Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Monferrato

Terzetto Barolo 2014

得体の知れない無名バローロDOCGですが、2,000円ほどで売ってました。
過去のバローロバルバレスコの戦歴を見ると無名の方が意外とおいしい。(笑)
バローロDOCGであれば、木樽で18ヶ月、合計38ヶ月の熟成はしてるはずで、
ネッビオーロ100%も相まって、安くても間違いはないような気がします。


IMG_3524
ラベルには作り手の名前が全く書いていません。恥ずかしいのでしょうか?(笑)
ネットで調べると、モンフェラート(Monferrato)エリアにある、アスティ県
モンバルッツォというところの、創業から100年以上続くというスペローネ家。
1975年に本格的にワインづくりをスタート、1982年に新しい設備を導入して、
Tenute Neiratoの名前で元詰めをやっています。高品質に大量に生産することで、
コストパフォーマンスを追求しているそうです。なるほどね。


公式ページは今風でよく出来ていますが…。

今日のバローロは載っていません。Tenute Neiratoの名前も入ってませんからね。
仕方がないので、やはりネット情報に頼ります。
・ネッビオーロ 100%
自社畑は30haを持ちながら、それは取り扱いの10%に過ぎず、買いブドウが50%、
ワインでの購入が40%なんだそうです。
今日のバローロもバローロ地区のどこかの作り手のワインを仕入れてるのかも。
ただし、熟成は大樽で36ヶ月、ボトルで6ヶ月の計42ヶ月もやってるそうで、
バローロとしてはしっかりしたもののようです。


作り手訪問。カサロットというごく小さい集落の大部分を占めてます。
Neirano01
正門からは新しい施設が見えませんが、グラビティフローの最新式のようです。

公式ページでも「モンフェラート(Monferrato)の作り手」を強調してたので、
モンフェラート・エリアを含めた地図で位置関係を確認。エリアの真ん中です。
Monferrato01
ランゲのごとく広域のDOCで、ピエモンテ主要品種や国際品種の赤や、
コルテーゼ主体の白など、多様なワインが作られます。エリアとしては、
北がポー川まで、タナロ川周辺と、南がリグーリア州境までです。
1994年にDOC化と、ランゲDOCと同じタイミングでDOCになっています。
ランゲDOCはバローロ、バルバレスコを内包していますね。


ラベル平面化画像。
IMG_3383
「Terzetto」はトリオとか3人組のことです。ネーミングの由来は不明。
裏ラベルはインポーター兼用。Tenute Neirato とは全然書いていません…。


さあ、抜栓。
IMG_3523
合成コルクですが「BAROLO」と書いてあるだけ。
これの繰り返しなので平面化はしません。(笑)

Alc.14%。(pH:4.00、Brix:7.2)
エッジにかけてクリア感があるガーネット。そのエッジは褐変。
IMG_3525

ダークチェリー、ブラックベリー…。
芳ばしい香りがします。
樽香…ブレットではなさそう。
フレッシュな辛口アタック。
少し酸を感じますが味の厚みがあっていいですね。
酸が軽く感じさせるのか、サラッと終わる印象。
喉越しでパレットに張り付く収斂性のタンニンを確認。
余韻はそんなに長くないかな。

かなりおいしく楽しめるんですが、
やはり上等バローロとの差は感じます。(笑)



*****


Terzetto
Barolo 2014
RRWポイント 90点


Masereto Monferrato Rosso 2015

リカマンの特売ワインですが、モンフェラート・ロッソDOCだそうで。
ドルチェット主体にブレンドしてあるようです。
味にもDOCにも興味が湧きますね。正体調べつつ試してみましょう。


IMG_9064


作り手は、デザーニ(Dezzani)というのはわかったのですが、
公式ページにはこのマセレトというブランドは載っていません。
ネット情報では、ドルチェット主体にバルベーラとカベソーのブレンドで、
樽熟はオーク樽にて12ヶ月とのこと。


モンフェラートDOCは、ピエモンテ州のポー川の南側、
アレッサンドラとアスティの町の周辺に広がる広域のDOCです。
正確にはアレッサンドリアの113コムーネ、アスティの118コムーネから成り、
1994年にランゲ(Langhe)とともにDOC認定されています。
Monferrato02
使用可能な赤品種は、バルベーラ、ドルチェット、ネッビオーロ、カベフラ、カベソー、
ボナルダ(BonardaというシノニムをもつDouce noirとは別品種のようです。)、
フレイサ(Freisa、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットと並ぶピエモンテの土着品種)、
グリニョリーノ(Grignolino、モンフェラートが発祥と言われる黒品種)、
ピノ・ネロ(=ピノ・ノワール)など盛りだくさん。
ロッソ(Rosso)の場合、これら品種をどんな比率でブレンドしてもOKです。
ビアンコ(白)はアレッサンドリア原産のコルテーゼ(Cortese)のみです。
詳しくは、Monferrato DOCをご参照ください。


作り手のデザーニ(Dezzani)を訪問します。
Monferrato01
ポー川寄り、トリノ寄りですが、モンフェラートDOCなんでしょうね。


ラベル平面化画像。
IMG_8751
何か賞を取っているようですね。


さて、抜栓。
IMG_9061
2年耐用DIAM2です。早飲みということがわかりますね。

Alc.14%。
濃いガーネット。赤味を帯びてます。
IMG_9063

カシス、ブルーベリー、スパイス。
甘み感じるアタックです。
軽い味わいは薄っぺらとも言えます。
酸味と甘みが調和してるようで違和感はないんですが、
深みはあまり感じることなく、
最初の甘みが若干の苦味に包まれながら貧弱な余韻へ続きます。
「鉄」酸っぱいのも何だかな~でした。


*****


Masereto Monferrato Rosso 2015
(Dezzani)
RRWポイント 83点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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