Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

RRWポイント:90点

Terzetto Barolo 2014

得体の知れない無名バローロDOCGですが、2,000円ほどで売ってました。
過去のバローロバルバレスコの戦歴を見ると無名の方が意外とおいしい。(笑)
バローロDOCGであれば、木樽で18ヶ月、合計38ヶ月の熟成はしてるはずで、
ネッビオーロ100%も相まって、安くても間違いはないような気がします。


IMG_3524
ラベルには作り手の名前が全く書いていません。恥ずかしいのでしょうか?(笑)
ネットで調べると、モンフェラート(Monferrato)エリアにある、アスティ県
モンバルッツォというところの、創業から100年以上続くというスペローネ家。
1975年に本格的にワインづくりをスタート、1982年に新しい設備を導入して、
Tenute Neiratoの名前で元詰めをやっています。高品質に大量に生産することで、
コストパフォーマンスを追求しているそうです。なるほどね。


公式ページは今風でよく出来ていますが…。

今日のバローロは載っていません。Tenute Neiratoの名前も入ってませんからね。
仕方がないので、やはりネット情報に頼ります。
・ネッビオーロ 100%
自社畑は30haを持ちながら、それは取り扱いの10%に過ぎず、買いブドウが50%、
ワインでの購入が40%なんだそうです。
今日のバローロもバローロ地区のどこかの作り手のワインを仕入れてるのかも。
ただし、熟成は大樽で36ヶ月、ボトルで6ヶ月の計42ヶ月もやってるそうで、
バローロとしてはしっかりしたもののようです。


作り手訪問。カサロットというごく小さい集落の大部分を占めてます。
Neirano01
正門からは新しい施設が見えませんが、グラビティフローの最新式のようです。

公式ページでも「モンフェラート(Monferrato)の作り手」を強調してたので、
モンフェラート・エリアを含めた地図で位置関係を確認。エリアの真ん中です。
Monferrato01
ランゲのごとく広域のDOCで、ピエモンテ主要品種や国際品種の赤や、
コルテーゼ主体の白など、多様なワインが作られます。エリアとしては、
北がポー川まで、タナロ川周辺と、南がリグーリア州境までです。
1994年にDOC化と、ランゲDOCと同じタイミングでDOCになっています。
ランゲDOCはバローロ、バルバレスコを内包していますね。


ラベル平面化画像。
IMG_3383
「Terzetto」はトリオとか3人組のことです。ネーミングの由来は不明。
裏ラベルはインポーター兼用。Tenute Neirato とは全然書いていません…。


さあ、抜栓。
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合成コルクですが「BAROLO」と書いてあるだけ。
これの繰り返しなので平面化はしません。(笑)

Alc.14%。(pH:4.00、Brix:7.2)
エッジにかけてクリア感があるガーネット。そのエッジは褐変。
IMG_3525

ダークチェリー、ブラックベリー…。
芳ばしい香りがします。
樽香…ブレットではなさそう。
フレッシュな辛口アタック。
少し酸を感じますが味の厚みがあっていいですね。
酸が軽く感じさせるのか、サラッと終わる印象。
喉越しでパレットに張り付く収斂性のタンニンを確認。
余韻はそんなに長くないかな。

かなりおいしく楽しめるんですが、
やはり上等バローロとの差は感じます。(笑)



*****


Terzetto
Barolo 2014
RRWポイント 90点


Weingärtner Stromberg-Zabergäu eG Spätburgunder EPOS Trocken 2018

前にコストコで、ヴュルテンベルクの Trollinger mit Lembergar というを見つけ、
その昔の激マズワインのリベンジをしましたが、その時公式ページを覗いていて、
「結構上等そうなピノ・ノワールも作ってるんだな~」と気にはなってました。
やっぱりですが、そのピノ・ノワール、コストコで発見してしまいました。(笑)
これはもう「試さないという選択肢はないやろ?」ということで早速ゲットです。


IMG_3444
ドイツあるあるですが、作り手は協同組合です。もともと2つの協同組合、
Weingärtner BrackenheimとStromberkeller Bönnigheimが2012年に合併してできました。
約750haの畑だそうで、ヴュルテンベルクでは3番目に大きいということです。


公式ページは盛沢山ですが、ドイツ語オンリー。ワイン情報はショップサイト。

ドイツ語オンリーのショップサイトで今日の情報を見てみます。
・シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) 100%
Spätburgunder は Pinot Noir のドイツ語で「Spät=遅い、 Burgunder=ブルゴーニュの
(ぶどう)」という意味なのでドイツでは晩熟品種という認識のようです。
木製の大樽で熟成するとは書いてますが、樽の種類や期間は不明でした。


作り手訪問。大手協同組合ですから、建物も立派できれい。
Wurttenberg00
シュトゥットガルトの北、車で1時間のブラッケンハイムという町にあります。

ドイツはあまりストビューがなくマップに投稿されてた写真を貼りましたが、
公式ページのギャラリーコーナーにとてもいい写真がありました。(笑)
Wurttenberg05
きれいすぎますね。本当に同じ場所かな?


ドイツの(13ある)生産地としてのヴュルテンベルク(Württemberg)はここ。
Wurttenberg03
今日の作り手のあるブラッケンハイムの位置も赤四角で書き込んでみました。
バーデンやフランケンに隣接してるのはわかりますが、ざっくりした地図ですね。

また、ヴュルテンベルクには大きく4つのベライヒ(Bereich)があります。
Kocher-Jagst-Tauber(コッハー・ヤークスト・タオバー )
Remstal-Stuttgart(レムシュタール・シュトゥットガルト)
Württembergisch-Unterland(ヴュルテンベルギッシュ・ウンターラント )
Oberer Neckar(オーベラー・ネッカル )

それがわかる地図がこれです。
Wurttenberg02
地図外ですが、少し離れたボーデン湖畔にも飛び地のベライヒがもう2つあります。
湖の北岸東側で Württembergischer Bodensee(Nonnenhorn、Wasserburg、Lindau)と
Bayerischer Bodensee(Kressbronn周辺)といいます。ボーデン湖周辺はややこしい…。

詳しくていい地図でしたが、まだ少し実感が湧きませんね。
え~い、やっぱり、Google Mapに転記しますよ。(笑)
Wurttenberg01
今日の作り手(協同組合)は、ヴュルテンベルギッシュ・ウンターラント
(Württembergisch-Unterland)のベライヒにあるということです。

ヴュルテンベルクは、バーデンの近くでもあり、ドイツでは黒ブドウの比率が高いです。
バーデンは全体の4割が黒ブドウで、そのほとんどがピノ・ノワール(全体の34%)ですが、
ヴュルテンベルクは全体の7割が黒ブドウと、黒品種の比率がさらに多いものの、
全品種の内34%がトロリンガーとレンベルガーで、ピノ・ノワールは12%にとどまります。
やはり、ヴュルテンベルクの主力は Trollinger mit Lembergar なんですね。(笑)
そういう意味では、今日のヴュルテンベルクのピノ・ノワールは貴重なのかも。


ラベル平面化画像。
IMG_3140
ラインナップの上位だからでしょうか、洒落たデザインです。

等級的には QbA(Quäitatswein)なのですが「GG」と書いたシールがあります。
Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェクス)とあるように「特級」の意味です。
フランスの Grand Cru にあたるドイツ語ですね。
VDP(ファーデーペー、Verband Deutscher Prädikatsweingüter)の格付けでは、
最上級の特級畑ワイン(グローセ・ラーゲ、Grosse Lage)の内、辛口ワインには、
QbA, Trocken 表記と合わせて Großes Gewächs が名乗れるという理解ですが、
キャップにVDPロゴ(鷲のマーク)もなく、勝手に「GG」を名乗ってる感じです。
こんなのもありなんですかね?(笑)
VDP(ドイツ高品質ワイン醸造家協会)も、会員の作り手に対する独自の認証ですから、
まだまだドイツ内での統一基準というのがなく、勝手が許されるのかもしれませんね。


さあ、抜栓。
IMG_3442
ちょっとコルクが短く、無印です。平面化はしません。(笑)

Alc.13.5%。(pH:4.06、Brix:6.8)
濃い目にしっかり色付いたルビー。
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フランボワーズ、プラム、樽香か芳ばしい佃煮香。
大人しい酸味を乗せた辛口アタックです。
深みと軽さが同居する味わいですね。
苦味的なもの含めた各要素は弱々しいんですが、
バランスだけはバツグンと思われ、
余韻も弱いんですが、ここでもバランスの良さが光ります。
しかしフィニッシュで少し水くさいとも感じるんですよね~。

おいしいですが、ヴュルテンベルクのピノ・ノワール、
ピノの新しい1パターンとも言えそうです。


*****


Weingärtner Stromberg-Zabergäu eG
Spätburgunder EPOS Trocken 2018
Württemberg
RRWポイント 90点


Yalumba The Y Series Shiraz Viognier 2016

スーパーでまたヤルンバを見つけました。シラーズ・ヴィオニエって?
これって北ローヌのコート・ロティ(Côte-Rôtie)を彷彿とさせますよね。
ヤルンバはオーストラリアの老舗ながらヴィオニエへの拘りはすごいです。
ローヌのワインにリスペクトな作り手なんだなぁと思いつつ買い物かごへ。(笑)


IMG_2993
ヤルンバは1849年創業のオーストラリア最古の家族経営ワイナリー。
20年に及ぶヴィオニエ研究の末、1998年にThe Virgilius Viognierをリリース。
一度、これをコンドリューと飲み比べしてみたいななんて思います。
オーストラリアなのでシラーを主にいろいろラインナップしていますが、
ヴィオニエへの拘りからすると、シラーもローヌへのリスペクトがありそうです。
ただ、今日のはYシリーズというお手頃入門レンジですが。(笑)


公式ページはヴィンテージ毎にワイン情報も完備でよく出来ています。

しかし、そのデータシートにはブレンド比の記述がありません。
コート・ロティのようにヴィオニエは数%だと思われますが…困りますね~。
ネットで情報を漁り、唯一見つけたのが日本のサイトで、4%とありました。
・シラーズ 96%
・ヴィオニエ 4%
できるだけ破砕なし、低温発酵、樽は使わない、なんてことは書かれています。

本家ローヌのコート・ロティも最近はヴィオニエを入れないことも多いようなので、
ヴィオニエによるシルキーな質感や芳香が加わったシラーを気軽に楽しめていいですね。


サントリーはヤルンバの専用サイトを作っています。

こういう大手がインポーターだとスーパーなんかで手に入りやすくなりますね。


さて、バロッサ・ヴァレーにあるヤルンバへ行ってみましょう。
Yalumba01
北パラ川沿いのアンガストンという町の近くですが、敷地が広い。
ストビューでは入口までしか行けません。学校の時計台のような建物らしいです。

オーストラリアの産地と共にヤルンバとの位置関係を見ます。
Australia2
アデレードの北東へ車で1時間ほどの距離です。
所有畑はたくさんあるようで、バロッサ・ヴァレー、エデン・ヴァレーの他、
ちょっと離れてクナワラ、ラットンブリーにも畑があるようです。
今日のワインはSouth Australiaなので複数畑の広域からでしょうね。


ラベル平面化画像。横長のおシャレなデザインです。
IMG_2882
裏ラベルはオリジナルではなく、サントリー貼り替えタイプ。


さあ、スクリュー回転。
IMG_2990
YシリーズだけにYのエンボス入り。YalumbaのYかもしれませんが…。

Alc.14%。(pH:3.70、Brix:7.0)
ガーネット。涙は細かいですが数が少ない感じですかね。
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黒ベリー、プラム、黒胡麻、鉛筆の芯。
ヴィオニエというよりはがっつりシラーな感じ。
甘み・酸か迷う味の乗った辛口アタック。
アルコール感はっきりしたフルボディ。
味わいは繊細かつ華やかで、
厚みや複雑味では評せない、
ある種爽やかな味の実体があります。
ヴィオニエの効果なのかな~と勝手に想像。
後半、喉元へのタンニンでシラーらしさも出てきます。
余韻でもいい具合の深み感じ、
やはりシラーはシラーと実感。
なんだかんだで面白いです。


*****


Yalumba
The Y Series
Shiraz Viognier 2016
RRWポイント 90点


Budureasca Vine in Flames Pinot Noir Dry 2018

東欧ルーマニアのピノ・ノワールをいただきますよ。
以前もリアルワインガイド誌旨安大賞のルーマニアのピノを試しましたが、
何とも言えない味が肌に合わなかったのか、あえなく撃沈いたしました。(笑)
そういう意味では今日のワインはそのリベンジとも言えます。


IMG_2930
ブドゥレアスカは、以前試したアンティノリがルーマニアに展開する、
Viile Metamorfosisと同じD.O.C. Dealu Mareという生産地域にあります。
2006年創業と新しいですが、275haの所有畑は地域で最大規模であり、
メタモルフォシスと並ぶ代表的な生産者だそうです。

ルーマニアといえば、チャウシェスク共産党独裁政権が倒れたのが1989年で、
EUに加盟したのも2007年ですから、まだまだこれからの新興の地域ですね。


公式ページはなかなかモダンな感じ。ワイン情報もPDFですが完備。

「Vine in Flames」というシリーズは海外向け専用ブランドだそうです。
・ピノ・ノワール 100%
除梗あり、破砕なしでピノ・ノワールの果実味を出すそうです。
熟成については触れられていません。樽はないんでしょうね。


首都ブカレストから北へ車で1.5時間ほどにブドゥレアスカはあります。
きれいな新しい建物があるはずですが、あれれ、建設中ですね。
Budureasca01
ワイナリー/セラーは2013年完成だそうです。その頃の写真てことですね。

ちょっと広域すぎますが、ヨーロッパ地図にブドゥレアスカの場所を示します。
ブドゥレアスカの周辺がD.O.C. Dealu MareというDOC(原産地統制呼称)です。
DOC=Denumire de Origine Controlata。実はルーマニア語はラテン語系。)
Budureasca02
「ルーマニアのボルドー」なんて紹介もありますが、ボルドーとほぼ同じ緯度です。
北緯45度付近ということになります。


ラベル平面化画像。
IMG_2909
裏には、Vine in Flames(炎の中のブドウの木)の名前のいわれが書かれてます。
その昔、ルーマニアがまだダキアと呼ばれていた頃、ルーマニアのワインは、
その質の良さからすでに有名だったそうで、諸外国の侵略に悩まされていた、
ダキア王ブレビスタは、ブドウ畑が敵の手に渡らぬよう火を放ったという伝説です。
う~ん、それはそれで解決策なんだろうか?(笑)

しかし、そんな大切なメッセージをインポーターシールは丸隠しでした。
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テイスティング・ノートやサーブ温度、URLやコンタクトなども隠れてました。
困りますね~。


さあ、抜栓。
IMG_2924
ネックにはQRコードとホログラムシールがあります。上等ワインっぽいです。

ホログラム認証システムにアクセスするとワイン情報のサイトにつながります。

作り手の詳細もあり優れもの。樽を使っていないのもここで判明しました。

コルク平面化。
IMG_2925
5年耐用のDIAM5。コルク横にはワイナリーのトレードマークのおっさん。

Alc.14%。(pH:3.70、Brix:7.2)
クリアな透明感のルビー。
IMG_2928

ラズベリー、ダークチェリー。
ライトな佃煮香。(笑)
「赤ベリー、赤ベリー」していない香りです。
辛口アタック。
複雑味あるエキゾチックな味わいあり。
酸がごく穏やかなのは好印象です。
ただ、ハツラツさは希薄で、落ち着いた静かな味わい。
これで2018年、樽も使ってないとは不思議な感じ。
余韻では苦味様の後味が残ります。

総じて合格点。独特な味は楽しいです。
一応、リベンジは成功かな?


*****


Budureasca
Vine in Flames
Pinot Noir Dry 2018
D.O.C. Dealu Mare
RRWポイント 90点


Château des Eyssards Mezzo Bergerac Rouge 2016

京阪百貨店のワイン売り場にて、ベルジュラックながら結構いいお値段のを発見。
その場は見送ったのですが、ベルジュラックも見直さないとな~なんて思い、
適当にネットで良さげなのをお取り寄せ。1,408円(税込)なのでとってもお手頃。
後でわかったんですが、お高くて見送ったベルジュラックと同じ作り手。超偶然~。


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シャトー・デ・ゼサールは、現当主はパスカル&ローラン・キュイセ兄弟ですが、
祖父の代1929年に北仏からベルジュラックへ移住、ブドウ畑を得たのが始まり。
父の代に規模拡大し、パスカル&ローラン兄弟が1982年から本格的に参加。
パスカルさんの娘も加わり、家族で作るワインはコスパも高く評価もいいようです。


公式ページはどうやらなさそうです。残念。インポーター情報に頼る前に、
とりあえず、facebookがあったので、ちらちらと覗いていると、
こんな写真がありました。リアル・ワイン・ガイド「2015年旨安ワイン」?
AA
今日のMezzoというワイン、Real Wine Guide誌の安旨大賞受賞だそうで。
うれしかったんでしょうね。(なぜか2018年5月の記事でした。)

これもfacebookからですが、これが見送った方の上等ワイン、Semental。
IMG_2748
ベルジュラックにしては珍しく、メルローではなくカベソー100%だそうで、
完璧な収穫があった時しか作らないそう。見た感じお肉に合いそうです。(笑)
今日のワインがおいしかったら、やっぱり買ってみようかしら…。

とにかく今日のワインの方の情報をインポーターサイトなどで確認しておきます。
・メルロー 80%
・カベフラ 20%
熟成はステンレスタンクと樽を50%づつ併用で、10ヶ月です。
樽は3年落ちを使うそうです。


作り手訪問。残念、ストビューでは入口まで。周囲はきれいな畑ですね。
Mezzo02
上空から見る限りは、建屋も立派で、周囲の畑もなかなかなものですよ。
場所はベルジュラックの町から南西に車で30分ほどのところ。
ソシニャック(Saussignac)という町の近く。聞いたことある名前ですね。

例によって、ベルジュラック周辺を中心にGoogle Map上に表します。
今日の作り手の所在も示しました。AOC Saussignacのエリアになるんですね。
Mezzo01
AOC Bergeracはドルドーニュ川流域でかなり広範囲に広がってます。
その中に甘口白のAOCなどを内包してます。クリック拡大でご確認を。


エチケット平面化画像。
IMG_2747
表ラベルは至ってシンプル。裏もベルジュラックAOCくらいしかわかりません。
インポーターラベルに「キュヴェ プレスティージュをベースにスタンダードを
ブレンドした限定キュヴェ」なんて書いてますが、このMezzoというのが、
日本市場向けの限定バージョンらしいですね。


さあ、抜栓。
IMG_2839
「Mezzo」専用、ノマコルクです。

コルク平面化。
IMG_2840
筆記体だからでしょうか、「Mezza」に見えます。(笑)

Alc.14.5%。(pH:3.64、Brix:7.5)
濃いガーネット。粘性の涙は細かく、色付き。
IMG_2841

ブラックベリー、チェリー。
シナモンかスパイスも。
甘み様の風味が乗ってますが、辛口アタック。
ごく微量のブレタノマイセスを感じますが、
まったく気にならない程度。
味の厚みは十分、構造感もしっかり感じますね。
若干酸が出てきたかと思うと、
収斂性のタンニンと拮抗して、いい感じ。
バランスの良さを現してると思われます。
余韻も引き続きのいいバランスで長いです。

そこらへんのベルジュラックとは一線を画す気がします。
う~ん、上等バージョンもやっぱり買ってみようかな?


*****


Château des Eyssards
Mezzo Bergerac Rouge 2016
RRWポイント 90点


Jean-Claude Rateau Bourgogne 2018

さて今日もブルゴーニュの色々な作り手のAOC Bourgogneを試すコーナー。(笑)
ジャン・クロード・ラトーは1979年コート・ドールで初めてビオディナミを採用。
ビオディナミ・ブルゴーニュの元祖にして自然派ワインの先駆者なんだそうで。


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ラトー家はボーヌの古くからの家系だそうですが、商売をするワイン生産者ではなく、
1haの畑で自家消費用に細々と作っていただけなんだそうです。
ジャン・クロードさんは子供の頃からこのワイン作りの手伝いが好きたっだそう。
17歳の時、庭でビオディナミの実験をすると、土が生き返り驚きの効果が出ます。
醸造学校を卒業すると、フランス国内を研修で回り、ビオディナミの先駆者、
ボジョレーのルネ・ボス・プラティエール氏を訪ね多くを学んだといいます。
修行から帰ると、ドメーヌ・ジャン・クロード・ラトーを設立。これが1979年。
今ではボーヌ周辺の8.5haの畑でビオディナミを実践したワインを作っています。
(因みに8.5haが一人で管理する限界だそうで、これ以上増やすことはないそうです。)


公式ページは「頑張って作りました」的な手作り風です。
日の丸マークがあるので日本語表示かと思って押すと、「ようこそ!」だけ。(笑)

ブルゴーニュ・ルージュは2004年のデータのままです。(笑)
ネットでも調べましたが、2018年も大きな変化はなさそうです。
・ピノ・ノワール 100%
ユーズド樽で8ヶ月の熟成だそうです。
畑はポマール村にあり、樹齢は60年にもなるそうです。
熟成の項目には「5年以内に飲むこと」と書いてます。
ビオだから長期熟成は品質が保てないんでしょうかね?


ドメーヌ・ジャン・クロード・ラトーを訪問してみましょう。
ボーヌの町から丘の方へD970線沿いに20分ほど歩くと右手にあります。
JCrateau00
周囲はボーヌの1級畑になります。写ってる人はジャン・クロードさん?(笑)

ただし、今日のAOCブルゴーニュはボーヌではなくお隣のポマール村。
Pommard001
それも、1級やポマール村名畑でもないので、県道D974号線のこっち側です。

例によって、Google Mapに書き込んで位置関係を確認しますよ。
JCrateau02
ジャン・クロード・ラトーも書き込んであるのでボーヌ側を確認ください。
そこからでは、ポマールのAOCブルゴーニュのエリアもそう遠くないですね。
いつものように、プルミエ・クリュ、村名畑の範囲も示しておきます。

そのポマール村のAOCブルゴーニュの畑へ行ってみます。
今日のワインの畑はどこかわかりませんが、雰囲気を見る例として。(笑)
JCrateau01
ポマールはアヴァン・ドゥーヌ川(l'Avant-Dheune)という小川が、
市街地の方から流れてきています。このあたりの地質は古い堆積土です。


エチケット平面化画像。
IMG_2815
裏ラベルはなくインポーターシールだけだったので、下に合体させました。


さあ、抜栓。
IMG_2817
まあ、汎用品はしかたないですね。

コルク平面化。
IMG_2818
5年以内の消費が推奨ですから、5年耐用のDIAM5で十分ですね。

Alc.12.5%。
しっかり濃いめのルビー。
IMG_2819

グロゼイユ(言ってみたかった…笑)、フランボワーズ。
紅茶。ミントっぽくも。
鉄、鉛筆の芯、醤油…色々出てくるような気が。
ビオだからでしょうか。(笑)
辛口アタック。
コテッと濃い味な気がしましたが、
うまみ・滋味となる部分は「地味」な感じです。(笑)
少し舌触りが気になりますね。
バランスはいいんですが個性的な風味に思います。
喉元にしっかりとアルコール感もあります。

いろいろ書きましたが、
楽しめるピノには違いないです。


*****


Jean-Claude Rateau
Bourgogne 2018
RRWポイント 90点


Kimura Cellars Marlborough Pinot Noir 2017

木村さんがニュージーランドで作るピノ・ノワールをいただきますよ。
日本を飛び出して海外でワイン作りに挑戦ってスゴイです。マジリスペクト。
過去、フランスドイツアメリカ、いろいろありました。ニュージーランドも。
やはりみんな選ぶ土地には拘りがあるんでしょう。今日のはマールボロです。


IMG_2802
木村滋久さんはキャピトル東急ホテルに10年間勤務、レストランでサービスを担当、
フランスのワイナリー巡りがきっかけでワイン造りに魅了され、醸造学を学ぶため、
ニュージーランドへ渡ったそうです。その後、2009年にキムラセラーズを設立。
ソーヴィニヨン・ブランに始まり、2012年からこのピノ・ノワールも作ってるそう。
なんだか、夢のあるゴイゴイスーなストーリーですね。


公式ページはなぜかすんごく日本ぽいです。デザインなのかフォントなのか。(笑)

今日のピノ・ノワールもデータシートがありました。
・ピノ・ノワール 100%
日本語の達者な(笑)サイトなので、そのままコピペしておきます。

<ワイン造り>
「原料は手摘みで収穫後、ワイナリーの選果台で1粒1粒を厳選しております。
1週間ほどの低温マセラシオンの後に発酵させ、ピシャージュは1日に2~4回行ないました。
野生酵母により発酵したワインが 40%ほどのブレンドに含まれています。
ワインはフレンチオーク(新樽30%)で11ヶ月熟成させています。」


さて、ワイナリー訪問と行きたいのですが、所在がまったく不明。
ブレナム空港から10分とのことで、空港から10分圏内を探るも見つからず。
仕方がないので、一緒に経営されているB&BのYoutube映像からコピペ。
Kimura01
1組限定(2名まで)だそうですが、部屋からは自社畑を見渡せるそうです。
『10年間、契約ブドウでワイン造りを行っておりましたが、2018年から
小さなソーヴィニヨン・ブランの自社畑を所有することに至りました。』
と書いてありましたから、ここがその自社畑なんでしょうね。

よ~し、もう一度捜索だ!と、敷地の形を頭に入れ、上空から再度探します。
するとどうでしょう。執念ですね。とうとう発見してしまいました!
Kimura03
この敷地の畑がソーヴィニヨン・ブランなんですね。

余計なお世話ですが、Google Mapで空港との位置関係を確認。
よっぽど飛ばさないと10分で着くのはきつそうです。(笑)
Kimura04
公式ページに住所を書いていないのは、教えたくないんでしょうね。
住所もわかっちゃいましたけど、ここには書かないようにいたします。

最後にニュージーランド地図でマールボロを確認しておきましょう。
Kimura02
OK?


ラベル平面化画像。
IMG_2639
確かに、薄っすらと桜の花びらがらせん状にデザインされてますね。


さあ、スクリュー回転です。
IMG_2800
キャップは無印です。ネックには桜の模様がありましたが。(最初の写真参照)

Alc.13%。
クリアな透け感のルビー。
IMG_2801

ラズベリー、イチゴ、プラム。
煮詰まったジャムのようなコクのある香りも。
樹皮のような樽香がしっかり効いています。
辛口アタック。
酸は控えめでいい感じですが、
味の深みがちょっと弱いかな~。
全体のバランスはいいと思います。
かすかなタンニンもいい演出です。
フィニッシュまでずっと楽しめましたが、
終始ちょっと軽め(薄め)なのが気になりました。

しかし、おいしいのは間違いないです。
何気に今までの日本人醸造家の中で最高点。


*****


Kimura Cellars
Pinot Noir 2017
Marlborough
RRWポイント 90点


Fontanafredda Ebbio Langhe Nebbiolo 2017

バローロ・エリアの大手、フォンタナフレッダのランゲ・ネッビオーロ。
ストライプスという縞々ラベルのカジュアルな雰囲気のシリーズです。
「EBBIO」なんて名前がついていますが、調べても意味は解らず。
多分ですが、Nebbioloの真ん中部分(N-ebbio-lo)を取ったと思われますが、
それでもその意味は不明。(笑)


IMG_2664
フォンタナフレッダと言えば、19世紀末にイタリアの初代国王の息子が、
その所有地を譲り受け設立した、バローロ作りの代表的ワイナリー。
全バローロ生産の6%をフォンタナフレッダが占めます。
(前は15%って書いていたような気がするんだけど…比率下がった?)


公式ページは何気にリニューアルされてるような気がします。

簡単ですが一応データシート完備です。
・Nebbiolo 100%
Langhe DOCは1994年にDOCになっています。
今日のように「Nebbiolo」と品種を表示する場合は85%以上必要です。
使用可能な黒品種は、ネッビオーロの他、バルベーラ、ドルチェット、カベソー、
メルロー、ピノ・ノワール、およびイタリアローカル品種のフレイザ(Freisa)。
ランゲDOCは熟成に関しての規定はないですが、今日のワインは木樽で8ヶ月、
更にボトルで2~3ヶ月やってるそうです。
ここで詳述はしませんが、シャルドネやアルネイスを使ったランゲ白もあります。


再訪ですが、
お城で有名なセッラルンガ・ダルバ(Serralunga d'Alba)のはずれにある、
フォンタナフレッダ村(!)に行ってみます。ちょっとした町ですね。
Fontanafredda02
施設がいろいろあり過ぎて、どこがワイナリーかわかりません。(笑)


前にも紹介したのですが、面白いフォンタナフレッダ周辺地図があります。
Fontanafredda01
今回は全体をフルでJPG化し転載させてもらいました。なんだか中世風。

今日はこの地図に近しいエリアのGoogle Mapで位置確認をします。
Fontanafredda03
わかりやすくするために若干イラストの建物も移設しました。(笑)


ラベル平面化画像。
IMG_0001
裏ラベルはインポーター貼り替えタイプです。


さあ、抜栓。
IMG_2662

コルクも平面化して全体デザインを見ます。
IMG_2659
ノマコルクですね。個人的にDIAMより好きです。

Alc.13.5%。
透け感ある若干茶味がかったガーネット。
IMG_2663

黒ベリー、ドライフルーツ、スパイス。
辛口アタック。
酸味は表に出てこないんですがフルーティな味わいです。
タンニンや苦味成分が味に複雑味を与えてくれてますね。
喉越しから余韻にかけて若い酸があるのにやっと気づきます。

バローロ、バルバレスコのようなのを期待するといけませんが、
それらとは違った方向で楽しめるネッビオーロでした。


*****


Fontanafredda
Ebbio Langhe Nebbiolo 2017
RRWポイント 90点


Viña Falernia Donna Maria Syrah 2014

ビニャ・ファレルニアのシラーです。スーパーで1000円ほどでした。
なぜ手に取ってしまったかというと、ラベルのAppassimentoの文字です。
以前この作り手のカルメネールをアパッシメントしたものを試しました。
正直微妙だったんですが、やっぱりここは何でもアパッシメントをやるんだと、
すごく気になってしまい、ちょっとリベンジ的にお試ししたくなりました。(笑)


IMG_2592
Appassimentoとは、イタリアなんかでよく行われている、収穫時期を遅らせ、
ブドウを樹上で陰干しして、果実の濃縮度を高めるという手法です。

やはり、ビニャ・ファレルニアを始めたオリヴィエール家はイタリアからの移民。
1951年、今日のワイン名にもなったDoña Maria Gramola Olivierお母さんとその一家が、
北イタリアDOC Trentinoの町トレント(トレンティーノ・アルト・アディジェ州)から、
チリの北方にあるエルキ・ヴァレー(Elqui Valley)に入植します。

息子さんでしょうか、アルド・オリヴィエールさんが1975年からブドウ栽培を開始。
イタリアで醸造家だった従弟ジョルジオ・フレッサティさんを呼び寄せ、
1998年にビニャ・ファレルニアを設立(結構新しい)、今に至るという訳です。


公式ページは画像豊富でなかなかいい感じ。

ワイン情報もしっかりあります。
・シラー 100%
お手頃価格のワインですが、手摘み収穫100%(15kg入りカゴで)です。
40%のブドウはアパッシメントで樹上で自然乾燥させ収穫、60%は通常収穫。
また全量ではないようですが、一部を仏オーク樽で6ヶ月熟成させています。


さあ、チリの北方、エルキ・ヴァレーにあるワイナリー訪問です。
Falernia01
木材を前面に使ったモダンな建物ですね。貯水池とエルキ川の畔は一面畑です。

アンデスから流れ出るクラロ川(Río Claro)の狭い河岸にブドウ畑が現れ、
やがてトゥルビオ川(Río Turbio)に名を変え、畑が山間に広がっていきます。
ビクーニャ(Vicuña)の町からビニャ・ファレルニアのあたりで畑は最大になり、
川も最終的にエルキ川(Río Elqui)となり、ラ・セレナ(La Serena)の町から、
太平洋に注ぎ込みます。これがエルキ・ヴァレー。エルキ川流域です。


恒例のGoogle Map書き込みでワイナリーの所在を確認します。
Falernia00
エルキ・ヴァレーは細長いチリの最北端のワイン産地になります。
(実際には、更に北のアタカマ砂漠の方の海岸側にHuasco Valleyや、
Copiapó Valleyという産地があります。)


ラベル平面化画像。
IMG_2470
かなりワイドなラベルは、左右の説明が裏ラベルを兼ねてる感じです。
おかげでインポーターラベルを貼るのに苦心したようです。

微妙にラベルに重なっていたので剥がして別撮りです。
IMG_2468
ワイン情報を盛り込もうという姿勢は評価できます。(笑)


さあ、スクリュー回転。
IMG_0078
無印スクリューキャップはお値段的に仕方ないですね。

Alc14.5%。濃ゆい。
濃いガーネット。
IMG_2591

カシス、ブルーベリーのコンポート。
シナモンかミント、スパイス…。
カルメネールのアパッシメントの時も感じましたが、
どうも個性的な香りになるようですね。
ちょっとコールタールかアスファルトの感じも。(笑)
辛口アタック。
奥に甘みを感じるんですが、甘々ではないな~とか思ってる間に、
結構厚みのある味が押し寄せてきて、結局程よいバランスになりました。(笑)
深み、凝縮感出すのにアパッシメントは有効なんでしょうね。
ただその副産物なのか、ハッカのような独特の風味はちょっと邪魔かも。

しかし、カルメネールはゴメンナサイでしたが、シラーは許せますね。
なんとなくアパッシメントの良さは出ていますから。
ここはカベソーのアパッシメントも出してるようです。試そうかな?


*****


Viña Falernia
Donna Maria Syrah 2014
RRWポイント 90点


E.Guigal Châteauneuf-du-Pape 2013

ある意味オーソドックスなギガルのシャトーヌフ・デュ・パプをいただきます。
このブログを始めてからでも2007年を試してますので今日のは2回目ですね。
どこの産地でも間違いない大手があるっていいですね。シャプティエなんかもいい。
無名なの含めいろんな作り手を試そうと常々思っていますが、たまには大手。(笑)


IMG_0073
ただ、ギガルのこのLa Collectionというシリーズ、ラベルデザインが野暮ったい。
ひと目でギガルとわかるからいいんでしょうが、色どりといい少々古くさい気が…。


公式ページは何気にリニューアルされてました。トップページはChâteau d’Ampius。
コート・ロティのローヌ川沿いに佇む古城を1995年にギガルが取得しました。

ワイン詳細がミレジム毎にちゃんと載っています。今日のセパージュは…
・グルナッシュ 70%
・ムールヴェードル 15%
・シラー 10%
・その他 5%
出ました「その他」。シャトーヌフではよくありますね。「不明」なんでしょうか。
オークの大樽(foudre)で2年の熟成です。

AOCシャトーヌフ・デュ・パプは13種類のブドウを使っていいのですが、
その13種の名前を以下に挙げておきます。

1)グルナッシュ:Grenache (Noir, Gris, Blanc)(黒・グリ・白)
2)シラー:Syrah(黒)
3)ムールヴェードル:Mourvèdre(黒)
4)サンソー:Cinsault(黒)
5)クレレット:Clairette (blanche, rose)(白・ローズ)
6)ヴァカレーズ:Vaccarèse(黒)
7)ブールブラン:Bourboulenc(白)
8)ルーサンヌ:Roussanne(白)
9)クノワーズ:Counoise(黒)
10)ミュスカルダン:Muscardin(黒)
11)ピクプール:Picpoul (blanc, gris, noir)(黒・グリ・白)
12)ピカルダン:Picardan(白)
13)テレ・ノワール:Terret noir(黒)

グルナッシュやピクプールは黒(Noir)も白(Blanc)も1種類で数えられてます。
このAOCの規定は、赤でも、白でも、何%でもいいというゆるゆるな感じですが、
これら以外、ローヌならありそうなヴィオニエやマルサンヌを使うとアウトです。
以上でわかるようにAOCシャトーヌフ・デュ・パプには少量ながらもあります。


再訪ですが、作り手訪問。コート・ロティのあるアンピュイ(Ampuis)です。
guigale0
こうなると、もう町ごとギガルって感じです。(笑)

位置関係を北部ローヌの地図で確認します。
guigale1
コート・ロティにギガルあり。ただ、今日試すのは南部ローヌのシャトーヌフです。

南部ローヌの地図でシャトーヌフ・デュ・パプ他を見ておきましょう。
guigale2
ギガルは南部ローヌは本拠地ではないのですが、ローヌ全体をカバーしつつ、
シャトーヌフなんかへのこだわりはあったんでしょう。なぜなら…

シャトーヌフ・デュ・パプにあるChâteau de Nalysというシャトーを2017年に取得します。

シャトーヌフには並々ならぬ思い入れがあるのか、サイトもしっかりギガル化しています。
まあ、今日のワインは2013年ですから、ここから来てることはないのですが。(笑)

ついでなので一応訪問しておきます。
guigale3
ギガルの南部ローヌの拠点ということになるのでしょうか。


エチケット平面化画像。
IMG_0059-(1)
裏ラベル下のサインの所が汚れてますが、インポーターシールの剥がし跡です。

こんな貼り方だったんですよ。
IMG_0059-(1)
バーコードを隠したかったのはわかりますが、もう少し配慮が欲しいです。


さあ、抜栓。
IMG_0068
当たり前ですが、キャップシール、コルクともギガル専用品。

コルク平面化。
IMG_0070
シャトーヌフとも書いてないし、第一ミレジムがどこにもないです。
ちょっと残念な感じ。

Alc.14.5%。
濃いめのガーネット。エッジは若干クリア。
IMG_0071

黒ベリー、ダークチェリー、スパイス。
動物的...かすかなブレタノマイセスはお約束かな。
これぐらいならいいアクセントです。
辛口アタック。
若干酸味も乗っていましたが、
すぐに厚みのしっかりした味の実体に到達。
構造感は圧倒的なのに重々しくない。
なかなかのバランス。

しかし重々しいのが欲しい時もあるんですよね。
そういう意味では期待が大きすぎたかな。


*****


E.Guigal
Châteauneuf-du-Pape 2013
RRWポイント 90点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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