Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Negroamaro

Maestro Italiano 3 Passo Rosso 2016

はい、今日もワインくじのハズレをいただきます。
1等なんて出るわけないのに、ついつい誘惑に負ける年末です。(笑)
逆に普段なら絶対手に取らないワインを試すチャンスと前向きに捉えましょう。
「3 PASSO」というワイン名しかないラベルはある意味特徴的。
中味に自信がある偉いワインだといいんですが。はてさて。


IMG_0760
裏ラベルで生産者や所在、ユーロリーフのビオワインだということもわかりました。
あとで調べましょう。

その前に、ネックにPOPの札がかかっていて「3 PASSO」の意味がわかりました。
IMG_0762
「3 passo」は「3 steps」の意味で、ワインメーカーのBeppeさんが、
次の3つのステップでこのワインを作っています。
(1)ブドウを過熟させ凝縮させる。(半乾燥させるらしいです。)
(2)繰り返しポンプオーバーしタンニンやうまさを引き出す。
(3)樽熟成で複雑味や余韻を増進する。


作り手はMaestro Italianoというところで、公式ページはこれ。

英語のみのサイトで所在や詳細の情報なしのシンプルなサイト。
プーリア州のワインがいくつか載ってるだけで、今日の3 PASSOはありません。
「我々はプーリアでBeppeというすごい作り手を見つけた」なんて書いてます。

しかし、裏ラベルからヴェネト州のモントルソ・ヴィチェンティーノ(Montorso Vicentino)
が所在だとわかり調べてみると、実体はCielo e Terra S.p.Aというらしいです。

しかし、ここにも3 PASSOは載っていません。これはもうネット情報頼りです。
・ネグロアマーロ 50%
・サンジョヴェーゼ 50%
そして、上記の3ステップで作りますから樽熟成はしてますね。


一応、ワイナリー訪問しておきます。
mi01
ヴェローナに近いモントルソ・ヴィチェンティーノという町です。
かなり大きな施設ですね。


ラベル平面化画像。
IMG_0710
DOCもIGTも格付けらしきものはなく、出所がわかりませんね。
Montorso VicentinoのMaestro Italiano元詰めとなっていますが、
プーリアのBeppeさんが作ってるなら、プーリア州なんでしょう。
ネグロアマーロと言えばプーリアですからね。

インポーターシールは別撮り。
IMG_0711


さて、抜栓。
IMG_0758
ブドウのイラスト入りの汎用合成コルク。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_0759

カシス、プラム、アメリカンチェリー、コーヒー…。
やはりネグロアマーロかプリミティーヴォといった雰囲気です。
辛口アタック。
フレッシュ、フルーティな風味まとった味は芯もあって悪くないです。
酸が効果的に全体をまとめてるのも好印象。
余韻はさっぱりしてますが、これも減点とまではなりません。

トマトソースのパスタにはモンテプルチアーノとかこんなのがグーです。
また、サイゼリヤも行きたくなってきます。(笑)


*****


Maestro Italiano
3 Passo Rosso 2016
RRWポイント 89点


Tormaresca (Antinori) Neprica Puglia 2015

過去にも「Bocca di Lupo」を試しているトルマレスカです。
プーリア州にあるアンティノリ所有のワイナリーでしたね。
今日はそこのネプリカというお手頃ワインをいただきます。
IGTプーリア、ネグロアマーロ主体のようです。


IMG_6972


公式ページでNEPRICAというこのワインを探します。
NEPRICAなんとかという赤ワインが3種類あります。
・NEPRICA Negroamaro
・NEPRICA Primitivo
・NEPRICA Cabernet Sauvignon
どうやら、
ネグロアマーロとプリミティーヴォとカベソーのブレンドである、
NEPRICA Rossoが3つのモノセパージュに分かれたようですね。

エノテカの解説によるとNEPRICAというのは、
NEgroamaro、PRImitivo、CAbernet Sauvignonの頭文字の合体です。
ということは、やっぱりブレンドすべきじゃないのって思います。
これらの品種ならブレンドの方がうまくいくような気がしますが、
何を思い立ったんでしょうね。
ワイナリー訪問は前にやってますので割愛。


エチケット平面化画像。
IMG_6671


さて、いただきます。
Alc.13%。
濃い目のルビー。透明感あります。
黒ベリー、チェリー。
レッシュ感漂う香りです。
甘み感じるアタック。
ソフトな酸も特徴的です。
全体評として、フレッシュあっさりといった印象です。
プーリアらしいといえばそうですが、
甘みはアクセントにはなりますが余計かな~。


*****


Tormaresca (Antinori) Neprica Puglia 2015
RRWポイント 84点


Tormaresca (Antinori) Fichimori Duemilasedici (2016) IGT Salento

以前、アンティノリがプーリア州に所有するトルマレスカの、
「ボッカ・ディ・ルポ」というアリアニコのワインを試しました。
トルマレスカはこの「Tenuta Bocca di Lupo」というワイナリーと、
もう一つ「マッセリア・マイメ(Masseria Maime)」からなります。
今日のは、このマッセリア・マイメのサブブランドになるんでしょうか、
「フィキモリ」っていうのをいただきます。


IMG_6488
冷蔵庫でちょっと冷やし過ぎたかなと思いましたが、
フィキモリの専用サイトを見ると、キンキンに冷やすのを推奨してます。
パーリーピーポーを意識したようなかなりおシャレなサイトです。

トルマレスカの公式サイトは別にありますので、
フィキモリは伝統的なプーリアのワインとは作り方・売り方を変えてる感じです。

セパージュは、ネグロアマーロ主体にほんの少しシラーをブレンドとあります。
ネグロアマーロはイタリア南部の地場品種でプーリア州のみで栽培されます。
樽熟はなく、発酵前に5度の低温で6日間の低温マセレーションを実施、
フルーティーな赤ベリーのアロマを最大限に抽出しているとのこと。

ネックに「Vino Freddo Rosso(Red Cool Wine)」とありますが、
サーブする推奨温度は8~10度と、超低め。
氷を入れてソーダで割ってカクテルで飲むのも超絶おススメのようです。


エチケット平面化画像。「SERVE CHILLED」の警告あり。(笑)
IMG_6144
「IGT Salento」ですね。
プーリア州、ブーツのかかと部分にあたるIGT(Indicazione Geografica Tipica)です。

ワイナリーの場所と共に位置関係を見てみましょう。
Maime04
かなり海岸(アドリア海)に近いですね。

ワイナリー訪問しましょう。
Maime01
これ以上近づけませんが、道路から細い道に入って行くと、
奥に大きな平たい屋根のワイナリーが見えます。


さて、抜栓。
Alc.12.5%。
かなり透明感あるクリアな赤紫。
ローズっぽい色がかかっています。
酸っぱ味のある感じの赤ベリーが香ります。
赤スグリ、イチゴ、香りの量は豊富です。
甘みが乗ったアタックです。
軽いピノ・ノワール的な雰囲気。
甘みは少々気になりますが、
氷入れたりキンキンに冷やせというだけあって、
よく冷やすと甘みが気にならなくなります。(笑)

和風のミルフィーユ鍋にすごく合いました。
特筆すべきような味ではないですが、
合わせようによっちゃ面白いワインです。


*****


Tormaresca (Antinori)
Fichimori Duemilasedici (2016) IGT Salento
RRWポイント 83点


Cantine Due Palme Salento Rosso Negroamaro IGT 2016

成田空港のJALサクララウンジにて。
こういうところのワインは誰がどのようにチョイスするんでしょうね。
まあ、普通は買わないようなワインが試せていいんですが。


IMG_5608


作り手は、カンティーネ・ドゥエ・パルメ。
プーリア州の大手ワイナリーのひとつです。
残念ながら公式ページにはこのワインが載っていません。
同じようなやつが7ユーロで出ています。
おそらく最もローレンジなんでしょう。

このワインの「Salento Negroamaro」というIGTは、
イタリアを長靴に見立てた時のかかと部分、
まさに「サレント半島」のIGTです。

そして品種は文字通りの「ネグロアマーロ」を使います。
ネグロアマーロはイタリア南部のローカル品種で、
ほぼこのプーリア州でしか栽培されてないそうです。

場所は黄色マル印のところ。
Palme02

ストビューでカンティーネ・ドゥエ・パルメへ行ってみます。
Palme01
タンクだらけの大きな工場風情です。
なんとトラックがブドウを運び込むところのようです。

この辺りはワインづくりが盛んなようで、
Palme03
ちょっと市街地を離れると一面雄大なブドウ畑です。
いいところです。行ってみたいですね。

空港ラウンジなのでラベル平面化撮影は手動です。
IMG_5611
グニュグニュなのはお許しください。


さて、飲んでみましょう。
Alc.12.5%。
濃い赤紫。
赤ベリー、チェリーと軽め。
マスカベA香のような香りも微かに。
黒糖のような風味も感じる香りです。
甘みあるアタック、ガメっぽいなあ。
タンニン・酸味ともパンチはないですが、
それはそれで飲みやすいです。
余韻にも甘みが残るのがちょっと余計ですね。
コーヒーっぽい何かも感じました。

こういう普段飲まないようなのも試せると、
それなりに楽しいです。


*****


Cantine Due Palme
Salento Rosso Negroamaro IGT 2016
RRWポイント 85点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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