Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

Provence

Clos Sainte Magdeleine Cassis 2017

プロヴァンスの白と言えば、やはりカシ(Cassis AOC)じゃないでしょうか。
カシはプロヴァンス地方で最初のAOCで、1936年に認証を受けていますが、
AOC法自体が1935年制定なので、いかに昔から銘醸地とされてきたかがわかります。
またプロヴァンスらしく赤やロゼも認められてますが、やはり白が67%を占め、
ロゼは30%、赤に至っては3%しかないです。(そう言われると赤も試したい...笑)


IMG_2554
で、カシで有名な白のひとつがこのクロ・サント・マグドレーヌです。
サック・ザフィロプロ家の4代目ジョナサンさんがワインメーカー。
畑名のSte Magdeleineはフランス各地にあるマドレーヌ寺院のマドレーヌのこと。
いわゆるキリスト教のマグダラのマリアですが、脱線するので詳細は割愛。(笑)


公式ページは写真がいっぱいで見ごたえありますが、ワイン詳細はほぼなし。

仕方がないので、インポーターサイト他の情報に頼ります。
セパージュは、
・マルサンヌ(Marsanne) 45%
・ユニブラン(Ugni Blanc) 30%
・クレレット(Clairette) 20%
・ブールブラン(Bourboulenc) 5%
となっています。マルサンヌとクレレットがAOCカシの主要品種です。
主要品種60%以上、30%以上はマルサンヌでないといけませんが、一応クリアですね。
Ugni BlancもBourboulencも補助品種として当然認められています。
他にPascal Blanc、Sauvignon Blanc、Terret Blancもカシの補助品種です。
Terret Blancだけはなぜか5%以上使っちゃダメとAOCの規定には書いてます。
発酵後、14~18ヶ月間温度管理のできるタンクとコンクリートで貯蔵だそうです。


カシはマルセイユとバンドールの間の海岸沿いにあります。ドメーヌ訪問します。
SteClos02
地中海に面した海岸沿いのすごいところにドメーヌと畑がありました。
トゥーロンから向こうイタリア国境までがコートダジュール(Côte d'Azur)ですが、
手前のカシでも相当海がきれい。作り手訪問で初めて住みたいと思いました。(笑)


公式ページにあまりにきれいな空撮写真があったので貼っておきます。
SteClos03
やはり海風の影響は大きく、毎日塩分をスプレーされるとあります。
作られるワインに独特のヨード化された風味を加えるそうです。


位置関係把握のためプロヴァンスのAOC地図を貼っておきます。
SteClos04
南部ローヌとプロヴァンスを一緒に載せた地図もあったので併せてご紹介。
昔、アヴィニョンからリュベロンの村々経由、コートダジュールに沿った電車で、
ニース、モナコまで旅行をしましたが、その頃から南部ローヌとプロヴァンスは、
同じような雰囲気を持ってるな~と個人的に感じてました。
こういう一体の地図を発見すると、あながち自分の印象は間違ってない気がします。


エチケット平面化画像。
IMG_0018
ユーロリーフとABマーク取得のビオワインですね。

裏ラベルの解説はフランス語なのでGoogle翻訳の画像を貼っておきます。
IMG_0420
「リアルタイムカメラ翻訳」というやつです。ちょっと日本語変ですが。
しかし、便利な世の中ですな~。て言うっか、このブログどんだけGoogle頼り?(笑)


さあ、抜栓。
IMG_2548
いやあ、キャップシール、コルクともに立派です。「13」の意味は不明。

コルク平面化。
IMG_2549
きっちり横にミレジムが打ってあるのでインポーズしておきました。

Alc.13%。
しっかりイエロー。
IMG_2552

パイン、トロピカルフルーツ、黄桃。
香りは多くないんですが南国風の香りです。
微かに甘みを感じる辛口アタック。
フルーティな風味と共にやって来る味は、
しっかりペラくないテクスチャーを感じます。
後味で微妙に苦味も感じるんですが、
雑味ではなく深みを与えてくれています。
これが例の塩味かヨードなのかもしれませんね。

ああ、
これをニースの海岸でブイヤベースに合わせて飲みたいな。
しかし、なぜか我が家の今日の夕食はチャプチェ。(笑)
(これも合うけど…。笑)


*****


Clos Sainte Magdeleine
Cassis Blanc 2018
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Clos Culombu Rouge 2018 Corse Calvi AOC

コルシカ島のローカル品種シャカレッロ主体のワインをいただきます。
作り手はクロ・クロンビュ。コルシカ島の北西、カルヴィの町の近く、
その名もAOCコルス・カルヴィの中心地にあります。
Clos Culombuは1973年設立で、アメリカ大陸を発見したコロンブスが、
そのカルヴィ生まれという説にちなみ名付けられたんだとか。


IMG_2165
Etienne Suzzoniとあるのは現当主のエチェンヌ・スッツォーニさんのお名前。
プロヴァンスとコルスは一括りにされますが、コルシカ島は過去イタリア領
(正確にはジェノバ王国)だったので、お名前といい、ボトルデザインといい、
なんとなくイタリア~な雰囲気が漂ってる気がします。(笑)


公式ページは意外にモダンな感じ。ただ英語表示ではうまくワイン紹介が表示されず。

一応、ミレジム毎のデータシート(JPEGですが。笑)あり。
セパージュは、
・シャカレッロ 60%
・ニエルーチョ 20%
・シラー 10%
・ミヌステッロ 10%
とあります。
シャカレッロ(Sciaccarello)はコルシカ島固有の品種かつ代表品種です。
ニエルーチョ(Nielluccio)もAOCコルスの主要品種ですがサンジョヴェーゼのこと。
この2つとグルナッシュがAOC Corse(もしくはCorse Calviとか地名付きAOC)
の主要品種と定められていて、50%以上ないといけません。
さらに、シャカレッロとニエルーチョはいずれかが1/3以上入ってないといけません。
ミヌステッロ(Minustello)はMorrastelとも呼ばれ、コルスの他ラングドックにもあり、
スペイン(リオハ)のGracianoと同じものです。
シラーとこのミヌステッロが10%づつ入っており、これらは補助品種と認められてますが、
10%を超えてはいけません。
とにかく、AOC Corse(Calvi)の規定はクリアしていますね。
収穫は手摘み・機械併用。熟成はコンクリートタンクで5ヶ月です。


さあ、カルヴィの町の近く、Lumioというところにあるドメーヌ訪問。
CorseB
ストビューでは近づけませんが、建物は最近建てたようですね。
周囲が畑で、周りの景色も素晴らしい。

コルシカ島ではこの辺りです。結構海にも近いです。
CorseA
コルシカ島、どう見てもフランスよりイタリアに近いです。

コルシカ島のAOC地図上に所在を示しました。まさにAOC Corse Calvi。
CorseK
以前試したコルスのワインはAOCアジャクシオ(Ajaccio)でした。


エチケット平面化画像。
IMG_2106
シンプルで、シルバーでカッコいいデザインだと思います。
ユーロリーフのビオワインです。ABもECOCERTも取得してるそうです。


さあ、抜栓。
IMG_2163
キャップシールもシルバー。

コルク平面化。
IMG_2161
向き違いで2回お名前繰り返し。

Alc.14%。
しっかりルビー。涙は形がない感じ。
IMG_2164

カシス、ブラックベリー、リコリス、フレッシュミント。
いい香りです。
甘みをかすかに感じますが、辛口アタック。
ベリーの果実感ありありの味わいです。
軽すぎず厚みもそこそこあります。
喉越しで苦味っぽいのがあるのに気づきました。
後味は凡庸ながら、結論、悪くないだろう。(ぺこぱ風に。笑)


*****


Etienne Suzzoni
Clos Culombu 2018
Corse Calvi AOC
RRWポイント 90点


Domaine de Triennes Saint-Auguste 2014

以前にカベソーブレンドロゼも試しているプロヴァンスのトリエンヌです。
今日は最上キュヴェと思われるシラー(+カベソー、メルロー)ブレンドをお試し。
トリエンヌは、ブルゴーニュのスーパースターとも言える二人の作り手、
デュジャックのジャック・セイスと、DRCのオベール・ド・ヴィレーヌが、
南仏プロヴァンスに新天地を見つけ1989年に立ち上げたワイナリーでしたね。


IMG_2155
このワインはIGP(Indication Géographique Protégée)Méditerranéeです。
このIGPはプロヴァンス中心にコルシカ島まで含むかなり広範囲です。
2009年にVDP(Vin de Pays)からIGPに切り替わりました。


公式ページは前にも見てますが、結構ショボいです。

一応最小限の情報はあるんですが、ワイン紹介もシンプル過ぎ。
今日のワインはシラーにカベソーとメルローをブレンドしてるようですが、
セパージュ比率がまったくわかりません。
インポーターサイト(ラック・コーポレーション)を見ても同様です。
シラーはピジャージュ、カベソー・メルローはルモンタージュするとか、
熟成はドメーヌ・デュジャックのお古の樽で12ヶ月とかは書いてるんですが。


ドメーヌはマルセイユの西に車で小1時間のナン・レ・パンにあります。
Triennes02
幹線道路(D560号線)に面したポツンと一軒家状態ですが、
背後に広大な畑が広がっています。


ざっくり、フランス内でのプロヴァンス(Provence)の位置関係を見ます。
Bugey_fr01
西側は南部ローヌと密接な位置関係になってますね。

プロヴァンス拡大。トリエンヌの場所も示しました。
Triennes03
「南仏プロヴァンス」というと、リュベロン地方の素朴な村々を想像しますが、
実はワイン生産地域で言うとローヌの範疇になってるんですよね。

昔、南仏プロヴァンスのイメージを求めてリュベロン地方の村々を訪問。
その時撮った写真です。プロヴァンス~っとロゼばっか飲んでました。(笑)
Triennes04
この辺りはアヴィニヨンを中心としたヴォークリューズ(Vaucluse)県で、
広域ではIGP Vaucluseという括りになります。(2009年まではVin de Pays)


ちょっと脱線したので、ナン・レ・パンのトリエンヌに話を戻します。
これはGoogle Mapに上がっていたトリエンヌの畑の写真です。
Triennes01
テロワールを感じる、なんとも素晴らしいショットなので貼っておきます。(笑)


エチケット平面化画像。イノシシがシンボルのようです。
IMG_2003
ユーロリーフ取得のビオワインですね。
ところで、このインポーターの裏ラベル、最初にカベソーが書いてます。
ネット上インポーターサイトですら、すべてシラーが先に書いてます。
なんかややこしいことしてくれますね。(笑)


さて、抜栓。
IMG_2152
キャップのイノシシちゃん含めいい感じです。

コルク平面化。
IMG_2153
ミレジムはちゃんと横に打ってありました。上出来。

Alc.13.5%。
ガーネット。涙は粘性あり。
IMG_2154

ブラックベリー、プラム。
かすかにブレタノマイセス感。
辛口アタック。
酸味もかなりあるんですが、
いいアクセントと思っておきましょう。
そこそこの構造感のある味です。
喉越しでタンニン性の重みが出てきて欲しい気がしたんですが、
酸のお陰か、あくまでフルーティな印象。

酸がもう少しこなれれば、余韻ももっと楽しめるんですけどね。
ビッグネームが作るワインにしてはちょっと惜しい…。


*****


Domaine de Triennes
Saint-Auguste 2014
Cabernet-Sauvignon/Syrah/Merlot
RRWポイント 89点


Triennes Rosé 2017 IGP Méditerranée

プロヴァンスからのロゼです。
というか、プロヴァンスと言えばロゼです。
にもいただいたトリエンヌです。
ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイスと、
ロマネ・コンティのオベール・ド・ヴィレーヌが、
南仏プロヴァンスに1989年に立ち上げたワイナリーでしたね。


IMG_6396


公式ページのトップページはロゼの写真です。
やはりプロヴァンスではロゼ推しなんでしょうかね。
ワインの詳細情報は乏しく、セパージュも、
「主にサンソーで、グルナッシュ、シラー、メルローをブレンド」
となってるだけで比率不明。

サンソー(Cinsault)はフランス南部(プロヴァンスかラングドック)が原産で、
黒ブドウですが、混醸するか、これみたいにロゼにするのも多いようですね。


エチケット平面化画像。
IMG_6186


ドメーヌの場所は、プロヴァンスのナン・レ・パンでしたね。
Trie01
IGP Méditerranée(地中海)はこの辺り一帯、コルシカ島まで含みます。
ドメーヌ訪問は前回やってますので、そちらをご参照ください。

さて、スクリュー回転。
Alc.12.5%。
透明に薄っすらピンク色。
シトラスの柑橘系、花梨、蜜のような甘香です。
辛口アタック、酸の中に果実味が見つかります。
さっぱりしてて、やはりほぼ白として楽しめます。

夏の午後にいいって公式ページに書いてました。
その通り。


*****


Domaine de Triennes
Rosé 2017 IGP Méditerranée
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Louis Latour Domaine de Valmoissine Pinot Noir 2014

近所のスーパーでルイ・ラトゥールを発見。
以前飲んだのはAOCブルゴーニュなのですが、
これがかなりおいしかったので、つい目に留まりました。
ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン?


IMG_5821
とてもお手頃価格だったので、AOCブルゴーニュより下なのでしょうか。

まずは、ルイ・ラトゥールの公式ページで調べましょうか。
メゾン・ルイ・ラトゥールの下にたくさんのドメーヌを持ってますね。
その内のプロヴァンスにあるのがドメーヌ・ド・ヴァルモワシン。
しかし、既存のドメーヌを買収したのではなく、
プロヴァンスでピノ・ノワールを栽培するプロジェクトを始め、
誰も過去ブドウ畑にしてなかった土地を選定し、自ら切り開き、
1989年にやっとドメーヌにし、ワインづくりを開始したそうですね。
その場所がかつて「ヴァルモワシン」修道院があった場所で、
ドメーヌにその名前をつけたようです。

ここを「Louis Latour Var」と呼んでいるようです。
(プロヴァンスのヴァル県にあるので)
ローヌでは「Louis Latour Ardèche」(アルデシュ県)にて、
シャルドネの栽培にチャレンジしています。
リヨンの北西の「Louis Latour Les Pierres Dorées」でも、
新しくピノ・ノワールをやってると書いてますね。

ルイ・ラトゥールは、
200年以上も続くブルゴーニュを代表するつくり手ですが、
安住の地に甘んじることなく、ブルゴーニュを飛び出し、
いろんな場所に新天地を探すチャレンジ精神にあふれていますね。

さて、まずルイ・ラトゥール・ヴァルを探します。
LouisLatourVar01
地図上はメゾン・ルイ・ラトゥールと登録されています。
たいした建物ではないですが、お天気はプロヴァンスらしい感じ。(笑)

マルセイユから北西に車で1時間20分てな距離です。
そこから畑のある「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン」まで30分。
LouisLatourVar02
Aups(オ)という町の近くです。
位置関係がわかるようエクス・アン・プロヴァンスも一緒に表示。

ここは本当に建物の周りだけブドウ畑。
LouisLatourVar03
もともとブドウ畑ではなかった土地というのがよくわかります。

で、このワインが「IGP Var」でして、ヴァル県全域が対象です。
LouisLatourVar05
黄色のマルがドメーヌ・ド・ヴァルモワシンの場所です。
この畑の場所は「IGP Var - Côteaux du Verdon」も名乗れるようですが、
エチケットにはIGP Varしか書いてませんね。


公式ページのワインの説明はミレジムごとにデータも豊富でいいですね。
畑の土壌は粘土と石灰岩。樹齢は15年。
収穫は手摘みと機械の両方でやってるとか、
伝統的な開放タンクでの発酵をしていることがわかります。
熟成は樽を使わず、ステンレスタンクで10~12ヶ月です。

エチケット平面化画像。
IMG_5784
インポーターはアサヒビールですね。
スーパーで売ってるのはありがたいです。

ブルゴーニュのようにミレジムはネックのシールです。
IMG_5826
別撮りしておきましょう。
ブルゴーニュボトルの撮影は今後の課題ですね。


さて、抜栓。
Alc.13%。
透明感あるルビー。
ラズベリー、イチゴ、チェリー、いい香りです。
酸味から入るアタック。
味わいは充分あるんですが、
酸味がなかなか引かない感じです。
食事に合わせると気にならないので、
うまく合わせると相当楽しめそうです。

安うまブルゴーニュをプロヴァンスで実現するとは。
ルイ・ラトゥールは上手ですね。


*****


Louis Latour Domaine de Valmoissine Pinot Noir 2014
RRWポイント 88点


Domaine Tempier Bandol 2014 Cuvée Classique

南仏プロヴァンスの村々を旅行したのはもう20年も前です。
ワインもメニューにあったロゼばかり飲んでいた気がします。
でも、プロヴァンスには有名な赤もあるんですよね。
そして、ブドウ品種はムールヴェードル(Mourvèdre)主体です。


IMG_5756


南仏プロヴァンスで赤と言えばAOCバンドールです。
ブレンド用によく使われるムールヴェードル種が50%以上に規定されています。
スペイン原産でスペイン語でモナストレルと言われるムールヴェードル。
スペイン以外ではアメリカやオーストラリア(マタローと呼ばれる)でも、
これを主体にワインを作っているようですが、
やはりプロヴァンス、バンドールのを試してみたいと思っていました。

さて、このドメーヌ・タンピエですが、
バンドールの作り手として評価が高くプロヴァンスのトップクラスらしいです。
今日のワインも、2006年物にパーカーおじさんが93点をつけています。

公式ページはなかなか充実しています。
このバンドールの赤のセパージュは以下の通り。
・ムールヴェードル 70~75%
・グルナッシュ 14~16%
・サンソー 8~9%
・カリニャン 2~3%
幅があるのは多分ミレジムごとのバラツキでしょう。
いずれにしても、がっつりムールヴェードルの味というものに触れられそうです。
樽熟はオークの大樽で18~20か月だそうで。

Google Mapで訪問すると、珍しく敷地内まで入れました。
Bandol03
すぐ横に畑もありますね。

公式ページには写真がたくさん上げてあってうれしいですね。
Bandol01
プロヴァンスらしい畑の写真です。

場所を確認しましょう。
Bandol04
マルセイユから車で40分ぐらいの海岸沿いにバンドールの町があります。
コートダジュールですからきれいなところですよ。
そこから内陸に広がった赤マルのあたりがAOCバンドールです。
黄マルがドメーヌ・タンピエです。


エチケット平面化画像です。
IMG_5748

裏ラベルはオリジナルなく、インポーターのこれのみ。
IMG_5750
リーファー輸送が確認できてホッとします。


さて、抜栓。
Alc.14%。
濃い赤紫色。
黒ベリーですね。
樽香かヌルッとカルメネールのような野菜香も。
ローヌのシラーっぽいワイルドな感じがします。
香り自体は多い目です。
ちょっとチョコっぽいかも。
甘めのアタックかと思えば、
すぐ収斂性のあるタンニンが来て辛口とわかります。
フルボディ感のインパクトで隠れがちですが、
味の骨格はしっかりしていますね。
タンニンを引きずる余韻ですが、長くて悪くないです。


*****


Domaine Tempier Bandol 2014 Cuvée Classique
RRWポイント 88点


M de Minuty Rosé Côtes de Provence 2016

フランスって日常的にかなりロゼが幅を利かせています。
庶民はお高いボルドーだの、ブルゴーニュだのと言ってません。
ファミレスのようなところへいくと妙にロゼが多かったりします。
そんなことを考えながら、プロヴァンスのロゼを探しました。
ラタトゥイユといっしょにワインをいただいた、
それこそ若かりし頃の南仏プロヴァンスの旅を思い出しながら…。


IMG_4533


コカ・コーラのようなくびれたお洒落ボトルですね。
エチケットもかっこいいデザインです。
輸入者のサッポロのサイトによると、シャトー・ミュニティという生産者で、
「コート・ド・プロヴァンスで23しかないクリュ・クラッセの一つに選定された
プロヴァンスワインの名門。高級ロゼワインの草分け的存在。」
だそうです。
本家サイトもお洒落な感じです。
もうちょっとベタなプロヴァンス・ロゼでもよかったんですがね。

品種は、グルナッシュ、サンソー、シラーのブレンドです。
また写真に白ブドウを並べてしまいましたが、
これらの品種はみんな黒ブドウです。(笑)
ロゼは白と同じく80点満点のWWWポイントをつけることにしたので、
今後もこんな感じでいきます。
バックの写真も新導入、ラインガウのリースリング畑です。

とにかく、サクッといただきましょう。Alc.13%。
この前のロワールのロゼと同じくらいの色の濃さです。
色調もタマネギ・ピンクで似た感じ。
プロヴァンスはもっと薄い色というイメージなんですが。
白ワイン然とした香りです。マーマレード。
辛口はいいのですが、味わいは乏しく水くさい気がします。
後味に苦みがかすかに残ります。
まあ、プロヴァンスのロゼに過度の期待はしていませんが、
それなりのお味です。ある意味期待通り。(笑)
風月の焼きそばとマリアージュしてスルスルいけました。


*****


M de Minuty Rosé Côtes de Provence 2016
WWWポイント 74点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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