Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Pomerol

Château La Croix Toulifaut 2012 Pomerol

値段からすると割と上等なポムロールではないかと思いますが、
正月に買った、ちょっと高めのワインくじのハズレなのは内緒です。(笑)
これで美味しかったら結果オーライなんですが。


IMG_8710


公式ページはここ。
ポムロールのシャトー・ラ・クロワ・サンジョルジュなど18のシャトーを有する、
歴史あるジャヌックス家(Joseph Janoueix)のシャトーです。
セパージュは、
・メルロー 85%
・カベフラ 15%
旧サイトとやらを見ても、それ以上の情報はなし。
とにかくユーロリーフとAB認証のビオであります。(不安…。)


恒例のワイナリー訪問しようと思いましたが、住所不明。
あとの手掛かりは、公式ページに載っている外観写真と、
ポムロールのChâteau BeauregardとサンテミリオンのChâteau Figeacの間に位置するという記述です。
そのあたりのそれらしい所をシラミつぶしに探すと…ありました。
laCroixT02
ポムロールとサンテミリオンの際々でした。

外観も一致したので間違いはないでしょう。
laCroixT01
右手に見える畑はぎりぎりポムロールに入っています。


エチケット平面化画。
IMG_8428


さて、抜栓。
IMG_8707
コルク、キャップシールはやはり上等ワイン風情です。

コルク平面化画像。
IMG_8706

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_8709

ブラックチェリー。
濡れた木の樽香、もしくはブレタノマイセス(笑)
微妙にですが、ハーブ、シナモンとも言えます。
フレッシュ感ある辛口アタックです。
味はしっかりしてそうですが、軽さも感じます。
メルローらしいといえばメルローらしいです。
かすかなブショネも疑う余韻の風味…。

ビオだからなのかな?
そう思い込めば飲めないでもないですが、
薄っぺらさと、ブショネ疑惑の味が評価を下げます。


*****


Château La Croix Toulifaut 2012
Pomerol
RRWポイント 85点


Château Gazin 2013

ペトリュスへ畑を売り渡した歴史を持つ偉大なシャトー。
ペトリュスの畑に隣接したポムロール最上の区画で造られるそうです。
まあ、ペトリュスはいただけませんから、
こういうやつをたまにはいただいてみるのです。グラスですが…。


IMG_7257


公式ページは日本語が選べますがちょっと変な日本語です。
シャトー・ガザンと書いてあったりガジンと書いてあったり。(笑)
セパージュはメルロー100%ですが、
これは、通常はブレンドするはずのカベフラとカベソーを、
この年いいものが収穫できなかったためにブレンドしてないのだそう。
樽熟は新樽率49%で15ヶ月。
あまりいい収穫ができなかった年なのに、
パーカーおじさんが90-92点をつけたのはすごいと自画自賛してます。(笑)


シャトー訪問です。
Gazin01
お隣同士なのでペトリュスも視界に入ってしまいます。

上空から見るとこんな位置関係。
Gazin02
リブルヌ、ポムロール、サンテミリオンの位置関係も把握しておきます。


エチケット平面化画像。
IMG_7261
表も裏も凝ったデザインです。
エノテカシールも遠慮してますが、どうせなら重ねるな!(笑)


さて、いただきましょう。
Alc.13%。
濃いガーネット。
カシス、チェリー。
リコリスかシナモンか?知らない香りがあります。
果実味乗ったアタックです。
メルロー様ではありますが複雑味ある味です。
喉越しでタンニンの収斂性がフッとくる。
うまいメルローです。
上等ポムロールだから当たり前か…。


*****


Château Gazin 2013
RRWポイント 92点


Château Clos l'Église Pomerol 2002

ル・パンやペトリュスといった多くの右岸の星と競う事ができる、
なんてパーカーおじさんも評価している上等ポムロールを試します。
いつものようにグランフロントのエノテカ・ミレのバーにて。
しかし2002年とは結構なバックヴィンテージですな。


IMG_7258
このお店にはいつもお世話になってます。
週替わりで上等ワインをグラスでいただけるだけでなく、
凝った食事に合わせられるのがありがたいです。

さて、まずは公式ページをつきとめました。
シャトー名のURLじゃないので少々手こずりましたが。
「Vignobles Garcin」(ヴィニョブル・ガルサン)所有です。
1997年に取得し、ミッシェル・ロランをコンサルに雇い、
目覚ましい品質向上をしたんだそうです。
ミシェル・ロランがコンサルし、パーカーおじさんが高評価する。
漫才のボケとツッコミに通じるものを感じます。(笑)

フラッシュベースのショボいサイトですが情報はそこそこです。
セパージュは、
・メルロー 70%
・カベフラ 30%
樽熟は100%のフレンチオーク新樽で18ヶ月。

さて、ポムロールへ行ってみますよ。
おっと、また前の道まで入れません。看板でかろうじて確認。、
closleglise01
有名シャトーのシャトー・クリネがすぐ隣という好立地だそうで。
ポムロールは左下地図のようにリブルヌの町のすぐ北東に位置します。


エチケット平面化画像。
名称未設定-1
裏ラベルはエノテカのシール以外なかったので割愛。


さて、唎いてみます。
Alc.14%。
濃いガーネット。
赤味を帯びてるような、2002年ですから褐変かな。
カシス、スパイシーな香り。
甘味感じるアタック。
酸、タンニン、甘みのバランスは絶妙ですね。
これらが総じて構造感を与えている気がします。
喉元でタンニンがちょっと主張しますが、
余韻の導入ではいい演出になります。

パーカーおじさんは92点だそうで。
僕はポムロール、メルローのよさが感じられ満足。
もうちょっといい点数をつけてみました。


*****


Château Clos l'Église Pomerol 2002
RRWポイント 94点


ポムロールの有名シャトー訪問

昨秋、念願のブルゴーニュ、
グランクリュ街道テイスティング・ツアーに行ったのは、
過去ログでお伝えしているとおりです。
このブログのタイトル画像は、
その時撮ったロマネコンティの神々しい畑です。

やはり、テロワールを想像しながらワインを楽しむなら、
その畑に行ってみたいものです。

さて、今日は、
ボルドーはポムロールの有名シャトーを訪問してみました。


PetrusSV


これは、泣く子も黙る超高価な「ペトリュス」のシャトーですな。
もうおわかりですね。
例によって、Googleのストリート・ビューでの訪問です。(笑)
でも、行けるはずのないシャトーや畑を目の前に見られるというのは、
実はすごいことです。
ほぼ世界中の有名シャトーやワイナリーの畑なんかをいろんな角度で見られます。


PetrusSV2


これは、ペトリュスの建物の先へ何クリックか進んで、
シャトーの裏手にあるブドウ畑をのぞいてみたものです。
「へ~、畑はこんな感じなんだ。」とか、
「建物も新築っぽいから、相当儲かってるんだな。」とか、
いろんなことがわかります。(笑)


今度は、同じポムロールの、これも有名シャトー、
「ル・パン」に行ってみましょう。


LePinSV


超高名なワインですが、シャトーは農家の納屋のようです。
非常に粗末なところと本では読みましたが、本当でした。

建物の前にある木は松の木で、
「Le Pin」の名前はこの木に因んで名づけられています。
そんな話も、実際行ってきたかのように確認できますね。

さて、もう一軒行ってみましょう。
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトがポムロールに所有するという、
「シャトー・レヴァンジル」です。


LevangileSV


さすがにここは立派な建物ですね。
それでもボルドー左岸、メドックのシャトー群からすれば、
まだまだ小さいもんですが。

写真の左上を見ると、
ストリート・ビューが撮影されたのが2010年9月というのがわかります。
たまたま収穫の時期だったんでしょう、
建物の前では仕込みが始まっているようです。
もう少し近づいてみましょう。(こんなこともできる!)


LevangileSV2


いやいや、こんなところまで見られるなんてラッキー。
やはり今時、随分機械化されているような感じです。

さてさて、
こんな具合に、サンテミリオンやメドック、
いやはやコート・デュ・ローヌやプロヴァンスも行けますね。
もちろん、ナパやソノマ・ヴァレー、チリ、オーストラリア、
何でも来いですね。

これからワインを抜栓するときは、
必ずストリート・ビューでそのワイナリーを訪れるというのはいいかもしれません。


Château Grange-Neuve Pomerol 2011

ペトリュスなんかで有名なポムロールです。
3000円代のポムロールなんか価値なしのような記述の本がありましたが、
その3000円台のポムロールが売っていたのでお試し。(笑)

ラランド・ド・ポムロールじゃなくて、
れっきとしたAOC PomerolなんだからOKでしょう。
小さい村ですから、テロワールに大きな違いないし…のはず。


IMG_4264


日本の輸入業者が作ったと思しき資料では、
メルロー100%とうたっていますが、
公式サイトらしきものによると、カベルネ・フランはじめ、
カベルネ・ソーヴィニヨンやマルベックもブレンドしてあるようです。
まあ、かのペトリュスでもカベルネ・フランをブレンドしてますから、
おかしくはないですが、なんだか怪しいこの日本の業者。(笑)

さあ、だまされたと思って飲んでみましょう。
色はガーネットなれど縁がオレンジっぽい。
2011年モノでも熟成進んでいるのでしょうか。
香りはブラックベリー系のあと、スパイスか、土っぽい。
アタックはさわやかな印象。
その後に来る重口なボディーにさわやかに導いてくれます。
タンニンもしっかりしていて、普通のメルローより明らかに凝縮感があります。
余韻も長いのですが、やっぱり味わいが軽め。
これはメルロー自体の特徴でしょうね。
3000円代のポムロール、悪くないんじゃないでしょうか。

さて、次はこいつとチリのメルローを飲み比べます。(次回へ続く)


*****


Château Grange-Neuve Pomerol 2011
RRWポイント 86点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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