やまやの店頭で大量のPOPと共にイチオシしてあったので思わず手に取ってしまいました(笑)。まあ、とってもお手頃なのでおいしければ儲けモンという感じですが。サウス・オーストラリア州(南オーストラリア州)のリバーランド(Riverland)というリージョンのワインはお初なので産地もおさらいしておきましょう。
やまやのサイトの情報ですと、1963年にジャクソン夫妻がマレー川沿いのリバーランドのエリアの高台の土地を購入しブドウ栽培を始めたのが最初としていますが、公式ページにはそこらへんの謂れが詳しく書かれていません。どうやら、Accolade Wines(アコレード・ワインズ)というオーストラリア最大、かつ世界最大級のワイン会社に買収されてその傘下になっているからのようです。おなじみの Hardys や Grant Burge もアコレードの傘下です。
これがやまやのPOP。ネックにプレゼントキャンペーン告知まであります。
しかし、800円はお安い(笑)。
公式ページはカッコいいのがありますが、内容は最小限です。
ワイン紹介ページもあったんですが、ほぼ情報ゼロ。大手に買収されたワイナリーのHP、内容薄くなりがち。あるあるです。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 90.6%
・シラー 9.4%
セパージュ情報はやまやのHPから。ヴィーガン認証を取ってますし、環境への配慮がこのワイナリーの売りのようです。
リバーランドというリージョンは名前の通りマレー川(Murray)流域になります。
バンロック・ステーションへ行ってみましたが、ストビュー(2008年)ではまだ建設前なのかうまく到達できなかったので上空写真でお茶を濁します。なかなかお洒落なセラードアがあってテイスティングの訪問を受けています。
サウス・オーストラリア州の産地の地図でリバーランドの場所を探してみてください。
見つかりましたか? バロッサの東側、このあたりがマレー川の流域になります。
リバーランドは東側をニュー・サウス・ウェールズ州とヴィクトリア州に接しています。
マレー川が両州の州境になっているため、リバーランド(Riverland)へつながるその流域がマレー・ダーリング(Murray Darling)という産地になっていて、ニュー・サウス・ウェールズ州側とヴィクトリア州側の両側にまたがっています。
この地図ですと、川と産地の関係がわかりやすいですかね。
マレー川(Murray)は、グレート・ディヴァイディング山脈/大ジバイジング山脈(Great Dividing Range)を水源に、ニュー・サウス・ウェールズ州とヴィクトリア州の州境になりながら西へ流れ、サウス・オーストラリア州に入ると、リバーランドの産地を抜けた後南下し、アデレード南方のアレクサンドリナ湖から南極海に注ぎ込む、オーストラリア最長の川です。途中、ダーリング川(Darling)と合流するのでマレー・ダーリング(Murray Darling)という産地名になるのがわかると思います。とにかく、リバーランドもマレー・ダーリングも同じ川の流域なので素性も似てるとは思うんですが、行政区分(州境)をまたがるので産地が分断されるというわけですね。
アデレード周辺のいつものGoogle Mapを東に延長して位置関係を確認しましょう。
リバーランドは、ロワー・マレー(Lower Murray)というゾーンの唯一のリージョンです。マレー・ダーリング(Murray Darling)というリージョンは、ニュー・サウス・ウェールズ州側がビッグ・リバーズ(Big Rivers)というゾーンに属し、ヴィクトリア州側がノース・ウェスト・ヴィクトリア(North West Victoria)というゾーンに属するという関係です。
バンロック・ステーションの場所も書き込んでますのでご確認ください。
ラベル平面化画像。
QRコードをスキャンするとバーチャル・ツリーを育てるアプリにつながります。面白いけど、だから何なんだ…という感じ(笑)。
裏ラベルはインポーターシールがこの有り様でした。
さあ、スクリュー回転。
やまやのサイトの情報ですと、1963年にジャクソン夫妻がマレー川沿いのリバーランドのエリアの高台の土地を購入しブドウ栽培を始めたのが最初としていますが、公式ページにはそこらへんの謂れが詳しく書かれていません。どうやら、Accolade Wines(アコレード・ワインズ)というオーストラリア最大、かつ世界最大級のワイン会社に買収されてその傘下になっているからのようです。おなじみの Hardys や Grant Burge もアコレードの傘下です。
これがやまやのPOP。ネックにプレゼントキャンペーン告知まであります。
しかし、800円はお安い(笑)。
公式ページはカッコいいのがありますが、内容は最小限です。
ワイン紹介ページもあったんですが、ほぼ情報ゼロ。大手に買収されたワイナリーのHP、内容薄くなりがち。あるあるです。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 90.6%
・シラー 9.4%
セパージュ情報はやまやのHPから。ヴィーガン認証を取ってますし、環境への配慮がこのワイナリーの売りのようです。
リバーランドというリージョンは名前の通りマレー川(Murray)流域になります。
バンロック・ステーションへ行ってみましたが、ストビュー(2008年)ではまだ建設前なのかうまく到達できなかったので上空写真でお茶を濁します。なかなかお洒落なセラードアがあってテイスティングの訪問を受けています。
サウス・オーストラリア州の産地の地図でリバーランドの場所を探してみてください。
見つかりましたか? バロッサの東側、このあたりがマレー川の流域になります。
リバーランドは東側をニュー・サウス・ウェールズ州とヴィクトリア州に接しています。
マレー川が両州の州境になっているため、リバーランド(Riverland)へつながるその流域がマレー・ダーリング(Murray Darling)という産地になっていて、ニュー・サウス・ウェールズ州側とヴィクトリア州側の両側にまたがっています。
この地図ですと、川と産地の関係がわかりやすいですかね。
マレー川(Murray)は、グレート・ディヴァイディング山脈/大ジバイジング山脈(Great Dividing Range)を水源に、ニュー・サウス・ウェールズ州とヴィクトリア州の州境になりながら西へ流れ、サウス・オーストラリア州に入ると、リバーランドの産地を抜けた後南下し、アデレード南方のアレクサンドリナ湖から南極海に注ぎ込む、オーストラリア最長の川です。途中、ダーリング川(Darling)と合流するのでマレー・ダーリング(Murray Darling)という産地名になるのがわかると思います。とにかく、リバーランドもマレー・ダーリングも同じ川の流域なので素性も似てるとは思うんですが、行政区分(州境)をまたがるので産地が分断されるというわけですね。
アデレード周辺のいつものGoogle Mapを東に延長して位置関係を確認しましょう。
リバーランドは、ロワー・マレー(Lower Murray)というゾーンの唯一のリージョンです。マレー・ダーリング(Murray Darling)というリージョンは、ニュー・サウス・ウェールズ州側がビッグ・リバーズ(Big Rivers)というゾーンに属し、ヴィクトリア州側がノース・ウェスト・ヴィクトリア(North West Victoria)というゾーンに属するという関係です。
バンロック・ステーションの場所も書き込んでますのでご確認ください。
ラベル平面化画像。
QRコードをスキャンするとバーチャル・ツリーを育てるアプリにつながります。面白いけど、だから何なんだ…という感じ(笑)。
裏ラベルはインポーターシールがこの有り様でした。
さあ、スクリュー回転。
Alc.9.5%。
紫がかった薄めのガーネット。
黒ベリー、カシス、チェリー、ジュースっぽい香り。
うっ! 甘口アタックです。
確かに「やや甘口」と説明にありました。
Alc.9.5%ですし、発酵を途中で止めてるんでしょうね。
意図をもって甘口に仕上げてあるのはわかりました。
しかし、甘すぎます。
風味もアルコール入りジュースって感じ。
微発泡的なものも感じましたが、
確かに「やや甘口」と説明にありました。
Alc.9.5%ですし、発酵を途中で止めてるんでしょうね。
意図をもって甘口に仕上げてあるのはわかりました。
しかし、甘すぎます。
風味もアルコール入りジュースって感じ。
微発泡的なものも感じましたが、
甘さ以上の味わいの良さを感じませんでした。残念。
辛口のカベルネ・メルローというのもあったので、
そちらでリベンジをしようか悩むところです(笑)。
辛口のカベルネ・メルローというのもあったので、
そちらでリベンジをしようか悩むところです(笑)。
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Banrock Station
Crimson Cabernet 2021
Riverland South Australia
Crimson Cabernet 2021
Riverland South Australia
RRWポイント | 75点 |
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