Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Mendoza

Catena Malbec 2017

久々のアルゼンチンのマルベックをいただきます。
前からちょっと気になってたカテナです。
実はワインエキスパートの2次試験対策用に買い込んだ1本ですが、
既に試験は終わってしまいました。(笑)合格したからいいですが…。


IMG_0171
1902年創業のアルゼンチンのトップ生産者です。パーカーおじさんも、
トップエンドのNicolás Catena Zapata 2004に98+点をつけ、
「これはアルゼンチンのラフィット・ロートシルトだ!」とのたまってます。
今日のスタンダード・マルベックも2015年が91点、2016年が92点と、
パーカーおじさんの評価は悪くないです。
今日の2017年は未評価のようですが、この流れだと93点のはず。(笑)


公式ページは同じ内容で2つURLがありました。
catenawines.com
catenazapata.com

どちらも全く内容が同じで意味不明ですが、ワイン情報はしっかりしてます。
今日のワインもミレジム毎にデータあり。天然酵母を使用し、
今日のは違うようですが、一部全房で醸したりもしているようです。
・マルベック 100%
樽熟は12ヶ月で、新樽/1年落ち/2年落ちの比率は年ごとに変わるそう。
日本のインポーター情報では新樽率35%のフレンチオーク70%と、
アメリカンオーク30%で14ヶ月熟成となってます。

公式ページをよく見ていると、ワインによってワイナリー名を、
Bodega y Viñedos CatenaBodega Catena Zapataとで使い分けてますね。
まあ、なんとなく上等ラインが後者って感じでしょうか。


ワイナリー訪問を試みますが、ストビューで近づけません。
仕方がないのでアップしてあった写真を拝借。
Catena01
マヤのピラミッドを模したというシンボリックな建物です。
そこからの畑の眺めも素晴らしいですね。

場所的にはメンドーサの町の南側、メンドーサ川渡ったアグレロという所。
Catena00
メンドーサの南側とチリのサンティアゴはアンデスを挟んで同じ緯度。

ついでなので、アルゼンチンとチリのワイン生産地の地図を貼っておきます。
Sudamerica01
例のフリーマップですが、ウルグアイやブラジルも網羅してますね。


エチケット平面化画像。
IMG_9753
ピラミッドのイラスト。3代目ニコラス・カテナ・サパタさんと、
娘(4代目)のラウラ・カテナさんのサインが入っています。


さて、抜栓。
IMG_0168
キャップシール、コルク、Catenaネーム入りです。

コルクの平面化撮影。
IMG_0169
テクニカルコルク、DIAM5を採用です。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。涙くっきり。
IMG_0170

黒ベリー、ブラックチェリー、スパイス、野菜っぽさも。
酸味乗った辛口アタックです。
味の構造感は十分ですが、涼しい感じがします。
鉄分も感じますね。
タンニンは極めてシルキー。
余韻と共にフィニッシュへの仕上げにかかります。

重めの食事に合わせると真価を発揮するうまさですね。
アサード(焼肉料理)に合うクールな味としておきましょう。


*****


Bodega y Viñedos Catena
Catena Malbec 2017
RRWポイント 91点


Bodega Norton Barrel Select Malbec 2017

久々のアルゼンチン、マルベックです。
定番かもしれないボデガ・ノルトンです。
あのクリスタルガラスのスワロフスキーが運営しています。
どおりでノルトンのCEOはドイツ系オーストリア人で、
なんとかスワロフスキーさんの息子さんだそうで。


IMG_8011
1895年創業だそうで、120年以上の歴史があるトップ生産者です。


公式ページにはバレル・セレクト・シリーズはあるのですが、
カベソーとシャルドネだけで今日のマルベックが載ってません。
アルゼンチンならマルベック押しじゃないんですかね。
仕方ないのでインポーターのエノテカ情報です。
・マルベック 100%
新樽・旧樽混合で12ヶ月の熟成です。


ワイナリー訪問。立派な施設です。畑や周りの景色も美しい。
Norton01
メンドーサの町の南側、外れに位置します。

南米大陸でのメンドーサの位置も確認しましょう。
Norton02
アンデス山脈はさんでチリのサンティアゴの裏ですね。


エチケット平面化画像。
IMG_8001


さて、抜栓。
IMG_8012
合成コルク。キャップシールにはノルトンのシンボルマークが。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_8010

チェリー、プラム、茎っぽさも。
辛口アタック。
酸味が全体を覆ってきますが味の厚みはそこそこあり。
この酸は余韻までついてくるお節介なやつです。
安いラインはやっぱりサッパリしてます。
もう少し上のも試さねば、と思いました。


*****


Bodega Norton
Barrel Select Malbec 2017
RRWポイント 87点


Casarena Jamilla’s Single Vineyard Perdriel Malbec 2011

久しぶりのアルゼンチンワイン、マルベックです。
今日は(今日も?)ちょっと動機が不純です。
パーカーポイント94点に釣られてしまいました。(笑)


IMG_4766


パーカーおじさんの採点は、
実際飲んでみると納得いくことが多く、
味の好みも傾向が似ているように思います。
したがって、結構確実な指標となるわけです。


IMG_4767


こういう点数ラベルは、違うヴィンテージだったり、
同じ生産者の違うラインだったりと、
詐欺まがいの表示があったりしますので、一応確認します。

公式ページには2010年のヴィンテージでPP90までは書いてありますが、
2011年がPP94なのはショップサイトなんかで確認できました。
なんと翌年の2012年もパーカーおじさんは94点をつけています。
かなり安定した実力の生産者と言えるのではないでしょうか。

例によってGoogle Mapでワイナリー訪問を試みますが、
近くからワイナリーまでの通りに入れず近寄れません。
しかたがないのでGoogle Mapの投稿写真から拝借。


Casarena2


Casarena」の三角が二つ並んだマークはこの屋根なんですね。
アルゼンチンのメンドーサの町の近くの有力ワイナリーのようです。
きれいな畑をいくつも持っています。


Casarena


すぐ近くのメンドーサの町もStreet Viewでうろうろしてみましたが、
大きな自然公園やショッピングモールなどもある大きな町でした。
ワインだけの田舎町と思ったら大間違いでしたね。
人口は11万人、周辺には3千社以上のワイナリーがあるそうです。


Casarena3map


地図で見ると、メンドーサはアンデス山脈のふもと、
山を越えれば、車で5時間ですぐチリのサンティアゴです。
首都ブエノスアイレスには12時間かかりますから、
ワイン作りのテロワールの観点から、もうほぼチリですね。(笑)


IMG_4768


マルベック100%。
公式の情報では、手摘み収穫(18㎏入りの箱に小分け)、
低温マセレーションを6~8日行なったあと、
自然酵母による発酵を低めの温度でゆっくり行うとのこと。
その後樽内でMLFを起こさせ、
フランス産の新樽100%で18ヶ月のエイジング。
かなり贅沢な作り方で、高得点もうなづけます。

さて、抜栓。Alc.14.5%でフルボディーの予感、
濃い黒いくらいのガーネット。
黒ベリー、樽香。かすかな清涼感が香ります。
よく冷やしていたのに、それでも口当りで生ぬるさを感じます。
これはまろやかさというか、複雑味の表れと思われます。
これまたまろやかなタンニンが喉に心地いいです。
複雑な味が最終的に「甘み」の印象に統合されていきます。
これは上質な滋味によくあるパターンです。
余韻はマルベックらしく短めですが果実味が続き絶妙です。
うまい。文句なしにおいしいです。
ただ、余韻が若干短いのは、やはりマルベックを感じます。
パーカーおじさんの採点からマイナス1ポイント。


*****


Bodega Casarena
Jamilla’s Single Vineyard Perdriel Malbec 2011
RRWポイント 93点


Trapiche / Oak Cask Malbec 2016

先日、アルゼンチンのタナ100%のワインをいただきました。
その時も思ったんですが、アルゼンチンってやっぱりマルベックです。
ふと、もう一度ちゃんと味わってみようと今日はマルベック100%。


IMG_0484

定番ともいえるトラピチェです。

そんなにお高くないレンジです。やはり品種の味をうかがう場合、
バリエタルに近いローレンジのものをいただくのがいいと思います。
品種の持っている本来の味が出ますからね。

で、そのお味は、
口当たりはカルメネール同様のコクのある重めの感じで、
酸味も少なくお肉に合うフルボディーです。
でも、ちょっとカルメネールと違うのが、
余韻というか後味を引くのが足りず、すっと消える感じです。
カルメネールは後々まで味に丸みというか深みが残るんですよね。
しつこい味と思われる人もいるかもしれませんが、
僕はこんなののほうが好みです。

昔は海外出張中のレストランで南米産のワインといえば、
アルゼンチンのマルベックばかり置いてましたから、
慣れ親しんだ味ということで今回もおいしくいただけましたが、
カルメネールばかり飲んでいる最近は自然と比較をしてしまい、
若干の減点をしてしまうようです。(笑)


*****


Trapiche / Oak Cask Malbec 2016
RRWポイント 81点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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