Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

NV

Umani Ronchi Pescevino Vino Bianco

コストコでウマニ・ロンキの上等なヴェルディッキオのワインを見つけたと、
帰って調べてみると、シャルドネ100%だったというオチが前にありました。
それなら Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC でもお取り寄せすればいいんですが、
近所で1000円で手に入るコレを飲めば、確実にヴェルディッキオです。(笑)


IMG_3413
この魚ボトル、昔から見覚えありますが、実は同じウマニ・ロンキなんですね。
ラベルに「U. R.」と頭文字しか書いてないんですが、言いたくないんですかね。(笑)
地域名もない VdTVino da Tavola)で NV(ノンヴィンテージ)ですしね。

ウマニ・ロンキは1955年創業のマルケ州を代表する作り手です。
一部アブルッツォ州にも畑がありますが、基本マルケのDOC/DOCGを出してます。


公式ページは前にも見ていますが、しっかりしたもんです…。

今日のペッシェヴィーノが載ってないこと以外は。(笑)
ネット情報によると、ヴェルディッキオ100%ではなくブレンドのようです。
・ヴェルディッキオ 60%
・トレッビアーノ 30%
・シャルドネ 10%
安ワインですが、結構手間なブレンドをしてるんですね。

NVなのでこのブレンドはいつのかわからず、こんな情報もありました。
・ヴェルディッキオ 40%
・トレッビアーノ 30%
・シャルドネ 20%
・ソーヴィニヨン・ブラン 10%
「トレッビアーノはストラクチャーを与え、シャルドネとソーヴィニヨン・ブランは、
デリケートな果実のアロマを出すのに貢献している」という解説がありましたので、
こっちのセパージュの方が信憑性がありそうです。(笑)

ただし、公式ページでウマニ・ロンキの他のワインの詳細情報を見てみると、
Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC など上等ラインはみなVerdicchio 100%です。(笑)


まあ、特にヴェルディッキオにこだわる個人的な理由はないんですが、
一応、おさらいをしておきます。見かけはこんな(写真)感じ。(笑)
Verdicchio01
やはりマルケ州が主要品種として使われる代表的な産地で、DOCとして、
Verdicchio dei Castelli di Jesi DOC(1968年制定)
Verdicchio di Matelica DOC(1967年制定)
があり、それぞれ2010年に RiservaDOCG化しています。
Castelli di Jesi Verdicchio Riserva DOCG(2011年に改名)
Verdicchio di Matelica Riserva DOCG
いずれもヴェルディッキオは100%である必要はなく、85%以上となってます。

実は、ヴェルディッキオは、「トレッビアーノなんとか」というシノニムが多く、
その他のマルケ州以外の地域でも補助品種としてよく使われています。
代表的なのが、ヴェネト州のソアヴェ(Soave)DOCで使われる Trebbiano di Soave です。
Soave(Soave Speriore、Recioto di Soave)DOC は70%以上がガルガーネガですが、
そこにブレンドされるのが、ヴェルディッキオであるトレッビアーノ・ディ・ソアヴェです。

ガルダ湖の南の湖畔、ロンバルディアとヴェネトの州境にある Lugana DOC では、
Trebbiano di Soave(現地では Trebbiano di Lugana)を90%以上使う規定になってますが、
とどのつまり、ヴェルディッキオ主体のDOCということになります。面白いですね。


前にも行ったウマニ・ロンキに再訪しておきます。
UmaniRonchi01
マルケ州の州都アンコーナから南に車で15分、オージモ(Osimo)という町です。

ウマニ・ロンキの所有畑は公式ページの地図がわかりやすいので拝借します。
マルケ州とアブルッツォ州にも少々の3拠点、計210haにもなるそうです。
UmaniRonchi02

マルケ州のDOC/DOCGは地図とリストで見るとこうなっています。
先ほど見た Verdicchio di Matelica も Castelli di Jesi の近くにありますね。
Marche01
ウマニ・ロンキのあるアンコーラ周辺が Cònero DOCG になっていますが、
これはモンテプルチアーノ主体(85%以上)の赤のDOCGです。
1967年制定の Cònero DOCRiserva が2004年にDOCG昇格したもので、
2年の熟成と、15%以下でサンジョヴェーゼがブレンド可というのが規定です。
もとの Cònero DOC は Rosso Cònero DOC と名を変えてます。ややこしや。
で、ペッシェヴィーノには赤(Rosso)もあり、やはりモンテプルチアーノ主体です。


ラベル伸ばして貼っておきます。
IMG_3410
丸いボトルじゃないので平面化撮影はできず。(笑)

それより、細いネックの表示を平面化した僕は偉い!
IMG_3405
誰もこの努力をわかってくれないでしょうが…。


さあ、スクリュー回転。
IMG_3408
ビンの方にコストがかかってるんでしょうね。

Alc.12.5%。(pH:3.84、Brix:5.7)
ゴールド。ちょっと緑がかりかな。
IMG_3409

黄桃、梨、シロップ的な香り。
辛口アタック。
酸味はありますが穏やかです。
濃さはないんですが、ペラペラでもなく、
最低限の膨らみはありますね。
和食に合わせやすい印象です。
ヴェルディッキオはこれで十分かも。(笑)


*****


Umani Ronchi
Pescevino Vino Bianco NV
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Bodega Andrés Iniesta Finca El Carril Minuto 116 Blanco

元FCバルセロナのMFにして、スペイン代表チームのメンバーで、
2018年5月にヴィッセル神戸に移籍したアンドレス・イニエスタ選手は、
DOマンチュエラにワイナリーBodega Iniestaを所有しています。
以前そこのテンプラニージョのブレンドを試しましたが、なかなかでした。
今日はお手頃白ワインの新商品を発見したので、まずはお試しです。


IMG_2415
なんだか知らないうちにサッカーがらみのラインナップが増えてます。(笑)
今日の ’116(ミヌート116)は、2010年ワールドカップ南アフリカ大会決勝で、
延長後半の116分、イニエスタが決勝点を決めた記念すべき数字に因んでいます。
これでスペインは史上初のW杯制覇を果たしたので、ご自慢のゴールということ。
まあ、ワイン自体はカッコいいんですが、ノンヴィンテージというのと、
公式サイトで税込4.75ユーロのセール品(10%OFF)なのが気になります。(笑)


公式ページは立派ですが、ワイン情報等の内容はあっさり。

今日のワインも、
・マカベオ
・モスカテル
のブレンドですが、比率は不明。
マカベオ(Macabeo)は別名(シノニム)でビウラ(Viura)とも呼ばれ、
白品種として国内生産量2位。1位はアイレン(Airén)でしょうね。
チャレッロ(Xarello)、パレジャーダ(Parellada)と並び、スペインの誇る泡、
カバ(Cava)の3大主要品種の1つですね。
モスカテル(Moscatel)はいわゆるマスカット(Muscat of Alexandria)です。


再訪ですが、フエンテアルビージャ(Fuentealbilla)にあるワイナリー訪問。
Iniesta01
カスティージャ・ラ・マンチャ州アルバセーテ県にある小さな町です。
今日のワインはフエンテアルビージャの自社畑からとのことですので、
この周辺からでしょう。よって、DOマンチュエラ(Manchuela)です。

スペインのDO地図で見るとこのあたりです。
Iniesta02

周辺のDOとの位置関係はこの方が見やすいですね。
Iniesta00

気になるのは、
今日のワインのようにノンヴィンテージ(NV)でもDOが名乗れるのかということ。
DO Manchuela公式ページというのがあったので調べてみます。

2004年に認められたDOで、赤・白あって、使える品種が規定されてはいますが、
醸造法他は不詳です。ま、いいんでしょう。Que será, será~♪♪
ちなみに白はマカベオが一番多く(75%)、赤はボバル(Bobal)が主流(42%)。


ラベル平面化画像。
IMG_2180


さあ、スクリュー回転。いつものワイン娘ではなくイニエスタご本人登場。(笑)
IMG_2412
今日の「'116」を持ってうれしそうですね。写真のように赤もあります。

Alc.12.5%。
薄い黄色。
IMG_2413

リンゴ。ライム、というか甘夏みかん。
甘さを感じますが辛口アタックです。
フレッシュでライトな酸のおかげかな。
フルーティでもあるとも言えます。
節操のない軽さですが(笑)楽しく飲めそうです。

決勝ゴール!というほどではないですが、
お手頃だし、いいんじゃないでしょうか。(笑)


*****


Bodega Andrés Iniesta
Finca El Carril
Minuto 116 Blanco
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Viñapeña Airén

スペインのアイレンという白品種からのワインです。
やまやで何と298円(+税)で売ってるやつです。(笑)
普通はこんなのに手は出さないのですが、アイレン(Airén)に惹かれました。
スペインで白品種生産量ダントツ1位なので記憶にはありましたが、
過去にいただいたことがなかったので味見ということで…。


IMG_1535
Airénは2018年の統計でも214,594ヘクタールの栽培面積となっていて、
2位のMacabeo(リオハではViuraとも)の51,213ヘクタールの4倍で、
ブッちぎりの1位です。国内の総生産でも1品種で約30%を占めるそうです。
ブランデーにも使われるようですが、安ワイン用なのかあまり見かけません。

一応、これがアイレンです。
Airen
うん、アイレンっぽい。(笑)


作り手は「J. García Carrión」で1890年ムルシア州フミージャで創業。
現在では国際的な一大ワインメーカーになっています。一応公式ページ

公式オンラインショップサイトも見ましたが、今日のワインは載ってません。
日本他への輸出用激安商品なんでしょう。ノンヴィンテージだし。


一応、Jumillaにあるワイナリー(工場?)を訪問。
JGC01
やはり、なかなかの規模ですね。

ムルシア州やDO Jumillaを掘り下げても意味がないので(笑)、
アイレンの主要生産地であるCastilla la Mancha州を眺めましょう。
SpainMap
カスティージャ・ラ・マンチャ州はスペインの真ん中です。
(カスティーリャやカスティーなんて書きますが、ここは「ジャ」に統一。)


ラベル平面化画像。
IMG_1350
最近、このモダンな感じのデザインに変わったみたいですね。


さて、スクリュー回転。
IMG_1536
無印にもほどがあるって感じです。300円ですからね。(笑)

Alc.11%。
明るいイエロー。
IMG_1534

ライム、花梨、青リンゴ…。
この香りは好きです。
やっぱりの水臭い辛口アタック。
柑橘系の味わいはあるんですが、
やはり軽い。
ひたすら軽い。
そのうち軽~い酸も出てきます。
後味にはその酸が後を引くなぁ~。

でもね。まあまあ飲めるんですよ。
なんとか無添加国産ワインより(笑)、
よっぽど飲めます。


*****


J. García Carrión
Viñapeña Airén NV
WWWポイント 76点



WhiteWhiteWine01

Louis Roderer Brut Premier NV

久々にシャンパーニュです。
ずいぶん前にルイ・ロデレールのクリスタルをいただきましたが、
今日もルイ・ロデレール。ノン・ミレジメ(NV)のブリュット・プルミエです。
試飲セットの最初に付いてきただけで、自ら選んだわけではありませんが。
せっかくなので記事にしておきます。(笑)


IMG_0960
ロシア皇帝が好んだという、ルイ・ロデレールの頂点がクリスタルであれば、
ブリュット・プルミエはスタンダード・キュヴェといったところ。
クリスタルはミレジメ(ヴィンテージ)でしたが、こちらはノンミレジメ(NV)。
そこら辺の違いも見ておきましょう。


公式ページは自動検知でガッツリ日本語表示に。日本は上顧客なんでしょうね。

セパージュはシャンパーニュ主要3品種を使用、
・ピノ・ノワール 40%
・シャルドネ 40%
・ピノ・ムニエ 20%
一次発酵(通常のワイン醸造)の後、上記セパージュでブレンド(Assemblage)し、
糖(1L当たり20~24g)と酵母等の混合物(リキュール・ド・ティラージュ)を添加、
そして瓶詰め(Tirage ティラージュ)されます。
その後、オリと共に熟成され「瓶内二次発酵」となるわけですが、
その熟成期間が、このブリュット・プルミエは3年やっており、
ノンミレジメの規定15ヶ月のところ2倍以上贅沢にやってる訳です。
クリスタルも、ミレジメの熟成義務が3年のところを6年やっています。
実際どこのブランドも規定をはるかに超えて熟成させるのが普通なようです。
(EUの規定では発泡性ワインの熟成期間はたった「最低90日」です。)

その後、最後の工程、澱抜き(Dégorgement デゴルジュマン)の準備として、
沈殿物(澱と清澄剤)を瓶口に集めるルミアージュ(Rumeage 動瓶)が行われます。
ボトルを少しずつ左右に回しながら倒立(シュール・ポワント)させ、
澱を瓶口の栓の近くに集めるわけです。
澱抜き(Dégorgement)では、まずボトルの瓶口を-27℃の溶液に浸し、
瓶口に集められた澱が凍って塊になった状態で栓を開けると内部の気圧により、
この氷塊が弾き出されます。(この時失われる圧力は6→5気圧とごく少量)

この時、凍らせてるとはいえ、ごく少量の酸素が瓶内に入りますが、
同時に添加されるドザージュ(Dosage 加糖)のためのリキュールと共に、
シャンパーニュ特有のアロマの熟成に貢献するんだそうです。

最終工程の澱抜き(Dégorgement)後も、ブリュット・プルミエは6ヶ月セラーで寝かし、
クリスタルは同じく8ヶ月寝かした後出荷となるようです。ここもお手間入り。

(その他シャンパーニュの詳しい情報はシャンパーニュ公式サイトほかでご確認を。)


ルイ・ロデレール訪問。ランス(Reims)の町の真ん中にあります。
Roederer02
シャンパーニュのグラン・メゾンはたいていランスなんでしょうね。


クリスタルは、モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、
コート・デ・ブランなどのグラン・クリュの自社畑からでしたが、
ブリュット・プルミエはどうなんでしょうね。拾い物地図を見てみます。
Roederer01
シャンパーニュの甘さの等級が載ってますね。Brut(辛口)は12g/L未満。
等級全部書こうかと思ってましたが、ここに載ってたので割愛。(笑)


やっぱりですが、Google Map転記を敢行。(笑)
Champagne01
歴史的に17村が「グラン・クリュ」の名称の使用を許され、
42村が「プルミエ・クリュ」の名称の使用を許されてるそうですが、
グラン・クリュの17村は地図上に黄色四角で示していますので、ご確認を。
3つの産地に分かれていますが、地理的には17村だいたい連なってますね。

以下に整理します。

<Montagne de Reims>(モンターニュ・ド・ランス)
・Ambonnay(アンボネー)
・Beaumont-sur-Vesle(ボーモン・シュル・ヴェスル)
・Bouzy(ブージー)
・Louvois(ルーボワ)
・Mailly(-Champagne)(マイィ)
・Puisieulx(ピュイジュー)
・Sillery(シルリー)
・Verzenay(ヴェルズネー)
・Verzy(ヴェルジー)

<Vallée de la Marne>(ヴァレ・ド・ラ・マルヌ)
・Aÿ/Ay(アイ)
・Tours-sur-Marne(トゥール・シュル・マルヌ)
 (※フランスのWikipédiaではこれをMontagne de Reimsに含めてました。
  確かにVallée de la Marneでは位置的に無理がありますね。)

<Côte des Blancs>(コート・デ・ブラン)
・Avize(アヴィズ)
・Chouilly(シュイィ)
・Cramant(クラマン)
・Le Mesnil-sur-Oger(ル・メニル・シュル・オジェ)
・Oger(オジェ)
・Oiry(オワリー)

<Côte des Bar>(コート・デ・バール)
なし


エチケット平面化画像。
IMG_0957
NM (Négociant-Manipulant)等の種別は表示義務があります。
その他、RM、RC、CM等はこちらのページでご確認を。(笑)

ネックは別撮り。これを平面化するのは厳しいですから。
IMG_1097


さあ、いただくとします。
Alc.12%。濃密な輝くゴールド。
IMG_0959

酸的なフレッシュな梨、白桃かそのシロップ。
味わいの中に何となくのコクを感じ、
やっぱり安物泡とは違う気がします。(笑)
舌上には酸が残るんですが、爽やかで気持ちのいい酸。
最後の後味でナッツっぽいのも。(木樽使ってますからね)
流れがあるのは良いですね。

うん、
少し泡の楽しみ方がわかってきた気がします。(笑)


*****


Louis Roderer Brut Premier NV
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Concha y Toro Frontera Anniversary Edition Cabernet Sauvignon NV

嫁が料理酒にとコノスルのハーフボトルを買おうとしていたので、
同じチリならフルボトルでも倍はしないはずと売り場を見渡すと、
コンチャイトロ・フロンテラの一風変わったラベルを発見。
20周年のアニヴァーサリー・エディションとありノンヴィンテージ。
怪しすぎますが、これにしなさいと無理やりおすすめして購入。(笑)


IMG_0411
アンデスに花火が上がりまくっている図案はインパクトありますね。
なんでも、フロンテラの日本での発売20周年記念の限定デザインだそうで。
でも、お値段は普通のフロンテラと変わらず1000円以下です。(笑)


公式ページで一応探してみますが、日本限定版が載ってるわけもなし。


フロンテラ・シリーズの専用サイトというのもあります。

こちらのサイトは派手ながらワイン情報はほぼなし。

よって、本家サイトからカベソーの情報を下記します。
・カベソー 100%
収穫は40%だけ手摘み。あとは機械。ある意味正直な情報です。
熟成はステンレスタンクで4ヶ月。
しかしこれは普通のバージョン。今日の記念モデルはNVですからね…。


ラベル平面化画像。
IMG_0405


さて、料理酒になる前にお味見をしておきます。
IMG_0409
スクリューキャップも味気ない無印。

Alc.12%。
濃い赤紫色。
IMG_0410

カシス、ブルーベリー...シーチキン(!?)
かすかな酸味乗った辛口アタック。
嫌味はないんですが味の厚みは全く弱いです。
やはり居酒屋飲み放題レベルですね、これは。

しかし、普通のフロンテラよりもレベルが低い気がします。
日本発売20周年記念とか言って、さらに質の落ちる、
ノンヴィンテージを詰めてるんじゃないでしょうね、
メルシャンさん?


*****


Concha y Toro
Frontera Anniversary Edition
Cabernet Sauvignon NV
RRWポイント 83点


J.J. Mortiet & Cie Le Cavalier Rouge NV

海外出張時の空港ラウンジのワインも記録しています。
ファーストラウンジでもなけりゃ大したワインはないんですが、
こんなワインがラウンジでは供されているという情報として…。


IMG_9671
今回はフィンエアーで欧州へ行くのですが、これは出発前の関空です。
フランスVdT。NV(ノンヴィンテージ)というのがとても怪しいです。


J.J. Mortiet et Cieという1889年創業の名門ネゴシアンだそうで。
公式ページはありますが、こんな下のラインは載っていません。

ネット情報では、グルナッシュ/シラーもしくはグルナッシュとなっています。
まあ、とにかくこの記事はグルナッシュに分類しておきます。

Vin de Tableですし、産地不明ですからワイナリー訪問もできず。
あまり意味はないですが、J.J. Mortiet et Cieに行ってみます。
Mortiet01
創設者のルイ・モルチェはかつてラフィットの管理責任者だったそうで、
この会社もボルドーの町の真ん中にありました。


裏ラベル。
IMG_9672


期待せずにいただいてみます。
IMG_9673

Alc.12%。
軽い色味のルビー。
この外観、どこかで見たな~。
味はまさに…ゲロまず、日本の濃縮還元ワインの味。
日本ワインじゃなくて、国産ワインって言ってるやつ。
まずい…。


*****


J.J. Mortiet & Cie
Le Cavalier Rouge NV
RRWポイント 70点


11th Hour Cellars Zinfandel NV California Lot 1883

何だこのシンプルなラベルは?
ジンファンデルとでかでかと書かれ、NV(ノンヴィンテージ)?
あやしい…あやし過ぎる。
こんな怪しいのは買って試さないといけません。(笑)


IMG_8960
いつ収穫して、どれくらいの期間醸すのか、それは「11th Hour」に決まる。
「11th Hour」は11時ではなく、「最後の瞬間」を表す、聖書から来た表現のようです。
作り手の名前の意味はこういうことなんですね。


公式ページはあるにはあるんですが、トップページのみで、
簡単にコンセプトとラインアップを紹介してるだけです。

インポーターの徳岡の情報では、
マルチ・ヴィンテージ(複数年)のブレンドで、産地はサクラメント、ローダイ。
セパージュは、
・ジンファンデル  95%
・シラー 5%
樽熟は2年・3年落ちのフレンチとアメリカンオーク樽で16〜18ヵ月。

裏ラベルに「EagleRockVineyards.com」とそれらしいURLが書いてますが、
こんなサイトは存在しません。
「11th Hour Cellars」のワインメーカーが「Paul Scotto」という記述を頼りにネットを捜索。
ついに、「11th Hour Cellars」の本体は「Scotto Cellars」であることをつきとめました。
Scotto Family Wines」名のブランド及びサイトもあります。

1883年創業の全米でもTOP20に入る大規模家族経営ワイナリーです。
今日では、5世代目のアンソニー三世がオーナーとなり、ポールとマイケルの兄弟と
ナタリーとアンの姉妹がヘルプしており、まさに大家族経営ですね。
また、所有畑をローダイ、ソノマ、ナパ他へ広げ、事業はかなり拡大してるそうです。
「Scotto」ブランド以外にも無数のブランドを手掛けており、
ポールが担当する「11th Hour Cellars」もその一つに過ぎなかったみたいです。
Scotto Cellarsが扱うブランドらしきものを上げておきます。(笑)
・Rich Wine Co.
・Heavyweight
・A+D
・NAPA by N.A.P.A.
・Nola Grace Cellars
・Silver Peak
・Rare Blends
・Villa Armando
などなど…多すぎるでしょう!


一応、Scotto CellarsもしくはScotto Family Winesを訪問しておきます。
Scotto01
ローダイの町の真ん中ですし、倉庫みたいですね。


ラベル平面化画像。
IMG_8958


さて、スクリュー回転です。
Alc.13.5%。ガーネット。
IMG_8959

カシス、ブルーベリー。茎感もあります。
フレッシュな感じの辛口アタック。
ジンファンデルらしい軽めの味わいながら、
バランスがよく欠点がなさそうです。
酸味もあるものの、前へ出過ぎず絶妙な具合です。

これはうまいジンファンデル発見です。
うまいプリミティーヴォも探したくなってきました。


*****


11th Hour Cellars Zinfandel NV
California Lot 1883
RRWポイント 90点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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