Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

RRWポイント:82点

Ch. igai Takaha Ofukuro Beauty 2017 Santa Barbara County

ワイン関連の本を読み漁っていた頃、新刊で発売されたので思わずゲットした、
「幸せになりたければワインを飲みなさい」という本があります。
カリフォルニアワインのおいしさを知り、外資系IT企業を辞め、なんだかんだで(笑)
現在カリフォルニアワインを自らリリースしてるという著者のお話。
それで、この方の出されているシャトー・イガイ・タカハのワインを知りました。
本はまだ読了してませんが(笑)一番お手頃なのをいただいてみようと思います。


IMG_0039
Ch.igai Takahaはラベルにもあるご自身の家紋「丸に違い鷹羽」のことだそうで、
「igai」の「i」の上の点が落っこちて「Ch.」となりChâteauの省略形になるという、
なんとも芸の細かいネーミングです。落ちる点は軌跡を描いてますし。(笑)


公式ページは、日本語です。(笑)

ワイン作りは、主にサンタ・バーバラ近辺のいくつかのワイナリーに依頼してるそうで、
Our Team」として作り手の紹介があります。
シャトー・イガイ・タカハの畑やワイナリーといった実体がない訳で驚きですね。
フラッグシップの「侍」はBrewer-Clifton WineryのGreg Brewer氏が担当という具合。
今日のオフクロ・ビューティーというのは家紋ワインというシリーズで、
Transcendence WineryのKenneth Gummere氏がワインメーカーだそうです。
・バルベーラ 50%
・ドルチェット 50%
というピエモンテの酸味の強い2大品種のブレンドですね。面白い。
オヤジ・ダンディーというのもあって、こちらは何と同じ黒品種を使った白ワインです。
醸造法など詳しいことは不詳。


実体のないワイナリーを訪問できないのですが、依頼された「作り手」を訪問。
IMG_0031
前出のBrewer-CliftonとTranscendenceのワイナリーはこんなところ。
サンタ・バーバラに近いロンポクという町の市街地の中にありました。
今日のワインはSanta Barbara County AVAなのでこの近辺の畑なんでしょう。
ロサンゼルスとサンフランシスコの間の海岸沿いCentral Coastに属します。


ラベル平面化画像。
IMG_0030
最近iPhone SEに変えたので、色味の調整がまだ不慣れでうまくいきません。(笑)


さあ、抜栓。
IMG_0037
見事な無印ですが(笑)コルクはCork Supply社製のテクニカルコルクVincですね。

Alc.14%。
オレンジがかったクリアなルビー。
IMG_0038

プラム、プルーン、ドライフルーツ…。
すでに酸味が香りに出てる感じがします。
やはり、酸味乗った辛口アタックです。
ピエモンテでもここまで酸なバルベーラは珍しいんじゃ?って感じ。
味の深みがあるのはわかるんですが、
レモンのタブレットが舌の上に置いてあるがごとしの酸にマスクされ、
そこまで到達できないという印象。(笑)
食事に合わせれば何とかなるかなと思いましたが、
その食事(ハンバーグでした)を邪魔するくらいの鋭角の酸…。
これは手ごわいです。


*****


Ch. Igai Takaha
Ofukuro Beauty 2017
Santa Barbara County
RRWポイント 82点


Comté d'Aquitaine Bergerac Merlot 2016

南西地方に分類されますが、ボルドー右岸に隣接したベルジュラック。
品種もスタイルもボルドーに似ていて、お手頃にボルドー風が楽しめます。
今日のこれ、やまやの店頭で発見ですが、お値段なんと680円+税です。(笑)


IMG_2124
ボルドーを訪れた去りし日、なぜか電車でドルドーニュ川沿いを移動、
その名もベルジュラックという町で夕食取って一泊しました。
フォアグラの元が闊歩するのどかな田舎で、夕食もフォアグラ三昧でした。
それに合わせるベルジュラックのワイン、味は覚えてないけど満足でした。


公式ページはこれ。ボルドーの大手ネゴシアン、ジネステ社が売ってるワインでした。

まあ、仕方ないですが、今日のワインは見当たらず。(笑)

ジネステ社はフランス有数のワイングループ、Groupe Taillanの傘下です。

こういうお安く、大量に売られるワインも、おいしけりゃオールOKなんですが…。


・メルロー 100%
以外何にも情報ないので、ワイナリー訪問はできません。
AOC Bergeracですから、ベルジュラック周辺で作ってるんでしょう。
そのAOC Bergeracの範囲をいつもの地図で確認します。
Vins _du_Sud-Ouest
ドルドーニュ川沿いに他にもAOCがありますが、ベルジュラックは広範囲。

全く無関係ですが、昔ベルジュラックで撮った写真を貼っておきます。
Bergerac01
シラノ・ド・ベルジュラックのお話が有名な町ですから、ル・シラノ。
Google Mapで探しましたが、このレストラン今は見当たりません。


ところで、このワイン名「Comté d'Aquitaine」ですが、アキテーヌ郡という意味。
その昔、ボルドーが中心のアキテーヌというひとつの地域圏でした。(以下の5県)
Aquitaine01
イングランド王家が所有したり、百年戦争でフランスが奪還したりと、
なんだかんだあったところで、ボルドーの歴史で勉強したような気が…。
とにかくこのワイン、ベルジュラックながら、ボルドーも含めた、
広域の名前を名乗ることで箔をつけようとしてる感じですかね。(笑)

フランス語の綴りもわかるように以下の地図も貼っておきます。
Aquitaine02


エチケット平面化画像。
IMG_2116
Gilbert & Gaillardの金メダル取ってますね。


さあ、抜栓。
IMG_2121
集成コルクはしかたないですが、キャップシールの装飾は立派ですね。

汎用コルクですが一応平面化しておきます。
IMG_2122

Alc.13%。
ガーネット。
IMG_2123

カシス、プラム、黒糖風味もあります。
水臭い辛口アタック。(笑)
酸味もかなり。
味の芯はかろうじて見つかりましたが、
余韻の導入部分で酸が再度主張してきます。
なんとか楽しもうとはするんですが、
やはり値段なりのクオリティと言わざるを得ませんね。
なんだかんだでスルスル飲んでしまったんですが。(笑)


*****


Comte d’Aquitaine
Bergerac Merlot 2016
RRWポイント 82点


Château Le Puy Emilien 2014

400年の歴史を持つシャトー・ル・ピュイです。
アモロー家が13代に渡り所有、ずっとビオディナミなんですって。
少量ですがカルメネールをブレンドしてるので気になってました。
台北空港の免税で見つけたので思わずゲット。


IMG_8932
う~ん、由緒正しいと言うか、古臭いデザインです。(笑)
漫画「神の雫」21巻で登場したそうです。


公式ページは日本語表示可能。変な日本語ですが。(笑)
ワインはミレジムごとのページはあるんですが、大した情報なし。
2014年のブレンド比もわからないので作付けを記します。
・メルロ 85%
・カベルネ・フラン 14%
・カルメネール 1%
1%ですが、カルメネールが入ってそうですね。
熟成は大樽とバリック(ユーズド)混合で24ヶ月だそうです。


さあ、シャトー訪問の前にエチケット平面化画像を確認。
LePuy01
AOCフラン・コート・ド・ボルドーです。前にも同じところのありましたね。
このAOCは公式サイトがあり、情報が豊富で助かります。
フラン(Franc)、タヤック(Tayac)、サン・シバール(Saint Cibard)の
三つのコミューンにまたがっています。

ル・ピュイはサン・シバール村にありました。(ピュイゲローも同じ村です。)
LePuy01
Google Mapのストリートビューの変化を見ていると、
この新しい門と塀は2010年以降にリニューアルしたことがわかります。
まとまったお金が手に入ったんでしょうか、
ちょうど「神の雫」で紹介されて人気が出た頃と符合します。(笑)


AOCフラン・コート・ド・ボルドーは赤も、白も、甘口白も作られます。
赤はメルローが50~60%と大多数。残りはカベフラとカベソーです。
白はセミヨンが60%。あとはミュスカデルとソーヴィニヨン・ブランです。
さあ、気合を入れてボルドー右岸のAOCの位置関係を見ていきます。
LePuy03
こういうことなんですが、やはりネットで拾った地図だと頭に入りません。

やはり、横着をしてはいけません。恒例のGoogle Mapに書き込みを断行します。
LePuy02
結構大変なんですが、何回かこんな地図を作っていると、
そらでAOCの地図が書けるようになります。(笑)


さて、抜栓です。
IMG_8983
カッコいいけど開けにくいロウキャップです。

コルク平面化撮影もしておきましょう。
IMG_8930
しっかり横と両端にミレジム入った上等仕様です。(笑)

Alc.13%。
濃いガーネット。
IMG_8931

黒ベリー弱めです。
微かに黒糖の香りとブレタノマイセス? っぽい何かが…。
熟成樽香の木の香りと混ざって判別難しいです。
辛口ながら、味薄めの予感をさせるアタックです。
やはり味の厚みが弱いですね。よって酸が目立ちます。
メルローらしいと言えばそんな感じ。
タンニンもこなれてない風情です。

う~ん、結局、欠陥か何らかの変質の疑いありです。
台湾の免税だからなぁ。(リーファーコンテナじゃないのかな?)
ん?待てよ。これが400年続いたビオディナミの味か?(笑)


*****


Château Le Puy Emilien 2014
RRWポイント 82点


Barone Sergio / Sergio 2010 Eloro DOC Nero d’Avola

今夜はシアトルのダウンタウンにいます。
ワインが飲めそうなイタリアンを探しました。
バイ・ザ・グラスの中から久しぶりのネロ・ダーヴォラをチョイス。
見かけはよさげですが、はてさて?


IMG_6984
当然ながらシチリア島の作り手、バローネ・セルジオというところ。

公式ページはなかなかカッコいいです。
DOC Eloro Nero d'Avolaで、ネロ・ダーヴォラが90%以上という規定です。
が、今日のは100%ネロ・ダーヴォラだそうで。
樽熟はなく、ボトルで4~6ヶ月とあっさりめです。

ワイナリー訪問。地図に示したようにシチリア島の南端にあるようです。
sergio01
この門の奥に建物が見えますかね?例によってこれ以上入れず。


高級ではないですが、なかなか雰囲気のいいお店でした。
IMG_6991
1月も半ばですがクリスマスのイルミネーションがあちこちに。


オーソドックスなボロネーゼのパスタで合わせました。
IMG_6988
さすがアメリカ、「最高においしい!」とはなりませんでした。(笑)


ラベル平面化はせず直撮影しています。
Sergio01
パノラマ撮影の感度が悪く、暗いとうまく撮れないからです。


さて、いただきますよ。
Alc.14%。
暗くて色味がわかりません。黒い…。
黒ベリーは弱めです。
かすかに馬小屋臭?出たか、ブレタノマイセス?
酸味がきついアタックです。
個性なのか保存状態なのか微妙。
ボロネーゼに合わせると飲めなくもないんですが。
酸の奥にうま味はあるはわかるので。

グラスにオリがありました。
抜栓後、長期保存後の最後の1杯でしょうか?
欠陥臭は保存状態から来てるかもですね。
パスタ20ドル、グラス13ドルですから痛くはないですが、
なんとなく残念です。


*****


Barone Sergio
Sergio 2010 Eloro DOC Nero d’Avola
RRWポイント 82点


Domaine Gauby Calcinaires Rouge 2015 Côtes Catalanes IGP

「おうち飲みワイン100本勝負」でおすすめしてあった作り手です。
トップキュヴェのムンタダがあのル・パンを打ち負かしたとかで、
南仏ルシヨンのスーパースターなんだそうですね。はてさて。


IMG_6734
ムンタダなるものは1万円ほどしますが、これはお手頃。


公式ページはトップページのみの悲しいタイプ。情報がさっぱりです。
セパージュをショップサイトで調べますが、サイトによってまちまち。
たぶんこうです。
・シラー 50%
・ムールヴェードル 25%
・グルナッシュ 15%
・カリニャン 10%

「IGP Côtes Catalanes」、いわゆる「Vin de Pays」ですね。
ドメーヌ・ゴビーとIGP コート・カタラーヌがわかる地図作成。
Gauby02
スペイン国境も近いペルピニャンの町、いわゆるルシヨンがこのIGP。
ゴビー自体は「Côtes-du-Roussillon-Villages」にあります。
行政区分で言うとカルス(Calce)という町です。

さて、ゴビーを訪問。
Gauby01
これ以上進めませんが、ワイナリーと畑の雰囲気はわかりますね。

エチケット平面化画像。
IMG_6214
あまりセンスのいいデザインではないです。


さて、抜栓。
むむ。
コルク裏に酒石のような結晶がスゴイです。
オリも結構ありそうです。
Alc.13%。
濃いルビー、若干クリア、紫がかり。
カシス、チェリー、と思っていると、なんだこの臭いは?
馬小屋臭、いわゆるブレタノマイセス由来の香りですね。
ちょっとこれは鼻につきます。欠陥臭とも言えますね。
薄っぺらアタックです。
酸味と、パレットに張り付くよろしくないタンニンもあります。
ちょっと褒められない味わいです。
余韻もその酸とタンニンの嫌味が残ります。

がんばって飲みきることができましたが、
ちょっと残念な結果でした。


*****


Domaine Gauby
Les Calcinaires Rouge 2015
Côtes Catalanes IGP
RRWポイント 82点


Yvon Mau Merlot 2016 Vin de Pays de l'Aude

前から書こうかどうしようか迷っていたワインです。
JALの国際線エコノミークラスの赤ワイン。
プラスチックのミニボトルで供されるアレです。


IMG_5614


取り立てておいしいわけでもなく、
ワインがないよりましということでいただいているのですが、
よく飲む機会があるんなら少しは調べておこうかということです。

生産者は「イヴォン・モー」。
公式ページを見ると手広くやってるネゴシアンって感じです。
本拠地はボルドーから南東へ車で1時間、ガロンヌ川沿いにあります。

ストビューで行ってみると大きなワイン工場風情。
Yvon01
大きなタンクもあり自社ワインも作っていそうです。

しかしながら、
このJALのワインはIGPペイ・ド・ロード(Vin de Pays de l'Aude)です。
ラングドック・ルシヨンのIGPペイ・ドック(Pays d'Oc)より少し狭い範囲で、
下の地図に示すオード県(Aude)とだいたい重なるようですね。
Yvon02
AOCのリムーやらコルビエールなんかと同じ地域ですね。


そのお味の感想を書いておきます。
エチケットは違いますが、
公式サイトの似たようなのを見ると、
メルロー100%のようですね。
Alc.12.5%。
ルビーでしょう。暗くてよく見えませんが。(笑)
香りほとんど感じず。
黒ベリーでしょうね。
酸味・タンニンが力を合わせて苦味っぽい味を作ってます。
薄っぺらさを隠すような味づくりなのかもしれません。
まあ、なんとか飲める味です。
喉越しでアルコール分が熱いですが、
余韻というほどのシロモノではないです。

無理してフランスワインにせず、
チリワインでも置いていただいた方がいいかと。


*****


Yvon Mau Merlot 2016
Vin de Pays de l'Aude IGP
RRWポイント 82点


Montevertine Pian del Ciampolo 2014

DOCGキヤンティ・クラシコにある生産者ですが、
そんな枠にとらわれず、サンジョヴェーゼだけにこだわった、
IGTトスカーナのワインを作っているモンテヴェルティーネ。
フラッグシップは「レ・ペルゴーレ・トルテ」ですが、
例によって結構なお値段です。(笑)
それではと、サードラベルの「ピアン・デル・チャンポロ」をお試し。


IMG_5038


公式ページはまあまあ充実した内容ですが、
ヴィンテージ毎のデータまではありません。

「レ・ペルゴーレ・トルテ」はサンジョヴェーゼ100%ですが、
セカンドラベルの「モンテヴェルティーネ」と、
サードラベルの「ピアン・デル・チャンポロ」は若干のブレンドです。

・サンジョヴェーゼ 90%
・カナイオーロ/コロリーノ 10%
という感じです。

あと樽熟もわかりやすく差別化されています。

・レ・ペルゴーレ・トルテ 
  ・・・スラヴォニアン・オークの大樽で12ヶ月+仏樽で12ヶ月
・モンテヴェルティーネ
  ・・・スラヴォニアン・オークの大樽のみで24ヶ月
・ピアン・デル・チャンポロ
  ・・・スラヴォニアン・オークの大樽のみで12ヶ月

また、ワインの紹介ページなのに、
エクストラバージン・オリーブオイルも載っているのが面白いです。


ラベルを平面画像化して貼っておきます。
IMG_5018
ちょっとズレがありますが、ご容赦を。
この撮影方法、ラベル剥がさなくていいので楽です。


裏ラベルはオリジナルのものがなく、
IMG_5016
インポーターのラベルだけが申し訳程度に貼ってあります。
リーファー輸送したことはわかりますね。


テイスティング前のワイナリー訪問です。
公式ページからGoogle Mapにリンクが張られていて助かります。

が、しかし、ストリート・ビューはこれ以上近づけません。
Montevertine01

よってGoogle Mapにアップされていた写真を拝借。
Montevertine022
なんともいい雰囲気。これがキヤンティか~。

位置的にはフィレンツェの南東へ車で1時間20分てな感じです。
Montevertine02


さて、抜栓。 Alc.12.5%。
濃すぎないルビー。
酸味を感じさせるの赤ベリー香り。
香り自体は弱めです。
アタックがやはり酸味がち。
味わいがないわけではないですが、
酸味に打ち消され楽しめないレベルです。
一応リーファー輸送してるはずが変質してる?
と、正直少し疑うレベルです。
酸味を避けて味を探すと、あるんですが…
サンジョヴェーゼの限界かな~。
サードラベルだからなかな~。
もう数年寝かすべきかな~。
など、いろいろ原因を考えますが釈然とせず。

そうそう。
変なふわふわした紙クズが溶けたようなオリがあり、
茶こしで取り除きましたが、こんなの初めてです。
かなり気持ち悪いので大幅減点。


*****


Montevertine Pian del Ciampolo 2014
RRWポイント 82点


サッポロ グランポレール 北海道 ツヴァイゲルトレーベ 2015

ブラタモリでやっていた「田園調布」の回の影響で、
なぜか田園調布をブラブラ。
駅横のスーパーでこのワインをゲット。


IMG_4610


しかし、びっくりしたのが、
田園調布のスーパーでは、すごいワインが売ってました。
ラトゥール、ラフィット、ムートン、マルゴー、オーパスワンも。
やはり日本を代表する高級住宅街、タダモノじゃないです。
こんなものサクッとスーパーで買うんですね。

IMG_4605


ぼくは、同じスーパーですが、1600円のこれをゲット。(笑)
以前飲んだオーストリアワインの品種です。


IMG_4611


オーストリア原産の品種、ツヴァイゲルト(レーベ)ですが、
なぜか日本じゃ北海道でよく栽培されているようで、よく見かけます。
さほどおいしい品種とは思いませんでしたが、
日本版と本家との味の違いなど気になりますね。

抜栓。Alc.13%はオーストリアもそうでした。
若干透けるルビー。
赤ベリー、プラム、あずきの香りです。
アタックで、酸い独特のハーブ感があります。
タンニンは丸みありますが隠れています。
かなり軽めですが、Alc.13%でボディーもそこそこあります。
余韻はタンニンも少々感じますが酸味がち。
確かにオーストリアと同じような味です。

すき焼きといっしょにいただきましたが割と合います。
そうか、ジンギスカンだともっと合うんだ!(笑)


*****


サッポロ グランポレール 北海道 ツヴァイゲルトレーベ 2015
RRWポイント 82点


Domaine Lelièvre Pinot Noir AOC Côtes de Toul 2015

漫画「ソムリエ」の主人公、佐竹城が探し求めたワイン。
フランス人の義母が幼いころに飲ませてくれた思い出の味を求めて、
漫画の解説に従い、アルザスの赤を前回いただきましたが、
栽培北限のピノがドイツワインよろしく激ウマなわけもなく撃沈。
それじゃあと、漫画のストーリーに従い、ロレーヌ産の赤を試します。


IMG_4554


ロレーヌ(Lorraine)は、フランス北東部、
ドイツおよびルクセンブルクと国境を接する地方で、
アルザス同様、ドイツと領有についてややこしかったところです。

1998年に「Côtes de Toul」がAOCになっていますが、
隣接するアルザスと文化・歴史的にもいっしょに語られますので、
本日の1本はアルザスのカテゴリーに入れておきます。

さて、この「ドメーヌ・ルリエーヴル」ですが、
ロレーヌではメジャーな作り手のようで、
公式ページも英語表示はできませんが、よくできています。
フランス語で野ウサギを「Lièvre」というので、
ドメーヌ名の「Lelièvre」を「Le Lièvre」とかけて、
エチケットはウサギの絵があしらわれています。

エチケットの元のイラストはこれのようですね。
LeLievere
うさぎがブドウを収穫している絵だったんですね。


例によってGoogleでワイナリー訪問。
LeLieve
遠巻きなのは、これ以上近づくと曇るのです。(笑)
ご存知の方はいると思いますが、
ストリートビューは地点によって撮影年月日が違うことがあります。
これは2010年の画像ですが、一歩近づくと2006年のものになります。
やはり、晴れてる画像の方が気持ちいいですからね。

さて、
このワイナリーのあるリュセ(Lucey)の町の位置を確認しておきます。
LeLieveM
ナンシーまで車で30分、メッスまで1時間、
ストラスブールまで2時間という感じですね。
画像には入り切りませんでしたが、
高速で南下すれば、これまた2時間でディジョンにつきます。


公式ページの情報では、ピノ・ノワール100%。
(このAOCの赤はピノしか認められていませんので。)
栽培北限の地方らしく南向きの斜面に植樹されたピノ・ノワールを手摘み、
10日間の低温マセレーションの後、ステンレスタンクで発酵を実施。
引き続きステンレスタンクでマロラクティック発酵と熟成を行うとのこと。
樽熟成しないのはこのあたりのスタイルでしょうかね。


IMG_4555


さて、抜栓。短い合成コルクです。
Alc.11.5%とエチケットにありますが、公式ページでは12.1%となっています。
透明感あるルビー。でも薄くはなく、しっかりと色があります。
赤ベリー香にやはりキャンディーを感じます。
酸味がいきなり来る軽い印象の飲み口。
この酸っぱさは後味まで舌に残ります。
タンニンはかすかで、深みもありません。
まさに、この前のアルザスの赤と同じ傾向の味です。
この共通点を、このあたりの地方の個性と考えれば、アリかな?

佐竹城よ、これがあなたが探していた味かい?
RRWポイントは高くはないですが、
思い出の味には点数はつけられませんね。
思い出深いワインのその味に再会したならば、
それは自分にとっては満点でしかありませんから。
自分の探し求めるワインと言うのは、
おそらく決して相対評価できないものでしょうからね。
そんな当たり前のことを改めて気づかせてくれた一本でした。


*****


Domaine Lelièvre Pinot Noir AOC Côtes de Toul 2015
RRWポイント 82点


ワールドプレミアム チリ カルメネール(Viña Maipo Carmenere 2016)

セブンイレブンが「ワールドプレミアム」シリーズなるワインを出しました。
世界6カ国のワイナリーと日本人向けに共同開発したとか。
ボルドー、キヤンティ、ドイツのリースリング、オーストラリアのシラーズ、
サントリーの甲州、そしてこのチリのカルメネールなんだそうで。
コンビニでうまいカルメネールが売っていればうれしいことですが、
ビーニャ・マイポのバリエタルのカルメネールを昔試しましたが、
あんまりおいしくなかった記憶があります…。


IMG_4527


お値段は1,380円。
チリの国旗とワールドプレミアムの金のマークがちょっとカッコ悪いです。
IMG_5603


さて、スクリュー回転。Alc.13.5%。
トップノーズが微かにシーチキン風味。
やばい。これダメなヤツかも。
黒ベリーも香りますが弱いです。
酸味が立つ若い味です。
余韻も凡庸。
バリエタルが陥りがちな安物味ですが、
1,000円代ならもう少しがんばって欲しいなぁ。
途中、青ピーマンを少し感じました。
うん、カルメネールには間違いない。
けど、これを初めて試した人は、
カルメネールを誤解するだろうな~。
ビニャ・マイポ、要注意ですね。


*****


ワールドプレミアム チリ カルメネール
Viña Maipo Carmenere 2016
RRWポイント 82点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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