で囲った部分がルハン・デ・クージョ県(Municipalidad de Luján de Cuyo)になり、かなり山側にも張り出しているのがわかります。県都は同じくルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)といいメンドーサのすぐ南側に位置します。
ラベル平面化画像。
イラストの手は「ラス・マノス洞窟(Cueva de las Manos)」の壁画をモチーフにしているのは前述の通り。裏ラベルにはヴィーガン認証が示してありますね。
これはUKにあるヴィーガン認証機関「The Vegan Society」のものです。
さあ、抜栓。
コルク平面化。ノマコルクっぽいです。
Este no es un vino convencional!「これはありきたりなワインではない!」とスペイン語で書いてあります。言葉の意味はわからんが、とにかくすごい自信だ!(笑)
チャカナは2002年にペリツァッティ家(Pelizzatti)がメンドーサのルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)で立ち上げたまだ新しいワイナリー。どんどん畑も買い増し国際市場にも打って出たりしながら名声を得ていったようです。2012年にはビオディナミの専門家を招いてオーガニック・ワインに転換を図ります。オーガニックの認証も取りつつ、2016年には「Finca Nuna」がデメター(Demeter)の認証を取ったとのこと。今日のワインはヴィーガン認証(Vegan Society)が付いてますね。2019年には創業のペリツァッティ家は経営から退いたとのこと。ワイン業界あるあるですが何があったんでしょうね。
カルディの「サマーチャンスボックス」のチラシを貼っておきます。
なかなか末席のワインが当たるのは個人的には珍しいです(笑)。
公式ページは今どきのいい感じで情報も豊富。でも今日のワインは載ってなさそうです。
公式ショップにはありました。この2021はVINOUSで90点と評価も悪くないです。
・マルベック 100%
カルディのチラシには「ステンレスタンク」と書いていますが、本家の説明では2年落ちのフレンチオーク樽で8ヶ月の熟成とあります。カルディさんハズレだからといってテキトーなこと書かないでくださいね(笑)。
ワイン名が「Cueva de las Manos」で、ラベルに手の不思議なイラストがありますが、これはアルゼンチンのパタゴニア地方にある「ラス・マノス洞窟」の壁画から着想を得ているそうです。
「Cueva de las manos」は「(たくさんの)手の洞窟」の意味になります。ユネスコの世界文化遺産に指定されています。
さて、ワイナリー訪問。チャカナは Luján de Cuyo の Agrelo という所にあります。
ストビューでは近づけなかったので外観写真はネットから拝借。確かに新しくてきれいな建物です。
メンドーサ中心部のGoogle Mapで位置関係を確認しましょう。アンデス山脈をまたいだ向こう側のチリの産地もしっかり書き込んであるので2国の同緯度の産地が確認できます。
チャカナの場所も書き込んでいます。ルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)DOCのエリアに属します。アルゼンチンの原産地呼称制度はゆるゆるらしく、DOC(Denominación de Origen Controlado)と言われるものはルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)DOCとサン・ラファエル(San Rafael)DOCの2つだけだそうです。メンドーサ(Mendoza)やウコ・ヴァレー(Valle de Uco)の名前が有名ですが、これらは IG(Indicación Geográfica)であり、DOCとは言わないんですよね。
そのルハン・デ・クージョのエリアも今一つはっきりわからないので困ります。
これはルハン・デ・クージョ県(Municipalidad de Luján de Cuyo)の地図で(「県」は「Municipalidad」というようです。)、黄色の線で囲った部分がルハン・デ・クージョ県(Municipalidad de Luján de Cuyo)になり、かなり山側にも張り出しているのがわかります。県都は同じくルハン・デ・クージョ(Luján de Cuyo)といいメンドーサのすぐ南側に位置します。
ラベル平面化画像。
イラストの手は「ラス・マノス洞窟(Cueva de las Manos)」の壁画をモチーフにしているのは前述の通り。裏ラベルにはヴィーガン認証が示してありますね。
これはUKにあるヴィーガン認証機関「The Vegan Society」のものです。
さあ、抜栓。
コルク平面化。ノマコルクっぽいです。
Este no es un vino convencional!「これはありきたりなワインではない!」とスペイン語で書いてあります。言葉の意味はわからんが、とにかくすごい自信だ!(笑)
Alc.13.5%。
少し赤味の濃いガーネット。粘性の涙あり。
黒ベリー、チェリー、酸の香り。
辛口アタック。
香りほどの酸ではないですね。
スモーキーなチョコっぽい風味もあります。
なかなか立体感のある味ですよ。
バランスも悪くない。
余韻は少々愛想がないですが。
*****
Chakana Wines
Cueva de las Manos
Malbec 2021
Mendoza
Cueva de las Manos
Malbec 2021
Mendoza
RRWポイント | 88点 |
---|